JPH08180576A - カードリーダのカード搬送機構 - Google Patents

カードリーダのカード搬送機構

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JPH08180576A
JPH08180576A JP32501794A JP32501794A JPH08180576A JP H08180576 A JPH08180576 A JP H08180576A JP 32501794 A JP32501794 A JP 32501794A JP 32501794 A JP32501794 A JP 32501794A JP H08180576 A JPH08180576 A JP H08180576A
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JP
Japan
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card
roller
drive roller
drive
pad
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Pending
Application number
JP32501794A
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English (en)
Inventor
Motohiro Iizawa
元啓 飯沢
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動ローラやバッドローラの変形を防止で
き、安定した押圧力が得られると共に、低電力なカード
リーダのカード搬送機構を提供すること。 【構成】 カード1が搬送されるカード搬送路3に配置
した駆動ローラ23Cに対向配置され、同駆動ローラ2
3Cに対して接離自在に支持されたパッドローラ24C
を、離間付勢部材45で常時、駆動ローラ23Cから離
間させる向きに付勢し、カード1通過時に電磁付勢手段
43を駆動して駆動ローラ23Cに向かって付勢し、電
磁付勢手段43による駆動力を、駆動ローラ23Cに対
するパッドローラ24Cの押圧力としたカードリーダ2
のカード搬送機構8。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カードの磁気情報
の記録再生を行なうカードリーダのカード搬送機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気情報を記録再生できる磁気記録層を
有する磁気カードは、カードリーダに設けられた駆動ロ
ーラと弾性部材で駆動ローラに付勢されたパッドローラ
とに挟持されてカードセンサーが配置されたカード搬送
路を搬送されつつ、磁気ヘッドと同ヘッドに対向配置さ
れたヘッドパッドローラとの間に挟持されてその磁気情
報の処理を行なわれている。カードセンサーは、カード
搬送路内のカードの位置を検知し、その検知信号により
カードの停止位置や磁気情報の書き込み時期等を定めて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したパッドローラ
は、弾性部材によって常時駆動ローラに所定の押圧力で
付勢されているため、経時的に駆動ローラやパッドロー
ラの変形及び、弾性部材のバネ力の変化などによる耐久
性に問題があった。カードをカード搬送路の基準面に確
実に寄せるために、駆動ローラとパッドローラとを離間
させる場合があるが、この場合、離間動作をソレノイド
等の電磁付勢手段により引っ張って行なっているので、
常時パッドローラを離間位置に保持しようとする場合、
ソレノイドを通電状態にしなければならず消費電力の無
駄があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、カードが搬送されるカード搬送路に配置した駆
動ローラに対向配置され、同駆動ローラに接離自在に支
持されたパッドローラと、駆動ローラに向かって付勢す
る電磁付勢手段と、同パッドローラを駆動ローラから離
間させる向きに付勢する離間付勢部材とを備え、上記電
磁付勢手段の付勢力を、上記駆動ローラに対する上記パ
ッドローラの押圧力とした。請求項2記載の発明は、カ
ードを検知してカード検知信号を出力するカード検知手
段と、上記カード検知信号の出力時に電磁付勢手段を駆
動する制御手段とを有する。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によると、カード搬送路に
配置した駆動ローラに対向配置され、同駆動ローラに対
して接離自在なパッドローラは、離間付勢部材により駆
動ローラから離間させる向きに付勢され、電磁付勢手段
が駆動するとその駆動力により駆動ローラに向かって押
圧付勢される。請求項2記載の発明によると、カード検
知手段によりカードが検知されると、制御手段により電
磁付勢手段が駆動されて離間付勢部材の付勢力によって
駆動ローラから離れていたパッドローラが駆動ローラに
圧接される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図3において、符号1は、磁気カードの一例である
航空搭乗券(以下「ATB券」と称す)を示す。このA
TB券1は、厚さが薄い紙材で券の搬送方向に向かって
長く作られたフレキシブルな軟カードであって、その表
面には、出発地や目的地等の印字データ(図示せず)が
表示され、裏面の一側には、磁気記録層としての磁気ス
トライプ1aが券の長手方向に沿って設けられている。
磁気ストライプ1aには、表面の印字データを含むデー
タが磁気的に記録される。ATB券1は、連続した状態
で図示しないストッカー内に積載されていて、図1に示
すカードリーダ2の第1挿入口13または第2挿入口1
4から挿入されてカッターKによって接合部Cで切断さ
れて一枚づづに切り離される。
【0007】図1に示すカードリーダ2は、第1挿入口
13と排出口12とを結ぶ第1カード搬送路3に設けた
下述するカード搬送機構8と、第2挿入口14と排出口
12とを結ぶ第2カード搬送路4に設けた下述するカー
ド搬送機構9とを備えている。第1カード搬送路3と第
2カード搬送路4は、第1挿入口13と第2挿入口14
にそれぞれ挿入されるATB券1を共通の排出口12に
向かってカード搬送機構8とカード搬送機構9で搬送す
る。第1挿入口13と第2挿入口14とは、カードリー
ダ2の上部側面に配置されていて、排出口12は、カー
ドリーダ2の下部側面に配置されている。
【0008】第1挿入口13と第2挿入口14の近傍に
は、挿入されるATB券1の磁気情報の読み取り(リー
ド)を行なう磁気ヘッド7A,7Bが、第1カード搬送
路3と第2カード搬送路4にそれぞれ臨んで設けられて
いる。第1カード搬送路3と第2カード搬送路4の合流
部Xには、カードリーダ2の底部に向かって下り傾斜に
形成された退避路11が連通している。
【0009】カード搬送機構8は、第1カード搬送路3
の上流側となる第1挿入口13の近傍に設けた第1駆動
手段5と、第1カード搬送路3の下流側となる排出口1
2の近傍に設けた第2駆動手段10、電磁付勢手段とし
ての電磁ソレノイド43と連結機構44及び離間付勢部
材としての引っ張りコイルバネ45とを備えている。な
お、カード搬送機構9は、駆動モータ5Aと同様に搬送
速度の低い駆動モータ6Aを有する以外の構成は、カー
ド搬送機構8と略同一構成に形成されているので、カー
ド搬送機構9の説明は省略する。
【0010】第1駆動手段5は、駆動モータ5Aで回転
駆動される複数の第1駆動ローラ23A,23B,23
C、駆動ローラ23A,23B,23Cにそれぞれ対向
配置されたパッドローラ24A,24B,24Cから主
に構成されている。第1駆動ローラ23A,23Bは、
駆動軸26と支持軸27にそれぞれ固定されて、第1挿
入口13近傍の第1カード搬送路3内に臨んで配置され
ている。第1駆動ローラ23Cは、カードリーダ2のフ
レーム29に設けられた駆動軸28に固定されて第1駆
動手段5と第2駆動手段10との中間に配置されてい
る。フレーム29は、第1カード搬送路3の一側面をな
すと共に搬送時の基準面となっている。フレーム29と
対向側のカード搬送路3上には、搬送されるATB券1
をフレーム29に向かって押圧付勢する板バネ33が複
数配置されている。
【0011】駆動軸26,28及びフレーム29に設け
られた支持軸25には、駆動モータ5Aの出力軸5Bに
固定された駆動プーリ32Bに巻掛けられた駆動ベルト
32Eが掛かるプーリ32A,32C,32Dがそれぞ
れ固定されている。駆動軸26と支持軸27とには、連
結ベルト31が巻きかけられるプーリ30A,30Bが
固定されている。
【0012】第1パッドローラ24A,24Bは、フレ
ーム29に固定された支持体22に設けられた支軸2
0,21に回転自在に支持されて、第1駆動ローラ23
A,23Bの上方に配置されている。支軸20,21に
は、引っ張りバネ19で下方に向かって付勢された押圧
板18がそれぞれ圧接している。
【0013】パッドローラ24Cは、図2に示すよう
に、連結機構44を介して電磁ソレノイド43と接続し
ていて、第1駆動ローラ23Cに対して接離自在に支持
されている。連結機構44は、フレーム29に支持され
た回動軸17に固定され第1パッドローラ24cを回動
自在に支持する支持レバー16と、一端46aを電磁ソ
レノイド46の可動片43aにピン結合され他端46に
引っ張りコイルバネ45が係止されたレバー46と、回
動軸17に基端47aが固定され、中央に形成された長
孔47bにレバー46に固定したピン48が緩嵌される
回動アーム47とから構成されている。
【0014】電磁ソレノイド43は、制御手段としての
制御基板49に接続している。電磁ソレノイド43は、
制御基板49から駆動信号が印加されると可動片43a
を引込むようになっていて、通常、引っ張りコイルバネ
45の付勢力により実線位置まで引き出されている。す
なわち、第1パッドローラ24Cは、実線で示すよう
に、通常、引っ張りコイルバネ45の付勢力により第1
駆動ローラ23Cから離れる離間位置に置かれていて、
電磁ソレノイド43が駆動すると2点鎖線で示す第1駆
動ローラ23Cとの圧接位置まで回動するようになって
いる。
【0015】駆動モータ5Aは、正逆回転可能なステッ
プモータであって、制御基板49等に接続していて、第
1挿入口13近傍に配置され制御基板49に接続するカ
ードセンサーS1がATB券1の挿入を検知すると、正
回転方向に回転駆動され、第1駆動ローラ23Cの近傍
に設けられ制御基板49に接続するカード検知手段とし
てのカードセンサーS2が搬送されるATB券1の先端
を検知すると、検知されたATB券1と次のATB券1
との連結部CをカッターKの近傍で停止させるタイミン
グで停止するようになっている。
【0016】駆動モータ5Aは、磁気ヘッド7Aによる
磁気情報の読み取りエラーが発生すると、逆回転方向に
駆動するようになっている。正回転方向とは、ATB券
1を排出口12に向かって搬送する回転方向で、図1に
おいて反時計回り方向をいい、逆回転方向とはATB券
1を第1挿入口13に向かって搬送する回転方向で、時
計回り方向を指す。
【0017】制御基板49は、カードセンサーS1がA
TB券1を検知すると駆動モータ5Aや第2搬送手段1
0の一部を構成する第2駆動源としての駆動モータ15
を正回転方向に回転駆動するように制御すると共に、カ
ードセンサーS2がATB1を検知してカード検知信号
が発せられている間は、電磁ソレノイド43を駆動する
ようになっている。つまり、ATB券1がカードセンサ
ーS2上を通過しているときは、電磁ソレノイド43は
駆動状態となっている。
【0018】第2搬送手段10は、制御基板49に接続
した正逆回転可能な駆動モータ15、駆動モータ15で
駆動される第2駆動ローラ35A,35Bと第2パッド
ローラ36A,36Bから主に構成されている。駆動モ
ータ15の出力軸15aと、第2駆動ローラ35Aの駆
動軸35Aaには、ベルト37が掛け渡されたプーリ3
8,39がそれぞれ固定されている。駆動軸35Aaと
第2駆動ローラ35Bの支持軸35Baには、ベルト4
0Cが巻きかけられるベルトプーリ40A,40Bがそ
れぞれ固定されていて、第2駆動ローラ35Aと第2駆
動ローラ35Bとを一体回転可能としている。第2パッ
ドローラ36A,36Bは、第2駆動ローラ35A,3
5Bに図示しない付勢手段によって圧接されている。第
2駆動ローラ35Aから第1駆動ローラ23Cまでの搬
送路長さ、及び第1駆動ローラ23Cから第1駆動ロー
ラ23B間での搬送路の長さは、それぞれATB券1の
全長よりも短く設定されている。
【0019】第2駆動ローラ35Bと軸方向にずれた部
位には、搬送されるATB券1に磁気情報の記録再生を
する磁気ヘッド41が、第1カード搬送路3に臨んで配
置されている。磁気ヘッド41の上方には、図示しない
付勢手段によって磁気ヘッド41に向かって付勢された
ヘッドパッドローラ42が対向配置されている。
【0020】第2駆動ローラ35A,35Bの間には、
カードセンサーS3が配置されている。カードセンサー
S3は、ATB券1を位置を検知するもので、ここで
は、磁気ヘッド41によるATB券1への磁気情報の書
き込み(ライト)、再処理(リトライ)、再生読み取り
(ベリファイ)におけるエラー発生時に、ATB券1の
後端1Bを検知して駆動モータ5,15を一旦停止さ
せ、駆動モータ15だけを逆回転方向に回転駆動させる
と共に、ATB券1の先端1Aを検知すると、再び駆動
モータ15を正回転方向に回転駆動させるようになって
いる。
【0021】このような構成のカードリーダ2のカード
搬送機構8によると、ATB券1が第1挿入口13に挿
入されてカードセンサーS1に検知されると、駆動モー
タ5Aと駆動モータ15が正回転方向に駆動されて第1
駆動ローラ23A,23B,23Cと、第2駆動ローラ
35A,35Bが、それぞれ反時計回り方向に回転し、
ATB券1が第1カード搬送路3内に取り込まれる。取
り込まれたATB券1が磁気ヘッド7Aまで到達する
と、磁気情報の読み出しが行なわれ、読み出しエラーが
なければそのまま搬送される。読み出しエラーが発生す
ると駆動モータ5Aが逆方向回転して、ATB券1が第
1挿入口13に逆搬送される。
【0022】第1搬送路3内を搬送されるATB券1の
先端1AがカードセンサーS2に検知されると、電磁ソ
レノイド43が駆動されると共に、ATB券1の切断部
CがカッターKの近傍まで到達したところで駆動モータ
5Aが停止し、図示しない制御手段からのカット信号に
よってカッターKが動作して連続状態にあったATB券
1が1枚のATB券1に切断される。この時、電磁ソレ
ノイド43は、オフ状態となり、パッドローラ24C
は、駆動ローラ23Cから離れATB券1はフリー状態
となる。切断されたATB券1は、板バネ33により搬
送基準面であるフレーム29側に押圧されると共に、連
続状態のATB券1は、第1駆動ローラ23A,23B
と第1パッドローラ24A,24Bとの間に挟持された
待機状態に置かれる。
【0023】電磁ソレノイド43が駆動すると、可動片
43aが引き込まれてレバー45が図2において上方に
変位して回動レバー47が回動する。すると、回動軸1
7が図2において時計回り方向に回動して支持レバー1
6に支持された第1パッドローラ24Cが第1駆動ロー
ラ23Cに圧接され、カットされたATB券1を電磁ソ
レノイド43の吸引力により挟持する。
【0024】カットされたATB券1を搬送する時期に
なると、制御基板49によって駆動モータ5A,15が
正回転方向に駆動され、カットされたATB券1が第1
駆動ローラ23Cと第1パッドローラ24Cの間から第
2搬送手段10に向かって搬送される。そしてATB券
1の後端1BがカードセンサーS2上を通過しおえる
と、制御基板49による電磁ソレノイド43への通電が
断たれ、引っ張りコイルバネ45の付勢力によってレバ
ー46,47が戻され、第1パッドローラ24Cが図2
に実線で示す離間位置まで戻される。
【0025】このように、ATB券1の通過時だけ、電
磁ソレノイド43を駆動して第1パッドローラ24Cを
第1駆動ローラ23Cに圧接させるので、従来のよう
に、電磁ソレノイドでパッドローラを駆動ローラから離
間させるものに比べて通電時間を短縮することができる
と共に、常時付勢されないので第1駆動ローラ23Cや
第1パッドローラ24Cの変形を防止できる。
【0026】また、第1パッドローラ24Cによる第1
駆動ローラ23Cへの押圧力(パッド圧)は、電磁ソレ
ノイド43の可動片43aの移動量によって調整できる
ため、従来のようにバネ力によってパッド圧を設定する
場合に比べて、バネの経時変化によるパッド圧の変動が
ないので、パッド圧を安定して付与できると共に、その
設定を容易に行なうことができる。
【0027】一方、第2駆動手段10に向かって搬送さ
れたATB券1は、磁気情報の書き込みの必要がなけれ
ば、そのまま排出口12から排出され、書き込みの必要
がある場合、第1カード搬送路3の下流側で磁気ヘッド
41とヘッドパッドローラ42との間に挟持されつつ磁
気情報の書き込みが行なわれる。ATB券1は、書き込
みにエラーが発生しなければ、排出口12から排出され
る。
【0028】磁気情報の書き込みにエラーが発生した場
合、カードセンサーS3によりATB券1の後端1Bが
検知されると、駆動モータ5A,15が一旦停止した
後、駆動モータ15が逆回転方向に回転駆動する。する
と、第2駆動ローラ35Bと第2パッドローラ36Bに
挟持されて停止したATB券1が、退避路11に向かっ
て逆搬送される。逆搬送されるATB券1の先端1Aを
カードセンサーS3が検知すると、駆動モータ15が再
び正回転方向に回転駆動して磁気ヘッド41による再書
き込み(リトライ)が行なわれる。再読み込みされたA
TB券1の後端1BをカードセンサーS3が検知する
と、駆動モータ15を逆回転方向に回転駆動して一旦A
TB券1を退避路11に導入する。そして、カードセン
サーS3により再び先端1Aが検知されると、駆動モー
タ15が正回転方向に回転駆動して、磁気ヘッド41に
よる再読み取り(ベリファイ)が行なわれ、排出口12
から排出される。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、駆動ロー
ラに対して接離自在支持され、離間付勢部材により同駆
動ローラから常時離間させる向きに付勢されたパッドロ
ーラを、電磁付勢手段の駆動力で駆動ローラ向かって押
圧付勢するので、駆動ローラ及びパッドローラの変形を
防止できると共に、駆動ローラに対する押圧力を容易に
設定でき、安定させることができる。また、電磁付勢手
段の初期の駆動力は、離間付勢部材に抗する力だけで良
いので、電磁付勢手段の駆動力は小さくて済む。このこ
とは、電磁付勢手段への通電量が少なくて済むことにつ
ながる。請求項2記載の発明によれば、カード検知手段
によりカードが検知されたときだけ電磁付勢手段が駆動
して離間付勢部材の付勢力によって駆動ローラから離れ
ていたパッドローラが駆動ローラに圧接されるので、電
磁付勢手段によりパッドローラを駆動ローラに付勢する
従来の場合に比べて通電時間が短くて済み、消費電力の
低減による装置の低コスト化につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカード搬送機構と同カ
ード搬送機構を有するカードリーダの概略構成を示す側
面図である。
【図2】本発明の主要部であるカード搬送機構の構成と
動作を示す側面図である。
【図3】カードの一例であるATB券を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 カード 2 カードリーダ 3 カード搬送路 23C 駆動ローラ 24C パッドローラ 43 電磁付勢手段 45 離間付勢部材 49 制御手段 S2 カード検知手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードが搬送されるカード搬送路に配置し
    た駆動ローラと、 上記駆動ローラに対向配置され、上記駆動ローラに対し
    て接離自在に支持されたパッドローラと、 上記パッドローラを上記駆動ローラに向かって付勢する
    電磁付勢手段と、 上記パッドローラを上記駆動ローラから離間させる向き
    に付勢する離間付勢部材とを備え、 上記電磁付勢手段による付勢力を、上記駆動ローラに対
    する上記パッドローラの押圧力としたカードリーダのカ
    ード搬送機構。
  2. 【請求項2】上記カードを検知してカード検知信号を出
    力するカード検知手段と、上記カード検知信号の出力時
    に上記電磁付勢手段を駆動する制御手段とを有する請求
    項1記載のカードリーダのカード搬送機構。
JP32501794A 1994-12-27 1994-12-27 カードリーダのカード搬送機構 Pending JPH08180576A (ja)

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