JPH08147870A - カードリーダのカード搬送機構 - Google Patents

カードリーダのカード搬送機構

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JPH08147870A
JPH08147870A JP28788894A JP28788894A JPH08147870A JP H08147870 A JPH08147870 A JP H08147870A JP 28788894 A JP28788894 A JP 28788894A JP 28788894 A JP28788894 A JP 28788894A JP H08147870 A JPH08147870 A JP H08147870A
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rollers
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Shigeki Oguchi
茂貴 小口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短い搬送路において、適正なカード搬送力と
保守点検効率とを部品点数を減らして達成するカード搬
送機構を提供すると共に、低コストで小型のカードリー
ダを提供すること。 【構成】 カード搬送方向Bに並列されて駆動モータで
回転駆動される一対の駆動ローラ23A,23Bにそれ
ぞれ対向配置され、支軸37,38によって駆動ローラ
23A,23Bに対して接離方向Dに摺動自在に支持さ
れた一対のパッドローラ24A,24Bと、各支軸3
7,38と当接し、パッドローラ24A,24Bの中間
作用線L上に設けられ、パッドローラ24A,24Bの
配列方向に揺動自在かつ、支軸37,38との接離方向
Dに摺動自在に回動支点軸41で支持されたパッドレバ
ー25と、中間作用線L上に設けられ、パッドローラ2
4A,24Bを駆動ローラ23A,23Bに付勢する弾
性部材43,44とを具備するカードリーダのカード搬
送機構5。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気情報の記録再生を
行なえるカードリーダのカード搬送機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】磁気情報を記録再生できる磁気記録層を
有するカードは、カードリーダの駆動ローラとパッドロ
ーラとに挟持されて搬送路を搬送されつつ、磁気ヘッド
と同ヘッドに対向付勢されたヘッドパッドローラとに挟
持されてその磁気処理を行なわれている。駆動ローラ
は、カード挿入口近傍と磁気ヘッドと同軸上に配置され
ていて、各パッドローラは、それぞれ個別に駆動ローラ
に対して付勢されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カードリー
ダの小型化を図る場合、搬送路を短くすることが有効で
あるが、搬送路を短くするとスペースが小さくなるので
今までのパッドローラを個別に付勢し機構では無理があ
り、また、各パッドローラのパッド圧を調整するのが面
倒となり、適正なカード搬送力が出せないと共に保守点
検の効率が良くないといった問題点を含んでいる。本発
明の目的は、短い搬送路において、適正なカード搬送力
と保守点検効率とを部品点数を減らして達成するカード
搬送機構を提供すると共に、低コストで小型のカードリ
ーダを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
カードリーダのカード搬送機構では、カード搬送方向の
上流側と下流側に並列配置され駆動モータで回転駆動さ
れる一対の駆動ローラと、上記一対の駆動ローラにそれ
ぞれ対向配置され、その支軸によって上記各駆動ローラ
に対して接離方向に摺動自在に支持された一対のパッド
ローラと、上記それぞれの支軸と当接するパッドレバー
と、上記パッドローラの中間作用線上に設けられ、上記
パッドレバーを上記パッドローラの配列方向に揺動自在
かつ、上記支軸との接離方向に摺動自在に支持する回動
支点軸と、上記中間作用線上に設けられ、上記パッドロ
ーラを上記駆動ローラに付勢する弾性部材とを備する。
請求項2記載のカードリーダのカード搬送機構では、請
求項1記載の回動支点軸を弾性部材で押圧付勢してい
る。
【0005】
【作用】本発明によると、カード搬送方向の上流側の駆
動ローラとパッドローラの間にカードが位置すると、パ
ッドローラの支軸が同パッドローラを駆動ローラから離
間する方向に持ち上げ、同支軸と当接したパッドレバー
が回動支点軸を中心に下流側に揺動し、パッドローラの
中間作用線上に設けた弾性部材の付勢力がカード搬送方
向の上流側のパッドローラに与えられる。取込まれたカ
ードが並設した一対の駆動ローラとパッドローラとの両
者の間に搬送されると、各パッドローラの支軸によって
パッドレバー全体が離間方向に持ち上げられ、パッドロ
ーラの中間作用線上に設けた弾性部材の付勢力が各パッ
ドローラに均等に与えられる。カード搬送方向の下流側
の駆動ローラとパッドローラとの間にカードが搬送され
ると、パッドローラの支軸が同パッドローラを駆動ロー
ラから離間する方向に持ち上げ、同支軸と当接したパッ
ドレバーが回動支点軸を中心に上流側に揺動し、パッド
ローラの中間作用線上に設けた弾性部材の付勢力がカー
ド搬送方向の下流側のパッドローラに与えられる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図10において、符号1は、カードの一例である航
空搭乗券(以下「ATB券」と称す)を示す。このAT
B券1は、厚さが薄い紙材で券の搬送方向に向かって長
く作られたフレキシブルな磁気券であって、その表面に
は、出発地や目的地等の印字データ(図示せず)が表示
され、裏面の一側には、磁気記録層としての磁気ストラ
イプ1aが券の長手方向に沿って設けられている。磁気
ストライプ1aには、表面の印字データを含むデータが
磁気的に記録されている。ATB券1は連続して図示し
ないストッカー内に積載されていて、図1に示すカード
リーダ2の第1挿入口13、第2挿入口14から挿入さ
れてカッターKによって接合部Cで切断されて一枚づづ
に切り離される。
【0007】図1に示すカードリーダ2は、第1搬送路
3と第2搬送路4内でATB券1をそれぞれ搬送するカ
ード搬送機構5,6、ATB券1の磁気情報の読み取り
を行なう磁気ヘッド7,8、第1搬送路3と第2搬送路
4との双方に接続する第3搬送路9とその搬送手段10
及び、第3搬送路9と接続する回収路11とを備えてい
る。
【0008】第3搬送路9は、その終端側9aを排出口
12と連通し、始端側9bを各搬送路3,4の終端側3
a,4a、及び回収路11の挿入側11aと連通してい
る。第1搬送路3及び第2搬送路4は、湾曲した通路で
あって、その始端側3b,4bを第1挿入口13と第2
挿入口14とにそれぞれ連通している。搬送手段10
は、正逆回転可能な駆動モータ15、駆動モータ15で
駆動される駆動ローラ16A,16Bとその従動ローラ
17A,17Bから主に構成されている。
【0009】駆動モータ15の駆動軸15aと、駆動ロ
ーラ16Aの軸16Aaには、ベルト20が掛け渡され
たプーリ18,19が固定されている。駆動ローラ16
Aと駆動ローラ16Bとは、その軸16Aa及び16B
aに固定されたベルトプーリ21A,21Bに巻かれた
ベルト21Cによって一体回転駆動されるようになって
いる。従動ローラ17A,17Bは、駆動ローラ16
A,16Bに圧接している。また、駆動ローラ16Bと
同軸上には、磁気ヘッド22Aが第3搬送路9に臨んで
設けられており、磁気ヘッド22Aの対向側には、ヘッ
ドパッドローラ22Bが図示しない付勢手段によって磁
気ヘッド22Aに付勢されている。磁気ヘッド22A
は、磁気情報の書込み及び読み取り機能を備えている。
【0010】カード搬送機構5,6は、その構成を同一
としているので、カード搬送機構5について説明し、カ
ード搬送機構6の説明は省略する。カード搬送機構5
は、両矢印Bで示すカード搬送方向に並列され、駆動モ
ータ5Aで回転駆動される一対の駆動ローラ23A,2
3B、駆動ローラ23A,23Bにそれぞれ対向配置さ
れたパッドローラ24A,24B及びパッドローラ24
A,24Bを駆動ローラ23A,23Bに付勢するパッ
ドレバー25から主に構成されている。
【0011】駆動ローラ23A,23Bは、駆動軸26
と支持軸27にそれぞれ固定されて、第1挿入口13近
傍の第1搬送路3内に同搬送路3の下側から臨んでい
る。支持軸27は、図4に示すように、カードリーダ2
のフレーム29と第1搬送路3の下ガイド板32に軸受
30C,30Dを介して回転自在に支持されている。フ
レーム29より外側に位置する支持軸27の一端27a
には、プーリ31Aが固定されている。駆動軸26は、
図2に示すように、フレーム29と第1搬送路3の基準
面となるフレーム28に軸受30A,30Bを介して回
転自在に支持されて両フレーム28,29を貫通してい
る。フレーム28の外側に位置する駆動軸26の一端2
6aには、プーリ32Aが固定され、フレーム29の外
側に位置する駆動軸26の他端26bには、プーリ31
Bが固定されている。プーリ31A,31Bには、連結
ベルト31Cが巻きかけられている。
【0012】図1に示す駆動ローラ23Bと駆動ローラ
16Aの間に位置する第1搬送路3内には、回転自在な
支持軸33に固定された駆動ローラ23Cが臨んでい
る。駆動ローラ23Cには、図示しないアクチュエータ
によって回動される回動軸34に支持された従動ローラ
35が圧接されている。プーリ32Aには、駆動モータ
5Aの出力軸5Bに固定された駆動プーリ32Bと支持
軸33に固定されたプーリ32C及びフレーム28に回
転自在に設けられた支持軸36に固定されたプーリ32
Dとに掛けられた駆動ベルト32Eが掛けられている。
【0013】パッドローラ24A,24Bは、支軸3
7,38に回転自在に支持されている。支軸37,38
は、図3,図5に示すように、フレーム28,29に固
定されて駆動ローラ23A,23Bよりも上方に配置さ
れたガイドブロック39に形成された一対の軸受溝39
A,39Bに上方から落とし込まれて支持されており、
パッドローラ24A,24Bを第1搬送路3の略中央に
配置している。軸受溝39A,39Bは、図3に両矢印
Dで示す接離方向となる上下方向に向かって延出してお
り、パッドローラ24A,24Bの周面を第1搬送路3
内に臨ませて駆動ローラ23A,23Bと接触させてい
る。
【0014】軸受溝39Aと軸受溝39Bとの中間に位
置するガイドブロック39には、バネ掛けピン40を同
ブロック39の下面39C側から嵌入する、図5に両矢
印Aで示す第1搬送路3の幅方向に向かって延出した段
部39Dが形成されている。この段部39Dの両端に
は、開口より大きい切欠き39E,39Fが形成されて
いる。段部39Dの上方には、第1搬送路3の幅方向に
向かって延出する凹部39Gが形成されている。この凹
部39Gには、パッドレバー25を支持する回動支点軸
41が上方から挿入される。
【0015】パッドレバー25は、図6(a),
(b),(c)に示すように、断面がコの字状であっ
て、その上部25aに、第1搬送路3の幅方向に延出す
る一対のバネ掛け突起25b,25cが形成されてい
る。パッドレバー25の側面25d,25eには、側面
を二等分する中間作用線L上に回動支点軸41が挿通固
定される孔42がそれぞれ穿設されている。バネ掛け突
起25b,25cもこの中間作用線L上に配置されてい
る。
【0016】回動支点軸41が固定されたパッドレバー
25は、凹部39Gに支点回動軸41を挿入すること
で、図3に示すように、回動支点軸41を中心にカード
搬送方向に対して回動自在に支持されると共に、接離方
向である上下方向に摺動自在に支持され、回動支点軸4
1の前後に位置する下端縁25A,25Bを支持軸3
7,38に接触させている。つまり、駆動ローラ23A
は、中間作用線Lを境にカード搬送方向の上流側に配置
され、駆動ローラ23Bはカード搬送方向の下流側に配
置されている。
【0017】バネ掛け突起25b,25cとバネ掛けピ
ン40の両端との間には、図3,図4に示すように、引
っ張りコイルバネ43,44が係止されていて、パッド
レバー25の下端縁25A,25Bを支持軸37,38
に圧接させてパッドローラ24A,24Bを駆動ローラ
23A,23Bに付勢している。
【0018】フレーム28側に位置するガイドブロック
39の部位には、ヘッドパッドローラ45を回転自在に
支持する支軸47が、第1搬送路3内にヘッドパッドロ
ーラ45を臨ませて配置されている。ヘッドパッドロー
ラ45は、磁気ヘッド7と対向配置されている。支軸4
7は、ガイドブロック39に一端を固定された板バネ4
6によって、磁気ヘッド7に向かって一定の押圧力で付
勢されている。
【0019】駆動モータ5Aは、正逆回転可能なステッ
プモータであって、第1挿入口13近傍に設けられたカ
ードセンサーS1がATB券1の挿入を検知すると、正
回転方向に回転駆動し、駆動ローラ23C近傍に設けた
カードセンサーS2が搬送されるATB券1を検知する
と、検知されたATB券1と次のATB券1との連結部
CをカッターK近傍で停止させるタイミングで停止する
ようになっている。駆動モータ5Aは、磁気ヘッド7に
よる磁気情報の読み取りエラーが発生すると、逆回転方
向に駆動するようになっている。正回転方向とは、AT
B券1を排出口12に向かって搬送する回転方向で、図
1において反時計回り方向をいい、逆回転方向とはAT
B券1を挿入口13に向かって搬送する回転方向で、時
計回り方向を指す。また、カードセンサーS1は、駆動
モータ5Aを制御すると共に、ATB券1を検知すると
駆動モータ15を正回転方向に回転駆動させるように制
御する。
【0020】このような構成によると、図7に示すよう
に、ATB券1が第1挿入口13に挿入されてカードセ
ンサーS1に検知されると、駆動モータ5Aが正回転方
向に駆動されて駆動ローラ23A,23Bが反時計方向
回りに回転し、ATB券1が第1搬送路3内に取り込ま
れる。この時、ATB券1が、駆動ローラ23Aとパッ
ドローラ24Aの間に進入すると、パッドローラ24A
が駆動ロー23Aから離れる上方に向かって持ち上が
る。すると、支軸37が軸受溝39A内を上方に向かっ
て移動して下端縁25Aが押し上げられ、パッドレバー
25が回動支点軸41を中心に反時計方向に回動する。
しかし、下端縁25Bとパッドローラ24Bの支軸38
とが接触状態にあるので、実際には、下端縁25Bと支
軸38との接触部Pが支点となってパッドレバー25が
回動する。従って、引っ張りコイルバネ43,44の付
勢力がパッドローラ24Aに掛かり、駆動ローラ23A
とパッドローラ24Aとの間にATB券1が挟持され
る。
【0021】ATB券1が更に進行して、図8に示すよ
うに駆動ローラ23Bとパッドローラ24Bとの間に進
入すると、支軸38が軸受溝39B内を上方に向かって
移動し下端縁25Bが押し上げられる。よって、パッド
レバー25が実線で示した初期位置から2点鎖線で示す
作用位置まで移動し、パッドローラ24A,24Bの両
方に引っ張りコイルバネ43,44の付勢力が掛かり、
ATB券1が一対の駆動ローラ23A,23Bとパッド
ローラ24A,24Bに挟持されつつ搬送される。この
搬送途中において、ATB券1が磁気ヘッド7とヘッド
パッドローラ45に挟持されて磁気情報が読み出され、
読み出しエラーがなければそのまま搬送され、読み出し
エラーが発生すると駆動モータ5Aが逆方向に回転し
て、ATB券1が第1挿入口13に逆搬送される。
【0022】ATB券1が正常に搬送されて、図9に示
すように駆動ローラ23Aとパッドローラ24Aとの間
を通過すると、支軸37が、図8に2点鎖線で示す作用
位置から図9に実線で示す初期位置まで移動する。すな
わち、パッドレバーの下端縁25Bが、2点鎖線で示す
作用位置におかれるので、引っ張りコイルバネ43,4
4の付勢力がパッドローラ24Bに掛けられる。
【0023】第1搬送路3内を搬送されたATB券1の
先端が図1に示すカードセンサーS2に検知されると、
ATB券1の切断部CがカッターKの位置まで到達した
ところで駆動モータ5Aが停止し、図示しない制御手段
からのカット信号によってカッターKが動作して連続状
態にあったATB券1が1枚のATB券1に切断され
る。
【0024】このように、パッドローラ24A,24B
への付勢を単一のパッドレバー25で行なうので、従来
のようにパッドローラ毎に押圧手段を設けるものより部
品点数を削減でき、小スペースの中に納めることができ
る。また、単一のパッドレバー25及び引っ張りコイル
バネ43,44によってパッドローラ24A,24Bが
付勢されるので、パッドローラ毎の押圧力の調整が不用
となる。
【0025】さらに、ATB券1が駆動ローラ23A,
23Bとパッドローラ24A,24Bの両方に挟持され
る場合であっても、あるいは、何れか一方の駆動ローラ
とパッドローラとの間に挟持される場合であっても、引
っ張りコイルバネ43,44による付勢力が、パッドレ
バー25が回動することでテコの作用で各支軸37,3
8に与えられるので略一定となる。従って、駆動ローラ
23Aとパッドローラ24AによるATB券1の取込時
や、駆動ローラ23Bとパッドローラ24BによるAT
B券1の送り出し時、あるいは、両駆動ローラ23A,
23Bと両パッドローラ24A,24BによるATB券
1の搬送時の押圧力が安定するので、ATB券1の搬送
が安定する。
【0026】なお、本実施例では、パッドローラ24
A,24Bの支軸37,38をパッドレバー25の下端
縁25A,25Bで押圧しているが、例えば、図11に
示すパッドレバー250のように、回動支点軸41の前
後に位置する下端に長孔250A,250Bを形成し
て、支軸37,38を係合させても良い。また、本実施
例では、引っ張りコイルバネ43,44をパッドレバー
25とガイドブロック39とに係止させて、パッドレバ
ー25を下方に引っ張り付勢しているが、図11に示す
ように、ガイドブロック等の不動部にアーム状の回動部
材251を回動自在に支持し、その支持軸254に、両
端が回動部材251とストッパー253とにそれぞれ係
止されたねじりコイルバネ252を巻装して同部材の先
端251aを回動支持軸41に回動付勢させ、パッドレ
バー250を下方に向かって押圧付勢する構成であって
も良い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、パッドローラへの押圧
力を単一のパッドレバーと弾性部材で行なうので、従来
のように、パッドローラ毎に個別の押圧手段を設けるも
のより部品点数を削減できると共にパッドローラ毎の調
整が不用となり、小スペースの搬送路中に納まり、か
つ、保守点検の効率が良いカード搬送機構を提供するこ
とができる。2つのパッドローラの中間で駆動ローラに
向かって付勢され、同パッドローラの中間で回動かつ、
パッドローラと駆動ローラとの接離方向に摺動自在に支
持されたパッドレバーで、接離方向に摺動自在なパッド
ローラの支軸を付勢するので、パッドレバーが回動する
とテコの作用で各支軸に均等に付勢力が与えられること
になって搬送力が安定し、適正なカード搬送力が出せる
カード搬送機構を提供することができる。また、このよ
うなカード搬送機構を用いることで、低コストで小型の
カードリーダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカード搬送機構が適用
されたカードリーダの概略構成を示す側面図である。
【図2】カード搬送機構の駆動部の構成を示す底面図で
ある。
【図3】カード搬送機構の構成を示す断面図である。
【図4】図3E−Eの断面図である。
【図5】カード搬送機構の構成を示す一部破断平面図で
ある。
【図6】(a)はパッドレバーの平面図、(b)はパッ
ドレバーの側面図、(c)はパッドレバーの正面図であ
る。
【図7】一方の駆動ローラとパッドローラとの間へのカ
ード挿入時のパッドレバーの動作を示す側面図である。
【図8】2つの駆動ローラとパッドローラとの間へのカ
ード挿入時のパッドレバーの動作を示す側面図である。
【図9】他方の駆動ローラとパッドローラとの間へのカ
ード挿入時のパッドレバーの動作を示す側面図である。
【図10】カードの一例であるATB券を示す平面図で
ある。
【図11】パッドレバーと弾性部材の変形例を示す側面
図である。
【符号の説明】
2 カードリーダ 5,6 カード搬送機構 5A 駆動モータ 23A,23B 駆動ローラ 24A,24B パッドローラ 25,250 パッドレバー 26,27 支持軸 41 回動支点軸 43,44,252 弾性部材 B カード搬送方向 D 接離方向 L 中間作用線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード搬送方向の上流側と下流側に並列配
    置され駆動モータで回転駆動される一対の駆動ローラ
    と、 上記一対の駆動ローラにそれぞれ対向配置され、その支
    軸によって上記各駆動ローラに対して接離方向に摺動自
    在に支持された一対のパッドローラと、 上記それぞれの支軸と当接するパッドレバーと、 上記パッドローラの中間作用線上に設けられ、上記パッ
    ドレバーを上記パッドローラの配列方向に揺動自在か
    つ、上記支軸との接離方向に摺動自在に支持する回動支
    点軸と、 上記中間作用線上に設けられ、上記パッドローラを上記
    駆動ローラに付勢する弾性部材とを具備するカードリー
    ダのカード搬送機構。
  2. 【請求項2】上記回動支点軸が弾性部材で押圧付勢され
    たことを特徴とする請求項1記載のカードリーダのカー
    ド搬送機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010039728A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Nidec Sankyo Corp カード処理ユニット
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