JP2583457Y2 - 磁気カ−ドリ−ダ - Google Patents

磁気カ−ドリ−ダ

Info

Publication number
JP2583457Y2
JP2583457Y2 JP1993064754U JP6475493U JP2583457Y2 JP 2583457 Y2 JP2583457 Y2 JP 2583457Y2 JP 1993064754 U JP1993064754 U JP 1993064754U JP 6475493 U JP6475493 U JP 6475493U JP 2583457 Y2 JP2583457 Y2 JP 2583457Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
driven
roller
driving
card reader
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993064754U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0713053U (ja
Inventor
茂貴 小口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP1993064754U priority Critical patent/JP2583457Y2/ja
Publication of JPH0713053U publication Critical patent/JPH0713053U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2583457Y2 publication Critical patent/JP2583457Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カ−ドを走行基準面に
寄せて搬送する磁気カ−ドリ−ダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気カ−ド等の読み取り、書き込
みを行うカ−ドリ−ダ−では、カ−ドを定速送りし、定
位置の磁気ヘッドに対しカ−ドのトラックズレを防止
し、スキュ−を正確に出す為に、走行基準面側とは反対
側に強制的な幅寄せとして押圧機構が配置されている。
この押圧機構は、例えば本出願人が実公昭62−10844 号
公報で提案したように、通常バネ材を用いて側面よりバ
ネ板からなる寄せ板で押すようになっていた。従ってカ
−ドを寄せるだけの機能としては部品点数も多く、製造
コストを上げていた。更にバネ圧の管理も必要であり、
バネ圧を大きくしないとカ−ド自体の走行による側圧で
押し戻されてしまい、バネ圧が大きくなると、寄せ板
の摩耗が激しくなって耐久性が問題になり、摩擦力が
大きくなり、カ−ドの滑りが悪く負荷が大きくなって、
寄せ板の振動でビビリ現象を引き起こし、スム−ズなカ
−ド走行が出来ず、処理エラ−を引き起こすことにな
る。又、航空搭乗券などのボ−ディングパス等の紙カ−
ドをベルトにより搬送するものでは、ベルトとカ−ド間
のグリップ力が強く、上記寄せ板方式ではなかなか走行
基準面に寄せ難い欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、カ−ドを寄せるだけの機能としては部品点数も多
く、製造コストを上げ、寄せ板を押すバネ圧が大きくな
ると、寄せ板の摩耗で耐久性が劣り、摩擦力が大きくな
ると、カ−ドの滑りが悪く負荷が大きくなり、寄せ板の
振動でビビリ現象を引き起こし、スム−ズなカ−ド走行
が出来ず、処理エラ−を引き起こし、良好な記録、再生
が出来ない点である。
【0004】本考案の目的は上記欠点に鑑み、複数機能
を有するカ−ド寄せ機構とし、スム−ズなカ−ド走行が
出来て良好な記録、再生が出来る磁気カ−ドリ−ダを提
案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、カードを走
行基準面に摺接走行させる磁気カードリーダに於いて、
駆動源からの駆動力が伝達されカードを搬送する駆動側
の搬送手段と、この駆動側の搬送手段の動きに追従して
動作する従動側の搬送手段となる従動側のカード搬送ロ
ーラとを設け、この従動側のカード搬送ローラを、走行
基準面側を中心として、走行基準面と逆側が搬送される
カードに追従してカード走行方向に変位自在となるよう
に支持したことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】挿入口からカ−ド3がカ−ド通路に挿入される
と、カ−ド搬送ロ−ラの駆動ロ−ラ10と従動ロ−ラ12に
カ−ド3が挾まれてフレ−ム1の内面の走行基準面1aに
摺接走行して搬送される。この時従動ロ−ラ12にカ−ド
3で回転力が働くと、中心軸5の一端5aが図3で走行基
準面1a側の軸受部材7の中心底面7cと当接部を中心とし
て、中心軸5の他端5bが軸受部材8内で、即ち、走行基
準面1aと逆側がカ−ド走行方向に変位自在に支持されて
いるから、カ−ド搬送により従動ロ−ラ12の中心軸5の
片方が自発的にスイングし、従動ロ−ラ12自体にスキュ
−が生じて幅寄せ力が発生し、カ−ド3に走行基準面1a
と摺接する力が働き、カ−ド3は走行基準面1aと摺接し
ながら搬送されて駆動ロ−ラ11と従動ロ−ラ14に挾まれ
て搬送される。幅寄せ力は従動ロ−ラ12の押圧力に比例
し、種々の媒体に対応可能になる。この時同時にカ−ド
3がパットロ−ラ18で押されてストライプ3aに記録され
た情報が磁気ヘッド17で読み取られる。カ−ド3が挿入
口側に逆搬送される時も、カ−ド3が駆動ロ−ラ10と従
動ロ−ラ12に挾まれると、従動ロ−ラ12が変位されてカ
−ド3に走行基準面1aと摺接する力が働き、カ−ド3は
走行基準面1aと摺接しながら搬送され、カ−ド3のスト
ライプ3aに情報が磁気ヘッド17で書き込まれる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例で本考案を説明する。図
1から図5は第1実施例で、図1はカ−ド寄せ機能を有
する従動ロ−ラが磁気カ−ドリ−ダ−に組み込まれた要
部平面図、図2はカ−ド寄せ機能を有するカ−ド搬送ロ
−ラの従動ロ−ラと軸受部材と支持部材の図1の下側か
ら見た拡大要部断面正面図、図3はカ−ド寄せ機能を有
する従動ロ−ラと軸受部材と支持部材の拡大要部断面平
面図、図4はカ−ド寄せ機能を有するカ−ド搬送ロ−ラ
の従動ロ−ラが磁気カ−ドリ−ダ−に組み込まれた側面
図、図5はカ−ド寄せ機能を有するカ−ド搬送ロ−ラの
従動ロ−ラと軸受部材と支持部材の他の側面図である。
【0008】 磁気カードリーダーは両側のフレーム
1、2が図示しない支柱で平行に保持されている。フレ
ーム1、2の内側がカード3のカード通路を構成し、フ
レーム1の内面をカード3の走行基準面1aとしてい
る。フレーム1、2には駆動側の搬送手段の一部となる
カード搬送ローラの一方の駆動ローラ10が固定された
回転軸4が軸承されている。フレーム2には駆動側の搬
送手段の一部となるカード搬送ローラの他方の駆動ロー
ラ11が固定された回転軸4′が軸承されている。回転
軸4、4′は図示しない駆動源で回転される。駆動ロー
ラ10の上方にはカード寄せ機能を有する従動側の搬送
手段となる従動側のカード搬送ローラの他方の従動ロー
ラ12が中心軸5で支持部材6に固定された軸受け部材
7、8で軸承され、支持部材6はフレーム1、2に支持
軸13で支持されている。支持部材6は図示しないバネ
で従動ローラ12が下方に付勢されている。
【0009】駆動ロ−ラ11の上方には従動ロ−ラ14が軸
15で支持部材9に軸承され、支持部材9はフレ−ム1、
2に支持軸16で支持されている。駆動ロ−ラ11の左側に
は磁気ヘッド17が設けられている。磁気ヘッド17の上方
にはパットロ−ラ18が軸19で支持部材9′に軸承され、
支持部材9′はフレ−ム1、2に支持軸16で支持されて
いる。支持部材9、9′は図示しないバネで従動ロ−ラ
14側とパットロ−ラ18側が下方に夫々付勢されている。
カ−ド3にはストライプ3aが設けられて磁気ヘッド17が
当てられる。
【0010】カ−ド寄せ機能を有する従動ロ−ラ12が固
定された中心軸5の一端5aと他端5bは夫々球面に形成さ
れている。支持部材6は板材で断面コ字形に形成されて
一端の透孔6a、6bに夫々軸受部材7、8の従動ロ−ラ12
側に形成された小径部7a、8aが嵌合固定されている。支
持部材6の他端の透孔6c、6dに支持軸13が嵌合されてい
る。支持部材6に固定された軸受部材7は図2、図3の
ように、外形が円柱状に形成されて中心に凹字状の穴7b
が形成されて中心底面7cに中心軸5の一端5aが当てら
れ、小径部7aの内側の突出部7dで中心軸5の一端外周が
軸受されている。支持部材6に固定された軸受部材8
は、外形が横方向に長い長円柱状に形成されて中心に横
長の穴8bが形成されると共に曲面の底面8cが形成されて
中心軸5の他端5bが当接されている。小径部8aの内側に
長円状の案内孔を形成した突出部8d、8eで中心軸5の他
端外周が軸受されている。軸受部材7、8の小径部7a、
8aは従動ロ−ラ12に対して外側に形成して支持部材6の
透孔6a、6bに夫々嵌合固定してもよい。
【0011】上記のようにカード寄せ機能を有する従動
ローラ12の中心軸5が支持部材6に固定された軸受部
材7、8に軸受されると、従動ローラ12にカード3が
摺接してカード3が搬送されるとカード3から回転力
が働き、中心軸5の一端5aが図3で走行基準面1a側
の軸受部材7の中心底面7c当接部を中心として、中
心軸5の他端5bが軸受部材8内で、即ち、走行基準面
1aと逆側がカード走行方向に変位自在となる。
【0012】 磁気カードリーダーの両側のフレーム
1、2の図1で下側の挿入口からカード3がカード通路
に挿入されると、駆動ローラ10と従動ローラ12にカ
ード3が挟まれてフレーム1の内面の走行基準面1aに
摺接走行して搬送される。この時従動ローラ12にカー
ド3の走行によって回転力が働くと、上記のように、中
心軸5の一端5aが図3で走行基準面1a側の軸受部材
7の中心底面7cと当接部を中心として、中心軸5の
他端5bが軸受部材8内で、即ち、走行基準面1aと逆
側がカード走行方向に変位自在に支持されているから、
カード搬送により従動ローラ12の中心軸5の他端5b
が自発的にスイングし(図3の2点鎖線)、従動ロー
ラ12自体にスキューが生じて幅寄せ力が発生し、カー
ド3に走行基準面1aと摺接する力が働き、カード3は
走行基準面1aと摺接しながら搬送されて駆動ローラ1
1と従動ローラ14に挟まれて搬送される。
【0013】幅寄せ力は従動ロ−ラ12の押圧力に比例
し、種々の媒体に対応可能になる。この時同時にカ−ド
3がパットロ−ラ18で押されてストライプ3aに記録され
た情報が磁気ヘッド17で読み取られる。カ−ド3が挿入
口側に逆搬送される時も、カ−ド3が駆動ロ−ラ10と従
動ロ−ラ12に挾まれると、従動ロ−ラ12が変位されてカ
−ド3に走行基準面1aと摺接する力が働き、カ−ド3は
走行基準面1aと摺接しながら搬送され、カ−ド3のスト
ライプ3aに情報が磁気ヘッド17で書き込まれる。この場
合、従動ロ−ラ12部分の構成を、磁気ヘッド17よりも図
1で上方にも設けるとよい。
【0014】上記のように磁気カ−ドリ−ダが構成され
ると、カ−ド搬送ロ−ラの他方の従動ロ−ラ12はカ−ド
3の搬送とカ−ド3を走行基準面1a側に寄せる複数機能
を兼ね備え、部品点数が増えず、カ−ド3の読み取り、
書き込みの両方向で走行基準面1a側への寄せ機構が作用
してスム−ズなカ−ド走行が出来て良好な記録、再生が
出来る。更にバネ圧の管理も必要なく、特別の押圧機構
が不要で押圧機構を用いるために発生する欠点も解消さ
れ、幅寄せのための押圧バネを配置するスペ−スも必要
なくなる。
【0015】 上記説明の支持部材6、9、9′はバネ
板で従動ローラ12、14及びパットローラ18が下方
に付勢される形状に構成してもよい。上記説明の支持部
材6、9、9′は図1で180度逆向きにフレーム1、
2に取り付けてもよい。上記説明では支持部材6にカー
ド寄せ機能を有する従動ローラ12を設けたが、支持部
材9にも設けてもよい。
【0016】図6から図11は第2実施例で、図6はカ−
ド寄せ機能を有するカ−ド搬送ロ−ラと無端ベルトが磁
気カ−ドリ−ダ−に組み込まれた要部平面図、図7はカ
−ド寄せ機能の要部側面図、図8はカ−ド寄せ機能の要
部他の側面図、図9はガイド板の斜視図、図10はカ−ド
搬送ロ−ラの従動側と無端ベルトの動作を示す要部断面
平面図、図11はカ−ド搬送ロ−ラの従動側と無端ベルト
の他の動作を示す要部断面平面図である。
【0017】 第2実施例で磁気カードリーダーは、両
側のフレーム1、2が図示しない支柱で平行に保持され
ている。フレーム1、2の内面がカード3のカード通路
を構成し、フレーム1の内面をカード3の走行基準面1
aとしている。フレーム1、2には駆動側の搬送手段の
一部となるカード搬送ローラの一方の駆動ローラ10の
回転軸4と、駆動側の搬送手段の一部となるカード搬送
ローラの方の駆動ローラ11の回転軸4′が軸承され
ている。回転軸4はモータ20でベルト21を介して回
転される。駆動ローラ10と駆動ローラ11には駆動側
の搬送手段の一部となる無端ベルト22、23が張設さ
れている。
【0018】 フレーム1、2の内側には固定フレーム
24、25が支柱26で平行に支持されると共に、固定
フレーム24、25はフレーム1、2に軸27と回動可
能なレバー28に固定された軸29で支持されている。
駆動ローラ10と駆動ローラ11は固定フレーム24、
25間の下側に設けられている。駆動ローラ10と駆動
ローラ11で送られるベルト22、23の上方にはカー
ド寄せ機構を有する従動側の搬送手段の一部となるカー
ド搬送ローラの複数の従動ローラ12に張設された従動
側の搬送手段の一部となる無端ベルト30、31が配置
されている。複数の従動ローラ12の中心軸5の一端5
cは固定フレーム24の透孔24aに回転自在に緩く嵌
合されている。中心軸5の他端5dは走行方向に変位自
在のガイド板32の透孔32aに回転自在に緩く嵌合さ
れ、その外側に鍔付軸受33が嵌合されて固定フレーム
25の長孔25aに中心軸5の一端5c側を支点に走行
方向に変位自在に挿入されている。
【0019】ガイド板32には上下に折曲片32b 、32c が
形成されて折曲片32b 、32c に穿設された複数の透孔32
d 、32e にロ−ラ34が固定された軸35が回転自在に軸承
されている。ガイド板32の縦壁には複数の角孔32f 、32
g が穿設されている。角孔32f には上記支柱26が挿入さ
れ、角孔32g にはロ−ラ34が挿入されてこのロ−ラ34は
固定フレ−ム25に当接されている。更に固定フレ−ム24
に固定されて突出されたスペ−サ36の端面にロ−ラ34が
当接されてロ−ラ34は固定フレ−ム25とスペ−サ36に挾
まれている。
【0020】カ−ド3はフレ−ム1、2の内側のカ−ド
通路を無端ベルト22、23と無端ベルト30、31に挾まれ、
かつ走行基準面1aに沿って搬送される。フレ−ム1、2
の内側で固定フレ−ム24、25の外側には磁気ヘッド17、
17が設けられている。磁気ヘッド17、17には図示しない
パットロ−ラがカ−ド3を介して当接される。
【0021】上記のようにカ−ド寄せ機能を有する複数
の従動ロ−ラ12の中心軸5がガイド板32と固定フレ−ム
24に支持されて、無端ベルト22、23と無端ベルト30、31
に挾まれたカ−ド3が走行基準面1aに摺接して搬送され
ると、カ−ド3から回転力が働き、中心軸5の一端5cを
中心として、中心軸5の他端5dが、即ち、走行基準面1a
と逆側がカ−ド走行方向に変位するように支持されてい
る。
【0022】 磁気カードリーダーの両側のフレーム
1、2の図6、図で左側の挿入口からカード3がカー
ド通路に挿入されると、無端ベルト22、23と無端ベ
ルト30、31にカード3が挟まれてフレーム1の内面
の走行基準面1aに摺接走行して搬送される。この時同
時にカード3が図示しないパットローラで押されてスト
ライプ3aに記録された情報が磁気ヘッド17で読み取
られる。
【0023】又、この時無端ベルト30、31を介して従動
ロ−ラ12にカ−ド3で回転力が働くと、中心軸5の一端
5cが図10で固定フレ−ム24側を中心として、中心軸5の
他端5dが、即ち、走行基準面1aと逆側がカ−ド走行方向
に変位自在に支持されているから、カ−ド搬送により無
端ベルト30、31と従動ロ−ラ12の中心軸5の片方が自発
的にスイングし、従動ロ−ラ12自体にスキュ−が生じて
幅寄せ力が発生し、従動ロ−ラ12と無端ベルト30、31が
或角度を持って振れ、カ−ド3に走行基準面1aと摺接す
る力が働き、カ−ド3は走行基準面1aと摺接しながら無
端ベルト22、23と無端ベルト30、31に挾まれて搬送され
る。中心軸5の他端5dが、即ち、走行基準面1aと逆側が
カ−ド走行方向に変位される時、ガイド板32は固定フレ
−ム25とスペ−サ36にロ−ラ34を介して挾まれているの
で、固定フレ−ム25と平行に前進され、ガイド板32で全
部の中心軸5が同時に変位される。
【0024】カ−ド3が挿入口側に逆搬送される時も、
カ−ド3が無端ベルト22、23と無端ベルト30、31に挾ま
れると、図11のように無端ベルト30、31と従動ロ−ラ12
と中心軸5の他端5dが変位されてカ−ド3に走行基準面
1aと摺接する力が働き、カ−ド3は走行基準面1aと摺接
しながら搬送され、カ−ド3のストライプ3aに情報が磁
気ヘッド17で書き込まれる。
【0025】上記のように構成することでカ−ド3が挿
入口から挿入され、無端ベルト22、23、30、31の正逆の
進行方向に夫々従動ロ−ラ12が無端ベルト30、31と共に
振られるので、どちらの方向にも走行基準面1a側にカ−
ド3が押し付けられて搬送される。上記無端ベルトによ
るカ−ド搬送構造において、カ−ド挿入口に簡単な寄せ
板を設けてもよい。このようにすると寄せ効果が倍加さ
れる。ガイド板32はロ−ラ34で固定フレ−ム25とスペ−
サ36の間に挾まれているので、薄い板材で形成してもよ
い。
【0026】上記説明のカ−ド3はプリペイドカ−ド、
クレジットカ−トや磁気通帳等を使用するカ−ドリ−ダ
に実施してもよい。
【0027】
【考案の効果】 本考案は上述のように構成されたか
ら、カード寄せ機能を有する従動ローラはカードの搬送
とカードを走行基準面側に寄せる複数機能を兼ね備え、
部品点数が増えず、カードの両走行方向で走行基準面側
への寄せ機能がスムーズに作用して長期に渡って安定的
カード走行が出来て良好な記録、再生を長期間維持で
きる。更にバネ圧の管理も必要なく、特別の押圧機構が
不要で押圧機構を用いるために発生する欠点も解消さ
れ、幅寄せのための押圧バネを配置するスペースも必要
なくなる等実用上優れた効果を奏する磁気カードリーダ
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カ−ド寄せ機能を有する従動ロ−ラが磁気カ−
ドリ−ダ−に組み込まれた要部平面図である。
【図2】カ−ド寄せ機能を有する従動ロ−ラと軸受部材
と支持部材の図1の下側から見た拡大要部断面正面図で
ある。
【図3】カ−ド寄せ機能を有する従動ロ−ラと軸受部材
と支持部材の拡大要部断面平面図である。
【図4】カ−ド寄せ機能を有する従動ロ−ラが磁気カ−
ドリ−ダ−に組み込まれた側面図である。
【図5】カ−ド寄せ機能を有する従動ロ−ラと軸受部材
と支持部材の他の側面図である。
【図6】第2実施例で、カ−ド寄せ機能を有するカ−ド
搬送ロ−ラと無端ベルトが磁気カ−ドリ−ダ−に組み込
まれた要部平面図である。
【図7】カ−ド寄せ機能の要部側面図である。
【図8】カ−ド寄せ機能の要部他の側面図である。
【図9】ガイド板の斜視図である。
【図10】カ−ド搬送ロ−ラの従動側と無端ベルトの動作
を示す要部断面平面図である。
【図11】カ−ド搬送ロ−ラの従動側と無端ベルトの他の
動作を示す要部断面平面図である。
【符号の説明】
1a カ−ド走行基準面 3 カ−ド 5 中心軸 10、12 カ−ド搬送ロ−ラ(駆動ロ−ラ、従動ロ−ラ) 22、23、30、31 無端ベルト 24、25 固定フレ−ム 32 ガイド板

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを走行基準面に摺接走行させる磁
    気カードリーダに於いて、駆動源からの駆動力が伝達さ
    れ上記カードを搬送する駆動側の搬送手段と、この駆動
    側の搬送手段の動きに追従して動作する従動側の搬送手
    段となる従動側のカード搬送ローラとを設け、この従動
    側のカード搬送ローラを、上記走行基準面側を中心とし
    て、該走行基準面と逆側が搬送されるカードに追従して
    カード走行方向に変位自在となるように支持した磁気カ
    ードリーダ。
  2. 【請求項2】 前記カード搬送ローラを、前記駆動側の
    搬送手段となる駆動ローラと対向する従動ローラとした
    請求項1記載の磁気カードリーダ。
  3. 【請求項3】 前記駆動側と従動側の各搬送手段を対向
    する駆動、従動の無端ベルトとし、その間に前記カード
    を挟んで搬送し、上記従動側の無端ベルトをかけた複数
    のローラを前記カード搬送ローラとした請求項1記載の
    磁気カードリーダ。
  4. 【請求項4】 前記カード搬送ローラの中心軸は前記
    行基準面側を固定フレームに回転自在に支持され、逆側
    はガイド板に回転自在に支持されこのガイド板をカー
    ド走行方向に変位自在となるように上記固定フレーム
    支持した請求項3記載の磁気カードリーダ。
JP1993064754U 1993-05-21 1993-11-08 磁気カ−ドリ−ダ Expired - Fee Related JP2583457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993064754U JP2583457Y2 (ja) 1993-05-21 1993-11-08 磁気カ−ドリ−ダ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-31589 1993-02-22
JP3158993 1993-05-21
JP1993064754U JP2583457Y2 (ja) 1993-05-21 1993-11-08 磁気カ−ドリ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0713053U JPH0713053U (ja) 1995-03-03
JP2583457Y2 true JP2583457Y2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=26370084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993064754U Expired - Fee Related JP2583457Y2 (ja) 1993-05-21 1993-11-08 磁気カ−ドリ−ダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2583457Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5198942B2 (ja) * 2008-06-05 2013-05-15 日本電産サンキョー株式会社 情報媒体処理装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940684Y2 (ja) * 1978-08-18 1984-11-19 三菱電機株式会社 シ−ト整列送り装置
JPS55117059U (ja) * 1979-02-14 1980-08-18
JPS6145769U (ja) * 1984-08-22 1986-03-26 日本電信電話株式会社 カ−ド搬送装置
JPH01146349U (ja) * 1988-03-25 1989-10-09
JPH04330580A (ja) * 1991-01-21 1992-11-18 Nhk Spring Co Ltd カードのパンチ孔位置決め方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0713053U (ja) 1995-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2583457Y2 (ja) 磁気カ−ドリ−ダ
JPH04206066A (ja) 情報記録カードの情報記録再生装置
JP3004933B2 (ja) カード搬送装置
JPH049644Y2 (ja)
JP2937764B2 (ja) カード搬送装置
JP2915794B2 (ja) カードリーダのカード片寄せ走行機構
JP4071892B2 (ja) カード搬送機構
KR200378792Y1 (ko) 카드 리더라이터의 카드 이송장치
JP3754574B2 (ja) カード搬送機構
JP2659505B2 (ja) カード記録再生装置
JP3676118B2 (ja) カード搬送機構
JP4262189B2 (ja) 磁気情報媒体記録再生装置
JP3525008B2 (ja) 磁気カード処理装置
JP4689245B2 (ja) 磁気情報媒体記録再生装置
JP2582636Y2 (ja) カ−ドガイド装置
JP2826048B2 (ja) カード排出装置
JPH0723016B2 (ja) 通帳リーダー
JPH08147870A (ja) カードリーダのカード搬送機構
JP3497982B2 (ja) カードリーダ
JPH04123054A (ja) 磁気信号読取り書込み装置
JPH07285700A (ja) カード状磁気記録媒体処理装置
JP2000339413A (ja) 記録媒体搬送装置
JPH06111466A (ja) カード状記録媒体の駆動装置
JPH07134753A (ja) 磁気カードリーダライタ
JP2002133619A (ja) 磁気ヘッド装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980602

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees