JP3676118B2 - カード搬送機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード搬送機構に関する。さらに詳述すると、本発明は、カード搬送機構装置の構造の改良およびカード搬送の精度の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気やICを利用したカードをカードリーダ内で搬送する場合、当該カードを搬送用ローラで両面から挟み込み、ローラを回転させることによって搬送するようにしたカード搬送機構を用いることが一般的である。
【0003】
このようなカード搬送機構では、搬送中のカードが所定経路からずれないようにするため、カードの一端面を基準面に接触させながらこの面に沿って搬送させ、駆動のバランスが狂うのを防ぐようにしているものがある。この場合、例えば図7に示すように基準面103側へ付勢された寄せ板102をカード101を位置決めするための部材として用い、カード101の搬送方向両側面のうち基準面103とは逆側の側面105を押しつけ、基準面側側面104を基準面103に接触させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように寄せ板102を用いてカード101を押しつけるようにした場合、逆側側面105を寄せ板102に摺接させながら搬送しなければならず、搬送時において生じる摩擦の負荷のために駆動力のロスが大きくなってしまうという問題があった。一方、この寄せ板102をカード101とともに移動させることも可能であるが、このようにするとカードを搬送する機構が複雑になってしまう。
【0005】
また、カード101を挟み込んで搬送する搬送用ローラ対106は、カード101のエンボス部分などを回避しつつ安定した搬送を実現するため、例えば2組がカード幅方向両端側に配置されるが、寄せ板102との接触を避ける必要から配置が制限されて構造が複雑になることもある。
【0006】
そこで、本発明は、より簡単な構成であって、カードを搬送する際の負荷抵抗を軽減することができるカード搬送機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、対向する搬送用ローラ間にカードを挟み込み、モータにより回転駆動される搬送用ローラによりカードをカード走行基準面に沿わせて搬送させるようにしたカード搬送機構において、対向する搬送用ローラを、カード幅方向に関してカード走行基準面と逆側のカード側面より一部がはみ出すように配置し、対向する搬送用ローラによってカードの搬送とともにカード走行基準面側への付勢も行うようにしたものである。
【0008】
対向する搬送用ローラは、カードの搬送方向両側の側面のうち基準面側側面とは反対側の逆側側面を挟み込み、かつ、そのローラの一部が側面からはみ出すように配置されている。この場合、ローラ組の弾性部がカードを挟んで変形・押圧しながら回転することによってカードを搬送し、かつ、このときのローラの上下方向への弾性力が逆側側面に分力として作用してカードを基準面側へと付勢する。
【0009】
したがって、例えば寄せ板など別個の位置決め部材を設けずとも、カードを搬送用ローラによって搬送しながらカード走行基準面側に付勢することができる。このため、カードを付勢するための部材を別個に設ける必要がなくなることに加え、カードと位置決め部材との間で生じていた摩擦抵抗も発生しなくなるためカード搬送の際に生じる負荷がきわめて少ないものとなる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のカード搬送機構において、搬送用ローラの外周面を弾性変形可能に形成するとともに、その外周面の約半分がカードに当接するように構成したものである。搬送用ローラ対は、外周面のうちカードを挟み込む約半分が弾性変形し、弾性変形に伴う押圧力をカードの逆側側面に作用させてカード走行基準面側への付勢力を付与する。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のカード搬送機構において、搬送用ローラとカード走行基準面との間にカード搬送用の他のローラ対を備えたものである。逆側側面を挟み込むローラに加え、このようにカードの別の位置を挟み込む異なるローラを併用することによってカードの搬送をさらに安定したものとすることができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のカード搬送機構において、搬送用ローラと他のローラ対とを同軸に配置し、少なくとも一方側を駆動用ローラとしたものである。この場合、駆動用ローラとされた搬送用ローラおよび他のローラはカードの一方の面に接触するように配置され、カード裏面側のカード駆動用ローラおよび他のローラとそれぞれカードを挟み込んだ状態で同軸回転してカードを搬送する。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のカード搬送機構において、搬送用ローラの対向するローラのうち少なくとも一方をテーパ形状の外周面を有するように形成したものである。この場合、搬送用ローラの外周面は、軸方向に沿って径が変化するように傾斜して形成されているため、カード側面を挟み込んだときにこの側面に作用する分力が大きい。このため、カードをカード走行基準面に接触させるための付勢力が十分に作用する。
【0014】
請求項6記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のカード搬送機構において、搬送用ローラの対向するローラのうち少なくとも一方を回転軸を傾斜させて取り付けるようにしたものである。この場合、搬送用ローラの外周面をテーパ形状にしたときと同様、カード側面を挟み込んだときに側面に作用する分力が大きくなるため、カードをカード走行基準面に接触させるための付勢力が十分に作用する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1〜図3に、本発明のカード搬送機構1の一実施形態を示す。このカード搬送機構1は、対向する搬送用ローラ2,2間にカード3を挟み込み、モータ4により回転駆動される搬送用ローラ2,2によりカード3の基準面側側面3aをカード走行基準面5に摺接させ、当該カード3をこのカード走行基準面5に沿わせて搬送させるものである。そして本発明では、図3に示すように、対向する搬送用ローラ2,2を、カード3の幅方向に関してカード走行基準面5と逆側のカード側面(逆側側面)3bより一部がはみ出すように配置し、対向する搬送用ローラ2,2によってカード3の搬送とともにカード走行基準面5側への付勢も行うようにしている。
【0017】
まず、搬送用ローラ2,2は、その外周面2aが弾性変形可能に形成され、カード3を上下から挟み込みながら回転することによってカード搬送方向に搬送するように設けられている。この搬送用ローラ2,2の弾性変形部分としてはゴム材が好適であるが、カード3との間に適度な摩擦力を有し、かつ適当な柔軟性を有する他の弾性材料の採用も可能である。この弾性変形部分は、搬送用ローラ2,2の搬送能力と付勢能力とを十分に発揮し得るように、カード3との接触領域および搬送用ローラ2,2同士の互いの接触領域を十分に確保し得る程度の幅に形成されている。
【0018】
このような搬送用ローラ2,2は、カード3を挟み込むようにカード搬送面11の上下にそれぞれ対向配置されて1対の搬送用ローラ組を形成する。本実施形態では、図1に示すようにカード3の逆側側面3bを上下から挟み込むように、かつ外周面2aの約半分がカード3に当接するようにこの搬送用ローラ2,2を配置し、ローラの弾性力を利用してカード3を基準側へ寄せるようにしている。この結果、所定の経路を搬送されるカード3はその逆側側面3bが搬送用ローラ2,2のほぼ中央を通過するように移動することからこの搬送用ローラ2,2とカード3との接触域が十分に保たれるとともに、カード3がカード走行基準面5から離れた場合にも、搬送用ローラ2,2同士の接触を保ってカード3をカード走行基準面5側に付勢し続けるための余地が確保されている。
【0019】
なお、本実施形態では上下ともに同径・同幅である搬送用ローラ2,2を採用しているが、例えば上下に異径の搬送用ローラ2,2が配置されたローラ組を採用することもできる。
【0020】
また、図1に示すように、本実施形態ではこの搬送用ローラ2,2の中央にそれぞれ共通軸(以下「シャフト」という)7,7を配置し、このシャフト7,7を介して搬送用ローラ2,2を回転させるようにしている。シャフト7,7は駆動ベルト8によってモータ4に接続されている。モータ4の駆動力はこの駆動ベルト8やシャフト7,7を介して伝達され、搬送用ローラ2,2を駆動して回転させる。
【0021】
カード走行基準面5はカード搬送面11に対して垂直に形成される平坦面であり、基準面側側面3aを当接させたカード3をそのまま直線的に搬送し得るようにカード搬送機構1の内部に設けられている。したがって、カード3は、基準面側側面3aをこのカード走行基準面5に摺接させていれば所定の経路からずれることなく搬送され得る。
【0022】
さらにこのカード搬送機構1は、上述の搬送用ローラ2,2に加え、図1〜図3に示すようにこの搬送用ローラ2,2とカード走行基準面5との間にカード搬送用の他のローラ対6,6を備えている。他のローラ対6,6の弾性変形部分の材質としては搬送用ローラ2,2と同様にゴム材などが用いられるが、特にこれに限定されず、例えばローラ6,6の一方あるいは両方を硬い樹脂製とすることなども可能である。他のローラ対6,6は、搬送用ローラ2,2と同軸回転するようにそれぞれのローラがシャフト7,7上に取り付けられて上下配置され、かつ、カード3の上側または下側に配置されたローラのうち少なくともいずれかが駆動用ローラとして駆動されている。
【0023】
ただし、このようにシャフト7,7の一方を駆動側として回転させるほか、両シャフト7,7に駆動力を伝達して互いに逆回転するように動作させても良いし、あるいは、これら搬送ローラ2,2や他のローラ対6,6とはさらに別のローラ対を設け、このローラ対を駆動側として動作させるようにしても良い。
【0024】
また、本実施形態では、他のローラ対6,6を図示するようにカード走行基準面5の近傍に配置して搬送用ローラ2,2との間に間隔を設け、これによりカード3を左右に傾かせず安定して搬送し得るようにその両側を送り出すようにしている。ただし、特にこのような配置に限られることはなく、例えばエンボス部分と重ならないようにしながらカード3の中央付近に配置した他のローラ対6,6によってもカード3を安定させながら搬送することもできる。
【0025】
さらには、上述のようなローラ組に加え、同じローラ組をさらに配置するようにしても構わない。例えば図1に示す本実施形態のカード搬送機構1においては、上述したローラ組のほか、図中破線または一部実線で示すように、搬送用ローラ2’と他のローラ6’を備えた別のローラ組を上述の搬送用ローラ2および他のローラ対6からみてカード搬送方向の前後にそれぞれ設けるようにしている。
【0026】
なお、本実施形態のカード搬送機構1は上述のような搬送用ローラ2,2を備え、カード3を搬送しながらカード走行基準面5側に付勢できるようにしているため寄せ板などは不要である。
【0027】
上述したように形成された本実施形態のカード搬送機構1は、以下のように動作する。
【0028】
まず、カード挿入口12からカード3を挿入すると、当該カード3はカード搬送機構1の内部に送られ、その搬送方向先端部が搬送用ローラ2’および他のローラ6’によって取り込まれる。
【0029】
ここで、カード3は、その両側を搬送用ローラ2,2の組および他のローラ対6,6の組によって上下から挟み込まれた状態で搬送されている。このとき、搬送用ローラ2,2は、図3に示すようにその一部がカード3の逆側側面3bからはみ出すように配置され、カード3が搬送用ローラ2,2よりも内側を走行するので図示するように変形することとなる。この場合、搬送用ローラ2,2はカード3を挟み込んで上下方向への荷重を加えるように作用し、かつ、カード3を挟んで変形した部分の復元力がカード3の逆側側面3bにも作用する結果、当該カード3はカード走行基準面5側に付勢される。したがって、カード3は搬送中においてカード走行基準面5との接触が保たれ、このカード走行基準面5に摺接しながら所定経路を走行する。
【0030】
また、磁気ヘッド9やICカードへの接触子ブロック10で所定の再生・記録が行われれば、搬送用ローラ2,2が逆転してカード3をカード挿入口12に向けて搬送する。このときにおいても搬送用ローラ2,2がカード3を基準面側側面3a側に付勢しているのは上述したのと同様である。
【0031】
このように、本発明のカード搬送機構1では、対向して設けられた搬送用ローラ2,2によってカード3を搬送し、かつ当該カード3をカード走行基準面5に押しつけるように付勢することができるので、カード走行基準面5に接触させ位置決めしながらカード3の搬送と寄せを同時に行うことができる。すなわち、このカード搬送機構1では搬送用ローラ2,2がカード3の付勢手段としても作用することから、従来の寄せ板のような付勢手段を別個に設ける必要がない。このため、従来の機構において生じていた逆側側面3bと寄せ板との間の摩擦抵抗がなくなり、搬送用ローラ2,2の回転抵抗だけで済むようになることから負荷がきわめて少ない。特に、ボールベアリングの採用などにより、回転に伴う摩擦力を大きく軽減させることができる。
【0032】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば上述の実施形態では、搬送用ローラ2,2をカード3を搬送するための駆動用ローラとして用いた場合について説明したが、この搬送用ローラ2,2を駆動力のはたらかない単なる受動側ローラとして用いることもできる。すなわち、上述した搬送用ローラ2,2とは別に駆動ローラ対を配置し、この駆動ローラ対でカード3を搬送するようにした場合、搬送用ローラ2,2は駆動力を受けずにカード3の移動に伴って回転するのみの従動ローラとしても良いが、この場合においてもカード3を挟み込めば図3に示すようにカード走行基準面5側に付勢することができる。よって搬送用ローラ2,2は、駆動力を受ける駆動ローラであるか、あるいは単にカード3に追従し回転する従動ローラであるかに拘わらず、カード3に対して位置決めのための付勢力を与えることができる。つまり、搬送用ローラ2,2がいずれの形であってもカード3の縁部にひっかかっていれば上述した実施形態の場合と同じく当該カード3をカード走行基準面5に対して接触させる機能を果たし得る。
【0033】
また、本実施形態では、対向する搬送用ローラ2,2の外周面2aを平行に配置したが、ローラの形状や配置の態様は特にこれに限られることはなく、搬送用ローラ2,2のうち少なくとも一方をテーパ形状の外周面2aを有するように形成することもできる。例えば、図4に示すように対向するローラ2,2のうち少なくとも一方をカード走行基準面5側の径が小さくなるテーパ形状に形成した場合、外周面2aから逆側側面3bへ作用する付勢分力を大きくすることができる。しかもこの場合、小径部分よりも大径部分の方が変形量が大きく押圧力が大きくなるため、カード3がカード走行基準面5から離れるほど大径部分側から強い付勢力を与えて再びカード走行基準面5側へ押し戻すようにすることができる。
【0034】
また、このように外周面2aを傾斜させる場合、傾斜を上述のように一定となるようにするほか、膨出する曲面状に形成することもできる。例えば、図5に示すように湾曲状に張り出させ、これによりカード3への付勢力をカード3の走行位置によって適宜変化させるようにしても良い。
【0035】
さらに、搬送用ローラ2,2の外周面2aが上述のようなテーパ形状に形成されていない場合であっても、図6に示すように搬送用ローラ2,2の回転軸を適宜傾斜させ、傾斜した外周面2aによってカード3に対しカード走行基準面5側への付勢力を付与するようにすることもできる。ただしこの場合、搬送用ローラ2の回転軸と他のローラ6の回転軸は同一でなくなることから、各ローラはそれぞれ別のシャフトを中心として回転するように設置される。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1記載のカード搬送機構では、対向する搬送用ローラによってカードを搬送するとともにカード走行基準面側への付勢も行っているので、寄せ板など、カードを付勢するための別個の手段をなくして構造を簡単にすることができる。また、これによりカードと寄せ板の間に生じていた摩擦抵抗をなくし、搬送時の負荷をきわめて少ないものとすることができる。
【0037】
また請求項2記載のカード搬送機構によれば、外周面を弾性変形可能に形成した搬送用ローラを、外周面の約半分がカードに当接するように配置し、好適なカード搬送力と基準面側への付勢力とを得ていることから、搬送用ローラとカードとの接触域を十分に保つとともに、カードがカード走行基準面から離れた場合にも付勢するようにするための余地を確保することができる。
【0038】
請求項3記載のカード搬送機構によれば、カードの逆側側面を挟み込むローラと、この逆側側面とは別の位置を挟み込むローラとを併用することによってカードをさらに安定した状態で搬送することができる。
【0039】
さらに請求項4記載のカード搬送機構によれば、同軸に配置した搬送用ローラと他のローラ対の少なくとも一方側を駆動用ローラとしてカードを安定させた状態で搬送することができる。
【0040】
さらに請求項5記載のカード搬送機構によれば、搬送用ローラの外周面をテーパ形状に形成し、カード側面を挟み込んだときの分力を大きくしているため、カードをカード走行基準面に接触させるための付勢力を十分に作用させることができる。
【0041】
また、請求項6記載のカード搬送機構によれば、搬送用ローラをシャフトを傾斜させた状態で取付けることにより、搬送用ローラの外周面をテーパ形状にしたときと同様、カードの側面に作用する分力を大きくして付勢力を十分に作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカード搬送機構の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1に示すカード搬送機構の側面図である。
【図3】搬送用ローラと他のローラ対でカードをカード走行基準面側に付勢しながら搬送する様子を示す概略正面図である。
【図4】搬送用ローラのうち少なくとも一方の外周面をテーパ形状に形成した他の実施形態を示す概略部分図である。
【図5】搬送用ローラの外周面を湾曲状に張り出させ曲面状に形成した他の実施形態を示す概略部分図である。
【図6】搬送用ローラの回転軸を傾斜させることによりローラ外周面を傾斜させてカードに付勢力を付与するようにした他の実施形態を示す概略部分図である。
【図7】従来のカード搬送機構において寄せ板を用いてカードを基準面に押しつける様子を示す概略図である。
【符号の説明】
1 カード搬送機構
2 搬送用ローラ
2a 外周面
3 カード
4 モータ
5 カード走行基準面
6 他のローラ対
7 シャフト(共通軸)

Claims (6)

  1. 対向する搬送用ローラ間にカードを挟み込み、モータにより回転駆動される上記搬送用ローラにより上記カードをカード走行基準面に沿わせて搬送させるようにしたカード搬送機構において、上記対向する搬送用ローラを、カード幅方向に関して上記カード走行基準面と逆側のカード側面より一部がはみ出すように配置し、上記対向する搬送用ローラによって上記カードの搬送とともに上記カード走行基準面側への付勢も行うようにしたことを特徴とするカード搬送機構。
  2. 上記搬送用ローラはその外周面が弾性変形可能に形成されているとともに、その外周面の約半分がカードに当接するように構成されてなることを特徴とする請求項1記載のカード搬送機構。
  3. 上記搬送用ローラとカード走行基準面との間にカード搬送用の他のローラ対を備えてなることを特徴とする請求項1または2記載のカード搬送機構。
  4. 上記搬送用ローラと上記他のローラ対とを同軸に配置し、少なくとも一方側が駆動用ローラとされてなることを特徴とする請求項3記載のカード搬送機構。
  5. 上記搬送用ローラは対向するローラのうち少なくとも一方がテーパ形状の外周面を有するように形成されてなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカード搬送機構。
  6. 上記搬送用ローラは対向するローラのうち少なくとも一方が回転軸を傾斜させて取付けられてなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカード搬送機構。
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