JP2799173B2 - カード搬送装置 - Google Patents
カード搬送装置Info
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- JP2799173B2 JP2799173B2 JP63224191A JP22419188A JP2799173B2 JP 2799173 B2 JP2799173 B2 JP 2799173B2 JP 63224191 A JP63224191 A JP 63224191A JP 22419188 A JP22419188 A JP 22419188A JP 2799173 B2 JP2799173 B2 JP 2799173B2
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Description
搬送装置に関する。
記憶素子を内蔵するIC記憶カードを始めとして、光学
的、磁気的、電子的、物理的、或いはその他の情報記憶
手段を有する情報記憶媒体としてのカードの読出し或い
は書込みを行うためのカードリーダライタに於て、カー
ドを搬送するための装置としては種々の形式のものがあ
る。
向する駆動ローラと従動ローラとの間に挾持して搬送す
るものがある。第5図及び第6図に示されるように、ケ
ーシング31の上部フレーム32側には、モータ33によりベ
ルト駆動される駆動プーリ34と同軸的に駆動ローラ35が
設けられると共に、ケーシング31の下部フレーム36側に
は、従動ローラ37が設けられている。これら駆動ローラ
35及び従動ローラ37は、それぞれ対をなしてカード38の
搬送方向に所定の間隔をもって配設されており、両駆動
ローラ35同士が、それぞれに同軸的に設けられた伝達プ
ーリ39に巻回されたベルトを介して連結されている。
線回りに回動自在に各プーリが軸支されており、装置を
薄型化するためには、プーリの外径を極力小さくする必
要がある。しかしながら、ベルトに対する最小プーリ径
よりも小径のプーリを用いた場合には、ベルトの耐久性
が劣化することとなり、最小プーリ径を確保すると、装
置の薄型化が困難であった。また。例えばカードを搬送
しつつカードに設けられた磁気テープに対して情報の授
受を行う場合には、カードを出来るだけ定速走行させる
必要があり、そのための大きなフライホイール効果を得
るためには、プーリ型を小径化することは好ましくな
く、上記と同様に薄型化する上で問題がある。
により、カード搬送方向に直交しかつカード搬送面に対
して傾けられた軸線回りに回動自在なプーリを設け、そ
のプーリのカード搬送面に対する最接近部に於ける接線
方向の駆動力をもってカードを搬送するようにしたもの
が提案されている。この構造によれば、装置の全高を大
きくすることなくプーリの径を大きくすることができる
が、傾けられたプーリを駆動するための動力伝達手段を
かさ歯車を組合せて構成しており、複数のかさ歯車を用
いるため、製作性及び組付け性に難がある。
的は、装置を薄型化し、かつ製作性及び組付け性の良好
なカード搬送装置を提供することにある。
間で搬送するためのカード搬送装置であって、駆動源に
連結されかつ前記カードの搬送面に直交する軸線回りに
回動自在に軸支された複数のギヤからなる動力伝達手段
と、前記動力伝達手段により駆動されるようにはすば歯
車を一体化されかつ前記カードの搬送面に対して傾けら
れた軸線回りに回動自在に軸支された1つの円板状部材
と、前記円板状部材の前記搬送面に対する最接近部と共
働して前記カードを挾持して搬送するべく前記最接近部
に対向して設けられた対向押付け従動ローラとを有する
ことを特徴とするカード搬送装置を提供することにより
達成される。
られた円板状部材又は該円板状部材と同期しかつカード
の搬送方向の駆動力を発生する部材からなる搬送手段に
よりカードを搬送することができるため、装置の全高を
大きくすることなく、大径の円板状部材を用いるうこと
ができると共に、カード搬送面に対して傾けられた枢軸
により支持された1つの円板状部材のカード搬送面に対
する最接近部と対向押付け従動ローラとの間にカードを
挾持して搬送することから、駆動源の動力により駆動さ
れる円板状部材が1つのみで、何ら問題なくカードを円
滑に搬送することができる。
く説明する。
グ1の上面を切除して示す平面図であり、第2図は第1
図のII−II線について見た側断面図である。ケーシング
1は、扁平であってしかも図に於ける左右方向軸線方向
に長い箱型をなし、図の右側の後端面を開放されてい
る。ケーシング1の図の左側の前端には、例えば磁気カ
ード2を挿入するための挿入口3が設けられている。ま
た、第3図は、第1図のIII−III線について見た図であ
り、第1図〜第3図に良く示されるように、ケーシング
1の底壁1aには、カード2搬送面としての底面を有する
ガイド溝4が凹設されている。なお、ガイド溝4の両側
縁部には、ガイド溝4内に受容されつつ移動するカード
2の浮き上がりを防止するために、底壁1a側にねじによ
り固設されたガイド板5が両側縁側からガイド溝4内に
若干臨むように設けられている。
両側壁拭とにより端部を支持された板状のフレーム10
が、ケーシング1の上面に覆うように設けられていると
共に、フレーム10の後部の下面には、ケーシング1の左
右方向に延在しかつ底壁1aに対峙する板状のブラケット
6が固着されており、その下面には扁平モータ7が固着
されている。モータ7の駆動軸に固着された平歯車から
なる駆動ギヤ8が、フレーム10の切除部10aに一部を露
出させたブラケット6の上面より上方に突出しており、
その駆動ギマ8には、ブラケット6により軸支された比
較的大径のアイドルギヤ9が噛合している。なお、駆動
ギヤ8及びアイドルギヤ9は、それぞれカード2搬送面
に直交する軸線回りに回動自在である。
較的小径の平歯車からなるアイドルギヤ12が噛合してい
る。このアイドルギヤ12は、フレーム10に調整代をもっ
てねじ止めされたブラケット11により、アイドルギヤ9
と互いに平行な軸線回りに回動自在に軸支されている。
アイドルギヤ12の下面には、同軸的に一体をなす最終段
のギヤとしての小径ギヤ15が、フレーム10より下方に突
出するように設けられている。
入口3側部分に基端部を固着されたL字形ブラケット13
が、カード2搬送面に対峙しかつカード2の搬送方向に
直交する向きに若干傾いて設けられている。ブラケット
13の遊端部の下側には、はすば歯車からなるギヤ部16及
び円板状をなす搬送ローラ14が、この順に一体をなし
て、カード2の搬送方向に直交しかつその搬送面に対し
て傾けられた軸線回りに回動自在に軸支されている。こ
のギヤ部16と小径ギヤ5とが互いに噛合しており、はす
ば歯車からなるギヤ部16は、その小径ギヤ15とのかみ合
い部に於ける歯すじ方向が小径ギヤ15の歯すじ方向と一
致するように、即ち搬送ローラ14のカード2搬送面に対
する傾き角と同一のねじれ角をもって形成されている。
8の回転が、両アイドルギヤ9、12、及び小径ギヤ15か
らなる動力伝達手段を介して減速されて、円板状部材と
しての搬送ローラ14のギヤ部16に伝達される。
断面を有しかつ例えばゴム材からなる環状のローラ部17
が嵌着されている。ガイド溝4の底壁には、ローラ部17
のカード2搬送面に対する接近部に対向する位置に、下
方からガイド溝4の底面に臨むように、対向押付け従動
ローラとしての一対の従動ローラ18a、18bが配設されて
いる。これら従動ローラ18a、18bは、第2図に良く示さ
れるように、ガイド溝4の底壁に設けられたL字形ブラ
ケット部に基端部を固設された板ばね19の遊端部によ
り、カード2の搬送方向に回動自在に枢支され、かつカ
ード2の搬送面に対して下方から弾発付勢されている。
なお、一方の従動ローラ18aが、搬送ローラ14のカード
2搬送面に対する最接近部に対向する位置に、他方の従
動ローラ18bが、挿入口3側に所定の間隔をおいて位置
するようにされている。
方には、カード2の磁気ストライプ2aにアクセスするた
めの磁気ヘッド20が配設されている。磁気ヘッド20は、
第4図に良く示されるように、フレーム10の切除部10a
にカード2の搬送方向に互いに対向するように配設され
た一対の係止部21により、両端を支持された板ばね状の
押し付けばね22の中間部に支持されており、カード2の
搬送面に対して上方から弾発付勢されている。また、ガ
イド溝4の底壁には、磁気ヘッド20に向けて凸状の湾曲
面を有するパッド部材23が、ガイド溝4の底壁に開設さ
れた開口部を介して、下方から磁気ヘッド20に対向する
ように設けられている。
は、挿入口3から第1図の矢印Aの向きにカード2が挿
入されると、例えば図示されないセンサが作動してモー
タ7が回転し、両アイドルギヤ9、12を介して、搬送ロ
ーラ14が第1図の矢印Bの向きに駆動される。すると、
搬送ローラ14のローラ部17のカード2搬送面に対する接
近部と、両従動ローラ18a、18bとの間にカード2の先端
部が弾発的に挾持されるため、1つのみの搬送ローラ14
と対向押付け従動ローラ(18a、18b)とにより、カード
2をケーシング1の後端側に向けて搬送することができ
る。このとき、第4図に示されるように、パッド部材23
側に向けて弾発付勢された磁気ヘッド20と、パッド部材
23との間にカード2が挾持されるように移動するため、
カード2の磁気ストライプ2aに対して磁気ヘッド20によ
り情報の読み出し/書き込みを確実に行うことができ
る。なお、情報の読み出し/書き込みを行なった後に
は、モータ7を逆転してカード2を挿入口3に向けて戻
すことにより、カード2を取り出すことができる。
平歯車にして、小径歯車15をはすば歯車により形成する
こともできるため、はすば歯車の位置を限定するもので
はない。また、本実施例には、磁気カード搬送装置につ
いて示したが、ICカードなど各種カードを搬送するため
の搬送装置に適用可能である。
けて設けられた円板状部材によりカードを搬送すること
により、装置の全高を大きくすることなく、大径の円板
状部材を用いることができ、大きなフライホイール効果
を確保しつつカードを搬送することができるため、装置
を容易に薄型化できる。
支持された1つの円板状部材のカード搬送面に対する最
接近部と対向押付け従動ローラとの間にカードを挾持し
て搬送することから、駆動源の動力により駆動される円
板状部材が1つのみで、何ら問題なくカードを円滑に搬
送することができるなど、その効果は極めて大である。
の上面を切除して示す平面図である。 第2図は、第1図のII−II線について見た側断面図であ
る。 第3図は、第1図のIII−III線について見た図である。 第4図は、第1図のIV−IV線について見た要部断面図で
ある。 第5図は、従来の実施例を示す平面図である。 第6図は、第5図のVI−VI線について見た側断面図であ
る。 1……ケーシング、1a……底壁 2……カード、2a……磁気ストライプ 3……挿入口、4……ガイド溝 5……ガイド板、6……ブラケット 7……モータ、8……駆動ギヤ 9……アイドルギヤ、10……フレーム 10a……切除部、11……ブラケット 12……アイドルギヤ、13……ブラケット 14……搬送ローラ、15……小径ギヤ 16……ギヤ部、17……ローラ部 18a、18b……従動ローラ 19……板ばね、20……磁気ヘッド 21……係止部、22……押し付けばね 23……パッド部材、31……ケーシグ 32……上部フレーム、33……モータ 34……駆動プーリ、35……駆動ローラ 36……下部フレーム、37……従動ローラ 38……カード、39……伝達プーリ
Claims (1)
- 【請求項1】カードを二位置間で搬送するためのカード
搬送装置にあって、 駆動源に連結されかつ前記カードの搬送面に直交する軸
線回りに回動自在に軸支された複数のギヤからなる動力
伝達手段と、前記動力伝達手段により駆動されるように
はすば歯車を一体化されかつ前記カードの搬送面に対し
て傾けられた軸線回りに回動自在に軸支された1つの円
板状部材と、前記円板状部材の前記搬送面に対する最接
近部と共働して前記カードを挾持して搬送するべく前記
最接近部に対向して設けられた対向押付け従動ローラと
を有することを特徴とするカード搬送装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63224191A JP2799173B2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | カード搬送装置 |
US07/374,524 US5039849A (en) | 1988-07-04 | 1989-06-30 | Card conveying structure for card accessing devices |
DE68912428T DE68912428T2 (de) | 1988-07-04 | 1989-07-04 | Kartentransportanordnung für Kartenzugangsvorrichtungen. |
EP89306796A EP0350274B1 (en) | 1988-07-04 | 1989-07-04 | Card conveying structure for card accessing devices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63224191A JP2799173B2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | カード搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0275545A JPH0275545A (ja) | 1990-03-15 |
JP2799173B2 true JP2799173B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=16809948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63224191A Expired - Lifetime JP2799173B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-09-07 | カード搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799173B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0595944U (ja) * | 1991-06-06 | 1993-12-27 | 日本発条株式会社 | カード処理装置のカード搬送機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2744252B2 (ja) * | 1988-08-25 | 1998-04-28 | キヤノン株式会社 | シート送り装置 |
-
1988
- 1988-09-07 JP JP63224191A patent/JP2799173B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0275545A (ja) | 1990-03-15 |
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