JPS62275951A - 通帳記帳機における通帳反転機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔目　次〕 ・概要 ・産業上の利用分野（第４．５図） ・従来の技術（第３図） ・発明が解決しようとする問題点 ・問題点を解決するための手段 ・作　用 ・実施例（第１実施例；第１図、第２実施例；第２図） ・発明の効果 〔概　要〕 １ｆｆｌ帳記帳機における通帳反転機構であって、１ｆ
ｆｌ帳反転用テーブルの上面に対向して配置されかつ個
々に正逆回転可能に形成され、通帳の搬送及び反転作用
を兼有する一対の駆動ローラを設けて構成することによ
り、反転機構全体の設置スペースの縮小化及び構造の簡
略化を可能としたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は１ｌｌｌ帳記帳機におけるＪ帳反転機構に関す
るものである。

例えば、銀行の総合口座ｉ１　ＩＮは、一つの通帳を多
目的に使用するため、普通預金口座、定期預金口座等の
２種類の口座の記録欄を有し、これら各口座番号等の情
報が磁気的に書込まれた磁気ストライブを備えたものが
一般的に使用されている。

ところが、最近では、一つのｊｍ帳をこれらに多用化す
るため、例えば、上記の′１−ｊ７　Ｊ及び定期口座に
加えて国債等の口座の記録欄をイｊすると共に、これら
の口座番号等の情報を書込むための磁気スＩ・ライブを
設け、合計２木のストライプを備えた総合口座ｉＪ１帳
が使用される傾向にある。第４図はこのような総合口座
通帳（］）を−例として示す図であり、符号静、２Ｂは
それぞれ磁気ストライブを示している。一方、上記の如
き総合１１座ｊｍ帳（１）を記帳処理するための１ＪＩ
ｌ帳記帳機として、通帳自動発行機能を備えた記帳機が
最近開発されつつある。

第５図はこの種の通帳記帳機（１０）を−例としてブロ
ック図で示したものである。同図においで、符号１１は
通帳挿入・排出部、１２は片寄せ部、】３は片寄せ部（
］２）内に設げられたｆ〃磁気読取書込部、Ｉ４は頁捲
（めく）り部、１５は印字部、Ｉ６は複数個配置されて
、例えば、新しいｊｍ帳（未使用通帳）を多数収容する
ためのホッパ、１７は複数個配置されて例えば未記入証
書等を多数収容するためのポソバ、１８は本発明に関係
するｊｍ帳反転部をそれぞれ示し、図中Ｒは搬送１つ−
ラ、一点鎖線ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅは搬送路をそれぞれ示
している。

この１ｆｆｌ　ＩＮ記帳機（１０）では、挿入・排出部
１１から挿入されたｉＪ１帳（よ搬送路ａに沿って片寄
せ部１３に搬入され、所定の基？Ｖガイド（図示なし）
に片寄せられて位置決めされ、その後、磁気読取・書込
部１３によって通帳の磁気スｉ・ライブに書込まれてい
乙情報（口座番号等）が読取られる。次に通帳は頁捲り
部１４に搬入されて所定の頁に捲（めく）られた後に印
字部１５に搬入される。印字部１５に搬入された通帳は
、所定の記録欄、例えば、９ｉｍ口座欄に入金、支払等
の記帳事項が印字されて記帳処理され、その後、搬送路
ａに沿って搬送されて挿入・排出部１１から排出される
。

ところが印字部１５において、例えば、普通口座欄に記
帳の際に、この普通口座欄が満杯になって、記帳すべき
事項を残してしまう場合がある。このような時に番オｖ
ｉｌＴ１ロ座欄の最後の行に例えば「後日記帳」と印字
され、その通帳は挿入・排出部】１に戻されて排出され
る。このような場合には新しい通帳に残された記帳事項
を印字記帳する必要があるので、ホッパ１６から新しい
通帳が自動的に搬出され、搬送路す、ｄに沿って搬送さ
れ、挿入・排部１１を経由して磁気読取・書込部１３に
搬入される。磁気読取・書込部１３は搬入された通帳の
普通口座用の磁気ストライブであることを読取ってから
口座番号等を磁気的に書込め、その後、印字部１５に向
け゛てこの通帳を１般出する。

ところが磁気読取・書込部１３に搬入される新しい通帳
は所定の正規の方向と逆向きで１般入される場合がある
。このような場合には、この通帳は挿入・排出部１１を
経由して搬送路ｅに沿って通帳反転部１８に搬入され、
こ−で反転されてから、再び磁気読取・書込部１３に搬
入される。本発明は、このような通帳記帳ｍ（１０）の
通帳反転部１８の反転機構に係わるものである。この種
の反転機構としては、反転機構全体が占める設置スペー
スができるだけ小さいことや構造が簡素であることが望
まれる。

〔従来の技術〕

第３図は従来の通帳記帳機における通帳反転機構を示す
図であって、（ａ）はその平面図、（１））は（ａ）の
右側面図である。尚、図中、符号１はＷ合口座通帳を示
している。

この従来例は、主として通帳反転用テーブル２１と、テ
ーブル２１の上面（２１ａ）に対向して配置された一対
の駆動ローラ２２Ａ、２２Ｂとがユニット化されて構成
されている。テーブル２１はその両側にガイド部２２ｂ
、２２ｃが設けられ、下面に固設された支持軸２３によ
って支持されている。支持軸２３はテーブル駆動モータ
（パルスモータ）２４に連結されている。従ってテーブ
ル２１は支持軸２３を介してモータ２４によって支持軸
２３の軸線回り（この場合は、矢印Ａ方向）に回転駆動
される。ローラ２２Ａ、２２Ｂは回転軸２５に挿着固定
されている。回転軸２５はその一端側が駆動モータ（パ
ルスモータ）２６に連結され、他端側が軸受２７に支持
され、このモータ２６によって回転駆動される。そして
、これらのモータ２６及び軸受２７は図示していない支
持部材によってテーブル２１と一体状に配設されている
。尚、符号２８は通帳１をテーブル２１に対して１殿入
及び搬出するための搬送路、２つは搬送ローラを示して
いる。

この従来例では、搬送路２８から矢印Ｉ３で示ずように
テーブル２１に搬送された通帳１は、駆動ローラ２２Ａ
、２２Ｂによってテーブル２１」−の所定位置に搬入さ
れかつローラ２２Ａ、２２Ｂによってテーブル２１」−
に圧接された状態で停止される。次に、テーフ゛ル２１
上の油中１乏２１は、テーフ゛ル２１が支持軸２３を介
してモータ２４によって支持軸２３の軸線回り（この場
合は、矢印へ方向）に１８０°回転されることによって
、テーブル２１と共に１８０°回転、つまり反転される
。このようにして反転された通帳１は駆動ローラ２２Ａ
、２２Ｂによってテーブル２１から搬出され、搬送路２
８に搬入される。そして、ｉＪ１帳１は搬送路２８から
図示し２（いｊｍ帳記帳機の印字部に向けて搬送される
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

−１−記従来例においては、通帳反転用テーブル２１を
回転（反転）させる構成として、テーブル２１支持軸２
３で支持し、この支持軸２３をテーブル駆動モータ（パ
ルスモータ）２４に連結した構成としているため、モー
タ２４からテーブル２１までの高さＨ、が大きくなり、
反転機構全体が占める設置スペースが立体的（三次元的
）となって大きくなるという問題がある。また、ローラ
駆動モータ２６及び軸受２７をテーブル２１と一体状に
設けてテーブル２１と一緒に回転する構成としているた
め、構造が複雑化されるという問題がある。

本発明は、このような問題点にかんがみて創作されたも
ので、簡易構成で反転機構全体が占める設置スペースを
平面的（二次元的）にして小さく設定することが可能な
通帳記帳機における通帳反転機構を堤供することを目的
としている。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するための手段として、本発明では、
第１図に例示するように、通帳反転用テーブル（３１）
を有し、該テーブル（３１）の上面（３１ａ）に対向し
て配置されかつ個々に正逆回転可能に形成されて通１１
１！（］）の搬送作用及び反転作用を兼有する一対の駆
動ローラ（３２Ａ、　３２Ｂ）を前記テーブル（３１）
と別体状に設けて構成したことを特徴とする通帳記帳機
におけるｊｉｒＩ帳反転機構を稈供する。

〔作　用〕

ローラ３２Ａ、３２Ｂを共に同一方向に回転させること
により、テーブル（３１）に対する通帳（１）の搬入・
停止及び搬出を行なうことができる。またローラ３２Ａ
　、　３２Ｂを互に正・逆回転させることにより、ロー
ラ３２Ａ、３２Ｂの摩擦力によって通帳（１）に偶力を
与えて通帳（１）を水平方向に反転させることができる
。

〔実施例〕

第１図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の第１実施例を示す
図であって、（ａ）はその平面図、（ｂ）は（ａ）の右
側面図である。尚、図中、符号】は総合口座通帳を示し
ている。

本例は、主として１ｉｌＩ！反転用テーブル３１と、こ
のテーブル３１の上面３１ａに対向して配置されかつ個
々に正逆回転可能に形成され、１ｌｌｌ帳１の搬送作用
と反転作用を兼有する一対の駆動ローラ３２Ａ、３２Ｂ
を設けて構成される。テーブル３１はその両側にガイド
部３１ｂ、３１Ｃが設けられ、その下面中央部に直立状
に固設された支持軸３３によって支持されている。支持
軸３３ば受は台３４に回転自在に支持されている。これ
により、テーブル３１は支持軸３３を介して受は台３４
」−に回転自在に配設される。駆動ローラ３２Ａ、３２
Ｂは、支持軸３３の軸線に対応して左右一対として配置
され、回転軸３５Ａ、３５Ｂの一端側に挿着固定されて
いる。回転軸３５Ａ　、　３５Ｂの他端側はローラ駆動
モータ（パルスモータ）　３６Ａ　、　３６Ｂにそれぞ
れ連結されている。これにより、各駆動ローラ３２Ａ。

３２Ｂはそれぞれ各モータ３６Ａ、３６Ｂによって個々
に正逆回転可能に配設される。そして、各モータ３６Ａ
　、　３６Ｂはテーブル３１と別体状で配設されている
。尚、符号３８は通帳Ｉをテーブル３１に対して搬入及
び搬出するための搬送路、３９は搬送ローラをそれぞれ
示している。

本例では、通帳１は、搬送路３８から搬送ローラ３９に
よって矢印Ｂ方向に搬送されてテーブル３１に搬入され
る。テーブル３１に搬入された通Φ長１は駆動ローラ３
２Ａ、３２Ｂに引き継がれ、これらのローラ３２Ａ、３
２Ｂによって、テーブル３１内の所定位置（図示の位置
）まで搬送されてから停止され、かつテーブル３１の上
面３１ａに圧接されている。この時、一対のローラ３２
Ａ、３２Ｂは共に同一方向に回転して」二記の如＜Ｉ帳
１の搬送操作及び停止操作を行なう。次にローラ３２Ａ
　、　３２Ｂを互に正・逆回転させることにより、ロー
ラ３２Ａ。

３２Ｂの摩擦力によってｉｆ！！帳１はテーブル３１と
共に支持軸３３の軸線回り（この場合は、矢印六方（Ｉ
Ｉ） 向）に１８０°回転（反転）される。このようにして反
転された通帳１は、ローラ３２Ａ、３２Ｂを共に同一方
向に回転させることによって、テーブル３１から搬送さ
れ、搬送路３８に搬入され、１般送ローラ３９に引き継
がれて図示しない通帳記帳機の印字部に向かって搬送さ
れる。

本例は、このようにテーブル３１の−Ｆ面３１ａに対向
して配置した一対の駆動ローラ３２Ａ　、　３２Ｂをそ
れぞれ個別に正・逆回転可能にテーブル３１と別体状に
設けかつこれらのローラ３２Ａ、３２Ｂが通帳１の搬送
及び反転作用を行なうように構成することにより、受台
３４からテーブル３１までの高さＨ２を非常に小さくす
ることができるので、反転機構全体が占める設置スペー
スを従来と比べて平面的（二次元的）にして小さく設定
することができ、また、構造の簡略化を図ることができ
る。

第２図は本発明の第２実施例を示す平面図である。本例
は、前出の第１実施例（第１図）と同様な着想で構成さ
れたものであるが、通帳反転用テーブル３１−１を第１
実施例のテーブル３１よりも幅の広い平板状に形成しか
つ固定配置した点が第１実施例と異なる点である。従っ
て、本例は、通帳１を駆動ローラ３２Ａ、３２Ｂによっ
てテーブル３１−１の上面３１ａ上で上面３１ａと摺動
しながら反転させるように、構成されたものであり、そ
の他の作用、効果は第１実施例と同様である。

尚、本発明は、上記各実施例の態様に限定されるもので
はなく、例えば、ローラ駆動モータ３６Ａ。

３６Ｂをいずれか一方のモータのみ配設し、駆動ローラ
３２Ａ、３２Ｂ相互間に動力伝達機構を配設し、この動
力伝達機構を介して駆動ローラ３２Ａと３２Ｂを必要に
応じて共に同一方向に回転させることや、これを変換し
て互に正逆回転させるように構成することも可能である
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、通帳反転用テー
ブル（３１）の上面（３１ａ）に対向してテーブル（３
１）と別体状で配置した一対の駆動ローラ（３２Ａ。

３２Ｂ）をそれぞれ個別に正逆回転可能に形成して通帳
（１）の搬送及び反転作用を行なうように構成すること
により、反転機構の高さを従来よりも大幅に小さくする
ことがでのるので、反転機構全体が占める設置スペース
を従来よりも平面的にして大幅に小さく設定することが
でき、また、構造の簡略化を図ることができるという好
ましい効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の第１実施例を示す
図、第２図は本発明の第２の実施例を示す図、第３図は
従来例を示す図、 第４図は通帳の一例として総合口座通帳（１）を示す図
、 第５図は通帳記帳機の一例を示すブロック図である。 第１．２，４．５図において、 １は総合口座通帳、　２Ａ　、　２Ｂは磁気ストライブ
、１０は通帳記帳機、　　１８は通帳反転部、３１　、
３］−］は通帳反転用テーブル、：ｓｚＡ、ｔｙ：ｂは
う区劃ローフへ ３３は支持軸、　　　　３４は受は台、３５Ａ、３５Ｂ
は回転軸、 ３６Ａ　、　３６Ｂばローラ駆動モータ（パルスモータ
）、をそれぞれ示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、通帳反転用テーブル（３１）を有し、該テーブル（
   ３１）の上面（３１ａ）に対向して配置れかつ個々に正
   逆回転可能に形成されて通帳（１）の搬送作用及び反転
   作用を兼有する一対の駆動ローラ（３２Ａ、３２Ｂ）を
   前記テーブル（３１）と別体状に設けて構成したことを
   特徴とする通帳記帳機における通帳反転機構。