JPH0426927Y2 - - Google Patents

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JPH0426927Y2
JPH0426927Y2 JP1987022555U JP2255587U JPH0426927Y2 JP H0426927 Y2 JPH0426927 Y2 JP H0426927Y2 JP 1987022555 U JP1987022555 U JP 1987022555U JP 2255587 U JP2255587 U JP 2255587U JP H0426927 Y2 JPH0426927 Y2 JP H0426927Y2
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JP
Japan
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card
roller
roll paper
sensor
path
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロール紙を切断しながらこれをカー
ドとして発行するようにしたカード発行機に関す
る。
(従来の技術) ロール紙を切断しながらこれをカードとして発
行するようにしたカード発行機がある。実開昭59
−100358号公報記載のものはその例で、ロール紙
の先端部を送りモータによりカツターユニツトに
搬送し、ロール紙をカツターユニツトで所定長に
切断してカード化したのち日付等を印字し、また
書き込み読み出しユニツトによりデータの書き込
み読み出しを行つてカードを発行するようになつ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のカード発行機によれば、発行指令があつ
て初めてロール紙を切断してカード化し、所定の
処理を行つてカードを発行するため、発行指令が
あつてからカードが発行されるまでの待ち時間が
長いという問題があつた。
本考案は、かかる従来の問題点を解消するため
になされたもので、発行指令があつてからカード
が発行されるまでの待ち時間を短くしてカード発
行の高速化を図つたカード発行機を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ロール紙を搬送する搬送ローラと、
搬送されたロール紙を所定長さに切断してカード
とするカツターと、上記カードをカード通路に待
機保持する保持部と、カードに所定の情報を記録
する記録部と、カードを搬送するカード通路とを
有し、このカード通路は途中で曲がり、この曲が
り部よりも上流側が待機保持部、下流側が記録部
となつており、さらに、上記曲がり部からリジエ
クト搬送路が分岐しており、カード発行指令を受
けたとき上記保持部で待機保持されたカードを搬
送してこれに所定の情報を記録し発行すると共
に、後続のロール紙を上記カツターで切断し上記
保持部に待機保持させ、記録部でエラーを生じた
カードは上記リジエクト搬送路に搬送するように
したことを特徴とする。
(作用) カツターは、搬送ローラで搬送されたロール紙
を切断してカードとし、保持部は、上記カードを
カード通路に待機保持する。カード発行指令が出
されると、待機保持されていたカードをカード搬
送部が搬送し、記録部が上記カードに所定の情報
を記録したあとカードが発行される。後続のロー
ル紙はカツターで所定長に切断されてカード化さ
れ、保持部で待機保持される。記録部でエラーを
生じたときは、そのカードがリジエクト搬送路に
搬送される。
(実施例) 第1図、第2図において、カード処理装置の本
体を構成する基板120の一側面側にはドア11
3が蝶番119によつて水平面内で回動自在に支
持されており、ドア113を回動させることによ
り基板120の一側面を開閉できるようになつて
いる。基板120の正面側には除電ブラシ111
が設けられ、その下にカード排出口112が形成
されている。ドア113にはフイードスイツチ1
14が設けられると共に、センサカバー122が
設けられている。ドア113の上部にはロール芯
115が設けられ、このロール芯115にはロー
ル紙セツトリング116によつてカードの素材と
なるロール紙117が装填される。以上述べた処
理装置は所定の外装ケース内に収容されるが、外
装ケースの図示は省略されている。
第3図は、上記ドア113によつて覆われた部
分の基板120外側の構成を示す。基板120に
は次のような各種モータやローラ、カードガイド
等が取りつけられている。前記ロール紙117の
端部はテンシヨンアーム3に設けられたテンシヨ
ンローラ103により取り込みローラ15に押し
つけられて処理装置内に取り込まれて、アーム4
上のテンシヨンローラ104と搬送ローラ13に
よつて取り込みガイド63内に取り込まれる。各
ローラ15,13はサイドガイド49,48によ
りベアリングを介して回転可能に支持されてい
る。ローラ13はローラ15よりもロール紙11
7の下流側に配置されている。ローラ15,13
の回転は個別に制御され、ループガイド67内に
おいてロール紙117に所定の範囲のループが形
成される。ローラ13はカード発行信号が出され
たときローラ15よりも高速でロール紙を搬送す
る。テンシヨンローラ104はサイドガイド47
によつて支持されている。
取り込みガイド63内に取り込まれたロール紙
117の端部はロータリーカツター8により所定
の長さに切断されてカード化されたのち、カード
ガイド65の立ち上がり部65aと別のカードガ
イド138とで形成された垂直方向のカード通路
に導かれる。この垂直方向のカード通路は、カー
ドガイド65の水平部と別のカードガイド66で
形成される水平方向のカード通路に連通してい
る。第5図にも示されているように、上記水平方
向のカード通路は、上記垂直方向のカード通路と
の連通部において、カードガイド66の傾斜部6
6aと分離板40a及び分離ガイド40で形成さ
れるリジエクト搬送路に連通している。このリジ
エクト搬送路の終端下方にはリジエクトスタツカ
ー61が設けられている。上記リジエクト搬送路
の途中には除電ブラシ40bが設けられている。
二つのカードガイド65,66で形成されたカー
ド通路の終端は、第2図に示したカード排出口1
12に通じている。
垂直方向のカード通路及びこれに連通する水平
方向のカード通路を形成する一方のカードガイド
65側には、四つのプーリ31,35,29,3
3がサイドプレート5により回転可能に配置さ
れ、これらのプーリ31,35,29,33には
ベルト75が掛けられている。このベルト75の
一部は、カードガイド65に形成されている溝6
5b(第18図参照)を通してカード通路内に進
出している。プーリ31の部分におけるベルト7
5にはカード通路の反対側からテンシヨンローラ
41が圧接しうるようになつている。プーリ35
の部分におけるベルト75には前記リジエクト搬
送路を挟んで二つのテンシヨンローラ105,1
06が圧接している。また、プーリ33の部分に
おけるベルト75にはカード通路の反対側からテ
ンシヨンローラ108が圧接している。ベルト7
5にはテンシヨンプレート37に支持されたテン
シヨンローラ109が圧接することにより適宜の
張力が与えられている。前記テンシヨンローラ4
1はソレノイド17によつてベルト75に対する
圧接、離間が制御される。プーリ35とプーリ3
3の間におけるベルト75にはプーリ29が配置
されており、このプーリ29の部分におけるベル
ト75にはカード通路の反対側からテンシヨンロ
ーラ42が圧接している。
プーリ31とプーリ35の間には、カードをカ
ード通路に一時的に待機保持するプツシユプレー
ト18が配置されている。このプツシユプレート
18はカードガイド65の立ち上がり部65aと
カードガイド138で形成されるカード通路に進
出する向きにばね86で付勢されており、このば
ね付勢力でカードをカードガイド138の内側面
に押しつけてカードを上記通路内に一時的に待機
させる。前記リジエクト搬送路の終端部には、こ
の搬送路を挟んでリジエクトローラ26とこれに
圧接するテンシヨンローラ107が配置されてい
る。また二つのカードガイド65,66で形成さ
れる水平方向のカード通路の終端部には排出プラ
テンローラ11が配置され、このローラ11に対
しては排出ローラ141が圧接しうるようになつ
ている。ローラ141に重なる位置にはプリント
ヘツド90が配置されている。プリントヘツド9
0はソレノイド82の励磁によつてカード通路に
進出する。
各テンシヨンローラ103,104,105,
106,107,42,108は、ばね付勢され
た適宜のテンシヨンアームによつて支持されるこ
とにより、相対向するローラ又はベルトに圧接す
る。各ローラ15,13,11,26及びプーリ
31,35,29,33は適宜のベアリングを介
して支持されている。ローラ41,105のアー
ムは基板120で、ローラ26はサイドプレート
6で支持され、ローラ106、42,108のア
ームは基板120で、ローラ11はサイドプレー
ト39で支持されている。
第3図、第4図において、前記搬送ローラ13
はモータプーリ25、ベルト74、プーリ24を
介してステツピングモータ76で駆動され、取り
込みローラ15はプーリ45、ベルト70、プー
リ55を介してモータ80で駆動される。ロータ
リーカツター8はモータ110で駆動され、プー
リ35はモータプーリ28、ベルト72、プーリ
52を介してモータ81で駆動され、リジエクト
ローラ26は上記プーリ52と一体のプーリ5
3、ベルト71、プーリ51を介して上記モータ
81で駆動される。上記ベルト71にはテンシヨ
ンプレート38上のテンシヨンローラにより適宜
の張力が与えられている。排出プラテンローラ1
1はプーリ46、ベルト73、プーリ10を介し
て排出ステツピングモータ9で駆動される。
前記カードガイド65,66の幅は、第16図
に示されているように、ロール紙117が切断さ
れることによつて形成されたカード117Aの幅
よりも小さくなつている。また、カードガイド6
5,66には、第18図、第20図に示されてい
るように前記各ローラをカード通路に進出させる
ための孔が形成されている。
第3図において、テンシヨンローラ42と重な
るように、カードに所定の情報信号を記録するた
めの記録部としての書き込みヘツド87が配置さ
れ、また、テンシヨンローラ108と重なるよう
に読み出しヘツド88が配置され、これらのヘツ
ド87,88の前面はカードガイド65,66で
形成されるカード通路内に進出し、プーリ33,
29と同軸上にあるバツクアツプローラに圧接し
ている。
前記ドア113には各種センサその他が取りつ
けられている。第15図において、2点鎖線はロ
ール紙117の端部及びこれを切断することによ
つて得られるカードの通路を示しており、この通
路に沿つて上流側から順にジヤム及びカツト長セ
ンサ132、ジヤム及びライトタイミングセンサ
130、ジヤム及びリードタイミングセンサ12
9、ジヤム及び印字タイミングセンサ128、ジ
ヤム及び排出センサ123が配置され、さらに、
リジエクト搬送路に対応する位置にはジヤム及び
リジエクトセンサ131が配置されている。これ
ら各センサは、例えば発光部とこれに対向する受
光部を有する光学的なセンサでなり、ドア113
を本体基板120に対して閉じたとき、各センサ
の発光部及び受光部がカードガイドの窓孔を通じ
かつカード通路を挟んで対向するようになつてい
る。第16図はこのようにドア113を本体基板
120に対し閉じた状態を示しており、センサ1
23で代表して示されているように、カードガイ
ド65,66で形成されるカード通路を挟んでセ
ンサの発光部と受光部が対向する。また、ドア1
13を閉じた状態では、カード通路の幅方向の一
側をドア113の内面によつて規制し、カード通
路の幅方向の他方側を本体120の面によつて規
制し、これら規制面間においてカード117Aが
搬送されるようになつている。
第3図、第15図において、ドア113を閉じ
たとき、前記センサ132はプーリ35の上部寄
りの位置に重なるように配置され、同様にセンサ
130はローラ29、ローラ42に重なり、セン
サ129はプーリ33及びローラ108に重な
り、センサ123はヘツド90及びローラ11に
重なり、センサ131はローラ26,107に重
なるように配置され、また、センサ128はセン
サ129とセンサ123との間で配置されてい
る。
第15図、第16図において、ドア113には
外側部にフイードスイツチ114が設けられると
共に、内側部にドア開放検知用ドツク133が設
けられている。ドツク133は、ドア113を開
いたとき基板120側の検知部89から抜け出て
ドア113が開放されたことを検知できるように
なつている。ドア113にはまたその前端縁にド
ア113を開閉するときの把手を兼ねた補強リブ
118が形成され、また、ドア113の位置決め
用穴135及び位置決め用溝136が形成されて
いる。ドア113の内側面には、これを閉じた状
態に保持するためのドアキーパー125が適宜の
箇所に設けられており、また、ドア113の外面
側には前記各センサを保護するためのセンサカバ
ー122が被せられている。
第6図乃至第8図はテンシヨンローラ41とプ
ツシユプレート18の部分の詳細を示す。テンシ
ヨンローラ41は二つのローラからなり、軸94
を中心に回動自在かつ下方に伸びたアーム93の
先端部にピン98によつて支持されている。アー
ム93はばね95によりローラ41がカード通路
に進出する向きに回動付勢されている。上記ピン
98は仲介レバー96を介して前記ソレノイド1
7の鉄心97に連結され、ソレノイド17の励磁
により上記アーム93が付勢力に抗して回動させ
られる。プツシユプレート18は横断面が「コ」
字状に折曲形成され、その「コ」の字の開放端縁
である先端縁がカード通路内に進出すると共に、
圧縮コイルばね86により上記先端面がカード通
路を形成するカードガイド138の内側面に圧接
する。
第9図、第10図はプリントヘツド90及び排
出ローラ141を有する印字・排出テンシヨンロ
ーラユニツト7の詳細を示す。排出ローラ141
は二つのローラからなり、軸143を中心に回動
可能なレバー152の先端部のピン146の両端
部に設けられている。レバー152はばね149
でローラ141がカード通路に進出する向きに付
勢されている。ピン146は仲介レバー148を
介しソレノイド145の鉄心147に連結され、
ソレノイド145の励磁によりローラ141がカ
ード通路から離間する向きにレバー152を回動
させる。プリントヘツド90は例えばサーマルヘ
ツドでなり、上記軸143を中心に回動可能なレ
バー142の下面に設けられている。レバー14
2はばね144によりヘツド90がカード通路に
進出する向きに付勢されている。レバー142の
一端部はソレノイド82の鉄心150に連結され
ている。鉄心150はばね151によりソレノイ
ド82から突出する向きに付勢されている。ばね
151の付勢力はばね144の付勢力よりも大き
く、ソレノイド82が励磁されるとばね151に
抗しレバー142が回動させられてヘツド90が
カード通路に進出する。
第11図、第12図は前記ロータリーカツター
8の詳細を示す。ロータリーカツター8は、ブラ
ケツト154に固定された固定刃155とこの固
定刃155と平行にかつ回転可能に設けられた回
転刃156を有してなり、回転刃156の一端部
にはカツターアーム157が固着されている。回
転刃156は円柱の一部を切除して断面D字状に
形成されてなり、この切除部と固定刃155の一
側縁との間にロール紙を通し、回転刃156を回
動させて固定刃155との間の剪断力によりロー
ル紙を切断するようになつている。上記アーム1
57には長手方向の溝158が形成されており、
この溝158には第4図に示されているようにモ
ータ110によつて回転駆動されるカムリング1
上のカムローラ2が嵌まつている。従つて、モー
タ110の回転駆動により回転刃156が回転し
てロール紙が切断される。カムリング1にはブラ
ケツト77で保持されたストツプセンサ78のア
クチユエータが摺接し、上記回転刃156のホー
ムポジシヨンを検知する。
第3図、第4図において、二つのローラ15,
13間におけるロール紙117のループガイド6
7の部分にはブラケツト22によつて棒状のルー
プドツク91が下方向に移動可能に支持されてい
る。ループドツク91は自重により下降しうる
が、ループドツク91の上端部に設けられたドツ
クローラ54が基板120に形成されたガイド溝
159から外側面側に突出してロール紙117の
たるみ部分に引つ掛けられている。ループドツク
91の下方にはブラケツト23によりループセン
サ83が設けられており、ロール紙のたるみ量が
所定量に達するとループドツク91の下端がセン
サ83の位置に達してこれをセンサ83が検出す
る。一方、ループドツク91の上方にはブラケツ
ト21によりループ異常センサ84が設けられ、
ロール紙のたるみ量が所定の量以下になるとルー
プドツク91の上端がセンサ84の位置に達して
これをセンサ84が検出する。
第3図において、リジエクトスタツカー61の
底部には、リジエクトカードの有無を検知するリ
ジエクトセンサ79が配置されている。
第13図、第14図にも示されているように、
ロール紙117は、ロールシヤフト160に対し
回転可能なフランジ161と一体のロール芯11
5に装填され、セツトリング116でセツトされ
る。ロール芯115にはブレーキバンド162の
両端部が結合され、ブレーキバンド162がシヤ
フト160に巻きつけられることにより、ロール
紙117の回転に対しブレーキ力が与えられる。
前記搬送ローラ13はこれを手動的に回転させ
ることができるように、搬送ノブ50を一体に有
している。
次に、上記実施例の動作を説明する。
まず、ドア113を開いた状態でロール紙11
7を第1図、第13図、第14図のように装填
し、ロール紙117の端部を取り込みローラ1
5、テンシヨンローラ103間に通し、第3図に
破線で示されているように適宜のたるみを形成し
たあと搬送ローラ13、テンシヨンローラ104
間に通し、搬送ノブ50を操作してロータリーカ
ツター8の部分まで手動的に搬送する。次に、ド
ア113を閉じ、フイードスイツチ114を押し
てロール紙117の最外周分に相当する枚数のカ
ードに順次切断しつつ搬送し、これをリジエクト
スタツカー61に取り込んで無効とする。これ
は、ロール紙117は外周面が磁性面となつてお
り、この磁性面の傷や汚れによる誤動作を回避す
るためである。このようなリジエクトスタツカー
61への取り込みは、ベルト75を正転させてカ
ードをカードガイド65,66で形成される水平
方向のカード通路に搬送したあと上記ベルト75
を逆転させかつリジエクトローラ26を駆動する
ことによつて行う。
リジエクト動作が終了すると、ソレノイド17
が励磁されてテンシヨンローラ41がカード通路
から逃げ、ロータリーカツター8によつて切断さ
れたカードがプツシユプレート18によりカード
通路の一方の内側面に押しつけられてベルト75
から離間し、カードが搬送されない待機保持状態
となる。その後搬送ローラ13が停止、ソレノイ
ド17が消磁されてテンシヨンローラ41がばね
により元の位置に戻る。これでセツト完了とな
る。カードのカード長は、センサ132がロール
紙117の孔やマーク等を検知し、この検知信号
によりモータ110を駆動することによつて決ま
る。即ち、第11図、第12図について説明した
ように、モータ110の駆動により回転刃156
が回動させられ、ロール紙が所定長さに切断され
てカードとされる。
ループガイド67内においては、取り込みロー
ラ15と、これよりも下流側の搬送ローラ13と
の間においてロール紙117に所定の範囲内のた
るみが確保される。即ち、たるみ量が一定量以下
に少なくなるとループドツク91が持ち上げられ
てこれをループ異常センサ84が検知し、モータ
80を駆動して取り込みローラ15を回転駆動
し、ループガイド67内にロール紙117を取り
込んでローラ15,13間にたるみを形成する。
たるみの形成に伴いループドツク91が下降し、
たるみ量が所定量以下になるとループドツク91
の下端をセンサ83が検知し、この検知信号によ
りモータ80を停止させてローラ15を停止され
る。
カード発行指令信号が出力されると、搬送ロー
ラ13が回転駆動されてロール紙をカード通路内
に迅速に取り込む。同時に、ソレノイド17が消
磁され、ばね付勢力でテンシヨンローラ41がプ
ツシユプレート18を押し、待機保持されていた
カードがベルト75に圧接させられると共に、モ
ータ81によりベルト75が第3図に実線で示さ
れる向きに駆動される。こうして、待機位置にあ
つたカードがカード通路に沿つて搬送され、書き
込みヘツド87によつてデータの書き込みが、読
み出しヘツド88によつてデータの読み出しが行
われる。書き込みのタイミングはセンサ130の
検知によつて決められ、読み出しのタイミングは
センサ129の検知によつて決められる。データ
の読み出し後モータ9により排出プラテンローラ
11が駆動されてカードが搬送され、このカード
をセンサ128が検知することによりソレノイド
145が励磁され、第9図、第10図について説
明したように排出ローラ141が搬送路から離間
し、カードをプーリ33よりもらい受けた後、ソ
レノイド145が消磁されローラ11に圧接する
と共にプリントヘツド90がカードに押しつけら
れ、日付その他の文字が印字される。そのあとソ
レノイド82が消磁されてヘツド90はカードか
ら離間させられ、圧接させられたローラ141に
よりてカードが排出口112に排出される。
上記読み出しヘツド88による読み出しデータ
にエラーがある場合はモータ81が逆転して分離
板40aによりカードがリジエクト搬送路に送り
込まれ、リジエクトローラ26の駆動によりカー
ドがリジエクトスタツカー61に取り込まれる。
以上のような動作をする間に、搬送ローラ13
によつて搬送されたロール紙117がロータリー
カツター8で所定の長さに切断され、ソレノイド
17が励磁されてテンシヨンローラ41がカード
通路から退避し、プツシユプレート18が上記カ
ードをカードガイド138に押しつけてベルト7
5から離間させた前述の待機保持状態とする。
ドア113を開くとドアオープン検知用ドツク
133が基板120側の検知部89から抜け出て
ドア113が開かれたことが検知され、この状態
ではカード発行動作が停止する。
このように、上記実施例によれば、ロール紙を
所定長に切断してカードとし、これを保持部で待
機保持させておき、カード発行指令が出されると
上記待機保持されたカードを搬送して所定の情報
を記録し発行するようにしたため、カード発行指
令からカード発行までに要する待ち時間を短くす
ることができ、カード発行の高速化を図ることが
できる。また、上記実施例によれば、ローラ1
5,13でなるロール紙の取り込み部においてロ
ール紙をS字状にカールさせるようにしたため、
ロール紙の巻癖が除去され、ジヤム等のトラブル
がなく安定した搬送を行うことができる。上記取
り込み部に対し切断部を直線的に配置したので切
断長さの精度を高めることができるし、書き込み
読み出し部及び印字部を直線的に配置したため、
カードの円滑な搬送と安定した各種処理を行うこ
とができる。また、搬送機構部と各種センサ部を
分離した形にし、また、カードガイドの幅をカー
ド幅よりも小さくしたため、カードジヤム等のト
ラブル時にカードがどの位置にあつても容易に除
去できるなど保守点検時の作業性に優れている。
カード通路にはその途中に曲がり部を設け、この
曲がり部よりも上流側を待機保持部、下流部を記
録部とし、さらに、上記曲がり部からリジエクト
搬送路を分岐させたため、記録部でカードにエラ
ーを生じても、このカードを待機中のカードに何
ら影響を与えることなくリジエクトすることがで
きるし、リジエクトしたあと直ちに上記待機中の
カードを記録部に搬送することができる。
本考案に係るカード発行機は、例えば食堂やレ
ストラン等における食券の発行、遊園地の乗物券
の発行、カラオケ券や乗車券や駐車券など各種カ
ードの発行機として使用することができる。
(考案の効果) 本考案によれば、ロール紙を所定長に切断して
カードとし、これを保持部で待機保持させてお
き、カード発行指令が出されると上記待機保持さ
れたカードを搬送して所定の情報を記録し発行す
るようにしたため、カード発行指令からカード発
行までに要する待ち時間を短くすることができ、
カード発行の高速化を図ることができる。カード
通路にはその途中に曲がり部を設け、この曲がり
部よりも上流側を待機保持部、下流部を記録部と
し、さらに、上記曲がり部からリジエクト搬送路
を分岐させたため、記録部でカードにエラーを生
じても、このカードを待機中のカードに何ら影響
を与えることなくリジエクトすることができる
し、リジエクトしたあと直ちに上記待機中のカー
ドを記録部に搬送することができ、エラーを生じ
た場合でもカード発行の高速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカード発行機の実施例を
示す外観側面図、第2図は同上正面図、第3図は
上記実施例の本体基板側の構成を示す側面図、第
4図は同上本体基板を反対側から見た側面図、第
5図は上記実施例中のカード通路の一部を拡大し
て示す側面図、第6図は上記実施例中のプツシユ
プレート及びその近傍のローラを拡大して示す背
面図、第7図は同上ローラ部分の斜視図、第8図
は上記プツシユプレート及びローラ部分を拡大し
て示す一部断面側面図、第9図は上記実施例中の
印字・排出テンシヨンローラユニツトの一部断面
正面図、第10図は同上側面図、第11図は上記
実施例中のロータリーカツター部分の平面図、第
12図は同上側面図、第13図は上記実施例中の
ロール紙セツト機構部分を拡大して示す断面図、
第14図は同上側面図、第15図は上記実施例中
のドアの側面図、第16図は上記実施例のドアを
閉めた状態におけるドアと本体基板との位置関係
を示す正面図、第17図は上記実施例中の一つの
カードガイドの側面図、第18図は同上平面図、
第19図は上記実施例中の別のカードガイドの側
面図、第20図は同上平面図である。 8……カツター、13……搬送ローラ、18…
…保持部を構成するプツシユプレート、65,6
6……カード搬送部を構成するカードガイド、7
5……カード搬送部を構成するベルト、117…
…ロール紙、117A……カード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロール紙を搬送する搬送ローラと、搬送された
    ロール紙を所定長さに切断してカードとするカツ
    ターと、上記カードをカード通路に待機保持する
    保持部と、カードに所定の情報を記録する記録部
    と、カードを搬送するカード通路とを有し、この
    カード通路は途中で曲がり、この曲がり部よりも
    上流側が上記保持部、下流側が記録部となつてお
    り、さらに、上記曲がり部からリジエクト搬送路
    が分岐しており、カード発行指令を受けたとき上
    記保持部で待機保持されたカードを搬送してこれ
    に所定の情報を記録し発行すると共に、後続のロ
    ール紙を上記カツターで切断し上記保持部に待機
    保持させ、記録部でエラーを生じたカードは上記
    リジエクト搬送路に搬送するようにしたことを特
    徴とするカード発行機。
JP1987022555U 1987-02-18 1987-02-18 Expired JPH0426927Y2 (ja)

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JPS63130866U JPS63130866U (ja) 1988-08-26
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ID=30820052

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250732A (en) * 1975-10-21 1977-04-23 Toshiba Corp Typing device
JPS5283299A (en) * 1975-12-30 1977-07-12 Nippon Signal Co Ltd:The Ticket issuing method in multi-functional ticket vending machines

Patent Citations (2)

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JPS63130866U (ja) 1988-08-26

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