JPS62192406A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents

難燃性樹脂組成物

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JPS62192406A
JPS62192406A JP61033050A JP3305086A JPS62192406A JP S62192406 A JPS62192406 A JP S62192406A JP 61033050 A JP61033050 A JP 61033050A JP 3305086 A JP3305086 A JP 3305086A JP S62192406 A JPS62192406 A JP S62192406A
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片桐 純一
Akira Nagai
晃 永井
Keiko Tawara
俵 敬子
Akio Takahashi
昭雄 高橋
Motoyo Wajima
和嶋 元世
Toshikazu Narahara
奈良原 俊和
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、難燃性樹脂組成物、それを用いたプリプレグ
および積層板に係り、特に難燃性、耐熱性および電気特
性に優れた多層プリント回路板に好適な積層材料に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、多層プリント回路板用積層材料として。
難燃性を付与する為にブロム化変性樹脂や添加型難燃剤
を用いたフェノール樹脂、エポキシ樹脂およびポリイミ
ド樹脂等の積層板が主に使用されている。特に大型計算
機には高密度化が望まれ、耐熱性、寸法安定性の優れた
ポリイミド系樹脂が用いられている。しかし、近年、大
型計算機の高速演算処理化に伴い、信号伝送速度の向上
のため、電気特性の優れたプリント回路板が要求されて
いる。特に信号伝送遅延時間を短かくし、かつ回路厚を
小さくするために低誘電率のプリント回路板が必要とれ
ている。このような低誘電率積層材料として四フッ化エ
チレン樹脂、ポリブタジェン樹脂積層板等が開発さてい
る。この種の積層板に関するものとして、例えばプロシ
ーデインーグ・エヌ・イー・ピー・シー・オー・エヌ、
  (I981年)第160頁から第169頁(Pro
c、NEPCON(I981)P、P 160−1.6
9)および特開昭55−127426号公報等が挙げら
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしPTFE積層板は、樹脂が熱可塑性であり、ガラ
ス転移温度が低いため、高温における熱膨張率が大きく
寸法安定性が十分でないなどの問題があり、特に多層化
接着した際のスルーホール信頼性等に不安があって、多
層プリント回路板に適用する場合エポキシ樹脂と同程度
の配線密度をとっており、低誘電率材料としてのメリッ
トがあまりない、また、PTFEには適当な容媒がない
ので、一般に加熱溶融圧着による接着法がとられている
が、溶融温度が非常に高いという欠点がある。また、ポ
リブタジェン樹脂は分子構造上、易燃性であるという欠
点があり、lt燃性を付与する為にデカブロモジフェニ
ルエーテル、トリフェニルホスフェート等の添加型難燃
剤やトリブロモフェニルメタクリレート、トリブロモフ
ェニルアクリレート等の反応型難燃剤を添加する必要が
あるが、これらの添加によりポリブタジェン樹脂本来の
電気特性、耐熱性9寸法安定性を損うという問題がある
本発明の目的は、従来、大型計算機に使用されているポ
リイミド系多層プリント配線板に変わる材料として、ポ
リイミド積層材料と同程度の高密度配線が可能で難燃性
を有する低誘電率積層材料に関するものである。そのた
めの樹脂組成物、プリプレグおよび積層板を提供するも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
第一の発明は難燃性樹脂組成物に関し、その特徴は、下
記一般式(に) (式中、Aは水素、アルキル基およびハロゲン基であり
、Rは炭素数2〜4のアルケニルまたはアルケノイル又
は、アリル基、ブテニル基、ビニル基、アクリノイル基
、メタクリノイル基、エポキシメタクリノイル基であり
、mは1−〜4.nは1〜100の数を示す)で表わさ
れるポリ(P−ヒドロキシスチレン)誘導体から成るプ
レポリマを必須成分とすることにある。
第二の発明は詐燃性樹脂組成物に関し、その特徴は、F
記一般式(I) (式中、Aは水素、アルキル基およびハロゲン基であり
、Rは炭素数2〜4のアルケニルまたはアルケノイルで
あり、mは1〜4.nは1〜100の数を示す)で表わ
されるポリ(P−ヒドロキシスチレン)誘導体から成る
プレポリマに下記一般式(II ) (式中、Bはグリシジルエーテル系エポキシのコポリマ
であり、nは4〜100の数を示す)で表わされるエポ
キシ変性ポリブタジェンを配合してなることにある。
第三の発明は難燃性樹脂組成物を用したプリプレグに関
し、合成樹脂を基材に含浸、乾燥してなるプリプレグに
おいて、該合成樹脂が下記一般式(式中、Aは水素、ア
ルキル基およびハロゲン基であり、Rは炭素数2〜4の
アルケニルまたはアルケノイル又はアリル基、ブテニル
基、ビニル基。
アクリノイル基、メタクリノイル基、エポキシメタクリ
ノイル基であり、mは1〜4.nは1〜]、 OOの数
を示す)で表わされるポリ())−ヒドロキシスチレン
)誘導体からなるプレポリマを溶媒に溶かしフェス状と
したものであることにある。
第四の発明は難燃性樹脂組成物を用いた積層板に関し、
その特徴は、合成樹脂を基材に含浸、乾燥してなるプリ
プレグが積層接着された積層板において、該合成樹脂が
一般式(I) (式中、Aは水素、アルキル基およびハロゲン基であり
、Rは炭素数2〜4のアルケニルまたはアルケノイル又
はアリル基、ブテニル基、ビニル基。
アクリノイル基、メタクリノイル基、エポキシメタクリ
ノイル基であり1mは1〜4.nは1〜1、 OOの数
を示す)で表わされるポリ(P−ヒドロキシスチレン)
誘導体からなるプレポリマを必須成分とすることにある
本発明の熱硬化性樹脂組成物の必須成分であるプレポリ
マは、前記のように一般式(I)で表される。その具体
例をあげれば、前記一般式■に該当する化合物としては
、ポリ(P−ヒドロキシスチレン)のビニルエーテル、
インブテニルエーテル、アリルエーテルと、アクリル酸
エステル、メタクリル酸エステル、エポキシメタクリル
酸エステルおよびその臭化物がある。これらは所望に応
じ1種または2種以上使用される。
前記一般式(II)で表される本発明の熱硬化性樹脂の
1つであるエポキシ変性ポリブタジェンにおいて、変性
に用いられたグリシジルエーテル系のエポキシ樹脂の具
体例をあげれば、ジグリシジルエーテルビスフェノール
A、ジグリシジルエーテル2.2′−ジブロモビスフェ
ノールA、ジグリシジルエーテル2.2’ 、4.4’
 −テトラブロモビスフェノールA、ジグリシジルエー
テル2゜2′−ジメチルビスフェノールA、ジグリシジ
ルエーテル2.2’、4−)−ジメチルビスフェノール
A、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、オルソクレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂がある。
これらは所望に応じ、1種または2種以上使用される。
上記一般式(I)で表わされるポリ(P−ヒドロキシス
チレン)誘導体に一般式(I1)で表わされるエポキシ
変性ポリブタジェンを加えることにより可撓性、銅箔と
の接着性9機械的特性等が向上する。また、上記樹脂組
成物に、さらにエポキシ硬化剤を加えることにより、前
記諸特性の一層の向上と共に誘電率を低減できる。エポ
キシ変性ポリブタジェンの配合量は特に限定されるもの
ではないが、配合量が多くなると熱硬化樹脂の比誘電率
が高くなり、難燃性、耐熱性9寸法安定性等が低下する
次に本発明における積層板の一般的な製造方法について
説明する。
まず、ポリ(P−ヒドロキシスチレン)誘導体およびエ
ポキシ変性ポリブタジェンを有機溶媒に溶解させてワニ
スを調製する。有機溶剤としては例えば、トルエン、キ
シレン、アセトン、メチルエチルケトン、N、N−ジメ
チルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルス
ルホキシド、トリクロロエチレン、トリクロロエタン、
塩化メチレン、ジオキサン、酢酸エチル等であり、前記
、樹脂組成物を均一に溶解する溶媒であれば限定するこ
となく使用できる。肩整したこのワニスにラジカル重合
開始剤およびエポキシ硬化剤を添加して含浸用ワニスと
する。
ラジカル重合剤としての典型的例としては、ベンゾイル
パーオキシド、ジクミルパーオキシド、メチルエチルケ
トンパーオキシド、t−プチルパーオキシラウエート、
ジーし一ブチルパーオキシフタレート、ジベンジルオキ
シド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパー
オキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパーオキシド、t
−ブチルハイドロパーオキシド、ジーし一ブチルバーオ
キシド2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパー
オキシ)ヘキシン(3)、ジイソプロピルベンゼンハイ
ドロバーオキシド、pメンタンハイドロパーオキシド、
ピナンハイドロオキシド、2゜5−ジメチルヘキサン−
2,5−シバイドロバ−オキシド、クメンハイドロパー
オキシドなどがある。これらは樹脂組成物100重量部
に対して好ましくは0.1〜10重量部添加する。
エポキシ硬化剤の典型的例としては、4,4′−ジアミ
ノジシクロヘキシルメタン、1.4−ジアミノシクロヘ
キサン、2,6−ジアミツピリジン、m−フェニレンジ
アミン、p−フェニレンジアミン、4,4′−ジアミノ
ジフェニルメタン、2.2′−ビス(4−7ミノフエニ
ル)プロパン、ベンジン、4.4’−ジアミノフェニル
オキシド。
4.4′−ジアミノフェニルスルホン、ビス(4−アミ
ノフェニル)メチルホスフィンオキシド、ビス(4−ア
ミノフェニル)フェニルホスフィンオキシト、ビス(4
−アミノフェニル)メチルアミン、1,5−ジアミノナ
フタレン、m−キシリレンジアミン、1,1′−ビス(
p−アミノフェニル)フラタン、p−キシリレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、6,6′−ジアミノ−2
゜21−ジピリジル、4,4′−ジアミノベンゾフェノ
ン、4,4′−ジアミノアゾベンゼン、ビス(4−アミ
ノフェニル)フェニルメタン、1゜1′−ビス(4−ア
ミノフェニル)シクロヘキサン、1,1′−ビス(4−
アミノ−3−メチルフノニル)シクロヘキサン、2,5
−ビス(m−アミノフェニル)−1,,3,4−オキサ
ジアゾール。
2.5−ビス(p−アミノフェニル)−1,3゜4−オ
キサジアゾール、2.5−ビス(m−アミノフェニル)
チアゾロ(4,5−d)チアゾール、5.5″−ジ(m
−アミノフェニル)−(2,2’ )ビス(I,,3,
4−オキサジアゾリル)、4゜4′−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4.4’ −ビス(b−7ミノフエニル)
−2,2’ ジチアゾール、m−ビス(4−p−アミノ
フェニル−2−チアゾリル)ベンゼン、4,4′−ジア
ミノベンズアニリド、4,4′−ジアミノフェニルベン
ゾエート、N、N’−ビス(4−アミノベンジル)−p
−フェニレンジアミン、4.4’ −メチレンビス(2
−ジクロロアニリン)、ペンゾクアナミン、メチルグア
ナミン、テトラメチルブタンジアミン、無水フタル酸5
無水トリメリツト酸、無水ピロメリット酸、無水ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸、エチレングリコールビス(
アンヒドロトリメリテート)、グリセロール1−リス(
アンヒドロトリメリテート)、無水マレイン酸、2−メ
チルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−エ
チル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2
−エチル−4−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイ
ミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾールなどがあり
、少くとも1種以上用いられる。その配合量は、エポキ
シ変性ポリブタジェン100重量部に対し、0.1〜3
0重量部。
好ましくは0.3〜10重量部の範囲で用いるのが適当
である。次に得られた含浸用ワニスをシート状基材に含
浸塗工し、室温〜170℃で乾燥し、粘着性のないプリ
プレグを得る。この時の乾燥温度の設定は用いた溶媒お
よび開始剤等によって決まる。最後に得られたプリプレ
グを必要枚数重ね、100〜250℃で1〜100kg
f/a#の圧力下で加熱硬化反応を行い積層板を得る。
シート状基材としては、一般に積層材料に使用されてい
るものはほとんどすべて使用できる。無機繊維としては
、S i Ox、 A Q gos等を成分とするEガ
ラス、Cガラス、Aガラス、Sガラス。
Dガラス、YM−31−Aガラスおよび石英を使用した
Qガラス等の各種ガラス繊維がある。また有4!I1.
繊維としては、芳香族ポリアミドイミド骨格を有する高
分子化合物を成分とするアラミド繊維等がある。
〔実施例〕
実施例1〜4 臭素化ポリ(P−ヒドロキシスチレン)250gをクロ
ロホルム500gに溶解させ、水酸化ナトリウム120
gの水溶液500gを攪拌しながら添加し、25℃で1
時間反応させ、ナトリウム塩を得る。次に、メタクリル
酸クロライド120gのクロロホルム溶液200gを途
々に加え25℃で2時間反応行った後、クロロホルム溶
液と水溶液を公理して、クロロホルム溶液を濃縮し反応
物を得る。さらに、この反応物をアセトンに溶かし、そ
の溶液をメタノールに滴下し、精製を行った。
上記に同様な方法でアクリル酸クロライド、アリルクロ
ライド、エポキシメタクリル酸クロライドを反応させ、
実施例2〜4の反応物を得た。
前記、実施例と比較例として臭素化ポリ(p−ヒドロキ
シスチレン)の各特性を第1表に示す。
実施例5 実施例1で得られた臭素化ポリ(P−ヒドロキシスチレ
ン)メタクリル酸エステルをメチルエチルケトンに加熱
溶解させ、固型分140〜50重敏%のワニスを得る。
さらに、ラジカル重合開始剤としてジクミルパーオキサ
イドを該樹脂100重量部に対して3重量部添加した後
、このワニスをガラスクロス(gさ0.1  閣)に含
浸塗工し、60〜80℃、10〜20分間乾燥してタッ
クフリーのプリプレグを得た0次に、該プリプレグを1
0枚重ね圧力30kgf/cd、温度130℃で30分
間加熱し、さらに、170℃で1時間プレスを行い積層
板を得た。
実施例6 実施例2で得られた臭素化ポリ(P−ヒドロキシスチレ
ン)アクリル酸エステルを用いた他は実施例5と同様に
して積層板を得た。
実施例7 実施例3で得られた臭素化ポリ(P−ヒドロキシスチレ
ン)アリルエーテルを用いた他は実施例5と同様にして
積層板を得た。
実施例8 実施例4で得られた臭素化ポリ(P−ヒドロキシスチレ
ン)エポキシメタクリル酸エステルにシート基材として
石英ガラスクロス(厚さ0.075■)を用いた他は実
施例5と同様にして積層板を得た。
実施例9 臭素化ポリ(P−ヒドロキシスチレン)メタクリル酸エ
ステル70重量部、ジグリシジルエーテルビスフェノー
ルAで変性したボッブタジェン30重量部、エポキシ硬
化剤として2−エチル−4−メチルイミダゾール0.6
 重量部を用いた他は実施例5と同様にして積層板を得
た。
比較例2.3 エポキシ樹脂積層板、ポリイミド樹脂積層板を比較例2
.3とする。
比較例4 1.2−ポリブタジエンプリボリマ50重敏部、フェノ
ールノボラック型エポキシ変性ポリブタジェン50重量
部をキシレンに溶解させ、固型分量20〜30重緻%の
ワニスを得る。さらに、ラジカル重合開始剤としてジク
ミルパーオキサイド5重量部、エポキシ硬化剤として2
−エチル−4−メチルイミダゾール1重量部を添加し、
実施例5と同様にして積層板を得た。
前記、実施例および比較例による積層板の土な特性を第
2表に示す。
実施例10 す素化ポリ(P−ヒドロキシスチレン)アリルエーテル
100重社部にジクミルパーオキサイド5重量部、充填
剤として溶融石英ガラス粉200重量部、強化剤として
長さ3III11のガラス繊維100U−f 11部、
カップリング剤として2重量部を加え、約80℃に加温
したニーダを用いて10分間混練し成形材料を得た。こ
の成形材料を用いて、寸法127X13XLnmの試験
片をトランスファ成形により作成した。この際の条件は
、金型温度180℃、成形圧力150kg/a#、硬化
時間3分とした。
この成形品についてtJ L 94に準じた難燃性試験
において■−Oに適合する難燃性を得ことが出きた。ま
た、25℃での貯蔵安定性が30日以上と優れておりさ
らに、曲げ強度が200℃、30口劣化後においても初
期値の90%を保持し、加熱減量が33部%、であり耐
熱性にも優れた成形材料である。
なお、ガラス転移温度は直径10nwo、厚さ2IIw
11の樹脂硬化物の熱膨張率を昇温速度2℃/mjnで
測定し、熱膨張率が変化する温度をガラス転移温度とし
た。熱分解温度は樹脂硬化物を粉砕した試料10mgに
ついて、空気雰囲気中、昇温速度5℃/ll1nで測定
し、5%減量したときの温度を熱分解温度とした。比誘
電率の測定はJ I S C6481に準じて行い周波
数I M Hzの静電容量を測定して比誘電率を求めた
。線膨張係数は積層板(I0m角)の厚さ方向の熱膨張
率を昇温速度2℃/winで泄定し、50℃から200
℃までの変化量から求めた、その他、半田耐熱性2曲げ
特性、JISC6481に準じて行い、半田耐熱性は2
60℃。
300秒で外観の異常の有無を調べた。曲げ強度は積層
板を25X50mmに切断し支点間距離730画1曲げ
速度1 nu / minの条件で室温、180て:で
測定した。難燃性はUL−94垂直法に市じて測定を行
った。
本発明における樹脂組成物は赤外線吸収スペクトルおよ
び表1の酸価の値から反応がほぼ完了していることがう
かがえる。1!トられ、た樹脂は難燃性に効果のある臭
素を多数に含有し、かつ低温加熱で硬化する。しかも、
比誘電率が3.5以下と小さく低誘電率材料で、かつ線
膨張係数が10×10−670℃以下と小さく好適な樹
脂である。
また、本発明における樹脂組成物を用いた積層材料は低
誘電率材料として一般的に知られているポリブタジェン
系材料と同様、低誘電率特性を有し、現在、大型計算機
の多層プリン1−板に適用されているエポキシ系材料や
ポリイミド系材料に比べ比誘電率を4.7 から3.5
以下にできることから信号伝送遅延時間を15%低減で
きる。さらに、ガラス転移温度、熱分解温度および半田
耐熱性等で示される耐熱性や線膨張係数の特性はエポキ
シ系材料やポリブタジェン系材料に比べ誘れた特性を示
し、ポリイミド系材料と同等の特性を有する1m燃性は
難燃剤等の添加なしで、UL規格のV−Oクラスに適合
する。
〔発明の効果〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aは水素、アルキル基およびハロゲン基であり
    、Rは炭素数2〜4のアルケニル、炭素数2〜4のアル
    ケノイル、アリル基、ブテニル基、ビニル基、アクリノ
    イル基、メタクリノイル基又はエポキシメタクリノイル
    基であり、mは1〜4、nは1〜100の数を示す)で
    表わされるポリ(P−ヒドロキシスチレン)誘導体から
    成るプレポリマを必須成分とすることを特徴する難燃性
    樹脂組成物。 2、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aは水素、アルキル基およびハロゲン基であり
    、Rは炭素数2〜4のアルケニルまたはアルケノイルで
    あり、mは1〜4、nは1〜100の数を示す)で表わ
    されるポリ(P−ヒドロキシスチレン)誘導体から成る
    プレポリマに下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Bはグリシジルエーテル系エポキシのコポリマ
    であり、nは4〜100の数を示す)で表わされるエポ
    キシ変性ポリブタジエンを配合してなることを特徴する
    難燃性樹脂組成物。 3、合成樹脂を基材に含浸、乾燥してなるプリプレグに
    おいて、該合成樹脂が下記一般式( I )▲数式、化学
    式、表等があります▼( I ) (式中、Aは水素、アルキル基およびハロゲン基であり
    、Rは炭素数2〜4のアルケニル、炭素数2〜4のアル
    ケノイル、アリル基、ブテニル基、ビニル基、アクリノ
    イル基、メタクリノイル基又はエポキシメタクリノイル
    基であり、mは1〜4、nは1〜100の数を示す)で
    表わされるポリ(P−ヒドロキシスチレン)誘導体から
    なるプレポリマを溶媒に溶かしワニス状としたものであ
    ることを特徴とする難燃性樹脂組成物を用いたプリプレ
    グ。 4、合成樹脂を基材に含浸、乾燥してなるプリプレグが
    積層接着された積層板において、該合成樹脂が一般式(
    I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aは水素、アルキル基およびハロゲン基であり
    、Rは炭素数2〜4のアルケニル、炭素数2〜4のアル
    ケノイル、アリル基、ブテニル基、ビニル基、アクリノ
    イル基、メタクリノイル基又はエポキシメタクリノイル
    基であり、mは1〜4、nは1〜100の数を示す)で
    表わされるポリ(P−ヒドロキシスチレン)誘導体から
    なるプレポリマを必須成分としてなることを特徴とする
    難燃性樹脂組成物を用いた積層板。
JP3305086A 1986-02-19 1986-02-19 難燃性樹脂組成物 Expired - Lifetime JPH0680094B2 (ja)

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