JPS62171913A - シリカ微粉末の表面改質方法 - Google Patents

シリカ微粉末の表面改質方法

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JPS62171913A
JPS62171913A JP1147286A JP1147286A JPS62171913A JP S62171913 A JPS62171913 A JP S62171913A JP 1147286 A JP1147286 A JP 1147286A JP 1147286 A JP1147286 A JP 1147286A JP S62171913 A JPS62171913 A JP S62171913A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はシリカ微粉末の表面改質方法1こ関するもので
ある。詳しくは少なくとも50m2/gの比表面積を有
するシリカ微粉末をジフェニルシランジオールまたは両
末端シラノール基封鎖:)フェニルシロキサンオリゴマ
ーとを直接接触させることによりその表面を改質するも
のである。
[従来の技術1 シリコーンゴム組成物用補強充填剤として知られている
7ユームドシリカや沈降法シリカの上うなシリカ微粉末
は、0.1〜5重量%あるいはそれ以上の遊離水酸基ま
たは吸着水を含有することが判明している。
これらシリカ微粉末はシリコーンゴム組成物の主剤であ
るジオルガノポリシロキサン中に分散し難く、特にこれ
らをそのまま充填剤として使用したシリコーンゴム組成
物は貯蔵中に構造変化または粘度変化を起こし易い。ま
た硬化後のシリコーンゴムの物理特性は貧弱であり、し
かもこの特性は一定せず不安定である。この原因として
は、シリカ微粉末中の遊離水酸基がシリコーンゴム組成
物中の他の成分と反応したり、あるいはそれ自体が相互
に反応するためと推定されていた。
そのため、シリカ微粉末の表面を有機けい素化合物で直
接処理して遊離水酸基を束縛ないし消滅させるための試
みが数多くなされている。
このような有機けい素化合物としては、ヘキサメチルジ
シラザン、トリノチルアルコキシシランなどの一官能性
の化合物、ジメチルジクロルシラン、ジメチルシアルフ
キジシランなどの二官能性の化合物およびヘキサメチル
シクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロ
キサンなどの環状化合物などが知られている。
また、これらの方法とは別にシリコーンゴム組放物を製
造する際に、ジオルガノポリシロキサン、シリカ微粉末
およびシリカ微粉末の処理剤としての上記有機けい素化
合物を混在させ加熱処理する方法が知られている(特公
昭54−43020号参照)。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、シリカ微粉末の表面を前記有機けい素化合物
で直接処理する方法では、シリカ微粉末表面の遊離水酸
基と有機けい素化合物の反応によって発生する副生物を
完全に除去することは困難であるという欠点があった。
すなわち、処理剤としてヘキサメチルシラザンを使用し
た場合は副生物としてアンモニアが発生し、メチルクロ
ロシラン類を使用した場合には副生物として塩化水素が
発生し、またアルコキシシラン類を使用した場合には副
生物としてアルコールが発生するが、これらはシリカ微
粉末表面に吸着され完全に除去できず、またシリカ微粉
末表面で縮合するので耐熱性に劣る表面処理シリカとし
て得られることになる。更に、ジオル〃7ボリシロキサ
ンとシリカ微粉末を混合する際にジフェニルシランジオ
ールのような室温で固体の有機けい素化合物を処理剤と
して混在させる場合には、これがジオルガノポリシロキ
サン中に分散したままでシリカ表面と直接接触しないた
めシリカ微粉末がジオルガノポリシロキサン中に均−t
こ分散されないという欠点があった。
主だジフェニルシランジオールをその主主融点以上に加
熱しながら混在させる場合においては、ジフェニルシラ
ンジオールがジオルガノポリシロキサン中で重縮合する
反応とシリカ微粉末表面に移行して遊離水酸基を処理す
る反応が同時に起こるので必ずしも有効な手段ではなか
った。
そこで本発明者らは、かかる従来技術の欠点を解決すべ
く鋭意研究した結果、本発明に到達した。
本発明の目的は耐熱性の優れたシリカ微粉末を得るため
のシリカ微粉末の表面改質方法を提供するにあり、特に
はシリコーンゴム組成物用充填剤として使用した優れた
分散性と貯蔵安定性を有し硬化物の耐熱性に優れた従来
にない疎水性シリカ微粉末を得ることのできるシリカ微
粉末の改質方法を提供するにある。
[問題点を解決するための手段とその作用]前記した本
発明の目的は、 少なくとも50m2/gの比表面積を有するシリカ微粉
末と一般式 %式% (式中、■は1〜6の整数を示す)で表わされるジフェ
ニルシランまたはジフェニルシロキサンオリゴマーとを
直接接触させることから成るシリカ微粉末の表面改質方
法によって達成される。
これを説明すると、本発明で原料として使用されるシリ
カ微粉末は、7ユームドシリカ、沈降法シリカ、焼成沈
降法シリカ、焼成けいそう土、石英粉末などがあるが、
これらは少なくとも50m27Flの比表面積を有する
ことが必要とされる。比表面積がこれより少ないものは
充填剤としての補強性に劣るので適当でない。これらの
内でもフユームドシリ力が不純物が少なく、補強性に優
れるので好ましい。
またこれらシリカ微粉末は完全に無水の状態にあるより
若干の水分を含有している方が、本発明の方法による処
理効果をより向上させるうえで望ましい。そのためのシ
リカ微粉末の水分量は乾燥したシリカ微粉末として0.
2〜7重量%好ましくは0.5〜4重量%範囲内である
ことが好ましい。この水分の存在により処理効。
果が向上されるのはシリカ表面におけるシラノール基の
存在が確実となり、より多くのシロキサン基が導入され
るようになるためと考えられる。
本発明において使用されるシリカ微粉末の処理剤は]1
式で示されるジフェニルシランジオールまたは両末端水
酸基封鎖のジフェニルシロキサンオリゴマーである。こ
こで、nが7以−1−のものは、シリカ微粉末と均一に
接触させることが困難であり処理剤としては不適当であ
る。これらジフェニルシランジオールまたは両末端水酸
基封鎖のシ゛フェニルシロキサンオリゴマーは、フェニ
ルグリニヤール試薬と四塩化ケイ素を用いたグリニヤー
法、またはクロルベンゼンと金属けい素を用いた直接法
などで合成されるジフェニルシ′クロルシランを加水分
解して容易に得られる。これら処理剤の量は、シリカ全
粉末100重量部に対して5〜SO重量部の範囲が望ま
しい。これは処理剤量が5重量部に満たない場合には処
理率が低下し得られた表面改質微粉末シリカをシリコー
ンゴム用充」石割として使用したとぎに分散性と貯蔵安
定性が低下する傾向にあり、硬化後のシリコーンゴムの
耐熱性がさほど向]−シないからである。一方50重量
部を越えた場合には、過剰な処理剤がシリカ微粉末中に
残存することになるからである。
本発明の表面改質方法を実施するには、室温で固体状の
ジクロルシランジオールまたは両末端水酸基封鎖のりフ
ェニルシロキサンオリゴマーを粉砕して微粉末化し、し
かる後、これを処理しようとするシリカ微粉末とを緊密
に混合して十分接触させ、次いでこの混合物全体を加熱
処理することが好ましい。ここで加熱処理は処理剤を融
解しシリカ微粉末と十分接触させるために必要であり、
特にシリカ微粉末と処理剤との縮合反応によって生成す
る水を混合物全体から除去するために必要である。この
加熱処理は空気中不活性気体中のいずれで行なってもよ
い。
本発明の表面改質方法を実施する別の方法は、予め粉砕
された微粉末状処理剤か、あるいは予め加熱溶融された
液状の処理剤と、処理しようとするシリカ微粉末とを加
熱した雰囲気中に連続的に導入し接触させることである
。ここで加熱した雰囲気中としては、空気中または不活
性気体中のいずれであってもよいが、一般には不=7− 活性気体中で行なう方が安定して得られるので好ましい
かくして得られた表面改質シリカ微粉末は、熱硬化性シ
リコーンゴムや室温硬化性シリコーンゴム組成物の補強
性充填剤として極めて有効であり、さらにシリコーンレ
ジンの充填剤、増稠剤、シリコーングリースの増稠剤、
合成ゴムやプラスチックの充填剤、耐熱性塗料の増稠剤
などとしても有用である。
本発明の方法においては、処理効率を上げるため1こ、
シラノール基の縮合触媒として知られている薬剤を併用
することもでとる。このような縮合触媒の例としては、
水酸化アンモニウム、炭酸アンモニウムなどのアンモニ
ウム化合物、またはエチルアミン、ブチルアミン、ジエ
チルアミン、ジブチルアミン、トリエチルアミン、トリ
ブチルアミンなどのアミン化合物が挙げられる。これら
の縮合触媒はシリカ微粉末とジクロルシランジオール ンオリゴマーの混合物が加熱される前に、前もってシリ
カ微粉末に添加され混合されるが、あるいは処理剤とと
もにシリカ粉末に加えられ、十分に混合接触させること
が望ましい。
[実施例1 実施例1 200m2/gの比表面積で、1重量%の水含有率を有
するシリカ微粉末であるアエロノル2oo  ioo重
量部と、微粉砕したジフェニルシランジオール20重量
部とを、室温で約3時間均一に混合した。次いでこのも
のを1 5 0 ’Cに昇温し同温度で4時間そのまま
保持することにより表面改質シリカ微粉末を得た。
この表面改質シリカ微粉末を150℃で窒素ガスを流し
ながら充分に乾燥した後、燃焼法による炭素量、BET
法による比表面積および単位面積当たりのジフェニルシ
ロキシ基を測定すると、効果はそれぞれ下記の通りであ
った。
炭素量      10.0重量% 比表面積     1.55m27g 単位面積当たりのジフェニルシロキシ基量:4、5X1
0−’モル/m2 実施例2 200tn”7gの比表面積で、1重量%の水含有率を
有するシリカ微粉末であるアユaジル200 100重
景重量、炭酸アンモニウム1重量部とを、室温で約3時
間均一に混合した。次いでこのものを150°Cに昇温
し同温度で4時間保持することにより表面改質シリカ微
粉末を得た。
この表面改質シリカ微粉末を150 ’Cで窒素がスを
流しながら充分に乾燥した後、燃焼法による炭素量、B
ET法1こよる比表面積および単位面積当たりのジフェ
ニルシロキシ基を測定すると、効果はそれぞれ下記の通
りであった。
炭素量      10.7重量% 比表面積     15.0m2/g 単位面積当たりのジフェニルシロキシ基量:5.0XI
O″′6モル/m 2 同様にこの表面改質シリカ微粉末を充分に乾燥した後、
空気気流下で850℃までの示差熱分析を行なったとこ
ろ600℃に初めて発熱ピークが観測され、それまでは
吸発熱ピークは観測されなかった。発熱ピークは、疎水
基の熱酸化分解反応によるものである。
実施例3 200III2/gの比表面積を有するシリカ微粉末1
00重量部と、予め微粉砕した一般式%式%) のnが1〜4までの混合物25重量部とを均一に混合し
、次いでこのものを150℃に昇温し同温度で4時間保
持することにより表面改質シリカ微粉末を得た。
この表面改質シリカ微粉末について乾燥処理した後、炭
素量、比表面積および単位面積当たりのジフェニルシロ
キシ基を測定したところ、効果はそれぞれ下記の通りで
あった。
炭素量      11.0重量% 比表面積     140鎮2/g 単位面積当たりのジフェニルシロキシ基量:5.5X1
0−εモル/m” このものについて実施例2と同様にして示差熱分析を行
なったところ605℃に発熱ピークが観測された他に、
吸発熱ピークは認められなかった。
実施例4 ジメチルシロキサン単位99.8モル%とメチルビニル
シロキサン単位0.2モル%からなるシリコーン生ゴム
100重量部、実施例2で得られた表面改質シリカ微粉
末50重量部をニーダ−ミキサーに投入し均一になるま
で混練しシリコーンゴム組成物を得た。
このシリコーンゴム組成物をその主ま2箇月間貯蔵した
後にその表面および内部を観察した。
その結果このシリコーンゴム組成物は製造直後のそれと
外観上変わらず、また前記表面改質シリカ微粉末はシリ
コーン生ゴム中に均一に分散していた、更にこのシリコ
ーンゴム組成物に2゜5−ジメチル−2,5−ジー(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.5重量部を添加して
よく混練しシリコーンゴムストックを得た。
次いでこれを10100kg7aの圧力下170℃10
分間の条件下で圧縮成形し硬化させた後、200℃の熱
風循環式オーブン中に4時間放置することにより加硫シ
リコーンゴム試験片を得た。この試験片について物理特
性の測定および耐熱性試験を行なった結果を第1表に示
す。
ここで耐熱性試験は、前記加硫シリコーンゴム試験片を
220℃の熱風循環式オーブン中に入れ600時間後取
り出し、その物理特性を測定した。
第1表 比較例1 −   200+o2/gの比表面積で、2重量%の水
含有率を有するシリカ微粉末100重量部と、ヘキサメ
チルジシラザン15重量部とを均・−に混合し、150
℃で3時間加熱乾燥させ、処理剤の残留分および反応副
生物を十分に留去させることにより表面改質シリカ微粉
末を得た。
このものについて乾燥処理した後、炭素量、比表面積お
よび単位面積当たりのトリメチルシロキサ基量を測定し
たところ、結果はそれぞれ下記の通りであった。
炭素量       3.0重量% 比表面積     15th+”/g 単位面積当すこりのトリメチルシロキシ基、訊:5、 
 6X10−6 モ ル/m2 このものについて実施例2と同様にして示差熱分析を行
なったところ、500℃に発熱ピークが観測され、疎水
基の酸化分解温度が低く、実施例2で得た表面処理シリ
カ微粉末に比べて耐熱性に劣っていた。
比較例2 2001I12/8の比表面積を有するシリカ微粉末1
00重量部と、下式で示される化合物C1l□ l〇七5i05y It □ CI+、。
のlが1〜4までの混合物から成る処理剤15重量部と
を均−lこ混合し、次いでこのものを150°Cに昇温
し同温度で4時間保持することにより表面改質シリカ微
粉末を得た。
このものについて乾燥処理]、た後、炭素量、比表面積
および単位面積当たりのジメチルシロキシ基量を測定し
たところ、結果はそれぞれ下記の通りであった。
炭素量       2.9重量% 比表面積     140m2/ビ 単位面積当たりのジメチルシロキシ基量:8.6X10
−6モル/ m2 このものについて実施例2と同様にして示差熱分析を行
なったところ、540℃に発熱ピークが観測され、疎水
基の酸化分解温度が低く、実施例2で得た表面処理微粉
末シリカに比べて耐熱性に劣っていた。
比較例3 ジメチルシロキサン単位99.8モル%とメチルビニル
シロキサン単位0.2モル%からなるシリコーン生ゴム
100重量部、比表面積が200+o2/gで1重量%
の水含有率を有するシリカ微粉末であるアエロジル20
0を50重量部、およびジフェニルシランジオール10
重量部を、ニーダ−ミキサーに投入し混練した。
室温から剪断発熱による60℃までの温度で2時間混練
したが、シリカ微粉末が均一に分散しなかった。そこで
120℃から140℃の範囲の温度に昇温にて、1時間
混練し均一化させた。
さらに、熱処理を行なうために、温度170℃で2時間
混練し、シリコーンゴム組成物を得た。
このシリコーンゴム組成物を2箇月間貯蔵した後にシリ
コーンゴム組成物を見ると、内部、表面ともに白色結晶
が析出していた。また、このシリコーンゴム組成物を2
本ロールで練り戻そうと試みたが、極めて時間がかかり
、貯蔵安定性の悪いことが認められた。また、先の表面
に析出した白色結晶は、赤外吸収スペクトル測16一 定から、ジフェニルシラザン処理剤として働かず、重縮
合して生成した、ジフェニルシロキサン環状体であるこ
とが認められた。
さらに、このシリコーンゴム組成物に2.5−ジメチル
−2,5−ジー(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.
5重量部を添加してよく混練しシリコーンゴムストック
を得た。次いでこれを100kgの圧力下、170℃、
10分間の条件下で圧縮成形し硬化させ、200 ’C
の熱風循環式オーブン中に4時間放置することにより加
熱シリコーンゴム試験片を得た。この試験片について実
施例4と同じ方法で物理特性の測定および耐熱性試験を
行なった結果を第2表に示す。
第2表 第2表から、シリコーン生ゴムとシリカ微粉末およびジ
フェニルシランジオールを同時に混在させ加熱処理して
得られたシリコーンゴム組成物は前述の如く貯蔵安定性
が悪い上に、硬化後の耐熱性が実施例4で示したそれに
比べて悪いことが判った。
比較例4 実施例2で得られた表面改質シリカ粉末の代わりに比較
例1および比較例2で得られた表面処理シリカ微粉末を
使用する以外は実施例4と全く同一の方法によりシリコ
ーンゴム組成物を得た。このシリコーンゴム組成物を実
施例4と全く同一の方法により硬化しその試験片につい
ての物理特性の測定および耐熱性試験を行なった結果を
第3表に示す。第3表から比較例1および比較例2の処
理シリカを使用した硬化シリコーンゴム試験片は、いず
れも熱劣化してゴム弾性を失っており、実施例4のそれ
に比べて大幅に耐熱性に劣っていた。
第3表 [発明の効果1 本発明において、シリカ微粉末とジフェニルシランジオ
ールまたは両末端水酸基封鎖のジフェニルシロキサンオ
リゴマーとを直接接触させて縮合反応させているので、
シリカ微粉末の表面は十分に疎水化されており、得られ
た表面改質シリカ微粉末は極めて高い耐熱性を示すとい
う従来品にはない特徴を有する。また、シリコーンゴム
組成物の充填剤として使用したときに、該組成物中への
分散性と該組成物の貯蔵安定性が優れ、該組成物を硬化
させて得られたシリコーンゴムの耐熱性が優れていると
いう特徴がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも50m^2/gの比表面積を有するシリ
    カ微粉末と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは1〜6の整数を示す)で表わされるジフェ
    ニルシランまたはジフェニルシロキサンオリゴマーとを
    直接接触させることから成るシリカ微粉末の表面改質方
    法。 2 シリカ微粉末とジフェニルシランまたはジフェニル
    シロキサンオリゴマーを混合して接触させ、しかる後、
    このものを加熱することから成る特許請求の範囲第1項
    記載のシリカ微粉末の表面改質方法。 3 シリカ微粉末とジフェニルシランまたはジフェニル
    シロキサンオリゴマーとに、アンモニウム化合物または
    アミン化合物よりなる群から選択した触媒を混在させる
    ことから成る特許請求の範囲第2項記載のシリカ微粉末
    の表面改質方法。
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