JPS62153378A - シ−ル用ゴム組成物 - Google Patents
シ−ル用ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS62153378A JPS62153378A JP29295185A JP29295185A JPS62153378A JP S62153378 A JPS62153378 A JP S62153378A JP 29295185 A JP29295185 A JP 29295185A JP 29295185 A JP29295185 A JP 29295185A JP S62153378 A JPS62153378 A JP S62153378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- mixture
- parts
- weight
- peroxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性、耐寒性、圧縮永久歪、耐摩耗性に優れ
た流体圧機器、特に自動車用の油圧装置に用いられるシ
ール用ゴム組成物に関するものである。
た流体圧機器、特に自動車用の油圧装置に用いられるシ
ール用ゴム組成物に関するものである。
従来、自動車用油圧装置のシール用ゴム組成物には主と
してアクリロニトリル・ブタジェンゴム（ＮＢＲ＞が使
用されているが、使用環境温度の上昇により、耐熱性の
優れたゴムが要求されつつある。この要求に応えるため
アクリルゴムやフッ素ゴム等の耐熱性に優れた合成ゴム
が一部使用されているが、これらのゴムは耐寒性、圧縮
永久歪、耐摩耗性の点では必ずしも充分な性能を′得ら
れていない。
してアクリロニトリル・ブタジェンゴム（ＮＢＲ＞が使
用されているが、使用環境温度の上昇により、耐熱性の
優れたゴムが要求されつつある。この要求に応えるため
アクリルゴムやフッ素ゴム等の耐熱性に優れた合成ゴム
が一部使用されているが、これらのゴムは耐寒性、圧縮
永久歪、耐摩耗性の点では必ずしも充分な性能を′得ら
れていない。
高飽和型ニトリル系ゴムは従来のＮＢＲに近い性能を有
し、かつ耐熱性に優れるが、シール用ゴム組成物、特に
自動車用の油圧装置のシール用としては耐寒性と圧縮永
久歪の点では必ずしも充分満足するものではない。
し、かつ耐熱性に優れるが、シール用ゴム組成物、特に
自動車用の油圧装置のシール用としては耐寒性と圧縮永
久歪の点では必ずしも充分満足するものではない。
本発明は高飽和型ニトリル系ゴム５０〜９９重量部、望
ましくは７０〜９５重量部と炭化水素で構成される・ゴ
ム１〜５０重量部、望ましくは５〜３０重量部の混合物
に過酸化物と架橋助剤で加硫することによって、耐熱性
、耐寒性、圧縮永久歪、耐摩耗性に優れ、特に自動車用
をはじめとする油圧装置のシール材として一３０’Ｃ〜
＋１５０’Ｃの広い範囲で使用可能な、従来のＮＢＲを
上回る性能を有するシール用ゴム組成物を提供するもの
である。
ましくは７０〜９５重量部と炭化水素で構成される・ゴ
ム１〜５０重量部、望ましくは５〜３０重量部の混合物
に過酸化物と架橋助剤で加硫することによって、耐熱性
、耐寒性、圧縮永久歪、耐摩耗性に優れ、特に自動車用
をはじめとする油圧装置のシール材として一３０’Ｃ〜
＋１５０’Ｃの広い範囲で使用可能な、従来のＮＢＲを
上回る性能を有するシール用ゴム組成物を提供するもの
である。
本発明のシール用ゴム組成物に使用する高飽和型ニトリ
ル系ゴムは、ＮＢＲのブタジェン単位の二重結合部分を
約８０〜９５％程度水素添加したものであり、市販品と
しては日本ゼオン■のＺｅｔｐｏｌ（商品名）などがあ
る。
ル系ゴムは、ＮＢＲのブタジェン単位の二重結合部分を
約８０〜９５％程度水素添加したものであり、市販品と
しては日本ゼオン■のＺｅｔｐｏｌ（商品名）などがあ
る。
本発明のシール用ゴム組成物に使用する炭化水素で構成
されるゴムとしては、耐寒性（低温時における弾性）、
圧縮永久歪特性に優れた、例えばブタジェンゴム、エチ
レン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−
非共役ジエン３元共重合ゴム、イソプレンゴム、ＮＢＲ
（特に低ニトリルゴム）、天然ゴムなどがあげられる。
されるゴムとしては、耐寒性（低温時における弾性）、
圧縮永久歪特性に優れた、例えばブタジェンゴム、エチ
レン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−
非共役ジエン３元共重合ゴム、イソプレンゴム、ＮＢＲ
（特に低ニトリルゴム）、天然ゴムなどがあげられる。
加硫に用いる過酸化物としては種々ものが使用できるが
、例えば１，３ビス−（ｔ−ブチルペロキシ−イソプロ
ビル）ベンゼンが低圧縮永久歪を得るために最も好まし
く、混合物１００重量部に対し１〜１５重量部配合する
。配合量が１重量部以下では充分に加硫が行なわれず、
１５小量部以上ではゴムとしての柔軟性に欠は実用的で
なくなる。
、例えば１，３ビス−（ｔ−ブチルペロキシ−イソプロ
ビル）ベンゼンが低圧縮永久歪を得るために最も好まし
く、混合物１００重量部に対し１〜１５重量部配合する
。配合量が１重量部以下では充分に加硫が行なわれず、
１５小量部以上ではゴムとしての柔軟性に欠は実用的で
なくなる。
更に混合物に前）小の過酸化物と共に架橋助剤として、
トリメチロールプロパントリメタクリレート（ＴＭＰＴ
ＭＡ） 、エチレンジメタクリレート（ＥＤＭＡ） 、
１〜リアリルイソシアヌレート（ＴＡＩＣ＞などを、混
合物１００重量部に対し０．０１〜１５重四部配合する
ことにより、圧縮永久歪と耐摩耗性に優れた加硫物を得
ることができる。架橋助剤を１５重量部以上配合すると
スコーチの進行が速く、未加硫配合物の保存が難しくな
る。
トリメチロールプロパントリメタクリレート（ＴＭＰＴ
ＭＡ） 、エチレンジメタクリレート（ＥＤＭＡ） 、
１〜リアリルイソシアヌレート（ＴＡＩＣ＞などを、混
合物１００重量部に対し０．０１〜１５重四部配合する
ことにより、圧縮永久歪と耐摩耗性に優れた加硫物を得
ることができる。架橋助剤を１５重量部以上配合すると
スコーチの進行が速く、未加硫配合物の保存が難しくな
る。
本発明のシール用ゴム組成物には、補強剤としてはカー
ボンブラックを混合物１００重伍部に対し１０〜１５０
重量部用い、更にカーボン繊維、ガラス繊維などの補強
用繊維を０．０１〜５重量部併用することができ、必要
に応じて上記配合剤の他に老化防止剤、可塑剤、滑剤な
どが配合され、加硫は例えば１８０’Ｃて約５〜２０分
の条件下で行われる。
ボンブラックを混合物１００重伍部に対し１０〜１５０
重量部用い、更にカーボン繊維、ガラス繊維などの補強
用繊維を０．０１〜５重量部併用することができ、必要
に応じて上記配合剤の他に老化防止剤、可塑剤、滑剤な
どが配合され、加硫は例えば１８０’Ｃて約５〜２０分
の条件下で行われる。
次に本発明を実施例及び比較例を用いて説明する。
第１表は、本発明による高飽和型ニトリル系ゴムと炭化
水素で構成されるゴムの混合物よりなるシール用ゴム組
成物に、補強剤としてカーボンブラックと老化防止剤、
可塑剤を配合し、過酸化物のみで加硫した実施例１と、
ざらに架橋助剤を加えた実施例２〜４と、それら実施例
の材質試験結果を示す。
水素で構成されるゴムの混合物よりなるシール用ゴム組
成物に、補強剤としてカーボンブラックと老化防止剤、
可塑剤を配合し、過酸化物のみで加硫した実施例１と、
ざらに架橋助剤を加えた実施例２〜４と、それら実施例
の材質試験結果を示す。
これら実施例との比較のため第１表には、一般的な耐油
、耐熱性を持つ代表的なＮＢＲにトリル吊３３％）の配
合を比較例１に、高飽和型ニトリル系ゴムに補強剤とし
てカーボンブラックと老化防止剤、可塑剤を配合し、過
酸化物のみで加硫した比較例２と、ざらに架４凸助剤を
加えた比較例３と、それら比較例の材質試験結果も示し
た。
、耐熱性を持つ代表的なＮＢＲにトリル吊３３％）の配
合を比較例１に、高飽和型ニトリル系ゴムに補強剤とし
てカーボンブラックと老化防止剤、可塑剤を配合し、過
酸化物のみで加硫した比較例２と、ざらに架４凸助剤を
加えた比較例３と、それら比較例の材質試験結果も示し
た。
材質試験は、第１表に示した実施例、比較例の配合成分
、配合量（手足部）のゴム組成物を調整し、実施例１〜
４のゴム組成物は１８０’Ｃで１０分間の加硫を、比較
例１のゴム組成物は１６０’Ｃで１０分間、比較例２〜
３のゴム組成物は１８０°Ｃで１０分間の加硫によって
得られたテストピースを用いて行なった。
、配合量（手足部）のゴム組成物を調整し、実施例１〜
４のゴム組成物は１８０’Ｃで１０分間の加硫を、比較
例１のゴム組成物は１６０’Ｃで１０分間、比較例２〜
３のゴム組成物は１８０°Ｃで１０分間の加硫によって
得られたテストピースを用いて行なった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）高飽和型ニトリル系ゴム５０〜９９重量部と炭化水
素で構成されるゴム１〜５０重量部の混合物よりなるシ
ール用ゴム組成物。 ２）上記混合物１００重量部当り１〜１５重量部の過酸
化物で加硫したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載のシール用ゴム組成物。 ３）上記混合物１００重量部当り１〜１５重量部の過酸
化物と０．０１〜１５重量部の架橋助剤で加硫したこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のシール用ゴム
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29295185A JPS62153378A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | シ−ル用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29295185A JPS62153378A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | シ−ル用ゴム組成物 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1247124A Division JPH0639544B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | シール用ゴム組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62153378A true JPS62153378A (ja) | 1987-07-08 |
| JPH0334789B2 JPH0334789B2 (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=17788531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29295185A Granted JPS62153378A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | シ−ル用ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62153378A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63142046A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-14 | Chugoku Rubber Kogyo Kk | ゴム組成物 |
| JPH02124951A (ja) * | 1989-09-22 | 1990-05-14 | Sakagami Seisakusho:Kk | シール用ゴム組成物 |
| US4968753A (en) * | 1987-01-14 | 1990-11-06 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Acrylonitrile rubber with quinoline compound, organic peroxide, crosslinking agent |
| JPH05156087A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-22 | Kureha Rubber Kogyo Kk | シール用液状組成物 |
| JP2010285611A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-12-24 | Japan Matekkusu Kk | シール材用ゴム組成物及びシール材 |
| JP2014159505A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Nippon Valqua Ind Ltd | シール材用ゴム組成物及びこれを用いたシール材 |
| CN111763363A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-10-13 | 盐城耀晖人防防护设备科技有限公司 | 一种基于丁苯橡胶的直角人防门密封胶条及其制备方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516709A (ja) * | 1974-07-08 | 1976-01-20 | Hitachi Ltd | Jikikirokusaiseisochi |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP29295185A patent/JPS62153378A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS516709A (ja) * | 1974-07-08 | 1976-01-20 | Hitachi Ltd | Jikikirokusaiseisochi |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63142046A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-14 | Chugoku Rubber Kogyo Kk | ゴム組成物 |
| JPH0367544B2 (ja) * | 1986-12-03 | 1991-10-23 | Chugoku Gomu Kogyo Kk | |
| US4968753A (en) * | 1987-01-14 | 1990-11-06 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Acrylonitrile rubber with quinoline compound, organic peroxide, crosslinking agent |
| JPH02124951A (ja) * | 1989-09-22 | 1990-05-14 | Sakagami Seisakusho:Kk | シール用ゴム組成物 |
| JPH0639544B2 (ja) * | 1989-09-22 | 1994-05-25 | 株式会社阪上製作所 | シール用ゴム組成物 |
| JPH05156087A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-22 | Kureha Rubber Kogyo Kk | シール用液状組成物 |
| JP2010285611A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-12-24 | Japan Matekkusu Kk | シール材用ゴム組成物及びシール材 |
| JP2014159505A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Nippon Valqua Ind Ltd | シール材用ゴム組成物及びこれを用いたシール材 |
| CN111763363A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-10-13 | 盐城耀晖人防防护设备科技有限公司 | 一种基于丁苯橡胶的直角人防门密封胶条及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0334789B2 (ja) | 1991-05-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5852093A (en) | Vulcanizable rubber composition, seal used in dynamic state, and sealing material | |
| JPS62153378A (ja) | シ−ル用ゴム組成物 | |
| US5013796A (en) | Nitrile group-containing highly saturated copolymer rubber and rubber composition having improved cold resistance | |
| US5998531A (en) | Vulcanizable rubber composition for use as hot-water seals | |
| JPS6395242A (ja) | 耐寒性が改良されたゴム組成物 | |
| JPH02124951A (ja) | シール用ゴム組成物 | |
| JPH03109449A (ja) | 耐寒性、耐熱性が改良されたゴム組成物 | |
| JPH0517930B2 (ja) | ||
| JP3261066B2 (ja) | 耐熱性ゴムアロイ組成物 | |
| JP2001354806A (ja) | ゴム組成物 | |
| JP2858209B2 (ja) | シール部材成形用ゴム組成物およびその用途 | |
| JP3484471B2 (ja) | 加硫可能な耐熱性、耐圧縮永久歪性、及び耐油性に優れるオイルシール、ｏ−リング、ガスケット、パッキンに用いるゴム組成物 | |
| JP3458182B2 (ja) | オイルシール、ｏ−リング、ガスケット、パッキンに用いるゴム組成物 | |
| JPH01178539A (ja) | 水素添加ニトリルゴム系配合物 | |
| JPS60206857A (ja) | ゴム組成物 | |
| JPH06137437A (ja) | パワーステアリング用オイルシール | |
| SU905236A1 (ru) | Резинова смесь на основе бутилкаучука | |
| JPH08113683A (ja) | ゴム組成物 | |
| JPH0299533A (ja) | ゴム組成物 | |
| JPS60141736A (ja) | ゴム物品 | |
| JPH08302073A (ja) | ブレンドゴム組成物 | |
| JPH07263071A (ja) | コネクタ防水用シール部品 | |
| JPH08134270A (ja) | シール用ゴム材料 | |
| JP2024041283A (ja) | ゴム部材及びメカニカル管継手用ゴムスリーブ | |
| JPH0388843A (ja) | エピクロルヒドリンゴム組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |