JPH0148925B2 - - Google Patents

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JPH0148925B2
JPH0148925B2 JP57049521A JP4952182A JPH0148925B2 JP H0148925 B2 JPH0148925 B2 JP H0148925B2 JP 57049521 A JP57049521 A JP 57049521A JP 4952182 A JP4952182 A JP 4952182A JP H0148925 B2 JPH0148925 B2 JP H0148925B2
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JP
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rubber
copolymer rubber
acrylonitrile
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Motofumi Oyama
Toshiharu Pponda
Yoichiro Kubo
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Nippon Zeon Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/02Hydrogenation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L15/00Compositions of rubber derivatives
    • C08L15/005Hydrogenated nitrile rubber
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B33/00Sealing or packing boreholes or wells
    • E21B33/10Sealing or packing boreholes or wells in the borehole
    • E21B33/12Packers; Plugs
    • E21B33/1208Packers; Plugs characterised by the construction of the sealing or packing means

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はポリオレフイン油あるいはポリオレフ
イン油を含む潤滑油と接触して使用される耐油劣
化性のすぐれたゴム部材に関するものである。 近年自動車のメインテナンス期間の延長化に伴
い自動車各部品の耐久性の向上要請があり、エン
ジンオイルについてもロングライフ化の検討がな
されており潤滑油として従来の鉱油が一部熱安定
性のすぐれるポリオレフイン系エンジンオイルで
置換されるようになつてきている。(自動車技術
35巻(No.8)928〜933頁、1981年)一方、従来か
らアクリロニトリル―ブタジエン共重合ゴム(以
下NBRと称することがある)は耐油性にすぐれ
た合成ゴムとして、ホース、ガスケツト、O―リ
ング、オイルシール等の自動車用エンジンオイル
用途に広く使用されている。しかし、NBRを主
体としたゴム部材ではポリオレフイン油を含む潤
滑油と接触すると激しい硬化型劣化を生じ長期間
の使用には耐えられず、新規なゴム部材の開発が
要望されている。 而して、本発明はこのような背景下になされた
ものであつて、ポリオレフイン油あるいはポリオ
レフイン油を含む潤滑油との接触面に、特定量の
不飽和ニトリル単位部分、共役ジエン単位部分及
び飽和単位部分よりなる不飽和ニトリル―共役ジ
エン系共重合ゴム又は部分水素化された不飽和ニ
トリル―共役ジエン系共重合ゴムを主体として形
成されたゴム部材を用いることにより達成され
る。 本発明のゴム部材はポリオレフイン油あるいは
ポリオレフイン油を含む潤滑油と接触して使用し
た場合に、従来のNBRを主体としたゴム部材よ
りはるかに長期間の使用に耐え得る極めてすぐれ
た耐油劣化性ゴム部材であるということができ
る。 本発明のゴム部材が接触するポリオレフイン油
あるいはポリオレフイン油を含む潤滑油はジエツ
トエンジン油、自動車エンジン油、航空機作動
油、電気絶縁油、冷凍機油、低温グリース基油等
の広い分野において使用されている。 本発明でいうポリオレフイン油とは、特に制限
されるものではないが一般的にはC4〜C20のオレ
フインの少くとも1種類を主原料にして合成され
るものであつて、具体的にはブテン、1―ヘキセ
ン、1―オクテン、1―デセン、1―ドデセン等
の液状重合体である。また、ポリオレフイン油を
含む潤滑油とはポリオレフイン油単独あるいはポ
リオレフイン油とポリオールエステル、ジエステ
ル、アルキルベンゼン、鉱油等とのブレンド油を
基油とする潤滑油を意味する。 本発明のゴム部材を形成する不飽和ニトリル―
共役ジエン系共重合ゴムは重合体鎖中に不飽和ニ
トリルからの単位部分、共役ジエンからの単位部
分およびエチレン性不飽和カルボン酸及びその誘
導体から選ばれる少なくとも一種の単量体およ
び/または共役ジエンからの単位を水素化した単
位部分を有する共重合ゴムである。エチレン性不
飽和カルボン酸及びその誘導体の例としては、
(メタ)アクリル酸、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、メトキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。該ゴム中の不
飽和ニトリルからの単位部分は10〜60重量%であ
り、10重量%未満では耐油性が劣り、60重量%を
超えると耐寒性が悪くなる。好ましくは20〜50重
量%である。共役ジエンからの単位部分は0より
多く20重量%未満であり、20重量%以上になると
ポリオレフイン油による劣化に対する抵抗性に劣
る。好ましくは0より多く10重量%である。エチ
レン性不飽和カルボン酸及びその誘導体から選ば
れる少なくとも1種の単量体および/または共役
ジエンからの単位を水素化した単位部分は20重量
%より多く90重量%未満である。20重量%未満で
はポリオレフイン油あるいはポリオレフイン油を
含む潤滑油による劣化を受け易くなる。好ましく
は80〜35重量%、より好ましくは80〜40重量%で
ある。 本発明で使用される共重合ゴムの具体例として
は、ブタジエン―アクリロニトリル共重合ゴム、
イソプレン―アクリロニトリル共重合ゴム、ブタ
ジエン―イソプレン―アクリロニトリル共重合ゴ
ム等を水素化したもの:ブタジエン―メチルアク
リレート―アクリロニトリル共重合ゴム、ブタジ
エン―アクリル酸―アクリロニトリル共重合ゴム
等及びこれらを水素化したもの:ブタジエン―ブ
チルメタアクリレート―アクリロニトリル共重合
ゴム、ブチルアクリレート―エトキシエチルアク
リレート―ビニルクロロアセテート―アクリロニ
トリル共重合ゴム、ブチルアクリレート―エトキ
シエチルアクリレート―ビニルノルボルネン―ア
クリロニトリル共重合ゴム等が挙げられる。これ
らの共重合ゴムは単独で、場合によつて本発明の
主旨が損われない範囲で他のゴムと併用して使用
される。 本発明のゴム部材は該共重合ゴムに必要に応じ
通常使用されている充填剤、補強剤、加硫剤、可
塑剤、老化防止剤、その他の配合例を配合混練し
てゴム配合組成物とし、そのままでシート状に、
繊維補強層を中間に挿入してシート状に成形し、
あるいはホース、チユーブ、ベルト状等の通常使
用される所定の形状に成形し、プレス加硫、缶加
硫などにより加硫することにより製造される。こ
のようにして、ガスケツト、O―リング等のシー
ル材、ホース、ベルト類等のゴム部材が製造され
るが、本発明ではポリオレフイン油あるいはポリ
オレフイン油を含む潤滑油と接触して使用される
ゴム部材であればこれらに何ら制限されない。 以下に実施例により本発明を詳細に説明する。 実施例1〜4及び比較例1〜3 ゴム100重量部に対して、亜鉛華No.3 5重量
部、ステアリン酸1重量部、FEFカーボンブラ
ツク40重量部、硫黄0.5重量部、テトラメチルチ
ウラムジスルフイド2重量部、メルカプトベンゾ
チアゾール0.5重量部、オクチル化ジフエニルア
ミン1重量部、N―フエニル―N′―イソプロピ
ル―p―フエニレンジアミン1重量部を添加混合
してゴム配合組成物を得た。この組成物を160℃、
20分プレス加硫することにより2mm厚さのシート
を作成し、試験片とした。 実施例及び比較例で用いたゴムは次の通りであ
る。 実施例 1 部分水素化アクリロニトリル―ブタジエン共重
合ゴム (結合アクリロニトリル量 37重量% 水素化共役ジエン単位部分 44.1重量% 共役ジエン単位部分 18.9重量%) 実施例 2 ブタジエン―ブチルアクリレート―アクリロニ
トリル(5/60/35重量%)共重合ゴム 実施例 3 部分水素化アクリロニトリル―ブタジエン共重
合ゴム (結合アクリロニトリル量 37重量% 水素化共役ジエン単位部分 56.7重量% 共役ジエン単位部分 6.3重量%) 実施例 4 部分水素化アクリロニトリル―ブタジエン共重
合ゴム 結合アクリロニトリル量 45重量% 水素化共役ジエン単位部分 49.5重量% 共役ジエン単位部分 5.5重量% 実施例 5 部分水素化アクリロニトリル―ブタジエン―2
エチルヘキシルメタアクリレート―メトキシエ
チルアクリレート共重合ゴム 結合アクリロニトリル量 45重量% 水素化共役ジエン単位部分 10重量% 共役ジエン単位部分 10重量% 2エチルヘキシルメタアクリレート 10重量% メトキシエチルアクリレート 25重量% 実施例 6 部分水素化アクリロニトリル―ブタジエン―ア
クリル酸共重合ゴム 結合アクリロニトリル量 55重量% 水素化共役ジエン単位部分 20重量% 共役ジエン単位部分 20重量% アクリル酸 5重量% 比較例 1 アクリルニトリル―ブタジエン共重合ゴム 結合アクリロニトリル量 33重量% ニポール1042 日本ゼオン社製 比較例 2 部分水素化アクリロニトリル―ブタジエン共重
合ゴム 結合アクリロニトリル量 37重量% 水素化共役ジエン単位部分 28.4重量% 共役ジエン単位部分 34.6重量% 比較例 3 ブタジエン―ブチルアクリレート―アクリロニ
トリル(35/30/35重量%)共重合ゴム これら9種のゴムから作成された試験片につき
加硫物性およびJIS No.1オイル、PAOL 50(ラ
イオン油脂社製 ポリオレフイン油)、共石エー
ス(共同石油社製、ポリオレフイン系潤滑油)、
Mobil 1(Mobil Oil社製、ポリオレフイン系潤
滑油)に150℃で7日間浸漬した後の諸物性の変
化率ならびに湿潤状態での180度折り曲げによる
亀裂発生の有無について測定した。 また、これら試験片をJIS No.1オイル、鉱油
系潤滑油である日石 PAN―S(日本石油社製)、
ポリオレフイン油である PAOL 40,PAOL
50,PAOL 60(ライオン油脂社製)、ポリオレフ
イン系潤滑油である共石エース(共同石油社製)、
Mobil 1(Mobil Oil 社製)、Super G(Gulf
Oil社製)、Subzero Fluid (Chevron 社製)、
Fire & Ice(Shell Oil 社製)、P―Z―L
(Pennz Oil社製)に150℃で浸漬し湿潤状態で
180度折曲げたとき亀裂が発生するまでの日数を
測定した。なお、40日で試験を中止した。得られ
た結果を第1表及び第2表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重合体鎖中に、不飽和ニトリルからの単位部
    分を10〜60重量%、共役ジエンからの単位部分を
    0より多く20重量%未満、エチレン性不飽和カル
    ボン酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも一
    種の単量体および/または共役ジエンからの単位
    部分を水素化した単位部分を20重量%より多く90
    重量%未満有する共重合ゴムから実質的に形成さ
    れており、ポリオレフイン油あるいはポリオレフ
    イン油を含む潤滑油と接触して使用されることを
    特徴とする耐油劣化性ゴム部材。
JP57049521A 1982-03-27 1982-03-27 耐油劣化性ゴム部材 Granted JPS58167604A (ja)

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