JPS6214441Y2 - - Google Patents

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JPS6214441Y2
JPS6214441Y2 JP1982089111U JP8911182U JPS6214441Y2 JP S6214441 Y2 JPS6214441 Y2 JP S6214441Y2 JP 1982089111 U JP1982089111 U JP 1982089111U JP 8911182 U JP8911182 U JP 8911182U JP S6214441 Y2 JPS6214441 Y2 JP S6214441Y2
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overdrive
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hydraulic
automatic transmission
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【考案の詳細な説明】 本考案はオーバードライブレンジを備えた自動
変速機においてオーバードライブレンジ状態を表
示する自動変速機のオーバードライブ表示装置に
関する。
燃費向上を大きな技術的課題とする自動車にお
いて、最近、変速装置に高速走行時の燃費向上の
ため、オーバードライブレンジが設けられるよう
になつた。
このオーバードライブレンジは、高速で一定で
走行するとき等に利用するものであるが、オーバ
ードライブレンジに入つたか否かはオーバードラ
イブレンジの表示装置を設けないと運転者には分
りにくく、せつかくの燃費向上のための装置が、
利用者にアピールしないことになる。
そこで、自動変速装置を備えた自動車では、自
動変速装置が燃費のよいオーバードライブレンジ
に入つたことを運転者に知らせるオーバードライ
ブレンジ表示装置が一般に設けられている。
従来より、上記の如きオーバードライブレンジ
表示装置としては、例えば、自動変速機がオーバ
ードライブ変速段に切り換えられるときに、オー
バードライブ装置のブレーキに通ずる油路内に形
成される油圧を検出すべく上記油路の途中に設け
られた油圧スイツチをバツテリとオーバードライ
ブ作動表示灯とを結ぶ電気回路の途中に組み込
み、上記ブレーキを係合させる油圧が上記油路内
に供給されているときには、上記油圧スイツチが
閉じ、これによつて上記オーバードライブ作動表
示灯を点灯せしめるようにしたものが知られてい
る(実開昭53−138084号参照)。
また、オーバードライブに限らず自動変速機の
変速レンジを表示するものとして自動変速装置の
摩擦部材を締結弛緩する油圧回路中に油圧スイツ
チ、或いは油圧により切換えレバー等を連動して
自動変速レンジを検出する機械的スイツチを単独
若しくは複合的に設け、これらのスイツチの作動
により自動変速レンジにおける変速状態を表示さ
せるように構成した表示システムがある(特公昭
48−38573号参照)。
ところで、前記従来例のオーバードライブ表示
装置は、オーバードライブ状態で油圧が高まるブ
レーキ油圧回路に油圧スイツチを設けたものであ
るが、自動変速機の種類によつてはオーバードラ
イブ状態を油圧の低下によつて検出すべきものが
ある。このような油圧回路を備えた自動変速機に
おいては、エンジン始動前はエンジンに駆動され
る油圧ポンプが油圧を発生していないため、上記
油圧回路の油圧も低下した状態にあり、オーバー
ドライブ表示ランプが誤点灯する問題があつた。
本考案は、従来の自動変速機のオーバードライ
ブ表示装置における上記問題を解消すべくなされ
たものであつて、エンジン始動時のオーバードラ
イブ表示ランプの誤点灯を確実に防止するように
した自動変速機のオーバードライブ表示装置を提
供することを目的としている。
このため、本考案は、オーバードライブレンジ
を備えた自動変速機において、オーバードライブ
状態のときのみ油圧解放側となる摩擦部材の油圧
回路に設けられ油圧低下により作動する油圧スイ
ツチと、エンジンの作動中であることを検出し作
動するエンジン作動検出スイツチと、上記油圧ス
イツチおよびエンジン作動検出スイツチとによつ
て点灯を制御されエンジン作動時のオーバードラ
イブ状態を表示するオーバードライブレンジ表示
ランプとを備えることを特徴としている。
また、本考案において、上記エンジン作動検出
スイツチはエンジンの回転で作動する発電機によ
つて開閉されるスイツチ手段とすることが好まし
い。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
詳細に説明する。
第1図において、11は負極が接地された車載
のバツテリ、12はヒユージブルリンク、13は
ICオルタネータで、該ICオルタネータ13はオ
ルタネータ14、該オルタネータ14の出力電圧
を制御するレギユレータ15、および上記オルタ
ネータ14の出力電流を整流するダイオード1
6,17,18等からなる。
上記オルタネータ14には、ダイオード16,
17の各アノードおよびダイオード18のカソー
ドが夫々接続され、上記ダイオード16のカソー
ドはヒユージブルリンク12を通してバツテリ1
1の正極に、上記ダイオード17のカソードはレ
ギユレータに、また、上記ダイオード18のアノ
ードはアースに夫々接続されている。
一方、19はキースイツチ、20はヒユーズ、
21は各種表示ランプ22(例えば、エンジンオ
イル油圧の警告灯、バツテリ11の充電々圧警告
灯等)の断芯チエツクリレー、23はオーバード
ライブ表示ランプ、24は油圧スイツチである。
第1図の実施例においては、上記オーバードラ
イブ表示ランプ23、油圧スイツチ24および断
芯チエツクリレー21の常閉接点25を、ヒユー
ジブルリンク12、キースイツチ19およびヒユ
ーズ20を通して、バツテリ11の正極と負極と
の間に直列に接続している。
上記断芯チエツクリレー21の駆動コイル26
は、アノード側を上記ヒユージブルリンク12、
キースイツチ19およびヒユーズ20を通して上
記バツテリ11の正極に接続されたダイオード2
7のカソードと、レギユレータ15との間に接続
され、また、上記断芯チエツクリレー21の常開
接点28は、一端が上記ヒユージブルリンク1
2、キースイツチ19およびヒユーズ20を通し
てバツテリ11の正極に接続された各種表示ラン
プ22の他端とアースとの間に接続されている。
一方、油圧スイツチ24は、第2図の自動変速
機の油圧制御系の概略図に示すように、油圧回路
31に接続されている。上記自動変速機の変速レ
ンジの設定を行なうために油圧を制御する油圧制
御回路32は、シフトレバー33の操作により内
部に配するマニユアルバルブ34内の油圧ルート
が形成され、オーバードライブレンジ設定時に摩
擦部材としてのオーバードライブブレーキバンド
35の油圧アクチユエータ36に接続される油圧
回路31の油圧を低下させる。
油圧回路31の油圧が低下すると、この油圧回
路31と上記車両のエンジンに駆動される油圧ポ
ンプ37から直接油圧が供給されるいま一つの油
圧回路38の油圧バランスが崩れ、油圧アクチユ
エータ36が作動し、上記オーバードライブブレ
ーキバンド35を緊締して自動変速機をオーバー
ドライブレンジに設定する。
油圧スイツチ24はこの油圧回路31の油圧変
化に応じて作動するように設けられ、上記油圧ス
イツチ24は車両のエンジンが停止しているとき
にはオン、上記エンジンが回転しているときには
オフし、かつ、上記エンジンが回転するとともに
自動変速機がオーバードライブレンジにあるとき
にはオンする。
自動変速機のオーバードライブ表示装置を上記
構成とすれば、エンジン始動のため、キースイツ
チ19を先ず図示しないアクセサリ位置からオン
位置としたときには上記キースイツチ19はオン
するが、この時点では、エンジンが回転していな
いため、エンジンに駆動される油圧ポンプ37は
油圧を発生しておらず、油圧回路31の油圧は自
動変速機がオーバードライブレンジにある場合と
同様の状態となり、油圧スイツチ24はオンす
る。
一方、このとき、オルタネータ14は発電して
おらず、レギユレータ15には、ヒユージブルリ
ンク12、キースイツチ19、ヒユーズ20、ダ
イオード27および駆動コイル26を通して、バ
ツテリ11から電流が供給されている。このた
め、上記駆動コイル26は付勢されており、その
常閉接点25はオフし、常開接点28はオンす
る。
従つて、エンジンを始動するため、キースイツ
チ19をアクセサリ位置からオン位置としても、
バツテリ11からオーバードライブ表示ランプ2
3に電流が流れることはなく、キースイツチ19
をオン位置としてもオーバードライブ表示ランプ
23が点灯することはない。
次いで、上記キースイツチ19を図示しないス
タータ位置にしてエンジンを始動させると、オル
タネータ14が発電を開始し、オルタネータ14
からバツテリ11への充電及び負荷回路への給電
が開始されるため、断芯チエツクリレー21の駆
動コイル26が消勢され、その常閉接点25およ
び常開接点28が夫々オンおよびオフする。
一方、このとき、エンジンの起動により、油圧
ポンプ37が駆動されて油圧回路31及び38の
油圧が大きくなり、油圧スイツチ24はオフする
ため、上記の如く、断芯チエツクリレー21の常
閉接点25がオンしても、オーバードライブ表示
ランプ23には電流が流れず、該オーバードライ
ブ表示ランプ23は点灯しない。
従つて、エンジンの始動時には、バツテリ11
からオーバードライブ表示ランプ23に電流が流
れることはなく、エンジンの始動時に上記オーバ
ードライブ表示ランプ23が誤点灯することはな
い。
上記車両が所定車速以上で走行しているとき
に、自動変速機がオーバードライブレンジに切り
換つたときには、既に述べたように、油圧回路3
1の油圧が低下して油圧アクチユエータ36が作
動するとともに、油圧スイツチ24がオンし、オ
ーバードライブ表示ランプ23は点灯する。
これにより、運転者は自動変速機がオーバード
ライブレンジにあることを視認することができ
る。
次に、シフトポジシヨンスイツチを備える車両
における好ましい実施例として本考案のいま一つ
の実施例を第3図に示す。
第3図の実施例は、第2図の実施例において、
シフトレバー33の各シフト位置である「P」,
「R」,「N」,「D」,「2」,「1」に夫々対応し

固定端子41P,41N,41D,411および412と、シフ
トレバー33に連動してこれら固定端子41P
41N,41D,411および412を摺動する摺動端子41C
からなるシフトポジシヨンスイツチ41を設ける
とともに、シフトレバー33のシフト位置表示ラ
ンプ42P,42N,42D,421,422を設け、シフトレ
バー33の位置を表示するようにしたものであ
る。
シフトポジシヨンスイツチ41の上記摺動端子
41Cはヒユージブルリンク12、キースイツチ1
9およびヒユーズ20を通してバツテリ11の正
極に接続する一方、固定端子41P,41N,41D
411,412とアースとの間に夫々シフト位置表示ラ
ンプ42P,42N,42D,421,422を接続し、上記固
定端子41Dとアースとの間に、さらに、断芯チエ
ツクリレー21の常閉接点25、オーバードライ
ブ表示ランプ23および油圧スイチ24を直列に
接続している。そして、図示しないが、上記シフ
トポジシヨンスイツチ41はシフト位置「P」,
「N」でのみエンジン始動が可能なインヒビタ回
路をも構成するものである。
上記のようにすれば、エンジン始動前に、油圧
スイツチ24が第1図の油圧スイツチ24と同様
にオンしていても、シフト位置が「N」以外であ
ればオーバードライブ表示ランプ24は点灯しな
い。また、エンジン始動のためシフトレバー33
をシフト位置「N」にしても、断芯チエツクリレ
ー21の常閉接点25はエンジンが始動するまで
はオフしているため、オーバードライブ表示ラン
プ24が誤点灯することはない。
また、エンジン始動後上記シフトレバー33が
シフト位置「D」にあるときにエンジンストツプ
が発生しても、オルタネータ14が停止するた
め、断芯チエツクリレー21の駆動コイル26が
付勢され、その常閉接点25がオフし、オーバー
ドライブ表示ランプ23が点灯することはなく、
シフトレバー33がシフト位置「D」にあるとき
のエンジンストツプによるオーバードライブ表示
ランプ23の誤点灯を防止することができる。
なお、以上の実施例において、オーバードライ
ブレンジ表示ランプ23は、白熱球、ネオン管、
発光ダイオード、液晶表示装置等、オーバードラ
イブレンジ状態を表示して運転者がこれを視認す
ることができるものであればいかなるものであつ
てもよい。
また断芯チエツクリレー21に代えて、エンジ
ンの起動により、作動する他種のスイツチを設
け、このスイツチをエンジン作動検出スイツチと
して、オーバードライブ表示ランプ23の通電を
制御するようにしてもよい。
以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、オーバードライブレンジを備えた自動変
速機において、オーバードライブ状態のときのみ
油圧開放側となる摩擦部材の油圧回路に設けられ
油圧低下により作動する油圧スイツチおよびエン
ジンの作動中であることを検出して作動するエン
ジン作動検出スイツチの閉成でオーバードライブ
表示ランプを点灯させるようにしたから、エンジ
ンの停止時にはオーバードライブ表示ランプの点
灯が不能となり、エンジン始動時およびエンジン
ストツプ時等のオーバードライブ表示ランプの誤
点灯を確実に防止することができる。
また、本考案によれば、オーバードライブ状態
のときに油圧が上昇する油圧回路からの油圧検出
が不可能な場合でも、オーバードライブ状態のと
きに油圧が低下する油圧低下側の油圧回路が利用
できるので、オーバードライブ表示のための油圧
検知の自由度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動変速機のオーバード
ライブ表示装置の一実施例の回路図、第2図は自
動変速機の油圧制御系の概略図、第3図は本考案
のいま一つの実施例の回路図である。 11……バツテリ、13……ICオルタネー
タ、14……オルタネータ、15……レギユレー
タ、21……断芯チエツクリレー、22……各種
ランプ、23……オーバードライブ表示ランプ、
24……油圧スイツチ、25……常閉接点、26
……駆動コイル、31……油圧回路、35……摩
擦部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) オーバードライブレンジを備えた自動変速機
    において、オーバードライブ状態のときのみ油
    圧解放側となる摩擦部材の油圧回路に設けられ
    油圧低下により作動する油圧スイツチと、エン
    ジンの作動中であることを検出し作動するエン
    ジン作動検出スイツチと、上記油圧スイツチお
    よびエンジン作動検出スイツチとによつて点灯
    を制御されエンジン作動時のオーバードライブ
    状態を表示するオーバードライブレンジ表示ラ
    ンプとを備えることを特徴とする自動変速機の
    オーバードライブ表示装置。 (2) 上記エンジン作動検出スイツチはエンジンの
    回転で作動する発電機によつて開閉されるスイ
    ツチ手段である実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の自動変速機のオーバードライブ表示装
    置。
JP8911182U 1982-06-14 1982-06-14 自動変速機のオ−バ−ドライブ表示装置 Granted JPS58189847U (ja)

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JP8911182U JPS58189847U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 自動変速機のオ−バ−ドライブ表示装置

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JP8911182U JPS58189847U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 自動変速機のオ−バ−ドライブ表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS58189847U JPS58189847U (ja) 1983-12-16
JPS6214441Y2 true JPS6214441Y2 (ja) 1987-04-13

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ID=30097748

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JP8911182U Granted JPS58189847U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 自動変速機のオ−バ−ドライブ表示装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6128899Y2 (ja) * 1977-04-05 1986-08-27

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JPS58189847U (ja) 1983-12-16

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