JPH032430Y2 - - Google Patents

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JPH032430Y2
JPH032430Y2 JP9992682U JP9992682U JPH032430Y2 JP H032430 Y2 JPH032430 Y2 JP H032430Y2 JP 9992682 U JP9992682 U JP 9992682U JP 9992682 U JP9992682 U JP 9992682U JP H032430 Y2 JPH032430 Y2 JP H032430Y2
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relay
lpg
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terminal
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JP9992682U
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  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はLPGエンジンのバツテリ充電回路に
関し、特に発電用ブラシ摩耗に起因する発電機の
発電不良時の対策回路の改良に関するものであ
る。
一般にLPGエンジンの発電機においては、発
電機を駆動するためのベルト切れや、エンジン停
止時等による発電機の停止時バツテリから発電機
への電流の流れにより作動するチエツクリレーに
よつて充電表示ランプを点灯することにより、運
転者に充電状態を知らせるようにしている。ま
た、LPGエンジンの場合のエンジンの停止時に
LPGが大気にもれるのを防ぐためにソレノイド
バルブ等によつてLPG通路を閉じる必要がある。
このため、ソレノイドバルブをエンジン停止時に
より点灯する充電表示ランプに連動して駆動して
いる。
ところで上記充電表示ランプはエンジン停止や
ベルト切れ等により発電機が停止することによる
発電不良に対しては点灯するが、発電機の発電能
力に大きな影響を与える発電用ブラシの摩耗等に
よる発電不良に対しては点灯しないという問題が
ある。
そこで従来実開昭55−109348号公報に示される
ように、バツテリの電圧を検出して該電圧が所定
値以下になつた時作動する電圧検出回路を設け該
電圧検出回路により充電表示ランプを点灯させて
いる。この場合ブラシ摩耗等によつて発電不良に
なるとバツテリ電圧が次第に低下していくことに
より、充電表示ランプが点灯するが、LPGエン
ジンの場合、充電表示ランプと連動してLPG停
止用ソレノイドも駆動してしまう。すると次にマ
ニユアルスイツチ等によりLPG停止用ソレノイ
ドの駆動を解除し、エンジンを始動しようとする
時バツテリ電圧が低下していることからスタータ
が回らず再始動不能となる問題が生じる。特に
LPGエンジンを搭載しているタクシーにおいて
は乗客がいる場合に上述のようなことが発生する
と非常に重大な問題となる。この場合LPG停止
ソレノイドをエンジン停止を検出するセンサーを
設けて駆動することが考えられるが、充電回路の
大巾な変更を招くことになり、好ましい方法では
ない。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
バツテリから発電機へ流れる電流によつて作動す
る第1のチエツクリレーと、発電用ブラシに印加
される電圧が所定値以下の時作動する第2のチエ
ツクリレーとを設け、第1のチエツクリレーによ
つてLPGリレーを駆動さす一方、第2のチエツ
クリレーより充電警告装置を駆動させるようにし
たため従来の充電回路をわずかに変更するだけ
で、ブラシ摩耗時充電表示ランプを点灯させると
ともに、エンジン停止が防止できるようにしたも
のである。
以下図面に基づいて本考案を具体的に説明す
る。
図において、1は発電用コイル、2は該発電用
コイル1に生ずる電流を整流するためのダイオー
ド、3は上記発電用コイル1に磁界を加えるフイ
ールドコイル、4は該フイールドコイル3にフイ
ールド電流を流すための発電用ブラシ、5はフイ
ールド電流を制御するためのトランジスタであつ
て、上記発電用コイル1とダイオード2とフイー
ルドコイル3と発電用ブラシ4とトランジスタ5
とによつて周知の発電機6を構成している。また
7はバツテリ、8はイグニシヨンスイツチで、上
記バツテリ7は上記発電機6のB端子に接続され
るとともにイグニシヨンスイツチ8に接続されて
いる。8aは上記イグニシヨンスイツチ8のON
端子、8bは上記イグニシヨンスイツチ8のスタ
ート端子で、ON端子8aは上記発電機6のR端
子に接続されるとともに第1のチエツクリレーと
してのチエツクリレー9のリレーコイル9aと発
電機6方向の電流のみ流すダイオード9bとを介
して発電機6のL端子に接続されている。
10はLPG停止用コイル11の電流をON−
OFFするためのLPGリレーで、該LPGリレー1
0は一端がイグニシヨンスイツチ8のON端子8
aに接続され他端が上記チエツクリレー9のレー
コイル9aに電流が流れた時導通するリレー接点
9cに接続されたリレーコイル10aと、3つの
端子10b,10c,10dとにより構成されて
いる。端子は10cはイグニシヨンスイツチ8の
ON端子8aに接続されリレーコイル10aに電
流が流れていない時、即ちリレーコイル9aに電
流が流れていない時端子10bと接続される。ま
た、端子10dはイグニシヨンスイツチ8のスク
ート端子8bに接続されリレーコイル10aに電
流が流れた時、即ちリレーコイル9aに電流が流
れた時端子10bと接続される。
12はLPG停止用コイル11のLPGリレー1
0からの出力を選択するマニユアリスイツチで、
該マニユアルスイツチ12の端子12aはLPG
リレー10の端子10bと接続され、端子12b
は、イグニシヨンスイツチ8のON端子8aに接
続されている。
13は充電警告装置としての充電表示ランプ、
14は上記チエツクリレー9と発電用ブラシ4と
の間の回路中から分岐接接され該分岐点の電圧に
より上記充電表示ランプ13の点灯を制御する第
2のチエツクリレーとしての低電圧リレーであ
る。該低電圧リレー14は上記分岐点の電圧が所
定値以上の時逆電流が流れるツエナダイオード1
4aと、該ツエナーダイオード14aの逆電流に
よりオンされるトランジスタ14bと、該トラン
ジスタ14bの導通により電流が流れるリレーコ
イル14cと、該リレーコイル14cの励磁によ
り開放する接点14dとにより構成さている。
次に上記の如く構成した充電回路の作動を説明
する。
エンジン始動時でイグニシヨンスイツチ8が
ON端子8aにある時発電機6は駆動されていな
いことからL端子がローレベルになつており、従
つてチエツクリレー9のリレーコイル9aには電
流が流れリレー接点9cは閉じてリレーコイル1
0aに電流が流れる。その結果端子10dと10
bとが接続されるためLPG停止用コイル11は
イグニシヨンスイツチ8のスタート端子8bと接
続することからLPG停止用コイル11には電流
が流れず、LPGリは停止されている。
一方、低電圧リレー14はL端子がローレベル
であることからトランジスタ14bがオフされて
おりリレーコイル14cには電流が流れず接点1
4dは閉となる。従つて充電表示ランプ13は
ON端子8aからの電流により点灯する。
次にイグニシヨンスイツチ8をスタート端子8
bにすると図示しないセルモータが回転すると同
時にLPGリレー10の端子10dがバツテリと
接続されることからLPG停止用コイル11には
電流が流れLPGの停止が解除される。従つてエ
ンジンにLPGが供給されエンジンが駆動する。
エンジンが駆動するとイグニシヨンスイツチ8は
再びON端子8aにもどされる。この場合発電機
6は発電しているためL端子はハイレベルとなつ
ている。従つてチエツクリレー9のリレー接点9
cは始動時とは逆に開となるためLPGリレー1
0の端子は10bと10cが接続されるととも
に、低電圧リレー14はL端子の電圧により作動
し、リレーコイル14cに電流が流れてリレー接
点14dを開にすることから充電表示ランプ13
は点灯しなくなる。この状態からベルト切れ等に
より発電機6の駆動が停止すると回路の状態が始
動時の時と同じ状態となるためLPG停止用コイ
ル11がマニユアルスイツチ12とLPGリレー
10を介してスタート端子に接続され、LPGは
停止してエンジンも停止する。この場合再びエン
ジンを駆動するには、マニユアルスイツチ12を
操作し端子12cを端子12bに接続すればよ
い。
一方、発電用ブラシ4の摩耗により発電機6が
発電不良になつた場合、L端子が開放状態となる
ためチエツクリレー9のリレーコイル9aには電
流が流れずLPG停止用コイル11には電流が流
れたままになり、エンジンが停止することはな
い。また、低電圧リレー14のツエナーダイオー
ド14aにはバツテリ7の電圧が印加されるた
め、該電圧が所定値以下になつた時ツエナーダイ
オード14aには電流が流れなくなりリレー接点
14dは閉となつて充電表示ランプ13が点灯す
る。従つてチエツクリレー9の低抗を適当な値に
選べばその抵抗による電圧降下により低電圧リレ
ー14がすばやく非作動になつて充電表示ランプ
13が点灯するため、いち早く運転者に発電不良
を知らせることができる。この場合上述したよう
にエンジンを停止しないので、そのまま例えば修
理工場に持つていくことができ、再始動不能を招
くことがなくなる。
以上説明したとおり、本考案によれば、バツテ
リから発電機へ流れる電流によつて作動する第1
のチエツクリレーと、該第1のチエツクリレーと
発電用ブラシとの間から分岐接続され該分岐点の
電圧が所定値以下のとき作動する第2のチエツク
リレーとを設け、LPGの停止を上記第1チエツ
クリレーにより行うとともに充電表示ランプの点
灯を上記第2のチエツクリレーにより行うように
構成したので、従来の充電回路の配線をわずかに
変更するだけで発電用ブラシ摩耗時充電ランプを
点灯させることができるとともにエンジン停止が
防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すLPGエンジンの
充電回路である。 4……発電ブラシ、6……発電機、7……バツ
テリ、9……チエツクリレー(第1のチエツクリ
レー)、10……LPGリレー、13……充電表示
ランプ(充電警告装置)、14……低電圧リレー
(第2のチエツクリレー)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンによつて駆動されバツテリを充電する
    ための発電機と、該発電機の発電用ブラシと上記
    バツテリに対して直列に接続されバツテリから発
    電用ブラシ方向の電流に対してのみ作動する第1
    のチエツクリレーと、該チエツクリレーと上記発
    電用ブラシとの間から分岐接続された該分岐点に
    印加される電圧が所定値以下の時作動する第2の
    チエツクリレーと、上記第1のチエツクリレーの
    作動時LPGのエンジンへの進入を停止するLPG
    リレーと、上記第2のチエツクリレーによつて作
    動する充電警告装置とを備えたことを特徴とする
    LPGエンジンにおけるバツテリ充電回路。
JP9992682U 1982-06-30 1982-06-30 Lpgエンジンにおけるバツテリ充電回路 Granted JPS598247U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9992682U JPS598247U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 Lpgエンジンにおけるバツテリ充電回路

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JP9992682U JPS598247U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 Lpgエンジンにおけるバツテリ充電回路

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Publication Number Publication Date
JPS598247U JPS598247U (ja) 1984-01-19
JPH032430Y2 true JPH032430Y2 (ja) 1991-01-23

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JP9992682U Granted JPS598247U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 Lpgエンジンにおけるバツテリ充電回路

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