JPS5941335Y2 - 内燃機関の始動回路 - Google Patents

内燃機関の始動回路

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JPS5941335Y2
JPS5941335Y2 JP16823577U JP16823577U JPS5941335Y2 JP S5941335 Y2 JPS5941335 Y2 JP S5941335Y2 JP 16823577 U JP16823577 U JP 16823577U JP 16823577 U JP16823577 U JP 16823577U JP S5941335 Y2 JPS5941335 Y2 JP S5941335Y2
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JP
Japan
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starter
engine
voltage
switch
drive
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Expired
Application number
JP16823577U
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English (en)
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JPS5493632U (ja
Inventor
育也 小林
博道 重信
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Publication of JPS5493632U publication Critical patent/JPS5493632U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の始動回路に関する。
内燃機関の始動は一般にスタータ駆動スイッチをオンに
することによって行われる。
スタータ駆動スイッチは例えばガソリン機関の場合には
イグニッションスイッチ内に設けられたスタータ接点(
ST接点)と共通可動接点とから構成される。
スタータ駆動スイッチがオンとなるとスタータの始動信
号入力端子に電圧が印加され、該スタータ内のマグネッ
トスイッチが駆動される。
マグネットスイッチが駆動されるとスタータ内のピニオ
ンギヤが移動して機関のクランク軸に設けられたリング
ギヤに噛合すると共に主接点がオンとなりスタータモー
タが駆動され機関の始動が行われる。
第1図は従来のこの種の始動回路等の構成を表わす回路
図である。
この図において、1はイグニッションスイッチ、1aは
そのスタータ接点を示している。
ま・た2はスタータであり、2aはその始動信号入力端
子、2bはマグネットスイッチのコイル、2cはその主
接点、2dはスタータモータをそれぞれ示している。
また第1図において、3はバッテリー、4は電圧レギュ
レータ、5はオルタネータ、6はチャージウオーニング
ランプをそれぞれ示している。
この上うな構成の従来技術によると、次のような不都合
が生じる。
始動回路の故障、例えばイグニッションスイッチ1の可
動接点1bがスタータ接点1aに接触したまま戻らなく
なった等の故障により機関が回転を開始したにもかかわ
らずスタータへの通電が継続して行われてしまうと、ス
タータ2が機関のクランク軸に連結したままとなるため
機関側からスタータ2が逆に駆動されてしまう。
この状態が長く続くとスタータ2はその限界回転速度を
越えて駆動される恐れがあり、これはスタータの破損を
招いてしまう。
本考案は従来技術の上述の不都合を解決するためのもの
であり、その目的は、始動回路中の何らかの故障により
、スタータへの通電が機関始動後継続して行われてしま
うことのない内燃機関の始動回路を提供することにある
上述の目的を達成する本考案の特徴は、駆動時に機関と
連結されて該機関を始動するスタータと該スタータを駆
動すべく閉成せしめられるスタータ駆動スイッチとの間
に直列に挿入接続され前記スタータ駆動スイッチ手段時
に閉成されて前記スタータを駆動するスイッチ手段と、
機関が実際に回転している際に電圧を発生する手段と、
該電圧発生手段より電圧が発生してから一定の時限期間
を経過した後は前記スイッチ手段を強制的に開成せしめ
る時限回路とを備えたことにある。
次に実施例により本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例の回路図である。
この図において、イグニッションスイッチ1、スタータ
2、バッテリー3、電圧レギュレータ4、オルタネータ
5、及びチャージウオーニングランプ60部分の構成は
従来技術(第1図)と全く同じである。
しかしながら本実施例においては、イグニッションスイ
ッチ1のスタータ接点1 a、即ち一般にはスタータ駆
動スイッチ、とスタータ2の始動信号入力端子2aとの
間にリレースイッチ10(スイッチ手段)が設けられて
いる。
このリレースイッチ10は常開接点構成となっており、
その励磁コイル10aに電流が印加された時のみ閉成さ
れる。
励磁コイル10aへの通電は該励磁コイル10aに直列
接続されたスイッチングトランジスタ11によって制御
され、スイッチングトランジスタ11のオンオフ制御は
スタータ接点1aから抵抗12を介してトランジスタ1
1のベースに印加される電圧により行われる。
トランジスタ11のベースとアース間にはスイッチング
トランジスタ13が設けられてあり、このトランジスタ
13のベースには抵抗14とコンデンサ15とから成る
時定数回路が設けられていを抵抗14の一端(スミ圧発
生手段即ち機関が始動すると所定の電圧例えば電源電圧
が現われるチャージランプリレーの出力端子に接続され
ている。
本実施例では、電圧レギュレータ4のチャージウオーニ
ングランプ端子りに接続されている。
周知の如く、オルタネータ5の中性点5aに接続される
電圧レギュレータ4の入力端子Nには、機関が停止して
いる際は電圧が現れない。
従ってこの電圧レギュレータ4の(正確にはチャージラ
ンプリレーの)コイル4aは励磁されず、斯くして入力
端子りは接地状態となる。
機関が始動すると入力端子Nに電圧が現れ、コイル4a
が励磁されるため、そのリレー接点4bが切換わり、端
子りにはバッテリー3の電圧が印加される。
次に本実施例の動作を説明する。
イグニッションスイッチ1を操作してスタータ接点1a
に通電を開始すると、抵抗12を介して印加されるベー
ス電圧によりトランジスタ11がオンとなり、斯くして
励磁コイル10aに電流が流れ、リレースイッチ10が
閉成される。
斯くしてスタータ2が駆動され機関の始動が行われる。
機関が始動すると前述の如く電圧レギュレータ4の端子
りに電圧が発生し、コンデンサ15が抵抗14を介して
流れる電流により徐々に充電される。
コンデンサ15の端子電圧が所定値を越えると、トラン
ジスタ13がオンとなり、従ってトランジスタ11のベ
ースが接地され、トランジスタ11はオフとなり、リレ
ースイッチ10が開成される。
即ち、例え何らかの原因で抵抗12のスタータ接点1a
側の端子に電圧が印加され続けた場合にも、機関回転開
始時より抵抗14とコンデンサ15との時定数及び抵抗
14に印加される電圧によって定まる時限期間(例えば
15秒〜30秒)が過ぎた後はリレースイッチ10が開
成され、スタータ2への通電は行われない。
従って機関が始動した後例えばイグニッションスイッチ
1の可動接点1bがスタータ接点1aに接触したまま固
着して戻らないようなことがあってもスタータ2への通
電は前述の時限期間が過ぎれば行われなくなり、斯くし
てスタータ2の機関からの逆駆動による破損が防止され
る。
なお、本考案において、スイッチ手段は前述の実施例に
おける電磁式リレースイッチに限定されることなくその
他のリレースイッチあるいは半導体を用いたスイッチで
あっても良い。
また、時限回路も前述の実施例以外に種々の態様がとれ
ることは明らかである。
さらに、機関が実際に回転した際に電圧を発生する手段
として前述の実施例では電圧レギュレータのチャージラ
ンプリレーを用いているが、これはその他にオイルプレ
ッシャーウオーニング回路を用いる等種々の方法が適用
できる。
以上説明したように、本考案の始動回路は、スタータと
スタータ駆動スイッチとの間にスタータ1駆動スイツチ
がオンのときオンとなるようなスイッチ手段を直列に挿
入し、機関が実際に回転してから所定の時限期間を経過
した後はこのスイッチ手段を強制的にオフとするように
構成しているため、機関が始動してから所定時間経過し
た後は、たとえ、スタータ駆動スイッチがオンであって
もスイッチ手段は必ずオフとなり、従ってスタータへの
通電も必ず停止される。
このため、機関が始動した後も長時間スタータに通電が
行われてこのスタータが機関に連結されたままとなり機
関側からスタータが逆駆動されてスタータの破損を招く
ような不都合が未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の回路図、第2図は本考案の一実施例
の回路図である。 1・・・・・・イグニッションスイッチ、1a・・・・
・・スタータ接点、2・・・・・・スタータ、2a・・
・・・・始動信号入力端子、3・・・・・・バッテリー
、4・・・・・・電圧レギュレータ、5・・・・・・オ
ルタネータ、6・・・・・・チャージウオーニングラン
プ、10・・・・・・リレースイッチ、1L13・・・
・・・スイッチングトランジスタ、12,14・・・・
・・抵抗、15・・・・・・コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動時に機関と連結されて該機関を始動するスタータと
    該スタータを駆動すべく閉成せしめられるスタータ駆動
    スイッチとの間に直列に挿入接続され前記スタータ駆動
    スイッチ手段時に閉成されて前記スタータを駆動するス
    イッチ手段と、機関が実際に回転している際に電圧を発
    生する手段と、該電圧発生手段より電圧が発生してから
    一定の時限期間を経過した後は前記スイッチ手段を強制
    的に開成せしめる時限回路とを備えたことを特徴とする
    内燃機関の始動回路。
JP16823577U 1977-12-16 1977-12-16 内燃機関の始動回路 Expired JPS5941335Y2 (ja)

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JP16823577U JPS5941335Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 内燃機関の始動回路

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JP16823577U JPS5941335Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 内燃機関の始動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5493632U JPS5493632U (ja) 1979-07-03
JPS5941335Y2 true JPS5941335Y2 (ja) 1984-11-28

Family

ID=29169185

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16823577U Expired JPS5941335Y2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 内燃機関の始動回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2548199Y2 (ja) * 1991-07-20 1997-09-17 富士通テン株式会社 エンジン起動装置

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JPS5493632U (ja) 1979-07-03

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