JPH0619814Y2 - エンジンの自動停止装置 - Google Patents

エンジンの自動停止装置

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JPH0619814Y2
JPH0619814Y2 JP1987064538U JP6453887U JPH0619814Y2 JP H0619814 Y2 JPH0619814 Y2 JP H0619814Y2 JP 1987064538 U JP1987064538 U JP 1987064538U JP 6453887 U JP6453887 U JP 6453887U JP H0619814 Y2 JPH0619814 Y2 JP H0619814Y2
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JP
Japan
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battery
terminal
key switch
turned
relay
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JP1987064538U
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JPS63171637U (ja
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道明 西本
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエンジンの自動停止装置に関し、特にキースイ
ッチをオフした時に燃料カットレバーによりディーゼル
エンジンへの供給燃料を一定時間遮断することによりデ
ィーゼルエンジンを自動的に停止する装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に、大型車両等においては、キースイッチをオフに
したとき、バッテリーリレーを用いてバッテリーの片側
端子を電装機器から切り離すようにしている。これは、
整備の際に過ってバッテリーの両極に接続されている電
装機器を短絡することがないようにするためである。
一方、ディーゼルエンジンはキースイッチを切ってオフ
にしても燃料供給が通じている限り回転を停止させるこ
とはできないので、キースイッチをオフにした後、一定
時間、燃料カットレバー等を作動して燃料供給通路を遮
断し、エンジンを自動停止させるようにしている。
かかる従来のエンジンの自動停止装置が第2図に示され
ており、1は車両用のバッテリー、2はキースイッチ、
3はバッテリーリレー、4はタイマ回路5とソレノイド
6を含むソレノイド回路、そして7はソレノイド6に接
続された燃料カットレバーである。
また、タイマ回路5のa端子はキースイッチ2のB端子
に接続されており、b端子はキースイッチ2のAcc
(アクセサリー)端子に接続され、そしてE端子はバッ
テリー1の負端子に接続されている。タイマ回路5にお
いて、T1〜T4はトランジスタ、Cはコンデンサ、D
2〜D6はダイオード、ZDはツエナーダイオード、R
1〜R10は抵抗である。尚、ダイオードD5とツェナ
ーダイオードZDとでソレノイド6の逆起電力を吸収す
る役目を果たし、ダイオードD6とツェナーダイオード
ZDとダイオードD5とで、このソレノイド回路4の電
源端子を逆に接続してしまった場合の保護回路を構成し
ている。
キースイッチ2のBR端子はバッテリーリレー3のコイ
ル3aを介してその他の電装機器とともに接地電位(車
体電位)に接続されており、S端子はスタータ(図示せ
ず)に接続されている。
バッテリーリレー3のコイル3aの両端間にはダイオー
ドD1が接続され、コイル3aは常開(NO)のスイッ
チ接点3bによりバッテリー1の負端子と接地電位とを
接断する。
動作において、キースイッチ2をオン、即ちキースイッ
チ2の接点2aをBR端子、接点2bをAcc端子まで
時計方向に回転させると第3図に示すようにバッテリー
電圧(例えば12V)がタイマ回路5のb端子−E端子
間に印加される。これにより抵抗R4及びダイオードD
2を介してコンデンサCが充電されるが、タイマ回路5
のa端子及びb端子は共にバッテリー1の正電位にある
のでトランジスタT4、T2は導通せずコンデンサCの
充電だけが行われる。但し、a端子及びb端子の物理的
位置又は水等によりa−b端子間にリークが生じ電位差
が生じた時には、トランジスタT4、T2がオンとなり
トランジスタT1をオンにするため、ソレノイド6が連
続通電し焼損させてしまうので、これを防ぐため、トラ
ンジスタT4、T3をオンにしてトランジスタT1をオ
フに保持することによりソレノイド6を励磁させないよ
うにしている。
また、接点2bがAcc端子位置にあるオン状態のとき
は、バッテリー電流がBR端子を介しバッテリーリレー
3のコイル3aを通ってバッテリー1の負端子に流れる
ので、スイッチ接点3bは閉じ、バッテリー1の負端子
と接地電位とを接続する。これにより、他の電装機器に
バッテリー1の電圧を供給することができる。
キースイッチ2をスタート状態にすると、接点2cはS
端子に接続されてスタータを始動する。
一方、キースイッチ2をオフにすると、BR端子がバッ
テリー1から切り離されるため、バッテリーリレー3の
コイル3aは励磁が解除されスイッチ接点3bを開く。
また、キースイッチ2のB端子のみがタイマ回路5のa
端子に接続され、b端子はバッテリー1から切り離され
る。これにより、a端子とb端子は同電位でなくなり、
コンデンサCが図示の矢印のように放電することによっ
てトランジスタT4及びT2はオンとなり、トランジス
タT1もオンとなってソレノイド6を励磁し燃料カット
レバー7を動かしてエンジンへの燃料供給をカットす
る。
このようにして、コンデンサCが放電を完了するとトラ
ンジスタT4及びT2はオフとなりソレノイド6の励磁
は解かれ燃料供給路が再開されるが、これまでの約10
秒間内にエンジンは完全に停止する(完全停止までに約
4秒あれば充分)こととなる。
また、特開昭56−150831号公報では、キースイッチをオ
フにした後、一定時間、アクチェータを作動してエンジ
ンの燃料噴射ポンプのコントロールラックを停止位置に
制御し、エンジンへの燃料供給をカットしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述に述べた従来例においては、タイマ回路をソレノイ
ド回路に有しているので、キースイッチをオフにした後
もこのタイマ回路を動作させるためにタイマ回路の負端
子をバッテリーの負端子に固定接続していた。
このため、キースイッチをオフにした後であっても、整
備等の際に誤ってソレノイド回路を短絡させてしまい、
バッテリーリレーを設けた意義が半減してしまうという
問題点があった。
従って、本考案の目的は、キースイッチをオフにした後
に、燃料カットレバーを駆動するソレノイド回路の短絡
事故を予防できるエンジンの自動停止装置を実現するこ
とに在る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決する手段として、本考案に係るエン
ジンの自動停止装置においては、キースイッチのオン時
に励磁されてバッテリーの負電位と車体電位とを接続す
るリレーと、そのバッテリーの正電位に接続された端
子、キースイッチのオン時にそのバッテリーの正電位に
接続される端子及び車体電位端子を有しキースイッチの
オフ時から一定時間のみ前記リレーの励磁を継続させて
燃料カットレバーを駆動し燃料カットするソレノイド回
路と、を備えている。
〔作用〕
本考案のエンジンの自動停止装置においては、キースイ
ッチをオンにしたときバッテリーリレーが励磁されてバ
ッテリー電圧をソレノイド回路におけるバッテリーの正
電位に接続された端子及びキースイッチのオン時にその
バッテリーの正電位に接続される端子と車体電位端子と
の間に印加する。キースイッチをオフにしたときはバッ
テリー電圧を与えられていた上記の端子が切り離される
ことによりソレノイド回路が一定時間だけバッテリーリ
レーを励磁し続けるのでキースイッチオフ後も残った2
つの端子を介してバッテリー電圧がソレノイド回路に印
加され続ける。そして、この一定時間、ソレノイド回路
は燃料カットレバーを作動してエンジンへの燃料供給を
停止しエンジンを停止させる。その後は、ソレノイド回
路にはバッテリー電圧は印加されないので短絡の危険は
無くなる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るエンジンの自動停止装置の一実施例
を説明する。
第1図は本考案に係るエンジンの自動停止装置の一実施
例の回路を示した図で、第2図に示した従来のエンジン
の自動停止装置と異なる点は、バッテリーリレー3のリ
レーコイル3aがキースイッチ2のBR端子とバッテリ
ー1の負端子との間に接続されており、キースイッチ2
のBR端子にタイマ回路5の中のトランジスタT4のコ
レクタに接続されているということである。従って、そ
の他の同一符号を付した部分は同様であるので説明は省
略する。
次に第1図に示した本考案に係るエンジンの自動停止装
置の動作を説明する。
まず、キースイッチ2をオン、即ちキースイッチ2の接
点2aをBR端子、接点2bをAcc端子まで時計方向
に回転させると、第3図に示すようにバッテリー電圧が
BR端子及びバッテリーコイル3aに印加されるので、
スイッチ接点3bはバッテリー1の負端子と接地電位
(車体電位)とが接続され、タイマ回路5のb端子−E
端子間にバッテリー電圧が印加される。これによりコン
デンサCが充電されるが、タイマ回路5のa端子及びb
端子は共にバッテリー1の正電位にあるのでトランジス
タT2は導通せずコンデンサCの充電に留まる。尚、こ
のとき他の電装機器にもバッテリー電圧が与えられる。
キースイッチ2をスタート状態にすると、接点2cはS
端子に接続されてスタータを始動する。
一方、キースイッチ2をオフにすると、B端子のみがタ
イマ回路5のa端子に接続されb端子はバッテリー1か
ら切り離される。これにより、a端子とb端子は同電位
でなくなり、コンデンサCが放電することによってトラ
ンジスタT4及びT2はオンとなり、この放電状態(約
10秒間)中はバッテリーリレー3のコイル3aにはト
ランジスタT4を介してバッテリー1の正電圧が印加さ
れ続ける。また、トランジスタT4がオンになることに
よりトランジスタT1もオンとなってソレノイド6を励
磁し燃料カットレバー7を動かしてエンジンへの燃料供
給をカットする。
このようにして、コンデンサCが放電を完了するとトラ
ンジスタT4及びT2はオフとなりバッテリーリレー3
の励磁が解除されてスイッチ接点3bガ開き、タイマ回
路5のE端子がバッテリー1の負端子から切り離される
ことによりソレノイド回路4への電源は切り離されソレ
ノイド6の励磁は解かれ燃料供給路が再開されるが、こ
れまでの約10秒間内にエンジンは完全に停止する(完
全停止までに約4秒あれば充分)こととなる。
このようにして、キースイッチをオフにしてから一定時
間のみバッテリーリレーの励磁を継続して燃料カットレ
バーを駆動するためのソレノイド回路に電源を供給して
いる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案のエンジンの自動停止装置では、
ソレノイド回路の電源を、キースイッチのオン時に励磁
されるバッテリーリレーを介してバッテリーから受け、
キースイッチオフ時に一定時間バッテリーリレーの励磁
を継続するとともに燃料カットレバーを作動して燃料供
給を停止したので、キースイッチオフから一定時間の燃
料カット動作を行った後はソレノイド回路が短絡事故を
起こすことがなく整備者の安全も確保されるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るエンジンの自動停止装置の一実
施例を示す回路図、 第2図は、従来のエンジンの自動停止装置の一例を示す
回路図、 第3図は、キースイッチの操作を説明するための図、で
ある。 第1図において、1はバッテリー、2はキースイッチ、
3はバッテリーリレー、3aはコイル、3bはスイッチ
接点、4はソレノイド回路、5はタイマ回路、6はソレ
ノイド、7は燃料カットレバー、をそれぞれ示す。 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キースイッチのオン時に励磁されてバッテ
    リーの負電位と車体電位とを接続するリレーと、該バッ
    テリーの正電位に接続された端子、該キースイッチのオ
    ン時に該正電位に接続される端子及び車体電位端子を有
    し該キースイッチのオフ時から一定時間のみ前記リレー
    の励磁を継続させて燃料カットレバーを駆動し燃料カッ
    トするソレノイド回路と、を備えたことを特徴とするエ
    ンジンの自動停止装置。
  2. 【請求項2】前記リレーが、前記キースイッチがオン状
    態及びオフ状態からの前記一定時間励磁されるコイル
    と、該コイルが励磁されたときに前記バッテリーの負電
    位と車体電位とを接続するスイッチ接点とを有している
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のエンジンの自動
    停止装置。
JP1987064538U 1987-04-28 1987-04-28 エンジンの自動停止装置 Expired - Lifetime JPH0619814Y2 (ja)

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JPS6110947U (ja) * 1984-06-27 1986-01-22 株式会社小松製作所 エンジン制御装置

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