JPH0636299Y2 - 内燃機関用始動停止装置 - Google Patents

内燃機関用始動停止装置

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JPH0636299Y2
JPH0636299Y2 JP1986036709U JP3670986U JPH0636299Y2 JP H0636299 Y2 JPH0636299 Y2 JP H0636299Y2 JP 1986036709 U JP1986036709 U JP 1986036709U JP 3670986 U JP3670986 U JP 3670986U JP H0636299 Y2 JPH0636299 Y2 JP H0636299Y2
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combustion engine
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賀英 増本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は内燃機関の不注意な始動操作によるバツテリ
ーの過放電を防止する始動停止装置の改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第3図は例えば実公昭55−52063号公報に示された従来
の始動停止装置を示す電気回路図である。図において
(1)はバツテリー(2)は始動リレー(3)は始動用
モーターであつて、バツテリー(1)と始動リレー
(2)と始動用モーター(3)は直列に接続されてい
る。(5)は、2回路1接点式の停止スイツチであつ
て、(5a)の回路接点と(5b)の回路接点を有し,接点
(5a)が開の時は、接点(5b)は閉となり、接点(5a)
が閉の時は接点(5b)が開となるものである。(4)
は、始動スイツチであつて、バツテリー(1)と停止ス
イツチ(5)の接点(5a)と始動リレー(2)の起動コ
イルとを直列に接続されている。(6)は点火装置であ
つて、停止端子(6a)を接地することにより、失火する
もので、端子(6a)は停止スイツチ(5)の接点(5b)
を介して接地されている。
次に動作について説明する。機関の始動時には停止スイ
ッチ(5)の操作により、接点(5a)を閉じ、接点(5
b)を開き、始動スイツチ(4)を閉じることによりバ
ツテリー(1)の電流が始動リレー(2)の起動コイル
に流れ、始動リレー(2)が閉じバツテリー(1)の電
流が始動用モータ(3)に流れ、始動用モータ(3)が
回転し、始動用モータ(3)によって、機関が駆動され
る。機関が運転を始めると、始動用モータ(3)による
駆動は不要となるので、始動スイツチ(4)を開にし
て、始動リレー(2)が開となり、始動用モータ(3)
の回転が止まつても機関の運転は継続される。
次に機関を運転状態から停止させるには、停止スイツチ
(5)の接点(5a)を開にし、接点(5b)を閉じること
により、点火装置(6)の停止端子(6a)が停止スイツ
チ(5)の接点(5b)により接地されるので、機関の点
火が無効となり、機関は停止する。ここで、停止スイツ
チがこの状態、即ち接点(5a)が開,接点(5b)が閉で
ある時は、点火装置(6)が失火状態であると共に、始
動スイツチ(4)を作動しても始動回路が動作せず、始
動モータ(3)は回転しない構成である為、使用者が点
火装置(6)が失火状態であることに気付かずに始動ス
イツチ(4)を作動しても、始動用モータ(3)が運転
を続けて、バツテリー(1)が過放電となることが防止
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の始動停止装置は以上のように構成されているの
で、停止スイツチ(5)に2回路1接点式の複雑な構成
の高価なスイツチが必要であり、スイツチ端子へのリー
ド線の配線が長くなり、複雑であり、又、スイツチの不
良もしくは破損により、各系統間が接触し、バツテリー
(1)のアースへの短絡によりリード線及びスイツチが
損傷したり、さらには、点火装置(6)が破壊される等
の問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので簡単な構成で、始動モータの不注意な運転に
よるバツテリーの過放電を防止できる安価で、信頼性の
高い内燃機関用始動停止装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る内燃機関用始動停止装置は、始動用モー
タの始動スイツチと直列に半導体スイツチング素子を接
続し、始動スイツチおよび停止スイツチの状態に応じて
半導体スイツチング素子を制御するものである。
〔作用〕
この考案における内燃機関用始動停止装置は、半導体ス
イツチング素子制御極に接続された停止スイツチの動作
により制御され、停止スイツチによる内燃機関の停止状
態では、始動スイツチにより始動モータの運転を防止す
るものである。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明する。第1図
において(7)は半導体スイッチング素子であるサイリ
スタでアノードは始動スイツチ(4)及び始動リレー
(2)の起動コイルの直列回路に接続され、カソードは
接地されている。
(8),(9)は、サイリスタ(7)のアノードとゲー
ト間に直列に接続されたレジスタで、両レジスタの接続
点は、ダイオード(11)を介して、停止スイツチ(5)
に接続されている。(10)はサイリスタ(7)のゲー
ト,カソード間に接続されたレジスタである。その他の
符号は従来装置と同様につき、その説明を省略する。
次に動作について説明する。いま、機関の始動時におい
て、停止スイツチ(5)が開となつている時始動スイツ
チ(4)を作動させて、閉にすることによりバツテリー
電圧は、始動リレー(2)に起動コイルを通じてサイリ
スタ(7)のアノードに印加され、サイリスタ(7)の
ゲートには、アノードよりレジスタ(8)及び(9)を
通じてトリガ電圧が与えられてサイリスタ(7)は導通
する為、起動コイルは通電により励起されて始動リレー
(2)の接点を導通状態として、始動用モータ(3)を
起動して、機関を始動させる。この時、ダイオード(1
1)は点火装置(6)の停止端子(6a)から、サイリス
タ(7)のゲートへ停止信号が流入して、機関が停止す
るのを防止する。
機関の運転を停止させるには、停止スイツチ(5)を接
地することにより点火装置(6)の停止端子(6a)が接
地されて点火が無効となり、機関は停止する。
次にこの状態で機関を再始動する為に始動スイツチ
(4)を閉じるとサイリスタ(7)のアノードには起動
コイルを通じてバツテリー電圧が印加されるがレジスタ
(8)を通じてサイリスタ(7)のアノードより供給さ
れるゲート電圧は、ダイオード(11)を通じて停止スイ
ツチ(5)より接地される為、サイリスタ(7)は導通
せず始動リレー(2)の起動コイルにはレジスタ(8)
より停止スイツチ(5)を通じて接地される電流が流れ
るのみであり、この電流は、サイリスタ(7)をトリガ
させるだけの微小電流の為、起動コイルは励起されず、
始動リレー(2)は動作しない為、始動用モータ(3)
は回転しない。
即ち、停止スイツチ(5)による内燃機関の停止時に
は、始動スイツチ(4)による始動用モータ(3)の運
転を阻止し、使用者が、停止スイッチ(5)を作動して
いることに気付かずに始動用モータの運転を継続してバ
ツテリー(1)を過放電させるのを防止できる。
なお、上記一実施例では半導体スイツチング素子にサイ
リスタを用いたが、第2図に示す様にトランジスタ(1
2)を用いても同様の効果を奏する。この場合は、前述
のサイリスタにおけるアノード,ベース,エミツタに置
換されて同様の動作を行なう。又、第2図の点線に示す
様にトランジスタ(12)にベース電流を与えるレジスタ
(8)の一端を始動スイツチ(4)の一端より接続する
ことにより、トランジスタ(12)が動作時のベース電流
が得られ易く、トランジスタ(12)の選択が容易とな
る。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、半導体スイツチング
素子を用いることにより、簡単な構成の停止スイツチ
と、単純な結線のみで使用者の不注意な始動操作による
バツテリーの過放電を確実に防止できると共に、内燃機
関点火装置に直接電源電圧が加わる危険性が皆無であ
り、安価で、信頼性、安全性の優れた内燃機関用始動停
止装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による始動停止装置を示す
電気回路図、第2図はこの考案の他の実施例による始動
停止装置を示す電気回路図、第3図は従来の始動停止装
置を示す電気回路図である。 図において、(1)はバツテリー、(2)は始動リレ
ー、(3)は始動用モータ、(4)は始動スイツチ、
(5)は停止スイツチ、(6)は点火装置、(7)はサ
イリスタ、(8),(9),(10)はレジスタ、(11)
はダイオード、(12)はトランジスタである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関を起動させる始動用モータ、この
    始動用モータの始動スイッチと直列に接続され、上記始
    動スイッチの閉成時には制御極に所定入力が印加されて
    導通状態となる半導体スイッチング素子、及び上記内燃
    機関の点火装置並びに上記半導体スイッチング素子の制
    御極に接続され、閉成時には上記点火装置を失火させる
    と共に上記半導体スイッチング素子制御極に対する上記
    所定入力を側路する停止スイッチを備えた内燃機関用始
    動停止装置。
JP1986036709U 1986-03-11 1986-03-11 内燃機関用始動停止装置 Expired - Lifetime JPH0636299Y2 (ja)

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JPS62148778U JPS62148778U (ja) 1987-09-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2647673B2 (ja) * 1988-02-25 1997-08-27 三信工業株式会社 小型船舶の始動装置
JP2586836Y2 (ja) * 1990-09-12 1998-12-14 新電元工業株式会社 コンデンサ充放電式点火装置

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JPS5531496Y2 (ja) * 1978-10-03 1980-07-26
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JPS6060269A (ja) * 1983-09-09 1985-04-06 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車におけるエンジンのラン・オフスイツチ装置

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