JPH0223065Y2 - - Google Patents

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JPH0223065Y2
JPH0223065Y2 JP1980036906U JP3690680U JPH0223065Y2 JP H0223065 Y2 JPH0223065 Y2 JP H0223065Y2 JP 1980036906 U JP1980036906 U JP 1980036906U JP 3690680 U JP3690680 U JP 3690680U JP H0223065 Y2 JPH0223065 Y2 JP H0223065Y2
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voltage
generator
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excitation
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  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電圧調整機能を有する発電機の起動
表示回路装置に係り、特に発電機の起動初期には
バツテリを電源とし、表示ランプを介して発電機
の励磁巻線に励磁電流を供給することにより点灯
すると共に、発電機出力電圧確立後は自己励磁電
流に切替えて消灯するようにされた表示ランプ
が、発電機の出力電圧が電圧調整器部の動作によ
つて非所望に誤点灯することを防止するようにし
た発電機の起動表示回路装置に関するものであ
る。
一般に車輌に搭載される発電機は、エンジンに
よつて起動されるが、起動初期における低速回転
時にはバツテリ側から表示ランプを介して励磁電
流が供給されて発電々圧を上昇してゆき、時間経
過による電圧確立を待つた自己励磁電流に切替え
られ、以後電圧調整器の作動によつて規定範囲内
に発電機出力電圧を維持するようにされる。
この種の従来回路としては第1図々示のものが
知られている。
即ち、図において1〜は発電機部、2〜は自動電圧
調整器部である。3は発電機の発電コイルであつ
て星型結線されており整流器4を介して発生した
交流電圧を整流しバツテリ5ならびに図示されな
い負荷に供給される。6は発電機の励磁巻線であ
つて、発電機出力側から整流器7を介した一方の
供給回路と、後述するバツテリ5からの他方の供
給回路とを有している。8は電流制御用トランジ
スタであつて制御用トランジスタ9によつて制御
され、前記両者はダーリントン回路を構成してい
る。10は電圧検出用トランジスタであつて発電
機の出力電圧を検出してオン・オフさせるもので
あり、ツエナ・ダイオード11の設定値によつて
その検出電圧が決定される。12ないし17は抵
抗、18,19はコンデンサであるが、このうち
抵抗12と13とは分圧抵抗として機能し、発電
機出力電圧を前記抵抗値に応じて分圧し、ツエ
ナ・ダイオード11の設定値と比較するようにさ
れる。又、抵抗14及びコンデンサ18は共に正
帰還回路を構成し、該回路の挿入は励磁電流のオ
ン,オフ動作を改善するために役立つ。20,2
1はダイオード、22は表示ランプ、23は起動
スイツチを表わす。
今、発電機が図示されないエンジンによつて起
動され、この起動状態において起動スイツチ23
が投入されると、バツテリ5からの励磁電流は起
動スイツチ23、表示ランプ22、ダイオード2
0、励磁巻線6、制御用トランジスタ9、抵抗1
7なる回路に流れて前記制御用トランジスタ9お
よびトランジスタ8をオンさせて前記励磁巻線6
に励磁電流を流す。そしてこの場合に流れる励磁
電流はバツテリ5から表示ランプ22を介して流
れているため表示ランプ22が点灯し、いまだ発
電機の出力電圧が確立していないことを示す。し
かも前記励磁電流は表示ランプ22の抵抗によつ
て制限された電流値となる。
時間の経過につれて発電機出力電圧が増大する
が、該電圧の増大はダイオード20わ介したバツ
テリ5からの励磁電流をオフして自己励磁電流に
切替わる(表示ランプは消灯)。即ち発電機から
整流器7を介した自己励磁電流のみによつて励磁
が行なわれ、益々発電機出力電圧を増大する。ま
た発電機の出力電圧は分圧抵抗12,13に印加
され、前記分圧点の電圧はツエナ・ダイオード1
1の設定値と比較される。もしも分圧点の電圧が
ツエナ・ダイオード11の設定値を超えると、電
圧検出用トランジスタ10がオンし、次いで制御
用トランジスタ9及び電流制御用トランジスタ8
をオフして励磁電流を遮断する。この状態におい
て発電機出力電圧が規定値以下に減少すると電圧
検出用トランジスタ10がオフとなり、制御用ト
ランジスタ9および電流制御用トランジスタ8を
オンして再度励磁電流を流す。かくして電流制御
用トランジスタ8のオン,オフ動作の反覆継続が
なされ、発電機の出力電圧が規定範囲内に調整さ
れる。しかしながら上記構成を有する従来回路に
あつては以下に述べる不都合が内在している。
即ち、昼間走行時の如く、殆んど電気負荷がな
いような場合においては、バツテリが満充電とな
つているためアイドリング状態において表示ラン
プが点灯してしまうと云う欠点である。
この原因は、バツテリが満充電であり、しかも
ランプ点灯などの電気負荷がないときなどに自動
電圧調整器がバツテリの満充電された電圧を検出
して一旦トランジスタ8をオフして励磁電流を遮
断したとき、発電機の出力電圧は急速に前記バツ
テリ電圧以下に低下するので、次にトランジスタ
8がオンしたとき、前記発電機の出力電圧がバツ
テリ電圧まで上昇する間にバツテリ側からの励磁
電流が表示ランプを介して流入するためである。
本考案は上記欠点を解決することを目的として
なされたものであり、発電機の励磁巻線と表示ラ
ンプとの間にリレー部を挿入し、該リレー部の動
作電圧をしてバツテリ電圧と運転中の発電機の調
整された出力電圧の一時的な最低の電圧との差電
圧以上の電圧の下で動作するよう設定されかつ当
該差電圧よりも小さい電圧の下で非動作状態とな
るよう設定することにより安定な動作が可能な発
電機の充電表示回路を提供することを目的として
いる。以下図面を参照しつつ説明する。
第2図は本考案の前提として考慮した回路図を
示し、第1図と異なるところは表示ランプに隣接
してもうけた一点鎖線リレー部24に関する部分
である。
第2図において起動時を考える。まず最初は起
動スイツチ23の投入によりバツテリ5からの励
磁電流はリレー部24〜内にある付勢巻線25を経
由して発電機の励磁巻線に流れ、電流制御用トラ
ンジスタのオン,オフによつて第1図同様な動作
状態となる。しかしこの場合にあつてはバツテリ
電圧と発電機出力電圧との電圧差が上記リレー部
24における上記設定値以上であるため、リレー
部24〜内の付勢巻線25による励磁力をもつて接
点26がオンされている。したがつて表示ランプ
22は点灯されてバツテリ5からの電流を励磁巻
線6に供給していることを表示する。
一方、昼間において電気負荷がないか少ない場
合を考える。この場合は発電機が定常運転中であ
るため、バツテリ電圧と発電機出力電圧との電圧
差が上記設定値以内となつてリレー部24内の接
点26がオフ状態を維持して表示ランプ22は消
灯のままとなる。そして上述の如く励磁電流がオ
フされて発電機の出力電圧が降下する状態となつ
ても、上記リレー部24の設定値以上になること
はなく(ないように設定値が選ばれる)、リレー
部24が動作せず、表示ランプ22が非所望に点
灯されることがない。
上記第2図図示構成の場合には、上述の如く、
確かに表示ランプが非所望に点灯されることがな
い。即ち点灯しないように、付勢巻線25の動作
電圧が設定されている。しかし、第2図図示の如
く、リレー部24内に付勢巻線25をもうける構
成の場合には、上記非所望な点灯が生じるか否か
は付勢巻線25の動作電圧のみで定まることとな
り巻線の状態や鉄心の状態によつてバラツキを生
じ易く、大量生産技術としては所望する動作を行
い得ることを保証できるものとならない。本考案
はこの点を合わせ解決している。
第3図および第4図は夫々本考案の一実施例を
示し、夫々第2図図示一点鎖線のリレー部24部
分を変更したものであつて、第3図は表示ランプ
に対して直列にツエナ・ダイオードを挿入する場
合、第4図は第2図図示の接点部分にトランジス
タを挿入しかつ付勢巻線部分にコンデンサ、ツエ
ナ・ダイオード、抵抗からなる回路を夫々図の如
く結線して挿入する場合を夫々示す。
第3図の場合には、上記設定値を表示ランプ2
2と直列に挿入したツエナ・ダイオード27によ
つて与えるようにしたものであつて、その他の符
号1ないし24については第2図と同一である。
第3図図示の場合には、上記ツエナ・ダイオード
27のツエナ電圧が表示ランプ22を点灯可能に
するか否かの設定を与えている。なお第3図の実
施例ではツエナ電圧に相当した電圧だけ表示ラン
プに印加される電圧が減少して表示ランプが暗い
状態となることがあるが、この場合には必要に応
じてツエナ電圧分だけ点灯電圧の低い表示ランプ
を使用すれば何ら問題はない。
第4図の場合には、符号1ないし24は第2図
に対応しており、上記設定値をツエナ・ダイオー
ド27によつて与えると共に、表示ランプ22に
直列接続されたトランジスタ29をオンさせるよ
うにしたものである。コンデンサ30は遅延時間
の後にトランジスタ29がオンし表示ランプ22
が非所望に点灯することに対してより確実な保証
を与えている。
なおツエナ電圧の高いツエナ・ダイオード28
を使用すればコンデンサ30はなくてもよい。
以上説明した如く、本考案によれば、発電機の
励磁巻線とバツテリに接続される表示ランプとの
間にリレー部を介在させる如き充電表示回路構成
としているために、表示ランプの誤動作防止が可
能となる。また上記リレー部において仮に動作状
態が接続される如き障害が生じたとしても、
高々、第1図図示の構成と同じ動作状態となるだ
けで済む利点をもつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は発電機における起動表示回路装置を示
す従来の回路図、第2図は本考案の前提として考
慮した回路図、第3図および第4図は夫々本考案
の一実施例を示し、第2図図示一点鎖線部分24
に対応するものを夫々示している。 図中、1〜は発電機部、2〜は自動電圧調整器部、
3は発電コイル、4は整流器、5はバツテリ、6
は励磁巻線、7は整流器、8は電流制御用トラン
ジスタ、9は制御用トランジスタ、10は電圧検
出用トランジスタ、11はツエナ・ダイオード、
12ないし17は抵抗、18,19はコンデン
サ、20,21はダイオード、22は表示ラン
プ、23は起動スイツチ、24〜はリレー部、25
は付勢巻線、26は接点、27,28はツエナ・
ダイオード、29はトランジスタ、30,32は
コンデンサを夫々表わしている。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンにより駆動される発電機の励磁巻線
    に、前記発電機の起動初期には表示ランプを介し
    てバツテリ側から励磁電流が供給され、発電機出
    力電圧の確立を待つてバツテリからの上記励磁電
    流が断たれて自己励磁電流のみによつて上記励磁
    巻線が励磁され、上記発電機出力電圧が電圧調整
    器部によつて予め設定された規定範囲内に維持さ
    れるよう構成される電圧調整機能を有する発電機
    において、 上記表示ランプによる起動表示回路は、前記発
    電機の励磁巻線と表示ランプとの間にリレー部を
    介在させ当該表示ランプがリレー部と直列に接続
    されてバツテリに接続されると共に、 前記リレー部は当該リレー部内に、バツテリ電
    圧と運転中の発電機の調整された出力電圧の一時
    的な最低の電圧との差電圧以上の電圧の下で動作
    するよう設定されかつ当該差電圧よりも小さい電
    圧の下で非動作状態となるよう設定されて構成さ
    れている半導体スイツチング素子をそなえてな
    り、 当該半導体スイツチング素子が動作状態にある
    とき上記表示ランプが点灯可能となり、かつ当該
    半導体スイツチング素子が非動作状態にあるとき
    上記表示ランプが点灯不能状態に置かれるように
    した ことを特徴とする電圧調整機能を有する発電機に
    おける起動表示回路装置。
JP1980036906U 1980-03-18 1980-03-18 Expired JPH0223065Y2 (ja)

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JPS56139330U JPS56139330U (ja) 1981-10-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54111611A (en) * 1978-02-20 1979-09-01 Toyota Motor Co Ltd Operation indicator for ac generator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54111611A (en) * 1978-02-20 1979-09-01 Toyota Motor Co Ltd Operation indicator for ac generator

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JPS56139330U (ja) 1981-10-21

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