JP3299398B2 - 車両用交流発電機の出力制御装置 - Google Patents

車両用交流発電機の出力制御装置

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JP3299398B2
JP3299398B2 JP28058494A JP28058494A JP3299398B2 JP 3299398 B2 JP3299398 B2 JP 3299398B2 JP 28058494 A JP28058494 A JP 28058494A JP 28058494 A JP28058494 A JP 28058494A JP 3299398 B2 JP3299398 B2 JP 3299398B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に搭載された蓄
電池の充電を制御する車両用交流発電機の出力制御装置
に関し、特に蓄電池電圧より高い電圧で作動する高電圧
負荷を最適に作動させることが可能な車両用交流発電機
の出力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エンジン始動直後の排気ガス浄化
の為の触媒加熱システムや、冬季極寒地において車両の
窓ガラスに凍り付いた氷を短時間で融解する融氷システ
ムを比較的短時間で作動させる場合、システムは高電圧
負荷なので30V〜50Vの電圧で作動させる必要があ
る。しかし、このような高電圧をバッテリからシステム
に供給するのは不可能であるため車両用交流発電機の出
力を直接システムに供給する必要がある。
【0003】そして、車両用交流発電機の制御装置とし
て、図3に示すような従来装置がある。図3は従来装置
の構成を示す回路図である。図示しないエンジンにより
駆動される交流発電機1は電機子コイル101と界磁コ
イル102より構成されている。整流器201は交流発
電機1の交流出力を全波整流して+端子201と接地さ
れた−端子202との間に直流電圧を発する。
【0004】電圧調整器3は、整流器出力の蓄電池4へ
の切り替え、或いは高電圧車両電気負荷(以下、電気負
荷と記載する)5への切り替えに応じて界磁コイル10
2へ流す励磁電流を調整し、交流発電機1の発電電圧を
設定値に制御する。
【0005】キースイッチ6はエンジン始動動作と共に
オンして出力切替え制御器7より引き出された励磁ライ
ンL3を通して蓄電池4より界磁コイル102に初期励
磁電流を流すと共に、電圧調整器3に蓄電池4より電源
電圧を供給する。
【0006】電圧調整器3の構成として、出力切替え制
御器7より引き出された電圧検出ラインL1を介して入
力した蓄電池4の+端子電圧或いは整流器出力を分圧す
る分圧抵抗301と302の直列回路、分圧抵抗301
と302の接続点Pにカソードが接続されたゼナーダイ
オード303、励磁ラインL3を介して蓄電池4の+端
子と接地間に直列接続されたベース抵抗306とトラン
ジスタ304、トランジスタ304のベースにはゼナー
ダイオード303のアノードが接続され、ゼナーダイオ
ード303の導、不導通によりオン/オフされる。
【0007】更に、励磁ラインL3を介した蓄電池の+
端子と接地間にはサージ吸収用のダイオード307と出
力トランジスタ305が直列接続され、出力トランジス
タ305のベースはベース抵抗306とトランジスタ3
04のコレクタとの接続点に接続されてトランジスタ3
04によりオン/オフ制御される。
【0008】尚、界磁コイル102は配線を通してダイ
オード307に並列接続される。従って、蓄電池4より
界磁コイル102に流れた励磁電流は出力トランジスタ
305を通して接地側に流れる。
【0009】一方、出力切替え制御器7は出力切替えス
イッチ71、励磁スイッチ72、電圧検出切替えスイッ
チ73より構成される。出力切替えスイッチ71は励磁
コイルCL1により接触動作し、そのコモン端子C1は
出力ラインL2を介して整流器2の+端子201に接続
され、接点A1は電気負荷5、接点B1は蓄電池4の+
端子に接続される。また、励磁スイッチ72は出力切替
えスイッチ71が切り替え動作をした時に励磁コイルC
L2の付勢で1秒程オフする限時接点Tからなり、励磁
スイッチ72の一端はキースイッチ6を介して蓄電池4
の+端子に接続され、他端は励磁ラインL3を介して界
磁コイル102の+側に接続される。
【0010】更に、また、電圧検出切替えスイッチ73
のコモン端子C2は電圧検出ラインL1を介して分圧抵
抗301の一端に、接点A2は高電圧検出抵抗731を
通して出力切替えスイッチのコモン端子C1に、接点B
2は蓄電池4の+端子に接続される。従って、出力切替
えスイッチ73のコモン端子C2が接点A2側に投入さ
れると、高電圧検出抵抗731は分圧抵抗301,30
2に直列接続され、これら直列抵抗間には整流器出力が
印加される。また、接点B2側に投入された場合は蓄電
池4の+端子電圧は分圧抵抗301,302に印加され
る。
【0011】次に、従来装置の動作を図3に従って説明
する。蓄電池4を充電する蓄電池充電運転モード(通常
運転モード)において、出力切替えスイッチ71と電圧
切替えスイツチ73の各コモン端子C1,C2はそれぞ
れ接点B1,B2側に投入され、蓄電池4の+端子は整
流器2の+端子201と分圧抵抗301に接続される。
【0012】そして、車両のエンジンを始動する際にキ
ースイッチ6をオンすると、励磁スイッチ72が自動的
にオンする。その結果、蓄電池4よりキースイッチ6、
励磁スイッチ72を通して交流発電機1の界磁コイル1
02に励磁電流が流れる。
【0013】やがてエンジンが始動すると、電機子コイ
ル101に対して界磁コイル102が回転して交流電圧
が電機子コイル101に誘起される。その交流誘起電圧
は整流器2によって整流されて直流電圧として+端子2
01と−端子202間に現れる。この直流電圧は出力切
替えスイッチ71を通して蓄電池4に充電される。
【0014】従って、エンジンが始動して交流発電機1
が発電出力を出し続けると蓄電池4は過充電になること
がある。そこで、電圧検出切替えスイッチ73を通して
蓄電池4の+端子電圧を直列接続された分圧抵抗30
1,302の両端に印加する。印加された蓄電池の端子
電圧が例えば14V以上に上昇して、分圧抵抗301と
302の接続点Pに現れた分圧電圧がゼナーダイオード
303を導通される電圧になるとゼナーダイオード30
3は導通する。
【0015】その結果、トランジスタ304は導通して
トランジスタ305のベースを接地電位に下げ、出力ト
ランジスタ305を不導通にする。よって、蓄電池4か
ら出力トランジスタ305を通して界磁コイル102の
供給される励磁電流は遮断される。励磁電流の遮断によ
り、整流器2の+端子201の電位が低下すると共に蓄
電池4の端子電圧も一定値となる。
【0016】しかし、蓄電池4より負荷に電圧が供給さ
れて端子電圧が低下すると、分圧抵抗301と302の
接続点の分圧電圧もゼナーダイオード導通電圧以下に低
下してゼナーダイオード303は不導通となりトランジ
スタ304も不導通となる。そして、出力トランジスタ
305のベースにはベース抵抗306を通してベース電
流が流れて導通し、再び蓄電池4より出力トランジスタ
305を通して界磁コイル102に励磁電流が流れて発
電する。以上の動作を蓄電池4の端子電圧が低下する毎
に繰り返し蓄電池4の端子電圧を一定に制御する。
【0017】次に、触媒加熱システムや融氷システム等
を作動させる際の交流発電機の高電圧運転モードについ
て説明する。先ず、出力切替えスイッチ71を接点A1
側に切り替えて整流器2の出力を電気負荷に供給するに
当たり、励磁スイッチ72は励磁コイルCL2の付勢に
より1秒間程オフされて界磁コイル102に流れる励磁
電流を減衰させる。その結果、出力切替えスイッチ71
は切り替え時に接点に生じるスパーク等でダメージを受
けることがない。
【0018】励磁スイッチ72のオフの間に、出力切替
えスイッチ71は接点A1側に切り替えられて整流器2
の+端子201は電気負荷に接続される。また、電圧検
出切替えスイッチ73は接点A2に接続されることで分
圧抵抗301に高電圧検出抵抗731が接続されて、結
果的には整流器2の+端子201と接地間には高電圧検
出抵抗731、分圧抵抗301,302が直列接続され
る。
【0019】各スイッチ71,73の接続完了後、励磁
スイッチ72は閉成状態に復帰する。これら切替えスイ
ッチ71,73のシーケンス制御は、出力切替制御器7
に組み込まれた図示しない制御回路によって自動的に行
われる。励磁スイッチ72が閉成すると蓄電池4より界
磁コイル102に励磁電流が流れ、発電電圧がエンジン
回転と共に上昇して整流器2の+端子201の直流電位
が上昇し、出力切替えスイッチ71を介して電気負荷5
に供給される。
【0020】整流器2の出力電圧は高電圧検出抵抗73
1、分圧抵抗301,302で検出される。この時、出
力電圧の値が例えば50V以上に上昇すると、分圧抵抗
301,302の接続点Pの分圧電圧はゼナーダイオー
ド導通電圧となりゼナーダイオード303を導通させ
る。
【0021】その結果、トランジスタ304は導通して
トランジスタ305のベースを接地電位に下げ、出力ト
ランジスタ305を不導通にする。よって、蓄電池4か
ら出力トランジスタ305を通して界磁コイル102の
供給される励磁電流は遮断される。励磁電流の遮断によ
り、整流器2の+端子201の電位は50V以上に上昇
せず一定電圧となる。
【0022】だが、電気負荷5に電圧を供給中すること
で+端子201の電位が一定値以下に低下すると、分圧
抵抗301と302の接続点の分圧電圧も低下してゼナ
ーダイオード303は不導通となりトランジスタ304
も不導通となる。そして、出力トランジスタ305のベ
ースにはベース抵抗306を通してベース電流が流れて
導通し、再び蓄電池4より出力トランジスタ305を通
して界磁コイル102に励磁電流が流れて発電動作を始
める。
【0023】以上の動作を整流器2の+端201子の電
位が低下する毎に繰り返し電気負荷5に供給する高電圧
を一定に制御する。このような、高電圧運転モードにお
いては、蓄電池4は発電出力によって充電されず、界磁
コイル102に励磁電流を供給するのみで放電状態とな
る。
【0024】そこで、蓄電池4の過放電を防止するため
に、高電圧運転動作は短時間(数分程度)に限定され
る。また、蓄電池4の端子電圧が所定値より低下した場
合は高電圧運転を停止して通常の蓄電池充電運転に復帰
するようになっている。これら動作は出力切替え制御器
7に組み込まれた図示しない制御回路にて行われる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用交流発電
機の出力制御装置は以上のように構成されているで以下
のような問題点があった。 1)通常に蓄電池充電運転時の蓄電池端子電圧と高電圧
運転時の整流出力との検出出力切り替えに当たり切り替
えのために、電圧検出切替えスイッチを設ける必要があ
った。この結果、装置を構成する部品点数が増え価格的
に不利になることがある。
【0026】2)更に、電流容量の関係から電圧検出切
替えスイッチに金属接点を用いた機械的スイッチを使用
すると、接点の経年変化により接触抵抗が増えて接点間
に電圧降下が生じることは避ける事は出来ない。従っ
て、電圧降下が大きくなるとゼナーダイオードの導通電
圧を得るためには分圧抵抗間に更に大きな整流出力或い
は蓄電池の端子電圧を印加する必要がある。そして、結
果的には通常運転モード時および高電圧運転モード時に
調整電圧が上昇する。
【0027】3)更に、また電圧検出切替えスイッチが
壊れ接触抵抗が無限大になると電圧降下も無限大となる
ので電圧調整器に整流出力及び蓄電池の端子電圧がフィ
ードバックされず交流発電機の出力電圧制御が不可能と
なる。そのため整流器出力電圧が異常上昇して蓄電池を
過充電して復活不可能なダメージを与えたり、電気負荷
を破壊してしまうという問題点があった。
【0028】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、出力切替え器の電圧検出切替え
スイッチを削除して装置を安価に構成すると共に、スイ
ッチの接点の劣化に伴う調整電圧の変動を無くして蓄電
池、電気負荷にダメージを与えることのない信頼性の高
い車両用交流発電機の制御装置を得ることを目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る車
両用交流発電機の出力制御装置は、界磁コイルを有する
交流発電機の出力を整流する整流器と、前記整流器の出
力を蓄電池と車両電気負荷とに切り替え出力する出力切
り替え手段と、前記出力切り替え手段による出力切り替
え対象に応じて前記界磁コイルの励磁電流値を切り替え
制御し、前記整流器の出力を、第1の所定値と、前記第
1の所定値よりも若干高い第2の所定値と、前記第2の
所定値よりも高電圧の第3の所定値とに制御する発電出
力制御手段とを備え、前記発電出力制御手段は、蓄電池
電圧検出端子への電圧印加を検出する印加電圧検出手段
を含み、前記出力切り替え手段が前記蓄電池側に切り替
わっている場合は、前記交流発電機の整流出力を前記第
1の所定値に制御するとともに、前記印加電圧検出手段
による電圧無検出時には、前記交流発電機の整流出力を
前記第2の所定値に制御し、前記出力切り替え手段が前
記車両電気負荷側に切り替えられている場合は、前記印
加電圧検出手段による電圧検出時には、前記交流発電機
の整流出力を前記第3の所定値に制御するとともに、前
記印加電圧検出手段による電圧無検出時には、前記交流
発電機の整流出力を前記第2の所定値に制御するもので
ある。
【0030】
【0031】 請求項2の発明に係る車両用交流発電機
の出力制御装置は、請求項1において前記界磁コイルの
一端が前記整流器出力端子に接続され且つ前記界磁コ
イルの他端が前記発電出力制御手段を通して接地され、
前記交流発電機を自励運転する際に、前記出力切り替え
手段の切り替え時に前記発電出力制御手段の電源を瞬時
停電して前記界磁コイルの励磁を停止する電源制御手段
を備えたものである。
【0032】 請求項3の発明に係る車両用交流発電機
の出力制御装置は、請求項2において前記出力切り替え
手段は、前記交流発電機の自励運転時に、前記整流器
出力を前記出力切り替え手段により前記車両電気負荷へ
切り替えた時に、前記蓄電池より前記界磁コイルへ初期
励磁電流を流す初期励磁手段を含むものである。
【0033】 請求項4の発明に係る車両用交流発電機
の出力制御装置は、請求項1において前記界磁コイルへ
の励磁電流を前記蓄電池より供給して前記交流発電機を
他励運転するようにしたものである。
【0034】 請求項5の発明に係る車両用交流発電機
の出力制御装置は、請求項1から請求項4までのいずれ
において、前記交流発電機の発電不良を検出して励磁
電流を遮断する不良検出手段を備えたものである。
【0035】
【作用】 請求項1の発明における車両用交流発電機の
出力制御装置は、整流器の出力の切り替え対象に応じて
界磁コイルに流す励磁電流値を切り替え制御して交流発
電機の出力を一定に制御することで、蓄電池の端子電圧
および負荷に対する供給電圧を一定に保つことができ
る。また、蓄電池端子電圧の上昇及び整流器出力の変動
を検出し、蓄電池端子電圧および整流器出力をそれぞれ
設定値に保つために励磁電流を制御して交流発電機の出
力を一定に制御すると共に、蓄電池端子電圧の検出不能
時には整流器出力をもとにして蓄電池の充電電圧値を制
御する。
【0036】
【0037】 請求項2の発明における車両用交流発電
機の出力制御装置は、直流化された交流発電出力より界
磁コイルに励磁電流を供給する自励式交流発電機におい
て、整流器出力を出力切替え手段により蓄電池より車両
電気負荷に切り替える際、励磁電流を一時遮断して発電
出力制御手段に対するサージの影響を低減する。
【0038】 請求項3の発明における車両用交流発電
機の出力制御装置は、直流化された交流発電出力より界
磁コイルに励磁電流を供給する自励式交流発電機におい
て、整流器出力を出力切替え手段により蓄電池より車両
電気負荷に切り替える際、励磁電流を一時遮断して発電
出力制御手段に対するサージの影響を低減すると共に、
出力切替え手段に付属した初期励磁手段にて蓄電池より
界磁コイルに初期励磁電流を流す。
【0039】請求項4の発明における車両用交流発電機
の出力制御装置は蓄電池より直接界磁コイルに励磁電流
を供給する他励式交流発電機の出力を制御するので、整
流器出力を蓄電池より車両電気負荷に切り替える際に界
磁コイルのインダクタンス成分によるサージ発生の虞れ
がないためサージ防止のための手段が不要となる。
【0040】 請求項5の発明における車両用交流発電
機の出力制御装置は、交流発電機の出力不良を検出した
ならば励磁電流を遮断して発電動作を停止することで蓄
電池への過充電及び車両電気負荷への過大電圧供給を防
止できる。
【0041】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本実施例による車両用交流発電機の制御装
置の構成図である。尚、図中、図3と同一符号は同一又
は相当部分を示す。本実施例における交流発電機1Aは
自励式であって界磁コイル102の励磁電流は整流器2
の+端子より供給される。界磁コイル102へ供給する
励磁電流を断続制御する電圧調整器3Aの電源は、出力
切替えスイッチ71の切り替えに同期して瞬時停電させ
られることで電源電圧へのサージ混入を抑制する。
【0042】本実施例における電圧調整器(発電出力制
御手段)3Aの構成として、電圧検出ラインL1により
蓄電池4の+端子に接続される蓄電池電圧検出端子Tと
接地間に分圧抵抗301と302を直列接続し、分圧抵
抗301,302の接続点P1より分圧電圧を検出する
ことで第1の電圧検出手段を構成する。
【0043】また、整流器2の+端子201に接続され
た出力ラインL2と接地間に分圧抵抗308,309,
310を直列接続し、分圧抵抗308,309の接続点
P2より分圧電圧を検出することで第2の電圧検出手段
を構成する。接続点P1,P2のそれぞれにダイオード
311と312のアノードを接続し、各ダイオード31
1と312のカソードをゼナーダイオード303のカソ
ードに共通接続している。
【0044】ゼナーダイオード303のアノードは、エ
ミッタが接地されると共にコレクタが出力トランジスタ
305のベースに接続されたトランジスタ304のベー
スに接続されている。更に、トランジスタ304のコレ
クタと+ライン間にはベース抵抗306とトランジスタ
315のコレクタ、エミッタが直列接続されている。
【0045】また、トランジスタ315のベースと接地
間には抵抗325とトランジスタ314のコレクタ、エ
ミッタが直列接続され、ベースには抵抗323、励磁ス
イッチ72、充電表示灯8、キースイッチ6を通して蓄
電池4の+端子が接続されている。このトランジスタ3
15,324、抵抗323,325で電源制御手段を構
成する。
【0046】更に、ベース抵抗323の励磁スイッチ4
2に対する接続側と接地間にはトランジスタ316のコ
レクタ、エミッタが接続され、ベースはベース抵抗31
7を通してトランジスタ315のコレクタに接続されて
いる。トランジスタ316のベースと接地間にはトラン
ジスタ318のコレクタ、エミッタが接続され、ベース
と整流器2の1本のアーム間にはベースより抵抗31
9、ダイオード321、抵抗322が順に接続され、抵
抗319とダイオード321の接続点と接地間にコンデ
ンサ320が接続されている。これら、トランジスタ3
16,318、抵抗319,322、ダイオード32
1、コンデンサ320より交流発電機1Aの発電不良を
検出して励磁電流を遮断する不良検出手段を構成する。
【0047】分圧抵抗310の両端にはベースを蓄電池
電圧検出端子Tに接続したトランジスタ314のコレク
タ、エミッタが接続されて印加電圧検出手段を構成す
る。また、本実施例における出力切換え制御器7Aは出
力切換えスイッチ71と励磁スイッチ72より構成され
る。
【0048】出力切換えスイッチ71のコモン端子C1
は出力ラインL2を通して整流器2の+端子201に接
続されと共に、接点A1は電気負荷5に接続され、接点
B1は蓄電池4の+端子に接続される。更に、コモン端
子C1にダイオード71bのカソードが接続され、その
アノードと接点B1間には抵抗71aが接続されてい
る。
【0049】また、励磁スイッチ72の一端はベース抵
抗323を通してトランジスタ324のベースに、他端
は充電表示灯8、キースイッチ6を通して蓄電池4の+
端子に接続されている。
【0050】次に、本実施例の動作について説明する。
先ず、通常の蓄電池充電運転モードにおいては出力切換
えスイッチ71のコモン端子C1を接点B1側に投入
し、励磁スイッチ72をオンした状態でキースイッチ6
をオンする。これにより、トランジスタ324はベース
抵抗323を通して蓄電池4よりベース電流を入力して
導通し、更にトランジスタ315が導通する。
【0051】この結果、トランジスタ315のコレクタ
より抵抗306を通して出力トランジスタ305のベー
スに+電圧が印加され、また抵抗317を通してトラン
ジスタ316のベースに+電圧が印加されて双方のトラ
ンジスタ305,316が導通する。トランジスタ30
5が導通すると蓄電池4、出力切換えスイッチ、界磁コ
イル102、トランジスタ305、接地からなる閉ルー
プが形成され、界磁コイル102に励磁電流が流れる。
この時、トランジスタ316の導通により充電表示灯8
が点灯するが、これは一時点灯して発電を開始すると消
灯する。
【0052】励磁電流が流れた状態で交流発電機1Aが
動作すると、整流器2の+端子201より出力切換えス
イッチ71を通して蓄電池4の+端子に充電電圧がかか
り蓄電池電圧検出端子Tの電位が上昇する。トランジス
タ314は蓄電池電圧検出端子Tの電位を検出すると導
通して分圧抵抗310を短絡し、第2の電圧検出手段を
分圧抵抗308,309で作用させる。
【0053】分圧抵抗301,302でなる第1の電圧
検出手段は印加される蓄電池電圧が14V(第1の所定
値)以上になると接続点P1の分圧電圧によりゼナーダ
イオード303が導通する。また、分圧抵抗308,3
09,310で第2の電圧検出手段が形成された場合は
印加される整流器2の出力電圧が15V(第3の所定
値)以上になると接続点P2の分圧電圧によりゼナーダ
イオード303が導通する。
【0054】従って、蓄電池電圧が14V以上になる
と、トランジスタ304は導通して出力トランジスタ3
05を不導通として界磁コイル12への励磁電流供給を
停止する。その結果、蓄電池電圧は14V以上にはなら
ず一定となる。だが、この状態で蓄電池14より負荷に
電圧を供給すると、蓄電池電圧が14V以下に低下する
とゼナーダイオード303は不導通となってトランジス
タ304を不導通とする。そして、出力トランジスタ3
05は導通して励磁電流を再び界磁コイル102に供給
して発電を開始して蓄電池4の充電を開始する。
【0055】蓄電池充電運転モードにおいて、蓄電池4
の+端子と電圧調整器3Aの蓄電池電圧検出端子Tを接
続するリード線が機関の振動等で断線すると、蓄電池電
圧が電圧調整器3Aにフイードバックされず過充電状態
となる。そこで、リード線が断線するとトランジスタ3
14は不導通となり第2の電圧検出手段は分圧抵抗30
8,309,310で形成される。第2の電圧検出手段
に印加され整流出力が15V以上に上昇すると、ゼナー
ダイオード303は接続点P2の分圧電圧により導通し
てトランジスタ304を導通させる。
【0056】その結果、出力トランジスタ305は不導
通となり界磁コイル102への励磁電流供給を停止す
る。そして、整流器出力は15V以下に低下し始めて蓄
電池4の充電を停止して過充電を阻止する。また、整流
器出力が所定値以下に低下してトランジスタ304を不
導通にすると、出力トランジスタ305は導通して励磁
電流を再び界磁コイル102に供給して発電を開始し充
電を再開する。
【0057】次に、運転モードを高電圧負荷運転モード
に切り換える場合、出力切替えスイッチ71を接点1A
側に切り替える。この切り替えは界磁コイル102に励
磁電流を流して発電動作中に実施する場合がある。その
結果、界磁コイル102のインダクタンス成分によりス
イッチ切り替え時にサージが発生して電圧調整器3Aの
電源電圧にのり、各トランジスタを破壊する虞れがあ
る。
【0058】従って、出力切替えスイッチ71の接点を
A側よりB側、或いはその逆方向に切り替える場合は励
磁スイッチ72を1秒程オフしてトランジスタ324,
315、305を不導通として界磁コイル102の励磁
を停止する。
【0059】1秒程経過して励磁スイッチ72が再びオ
ンに復帰すると、トランジスタ324,315,305
は導通する。この時、初期励磁電流が蓄電池4、抵抗7
1a、ダイオード71b、界磁コイル102、トランジ
スタ305、接地の閉ループを通して界磁コイル102
に流れる。そして、発電開始後、交流発電機1Aは整流
器出力を界磁コイル102に流して自励運転となる。
【0060】この時、蓄電池4は整流器出力により充電
されることはなく自然放電して行くため、第1の電圧検
出手段における接続点P1よりゼナーダイオード導通電
圧が取り出されることはなく作用しない。そして、整流
器出力が印加される第2の電圧検出手段が動作すること
になるが、この場合、トランジスタ314は蓄電池電圧
検出端子Tより電圧を検出して導通し分圧抵抗310を
短絡する。したがって、第2の電圧検出手段は分圧抵抗
308と309で形成されることになる。
【0061】交流発電機1Aが動作して整流器2の+端
子201より出力切替えスイッチ71を介して電気負荷
に電力を供給する。整流器出力は第2の電圧検出手段を
形成する分圧抵抗308,309の両端に印加され、印
加電圧が50V(第2の所定値)以上に上昇すると接続
点P2の分圧電圧によりゼナーダイオード303は導通
してトランジスタ304を導通させる。
【0062】その結果、出力トランジスタ305は不導
通となり界磁コイル102への励磁電流供給を停止す
る。また、整流出力は50V以上に上昇せず電気負荷に
過大電圧を印加することはない。更に、整流出力が所定
値以下に低下するとゼナーダイオード303、トランジ
スタ304を不導通にして出力トランジスタ305を導
通させることで励磁電流を再び界磁コイル102に供給
して発電を開始する。従って、励磁電流を断続制御する
ことで電気負荷に供給する電圧を一定値に調整できる。
【0063】尚、蓄電池4より界磁コイル102に初期
励磁電流を流すダイオード71bと抵抗71aの直列回
路において、ダイオード71bは整流器出力の流出方向
に対して逆方向接続されているため、蓄電池4は整流器
出力により過充電されることはない。
【0064】また、充電表示灯8は発電動作時にトラン
ジスタ318の導通に伴うトランジスタ316の不導通
により消灯するが、電機子コイル101の1相分の電圧
が異常に低下するとトランジスタ318は不導通とな
る。更に、トランジスタ316のベースに電圧がかかっ
て導通状態となることで充電表示灯8が点灯し、交流発
電機1Aの異常を表示する。この時、トランジスタ31
6が導通するとベース抵抗323にかかる電位が接地レ
ベルになるためトランジスタ324、315、305は
不導通となって界磁コイル102に流れる励磁電流を遮
断する。
【0065】実施例2.尚、上記、実施例は自励式の交
流発電機の出力制御について説明したが、他励式の交流
発電機あっても本出力制御装置は適用できる。図2は本
実施例に係る車両用交流発電機の制御装置の構成図であ
る。実施例1と異なる点は本実施例は蓄電池4より界磁
コイル102に励磁電流を供給しているため出力切替え
スイッチ71のコモン端子C1と接点B1間に直列接続
される抵抗71aとダイオード71bから構成される初
期励磁回路と、出力切替えスイッチ71の動作時に作動
する励磁電流遮断回路を構成するトランジスタ315,
324、抵抗323,325とが不要となる。他の構成
に関して実施例1と同様である。
【0066】そして、回路構成上、特に実施例1と異な
る点は、界磁コイル102の一端は出力トランジスタ3
05のコレクタに接続され他端は出力ラインL2を介し
て出力切替えスイッチ71のコモン端子C1に接続され
ている。更に、充電表示灯8は表示灯駆動用のトランジ
スタ316のコレクタと励磁スイッチ72及びキースイ
ッチ6の接続点との間に接続されている。
【0067】次に、本実施例の動作を実施例1と異なる
部分に注目して説明する。先ず、通常の蓄電池充電運転
モードにおいて、出力切替えスイッチ71のコモン端子
C1を接点A1に投入し、キースイッチ6をオンすると
出力トランジスタ305が導通して励磁電流が界磁コイ
ル102に流れる。この状態でエンジンが始動し発電動
作を開始すると蓄電池4は充電され続け、端子電圧が1
4V以上になると第1の電圧検出手段が動作して励磁電
流を遮断して発電動作を停止する。また、端子電圧が1
4V以下に低下すると再び発電を開始する。
【0068】また、蓄電池充電運転モードより高電圧負
荷運転モードに切り替える際に、出力切替えスイッチ7
1を接点1Bより接点1Aに切り替えるとスパークの発
生により接点がダメージを受けることがあるため、励磁
スイッチ72を1秒程オフして励磁電流を減衰させる。
【0069】励磁電流が減衰した時点で励磁スイッチ7
2が再びオフすると、蓄電池4より界磁コイル102に
励磁電流が流れて発電動作を開始する。その結果、整流
器201の+端子201より出力切替えスイッチ71を
通して電気負荷5に電力が供給される。交流発電機1の
発電電圧が上昇して整流器2の+端子電圧が上昇すると
第2の電圧検出手段が動作して出力トランジスタ305
を不導通にして励磁電流を停止する。これにより電気負
荷に供給する電圧を所定値に調整する。尚、他の動作に
関しては実施例1と同様である。
【0070】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、界磁コイルを
有する交流発電機の出力を整流する整流器と、この整流
器の出力を蓄電池と車両電気負荷とに切り替え出力する
出力切り替え手段と、前記出力切り替え手段による出力
切り替え対象に応じて前記界磁コイルの励磁電流値を切
り替え制御し、前記整流器の出力を、第1の所定値と、
前記第1の所定値よりも若干高い第2の所定値と、前記
第2の所定値よりも高電圧の第3の所定値とに制御する
発電出力制御手段とを備え、前記発電出力制御手段は、
蓄電池電圧検出端子への電圧印加を検出する印加電圧検
出手段を含み、前記出力切り替え手段が前記蓄電池側に
切り替わっている場合は、前記交流発電機の整流出力を
前記第1の所定値に制御するとともに、前記印加電圧検
出手段による電圧無検出時には、前記交流発電機の整流
出力を前記第2の所定値に制御し、 前記出力切り替え手
段が前記車両電気負荷側に切り替えられている場合は、
前記印加電圧検出手段による電圧検出時には、前記交流
発電機の整流出力を前記第3の所定値に制御するととも
に、前記印加電圧検出手段による電圧無検出時には、前
記交流発電機の整流出力を前記第2の所定値に制御する
ようにしたので、簡易な構成により蓄電池の過充電を防
止できると共に車両電気負荷への過大出力を防止し、更
に、蓄電池電圧検出不能時であっても整流出力を一定値
に調整できると共に蓄電池の過充電で防止できるため、
信頼性が向上するという効果がある。
【0071】
【0072】請求項2の発明によれば、請求項1におい
界磁コイルの一端が整流器出力端子に接続され他端
が発電出力制御手段を通して接地されて交流発電機を自
励運転する際、出力切り替え手段の切り替え時に発電
出力制御手段の電源を瞬時停電して前記界磁コイルの励
磁を停止する電源制御手段を備えたので、請求項1の効
果に加えて出力切り替え時のサージ抑制により装置の安
全性を確保できるという効果がある。
【0073】請求項3の発明によれば、請求項2におい
、前記出力切り替え手段は、交流発電機を自励運転時
に、整流器出力を出力切り替え手段により車両電気負荷
へ切り替えた時に蓄電池より界磁コイルへ初期励磁電流
を流す初期励磁手段を含むので、請求項3の効果に加え
て適切なタイミングで初期励磁電流を流すこができる
いう効果がある。
【0074】請求項4の発明によれば、請求項1におい
界磁コイルへの励磁電流を蓄電池より供給して交流
発電機を他励運転するようにしたので、整流器出力の切
り替え時におけるサージの影響を低減できると共にサー
ジ防止に対する回路が不要となって回路構成が簡易化す
るという効果がある。
【0075】請求項5の発明によれば、請求項1から請
求項4までのいずれかにおいて、交流発電機の発電不良
を検出して励磁電流を遮断する不良検出手段を備えたの
で、より安全性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1により車両用交流発電機
の出力制御装置の構成を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施例2により車両用交流発電機
の出力制御装置の構成を示す回路図である。
【図3】 従来の車両用交流発電機の出力制御装置の構
成を示す回路図である。
【符号の説明】
1,1A 交流発電機、102 界磁コイル、2 整流
器、3A,3B 電圧調整器、4 蓄電池、5 車両電
気負荷、7A,7B 出力切替え制御器、71出力切替
えスイッチ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界磁コイルを有する交流発電機の出力を
    整流する整流器と、 前記整流器の出力を蓄電池と車両電気負荷とに切り替え
    出力する出力切り替え手段と、 前記出力切り替え手段による出力切り替え対象に応じて
    前記界磁コイルの励磁電流値を切り替え制御し、前記整
    流器の出力を、第1の所定値と、前記第1の所定値より
    も若干高い第2の所定値と、前記第2の所定値よりも高
    電圧の第3の所定値とに制御する発電出力制御手段とを
    備え、 前記発電出力制御手段は、蓄電池電圧検出端子への電圧印加を検出する印加電圧検
    出手段を含み、 前記出力切り替え手段が前記蓄電池側に切り替わってい
    る場合は、前記交流発電機の整流出力を前記第1の所定
    値に制御するとともに、前記印加電圧検出手段による電
    圧無検出時には、前記交流発電機の整流出力を前記第2
    の所定値に制御し、 前記出力切り替え手段が前記車両電気負荷側に切り替え
    られている場合は、前記印加電圧検出手段による電圧検
    出時には、前記交流発電機の整流出力を前記第3の所定
    値に制御するとともに、前記印加電圧検出手段による電
    圧無検出時には、前記交流発電機の整流出力を前記第2
    の所定値に制御する ことを特徴とする車両用交流発電機
    の出力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記界磁コイルの一端が前記整流器の出
    力端子に接続され且つ前記界磁コイルの他端が前記発電
    出力制御手段を通して接地され、前記交流発電機を自励
    運転する際に、前記出力切り替え手段の切り替え時に前
    記発電出力制御手段の電源を瞬時停電して前記界磁コイ
    ルの励磁を停止する電源制御手段を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の車両用交流発電機の出力制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記出力切り替え手段は、前記交流発電
    機の自励運転時に、前記整流器の出力を前記出力切り替
    え手段により前記車両電気負荷へ切り替えた時に、前記
    蓄電池より前記界磁コイルへ初期励磁電流を流す初期励
    磁手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の車両用
    交流発電機の出力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記界磁コイルへの励磁電流を前記蓄電
    池より供給して前記交流発電機を他励運転することを特
    徴とする請求項1に記載の車両用交流発電機の出力制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記交流発電機の発電不良を検出して励
    磁電流を遮断する不良検出手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4までのいずれかに記載の車両用
    交流発電機の出力制御装置。
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