JPS6213516Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6213516Y2
JPS6213516Y2 JP1982081760U JP8176082U JPS6213516Y2 JP S6213516 Y2 JPS6213516 Y2 JP S6213516Y2 JP 1982081760 U JP1982081760 U JP 1982081760U JP 8176082 U JP8176082 U JP 8176082U JP S6213516 Y2 JPS6213516 Y2 JP S6213516Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner case
case
outer case
locking claw
sliding contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982081760U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58185096U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8176082U priority Critical patent/JPS58185096U/ja
Publication of JPS58185096U publication Critical patent/JPS58185096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6213516Y2 publication Critical patent/JPS6213516Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用灰皿の改良に関するもの
である。
従来、自動車用灰皿としては、第1図に示す如
く、車体側に取付けられるアウターケース1と、
該アウターケース1のヒンジ部2で開閉自在に支
承されるインナーケース3とから成る構造のもの
が多く採用されている。
ところで、インナーケース3には、アウターケ
ース1の上部内面にカール状の摺接部4aが摺接
してインナーケース3の開閉操作にフリクシヨン
を付与する板ばね4が設けられており、該板ばね
4のカール状の摺接部4aが、インナーケース3
の全開時に、アウターケース1の上部内面前側に
立下つた係合部1aに当接して、インナーケース
3がアウターケース1から抜けないようになつて
いる。
しかし、第2図のように、アウターケース1の
成形上、係合部1aの長さlを充分に長くできな
いために、インナーケース3を強い力で開操作し
た場合、板ばね4の摺接部4aが係合部1aから
外れてインナーケース1が不意に抜ける不都合が
あつた。
この考案は、上記従来の問題をインナーケース
に設けるばね部材の構造に工夫を加えることによ
り簡単、かつ確実に解消するもので、ばね部材の
摺接部に、インナーケースの開方向に向かつて立
上つた係止爪部を形成して、インナーケースの全
開時、ばね部材の係止爪部をアウターケースの係
合部の係合孔に係合させるようにしたものであ
る。
以下、この考案を添付図面によつて詳細に説明
する。
第3図に示すように、自動車の車体、例えばダ
ツシユボードに取付ける灰皿11は、扇形状の両
側壁12,12と、該両側壁12,12間の弧面
を覆う外壁13と、該両側壁12,12間の底面
を覆う底壁14とを例えばフエノール樹脂で一体
成型したアウターケース15と、扇形状の両側壁
16,16と、該両側壁16,16間の前面を覆
う蓋壁17と、該両側壁16,16の底面を覆う
底壁18とを例えばフエノール樹脂で一体成型し
たインナーケース19とを備える。
第6図を参照すれば、該インナーケース19の
底壁18前側のヒンジ突起20を、アウターケー
ス15の底壁14前側のヒンジ孔21に差込み嵌
合することにより、アウターケース15でインナ
ーケース19を開閉自在に支承する構成である。
なお、22はダツシユボード23への取付板であ
る。
上記インナーケース19の蓋壁17の内面凹部
17aには、第5図にも示すように、略N字状に
折曲させた板ばね24の基部24aを差込み打出
し片部24bで抜け止めして取付け、該板ばね2
4の中間部24cには小孔24bを設けてフアイ
ヤーカツトプレートを形成すると共に、該板ばね
24の自由端部24eには、カール状の摺接部2
4fを形成する。該カール状の摺接部24fに
は、アウターケース15の外壁13内面に摺接し
てインナーケース19の開閉操作にフリクシヨン
を付与する。
上記板ばね24の摺接部24fの中間には、第
4図a及び第4図bに示すように、インナーケー
ス19の開方向に向かつて立上つた係止爪部24
gを形成する一方、該係止爪部24gに対応する
アウターケース15の外壁13内面には、係止爪
部24gが摺接しないように掘り込んだ凹溝25
を形成する。
また、上記アウターケース15の外壁13内面
の前端には、立下つた係合部15aを形成し、該
係合部15aに上記係止爪部24gが係合可能な
係合孔15bを設ける。
上記のような構成であれば、インナーケース1
9を通常の力で開き操作すると、板ばね24のカ
ール状摺接部24fがアウターケース15の外壁
13内面に摺接するので、適当なフリクシヨンが
与えられつつインナーケース19が全開されてゆ
き、板ばね24の係止爪部24gが係合孔15b
に係合して開き方向のストツパーがかかる。
インナーケース19を強い力で開き操作して
も、板ばね24の係止爪部24gが係合孔15b
に確実に係合するので、インナーケース19が不
意に外れることがなくなる。
インナーケース19内のスイガラを処理するに
は、インナーケース19を係止爪部24gが係合
孔15bに係合する直前まで開き、板ばね24の
自由端部24eを下方に押し、係止爪部24gを
係合部15aの下方に回り込ませながらインナー
ケース19をさらに開いて、ヒンジ突起20をヒ
ンジ孔21から抜けば、インナーケース19がア
ウターケース15から取り外せる。
なお、上記実施例において、ばね部材として板
ばね24を用いたが、線ばねを用いる構成であつ
てもよい。
以上の説明からも明らかなように、この考案
は、インナーケースに設けるばね部材の摺接部に
係止爪部を形成したものであるから、インナーケ
ースの全開時、係止爪部がアウターケースの係合
部の係合孔に係合して、インナーケースを強い力
で開操作した場合でもインナーケースが不意に外
れる恐れはなくなる。
また、ばね部材はプレス成形で簡単に製造でき
コスト安である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の灰皿の断面図、第2図は第1図
のアウターケースの係合部の拡大断面図、第3図
はこの考案に係る灰皿の斜視図、第4図aは第3
図のアウターケースの係合部の拡大断面図、第4
図bは第4図aの正面断面図、第5図は板ばねの
斜視図である。 11……灰皿、15……アウターケース、15
a……係合部、15b……係合孔、19……イン
ナーケース、24……板ばね、24f……摺接
部、24g……係止爪部、25……凹溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体側に取付られるアウターケースと、該アウ
    ターケースの中に開閉自在に支承されるインナー
    ケースから成る灰皿において、 上記アウターケースの上部内面前側に立下つた
    係合部に係合孔を設ける一方、上記インナーケー
    スに、アウターケースの上部内面に摺接してイン
    ナーケースの開閉操作にフリクシヨンを付与する
    ばね部材を設け、該ばね部材の摺接部に、インナ
    ーケースの開方向に向かつて立上つた係止爪部を
    形成して、インナーケースの全開時、ばね部材の
    係止爪部をアウターケースの係合部の係合孔に係
    合させるようにしたことを特徴とする自動車用灰
    皿。
JP8176082U 1982-06-01 1982-06-01 自動車用灰皿 Granted JPS58185096U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8176082U JPS58185096U (ja) 1982-06-01 1982-06-01 自動車用灰皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8176082U JPS58185096U (ja) 1982-06-01 1982-06-01 自動車用灰皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58185096U JPS58185096U (ja) 1983-12-09
JPS6213516Y2 true JPS6213516Y2 (ja) 1987-04-07

Family

ID=30090852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8176082U Granted JPS58185096U (ja) 1982-06-01 1982-06-01 自動車用灰皿

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58185096U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529153Y2 (ja) * 1986-11-11 1993-07-27
JPH0546995Y2 (ja) * 1988-12-21 1993-12-09

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS419573Y1 (ja) * 1964-03-11 1966-05-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS419573Y1 (ja) * 1964-03-11 1966-05-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58185096U (ja) 1983-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6213516Y2 (ja)
JPH0529153Y2 (ja)
JPS5921967Y2 (ja) 自動車用ポケツト
JPS5939925Y2 (ja) コンパクト容器
JPS589527Y2 (ja) コンパクト容器
JPS6118706Y2 (ja)
JPS593754Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPH0645019Y2 (ja) 蓋体の閉止構造
JPS603760Y2 (ja) クリツプ
JPS5864207U (ja) コンパクト容器
JP2604996Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPS6325846Y2 (ja)
JPH0451684Y2 (ja)
JPH0448739Y2 (ja)
JPS584045Y2 (ja) ライタ−
JPS6213533Y2 (ja)
JPH0323387Y2 (ja)
JPS5930145Y2 (ja) 簡易錠
KR940001725Y1 (ko) 콤팩트 뚜껑의 개폐구조
JPH0245401Y2 (ja)
JP2560803Y2 (ja) コンパクト容器
JPH0635161U (ja) 収納ボックス
JPH0338856Y2 (ja)
JPS5819236Y2 (ja) 家具類に於ける引違戸の落下防止機構
JPH0111127Y2 (ja)