JPS6118706Y2 - - Google Patents

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JPS6118706Y2
JPS6118706Y2 JP12582181U JP12582181U JPS6118706Y2 JP S6118706 Y2 JPS6118706 Y2 JP S6118706Y2 JP 12582181 U JP12582181 U JP 12582181U JP 12582181 U JP12582181 U JP 12582181U JP S6118706 Y2 JPS6118706 Y2 JP S6118706Y2
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JP
Japan
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outer case
opening
protrusion
fitting
locking groove
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JP12582181U
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JPS5829299U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用灰皿に係わり、特にアウ
ターケースの取付構造の改良に関するものであ
る。
従来、自動車用灰皿としては、ベースパネルに
取付けられるアウターケースと、該アウターケー
スで開閉自在に支承されるインナーケースとから
成る構造のものが多く採用されている。
ところで、アウターケースのベースパネルへの
取付構造として、ブラケツト、ビス等を用いる
と、部品点数が増加するに加えて、組付性がきわ
めて悪いものあるから、例えば第1図に示す如
く、ベースパネル1に取付開口2を設ける一方、
インナーケース3を支承したアウターケース4の
上縁に、開口2の上縁に嵌合する上嵌合溝部5を
設けると共に、該アウターケース4の下縁に、開
口2の下縁に嵌合する下嵌合溝部6を設けて、上
嵌合溝部5を開口2の上縁に嵌合させた後、アウ
ターケース4を矢印P方向に押込んで下嵌合溝部
6を開口2の下縁に嵌合させるようにしたワンタ
ツチ取付構造のものが提案されている(特公昭55
−1034号公報参照)。
しかしながら上記ワンタツチ取付構造では、ア
ウターケース4の押込み時に上嵌合溝部5によつ
て開口2の上縁を無理に押拡げるために、該上縁
が割れる恐れがある。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、ベースパネルに形成した取付開口の上
縁に嵌合突部、下縁に係合突部を夫々設ける一
方、アウターケースの上縁に係止溝部、下縁後側
に貫通孔、下縁前側に係止溝部を夫々設けて構成
し、アウターケースの貫通孔を開口の係合突部に
遊嵌させて、上縁の係止溝部を開口の嵌合突部に
嵌合させ、ついでアウターケースを開口に押込ん
で下縁の係止溝部を開口の係合突起に嵌合させる
ようにして、開口の上縁(嵌合突部)やアウター
ケースの係止溝部を破損することなく開口に対し
て2段操作でスムースにアウターケースを取付け
られるように工夫したものである。
以下、この考案の実施例を添付図面について詳
細に説明する。
第2図に示すように、自動車の後部座席用とし
て、シフトレバー10、サイドブレーキ11を配
置し、たとえばABS樹脂(アクリロニトリル・
ブタジエン・スチレン共重合体)で形成したセン
ターコンソール12の後面パネル13に取付ける
灰皿14は、第3図,第4図及び第5図に示すよ
うに、扇形状の両側壁15,15と、該両側壁1
5,15間の弧面を覆う外壁16と、該両側壁1
5,15間の底面を覆う底壁17とを例えばフエ
ノール樹脂で一体成型したアウターケース18
と、扇形状の両側壁19,19と、該両側壁1
9,19間の前面を覆う蓋壁20と、該両側壁1
9,19間の底面を覆う底壁21とを例えばフエ
ノール樹脂で一体成型したインナーケース22と
を備える。
該インナーケース22の底壁21前側のヒンジ
突起23を、アウターケース18の底壁17前側
のヒンジ孔24に差込み嵌合することにより、ア
ウターケース18でインナーケース22を開閉自
在に支承する構成である。
上記インナーケース22内には、フアイヤーカ
ツトプレート25と板ばね26とを設け、該板ば
ね26は、アウターケース18の外壁16内面に
摺接してインナーケース22の開閉操作にフリク
シヨンを付与すると共に、外壁16の内面前側の
突起27で当て止められて、インナーケース22
を開位置に規制するようになつている。
一方、上記センターコンソール12の後面パネ
ル13には、第6図にも示すように、アウターケ
ース18が外方から嵌り合う取付開口30を形成
する。
該開口30の上縁には、幅方向の数箇所に第7
図に示すような嵌合突部31,…,31を一体成
型すると共に、該開口30の下縁には、幅方向の
両側に係合突部32,32を一体成型し、さらに
開口30の両側縁には、ストツパー部33,33
を一体成型する。
また、上記アウターケース18には、外壁16
の前側に上記嵌合突部31に嵌合する係止溝部3
4を設けると共に、底壁17の後側に上記係合突
起32が遊嵌する貫通孔35を、さらに底壁17
の前側に上記ヒンジ孔24と同体で、上記係合突
部32に嵌合する係止溝部36を夫々設ける。
上記のように灰皿14を構成すれば、センター
コンソール12に灰皿14を組付けるには、第8
図に示すように、先ずアウターケース18を外方
から取付開口30に嵌め合わせて、貫通孔35を
係合突部32に遊嵌させ、上下方向に融通をつけ
た状態で上方に押上げ、係止溝部34を嵌合突部
31に嵌合させる。
ついで、アウターケース18を矢印P方向に押
込むと、開口30の嵌合突部31がたわむととも
に係合突部32もたわんで貫通孔35と係止溝部
35との間の係止部37に乗り上げ、ストツパー
部33で押込みが当て止められる位置で係合溝部
36に復元して嵌合する(第3図の状態)。
このように、アウターケース18の押込み時に
は、係止溝部34が嵌合突部31に圧嵌された状
態でも係合突部32が貫通孔35に遊嵌している
ので、係止溝部34や嵌合突部31に無理な力が
作用せず、ついで係合突部32が係止部37に乗
り上げる際にも、嵌合突部31及び係合突部32
にねじれ等の無理な力でなく上下方向(押拡げ方
向)の力が作用するのみであるから、スムースに
嵌合するのである。
上記開口30に取付けたアウターケース18の
ヒンジ孔24にインナーケース22のヒンジ突起
23を嵌め込み、板ばね26の遊端側をアウター
ケース18の外壁16内面の突起27をこえて入
れ込むと、灰皿14の組付作業が終了する。
以上の説明からも明らかなように、この考案
は、取付開口の係合突部をアウターケースの貫通
孔に遊嵌させて、取付開口の嵌合突部にアウター
ケースの係止溝部を嵌合させ、ついでアウターケ
ースを押込んで取付開口の係合突部にアウターケ
ースの係止溝部を嵌合させる2段操作の取付構造
であるから、開口やアウターケースを破損するよ
うな無理な力が作用することがなく、スムースに
アウターケースを開口に対して取付けることがで
きる。
また、開口に嵌合突部と係合突部を、アウター
ケースに係止溝部と貫通孔を夫々一体成型するだ
けであるから、部品点数が増えることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の灰皿の断面図、第2図はこの考
案に係る灰皿を組付けたセンターコンソールの斜
視図、第3図はこの考案に係る灰皿の断面図、第
4図は第3図のA矢視図、第5図は第3図のB矢
視図、第6図は取付開口を示すコンソールの斜視
図、第7図は嵌合突部の断面図、第8図はアウタ
ーケースの嵌合途中の断面図である。 12……センターコンソール、13……後面パ
ネル、14……灰皿、16……外壁、17……底
壁、18……アウターケース、22……インナー
ケース、30……取付開口、31……嵌合突部、
32……係合突部、34,36……係止溝部、3
5……貫通孔、37……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベースパネルに取付けられるアウターケース
    と、該アウターケースの中に開閉自在に支承され
    るインナーケースから成る灰皿において、 上記ベースパネルにアウターケースが嵌り合う
    取付開口を形成して、該開口の上縁に嵌合突部を
    設けると共に、該開口の下縁に係合突部を設ける
    一方、上記アウターケースの上縁に上記嵌合突部
    に嵌合する係止溝部を設けると共に、該アウター
    ケースの下縁後側に上記係合突部が遊嵌する貫通
    孔を、下縁前側に上記係合突部に嵌合する係止溝
    部を設けたことを特徴とする自動車用灰皿。
JP12582181U 1981-08-24 1981-08-24 自動車用灰皿 Granted JPS5829299U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12582181U JPS5829299U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 自動車用灰皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12582181U JPS5829299U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 自動車用灰皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5829299U JPS5829299U (ja) 1983-02-25
JPS6118706Y2 true JPS6118706Y2 (ja) 1986-06-06

Family

ID=29919643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12582181U Granted JPS5829299U (ja) 1981-08-24 1981-08-24 自動車用灰皿

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JP (1) JPS5829299U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5829299U (ja) 1983-02-25

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