JPS593754Y2 - 自動車用灰皿 - Google Patents
自動車用灰皿Info
- Publication number
- JPS593754Y2 JPS593754Y2 JP12131981U JP12131981U JPS593754Y2 JP S593754 Y2 JPS593754 Y2 JP S593754Y2 JP 12131981 U JP12131981 U JP 12131981U JP 12131981 U JP12131981 U JP 12131981U JP S593754 Y2 JPS593754 Y2 JP S593754Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silencer
- outer case
- wall
- spring
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車体側に固定されるアウターケースと、アウ
ターケースに対して開閉自在なインナーケースと、基端
がインナーケースに固定され、自由端がアウターケース
の内壁に弾性的に摺接してインナーケースの開閉を規制
するようにした自動車用灰皿の改良に関する。
ターケースに対して開閉自在なインナーケースと、基端
がインナーケースに固定され、自由端がアウターケース
の内壁に弾性的に摺接してインナーケースの開閉を規制
するようにした自動車用灰皿の改良に関する。
上記の形式の自動車用灰皿は構造が簡単であるため汎用
されているが、インナーケースの開閉に際して、ばね材
の自由端がアウターケース内壁を摺動するため、不快な
擦り音が発生し、さらにインナーケースの開閉ストロー
クエンドでは、アウターケース内壁に設けた凹部に自由
端が落込んで不快な落込み音を発生するといった欠点が
ある。
されているが、インナーケースの開閉に際して、ばね材
の自由端がアウターケース内壁を摺動するため、不快な
擦り音が発生し、さらにインナーケースの開閉ストロー
クエンドでは、アウターケース内壁に設けた凹部に自由
端が落込んで不快な落込み音を発生するといった欠点が
ある。
本考案は、かかる欠点を除去すべくなされたものであっ
て、不快な操作音を発生することがなく、操作の質感の
向上をも図ることができる自動車用灰皿を提供せんとす
るものである。
て、不快な操作音を発生することがなく、操作の質感の
向上をも図ることができる自動車用灰皿を提供せんとす
るものである。
以下、図示の実施例について本考案をより具体的に説明
する。
する。
第1図において、1はインスツルパネル、シート背壁等
の基体2側に嵌込んで固定した樹脂成形品よりなるアウ
ターケース、3は底壁前部に設けたヒンジ用凹部3aを
アウターケース1の底壁前部に設けたヒンジ用凸部1a
で受合った状態で、アウターケース1に対して開閉自在
となった樹脂成形品よりなるインナーケース、4は基端
の波形部4aがインナーケース3の前壁の内側上部に設
けた嵌合溝5に嵌込まれ、自由端4b側が、アウターケ
ース1の上側内壁に沿って内向きに長く伸びたスプリン
グ、6はスプリング4の自由端4bに係脱可能に止着し
た例えばフェノール樹脂等からなる樹脂成形品よりなる
サイレンサで、このサイレンサ6はスプリング4のは゛
ね力で゛アウターケース1の上側内壁に圧接され、イン
ナーケース3の開閉に際して上側内壁上を摺動する。
の基体2側に嵌込んで固定した樹脂成形品よりなるアウ
ターケース、3は底壁前部に設けたヒンジ用凹部3aを
アウターケース1の底壁前部に設けたヒンジ用凸部1a
で受合った状態で、アウターケース1に対して開閉自在
となった樹脂成形品よりなるインナーケース、4は基端
の波形部4aがインナーケース3の前壁の内側上部に設
けた嵌合溝5に嵌込まれ、自由端4b側が、アウターケ
ース1の上側内壁に沿って内向きに長く伸びたスプリン
グ、6はスプリング4の自由端4bに係脱可能に止着し
た例えばフェノール樹脂等からなる樹脂成形品よりなる
サイレンサで、このサイレンサ6はスプリング4のは゛
ね力で゛アウターケース1の上側内壁に圧接され、イン
ナーケース3の開閉に際して上側内壁上を摺動する。
上記スプリング4には、第2図に示すように、基端波形
部4aから折れ曲った板状部4Cに複数の長溝7.・・
・・・・、7を打ち抜いてもみ消し部8を形威し、自由
端4bにはサイレンサ6を係止する係止部9を設けてい
る。
部4aから折れ曲った板状部4Cに複数の長溝7.・・
・・・・、7を打ち抜いてもみ消し部8を形威し、自由
端4bにはサイレンサ6を係止する係止部9を設けてい
る。
この係止部9はスプリング4の幅方向にみて大略J字状
に幅方向片側がら打抜いて挿入溝9aを形成するととも
に、打残し部9bを基端から下向きに傾斜させて係止爪
10を形成したものであって、上記サイレンサ6は挿入
溝9aの開口端から挿入する。
に幅方向片側がら打抜いて挿入溝9aを形成するととも
に、打残し部9bを基端から下向きに傾斜させて係止爪
10を形成したものであって、上記サイレンサ6は挿入
溝9aの開口端から挿入する。
第3図及び第4図にも示すように、上記サイレンサ6は
上下2枚の板状部6a、6bをスプリング4の厚みにほ
は゛等しい間隔をあけて長手方向中心線に沿った、挿入
溝9aの溝幅にほぼ等しい幅を有する連結部6Cによっ
て結合した一体構造を有し、下側板状部6bの上面両側
には、第2図に示すものでも、この上下逆のものでも上
記係止爪10が係合する係止溝11を凹設している。
上下2枚の板状部6a、6bをスプリング4の厚みにほ
は゛等しい間隔をあけて長手方向中心線に沿った、挿入
溝9aの溝幅にほぼ等しい幅を有する連結部6Cによっ
て結合した一体構造を有し、下側板状部6bの上面両側
には、第2図に示すものでも、この上下逆のものでも上
記係止爪10が係合する係止溝11を凹設している。
したがって、第2図に矢印Aで示すように、サイレンサ
6をスプリング4の係止部9に幅方向がら挿込むと、第
3図及び第4図に示すように、サイレンサ6の連結部6
Cが挿入溝9aに嵌合した状態で、係止爪10が係止溝
11に係合して、サイレンサ6は以後簡単には外Itな
いように係止される。
6をスプリング4の係止部9に幅方向がら挿込むと、第
3図及び第4図に示すように、サイレンサ6の連結部6
Cが挿入溝9aに嵌合した状態で、係止爪10が係止溝
11に係合して、サイレンサ6は以後簡単には外Itな
いように係止される。
なお、サイレンサ6を係止部9から抜くときには、サイ
レンサ6を係止爪10を押上げるように押込んだ後引抜
くようにすればよい。
レンサ6を係止爪10を押上げるように押込んだ後引抜
くようにすればよい。
上記のように、スプリング4の係止部9にサイレンサ6
を止着しておけば、第1図に実線で示すように、インナ
ーケース3の閉位置から、インナーケース3の前壁上部
に設けたつまみ部3bを手前に引いて、第1図に仮想線
で示すように開けば、サイレンサ6はこれに応じて、ア
ウターケース1の上側内壁奥部に設けた閉位置用凹部1
bから、上側内壁前部に設けた開位置用凹部1Cまで、
上側内壁上を摺動し、開位置用凹部1Cの前側に設けた
係止部1dに係合することにより、インナーケース3の
それ以上の開きを阻止する。
を止着しておけば、第1図に実線で示すように、インナ
ーケース3の閉位置から、インナーケース3の前壁上部
に設けたつまみ部3bを手前に引いて、第1図に仮想線
で示すように開けば、サイレンサ6はこれに応じて、ア
ウターケース1の上側内壁奥部に設けた閉位置用凹部1
bから、上側内壁前部に設けた開位置用凹部1Cまで、
上側内壁上を摺動し、開位置用凹部1Cの前側に設けた
係止部1dに係合することにより、インナーケース3の
それ以上の開きを阻止する。
また逆にインナーケース3を閉じるときには、インナー
ケース3の前壁がアウターケース1の係止部1dの前面
に当止められるまで押し込めばよい なお、サイレンサ6の止着構造は上記の例に限られるも
のではなく、種々公知の止着構造を採用することができ
るが、上記の構造とすれば、サイレンサ6の取付けがワ
ンタッチで行なえる利点がある。
ケース3の前壁がアウターケース1の係止部1dの前面
に当止められるまで押し込めばよい なお、サイレンサ6の止着構造は上記の例に限られるも
のではなく、種々公知の止着構造を採用することができ
るが、上記の構造とすれば、サイレンサ6の取付けがワ
ンタッチで行なえる利点がある。
以上の説明から明らかなように、本考案は、インナーケ
ースの開閉をアウターケース内壁に摺接するばね部材で
規制するようにした自動車用灰皿において、ばね部材の
摺接自由端にサイレンサを止着したことを特徴とする自
動車用灰皿を提供するものであって、本考案によれば、
灰皿の開閉に伴なう不快音を皆無ならしめることができ
、サイレンサの存在で操作の質感をも向上できるといっ
た効果が得られる。
ースの開閉をアウターケース内壁に摺接するばね部材で
規制するようにした自動車用灰皿において、ばね部材の
摺接自由端にサイレンサを止着したことを特徴とする自
動車用灰皿を提供するものであって、本考案によれば、
灰皿の開閉に伴なう不快音を皆無ならしめることができ
、サイレンサの存在で操作の質感をも向上できるといっ
た効果が得られる。
第1図は本考案に係る自動車用灰皿の中央断面図、第2
図はスプリングとサイレンサの分解斜視図、第3図及び
第4図は夫々第2図のX−X線方向、Y−Y線方向の拡
大断面図である。 1・・・・・・アウターケース、2・・・・・・車体、
3・・・・・・インナーケース、4・・・・・・スプリ
ング、6・・・・・・サイレンサ。
図はスプリングとサイレンサの分解斜視図、第3図及び
第4図は夫々第2図のX−X線方向、Y−Y線方向の拡
大断面図である。 1・・・・・・アウターケース、2・・・・・・車体、
3・・・・・・インナーケース、4・・・・・・スプリ
ング、6・・・・・・サイレンサ。
Claims (2)
- (1)車体側に取付けられるアウターケースと、アウタ
ーケースに対して開閉自在なインナーケースと、インナ
ーケースに基端が固定され、自由端がアウターケース内
壁に摺動可能に圧着したばね材とからなる自動車用灰皿
において、 上記ばね材の自由端にサイレンサを取付けたことを特徴
とする自動車用灰皿。 - (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車用灰
皿において、 上記サイレンサはばね材の自由端にばね材の長手方向に
直交する方向から係脱可能に係止されたことを特徴とす
る自動車用灰皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12131981U JPS593754Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 自動車用灰皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12131981U JPS593754Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 自動車用灰皿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5826895U JPS5826895U (ja) | 1983-02-21 |
JPS593754Y2 true JPS593754Y2 (ja) | 1984-02-01 |
Family
ID=29915258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12131981U Expired JPS593754Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 自動車用灰皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593754Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61172022U (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-25 | ||
JPS6239450A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-20 | 中央産業株式会社 | ステンレス製クロ−ズドタイプドラム缶の製法 |
JPH0320280Y2 (ja) * | 1985-08-16 | 1991-05-01 |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12131981U patent/JPS593754Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5826895U (ja) | 1983-02-21 |
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