JPS5832993Y2 - 車両用灰皿の取付構造 - Google Patents

車両用灰皿の取付構造

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JPS5832993Y2
JPS5832993Y2 JP8679680U JP8679680U JPS5832993Y2 JP S5832993 Y2 JPS5832993 Y2 JP S5832993Y2 JP 8679680 U JP8679680 U JP 8679680U JP 8679680 U JP8679680 U JP 8679680U JP S5832993 Y2 JPS5832993 Y2 JP S5832993Y2
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JP
Japan
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outer case
vehicle body
body panel
vehicle
mounting structure
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Expired
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JP8679680U
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JPS5711993U (ja
Inventor
年男 柳田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用灰皿のアウタケース取付構造、特に取付
は及び取外し作業に当って、ビスによる締付は及び回し
戻しを行わなくてもワンタッチで作業をすることのでき
る車両用灰皿の取付構造に関するものである。
車両用灰皿は、車両のインストルメントパネル等の車体
パネルに直接又はクラスタリッドを介してアウタケース
を取付け、このアウタケースによってインナケースを引
出し引込み可能に抱持して成っているが、そのような車
両用灰皿の取付構造の従来例としては例えば第1図に示
すようなものがある。
第1図に示す従来例では、アウタケース1の前部、開口
付近において、側壁2と一体的に取付部3を形成し、こ
の取付部3にネジ孔4を形成する一方、アウタケース1
の後壁5にネジ孔6を形成し、これらのネジ孔4,6を
使ってアウタケース1を車体パネルにビス30止めする
ようになっている。
又第2図に示す従来例では、アウタケース1の上面の適
当な個所にエンボス部8を設けると共にこのエンボス部
8にネジ孔9を形成し、アウタケース1の上部を車体パ
ネルに当ててネジ孔9にビス30を通し、アウタケース
1を車体パネルにビス止めする構造になっている。
なお、上記第1図及び第2図において、符号Iはインナ
ケースを摺動可能に保持する支持レールを表わす。
しかしながら、このような従来のアウタケースの取付構
造にあっては、アウタケース1と相手部品である車体パ
ネルとの取付けにビス30を用いていたため、何個もの
ビスを締め付けるのに時間がかかったり、また作業者が
アウタケース1を取付けるために車室内の狭い場所に体
を入り込昔せなければならないということになり、作業
性の低下を招いていた。
本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、その目的は、車体パネルに取付用の孔と抜は防止
用の開口とを設ける一方、アウタケースには取付は用の
フック部材と上記開口に嵌合する係止部材とを設け、こ
れらフック部材と係止部材とを車体パネルの孔と開口に
挿入させることによりアウタケースの取付けを行い得る
ようにすることにより、取付は及び取外し作業性の向上
した車両用灰皿のアウタパネル取付構造を提供すること
である。
本考案を添付の図面を参照して更に詳細に説明する。
第3図乃至第6図は本考案の一実施例を示す図である。
この実施例に係る車両用灰皿は金属又はその他の材料か
ら出来た薄板を下方及び前方に向けて開放したボックス
構造に形成されたアウタケース1と、側壁13に前後方
向に延びて形成されたガイド部材14を有するインナケ
ース12とから成る。
アウタケース1には、その上府所定の個所において、ア
ウタケース1と一体的になったエンボス部8が設けられ
、このエンボス部80頂部には、その一部にエンボス部
8から上方に突出しアウタケース1の後方に向けて突き
出たllfT面カギ形状のフック部材10が4個エンボ
ス部8と一体成形されている。
普たアウタケース1上面には、上記エンボス部8、フッ
ク部材10とは別の位置に、アウタケース1の一般面か
ら上方に突出した係止部材11が2個設けられている。
この係止部材11は、アウタケース1が車体パネル15
に取付いた時、このアウタケース1が前方に向けて移動
し車体パネル15から外れ落ちないようにすべく、図中
矢印Sで示すアウタケース1の挿入方向に第4b図に示
すように緩やかな傾斜部11aを有する一方、アウメパ
ネル1の前方側には当接部11bを有するくさび形の突
起体を形成している。
インナケース12は従来構造と変わらずこのインナケー
ス12のガイド部材14をアウタケース1の支持レール
7に係合させインナケース12を押し込むことにより、
当該アウタケース1の内部に収納することができる。
車体パネル15は、車両のインストルメントパネル又は
このインストルメントパネル下側に取付けられたクラス
タリッドから成り、この車体パネル15にはアウタケー
ス1取付けに際してのアウタケース1の矢印S方向への
移動ストロークが充分採り得る大きさの孔16が4個ア
ウタケース1の各フック部材10に対応する位置関係に
開設されている。
又この孔16とは別に車体パネル15には開口17が2
個設けられこの開口1Tの前縁は、アウタケース1が車
体パネル15に取付けられた時、係止部材11の当接部
11bが突き当るストッパの役割のストッパ17aを形
成する。
尚図中18は、各フック部材10に巻装したリング状の
弾性部材で当接部11bと、この弾性部材18で互いに
反撥力を生じさせ、インナケース12が容易に抜けない
ようにしである。
この弾性部材の取付けは第3図すのようにして行なう。
本考案のアウタケース取付構造はこのような構成を有す
るから、アウタケース1取付けに当っては、このアウタ
ケース1の各フック部材10を車体パネル15の各孔1
6内へ挿入し、フック部材10の先端とエンボス部8と
で孔16の後縁から車体パネル15を挾持させてアウタ
ケース1を図中矢印Sの方向へ押し込む。
これにより、フック部材10とエンボス部8の頂面との
間に車体パネル15の一部が入り込んでフック部材10
が車体パネル15を挾持し、アウタケース1は支持され
る。
このアウタケース1の押込みを適当なストローク長さだ
け行うと、弾性部材18と車体パネル15が当接する。
一方アウタケース1の前部に設けられた係止部材11が
開口17に嵌合し係止部材と当接部が互いに反撥力を生
じて、アウタケース1の前方への抜は外れを防止する。
以上述べたように、本考案によれば、車両用灰皿の取付
けに関し、アウタケースに当該アウタケースと一体的な
フック部材と係合部材とを設ける一方、アウタケースが
取付く車体パネルにはフック部材と係合する孔と係合部
材と嵌合する開口とを設け、両者の係合作用によってア
ウタケースの支持(支)定を行うようにしたため、従来
のように狭い場所でビス止めをなす必要がなくなりワン
タッチでアウタケースの取付けが行い得るようになり、
さらに、部品点数の減少を図ることもできるようになり
、作業工数の軽減にも役立つ車両用灰皿の取付構造を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用灰皿取付構造を説明するためにア
ウタケースを示す斜視図、第2図は車両用灰皿取付構造
の他の従来例を説明するために他のアウタケースを示す
斜視図、第3図aは本考案の一実施例に係る車両用灰皿
取付構造に用いる車両用灰皿を示す分解斜視図、第3図
すはフック部材に弾性部材をはめる順序説明図、第4図
aは本考案の車両用灰皿取付構造においてアウタケース
を車体パネルに取付ける状態を示す断面図、第4図すは
係止部材の断面図、第5図は車体パネルに車両用灰皿が
取付いた状態を示す断面図を示す。 1・・・・・・アウタケース、10・・・・・・フック
部材、11・・・・・・係止部材、15・・・・・・車
体パネル、16・・・・・・孔、11・・・・・・スト
ッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタケース上所に、断面略カギ状のフック部材と、該
    アウタケースの入口付近の上面に突出した係止部材とを
    一体に形成し、車体パネルの前記アウタケース取付部所
    定位置に前記フック部材を挿入する孔と、前記係止部材
    が嵌合する開口とを設け、前記アウタケースに形成され
    たフック部材を前記車体パネルの孔に挿入し、フック部
    材で前記車体パネルを挾持すると共に前記係止部材を前
    記開口に嵌合してアウタケースを車体に取付けたことを
    特徴とする車両用灰皿の取付構造。
JP8679680U 1980-06-23 1980-06-23 車両用灰皿の取付構造 Expired JPS5832993Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8679680U JPS5832993Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23 車両用灰皿の取付構造

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JP8679680U JPS5832993Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23 車両用灰皿の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5711993U JPS5711993U (ja) 1982-01-21
JPS5832993Y2 true JPS5832993Y2 (ja) 1983-07-22

Family

ID=29448943

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JP8679680U Expired JPS5832993Y2 (ja) 1980-06-23 1980-06-23 車両用灰皿の取付構造

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Families Citing this family (6)

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JPS59118694A (ja) * 1982-12-27 1984-07-09 マルト建設株式会社 クレ−ン車
JPS6085586U (ja) * 1983-11-18 1985-06-12 株式会社小松製作所 上部旋回式走行クレ−ンのブ−ム装置
JPS6211890U (ja) * 1985-07-03 1987-01-24
JPS6453193U (ja) * 1987-09-30 1989-04-03
JPS63167499U (ja) * 1988-04-13 1988-11-01
JP2541440Y2 (ja) * 1996-03-14 1997-07-16 株式会社小松製作所 移動式クレーン

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JPS5711993U (ja) 1982-01-21

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