JPS5843247Y2 - 把手取付装置 - Google Patents
把手取付装置Info
- Publication number
- JPS5843247Y2 JPS5843247Y2 JP6332778U JP6332778U JPS5843247Y2 JP S5843247 Y2 JPS5843247 Y2 JP S5843247Y2 JP 6332778 U JP6332778 U JP 6332778U JP 6332778 U JP6332778 U JP 6332778U JP S5843247 Y2 JPS5843247 Y2 JP S5843247Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- hole
- piece
- molded product
- mounting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はショルダーベルト等、電子機器に着脱可能に装
着される把手の取付装置に関するもので、構成の簡素化
をはかることを目的とする。
着される把手の取付装置に関するもので、構成の簡素化
をはかることを目的とする。
従来の把手取付装置として第1図に示すようなものがあ
る。
る。
これは箱状をなす成型品本体1の上面を切欠いて開口と
し、この開口を開閉するようにロック片2を固定用ばね
片3を用いて成型品本体1に開閉可能に装着する一方、
成型品本体1の内部に一端にショルダーベルト4を結合
した下げ金具5およびロック片2を開いた状態、閉じた
状態に保持するためのばね片6を設け、さらにこの成型
品本体1および下げ金具5に、電子機器本体7に固定さ
れた保合突起8に着脱可能に係合する径大の孔およびこ
の孔に連続する小径の孔よりなる取付孔9を設けてなる
。
し、この開口を開閉するようにロック片2を固定用ばね
片3を用いて成型品本体1に開閉可能に装着する一方、
成型品本体1の内部に一端にショルダーベルト4を結合
した下げ金具5およびロック片2を開いた状態、閉じた
状態に保持するためのばね片6を設け、さらにこの成型
品本体1および下げ金具5に、電子機器本体7に固定さ
れた保合突起8に着脱可能に係合する径大の孔およびこ
の孔に連続する小径の孔よりなる取付孔9を設けてなる
。
上記構成において、成型品本体1を電子機器本体7に取
付けるときは、まず突起8を取付孔9の径大の孔に挿入
し、この後、成型品本体1を図面左方向に移動せしめて
、突起8を径小の孔側に位置せしめる。
付けるときは、まず突起8を取付孔9の径大の孔に挿入
し、この後、成型品本体1を図面左方向に移動せしめて
、突起8を径小の孔側に位置せしめる。
もちろん、このときロック片2は開いておくが、この開
いた状態にあるロック片2を閉じて一体に突設されたス
トッパー片10を突起8に隣接せしめ、これにより突起
8が径大の孔側に移動しないようにしている。
いた状態にあるロック片2を閉じて一体に突設されたス
トッパー片10を突起8に隣接せしめ、これにより突起
8が径大の孔側に移動しないようにしている。
そしてこのとき、ロック片2はばね片6の作用により閉
じた状態に保持されるため、突起8の移動はより確実に
防止される。
じた状態に保持されるため、突起8の移動はより確実に
防止される。
しかるに上記従来の手段はロック片2に開閉可能に、か
つ開、閉状態が保持されるようにするために2つのばね
片3,6を必要とし、それだけ組立に時間を要するとと
もにコストが高くなるという欠点があった。
つ開、閉状態が保持されるようにするために2つのばね
片3,6を必要とし、それだけ組立に時間を要するとと
もにコストが高くなるという欠点があった。
一方、従来の他の例として第2図に示すように成型品本
体11の中にスプリング12の作用により矢印方向に移
動可能なロック片13を設け、成型品本体11を電子機
器本体14の係合突起15に結合するときは、第1図と
同様の形状をなす取付孔16の径小の孔側に突起15を
位置せしめる一方、上記スプリング12の作用により上
記取付孔16の径大の孔を塞ぐようにロック片13を位
置せしめて、突起15が径大の孔側に移動しないように
するものがある。
体11の中にスプリング12の作用により矢印方向に移
動可能なロック片13を設け、成型品本体11を電子機
器本体14の係合突起15に結合するときは、第1図と
同様の形状をなす取付孔16の径小の孔側に突起15を
位置せしめる一方、上記スプリング12の作用により上
記取付孔16の径大の孔を塞ぐようにロック片13を位
置せしめて、突起15が径大の孔側に移動しないように
するものがある。
この場合、成型品本体10を電子機器本体14より取外
すときは、スプリング12の弾性に抗してロック片13
を移動せしめ、取付孔16の径大の孔側に突起15が移
動できるようにする。
すときは、スプリング12の弾性に抗してロック片13
を移動せしめ、取付孔16の径大の孔側に突起15が移
動できるようにする。
ここで゛、17はショルダーベル
本実施例によっても第1図と同様に、成型品本体11を
電子機器本体14に対して着脱可能に装着することがで
き、成型品本体11を一旦取付けた後は、容易に外れる
ことがないようにできるが、やはり部品点数が多くなり
、組立に時間を要するとともに、コストが高くなるとい
う欠点があった。
電子機器本体14に対して着脱可能に装着することがで
き、成型品本体11を一旦取付けた後は、容易に外れる
ことがないようにできるが、やはり部品点数が多くなり
、組立に時間を要するとともに、コストが高くなるとい
う欠点があった。
本考案は上記従来の欠点を除去するもので、別個にロッ
ク片および弾性体を用いることなく、従来と同様の機能
を有する把手取付装置を得ようとするものである。
ク片および弾性体を用いることなく、従来と同様の機能
を有する把手取付装置を得ようとするものである。
以下その一実施例について第3図を用いて説明する。
図において、20は一面が開口した樹脂成型品本体で、
天面を略コ字状に切欠いて切欠溝21を形成することに
より、樹脂成型品本体20に一体に弾性を有するロック
片22を形成する。
天面を略コ字状に切欠いて切欠溝21を形成することに
より、樹脂成型品本体20に一体に弾性を有するロック
片22を形成する。
さらに前記ロック片22の内面にロック用突部23およ
びこのロック用突部23に隣接する位置決め片24をお
のおの一体に突設している。
びこのロック用突部23に隣接する位置決め片24をお
のおの一体に突設している。
一方、25は前記成型品本体20にその開口を閉じるよ
うに装着される下げ金具で、一端にショルダーベルト2
6が結合される孔27を有し、かつ電子機器本体28に
固定された突起29が係合する取付孔30を形成してな
る。
うに装着される下げ金具で、一端にショルダーベルト2
6が結合される孔27を有し、かつ電子機器本体28に
固定された突起29が係合する取付孔30を形成してな
る。
前記取付孔30は第1図。第2図の場合と同様に、突起
29が貫通する径大の孔およびこの孔に連続し、前記突
起29において径の小さい基部の貫通を許す径小の孔よ
りなる。
29が貫通する径大の孔およびこの孔に連続し、前記突
起29において径の小さい基部の貫通を許す径小の孔よ
りなる。
なお、前記成型品本体20と下げ金具25との固定は、
たとえば成型品本体20に設けた2本のボス(図示せず
)を利用してビス31にて固定する。
たとえば成型品本体20に設けた2本のボス(図示せず
)を利用してビス31にて固定する。
上記構成において、前記突起にショルダーベルト26を
係合するときは、前記取付孔30の径大の孔を通して突
起29を成型品本体20内に挿入し、この後、成型品本
体20を図面左方向に移動せしめて突起29を後述の孔
側に位置せしめる。
係合するときは、前記取付孔30の径大の孔を通して突
起29を成型品本体20内に挿入し、この後、成型品本
体20を図面左方向に移動せしめて突起29を後述の孔
側に位置せしめる。
取付孔30の径大の孔側に突起29を挿入したときロッ
ク用突部23に突起29が当たることによりロック片2
2は第3図口に点線で示すように変形し、この後、突起
29を径小の孔側に移動せしめることにより、突起29
とロック用突起23との衝突は解除され、ロック片22
は第3図口に実線で示す状態に戻る。
ク用突部23に突起29が当たることによりロック片2
2は第3図口に点線で示すように変形し、この後、突起
29を径小の孔側に移動せしめることにより、突起29
とロック用突起23との衝突は解除され、ロック片22
は第3図口に実線で示す状態に戻る。
これによりロック用突部23は突起29の側面に当接も
しくは極めて近接して位置し、突起29の径大な孔側へ
の容易な移動を阻止する。
しくは極めて近接して位置し、突起29の径大な孔側へ
の容易な移動を阻止する。
そして、電子機器本体28をショルダーベルト26にて
持ち上げても、電子機器本体28の重量は下げ金具25
のみにかかるため、安全である。
持ち上げても、電子機器本体28の重量は下げ金具25
のみにかかるため、安全である。
なお、ショルダーベルト26を突起29より取り外す場
合は、上記と逆の操作をとる。
合は、上記と逆の操作をとる。
すなわち、ロック片22の矢印A方向の弾性力に抗して
成型品本体20を図面右方向に移動せしめて、突起2つ
とロック用突起23との係合を解除せしめる。
成型品本体20を図面右方向に移動せしめて、突起2つ
とロック用突起23との係合を解除せしめる。
このとき、位置決め片24の高さおよび位置を突起29
が取付孔30の径大の孔の中心に位置したとき位置決め
片24に衝突するように設定しているため、突起29を
取付孔30から抜く操作が容易に行える。
が取付孔30の径大の孔の中心に位置したとき位置決め
片24に衝突するように設定しているため、突起29を
取付孔30から抜く操作が容易に行える。
このように第3図の構成によれば成型品本体20に一体
に弾性を有するロック片20,ロック用突部23を形成
することにより、構成が簡素化され、組立も成型品本体
20と下げ金具25を固定するだけでよいため簡単とな
り、大巾なコストダウンが可能となる。
に弾性を有するロック片20,ロック用突部23を形成
することにより、構成が簡素化され、組立も成型品本体
20と下げ金具25を固定するだけでよいため簡単とな
り、大巾なコストダウンが可能となる。
なお成型品本体20と下げ金具25との固定はビス締め
に限らず、他の方法でもよい。
に限らず、他の方法でもよい。
以上説明したように本考案によれば樹脂成型品本体に略
コ字状の切欠溝を形成して弾性を有するロック片を一体
に設け、このロック片の内面にロック用突部を一体に突
設することにより、従来と同様にショルダーベルト等の
把手を電子機器本体に簡単に着脱可能に装着することが
できるとともに、電子機器本体を突起をロックするため
の構成が簡素化され、組立が容易に行えることと相とも
なって大巾なコストダウンが可能になる。
コ字状の切欠溝を形成して弾性を有するロック片を一体
に設け、このロック片の内面にロック用突部を一体に突
設することにより、従来と同様にショルダーベルト等の
把手を電子機器本体に簡単に着脱可能に装着することが
できるとともに、電子機器本体を突起をロックするため
の構成が簡素化され、組立が容易に行えることと相とも
なって大巾なコストダウンが可能になる。
また、把手を利用して電子機器本体を持ち上げたとき、
電子機器本体の重量は下げ金具のみにがかるため安全で
あるとともに、前記ロック用突部に隣接して突起の取外
し時、突起を取付孔の径大の孔の中心に位置せしめる位
置決め片を一体に突設することにより、把手の電子機器
本体からの取外しも容易に行えるという利点を有する。
電子機器本体の重量は下げ金具のみにがかるため安全で
あるとともに、前記ロック用突部に隣接して突起の取外
し時、突起を取付孔の径大の孔の中心に位置せしめる位
置決め片を一体に突設することにより、把手の電子機器
本体からの取外しも容易に行えるという利点を有する。
第1図イおよび口は従来の把手取付装置の平面図および
断面図、第2図イおよび口は従来の他の把手取付装置の
平面図および断面図、第3図イは本考案の一実施例にお
ける把手取付装置の平面図、第3図口は第3図イのA−
A線による断面図である。 20・・・・・・成型品本体、21・・・・・・切欠溝
、22・・・・・・ロック片、23・・・・・・ロック
用突部、24・・・・・・位置決め片、25・・・・・
・下げ金具、26・・・・・・ショルダーベルト、27
・・・・・・孔、28・・・・・・電子機器本体、29
・・・・・・突起、30・・・・・・取付孔。
断面図、第2図イおよび口は従来の他の把手取付装置の
平面図および断面図、第3図イは本考案の一実施例にお
ける把手取付装置の平面図、第3図口は第3図イのA−
A線による断面図である。 20・・・・・・成型品本体、21・・・・・・切欠溝
、22・・・・・・ロック片、23・・・・・・ロック
用突部、24・・・・・・位置決め片、25・・・・・
・下げ金具、26・・・・・・ショルダーベルト、27
・・・・・・孔、28・・・・・・電子機器本体、29
・・・・・・突起、30・・・・・・取付孔。
Claims (2)
- (1)把手の一端に結合される下げ金具と、前記下げ金
具に固定される成型品本体とを設け、かつ前記下げ金具
に電子機器本体に設けられた突起の通過を許す径大の孔
およびこの径大の孔に連続して設けられ前記突起におけ
る径小の基部の通過を許す径小の孔よりなる取付孔を設
け、前記下げ金具に対向する成型品本体の面にその一部
を略コ字状に切欠いて弾性を有するロック片を一体に形
成するとともに、前記弾性片の内面に前記突起の基部が
前記取付孔の径小の孔側に位置するとき、前記突起に係
合して突起の前記取付孔の径大な孔側への移動を阻止す
るロック用突部を一体に突設してなる把手取付装置。 - (2)ロック片は内面に、ロック用突部に隣接し、突起
が取付孔の径大な孔側のほぼ中心に位置するとき前記突
起に当接して前記突起の位置決めをはかる位置決め片を
一体に突設してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
の把手取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6332778U JPS5843247Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 把手取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6332778U JPS5843247Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 把手取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54165114U JPS54165114U (ja) | 1979-11-20 |
JPS5843247Y2 true JPS5843247Y2 (ja) | 1983-09-30 |
Family
ID=28966407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6332778U Expired JPS5843247Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 | 把手取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843247Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-10 JP JP6332778U patent/JPS5843247Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54165114U (ja) | 1979-11-20 |
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