JPS5819236Y2 - 家具類に於ける引違戸の落下防止機構 - Google Patents

家具類に於ける引違戸の落下防止機構

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Publication number
JPS5819236Y2
JPS5819236Y2 JP2172680U JP2172680U JPS5819236Y2 JP S5819236 Y2 JPS5819236 Y2 JP S5819236Y2 JP 2172680 U JP2172680 U JP 2172680U JP 2172680 U JP2172680 U JP 2172680U JP S5819236 Y2 JPS5819236 Y2 JP S5819236Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
piece
furniture
hooking
sliding doors
Prior art date
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Expired
Application number
JP2172680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56121854U (ja
Inventor
清次郎 岡音
Original Assignee
株式会社 カミカワグル−プ総括本部
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Publication date
Application filed by 株式会社 カミカワグル−プ総括本部 filed Critical 株式会社 カミカワグル−プ総括本部
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は家具類に於ける引違戸の落下防止機構に関す
る。
一般に家具類、例えば食器棚等に取付けられている引違
戸は、棚本体の方に形成された下部案内溝と上部の直溝
とに渉って引違戸がスライド可能に装着されているが、
その引違戸は着脱可能ならしめるべく直溝と直言との間
にはかなりの空間部が設けられている。
即ち、その空間部は少なくとも引違戸の直言を直溝内に
押し込んだ場合に、該引違戸の下部が案内溝より外れる
だけの隙間を有している。
従って、地震等が発生した場合、引違戸は下部案内溝と
上部の直溝の間で上下に移動し、引違戸の下部が案内溝
より外れた場合には該引違戸は落下するといった危険が
ある。
そこで、本考案は地震が起きた場合でも引違戸の上下方
向及び前後方向の動きを止めて、引違戸が棚本体より外
れ落下するといったことがないようにしたもので、その
構成は、引違戸の直言が嵌合される直溝の内上面に、取
付板と掛合片とより構成すると共に、掛合片の一端押圧
部を押し上げることにより他端の掛合部が下動するよう
にした掛止金具の取付板を固着し、他方、引違戸の直言
上面には掛止金具の取付位置と対応させて掛合片の掛合
部が嵌合する嵌合凹部を凹設したことを要旨とするもの
である。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
Aは引違戸1,1′が取付けられた家具で、該引違戸1
,1′は家具Aを構成する底板2に形成した案内溝3と
天板4に形成した直溝5,5′との間に渉ってスライド
可能に装着されている。
直溝5,5′には引違戸1,1′の上面に形成した直言
6.6′が嵌合され、直溝5,5′の内上面には掛止金
具7が下向きに固着されており、その掛止金具7に於け
る掛合片9と掛合部9−bが直言6,6′の上面に凹設
せる掛合凹部14に嵌入掛合するようになっている。
掛止金具7は、取付板8と掛合片9とによって構成され
、取付板8の一側端側に寄って形成された受片10に、
掛合片9の一側端側に寄って形成した受片11をピン1
2で枢着して掛合片9を揺動自在とし、且そのピン12
にはコイルスプリング13を巻回してその一端13−a
を取付板8側に、又他端13−bは掛合片9の押圧部9
−aに係着して、掛合片9に於ける押圧部9=aとは反
対側、即ち掛合部9−bが取付板8側に弾圧付勢される
ようにする。
従って、掛合片9の押圧部9−aをコイルスプリング1
3の弾発力に抗して上方へ押圧すれば掛合片9の掛合部
9−bはピン12を中心として下方に回動するものであ
る。
又、掛合片9に於ける押圧部9−aは引違戸1゜1′の
摺動によって直言6,6′の上面が当った場合に該押圧
部9−aが上方に押し上げられるように形成されており
、掛合部9−bは直言6,6′の上面に凹設した掛合凹
部14内に嵌入状となるように先部が下方に屈曲形成さ
れている。
以上の如く構成された掛止金具7は、掛合片9を下向き
にして取付板8がビス15で直溝5,5′の内上面に固
着されている。
尚、掛止金具7を取付ける位置は、直溝5,5′の左右
側端とし、引違戸1,1′を閉じた状態に維持する位置
とする。
以上の如き構成により、開いている状態の引違戸1,1
′を外方にスライドして閉じた場合、直言6゜6′上面
が掛止金具7に於ける掛合片の押圧部9−aに当接して
上方に押圧し、それによって該掛合片9の掛合部9−b
は下方に付勢され、直言6,6′の上面に凹設された掛
合四部14内に嵌入保合する。
従って、引違戸1,1′が上下方向に動こうとする動作
は掛止金具7によって阻止され、且前後方向への動きも
掛合片9の掛合部9−bが掛合凹部14に嵌入すること
により阻止され、依って地震等が発生しても引違戸1,
1′は堅固に保持され、ガタ付き落下するといった危険
は全くない。
又、引違戸1,1′を開動方向にスライドした場合は、
直言り、6′上面が下方に付勢されている掛合部9−b
を上方に押し上げてスライドするため、従来と同様に開
閉し得るものである。
本考案は以上詳記した如き構成としたものであるから、
引違戸は掛止金具によって確実に係着保持され、ガタ付
き落下するといったことを確実に防止することが出来る
依って、本案機構を装着することによって耐震性に富ん
だ家具を提供することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視図、第2
図は第1図の2−2線に沿える拡大断面図、第3図は第
2図の3−3線に沿える断面図である。 図中 A:家具、1.1’:引違戸、5.5’ :直溝
、6゜6′:直言、7:掛止金具、8:取付板、9:掛
合片、9−a:押圧部、9−b:掛合部、14:掛合凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引違戸の直言が嵌合される直溝の内上面に、取付板と掛
    合片とより構成すると共に、掛合片の一端押圧部を押し
    上げることにより他端の掛合部が下動するようにした掛
    止金具の取付板を固着し、他方、引違戸の直言上面には
    掛止金具の取付位置と対応させて掛合片の掛合部が嵌入
    する掛合凹部を凹設した家具類に於ける引違戸の落下防
    止機構。
JP2172680U 1980-02-20 1980-02-20 家具類に於ける引違戸の落下防止機構 Expired JPS5819236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2172680U JPS5819236Y2 (ja) 1980-02-20 1980-02-20 家具類に於ける引違戸の落下防止機構

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JP2172680U JPS5819236Y2 (ja) 1980-02-20 1980-02-20 家具類に於ける引違戸の落下防止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56121854U JPS56121854U (ja) 1981-09-17
JPS5819236Y2 true JPS5819236Y2 (ja) 1983-04-20

Family

ID=29617877

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JP2172680U Expired JPS5819236Y2 (ja) 1980-02-20 1980-02-20 家具類に於ける引違戸の落下防止機構

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JPS56121854U (ja) 1981-09-17

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