JPH0756473Y2 - 引違い外障子の外れ止め具 - Google Patents

引違い外障子の外れ止め具

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JPH0756473Y2
JPH0756473Y2 JP16763888U JP16763888U JPH0756473Y2 JP H0756473 Y2 JPH0756473 Y2 JP H0756473Y2 JP 16763888 U JP16763888 U JP 16763888U JP 16763888 U JP16763888 U JP 16763888U JP H0756473 Y2 JPH0756473 Y2 JP H0756473Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、枠体から引違い外障子が外れるのを防止する
ための外れ止め具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、前記のような外れ止め具として、引違い外障子上
框に装着し、外障子が嵌まった上枠の外レール部に係止
体が下方から当接することで、外障子の上下方向移動を
制御し、これが枠体から外れないように保持し、前記係
止体を外障子の室内方向に移動させ前記上枠の外レール
部に当接しない位置にして外障子を枠体に着脱するもの
が知られている。また、外障子を枠体に嵌めた後、引違
い内障子を枠体に嵌めて、内,外引違い障子の一方また
は両方を左右方向に移動させることにより、内障子の框
と外障子の上框室内側に突出した係止体とを突き当て、
係止体を外障子着脱位置から室外側に移動させて外障子
外れ止め位置にするようにした引違い外障子の外れ止め
具も知られている。
このような外れ止め具として、本考案の出願人は、先に
実願昭63−42969号(昭和63年4月1日出願)を提案し
ている。第9図ないし第14図に示すように、出願人が先
に提案している外れ止め具(1)は、引違い外障子
(7)の上框(8)に固定されるほぼ箱状の止め具本体
(2)と、この本体(2)上に固定され本体上面に形成
された開口を覆う蓋板(3)と、前記本体(2)に外障
子の室内室外方向に摺動可能に凹凸係合させて本体を貫
通する係止体(4)と、前記本体(2)内に収納されて
係止体(4)の両側面にそれぞれコイルばね(5)によ
って押し付けられる左右1対のボール(6)とを備え、
前記係止体(4)の左右両側面に、前記ボール(6)が
係脱可能に係合する室内側,室外側係合凹部(4f),
(4g)をそれぞれ建設し、係止体(4)に前記本体
(2)および前記上框の室内側に常に突出する先端広幅
部(4c)を設け、この広幅部先端に左右方向中央が室内
側に最も突出し左右両側に向かって突出量が減少する傾
斜面(4d)を形成し、係止体(4)の室内側係合凹部
(4f)にボール(6)が係合する外障子外れ止め位置
と、室外側係合凹部(4g)にボール(6)が係合し引違
い内障子の框が前記先端広幅部(4c)に突き当る外障子
着脱位置とに係止体(4)を本体(2)に保持されるよ
うにしたものである。
前述のように構成された外れ止め具(1)は、第11図、
第12図および第13図に示すように引違い外障子(7)の
上框(8)に設けた上方に開口する溝状部(8a)の底壁
(8b)に本体(2)がビス(13)で固定され、係止体
(4)の先端広幅部(4c)が上框(8)の室内側壁(8
c)に設けた窓孔(8d)に遊嵌されて室内側壁(8c)か
ら室内側に常に突出するように取り付けられる。なお、
外れ止め具(1)は、第13図に示すように、前記上框
(8)の左右方向の2箇所に外障子(7)全閉時に引違
い内障子(9)と重ならない位置に配設される。引違い
内,外障子(9),(7)はそれぞれ窓の枠体(10)に
左右方向に移動可能に嵌められ、内,外障子(9),
(7)の上框(8),(11)の溝状部(8a),(11a)
内に枠体(10)の上枠(12)に設けた内,外レール部
(12a),(12b)が遊挿される。
そして、外れ止め具(1)は、工場で引違い外障子
(7)の上框(8)に前述したように装着され、窓の取
付現場では、枠体(10)を建物に固定した後、係止体
(4)の室外側係合凹部(4g)にボール(6)が係合し
た外障子(7)着脱位置にして、この外障子(7)を枠
体(10)に嵌める。この場合に、外障子(7)を斜め上
方に持ち上げて上框(8)の溝状部(8a)内に上枠(1
2)のレール部(12b)が入るようにするが、前記着脱位
置では係止体(4)が外レール部(12b)より室内側に
位置しているので、これらが干渉することなく外障子
(7)を枠体(10)に嵌めることができ、その後外障子
(7)を垂直に下げることで、これを枠体(10)に左右
方向の移動可能に取り付けることができる。次に、引違
い内障子(9)を枠体(10)に取り付けた後、前記内,
外障子(7),(9)の一方または両方を左右方向に移
動させることにより、どちらの方向に移動させても、内
障子(9)の竪框上端部または上框の左,右端部と係止
体(4)の先端広幅部(4c)とが突き当り、係止体
(4)が室外方向に移動し、室外側係合凹部(4g)から
ボール(6)が外れて室内側係合凹部(4f)がボール
(6)に係合した外障子(7)の外れ止め位置に係止体
(4)が保持される。この外れ止め位置では、係止体
(4)の末端部が上枠(12)の外レール部(12b)直下
に小さな隙間で位置するので、外障子(7)の上下方向
移動が係止体(4)の末端部が外レール部(12b)に当
接されることにより抑制され、外障子(7)は枠体(1
0)から外れなくなる。また、係止体(4)が室外方向
に移動したことにより、係止体(4)の先端広幅部(4
c)が内障子(9)の竪框上端部および上框と当接する
ことなく、内,外障子(9),(7)は左右方向に移動
させることで、スムーズに開閉できる。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の出願人が先に提案した引違い外障子の外れ止め
具は、以上のように構成され、止め具本体の他に左,右
1対のボールおよびコイルばねを有しているので、部品
点数が多く、これらの加工および組立が面倒で高価にな
るという問題点があった。
本考案は、出願人が先に提案したものの利点を失うこと
なく、前述した問題点を解決して、部品点数が少なく、
安価に得られる引違い外障子の外れ止め具を提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による引違い外障子の外れ止め具は、引違い外障
子の上框に固定される止め具本体と、この本体に設けた
摺動溝に室内室外方向に摺動可能に凹凸係合させて本体
に貫通させた係止体と、前記本体の摺動溝両側に設けた
凹部にそれぞれ係合され相対向するほぼ半円弧状突起部
が摺動溝に突出する左,右1対の板ばねとを備え、前記
係止体の左右両側面に、前記板ばねの突起部が係脱可能
に係合する室内側,室外側係合凹部をそれぞれ連設し、
係止体に前記本体および前記上框の室内側に常に突出す
る先端広幅部を設け、この広幅部先端に左右方向中央が
室内側に最も突出し左右両側に向かって突出量が減少す
る傾斜面を形成し、係止体の室内側係合凹部に板ばねの
突起部が係合する外障子外れ止め位置と、室外側係合凹
部に板ばねの突起部が係合し引違い内障子の框が前記先
端広幅部に突き当る外障子着脱位置とに係止体を本体に
保持されるようにしたものである。
〔作用〕
本考案による引違い外障子の外れ止め具は、係止体の左
右両側面に室内側,室外側係合凹部をそれぞれ連設し、
外障子外れ止め位置では室内側係合凹部に板ばねの突起
部を板ばね自体のばね力で押し付けて係合させ、外障子
着脱位置では室外側係合凹部に板ばねの突起部を同様に
押し付けて係合させているので、係止体が前記両位置で
左右両側から板ばねの突起部が押し付けられて止め具本
体に保持されることにより、それぞれの位置が確保さ
れ、振動などで両位置から係止体が移動する恐れが少な
い。そして、係止体に先端広幅部を設け、この広幅部先
端に左右方向中央が室内側に最も突出し左右両側に向か
って突出量が減少する傾斜面を形成したので、前記着脱
位置にある係止体と内障子の框とを突き当てる際に、
左,右どちらの方向から突き当ててもよく、框が勢いよ
く前記広幅部に突き当っても前記傾斜面が比較的緩やか
であるとともに、係止体が止め具本体の摺動溝に摺動可
能に凹凸係合されていることと相まって、突き当て時の
衝撃で係止体や前記本体が破損する恐れがない。
また係止体の移動で室外側係合凹部が板ばねの突起部か
ら外れると、板ばねのばね力によって板ばねの突起部を
介し係止体が室外側に押されるため、僅かな距離だけ係
止体が内障子の框によって室外側に押されて室外側に移
動すると、室内側係合凹部が板ばねの突起部に係合し、
外障子外れ止め位置になり、同様にこの外れ止め位置で
適宜の手段で先端広幅部に室内側への引張力を加えて係
止体を僅かな距離だけ室内側に移動させることで、室外
側係合凹部が板ばねの突起部に係合し外障子着脱位置に
なり、誤動作が少ないという機能が出願人が先に提案し
たものと同様に得られる。しかも、ボールおよびコイル
ばねに代えて板ばねを用いているので、部品点数が少な
く、加工および組立が容易にできる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき第1図ないし第8図を参
照して説明する。
第1図ないし第5図において、(21)は引違い外障子の
外れ止め具であり、この外れ止め具(21)は、止め具本
体(22)と、係止体(24)と、左,右1対の板ばね(2
5)とを主要部材として構成されている。
止め具本体(22)は、硬質合成樹脂一体成形品などによ
り、横方向に長いほぼ角柱状に形成され、横方向の中央
部に上面に開口する摺動溝(22a)が室内室外方向の全
体にわたって形成され、摺動溝(22a)の左,右両側に
摺動溝(22a)と平行な基部と摺動溝(22a)に相対向し
て開口する先端部とが一体に設けられた平面横T字状の
凹部(22b)がそれぞれ形成され、左,右両端部にはビ
スの挿通孔(22c)が形成されている。
(22g)は、摺動溝(22a)と凹部(22b)との間に形成
された突起であって、実施例のものは2個づつ対設され
ており、2個の突起(22g),(22g)と側縁部(22h)
とで板ばね(25)を囲繞して脱落しないように形成され
ている。
(22i)は、摺動溝(22a)の水平方向に延出形成された
舌部であって、この舌部(22i)は係止体(24)を室内
外方向に適確かつ安定状態でスライドさせるためのもの
である。
前記係止体(24)は、硬質の合成樹脂の成形品からな
り、横断面ほぼ角柱状の摺動部(24a)が本体(22)の
摺動溝(22a)に室内室外方向に摺動可能に係合されて
本体(22)を貫通し、摺動溝(22a)の周面に支持され
ている。係止体(24)の摺動部(24a)下面には室内室
外方向に延びる左,右ガイド凹溝(24b)が形成され、
ガイド凹溝(24b)に本体(22)の摺動溝(22a)の底に
突出させた凸部(22d)が摺動可能の凹凸係合されてい
る。係止体(24)の摺動部(24a)の室内側端には先端
広幅部(24c)が一体に形成され、この広幅部(24c)の
先端に左右方向中央が室内側に最も突出し左右両側に向
かって対称に突出量が減少する傾斜面(24d)が設けら
れ、摺動部(24a)の室外側端部には左右1対のストッ
パ部(24e)が一体に形成され、ストッパ部(24e)は本
体(22)の摺動溝(22a)の室外側端部に形成された左
右1対の段部(22e)に室外側から係脱可能に係合され
るように構成されている。係止体(24)の摺動部(24
a)の左右両側面には、室内側係合凹部(24f)と室外側
係合凹部(24g)とが室内室外方向に連設され、室外側
係合凹部(24g)は水平断面が半円弧状であり、室内側
係合凹部(24f)は室内側が円弧状であり室外側に緩傾
斜して室外側係合凹部(24g)に向けられている。
前記室内側係合凹部(24f)と室外側係合凹部(24g)に
係脱可能に係合する突起部(25a)を有する板ばね(2
5)が本体(22)の凹部(22b)内に係合されている。板
ばね(25)は、平面ほぼ半円弧状の突起部(25a)の先
端部が摺動溝(22a)に両側から相対向して若干突出し
た状態で、凹部(22b)の先端部に係合され、突起部(2
5a)の末端側に連なる平面ほぼ半円弧状の基部(25
b),(25c)が室内側および室外側に突出して凹部(22
b)の基部に係合され、板ばね(25)の基部(25b),
(25c)の反突起部(25a)側端が離間している。板ばね
(25)自体のばね力でこれらの突起部(25a)の先端部
が係止体(24)の摺動部(24a)の両側面に押し付けら
れている。係合体(24)の先端広幅部(24c)下面には
左右方向に長い引掛け凹部(24h)が形成されている。
そして、係止体(24)は、室内側係合凹部(24f)に板
ばね(25)の突起部(25a)が係合する外障子外れ止め
位置と、室外側係合凹部(24g)に板ばね(25)の突起
部(25a)が係合する外障子着脱位置との間で室内室外
方向に移動可能に本体(22)に保持され、先端広幅部
(24c)は常に本体(22)の室内側面から突出してい
る。
以上のように構成された実施例の外れ止め具(21)は、
第4図、第6図、第7図、第8図に示すように、引違い
外障子(7)の上框(8)に設けた上方に開口する溝状
部(8a)の底壁(8b)に本体(22)の下面が支持され、
溝状部(8a)の室内側壁(8c)に挿通孔(22c)に挿通
したビス(26)によって本体(22)を固定する。この状
態では、係止体(24)は外してあり、板ばね(25)を組
み込んだ本体(22)の摺動溝(22a)を室内側壁(8c)
の窓孔(8d)に合致させて固定した後、第4図に示すよ
うに係止体(24)の摺動部(24a)を窓孔(8d)に通し
て本体(22)の摺動溝(22a)に係合させる。なお、係
止体(24)および板ばね(25)が本体(22)から上方に
外れないようにするため、本体(22)の上面に合成樹脂
板からなる蓋板(23)を接着などにより適時に固定す
る。
そして、外れ止め具(21)は、工場で前述したように外
障子(7)の上框(8)に固定した後、窓の取付現場で
は、出願人が先に提案したものとほぼ同様に外障子
(7)および内障子(9)を建物に固定した枠体(10)
に取り付ける。すなわち、第8図(a)に示すように、
外障子(7)を左右方向一端部で吊り込み、同図(b)
に示すように外障子(7)を左右方向中央部へ移動させ
る。その後、第8図(c)に示すように内障子(9)を
召合框が干渉しないようにして吊り込み、同図(d)に
示すように一たん障子(7),(9)を閉じる。さらに
その後、同図(e)に示すように障子(7),(9)の
少なくとも一方を移動させることにより、内障子(9)
の召合框(9a)の煙返しを室内側に突出している係止体
(24)の先端広幅部(24c)に当接させて係止体(24)
を室外側に移動させ、第7図に示すように、係止体(2
4)の摺動部(24a)が上枠の外レール(12b)直下に小
さな隙間で位置し、外障子(7)の上下方向移動が抑制
され、外障子(7)が枠体から外れないようにする。さ
らに、外障子(7)を外す必要がある場合には、マイナ
ス型ドライバーの先端部を係止体(24)の先端広幅部
(24c)下面に設けた引掛け凹部(24h)に差し込むなど
により、先端広幅部(24c)に室内側への引張力を加え
て係止体(24)を室内側に移動させれば、係止体(24)
が外障子(7)着脱位置になるので、外障子(7)を枠
体から取り外せるようになる。
なお、本考案において、板ばねは止め具本体の上部に配
置し、係止体の左,右両側面の上部に板ばねの突起部が
係合する室内側,室外側係合凹部を設けるようにしても
よく、また、蓋板は必ずしも設けなくてもよく、この場
合には止め具本体の摺動溝および凹部を下面に開口さ
せ、係合体および板ばねを外障子の上框に溝状部底壁に
支持させるようにしてもよく、さらに係止体が室内側に
抜け出さないようにするためのストッパ部は必ずしも前
記実施例の構成に限られることなく、適宜変更でき、引
掛け凹部は省略してもよく、係止体と止め具本体は、係
止体に凸部、前記本体に凹部を設けるなど、係止体と本
体とが室内室外方向に摺動可能に凹凸係合するようにす
れば適宜変更できる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、止め具本体(2
2)を室内室外方向に摺動可能に貫通する係止体(24)
の左,右両側面に室内側,室外側係合凹部(24f),(2
4g)をそれぞれ連設し、外障子(7)外れ止め位置では
室内側係合凹部(24f)に前記本体(22)の凹部(22b)
に係合させた板ばね(25)の突起部(25a)で押し付け
て係合させ、外障子(7)着脱位置では室外側係合凹部
(24g)に板ばね(25)の突起部(25a)で押し付けて係
合させているので、係止体(24)が前記両位置で左,右
両側から板ばね(25)の突起部(25a)で押し付けられ
て本体(22)に保持されることにより、それぞれの位置
が確保され、振動などで両位置から係止体(24)が移動
する恐れがない。そして、本考案は、係止体(24)に設
けた先端広幅部(24c)に左右方向中央が室内側に最も
突出し左右両側に向かって突出量が減少する傾斜面(24
d)を形成したので、前記着脱位置にある係止体(24)
と内障子の框とを突き当てる際に、この框を前記広幅部
(24c)に左,右どちらの方向から突当ててもよく、係
止体(24)が本体(22)に凹凸係合されていることと相
まって、突き当て時の衝撃で係止体(24)や本体(22)
が破損する恐れがなく、また、係止体(24)の移動で室
外側係合凹部(24g)が板ばね(25)の突起部(25a)か
ら外れると板ばね(25)自体のばね力によってこれらの
突起部(25a)を介して係止体(24)が室外側に押され
るため、僅かな距離だけ係止体(24)が移動すると、室
内側係合凹部(24f)が板ばね(25)の突起部(25a)に
係合し、外障子(7)外れ止め位置になり、同様にこの
外れ止め位置で適宜の手段で先端広幅部(24c)に室内
側への引張力を加えて係止体(24)を僅かな距離だけ室
内側に移動させることで、室外側係合凹部(24g)が板
ばね(25)の突起部(25a)に係合し、外障子着脱位置
になり、したがって、誤動作が少なく信頼性も高く、し
かも部品点数が少なく、加工および組立が容易であり、
安価な引違い外障子の外れ止め具を提供することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による引違い外障子の外れ止
め具を示す平面図、第2図は同正面図、第3図は同側面
図、第4図は同係止体の取付操作説明用底面図、第5図
は同外れ具本体の上部の斜視図、第6図は外れ止め具を
引違い外障子に装着した状態の平面図、第7図は同側面
説明図、第8図は外れ止め具を装着した外障子および内
障子の取付操作を説明するための概略平面図、第9図は
本考案の先願に係る外れ止め具を示す蓋板を取り外した
平面図、第10図は同側面図、第11図は外障子への取付状
態の平面図、第12図は同側面図、第13図は同平面説明
図、第14図は外れ止め具を装着した外障子の概略正面図
である。 (7)……引違い外障子、(8)……上框、(8a)……
溝状部、(8b)……底壁、(8c)……室内側壁、(8d)
……窓孔、(9)……引違い内障子、(10)……枠体、
(21)……外れ止め具、(22)……止め具本体、(22
a)……摺動溝、(22b)……凹部、(22c)……挿通
孔、(22d)……凸部、(22e)……段部、(23)……蓋
板、(24)……係止体、(24a)……摺動部、(24b)…
…ガイド凹溝、(24c)……先端広幅部、(24d)……傾
斜面、(24e)……ストッパ部、(24f),(24g)……
室内側,室外側係合凹部、(24h)……引掛け凹部、(2
5)……板ばね、(25a)……突起部、(25b),(25c)
……基部、(26)……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】引違い外障子の上框に固定される止め具本
    体と、この本体に設けた摺動溝に室内室外方向に摺動可
    能に凹凸係合させて本体に貫通させた係止体と、前記本
    体の摺動溝両側に設けた凹部にそれぞれ係合され相対向
    するほぼ半円弧状突起部が摺動溝に突出する左,右1対
    の板ばねとを備え、前記係止体の左右両側面に、前記板
    ばねの突起部が係脱可能に係合する室内側,室外側係合
    凹部をそれぞれ連設し、係止体に前記本体および前記上
    框の室内側に常に突出する先端広幅部を設け、この広幅
    部先端に左右方向中央が室内側に最も突出し左右両側に
    向かって突出量が減少する傾斜面を形成し、係止体の室
    内側係合凹部に板ばねの突起部が係合する外障子外れ止
    め位置と、室外側係合凹部に板ばねの突起部が係合し引
    違い内障子の框が前記先端広幅部に突き当る外障子着脱
    位置とに係止体を本体に保持されるようにしたことを特
    徴とする引違い外障子の外れ止め具。
JP16763888U 1988-12-27 1988-12-27 引違い外障子の外れ止め具 Expired - Lifetime JPH0756473Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0287884U JPH0287884U (ja) 1990-07-11
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ID=31456114

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16763888U Expired - Lifetime JPH0756473Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 引違い外障子の外れ止め具

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JP (1) JPH0756473Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPH0287884U (ja) 1990-07-11

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