JPS5841330Y2 - 引戸の外れ止め装置 - Google Patents
引戸の外れ止め装置Info
- Publication number
- JPS5841330Y2 JPS5841330Y2 JP3107081U JP3107081U JPS5841330Y2 JP S5841330 Y2 JPS5841330 Y2 JP S5841330Y2 JP 3107081 U JP3107081 U JP 3107081U JP 3107081 U JP3107081 U JP 3107081U JP S5841330 Y2 JPS5841330 Y2 JP S5841330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- outer frame
- retaining
- operating member
- retaining member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Hinge Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は引戸の外れ止め装置に関する。
引戸を備えたサツシにおいては、引戸の取付け、取外し
のため引戸の上かまちとサツシの上梓との間に若干の間
隙が設けられている。
のため引戸の上かまちとサツシの上梓との間に若干の間
隙が設けられている。
この間隙があるために引戸がはずれ易くなっており、盗
難防止の面で問題があった。
難防止の面で問題があった。
また、雨戸等のように屋外に面した引戸の場合には、風
が強いと風にあおられてはずれることがあった。
が強いと風にあおられてはずれることがあった。
この考案は上記実情に鑑みてなされたものであって、引
戸のサツシから外れを簡単かつ確実に防止することので
きる引戸の外れ止め装置を提供することを目的とする。
戸のサツシから外れを簡単かつ確実に防止することので
きる引戸の外れ止め装置を提供することを目的とする。
以下、この考案を、図面に示す実施例に基いて説明する
。
。
この実施例はこの考案による装置を雨戸に適用した場合
が示されている。
が示されている。
この実施例において、前とは外れ止め装置を取付ける引
戸等の内側をいうものとし、後とはその反対側をいうも
のとする。
戸等の内側をいうものとし、後とはその反対側をいうも
のとする。
また左右とは第2図に向っていうものとする。
引戸の外れ止め装置は、雨戸1の上かまち2に取付けら
れた角筒状の外枠3と、この外枠3内に入れられて上下
動自在に案内される外れ止め部材4と、この外れ止め部
材4に上端部にて前後方向に揺動自在に枢着され上半部
が外枠3内に納められた操作部材5と、外れ止め部材4
と操作部材5との間に介在させられて操作部材5を常に
前方に付勢している板ばね6(ばね)とからなる。
れた角筒状の外枠3と、この外枠3内に入れられて上下
動自在に案内される外れ止め部材4と、この外れ止め部
材4に上端部にて前後方向に揺動自在に枢着され上半部
が外枠3内に納められた操作部材5と、外れ止め部材4
と操作部材5との間に介在させられて操作部材5を常に
前方に付勢している板ばね6(ばね)とからなる。
外枠3の上端部には、前方および左右両側方に拡げられ
た拡開部3aが設けられている。
た拡開部3aが設けられている。
この拡開部3aの高さは、上かまち2の上面に設けられ
た前後両立上り壁2aの高さと同一である。
た前後両立上り壁2aの高さと同一である。
外枠3の前面部3bの下端部には横長長方形の長孔7(
保合用孔)があけられている。
保合用孔)があけられている。
また外枠3の左右両側面部3Cの上端部には門形の切込
みが入れられ、この切込みに囲まれた部分が外方に屈曲
されて、屈曲部8とされている。
みが入れられ、この切込みに囲まれた部分が外方に屈曲
されて、屈曲部8とされている。
外れ止め部材4は、横断面門形で、後面部4aと左右両
側面部4bとからなる。
側面部4bとからなる。
左右両側面部4bの上端部には孔9があけられている。
また、外れ止め部材4の上端には、外枠3の拡開部3a
に嵌入しうる直方体状外れ止め部10が一体的に設けら
れている。
に嵌入しうる直方体状外れ止め部10が一体的に設けら
れている。
そして外れ止め部材4は上方から外枠3内に挿入され、
通常は、外れ止め部10が拡開部3a内に嵌入した下降
位置にある(第2図鎖線および第3図参照)。
通常は、外れ止め部10が拡開部3a内に嵌入した下降
位置にある(第2図鎖線および第3図参照)。
操作部材5は、前面部5aおよび左右両側面部5bから
なり、前面部5aの下部には、長孔7に係合しうる外れ
止め部材上昇位置位置決め用係合突起11が設けられて
いる。
なり、前面部5aの下部には、長孔7に係合しうる外れ
止め部材上昇位置位置決め用係合突起11が設けられて
いる。
保合突起11は横断面略三角形状で、その上面が前方に
向って下方に傾斜している。
向って下方に傾斜している。
この係合突起11よりも若干下方の位置にて前面部5a
には、後述するような操作部材5の上昇を制限するため
のストッパ12が設けられている。
には、後述するような操作部材5の上昇を制限するため
のストッパ12が設けられている。
また、前面部5aの内面には、上下方向に伸びるリブ1
3が設けられている。
3が設けられている。
左右両側面部5bの外面上端部には外方に突出した軸部
14が設けられている。
14が設けられている。
また、操作部材5の下端には略方形の操作部15が設け
られている。
られている。
そして、操作部材5は、下方から外板3および外れ止め
部材4内に挿入され、軸部14が外れ止め部材4の孔9
に内側から挿入されることにより、゛この軸部14を中
心として外れ止め部材4に対して前後方向に揺動自在に
枢着されている。
部材4内に挿入され、軸部14が外れ止め部材4の孔9
に内側から挿入されることにより、゛この軸部14を中
心として外れ止め部材4に対して前後方向に揺動自在に
枢着されている。
また操作部材5の上端は外れ止め部10の下面に当接し
ている。
ている。
操作部材付勢用板ばね6は外れ止め部材4の後面部4a
内面の下端に、下方に向って前方に傾斜して後面部4a
と一体的に設けられている。
内面の下端に、下方に向って前方に傾斜して後面部4a
と一体的に設けられている。
そして、このばね6の下端が操作部材5のリブ13の頂
面に当接し、その弾性力により操作部材5が前方に付勢
されている。
面に当接し、その弾性力により操作部材5が前方に付勢
されている。
板ばね6の後面には、後述するような外れ止め部材4の
上昇を制限するためのストッパ17が設けられている。
上昇を制限するためのストッパ17が設けられている。
外枠3、外れ止め部材4および操作部材5は、それぞれ
合成樹脂または金属等の材料によって一体的に作られて
いる。
合成樹脂または金属等の材料によって一体的に作られて
いる。
上述のような外れ止め装置は、雨戸1の上かまち2にあ
けられた孔18に上方から差し込むことにより取付けら
れる。
けられた孔18に上方から差し込むことにより取付けら
れる。
すなわち、この装置を孔18に差し込むと、まず外枠3
の屈曲部8が内方に押されながら下降し、拡開部3aの
周縁部が上かまち2に当接すると、屈曲部8が元に戻り
、その上端が上かまち2の下面に当接する。
の屈曲部8が内方に押されながら下降し、拡開部3aの
周縁部が上かまち2に当接すると、屈曲部8が元に戻り
、その上端が上かまち2の下面に当接する。
そして、第2図に示すように、上かまち2が拡開部3a
と屈曲部8とにより挾まれることによって、この装置は
固定される。
と屈曲部8とにより挾まれることによって、この装置は
固定される。
このとき、拡開部3aは上かまち2の前後両立上り壁2
a間に納まっている。
a間に納まっている。
雨戸1をサツシ16に嵌めた後、雨戸1の外れ止めを行
う場合には、操作部15を持って操作部材5を上昇させ
る。
う場合には、操作部15を持って操作部材5を上昇させ
る。
すると、外れ止め部材4も操作部材5に押されて上昇し
、上かまち2の前後両立上り壁2aよりも上方に突出す
る(第1図および第2図参照)。
、上かまち2の前後両立上り壁2aよりも上方に突出す
る(第1図および第2図参照)。
操作部材5の上昇にともない、係合突起11が外枠3の
前面部3b下端に当接し、操作部材5は板ばね6の弾性
力に抗して後方に揺動し、係合突起11が長孔7と対応
する位置に到ったときに板ばね6の弾性力によって操作
部材5が前方に揺動し、係合突起11が長孔7内に入り
込んで係合する。
前面部3b下端に当接し、操作部材5は板ばね6の弾性
力に抗して後方に揺動し、係合突起11が長孔7と対応
する位置に到ったときに板ばね6の弾性力によって操作
部材5が前方に揺動し、係合突起11が長孔7内に入り
込んで係合する。
また、このときにストッパ12が外枠3の前面部3b下
端に当接し、ストッパ17が外枠3の後面部3d下端に
当接する。
端に当接し、ストッパ17が外枠3の後面部3d下端に
当接する。
その結果、外れ止め部材4は上昇位置に保持され、雨戸
1の外れ止めがなされる。
1の外れ止めがなされる。
また、雨戸1を取外す場合のように、外れ止めを解除す
る必要があるときには、保合突起11を後方に押しなが
ら操作部材5を引き下げるだけでよい。
る必要があるときには、保合突起11を後方に押しなが
ら操作部材5を引き下げるだけでよい。
上記実施例においては、板ばね6は外れ止め部材4と一
体的に設けられているが、これに限らず、別個に作った
ものをねじ等で止めておいてもよい。
体的に設けられているが、これに限らず、別個に作った
ものをねじ等で止めておいてもよい。
また、板ばねに限らずコイルばねを用いてもよい。
また、上記実施例においては外枠、外れ止め部材および
操作部材は、合成樹脂または金属等により一体的に作ら
れているが、これに限るものではない。
操作部材は、合成樹脂または金属等により一体的に作ら
れているが、これに限るものではない。
さらに、この外れ止め装置を前後逆向き、または左右い
ずれかに90’回転させて用いてもよい。
ずれかに90’回転させて用いてもよい。
以上のように、この考案の外れ止め装置によれば、操作
部材5を押し上げるだけで簡単かつ確実に引戸の外れ止
めを行なうことができる。
部材5を押し上げるだけで簡単かつ確実に引戸の外れ止
めを行なうことができる。
また、外れ止めを解除する場合にも、係合突起11と孔
7との係合を解除しながら操作部材5を引き下げるだけ
でよいから簡単である。
7との係合を解除しながら操作部材5を引き下げるだけ
でよいから簡単である。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は雨戸の取付状
態を示すサツシを切断した側面図、第2図は第1図の■
I−II線にそう拡大断面図、第3図は外れ止め部材の
下降状態を示す第2図のIII−III線にそう断面図
、第4図はこの考案による装置の分解斜視図である。 1・・・・・・雨戸(引戸)、2・・・・・・上かまち
、3・・・・・・外枠、4・・・・・・外れ止め部材、
5・・・・・・操作部材、6・・・・・・板ばね、7・
・・・・・長孔(保合用孔)、11・・・・・・係合突
起。
態を示すサツシを切断した側面図、第2図は第1図の■
I−II線にそう拡大断面図、第3図は外れ止め部材の
下降状態を示す第2図のIII−III線にそう断面図
、第4図はこの考案による装置の分解斜視図である。 1・・・・・・雨戸(引戸)、2・・・・・・上かまち
、3・・・・・・外枠、4・・・・・・外れ止め部材、
5・・・・・・操作部材、6・・・・・・板ばね、7・
・・・・・長孔(保合用孔)、11・・・・・・係合突
起。
Claims (1)
- 引戸の上かまちに取付けられる筒状の外枠と、この外枠
内に入れられて上下動自在に案内される外れ止め部材と
、この外れ止め部材に上端部にて所定方向に揺動自在に
枢着されるとともに上半部が外枠内に納められる操作部
材と、この操作部材を常にその揺動方向の一方に付勢し
ているばねとからなり、上記外枠および上記操作部材の
うちいずれか一方に上記外れ止め部材の上昇位置位置決
め用係合突起が設けられ、同他方にこの保合突起と係合
しうる係合用孔があけられ、上記外れ止め部材の上昇位
置にて上記係合突起が上記係合用孔に係合するようにな
された、引戸の外れ止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3107081U JPS5841330Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 引戸の外れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3107081U JPS5841330Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 引戸の外れ止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57143360U JPS57143360U (ja) | 1982-09-08 |
JPS5841330Y2 true JPS5841330Y2 (ja) | 1983-09-19 |
Family
ID=29828535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3107081U Expired JPS5841330Y2 (ja) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | 引戸の外れ止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841330Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009030298A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Kokuyo Co Ltd | 引き戸の取付構造、引き戸及び収納装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101075945B1 (ko) * | 2011-03-18 | 2011-10-21 | 주철우 | 에어 시일드 윈도우 |
-
1981
- 1981-03-05 JP JP3107081U patent/JPS5841330Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009030298A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Kokuyo Co Ltd | 引き戸の取付構造、引き戸及び収納装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57143360U (ja) | 1982-09-08 |
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