JP2704852B2 - 内外し窓 - Google Patents

内外し窓

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JP2704852B2
JP2704852B2 JP1228495A JP1228495A JP2704852B2 JP 2704852 B2 JP2704852 B2 JP 2704852B2 JP 1228495 A JP1228495 A JP 1228495A JP 1228495 A JP1228495 A JP 1228495A JP 2704852 B2 JP2704852 B2 JP 2704852B2
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修一 水上
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面外方向寸法の大きな
外側障子と面内方向寸法の小さな内側障子を備えた内外
し窓に関する。
【0002】
【従来の技術】内外し窓としては例えば、特公昭60−
46235号公報に示すように、窓枠の外レール沿って
外障子を摺動自在に装着し、内レールに沿って内障子を
摺動自在に装着し、内障子の召合せ框を外障子の戸当り
框よりも外障子の召合せ框と反対側に位置させることで
外障子を外さずに内障子を外せるようにしたものが知ら
れている。
【0003】また、実公平4−35502号公報に示す
ように窓枠の室外側に外障子を固定して取付け、その窓
枠の室内側に内障子を摺動自在に装着した内動片引き窓
において、窓枠に内障子の摺動位置を規制するストッパ
を取付けたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内動片引き窓におい
て、開口部の開口幅を窓枠の開口幅の半分よりも小さく
するには外障子の面内方向寸法を大きく、内障子の面内
方向寸法を小さくすれば良いが、このようにすると内障
子の召合せ框を外障子の戸当り框よりも召合せ框と反対
側に位置させることができず、従来の内外し窓のように
外障子を外さずに内障子を外すことができない。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした内外し窓を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の内外し窓は、窓
枠に外障子と内障子を装着し、内障子の召合せ框を外障
子の戸当り框よりも召合せ框と反対側に突出させること
で外障子を外さずに内障子を内外し可能とした内外し窓
において、前記外障子の面内方向寸法を窓枠の面内方向
寸法の半分よりも大きくし、前記内障子の面内方向寸法
を窓枠の面内方向寸法の半分よりも小さくし、外障子の
戸当り框を右縦枠の戸当り部に当接し、かつ内障子の戸
当り框を左縦枠の戸当り部に当接した状態で各召合せ框
が面外方向に重なり合うようにし、前記外障子を、その
戸当り框を右縦枠の戸当り部に押しつけた状態で窓枠に
固定する外障子固定手段と、前記内障子の召合せ框と干
渉することで内障子の戸当り框外面と外障子の召合せ框
外面を面内方向に略同一位置とする内障子ストッパーを
備え、前記外障子の左縦枠側への最大移動距離をL3
内障子ストッパーから右縦枠の戸当り部までの距離をL
4 、内障子の召合せ框の見付け寸法をL5 とした時に、
3 >L4 +L5 の関係としたものである。
【0007】
【作 用】内障子の面内方向寸法が小さいことによ
り、窓枠の開口幅の半分よりも小さな幅の開口部を有す
る内動片引き式の内外し窓となる。また、外障子固定手
段による外障子の固定を解除することで外障子を摺動す
れば、内障子の召合せ框が外障子の戸当り框よりも召合
せ框と反対側に突出し、外障子を外さずに内障子を内外
しできる内外し窓となる。
【0008】
【実 施 例】図1に示すように、窓枠を構成する上枠
1は内面2に室内側垂下片3、室外側垂下片4、内上レ
ール5、外上レール6が一体的にそれぞれ設けられ、窓
枠を構成する下枠10は室内側が高く室外側が低い階段
形状となった内面11に室内側立上り片12、室外側立
上り片13、内下レール14、外下レール15が一体的
に設けられて内下レール14と外下レール15との間に
凹部16を有している。
【0009】前記上枠1、下枠10は図2に示すよう
に、左縦枠17の内面17aと右縦枠18の内面18a
に突き当て連結されて窓枠の面内方向寸法(左右縦枠1
7,18の内面17a,18a間の寸法)はLとなって
いる。
【0010】外障子20は図1と図2に示すように上框
21と下框22と召合せ框23と戸当り框24を方形状
に組立て、その内部にガラス25を装着したもので、そ
の面内方向の寸法L1 は窓枠の面内方向寸法Lの1/2
以上となっており、外障子20は外上レール6と外下レ
ール15に沿って摺動自在となり、図2に示すように戸
当り框24を右縦枠18の内面18aに突き当てた状態
で外障子固定手段、例えば外障子ストッパー26により
固定してある。
【0011】実施例においては、戸当り框24に取付け
たブロック27が右縦枠18の内面18aに設けた戸当
り片18b(戸当り部)に当接しており、戸当り框24
と右縦枠18の内面18aは若干の隙間がある。
【0012】前記外障子ストッパー26は図3に示すよ
うに、下枠20の外下レール15に嵌合する下向略U字
状となり、その外下レール15にビス28に着脱自在に
取付けてあり、召合せ框23の外面23aと当接してい
る。
【0013】内障子30は図1と図2に示すように、上
框31と下框32と召合せ框33と戸当り框24を方形
状に組立て、その内部にガラス35を装着したもので、
その面内方向寸法L2 は窓枠の面内方向寸法Lの半分以
下であり、内障子30は内上レール5と内下レール14
に沿って摺動自在となり、図2に示すように戸当り框3
4を左縦枠17の内面17aに当接した閉じ状態でクレ
セント錠36で外障子20に施錠される。
【0014】このクレセント錠36は外障子20の召合
せ框23に取付けたクレセント受け片37と内障子30
の召合せ框33に取付けたクレセント38より成ってい
る。
【0015】なお実施例においては戸当り框34に取付
けたブロック39が左縦枠17の戸当り片17b(戸当
り部)に接して内面17aとは隙間がある。
【0016】前記下枠10の内面で室内側における右縦
枠18寄りには内障子ストッパー40が取付けてあり、
内障子30の召合せ框33の外面33aが内障子ストッ
パー40に当接すると図4に示すように戸当り框34の
外面34aと外障子20の召合せ框23の外面23aが
面内方向に略同一位置となるようにしてある。
【0017】前記内障子ストッパー40には錠杆41が
面内方向に摺動自在に設けられ、この錠杆41に設けた
摘み42が内障子ストッパー40の上面より上方に突出
しており、前記外障子20の下框22には錠受43が取
付けられ、摘み42で錠杆41を移動すると錠受け43
の凹部44に錠杆41が嵌合、離脱して外障子20を下
枠10に固定、固定解除できるようになって外障子固定
手段を有しており、これにより、外障子ストッパー26
を不要とすることが可能である。
【0018】次に各部の寸法関係を説明する。前記内下
レール14と外下レール15との間の距離をS1 、内障
子30の召合せ框33下部の室内側面から室外側面まで
の距離(見込み寸法)をS2 、外障子20の下框22の
室内側面から内下レール14までの距離をS3 、内障子
30の戸当り框34の室内側面から室外側面までの距離
(見込み寸法)をS4 とするとS1 >S2 >S3 >S4
としてある。
【0019】内障子30の上部と内上レール5との重な
り代をH1 、内障子30の室内側下部と凹部16との間
の距離をH2 、内障子30の室外側下部と凹部16(実
施例においては風止板50の上面)との間の距離をH3
とすると、H1 <H2 ,H3となっている。
【0020】つまり、内障子30の上部と内上レール5
との重なり代H1 は内障子30下部の凹部16内への落
し込み量H2 ,H3 より若干小さくなり、内障子30の
下部を凹部16内に落し込むと内障子30の上部が内上
レール5より外れる。
【0021】内障子30の室内側下部と内下レール14
との重なり代H4 は内障子30の持ち上げ代H5 より小
さく、内障子30を持ち上げると内障子30の室内側下
部が内下レール14を越えるようにしてある。
【0022】前記外障子20の左縦枠17に当るまでの
移動量(外障子最大移動距離)をL3 、内障子ストッパ
ー40から右縦枠18の外障子戸当り部までの距離をL
4 、内障子30の召合せ框33の見付寸法をL5 とする
と、図5に示すようにL3 >L4 +L5 としてある。
【0023】このようであるから、外障子20の固定を
解除して図5に示すように外障子20を最大移動距離だ
け移動すると同時に、内障子30を内障子ストッパー4
0に当接すれば、内障子30が召合せ框33が外障子2
0の戸当り框24よりも召合せ框23と反対側に突出す
るから、外障子20を外さずに内障子30の下部を下枠
10が凹部16内に落し込んで室内側に外す(内外し)
ことができる。
【0024】
【発明の効果】窓枠の開口幅の半分よりも小さな幅の開
口部を有する内動片引き式の内外し窓となる。外障子固
定手段による外障子の固定を解除することで外障子を外
さずに内障子を内外しできる内外し窓となる。しかも、
内障子ストッパーは外したり、摺動しなくとも良いか
ら、内障子を内外しする際の操作が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施例を示す閉じ状態の横断面図であ
る。
【図3】外障子ストッパーの斜視図である。
【図4】開放状態の横断面図である。
【図5】内障子を内外しする時の横断面図である。
【符号の説明】
1…上枠、5…内下レール、6…外上レール、10…下
枠、14…内下レール、15…外下レール、17…左縦
枠、18…右縦枠、20…外障子、21…上框、22…
下框、23…召合せ框、24…戸当り框、26…外障子
ストッパー、30…外障子、31…上框、32…下框、
33…召合せ框、34…戸当り框、40…内障子ストッ
パー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠に外障子と内障子を装着し、内障子
    の召合せ框を外障子の戸当り框よりも召合せ框と反対側
    に突出させることで外障子を外さずに内障子を内外し可
    能とした内外し窓において、 前記外障子の面内方向寸法を窓枠の面内方向寸法の半分
    よりも大きくし、前記内障子の面内方向寸法を窓枠の面
    内方向寸法の半分よりも小さくし、外障子の戸当り框を
    右縦枠の戸当り部に当接し、かつ内障子の戸当り框を左
    縦枠の戸当り部に当接した状態で各召合せ框が面外方向
    に重なり合うようにし、 前記外障子を、その戸当り框を右縦枠の戸当り部に押し
    つけた状態で窓枠に固定する外障子固定手段と、 前記内障子の召合せ框と干渉することで内障子の戸当り
    框外面と外障子の召合せ框外面を面内方向に略同一位置
    とする内障子ストッパーを備え、 前記外障子の左縦枠側への最大移動距離をL3 、内障子
    ストッパーから右縦枠の戸当り部までの距離をL4 、内
    障子の召合せ框の見付け寸法をL5 とした時に、 L3 >L4 +L5 の関係としたことを特徴とする内外し
    窓。
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