JPH0627734Y2 - 防音引違いサッシ - Google Patents

防音引違いサッシ

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JPH0627734Y2
JPH0627734Y2 JP1988067146U JP6714688U JPH0627734Y2 JP H0627734 Y2 JPH0627734 Y2 JP H0627734Y2 JP 1988067146 U JP1988067146 U JP 1988067146U JP 6714688 U JP6714688 U JP 6714688U JP H0627734 Y2 JPH0627734 Y2 JP H0627734Y2
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JP
Japan
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shoji
groove
pair
closing
upper rail
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988067146U
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JPH01171880U (ja
Inventor
勝敏 石田
芳久 小林
哲男 山内
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は2枚建、4枚建等の防音引違いサッシに関する
ものである。
従来の技術 従来、障子の上端部に設けた凹溝を上レールに嵌め込ん
で成る防音引違いサッシにおいて、障子の上部に上レー
ルの室内外側に位置する一対の振れ止め面を有する一対
の振れ止め具を設けて障子を振れ止めさせると、障子の
引寄せを行なう際は障子の引寄せ量が大きいので、引寄
せ動作を支障なく行なうため、振れ止め具と干渉する上
レールを一部切欠くことは周知である。従来、上記した
引違いサッシにおいては振れ止め具によって障子の外れ
止めも行なうようにしたものが例えば実公昭61−15
170号公報に開示されている。これには上部を上レー
ルの室内外側をガイドするように二又状に形成した外れ
止め具を障子の竪框上端に上下動可能に取り付け、障子
の建込みの際には外れ止め具を下方位置に押し下げて建
込み作業の障害とならないようにし、障子建込後外れ止
め具を上方位置へ押し上げて固定保持することによって
障子の上下動を抑制して障子の脱落を防止するようにし
たものが示されている。しかしながら、このようなもの
では障子建込後外れ止め具を押し上げし忘れたりすると
障子の全移動範囲に亘る任意な位置から脱落可能となる
ので極めて危険であった。従って障子の上部に一対の外
れ止め具を設け、障子の中間位置においてそれらの外れ
止め具と対向する上レールを一部切欠き、障子の建込み
後それらの切欠を塞ぐように構成することにより、万が
一切欠の塞ぎ忘れがあっても脱落の可能性がずっと低く
なって安全上好ましくなる。このような理由から、従
来、上記した防音引違いサッシにあっては、障子の上部
に一対の振れ止め具と外れ止め具をそれぞれ固定し、障
子の閉鎖引寄位置において振れ止め具と対向する上レー
ルを一部切欠き、また障子の中間位置において外れ止め
具と対向する上レールを一部切欠き、一対の振れ止め具
や外れ止め具をそれぞれの切欠に対向させて障子の引寄
せや障子の建込み又は取外しを行なっていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成のものでは上レールに一
対の振れ止め具が入り込む切欠と一対の外れ止め具が入
り込む切欠をそれぞれ設けていたので、上レールに設け
る切欠の数が多くなってコスト高になる問題があった。
課題を解決するための手段 障子の上端部に設けた凹溝を上レールに嵌め込んで成る
防音引違いサッシにおいて、障子の上框の凹溝内に、上
レールの下方に位置する外れ止め面と上レールの室内外
側に位置する一対の振れ止め面を一体に有する一対のピ
ースを障子開閉方向に間隔を開けて障子閉鎖側と障子開
放側に固定し、上レールには、障子の閉鎖引寄位置にお
いて、前記一対のピースの、室外側の振れ止め面と対向
する障子閉鎖側と障子開放側の各位置に夫々引寄許容溝
を設け、更に上レールには、前記一対のピースのうち、
障子閉鎖側に位置するピースの外れ止め面が、前記障子
開放側の引寄許容溝に対向する位置となる障子の開閉方
向の中間位置において、前記一対のピースのうち、障子
開放側のピースの外れ止め面と対向する位置に障子開放
側の外し溝を設け、前記障子開放側の引寄許容溝を、障
子閉鎖側の外し溝として兼用するように構成したことを
特徴とする。
作用 障子の開閉動作時は障子の上部に設けた一対のピースの
振れ止め面によって障子をスムーズに移動させることが
でき、また一対のピースの外れ止め面によって障子の上
下動を抑制して障子の脱落を防止することができる。障
子の閉鎖引寄時には室外側の振れ止め面がそれぞれ上レ
ールに設けた引寄許容溝に入り込んで障子をスムーズに
引寄位置まで引寄せることができる。また障子閉鎖側の
外れ止め面が障子開放側の引寄許容溝によって兼用させ
た外し溝に対向し、一方の障子開放側の外れ止め面が上
レールに設けた外し溝に対向する障子の中間位置から障
子の建込み又は取外しを行なうことができる。
実施例 第6図は防音両引違いサッシを示すもので、上下枠2,
3及び内、外障子当接竪枠5,6を枠組みして窓枠1が
構成してある。窓枠1には内、外障子8,9が開閉自在
に嵌め込んである。外障子9の召合せ框11と戸先框1
2にはそれぞれ公知の引寄せハンドル装置13,14が
装着され、これらのハンドル操作によって外障子9が室
内側へ引寄せられるようになっている。
第1図において、2aは上枠2から下方へ突設する上レ
ールで、垂直部2agと水平部2ahとから構成されて
いる。外障子9の上框15の上端部にはその全長に亘っ
て凹溝17が設けられ、その凹溝17が上レール2aに
嵌め込まれている。凹溝17内にはピース21,22が
第7図に示すように障子開閉方向に間隔を開けて上框1
5の障子閉鎖側と障子開放側の端部にそれぞれ図示しな
いねじによって取付固定されている。このピース21,
22は第2図に示すように取付板状部23から突設する
第1突設体24と第2突設体25とから構成されてい
る。第1突設体24は平面がほぼ台形状に形成され、そ
の前頭部24aに振れ止め面24bが外障子9が上レー
ル2aに沿って円滑に走行できるようになだらかな曲面
に形成されている。第2突設体25は階段状に形成さ
れ、その段部26の垂直平面によって振れ止め面25b
が構成され、振れ止め面24bと振れ止め面25bとが
対向している。また段部26の水平面によって外れ止め
面25aが構成されている。ピース21,22は第1図
に示すように第2突設体25が上レール2aの室外面に
位置するように固定され、外れ止め面25aが上レール
2aの水平部2ahと対向している。なお、上レール2
aは垂直部2agと水平部2ahとから構成されている
が、垂直部2agのみから構成し、振れ止め面25bを
垂直部2agの室外側に接近させると共に垂直部2ag
の下端に外れ止め面25aを対向させることもできる。
次に第3図及び第4図は上枠2の全体図をそれぞれ長手
方向の寸法を短くして示すものである。第3図及び第4
図において、上レール2aの水平部2ahには内、外障
子8,9の閉鎖状態における外障子9に取り付けた一対
のピース21、22の、室外側の一対の振れ止め面25
bと対向する障子閉鎖側と障子開放側の位置に引寄許容
溝31,32が形成してある。この引寄許容溝31,3
2は外障子9をハンドル操作によって室内側へ引寄せた
ときに第5図に示すように外れ止め面25bが干渉され
ない十分な深さに形成されている。引寄許容溝31は加
工を容易にする関係上、上枠端から溝が形成されている
が、引寄許容溝32と同じ長さに形成して上枠端部に水
平部2ahを残すように形成することもできる。更に上
レール2aの水平部2ahには外障子閉鎖側のピース2
2の外れ止め面25aが外障子開放側の引寄許容溝32
と対向する第4図に仮想線で示す外障子9の中間位置に
おいて、ピース21の外れ止め面25aと対向する位置
に外障子開放側の外し溝33が形成されている。この外
し溝33は外れ止め面25aと上下方向に干渉しない室
内外方向の深さに形成され、引寄許容溝32とほぼ同じ
深さ、長さになっている。またピース22の外れ止め面
25aと対向する引寄許容溝32は外れ止め面25aと
上下方向に干渉しない室内外方向の深さを有しており、
従って引寄許容溝32は外障子閉鎖側の外し溝を兼用す
るように構成されている。これらの引寄許容溝31,3
2及び外し溝33は外障子9の引寄解除後や建込み後、
外障子9をスムーズに移動できるようにそれぞれ溝のエ
ッジを傾斜させて形成してある。外障子9の中間位置に
おけるピース21の第2突設体25の上方位置には第1
図に示すように外障子9がその中間位置で不用意に持上
って脱落しないようにスライド自在な寒ぎピース35を
固定してある。なお、外障子9は一対の外れ止め面25
aが第4図に一部仮想線で示すように引寄許容溝31,
32と対向する位置においては外障子9が持上り可能と
なるが、一対の外れ止め面25aが上レール2aの水平
部2ahと対向しない、即ち、引寄許容溝31,32内
に位置する前に外障子9の戸先框12が外障子当接竪枠
6の嵌合凹部内に入り込むように設定されるので、戸先
框12の室内外方向をのみこみ代6aによって規制して
外障子9の脱落を防止することができる。また外障子9
を閉鎖引寄したときには一対の外れ止め面25aは第1
図及び第5図に仮想線で示すように上レール2aの垂直
部2ag下部と対向するように設定されている。また上
レール2aを垂直部2agのみによって構成する場合は
垂直部2agに引寄許容溝及び外し溝を設ければよく、
その場合外障子9の閉鎖引寄後、外障子9の上下移動を
抑制するように構成すればより好ましくなる。
次に作用について説明する。外障子9の建込みの際は、
外障子9を中間位置に位置させて外障子9を持上げ、一
対の外れ止め面25aを引寄許容溝32及び外し溝33
を通して上昇させて外障子9を建込むことができる。そ
の後塞ぎピース35を外し溝33と対向する位置までス
ライドさせてねじにより固定する。このようにして建込
まれた外障子9は上レール2aの室内外側に位置する一
対の振れ止め面24b,25bによって振れ止めされる
ので、外障子9のがたつき走行をなくしてスムーズに移
動させることができる。また外障子9は不用意に持上っ
ても一対の外れ止め面25aと上レール2aの水平部2
ahとが対向しているので上下移動が抑制され、また外
障子9の中間位置にあっては塞ぎピース35によって上
下移動が抑制されるので、外障子9は全移動範囲に亘っ
て外れ止めされる。なお、仮に塞ぎピース35を固定し
忘れた場合でも外障子9は丁度中間位置で持上らない限
り、脱落することはないので安全上有効である。外障子
9の取外しは上記と逆動作によって行なうことができ
る。外障子9の閉鎖引寄の際には、室外側の一対の外れ
止め面25bが引寄許容溝31,32内に入り込むの
で、外障子9をスムーズに引寄することができる。また
外障子9の引寄後、一対の外れ止め面25aは上レール
2aの垂直部2ag下部と対向するので上下移動が抑制
され、防犯上極めて有効に作用する。
考案の効果 以上のように本考案にあっては、障子の上框凹溝内に、
外れ止め面と振れ止め面を一体に有する一対のピースを
間隔をあけて固定したので、1つのピースによって外れ
止めと振れ止めを行なうことができ、従って部品点数を
少なくすることができる。また、上レールに障子の閉鎖
引寄位置において一対のピースの室外側の振れ止め面と
対向する障子閉鎖側と障子開放側の各位置に夫々引寄許
容溝を設けたので、振れ止めした障子であっても障子を
スムーズに引寄位置まで引寄せることができる。更に、
上レールには障子閉鎖側のピースの外れ止め面が、障子
開放側の引寄許容溝に対向する障子の中間位置におい
て、障子開放側のピースの外れ止め面と対向する位置に
障子開放側の外し溝を設け、障子開放側の引寄許容溝
を、障子閉鎖側の外し溝として兼用するように構成した
ので、障子に固定したピースを障子開放側の外し溝と障
子開放側の引寄許容溝に位置させて障子の建込みや取外
しを簡単に行なうことができる。また、このように、障
子閉鎖側の外し溝を障子開放側の引寄許容溝によって兼
用させたので、上レールに設けるべき引寄許容溝及び外
し溝の数を従来の4つから3つにでき、1つ減らすこと
ができて製作上のコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第6図のI−I
線断面図、第2図はピースの全体斜視図、第3図は長手
方向を短くして示す上枠の全体斜視図、第4図は同様に
長手方向を短くして示す上枠を下から見た図であって、
外障子の中間位置と閉鎖位置の一部をそれぞれ仮想線で
示した図、第5図は第4図と同様の図を外障子の閉鎖側
部分について示し、外障子の閉鎖引寄位置を一部仮想線
で示した図、第6図は防音引違いサッシの正面図、第7
図は外障子の正面図である。 2a…上レール、8、9…内、外障子、17…凹溝、2
1、22…一対のピース、25a…外れ止め面、24
b、25b…振れ止め面、31、32…引寄許容溝、3
3…外し溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】障子の上端部に設けた凹溝を上レールに嵌
    め込んで成る防音引違いサッシにおいて、障子の上框の
    凹溝内に、上レールの下方に位置する外れ止め面と上レ
    ールの室内外側に位置する一対の振れ止め面を一体に有
    する一対のピースを障子開閉方向に間隔を開けて障子閉
    鎖側と障子開放側に固定し、上レールには、障子の閉鎖
    引寄位置において、前記一対のピースの、室外側の振れ
    止め面と対向する障子閉鎖側と障子開放側の各位置に夫
    々引寄許容溝を設け、更に上レールには、前記一対のピ
    ースのうち、障子閉鎖側に位置するピースの外れ止め面
    が、前記障子開放側の引寄許容溝に対向する位置となる
    障子の開閉方向の中間位置において、前記一対のピース
    のうち、障子開放側のピースの外れ止め面と対向する位
    置に障子開放側の外し溝を設け、前記障子開放側の引寄
    許容溝を、障子閉鎖側の外し溝として兼用するように構
    成したことを特徴とする防音引違いサッシ。
JP1988067146U 1988-05-20 1988-05-20 防音引違いサッシ Expired - Lifetime JPH0627734Y2 (ja)

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JPH01171880U JPH01171880U (ja) 1989-12-05
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Families Citing this family (2)

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JP4637740B2 (ja) * 2005-12-26 2011-02-23 Ykk Ap株式会社 建具
JP5202807B2 (ja) * 2006-01-12 2013-06-05 株式会社Lixil 開口部装置

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JPS58172671U (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 ワイケイケイ株式会社 障子の外れ止め装置
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