JP4637740B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、建具に関し、詳しくは、窓枠内に開閉自在に支持される障子を備えた引違い窓や片引き窓等の建具に関する。
引違い窓等のサッシ窓(建具)において、通常、窓枠や障子の框材は、アルミ形材等の金属材料から構成されている。一方、金属製の窓枠等では、特に冬場において、室内外の温度差によって室内面に結露が発生することがあるため、窓枠や框材における室内外の金属部材同士を樹脂製の断熱部材で連結して枠材自体の断熱性能を高めたり、結露が発生しやすい部位を樹脂製カバー部材で覆ったりして、室内外の温度差の影響を受けにくくした断熱サッシが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された建具では、例えば上枠において、室内外の障子を案内する室内側および室外側それぞれのレールの室内側側面(または室外側側面)に沿って、樹脂製の断熱カバーが設けられている。そして、障子の上部(上框または縦框の上端)には、上枠のレールおよび断熱カバーを室内外から挟む摺動片が設けられ、この摺動片がレールおよび断熱カバーに摺動して案内されることで、障子が見込み方向に移動規制された状態で開閉移動できるようになっている。
特開2000−160940号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されたような従来の建具では、上枠において断熱カバーを含んだレールの見込み寸法(厚さ寸法)に合わせて摺動片を製作する必要があり、断熱カバーの形状に応じて専用の摺動片を用意するために部品点数が増大してしまうという問題がある。すなわち、例えば特許文献1では、室内外のレールで断熱カバーの形態や取り付け構造が異なっているため、室内外のレールそれぞれに対して開口寸法が異なる少なくとも2種類の摺動片が必要になってしまう。さらには、建具の製品バリエーションとして、断熱カバーを設けないものや、室内側のレール(または室外側のレール)のみに断熱カバーを設けるものなどがある場合には、断熱カバーを設けないレールの厚さ寸法に対応した開口寸法の摺動片も必要になってしまい、さらに部品点数が増加してしまう。
本発明の目的は、部品点数を削減しつつ多様な製品バリエーションに対応可能な建具を提供することにある。
本発明の建具は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内に開閉自在に支持される室内外一対の障子とを備えた建具であって、前記上枠には、前記一対の障子をそれぞれ案内する室内側上枠レールおよび室外側上枠レールが設けられ、前記障子の上部には、前記上枠レールに案内されて当該障子を見込み方向に位置規制する摺動部材が取り付けられており、前記室内側上枠レールおよび室外側上枠レールのうちの少なくとも一方は、下方に延びる板状のレール本体部、および前記レール本体部の下端縁に連続して室内側に膨出した膨出部を有して形成された第1レール形態で構成され、前記摺動部材は、室外側に設けられた第1摺接部と、この第1摺接部よりも室内側に設けられた第2摺接部とを有して形成され、前記第1レール形態を選択して構成された前記室内側上枠レールおよび/または室外側上枠レールにおいて、前記レール本体部の室外側側面と前記摺動部材の第1摺接部とが摺接され、かつ前記膨出部の室内端と前記摺動部材の第2摺接部とが摺接され、前記室内側上枠レールおよび室外側上枠レールのうちの他方が前記膨出部を有さずに全体略板状の板状レール部を有して形成された第2レール形態で構成された場合において、前記板状レール部の室内側面および室外側側面の少なくとも一方に沿って樹脂面部が設けられるとともに、前記板状レール部の室外側側面または当該室外側側面に設けられた樹脂面部と前記摺動部材の第1摺接部とが摺接され、かつ前記板状レール部の室内側側面に設けられた樹脂面部または当該板状レール部の室内側側面と前記摺動部材の第2摺接部とが摺接されることを特徴とする。
ここで、本発明の建具としては、引違い窓等の障子がスライド開閉されるタイプの窓や出入り口が好適であり、障子が2枚あるいは3枚以上の両袖片引き窓や引違い窓、引分け窓などであってもよい。そして、上枠レールは、建具の開閉形式や障子の枚数に応じて任意の数だけあればよい
以上の本発明によれば、上枠レールに膨出部を形成するとともに、摺動部材の第1摺接部をレール本体部の室外側側面に摺接させ、かつ第2摺接部を膨出部室内端に摺接させる、すなわち第1摺接部と第2摺接部との間隔寸法(開口部の見込み寸法)がレール本体部の厚さ寸法よりも大きくなるように摺動部材を形成したことで、前記上枠レールのレール本体部の室内側側面に断熱性の樹脂部材を取り付けたとしても、開口寸法を変更することなく共通の摺動部材を用いることができる。また、例えば、前記膨出部を有した上枠レールとは別のレールとして、膨出部を有さずに室内側側面や室外側側面に沿って樹脂部材が設けられたレールを上枠に設けた場合でも、この樹脂部材を含んだレールの厚さ寸法と前記膨出部を含んだ上枠レールの見込み寸法とを略同一に揃えておくだけで、共通の摺動部材が適用できる。
従って、樹脂部材の有無や形態に関わらず摺動部材を共通化することが可能になって部品点数を削減することができる。さらに、樹脂部材が設けられた建具や、樹脂部材が設けられていない建具、あるいは複数のレールのうちのいずれかに樹脂部材が設けられた建具など、様々な製品バリエーションを有した各種建具に対しても、共通の摺動部材を用いることで対応することができる。
また、室内側上枠レールおよび室外側上枠レールの両方に第1レール形態を適用した場合、室内側上枠レールおよび室外側上枠レールの少なくとも一方に第1レール形態を適用して他方に第2レール形態を適用した場合、のいずれの場合であっても、室内側障子および室外側障子の上部に設ける摺動部材を共通化することができる。この際、第2レール形態を適用した上枠レールと、この上枠レールに設ける樹脂面部とを合わせた見込み寸法が、第1レール形態を適用した上枠レールにおける膨出部を含んだ見込み寸法と略同一に設定されていればよい。
従って、樹脂部材の有無や形態に関わらず摺動部材を共通化することが可能になって部品点数を削減することができる。さらに、樹脂部材が設けられた建具や、樹脂部材が設けられていない建具、あるいは複数のレールのうちのいずれに樹脂部材が設けられた建具など、様々な製品バリエーションを有した建具としての引違い窓や四枚建ての窓等に対しても、共通の摺動部材を用いることで対応することができる。
この際、本発明の建具では、(A)室外側上枠レールとして前記第1レール形態を選択し、かつ前記室内側上枠レールとして前記第2レール形態を選択して構成された上枠と、(B)室内側上枠レールおよび室外側上枠レールとして前記第1レール形態を選択して構成された上枠と、(a)前記第2レール形態における板状レール部の室内側側面に沿う樹脂面部を有した樹脂部材と、(b)前記第2レール形態における板状レール部の室外側側面に沿う樹脂面部を有した樹脂部材と、(c)前記第2レール形態における板状レール部の室内外両側側面に沿う樹脂面部を有した樹脂部材と、(d)前記第1レール形態における膨出部よりも上側かつレール本体部の室内側側面に沿う樹脂面部を有した樹脂部材とのうち、(A)および(B)の少なくともいずれか一方の上枠と、(a)〜(d)の少なくともいずれか1つの樹脂部材とが予め用意され、前記窓枠は、前記(a)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(b)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(c)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(a)および(b)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(a)および(d)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(b)および(d)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(c)および(d)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(a)、(b)および(d)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(d)の樹脂部材を前記室内側上枠レールの室内側に取り付けた前記(B)の上枠を有して構成されるタイプ、前記(d)の樹脂部材を前記室内側上枠レールおよび室外側上枠レール各々の室内側に取り付けた前記(B)の上枠を有して構成されるタイプ、または前記(a)から(d)のいずれの樹脂部材も取り付けない前記(B)の上枠を有して構成されるタイプのうち、少なくとも2種類の中から選択されたタイプであることが好ましい。
このような構成によれば、(A)および(B)の少なくともいずれか一方の上枠と、(a)〜(d)の少なくともいずれか1つの樹脂部材とを用意しておき、これらを適宜選択することで、多様なバリエーションの建具を簡単に構成することができるとともに、いずれのバリエーションを選択した場合でも、共通の摺動部材を利用することができる。すなわち、窓枠のタイプが異なる複数バリエーションの建具間において、例えば、室内側障子同士の摺動部材や室外側障子同士の摺動部材を共通化する、あるいは室内側障子および室外側障子の全ての摺動部材同士を共通化することができる。さらには、複数バリエーションの建具間において、摺動部材を含んだ室内側障子同士を共通化し、摺動部材を含んだ室外側障子同士を共通化することも可能になる。また、ある1つのバリエーションの建具において、室内側障子の摺動部材と室外側障子の摺動部材とを共通化したり、室内側障子や室外側障子において、戸先框側の摺動部材と召合せ框側の摺動部材とを共通化したりすることも可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る建具である引違い窓1を示す縦断面図である。図2は、引違い窓1を示す横断面図である。図3は、引違い窓1の上枠11を拡大して示す縦断面図である。図4(A),(B)は、それぞれ引違い窓1の障子20に設けられる摺動部材30を示す断面図および平面図である。
図1および図2において、引違い窓1は、戸建て住宅等の建物の外壁開口部に設けられて建物の室内空間と室外空間とを仕切る建具である。
引違い窓1は、上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組みした窓枠10と、この窓枠10の内側に左右スライド開閉自在に支持された室内外一対の障子20(室内側障子20Aおよび室外側障子20B)と、障子20の室外側に開閉自在に支持された網戸28とを備えて構成されている。上枠11および下枠12は、それぞれアルミ形材製の室内部材11A,12Aおよび室外部材11B,12Bと、これらを連結する樹脂製の断熱部材11C,12Cとを有して構成されている。縦枠13は、アルミ形材製の縦枠本体13Aと、この縦枠本体13Aの室内側露出面を覆って取り付けられた樹脂製のカバー材13Bとを有して構成されている。すなわち、窓枠10は、室内外の温度差が伝達されにくく室内面に発生する結露を抑制可能な断熱窓枠である。また、下枠12には、室内外の障子20A,20Bをそれぞれ案内する室内外の下枠レール121が形成されている。
障子20は、上框21、下框22、および左右の縦框23,24(または縦框25,26)を四周框組みした内部に、ガラスパネル(複層ガラス)27を嵌め込んで構成されている。室内外の障子20A,20Bは、それぞれ戸先框である縦框23,26を縦枠13に当接するとともに、召合せ框である縦框24,25が見込み方向に重なって閉じるようになっている。上框21および下框22は、それぞれアルミ形材製の上框本体21Aおよび下框本体22Aと、この上框本体21Aおよび下框本体22Aの室内側露出面を覆って取り付けられた樹脂製の室内部材21B,22Bとを有して構成されている。縦框23,24,26は、それぞれアルミ形材製の縦框本体23A,24A,26Aと、この縦框本体23A,24A,26Aの室内側露出面を覆って取り付けられた樹脂製の室内部材23B,24B,26Bとを有して構成されている。また、縦框23,26には、障子20を開閉操作するためのハンドル23C,26Cが固定され、縦框24,25には、互いに係合して障子20を施錠するためのクレセント錠24Cおよび錠受け25Aが固定されている。そして、下框22には、下枠レール121に案内され転動する戸車221が設けられている。
図3に示すように、上枠11には、室内側障子20Aを案内する室内側上枠レール110と、室外の障子20Bを案内する室外側上枠レール112とが形成されている。
室内側上枠レール110は、室内部材11Aの室外側端部から下方に延びる全体略板状の板状レール部111を有して形成され、すなわち、室内側上枠レール110は、第2レール形態を選択して構成されたレールである。そして、板状レール部111よりも室内側には、断熱性を有した第1樹脂部材14が室内部材11Aの下側である室内露出面を覆って取り付けられている。この第1樹脂部材14は、板状レール部111の室内側側面に沿う樹脂面部141を有して形成され、すなわち、第1樹脂部材14は(a)の樹脂部材であり、この樹脂面部141と板状レール部111とで室内側上枠レール110が構成されている。そして、板状レール部111と樹脂面部141とを合わせた厚さが所定の見込み寸法になるように設定されている。
室外側上枠レール112は、室外部材11Bから下方に延びる板状のレール本体部113と、レール本体部113の下端縁に連続して室内側に膨出した膨出部114とを有して形成され、すなわち、室外側上枠レール112は、第1レール形態を選択して構成されたレールである。膨出部114位置における室外側上枠レール112の見込み寸法は、室内側上枠レール110の見込み寸法(板状レール部111と樹脂面部141とを合わせた見込み寸法)と略同一になるように設定されている。そして、室内側上枠レール110と室外側上枠レール112との間には、室外部材11Bおよび断熱部材11Cの下側である室内露出面を覆う中間樹脂部材15が取り付けられている。
以上の上枠11は、室外側上枠レール112として第1レール形態を選択し、かつ室内側上枠レール110として第2レール形態を選択した(A)の上枠11に、(a)の樹脂部材である第1樹脂部材14を取り付けて構成されたものである。
一方、障子20における縦框23,24,25,26の上端部には、室内側上枠レール110または室外側上枠レール112に案内される摺動部材(摺動片)30が取り付けられている。この摺動部材30は、図4にも示すように、縦框23,24,25,26に圧入、固定される圧入部31と、上方に開口した開口部32と、開口部32の室外側に位置する第1摺接部33と、開口部32の室内側に位置する第2摺接部34とを有して形成されている。また、摺動部材30の開口部32内部には、室内外に対向する室内側側壁部35および室外側側壁部36が形成されている。圧入部31は、縦框23,24,25,26の上端部開口よりも若干拡がって形成されており、圧入した際に縦框23,24,25,26を外側に押圧して圧入部31が内側に撓み、つまり第1および第2の摺接部33,34同士が近づくように変形することで、縦框23,24,25,26に摺動部材30が強固に固定される。さらに、摺動部材30は、縦框23,24,25,26の見付け方向外側から螺合するビスによって移動不能に固定されるようになっている。そして、障子20を窓枠10に建て込んだ状態において、摺動部材30における第1摺接部33の下方には、室内側側壁部35および室外側側壁部36に囲まれるとともに、室内側上枠レール110または室外側上枠レール112のレール本体部113よりも室外側、かつ第1樹脂部材14の樹脂面部141または室外側上枠レール112の膨出部114よりも下方に拡がる空間部37が形成されるようになっている。
第1摺接部33は、摺動部材30の上端位置において水平方向に延び、かつ室外側側壁部36よりも室内側に突出して形成されている。第2摺接部34は、第1摺接部33に対向して上下に延び、かつ室内側側壁部35から室外側に突出して形成されている。これらの第1摺接部33と第2摺接部34との間隔寸法(図4(B)における寸法A)は、摺動部材30を縦框23,24,25,26に固定した状態において、上枠11の室内側上枠レール110の見込み寸法(板状レール部111と樹脂面部141とを合わせた見込み寸法)、および膨出部114位置における室外側上枠レール112の見込み寸法よりも若干大きく設定されている。そして、室内側障子20Aにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室内側上枠レール110の室外側側面(板状レール部111の室外側側面)に摺接可能、かつ、第2摺接部34は、室内側上枠レール110の室内側側面(第1樹脂部材14の樹脂面部141の室内側側面)に摺接可能になっている。一方、室外側障子20Bにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室外側上枠レール112のレール本体部113の室外側側面に摺接可能かつ、第2摺接部34は、膨出部114の室内端に摺接可能になっている。従って、障子20は、その上部(上框21および縦框23,24,25,26の上端部)が見込み方向に位置規制された状態で左右スライド開閉可能になっている。そして、上框21室外側上端縁には、室内側に向かって突出した気密材211が取り付けられており、摺動部材30によって見込み方向に位置規制された状態において、気密材211が室内側上枠レール110の板状レール部111の室外側側面および室外側上枠レール112のレール本体部113の室外側側面にそれぞれ摺接可能になっている。
以上のような摺動部材30は、上述した上枠11に限らず、以下の図5〜図8に示すような各種の上枠に対応可能である。
図5〜図8は、ぞれぞれ本実施形態の引違い窓1において、各種形態の上枠を用いて窓枠10を構成した例を示す縦断面図である。
図5において、窓枠10は、前述した(A)の上枠11を備えて構成され、室内側上枠レール110と室外側上枠レール112との間には、前述の中間樹脂部材15に替えて第2樹脂部材16が取り付けられている。この第2樹脂部材16は、上枠11の室外部材11Bおよび断熱部材11Cの下側である室内露出面を覆って取り付けられるとともに、室外側上枠レール112の膨出部114よりも上側でレール本体部113の室内側側面に沿う樹脂面部161を有して形成されている。すなわち、第2樹脂部材16は(d)の樹脂部材であり、この樹脂面部161の室内側側面は、膨出部114の室内端と略同一見込み位置または膨出部114の室内端よりも室外側に位置するように設定されている。
すなわち、図5の上枠11は、室外側上枠レール112として第1レール形態を選択し、かつ室内側上枠レール110として第2レール形態を選択した(A)の上枠11に、(a)の樹脂部材である第1樹脂部材14および(d)の樹脂部材である第2樹脂部材16を取り付けて構成されたものである。このような上枠11を用いて窓枠10を構成した場合でも、障子20およびその上部に取り付ける摺動部材30は、前述した図1〜図4のものと同一の部材を用いることができる。そして、室内側障子20Aにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室内側上枠レール110の板状レール部111の室外側側面に摺接可能、かつ、第2摺接部34は、室内側上枠レール110の樹脂面部141の室内側側面に摺接可能になっている。一方、室外側障子20Bにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室外側上枠レール112のレール本体部113の室外側側面に摺接可能かつ、第2摺接部34は、膨出部114の室内端に摺接可能になっている。
次に、図6において、窓枠10は、前述した(A)の上枠11を備えて構成され、室内側上枠レール110と室外側上枠レール112との間には、前述の中間樹脂部材15および第2樹脂部材16に替えて第3樹脂部材17が取り付けられ、前述の第1樹脂部材14が省略されている。この第3樹脂部材17は、上枠11の室外部材11Bおよび断熱部材11Cの下側である室内露出面を覆って取り付けられるとともに、板状レール部111の室外側側面に沿う樹脂面部171と、室外側上枠レール112の膨出部114よりも上側でレール本体部113の室内側側面に沿う樹脂面部172とを有して形成されている。すなわち、第3樹脂部材17は(b)および(d)の樹脂部材を兼ねた部材であり、樹脂面部171と板状レール部111とで室内側上枠レール110が構成される。そして、室内側上枠レール110の厚さ(板状レール部111と樹脂面部171とを合わせた厚さ)が所定の見込み寸法になり、かつ樹脂面部172の室内側側面が、膨出部114の室内端と略同一見込み位置または膨出部114の室内端よりも室外側に位置するように設定されている。
すなわち、図6の上枠11は、室外側上枠レール112として第1レール形態を選択し、かつ室内側上枠レール110として第2レール形態を選択した(A)の上枠11に、(b)および(d)の樹脂部材である第3樹脂部材17を取り付けて構成されたものである。このような上枠11を用いて窓枠10を構成した場合でも、障子20およびその上部に取り付ける摺動部材30は、前述した図1〜図5のものと同一の部材を用いることができる。そして、室内側障子20Aにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室内側上枠レール110の樹脂面部171の室外側側面に摺接可能、かつ、第2摺接部34は、室内側上枠レール110の板状レール部111の室内側側面に摺接可能になっている。一方、室外側障子20Bにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室外側上枠レール112のレール本体部113の室外側側面に摺接可能かつ、第2摺接部34は、膨出部114の室内端に摺接可能になっている。
次に、図7において、窓枠10は、前述と略同様の(A)の上枠11を備えて構成され、板状レール部111よりも室内側には、前述の第1樹脂部材14に替えて第4樹脂部材18が取り付けられ、板状レール部111と室外側上枠レール112との間には、前述の第2樹脂部材16が取り付けられている。この第4樹脂部材18は、上枠11の室内部材11Aの下側である室内露出面を覆って取り付けられるとともに、板状レール部111の室内側側面に沿う樹脂面部181と、板状レール部111の室外側側面に沿う樹脂面部182とを有して形成されている。すなわち、第4樹脂部材18は(c)の樹脂部材であり、両側の樹脂面部181,182と板状レール部111とで室内側上枠レール110が構成されている。そして、室内側上枠レール110の厚さ(板状レール部111と樹脂面部181,182とを合わせた厚さ)が所定の見込み寸法になるように設定されている。
すなわち、図7の上枠11は、室外側上枠レール112として第1レール形態を選択し、かつ室内側上枠レール110として第2レール形態を選択した(A)の上枠11に、(c)の樹脂部材である第4樹脂部材18を取り付けて構成されたものである。このような上枠11を用いて窓枠10を構成した場合でも、障子20およびその上部に取り付ける摺動部材30は、前述した図1〜図6のものと同一の部材を用いることができる。そして、室内側障子20Aにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室内側上枠レール110の樹脂面部182の室外側側面に摺接可能、かつ、第2摺接部34は、室内側上枠レール110の樹脂面部181の室内側側面に摺接可能になっている。一方、室外側障子20Bにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室外側上枠レール112のレール本体部113の室外側側面に摺接可能かつ、第2摺接部34は、膨出部114の室内端に摺接可能になっている。
次に、図8において、窓枠10は、前述した(A)の上枠11とは異なる上枠11’を備えて構成され、前述の中間樹脂部材15および第1〜第4の樹脂部材14,16,17,18が省略されている。この上枠11’は、室内側障子20Aを案内する室内側上枠レール115と、室外の障子20Bを案内する室外側上枠レール112とを有して形成されている。室内側上枠レール115は、室外側上枠レール112と同様に、下方に延びる板状のレール本体部116と、レール本体部116の下端縁に連続して室内側に膨出した膨出部117とを有して形成され、すなわち、室内側上枠レール115および室外側上枠レール112は、ともに第1レール形態を選択して構成されたレールである。
すなわち、図8の上枠11’は、室内側上枠レール115および室外側上枠レール112として第1レール形態を選択した(B)の上枠11’を用い、樹脂部材を取り付けないで構成されたものである。このような上枠11’を用いて窓枠10を構成した場合でも、障子20およびその上部に取り付ける摺動部材30は、前述した図1〜図7のものと同一の部材を用いることができる。そして、室内側障子20Aおよび室外側障子20Bにおいて、摺動部材30における第1摺接部33は、室内側上枠レール115のレール本体部116または室外側上枠レール112のレール本体部113の室外側側面に摺接可能かつ、第2摺接部34は、室内側上枠レール115の膨出部117または室外側上枠レール112の膨出部114の室内端に摺接可能になっている。
なお、上枠および樹脂部材の組み合わせとしては、以上のような上枠11,11’および第1〜第4樹脂部材14,16,17,18の組み合わせに限らず、例えば、上枠11に第1樹脂部材14と第3樹脂部材17とを取り付けたものでもよく、上枠11’に第2樹脂部材16を取り付けたものでもよい。また、第3樹脂部材17から室外側の樹脂面部172を省略して室内側の樹脂面部171のみを有した(b)の樹脂部材を用意し、上枠11に取り付けてもよい。さらに、上枠11’において、室内側上枠レール115および室外側上枠レール112に対して、それぞれのレール本体部116,113の室内側側面に樹脂面部を沿わせて樹脂部材を取り付けてもよく、室内側上枠レール115および室外側上枠レール112のいずれか一方に対して樹脂部材を取り付けてもよい。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)すなわち、上枠11,11’が第1レール形態の室外側上枠レール112、室内側上枠レール115を少なくとも1つ有して構成されているので、その膨出部114,117と、第2レール形態の室内側上枠レール110に樹脂面部141,171,181,182を沿わせたものとで、見込み寸法を揃えることができ、共通の摺動部材30を利用することができる。さらに、上枠11,11’と第1〜第4樹脂部材14,16,17,18との組み合わせを変更しても、摺動部材30および障子20を共通化できるので、部品点数の増加を抑制しつつ、多様な製品バリエーションの引違い窓1を構成することができる。
(2)そして、引違い窓1の設置条件や設計条件等に応じて、すなわち室内側上枠レール110,115や室外側上枠レール112への結露の発生を防止する場合には、第1〜第4樹脂部材14,16,17,18を適宜選択する、あるいは結露が発生しにくい場合や結露の発生を許容する場合には、第1〜第4樹脂部材14,16,17,18を取り付けないことを選択することが可能になり、引違い窓1の設計および製造を合理的に実施することができる。
(3)さらに、第1レール形態の室外側上枠レール112および室内側上枠レール115における膨出部114,117が、レール本体部113,116の下端縁を室内側に膨出させた形状であり、上枠11,11’のアルミ形材を押出し成形で製造する際に同時に膨出部114,117を形成することができ、製造工程が複雑化することなく容易に製造することができる。
(4)また、摺動部材30において、第1摺接部33が摺動部材30の上端に水平に延びて形成され、第2摺接部34が上下に延びて形成されているので、障子20の戸車221を調整した際に摺動部材30が上枠11,11’の室内側上枠レール110,115や室外側上枠レール112に対して上下に位置変動した場合でも、第1および第2の摺接部33,34を各レール110,112,115に確実に摺接させることができる。また、第2摺接部34の先端が室外側上枠レール112や室内側上枠レール115の膨出部114,117の室内端や室内側上枠レール110の室内側側面に摺接されるので、その接触面積を小さくして摺接抵抗を低減させることができ、障子20の開閉操作を円滑に実施することができる。
(5)さらに、摺動部材30において、第1摺接部33の下方に空間部37が形成されているので、障子20を窓枠10にけんどん式に建て込む際あるいは取り外す際に、空間部37に室内側上枠レール110,115や室外側上枠レール112を受け入れることができ、障子20の建て込み時または取り外し時の作業性を向上させることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、室内外一対の障子20を有した引違い窓1を例示して説明したが、本発明の建具はこのような引違い窓1に限られない。すなわち、本発明の建具は、3枚以上の障子を有する3枚建てや4枚建ての引違い窓でもよく、また、前記実施形態における一方の障子が窓枠に固定された片引き窓や袖壁に沿って障子が開閉される片引き窓でもよい。
また、前記実施形態では、上枠を2種類((A)の上枠11および(B)の上枠11’)用意したが、これに限らず、1種類の上枠((A)および(B)のいずれか一方の上枠)を用意しておき、その上枠を用いて窓枠を構成してもよい。また、少なくとも第1レール形態の上枠レールを有した3種類以上の上枠を用意しておいてもよい。
さらに、上枠に取り付ける樹脂部材としては、第1〜第4の樹脂部材14,16,17,18や中間樹脂部材15に限らず、他の樹脂部材を用意しておいて上枠に取り付けてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態に係る建具を示す縦断面図である。 前記建具を示す横断面図である。 前記建具の上枠部分を拡大して示す縦断面図である。 (A),(B)は、前記建具の障子に設けられる摺動部材を示す断面図および平面図である。 前記実施形態の引違い窓における他の形態の上枠を用いた例を示す縦断面図である。 図1〜図5とは相違する形態の上枠を用いた例を示す縦断面図である。 図1〜図6とは相違する形態の上枠を用いた例を示す縦断面図である。 図1〜図7とは相違する形態の上枠を用いた例を示す縦断面図である。
符号の説明
10…窓枠、11,11’…上枠、12…下枠、13…縦枠、14,16,17,18…樹脂部材、20,20A,20B…障子、30…摺動部材、33…第1摺接部、34…第2摺接部、37…空間部、110…第2レール形態の上枠レール、111…板状レール部、112,115…第1レール形態の上枠レール、113,116…レール本体部、114,117…膨出部、141,161,171,172,181,182…樹脂面部。

Claims (2)

  1. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内に開閉自在に支持される室内外一対の障子とを備えた建具であって、
    前記上枠には、前記一対の障子をそれぞれ案内する室内側上枠レールおよび室外側上枠レールが設けられ、前記障子の上部には、前記上枠レールに案内されて当該障子を見込み方向に位置規制する摺動部材が取り付けられており、
    前記室内側上枠レールおよび室外側上枠レールのうちの少なくとも一方は、下方に延びる板状のレール本体部、および前記レール本体部の下端縁に連続して室内側に膨出した膨出部を有して形成された第1レール形態で構成され、
    前記摺動部材は、室外側に設けられた第1摺接部と、この第1摺接部よりも室内側に設けられた第2摺接部とを有して形成され、
    前記第1レール形態を選択して構成された前記室内側上枠レールおよび/または室外側上枠レールにおいて、前記レール本体部の室外側側面と前記摺動部材の第1摺接部とが摺接され、かつ前記膨出部の室内端と前記摺動部材の第2摺接部とが摺接され、
    前記室内側上枠レールおよび室外側上枠レールのうちの他方が前記膨出部を有さずに全体略板状の板状レール部を有して形成された第2レール形態で構成された場合において、前記板状レール部の室内側面および室外側側面の少なくとも一方に沿って樹脂面部が設けられるとともに、前記板状レール部の室外側側面または当該室外側側面に設けられた樹脂面部と前記摺動部材の第1摺接部とが摺接され、かつ前記板状レール部の室内側側面に設けられた樹脂面部または当該板状レール部の室内側側面と前記摺動部材の第2摺接部とが摺接される建具。
  2. (A)室外側上枠レールとして前記第1レール形態を選択し、かつ前記室内側上枠レールとして前記第2レール形態を選択して構成された上枠と、
    (B)室内側上枠レールおよび室外側上枠レールとして前記第1レール形態を選択して構成された上枠と、
    (a)前記第2レール形態における板状レール部の室内側側面に沿う樹脂面部を有した樹脂部材と、
    (b)前記第2レール形態における板状レール部の室外側側面に沿う樹脂面部を有した樹脂部材と、
    (c)前記第2レール形態における板状レール部の室内外両側側面に沿う樹脂面部を有した樹脂部材と、
    (d)前記第1レール形態における膨出部よりも上側かつレール本体部の室内側側面に沿う樹脂面部を有した樹脂部材とのうち、
    (A)および(B)の少なくともいずれか一方の上枠と、(a)〜(d)の少なくともいずれか1つの樹脂部材とが予め用意され、
    前記窓枠は、
    前記(a)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(b)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(c)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(a)および(b)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(a)および(d)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(b)および(d)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(c)および(d)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(a)、(b)および(d)の樹脂部材を取り付けた前記(A)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(d)の樹脂部材を前記室内側上枠レールの室内側に取り付けた前記(B)の上枠を有して構成されるタイプ、
    前記(d)の樹脂部材を前記室内側上枠レールおよび室外側上枠レール各々の室内側に取り付けた前記(B)の上枠を有して構成されるタイプ、または
    前記(a)から(d)のいずれの樹脂部材も取り付けない前記(B)の上枠を有して構成されるタイプのうち、少なくとも2種類の中から選択されたタイプである請求項1に記載の建具。
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