JPS5920527Y2 - 耐震用扉枠 - Google Patents
耐震用扉枠Info
- Publication number
- JPS5920527Y2 JPS5920527Y2 JP15704280U JP15704280U JPS5920527Y2 JP S5920527 Y2 JPS5920527 Y2 JP S5920527Y2 JP 15704280 U JP15704280 U JP 15704280U JP 15704280 U JP15704280 U JP 15704280U JP S5920527 Y2 JPS5920527 Y2 JP S5920527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door frame
- door
- cover plate
- movable cover
- earthquake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は主としてビジネス用建物で堀込み錠を取り付
けられた扉が、地震などの振動によって扉枠の方に移動
されたときにも、扉の開閉を支障なく行うことができる
耐震用扉枠に関する。
けられた扉が、地震などの振動によって扉枠の方に移動
されたときにも、扉の開閉を支障なく行うことができる
耐震用扉枠に関する。
一般に、堀込み錠を取り付けられた扉の端面と扉枠との
隙間は３〜４ｍｍと小さいため、地震などの振動によっ
て扉と扉枠とが相対的に少し移動しても両者は容易に接
触し、扉の開閉を支障なく行うことができなくなる欠点
か゛あった。
隙間は３〜４ｍｍと小さいため、地震などの振動によっ
て扉と扉枠とが相対的に少し移動しても両者は容易に接
触し、扉の開閉を支障なく行うことができなくなる欠点
か゛あった。
しかも、この欠点は、近年ビジネス用建物の高さが高く
なり建物の上層部はど地震などのゆれによる振幅が大き
くなるにつれて、ますます顕著にあられれるようになっ
てきた。
なり建物の上層部はど地震などのゆれによる振幅が大き
くなるにつれて、ますます顕著にあられれるようになっ
てきた。
この考案は、上記欠点を解消することができる耐震用扉
枠を提供することを目的とする。
枠を提供することを目的とする。
実施例について説明すれば、扉１の端面１ａとの隙間ｌ
を従来の３〜４ｍｍより若干大きく形成した扉枠２の端
面２ａの部分に、堀込み錠３の取り付は位置の上下にま
たがるＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄによって定まる長方形の縦長開口
４を形成し、扉枠２の端面２ａの内側には、縦長間口４
の長さより長く、上下両端部と一側面部とが端面２ａ側
に折り曲げられた仕切り部材５が、溶接その他の手段に
よって扉枠２に取り付けられている。
を従来の３〜４ｍｍより若干大きく形成した扉枠２の端
面２ａの部分に、堀込み錠３の取り付は位置の上下にま
たがるＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄによって定まる長方形の縦長開口
４を形成し、扉枠２の端面２ａの内側には、縦長間口４
の長さより長く、上下両端部と一側面部とが端面２ａ側
に折り曲げられた仕切り部材５が、溶接その他の手段に
よって扉枠２に取り付けられている。
仕切り部材５は、扉枠２が躯体側の空間部６に充てんさ
れるモルタルによって図示しない躯体に固着される際に
、モルタルが仕切り部材５の内側に入るのを防止する役
目を果すもので、図示の構造に限定されない。
れるモルタルによって図示しない躯体に固着される際に
、モルタルが仕切り部材５の内側に入るのを防止する役
目を果すもので、図示の構造に限定されない。
縦長開口４の上下両端部分には、一端がそれぞれ扉枠２
の端面２ａの内側に折れ曲げ片７ａ、７ａを形成された
固定蓋金７，７が、仕切り部材５の上下両端部で扉枠２
の端面２ａの内側に溶接その他の手段で取り付けられた
当て板８，８に、それぞれビス９，９によって止められ
ている。
の端面２ａの内側に折れ曲げ片７ａ、７ａを形成された
固定蓋金７，７が、仕切り部材５の上下両端部で扉枠２
の端面２ａの内側に溶接その他の手段で取り付けられた
当て板８，８に、それぞれビス９，９によって止められ
ている。
固定蓋金７，７の折れ曲げ片７ａ、７ａ間の開口部分に
は、堀込み錠３のデッドポル１〜３ ａ 、３ ａ用の
開口１０ ａを備えた断面ｃ形の可動蓋板１０が、上下
方向両端に形成された折れ曲げフランジ部１０ ｂ 、
１０ ｂを前記折れ曲げ片７ａ、７ａに当接する位置ま
で扉１の端面１ａ側に突出して設けられている。
は、堀込み錠３のデッドポル１〜３ ａ 、３ ａ用の
開口１０ ａを備えた断面ｃ形の可動蓋板１０が、上下
方向両端に形成された折れ曲げフランジ部１０ ｂ 、
１０ ｂを前記折れ曲げ片７ａ、７ａに当接する位置ま
で扉１の端面１ａ側に突出して設けられている。
可動蓋板１０の内側には、コ形のデッドボルト収納部１
２を有する箱形の受は部材１１のフランジ１１ ａ、１
１ ａが重合されている。
２を有する箱形の受は部材１１のフランジ１１ ａ、１
１ ａが重合されている。
この実施例においては、可動蓋板１０と受は部材１１と
は分離して構成する場合を示したが、両者を一体に構成
し得ることは勿論である。
は分離して構成する場合を示したが、両者を一体に構成
し得ることは勿論である。
１３．１３は受は部材１１の底板部分１１ ｂに設けら
れた取付孔である。
れた取付孔である。
１４は、例えばステンレスの金属板を台形状に折り曲げ
て形成した板バネ部材で、該板バネ部材１４は、台形上
側の平面部１４ａを受は部材１１の底板部分１１ ｂと
当て板１６にはさまれてネジ１５ｊ５により取り付けら
れており（受は部材１１と板バネ部材１４とを溶接する
ときは当て板１６は省略してもよい）、各傾斜部１４ｂ
の一端に形成された外向きフランジ部１４ Ｃは、仕切
り部材５と固定着金７，７とに固設された保持部材１７
の当接面に対して上下方向に摺動可能に重合されている
。
て形成した板バネ部材で、該板バネ部材１４は、台形上
側の平面部１４ａを受は部材１１の底板部分１１ ｂと
当て板１６にはさまれてネジ１５ｊ５により取り付けら
れており（受は部材１１と板バネ部材１４とを溶接する
ときは当て板１６は省略してもよい）、各傾斜部１４ｂ
の一端に形成された外向きフランジ部１４ Ｃは、仕切
り部材５と固定着金７，７とに固設された保持部材１７
の当接面に対して上下方向に摺動可能に重合されている
。
保持部材１７の折れ曲げられた両側面１７ａ、１７ａは
、第１図に示すように可動蓋板１０と受は部材１１との
隙間部分に挿入されて、可動蓋板１０の摺動時の移動を
円滑に行わせる役目を果す。
、第１図に示すように可動蓋板１０と受は部材１１との
隙間部分に挿入されて、可動蓋板１０の摺動時の移動を
円滑に行わせる役目を果す。
１８は扉１に取り付けられた目板で、該目板１８は扉板
２の端面２ａから突出している可動蓋板１０を外部から
見えないようにしている。
２の端面２ａから突出している可動蓋板１０を外部から
見えないようにしている。
上記構成を有するこの考案において、地震などの振動に
よって扉１が扉枠２の方向に移動すると、扉１の端面１
ａが扉枠２の端面２ａより突出している可動蓋板１０に
接触し、次いで可動蓋板１０を扉枠２内に押圧しようと
する。
よって扉１が扉枠２の方向に移動すると、扉１の端面１
ａが扉枠２の端面２ａより突出している可動蓋板１０に
接触し、次いで可動蓋板１０を扉枠２内に押圧しようと
する。
この押圧力が受は部材１１を介して板バネ部材１４に伝
えられると、該板バネ部材１４は押圧力に対して割合変
形しやすい傾斜部１４ｂを有する台形状に形成されてい
るので、前記押圧力を受けるとそのフランジ部１４ Ｃ
，１４Ｃを保持部材１７に対して上下方向に摺動し可動
蓋板１０を後退させるので、扉１の端面１ａと可動蓋板
１０との接触面を少しも損傷することなく、扉１の移動
量を吸収する。
えられると、該板バネ部材１４は押圧力に対して割合変
形しやすい傾斜部１４ｂを有する台形状に形成されてい
るので、前記押圧力を受けるとそのフランジ部１４ Ｃ
，１４Ｃを保持部材１７に対して上下方向に摺動し可動
蓋板１０を後退させるので、扉１の端面１ａと可動蓋板
１０との接触面を少しも損傷することなく、扉１の移動
量を吸収する。
扉１の移動量吸収作用は、扉１の端面１ａが対向してい
る扉枠２の端面２ａと当接して可動蓋板１０をそれ以−
Ｌ押圧しなくなった段階で終了するため、該端面２ａか
ら突出する可動蓋板１０の寸法りを所定の値に設定し、
可動蓋板１０が扉枠２内に押し込められるまで板バネ部
材１４の摺動変形を可能にしておけば、扉１と扉枠２と
の間に十分な押圧力吸収性能を付与することができるた
め、地震などの振動によって扉１が扉枠２の方向に移動
した場合にも、扉１を支障なく開閉することができる。
る扉枠２の端面２ａと当接して可動蓋板１０をそれ以−
Ｌ押圧しなくなった段階で終了するため、該端面２ａか
ら突出する可動蓋板１０の寸法りを所定の値に設定し、
可動蓋板１０が扉枠２内に押し込められるまで板バネ部
材１４の摺動変形を可能にしておけば、扉１と扉枠２と
の間に十分な押圧力吸収性能を付与することができるた
め、地震などの振動によって扉１が扉枠２の方向に移動
した場合にも、扉１を支障なく開閉することができる。
この考案は以上説明したように、堀込み錠を取付けられ
た扉の端面と対向する扉枠の部分に、扉枠と分離して扉
の幅方向に摺動可能な可動蓋板を突設させ、該可動蓋板
を扉枠の内奥方向に変形可能な板バネ部材によって保持
するというきわめて簡単な構造で、地震などの振動が拡
大して伝えられ易い高層建物の扉枠に対して耐震性を付
与することができる効果を奏する。
た扉の端面と対向する扉枠の部分に、扉枠と分離して扉
の幅方向に摺動可能な可動蓋板を突設させ、該可動蓋板
を扉枠の内奥方向に変形可能な板バネ部材によって保持
するというきわめて簡単な構造で、地震などの振動が拡
大して伝えられ易い高層建物の扉枠に対して耐震性を付
与することができる効果を奏する。
第１図はこの考案の一実施例を示す断面平面図、第２図
は第１図における扉枠の左側面図、第３図は第２図のＩ
ＩＩ−ＩＩＩ線による断面正面図である。 １・・・・・・扉、１ａ・・・・・・扉の端面、２・・
・・・・扉枠、２ａ・・・・・・扉枠の端面、３・・・
・・・堀込み錠、１０・・・・・・可動蓋板、１０ａ・
・・・・・デッドポルト用開口、１１・・・・・・受は
部材、１２・・・・・・デッドボルト用収納部、１４・
・・・・・台形状板バネ部材、１４ｂ・・・・・・傾斜
部。
は第１図における扉枠の左側面図、第３図は第２図のＩ
ＩＩ−ＩＩＩ線による断面正面図である。 １・・・・・・扉、１ａ・・・・・・扉の端面、２・・
・・・・扉枠、２ａ・・・・・・扉枠の端面、３・・・
・・・堀込み錠、１０・・・・・・可動蓋板、１０ａ・
・・・・・デッドポルト用開口、１１・・・・・・受は
部材、１２・・・・・・デッドボルト用収納部、１４・
・・・・・台形状板バネ部材、１４ｂ・・・・・・傾斜
部。
Claims (1)
- 錠前取付は側の扉の端面とこれに対向する扉枠の端面と
の隙間を従来より若干大きく形成し、前記扉枠の錠前取
付は位置と対応する位置にデッドボルト用開口を有する
可動蓋板を扉枠の端面内側で係止して扉の端面側へ突出
するように設け、該可動蓋板をコ形のテ゛ツドボルト用
収納部が形成された箱形の受は部材で保持し、該受は部
材の底板部分に前記可動蓋板を扉枠の端面から突出する
方向に付勢する台形状の板バネ部材を固設したことを特
徴とする耐震用扉枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15704280U JPS5920527Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 耐震用扉枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15704280U JPS5920527Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 耐震用扉枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5778355U JPS5778355U (ja) | 1982-05-14 |
| JPS5920527Y2 true JPS5920527Y2 (ja) | 1984-06-14 |
Family
ID=29516172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15704280U Expired JPS5920527Y2 (ja) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | 耐震用扉枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920527Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5894456B2 (ja) * | 2011-07-19 | 2016-03-30 | 美和ロック株式会社 | 開力軽減錠 |
| JP5879148B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2016-03-08 | 美和ロック株式会社 | 開力軽減錠 |
-
1980
- 1980-10-31 JP JP15704280U patent/JPS5920527Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5778355U (ja) | 1982-05-14 |
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