JPS62132205A - 磁気ヘツドコア - Google Patents

磁気ヘツドコア

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Publication number
JPS62132205A
JPS62132205A JP27116285A JP27116285A JPS62132205A JP S62132205 A JPS62132205 A JP S62132205A JP 27116285 A JP27116285 A JP 27116285A JP 27116285 A JP27116285 A JP 27116285A JP S62132205 A JPS62132205 A JP S62132205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
magnetic
groove
pair
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP27116285A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Kori
郡 孝文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP27116285A priority Critical patent/JPS62132205A/ja
Publication of JPS62132205A publication Critical patent/JPS62132205A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、酸化物磁性体からなる一対のハーフコアの突
き合わせ面に金属磁性薄膜を付着させ、この金属磁性薄
膜間に磁気ギャップを形成する磁気ヘッドコアに関し、
特に金属磁性薄膜を付着させる薄膜付着面と磁気ギャッ
プとが傾斜しているタイプの磁気ヘッドコアの改良に関
する。
「従来技術およびその問題点」 金属磁性薄膜と磁気ギャップとが傾斜しているタイプの
磁気ヘッドコアは、特開昭80−3210?号で提案さ
れている。第4図はその模式斜視図で、フェライト等の
酸化物磁性体からなる一対のハーフコア11の突き合わ
せ面にはそれぞれ、形成すべき磁気ギャップ12に対し
傾斜した薄膜付着溝(面)13が上下関係を逆にして形
成されており、この薄膜付着溝13にスパッタリング、
蒸着等の薄膜形成手段により、センダスト等の金属磁性
薄膜14が付着されている。またハーフコア11には、
薄膜付着溝13とほぼ直角をなす接合溝(面)15が形
成されている。磁気ギャップ12は、薄膜付着溝13に
対し傾斜する一対の金属磁性薄膜14の端面間に形成さ
れ、V字状をなす金属磁性薄膜14と接合溝15の間の
空間には、ガラス等の非磁性酸化物接合材料(以下単に
ガラスという)16が充填されて一対のハーフコア11
が固定されている。17はコイル巻線溝である。
この磁気ヘッドは、疑似ギャップとなる可能性のあるハ
ーフコア11と薄膜付着溝13の境界と、磁気ギャップ
12とが傾斜しているために、磁気ギャップ12による
記録再生にこの疑似ギヤングが形容を与えることがなく
、また磁気ギャップ12の幅を小さくして高記録密度化
を図ることができる。またテープ摺接面の大部分をハー
フコア11およびガラス16で形成することができるた
め、耐摩耗性に優れる等の利点がある。
ところでこの磁気ヘッドは左右のハーフコア11.11
の接合強度を主にガラス16によって得ているが、ガラ
ス16は酸化物であるため、酸化物磁性体からなるハー
フコア11とは強固に接合するが、金属磁性薄膜14と
の接合では著しく接合強度が落ちるという問題があった
。つまり上記構造の磁気ヘッドは、金属磁性薄膜14と
ガラス16との接合強度、つまり左右のハーフコア11
の接合強度を高めることが困難で、磁気ギャップ12と
して狭ギヤツプ間隔を必要とする映像用磁気ヘッドとし
ての信頼性が損なわれていた。
この問題点を解決するため、本出願人は既に、第5図、
第6図に示すような磁気ヘッドコアを提案した。この磁
気ヘッドコアは、薄膜付着溝13とこれに隣接する接合
溝15をそれぞれ磁気ギャップ12側のみ(長さ文)に
、磁気テープ摺接面19側から徐々に浅くなるV溝とし
て形成し、一対のハーフコア11.11の突き合わせ面
18の後部においては、金属酸化膜を介在させることな
く、ハーフコア11.11を接合するようにしたもので
ある。ハーフコア11は金属酸化物からなるため、高い
接合強度を得ることができる。第6図(a)ないしくf
)はハーフコアブロック21.21から第5図の磁気ヘ
ッドコアを製造する工程を示しており、符号は第4図と
共通に用いている。同図(f)のA−A’は切断線、S
は切断代、tは切出される磁気ヘッドコアの切出し幅で
ある。
ところがこの磁気ヘッドコアは、薄膜付着溝13および
接合溝15が磁気テープ摺接面19側において点接触す
る状態で形成されているために、テープ摺接面19の研
磨量のばらつき、あるいはテープ摺接による摩耗の進行
により磁気ディプスが変化すると、一対の金属磁性薄膜
13が正しく対向しなくなり、トラック幅の変化や磁気
特性の劣化を招くことが判明した。第7図はこれを模式
的に誇張して示すもので、図に実線で示す状態からテー
プ摺接面の摩耗が進行すると、金属磁性薄膜14は、鎖
線で示す位置に移行し、正しい磁気ギャップ12が形成
されず、記録トラック幅が変化してしまう。
「発明の目的」 本発明は、以上の問題点の発見に基づき、薄膜付着溝お
よび接合溝を磁気テープ摺接面側のみに設ける場合にお
いて、磁気ディブスが変化しても、磁気ギャップが変化
しない磁気ヘッドコアを得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、上記問題点が結局、薄膜付着溝と接合溝とが
点接触の関係で形成されていることに起因しているとの
解析に基づき、この両溝を磁気ギャップの深さ方向に線
接触する関係で形成したことを特徴としている。勿論薄
膜付着溝はハーフコアの磁気テープ摺接面近傍のみに形
成し、一対のハーフコアの後部突き合わせ面においては
、金属磁性薄膜を介在させることなく、直接ハーフコア
どうしを接合する。この構成によると、磁気テープ摺接
面の研磨、あるいは摩耗により磁気ディプスが変化して
も、磁気ギャップが変化することかない。またハーフコ
アはともに酸化物磁性体からなるために、一対のハーフ
コアは特に後部ギャップにおいて酸素拡散により強い接
合力が得られ、したがって金属磁性薄膜が介在する磁気
テープ摺接面側もこの接合力によって十分固定される。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図は本
発明による磁気ヘッド構造の模式図で、第5図の従来品
と同一部分には同一の符号を付している。本発明は、薄
膜付着溝13(したがって金属磁性薄膜14)と接合溝
15が磁気ギャップ12の深さ方向(磁気ディプス方向
)に線接触している点、および薄膜付着溝13が、磁気
テープ摺接面19側の一定深さ文のみに形成され、ハー
フコア11の全長に渡っては形成されていない点に特徴
がある。この実施例においては、接合溝15の形成長さ
も、この薄膜付着溝13の形成長さに合致させている。
薄膜付着溝15と接合溝15が磁気ギャップ12の深さ
方向に線接触している様子は、巻線溝17内に模式的に
示されている。
次に第1図の磁気ヘッドコアの製造工程の例を第2図に
ついて説明する。まず平板状の一対のハーフコアブロッ
ク21の突き合わせ面22に、磁気テープ摺接面19側
から、一定間隔で一定深さおよび幅の接合溝15を形成
する(第2図(a))。この接合溝15は、磁気テープ
摺接面19に直交している。
次にこの接合溝15に、ガラス16を溶融充填してから
(同(b))、この接合溝15の一側に線接触状態で、
■溝からなる薄膜付着溝13を形成する(同(C))。
この薄膜付着溝13は、磁気テープ摺接面19側から徐
々に浅くするべく、突き合わせ面18に対し角度α(第
3図(a))で傾斜させて形成しである。また接合溝1
5に線接触させるべく、磁気テープ摺接面19に直交す
る方向に対して角度β(同(b))だけ傾斜させている
。したがってこの線接触の方向は、磁気テープ摺接面1
9と直交する方向、つまり磁気ギャップ12の深さ方向
である。
次にこのガラス16を含む突き合わせ面18および接合
溝15の表面全体に、薄膜形成手段によって1金属磁性
薄膜14を付着形成しく同(d))、その後突き合わせ
面18を研磨して接合溝15以外の部分の金属磁性薄膜
14を除去する(同(e))。
以上の加工の終了した一対のハーフコアブロック21を
、その表面にギャップ形成材料を介在させた状態で同(
f)のように、その金属磁性薄膜14の端面どうしを突
き合わせ、ガラス16が溶融軟化する温度迄加熱して両
者を接合する。その後切断!!A−A’で示すように切
断すると、幅tの第1図の磁気ヘッドコアが得られる。
Sは切断代である。
以上の本発明の磁気ヘッドコアによると、金属磁性薄膜
14が、ハーフコア11.11の突き合わせ面において
、磁気ギャップ12の深さ方向に位置を変えることなく
存在する。よって磁気テープ摺接面19が摩耗したとし
ても、磁気ギャップの有効幅が変化することがない。ま
た一対のハーフコア11.11の突き合わせ面に、磁気
テープ摺接面側では金属磁性薄膜14とガラス16が介
在するが、後部側ではこれらが介在することなく、酸化
物からなる磁気ギャップ形成材料を介して直接ハーフコ
ア11.11が接合されるため、酸素拡散により、ハー
フコア11.11の後部において強固な接合力が発揮さ
れる。したがって磁気テープ摺接面側のハーフコア11
.11の接合強度が金属磁性薄膜14が介在することに
より仮に劣ったとしても、全体としての接合強度を高め
ることができる。
「発明の効果」 以上のように本発明の磁気ヘッドコアは、磁気テープ摺
接面の研磨量のばらつき、あるいは摩耗によって磁気デ
ィプスが変化しても金属磁性g膜によって形成される磁
気ギャップの状態、特にその幅が変化することがない。
よって安定した磁気特性を得ることができる。また金属
磁性薄膜を付着させる付着溝が、ハーフコアの全長に渡
って形成すれておらず、突き合わせ面後部においては、
直接ハーフコアどうしを接合するようにしたので、同一
材料の接合により高い接合強度を得ることができる。よ
って磁気ギャップ側において、金属磁性薄膜が介在して
いることによる接合強度の低下を、後部においてカバー
し、全体として高い接合強度の磁気ヘッドコアを得るこ
とができる。
さらに後部ギャップにおけるギャップ損失が減少するた
めに、うず電流損失による透磁率の低下が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ヘッドコアの実施例を示す模式斜
視図、第2図(a)ないしくf)は第1図の磁気ヘッド
コアを製造するための製造工程の一例を示す模式斜視図
、第3図(a) 、 (b)は薄膜付着溝と接合溝の関
係を示す正面図と平面図、第4図は特開昭80−321
07号で提案されている磁気ヘッドコアの模式斜視図、
第5図はこれを改良した磁気ヘッドコアの模式斜視図、
第6図(a)ないしくf)は第5図の磁気ヘッドコアの
製造工程を示す模式図、第7図は第5図の磁気ヘッドコ
アの問題点を説明するための一部拡大模式平面図である
。 11・・・ハーフコア、12・・・磁気ギャップ、13
・・・薄膜付着溝、14・・・金属磁性薄膜、15・・
・接合溝、16・・・ガラス(非磁性酸化物接合材料)
、18・・・突き合わせ面、19・・・磁気テープ摺接
面、21・・・ハーフコアブロック。 特許出願人  アルプス電気株式会社 同代理人    三 浦 邦 夫 同   松井 茂 第1図 第2図 第7図 第4図 第5図 第6図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸化物磁性体からなる一対のハーフコアの突き合わせ面
    に、該突き合わせ面に対して傾斜した薄膜付着溝と、こ
    の薄膜付着溝に隣接する接合溝とを形成し、上記薄膜付
    着溝に金属磁性薄膜を付着させるとともに、一対のハー
    フコアのこの金属磁性薄膜の端部を突き合わせて磁気ギ
    ャップとなし、かつこの一対のハーフコアを、一方のハ
    ーフコアの金属磁性薄膜と他方のハーフコアの上記接合
    溝内に充填したガラス等の非磁性酸化物接合材料で接合
    した磁気ヘッドコアにおいて、上記薄膜付着溝と上記接
    合溝を磁気ギャップの深さ方向に線接触させて形成し、
    さらにこの薄膜付着溝をハーフコアの磁気テープ摺接面
    側近傍のみに形成して、一対のハーフコアの後部突き合
    わせ面においては、金属磁性薄膜を介在させることなく
    、直接ハーフコアどうしを接合したことを特徴とする磁
    気ヘッドコア。
JP27116285A 1985-12-02 1985-12-02 磁気ヘツドコア Pending JPS62132205A (ja)

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JP27116285A JPS62132205A (ja) 1985-12-02 1985-12-02 磁気ヘツドコア

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0467307A (ja) * 1990-07-02 1992-03-03 Hitachi Ltd 磁気ヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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