JPS61188704A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS61188704A JPS61188704A JP2886885A JP2886885A JPS61188704A JP S61188704 A JPS61188704 A JP S61188704A JP 2886885 A JP2886885 A JP 2886885A JP 2886885 A JP2886885 A JP 2886885A JP S61188704 A JPS61188704 A JP S61188704A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- head
- core
- glass
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
産業上の利用分野
本発明は金属磁気コアを利用した高飽和、高密度用磁気
記録再生ヘッド用として活用するものである。
記録再生ヘッド用として活用するものである。
従来の技術
第3図A、B、Cは従来の磁気ヘッドの概略構造を示し
た説明図である。
た説明図である。
第3図Aは所定のヘッドトラック幅Twと等しいコア厚
を有する一対のコア半体12.13を巻線窓14中にガ
ラス15を溶着することにより結合しヘッド体を形成す
る。
を有する一対のコア半体12.13を巻線窓14中にガ
ラス15を溶着することにより結合しヘッド体を形成す
る。
第3図Bは1幅広コアW3の先端面を所定のヘッドトラ
ック幅Twまで切欠縮小し、その切欠部にガラス15を
溶着し、コア半体12.13を結合しヘッド体を形成す
る。
ック幅Twまで切欠縮小し、その切欠部にガラス15を
溶着し、コア半体12.13を結合しヘッド体を形成す
る。
更に、第3図Cは、センダスト合金やアモルファス合金
などから成る金属磁気コア16にガラスやフェライトな
どを含有した補助板17を積層したコア半体18.18
をギャップ面に接合し、補助板17の切欠部にガラス1
5を溶着結合させてヘッド体を形成するものであった。
などから成る金属磁気コア16にガラスやフェライトな
どを含有した補助板17を積層したコア半体18.18
をギャップ面に接合し、補助板17の切欠部にガラス1
5を溶着結合させてヘッド体を形成するものであった。
発明が解決しようとする問題点
前記各従来の磁気ヘッドはそれぞれ次のような難点を有
している。即ち、第3図Aに示した磁気ヘッドの場合、
ヘッドトラック幅の狭いヘッドでは、記録媒体との摺動
による摩耗が激しく、さらに巻線窓部14による局部的
なガラス溶着による製造ではコア間の結合強度も弱くギ
ャップ面で破壊されることが多い等の欠点を有していた
。
している。即ち、第3図Aに示した磁気ヘッドの場合、
ヘッドトラック幅の狭いヘッドでは、記録媒体との摺動
による摩耗が激しく、さらに巻線窓部14による局部的
なガラス溶着による製造ではコア間の結合強度も弱くギ
ャップ面で破壊されることが多い等の欠点を有していた
。
また、tJJ3図B、Cに示すように1幅広コアW3か
ら所定のヘッドトラック幅Twまで切欠し、該切欠凹部
にガラス15を溶着したものは溶着するガラス15とし
て比較的低融点のものが用いられるため、ガラス表面に
磁気テープの物質が付着残留することや、ガラス表面が
荒れそのガラスの一部を欠落させる現象がおきる。その
他、例えば、ヘッド体のコア材質がフェライトの場合、
記録媒体摺動時にコアよりもガラスの溶着部が早く摩耗
し。
ら所定のヘッドトラック幅Twまで切欠し、該切欠凹部
にガラス15を溶着したものは溶着するガラス15とし
て比較的低融点のものが用いられるため、ガラス表面に
磁気テープの物質が付着残留することや、ガラス表面が
荒れそのガラスの一部を欠落させる現象がおきる。その
他、例えば、ヘッド体のコア材質がフェライトの場合、
記録媒体摺動時にコアよりもガラスの溶着部が早く摩耗
し。
コアよりもガラス溶着部が低くなって段差が生じる。こ
のような段差部に記録媒体や他の異物が付着残留し、そ
の付着厚が増すとヘッドと記録媒体間に間隙をつくり、
いわゆる間隙損失を生じさせたり、極端な場合、それら
の異物がヘッドトラック@T賢上に付着するため、記録
再生作用を著しく低下させる。又、磁気コア16が金属
材料の場合は、金属コア16とガラス15とによって構
成したヘッド前面を記録媒体が摺動し研摩が進行するに
したがって、前記、金属コアとガラスとの弾性変形量差
によって、両物質の界面にクラックが生じ、このような
りラックがヘッド前面に存在するため、ヘッド前面を摺
動走行する記録媒体に損傷を与え、良質な信号の記録再
生が出来なくなり磁気ヘッド特性を低下すると共に磁気
ヘッドの品質低下をまねく等の欠点があった。
のような段差部に記録媒体や他の異物が付着残留し、そ
の付着厚が増すとヘッドと記録媒体間に間隙をつくり、
いわゆる間隙損失を生じさせたり、極端な場合、それら
の異物がヘッドトラック@T賢上に付着するため、記録
再生作用を著しく低下させる。又、磁気コア16が金属
材料の場合は、金属コア16とガラス15とによって構
成したヘッド前面を記録媒体が摺動し研摩が進行するに
したがって、前記、金属コアとガラスとの弾性変形量差
によって、両物質の界面にクラックが生じ、このような
りラックがヘッド前面に存在するため、ヘッド前面を摺
動走行する記録媒体に損傷を与え、良質な信号の記録再
生が出来なくなり磁気ヘッド特性を低下すると共に磁気
ヘッドの品質低下をまねく等の欠点があった。
(2)発明の構成
問題点を解決するための手段
本発明による磁気ヘッドは補助板で積層した一対の複合
コア半体をギャップ面接合し、かつ、補助板に設けた切
欠溝でガラス溶着することにより一体とし、前記ガラス
溶着部を有する補助板の一部を切欠し記録媒体摺動面か
ら段差部を形成し、記録媒体摺動面からガラス溶着部を
除去するようにしたものである。
コア半体をギャップ面接合し、かつ、補助板に設けた切
欠溝でガラス溶着することにより一体とし、前記ガラス
溶着部を有する補助板の一部を切欠し記録媒体摺動面か
ら段差部を形成し、記録媒体摺動面からガラス溶着部を
除去するようにしたものである。
作 用
本発明による磁気ヘッドでは一対のコア半体の補助板に
ガラス溶着部を設けたことによりギャッ゛ プ面結合
力を高めることができ、記録媒体との当接時に於てはガ
ラス溶着部の表面と記録媒体摺動面とが段差加工により
同一表面上に無いため、記録媒体との摺動を良好なもの
とすることができる。
ガラス溶着部を設けたことによりギャッ゛ プ面結合
力を高めることができ、記録媒体との当接時に於てはガ
ラス溶着部の表面と記録媒体摺動面とが段差加工により
同一表面上に無いため、記録媒体との摺動を良好なもの
とすることができる。
実 施 例
第2図は本発明による磁気ヘッドの製造過程を示したも
のである。
のである。
1.2ば複合コア半体、3は磁気コア薄体で、センダス
ト合金やアモルファス合金などが用いられる。4はガラ
スまたはセラミックあるいはフェライト等から成る補助
板で、磁気コア薄体3を接着a層し、これらの積層断面
を磁気へラドギャップ形成面5としている。6は補助板
4に設けた切欠溝で、補助板4のギャップ形成面5の一
部に磁気コア3と並列に形成され且つヘッドギャップ深
さS方向のコア高さHの上端から下端に亘って形成され
ている。
ト合金やアモルファス合金などが用いられる。4はガラ
スまたはセラミックあるいはフェライト等から成る補助
板で、磁気コア薄体3を接着a層し、これらの積層断面
を磁気へラドギャップ形成面5としている。6は補助板
4に設けた切欠溝で、補助板4のギャップ形成面5の一
部に磁気コア3と並列に形成され且つヘッドギャップ深
さS方向のコア高さHの上端から下端に亘って形成され
ている。
第2図Bは複合コア半体l、2を−・体化した状態を示
したもので、ギャップ面を所望の厚さのSiO等のギャ
ップ材層を介して一体化される。7は切欠溝6に施した
ガラス溶着部で、複合コア半体l、2をより強固に一体
結合することにより複合磁気ヘッド体8を構成している
。
したもので、ギャップ面を所望の厚さのSiO等のギャ
ップ材層を介して一体化される。7は切欠溝6に施した
ガラス溶着部で、複合コア半体l、2をより強固に一体
結合することにより複合磁気ヘッド体8を構成している
。
9は磁気コア薄体3を含む記録媒体摺動面、10は記録
媒体摺動面9の両側に形成した段差部で、ギャップ深さ
Sよりも深く、かつガラス溶着部7よりも幅広な面を切
り欠いて加工されている。第2図Cの11は段差部10
形成後に切断する切断線を示したもので、段差部10底
部のガラス溶着部7を界面に残存させて切断することに
より単体の磁気ヘッドを完成する。
媒体摺動面9の両側に形成した段差部で、ギャップ深さ
Sよりも深く、かつガラス溶着部7よりも幅広な面を切
り欠いて加工されている。第2図Cの11は段差部10
形成後に切断する切断線を示したもので、段差部10底
部のガラス溶着部7を界面に残存させて切断することに
より単体の磁気ヘッドを完成する。
即ち、第1図に示すように単体磁気ヘッドは全体のコア
幅Wを有し、その中に磁気コア薄体3から成るヘッドト
ラック幅旧を形成している磁気コアはその厚みの両側か
ら補助板4で挟んだ構造とし記録媒体との摺動幅をトラ
ック幅旧よりも広いヘッド幅W2としている。このため
、記録媒体との摺動による磁気コアの耐摩耗性を向上し
、磁気ヘッドの寿命を高めることができる。更に、重要
なことは、記録媒体と摺動するヘッド前面にコア半体結
合のためのガラス溶着部がないため、ガラス溶着部に起
因する記録媒体の付着などの障害を発生することがない
。
幅Wを有し、その中に磁気コア薄体3から成るヘッドト
ラック幅旧を形成している磁気コアはその厚みの両側か
ら補助板4で挟んだ構造とし記録媒体との摺動幅をトラ
ック幅旧よりも広いヘッド幅W2としている。このため
、記録媒体との摺動による磁気コアの耐摩耗性を向上し
、磁気ヘッドの寿命を高めることができる。更に、重要
なことは、記録媒体と摺動するヘッド前面にコア半体結
合のためのガラス溶着部がないため、ガラス溶着部に起
因する記録媒体の付着などの障害を発生することがない
。
(3)発明の効果
本発明は上記のように記録媒体摺動面にガラス溶着部が
存在しない構造であるため、記録媒体付着に係る記録再
生不良が生じず、記録媒体への損傷のおそれがなく、磁
気ヘッド特性及び品質低下を防止できる等の効果を有す
る。
存在しない構造であるため、記録媒体付着に係る記録再
生不良が生じず、記録媒体への損傷のおそれがなく、磁
気ヘッド特性及び品質低下を防止できる等の効果を有す
る。
第1図は本発明による磁気ヘッドの一例を示した概略斜
視図、第2図A、B、Cは同製造工程を示した概略斜視
図、第3図A、B、Cは従来の磁気ヘッドを示す斜視図
である。 l、2・・・複合コア半体 3・・・磁気コア薄体4
・・・補助板 6・・・切欠溝 7・・・ガラス溶
着部10・・・段差部 代理人 弁理士 大 島 −公 第1図 1!3図
視図、第2図A、B、Cは同製造工程を示した概略斜視
図、第3図A、B、Cは従来の磁気ヘッドを示す斜視図
である。 l、2・・・複合コア半体 3・・・磁気コア薄体4
・・・補助板 6・・・切欠溝 7・・・ガラス溶
着部10・・・段差部 代理人 弁理士 大 島 −公 第1図 1!3図
Claims (1)
- (1)磁気コア薄体と補助板とを積層、裁断し、その積
層断面をギャップ面として接合し且つ補助板に形成した
切欠溝で互いにガラス溶着した一対のコア半体から成り
、前記切欠溝と並列に形成したヘッドトラックを含む記
録媒体摺動面を突出し、ガラス溶着部を含む補助板の一
部を切欠して成る段差部を設け、ガラス溶着部と記録媒
体摺動面とを異なる面に形成したことを特徴とする磁気
ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2886885A JPS61188704A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2886885A JPS61188704A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61188704A true JPS61188704A (ja) | 1986-08-22 |
Family
ID=12260353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2886885A Pending JPS61188704A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61188704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6391808A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘツド |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5994223A (ja) * | 1983-10-31 | 1984-05-30 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツド |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2886885A patent/JPS61188704A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5994223A (ja) * | 1983-10-31 | 1984-05-30 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツド |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6391808A (ja) * | 1986-10-06 | 1988-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘツド |
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