JPS6259364B2 - - Google Patents
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- JPS6259364B2 JPS6259364B2 JP53123059A JP12305978A JPS6259364B2 JP S6259364 B2 JPS6259364 B2 JP S6259364B2 JP 53123059 A JP53123059 A JP 53123059A JP 12305978 A JP12305978 A JP 12305978A JP S6259364 B2 JPS6259364 B2 JP S6259364B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/39—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
- G11B5/3903—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects using magnetic thin film layers or their effects, the films being part of integrated structures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特にコア材としてセンダストが用いら
れ、かつ積層タイプになつた磁気ヘツドおよびそ
の製造方法に関し、簡単な構造にしてテープ摺動
面の摩耗の均一化を図り、また安価にして製造で
きるようにすることなどを目的とする。
れ、かつ積層タイプになつた磁気ヘツドおよびそ
の製造方法に関し、簡単な構造にしてテープ摺動
面の摩耗の均一化を図り、また安価にして製造で
きるようにすることなどを目的とする。
磁気ヘツドのうちでも、磁気特性に非常にすぐ
れることからヘツドのコア材としてセンダストを
用いたものがよく知られている。
れることからヘツドのコア材としてセンダストを
用いたものがよく知られている。
所でこのセンダストは耐摩耗性にやや乏しいこ
とからセンダストよりなるコアとダミーブロツク
を接合してなる磁気ヘツドにおいて、テープ摺動
面に不均一摩耗を生じやすかつた。さらには例え
ば磁気ヘツドを構成するチツプの側面にダミーブ
ロツクを接合しようとするとき非磁性層を介在せ
しめる工程があるなど製造においても複雑であ
り、容易でなかつた。
とからセンダストよりなるコアとダミーブロツク
を接合してなる磁気ヘツドにおいて、テープ摺動
面に不均一摩耗を生じやすかつた。さらには例え
ば磁気ヘツドを構成するチツプの側面にダミーブ
ロツクを接合しようとするとき非磁性層を介在せ
しめる工程があるなど製造においても複雑であ
り、容易でなかつた。
本発明は上述のような問題を解決しようとする
もので、以下に図面を用いその実施例を説明す
る。第1図イに示すようにセンダストよりなりあ
らかじめ所定の厚さに加工されたコ字状のコア1
1を1チヤンネルあたり数個(この場合では2
個)用意する一方、少なくとも両面側部分が非磁
性体からなりかつ中心部に孔12を有するシール
ドブロツク13を用意し、次に同図ロのようにこ
のシールドブロツク13の両脇にコア11を2個
づつ配置し一体化してコアブロツク14を形成し
た後矢印A部を基準として切断して同図ハのよう
にコアブロツク片141,142に2分する。な
おここで2分の前あるいは後にコアブロツク14
の一端面15はラツプされ、これによりシールド
ブロツク13の孔12のまわりの一部は除去さ
れ、同孔12は切溝の形となる。上述のように2
分されてできたコアブロツク片141,142を
矢印B方向に突合せて加圧固着する。こうして得
られたものを上下逆様にしたものが同図ニに示し
たコアチツプ18である。一方そのコアチツプ1
8には同図イ,ロにおいて孔12であつた部分に
より凹部16が形成される。なお同図ニにおいて
矢印aは加圧方向を、17は樹脂等による接着部
を示す。
もので、以下に図面を用いその実施例を説明す
る。第1図イに示すようにセンダストよりなりあ
らかじめ所定の厚さに加工されたコ字状のコア1
1を1チヤンネルあたり数個(この場合では2
個)用意する一方、少なくとも両面側部分が非磁
性体からなりかつ中心部に孔12を有するシール
ドブロツク13を用意し、次に同図ロのようにこ
のシールドブロツク13の両脇にコア11を2個
づつ配置し一体化してコアブロツク14を形成し
た後矢印A部を基準として切断して同図ハのよう
にコアブロツク片141,142に2分する。な
おここで2分の前あるいは後にコアブロツク14
の一端面15はラツプされ、これによりシールド
ブロツク13の孔12のまわりの一部は除去さ
れ、同孔12は切溝の形となる。上述のように2
分されてできたコアブロツク片141,142を
矢印B方向に突合せて加圧固着する。こうして得
られたものを上下逆様にしたものが同図ニに示し
たコアチツプ18である。一方そのコアチツプ1
8には同図イ,ロにおいて孔12であつた部分に
より凹部16が形成される。なお同図ニにおいて
矢印aは加圧方向を、17は樹脂等による接着部
を示す。
同図ホはニのように形成されたコアチツプ18
とシールド板19を取付けようとする状態を示し
たもので、同シールド板19はコアチツプ18の
凹部16に対応する凸部191を有する一方、両
面には絶縁層192を設けている。またコアチツ
プ18の両面Xの部分には接着剤が塗布され、こ
の部分において同図ヘのようにバツクコア20の
接着をおこなつている。
とシールド板19を取付けようとする状態を示し
たもので、同シールド板19はコアチツプ18の
凹部16に対応する凸部191を有する一方、両
面には絶縁層192を設けている。またコアチツ
プ18の両面Xの部分には接着剤が塗布され、こ
の部分において同図ヘのようにバツクコア20の
接着をおこなつている。
なおここでバツクコア20の接着に先立つてコ
アチツプ18にシールド板19が取付けられる
が、それはニ,ホにおいて示したコアチツプ18
の凹部16にシールド板19の凸部191が嵌入
されることによりなされる。バツクコア20はシ
ールド板19の両側にそれぞれ設けているが、ヘ
ではシールド板19の下面側について図示を省略
している。21はバツクコア20の巻線部でシー
ルド板19の面上に位置している。201はバツ
クコア20に備わる端子である。
アチツプ18にシールド板19が取付けられる
が、それはニ,ホにおいて示したコアチツプ18
の凹部16にシールド板19の凸部191が嵌入
されることによりなされる。バツクコア20はシ
ールド板19の両側にそれぞれ設けているが、ヘ
ではシールド板19の下面側について図示を省略
している。21はバツクコア20の巻線部でシー
ルド板19の面上に位置している。201はバツ
クコア20に備わる端子である。
次にヘのようにシールド板19、バツクコア2
0が装着されたコアチツプ18の片面上テープ摺
動面寄り側に同図トのようにステンレスブロツク
22を接着することにより磁気ヘツドとして完成
される。ここでコアチツプ18のテープ摺動面を
テープの1,2チヤンネルに対応するものとした
場合、ステンレスブロツク22の先端面は上記テ
ープの3.4チヤンネルに対応するようになつてい
る。したがつてコアチツプ18の摺動面がテープ
の3,4チヤンネルに対応すれば、ステンレスブ
ロツク22の先端面は1,2チヤンネルに対応す
る。このようにステンレスブロツク22はその先
端面がコアチツプ18のテープ摺動面と同一面を
なすようにして設けられ、その先端面は、コアチ
ツプ18に対して相対的に摺動するテープのコア
チツプ18が対応するチヤンネルとは異なるチヤ
ンネルに対応するようになつている。
0が装着されたコアチツプ18の片面上テープ摺
動面寄り側に同図トのようにステンレスブロツク
22を接着することにより磁気ヘツドとして完成
される。ここでコアチツプ18のテープ摺動面を
テープの1,2チヤンネルに対応するものとした
場合、ステンレスブロツク22の先端面は上記テ
ープの3.4チヤンネルに対応するようになつてい
る。したがつてコアチツプ18の摺動面がテープ
の3,4チヤンネルに対応すれば、ステンレスブ
ロツク22の先端面は1,2チヤンネルに対応す
る。このようにステンレスブロツク22はその先
端面がコアチツプ18のテープ摺動面と同一面を
なすようにして設けられ、その先端面は、コアチ
ツプ18に対して相対的に摺動するテープのコア
チツプ18が対応するチヤンネルとは異なるチヤ
ンネルに対応するようになつている。
さてここで遊びチヤンネルに対応させるブロツ
クとしてステンレススチールでできたブロツク2
2を選んだのは、センダストをコア材とするチツ
プ18とステンレスブロツク22の組合わせが、
テープ摺動に対し均一な摩耗が図れるということ
を見出したことに基ずく。第2図にセンダストを
コア材とするチツプに、ステンレスブロツクを組
合せた場合……同図イ、センダストでできたブロ
ツクを組合せた場合……同図ロ、フエライトでで
きたブロツクを組合せた場合……同図ハのそれぞ
れについてγ−Fe2O3磁気テープを摺動せしめた
時の摺動面の摩耗の状態を示す。図から明らかな
ようにステンレスブロツクを組合せたものではチ
ツプとブロツクにまたがるテープ摺動面全体にわ
たり摩耗がかなり均一におこなわれ、テープを摺
動せしめる上で好ましい状態になつている。これ
に対しセンダストブロツク、フエライトブロツク
を組合せた場合には摩耗がきわめて不均一とな
る。ここで後者の場合についてはフエライト自体
の耐摩耗性の良さからハに示すような不均一摩耗
になつたことは理解されるものの、前者の場合に
ついてはチツプのコア材と同じセンダストからな
るブロツクを組合せたにもかかわらずロに示すよ
うな不均一摩耗になつたことは予想外であつた。
このようにブロツクの材料を変えた場合の摩耗状
態の違いについては今後の究明に任せるとして、
ともかくステンレスブロツクの組合せの場合には
前述のように摩耗が均一におこなわれるという結
果を得たのである。
クとしてステンレススチールでできたブロツク2
2を選んだのは、センダストをコア材とするチツ
プ18とステンレスブロツク22の組合わせが、
テープ摺動に対し均一な摩耗が図れるということ
を見出したことに基ずく。第2図にセンダストを
コア材とするチツプに、ステンレスブロツクを組
合せた場合……同図イ、センダストでできたブロ
ツクを組合せた場合……同図ロ、フエライトでで
きたブロツクを組合せた場合……同図ハのそれぞ
れについてγ−Fe2O3磁気テープを摺動せしめた
時の摺動面の摩耗の状態を示す。図から明らかな
ようにステンレスブロツクを組合せたものではチ
ツプとブロツクにまたがるテープ摺動面全体にわ
たり摩耗がかなり均一におこなわれ、テープを摺
動せしめる上で好ましい状態になつている。これ
に対しセンダストブロツク、フエライトブロツク
を組合せた場合には摩耗がきわめて不均一とな
る。ここで後者の場合についてはフエライト自体
の耐摩耗性の良さからハに示すような不均一摩耗
になつたことは理解されるものの、前者の場合に
ついてはチツプのコア材と同じセンダストからな
るブロツクを組合せたにもかかわらずロに示すよ
うな不均一摩耗になつたことは予想外であつた。
このようにブロツクの材料を変えた場合の摩耗状
態の違いについては今後の究明に任せるとして、
ともかくステンレスブロツクの組合せの場合には
前述のように摩耗が均一におこなわれるという結
果を得たのである。
このステンレスブロツクを用いる場合さらに好
都合なことには、センダスト、あるいはフエライ
トブロツクを用いる場合にくらべはるかに安価に
してすむ。さらには、センダストあるいはフエラ
イトのような磁性体でできたブロツクをチツプに
接合せしめる場合には両者の間に非磁性層を介在
せしめることが不可欠であるのに対し、ステンレ
スブロツクではそれ自体よく知られているように
非磁性体であるので上述のような非磁性層を介す
ることなく直接にチツプに接合せしめてよく、こ
の結果製造がきわめて容易となる。
都合なことには、センダスト、あるいはフエライ
トブロツクを用いる場合にくらべはるかに安価に
してすむ。さらには、センダストあるいはフエラ
イトのような磁性体でできたブロツクをチツプに
接合せしめる場合には両者の間に非磁性層を介在
せしめることが不可欠であるのに対し、ステンレ
スブロツクではそれ自体よく知られているように
非磁性体であるので上述のような非磁性層を介す
ることなく直接にチツプに接合せしめてよく、こ
の結果製造がきわめて容易となる。
さらには製造において、コアのギヤツプ形成面
となる面のラツプ加工および中央部での切断加工
を、コアをシールドブロツクに一体にした状態で
おこなうので、コアをばらばらの状態で加工する
ときのようにコアを保持するため特に複雑な構造
になつた保持治具を必要とするのと違い、コアと
シールドブロツクの一体になつたものを保持する
に足りる程度に構造が簡単になつた治具で間に合
うなど製造が容易である。このことは特にコアが
薄板状である場合効果を発揮する。
となる面のラツプ加工および中央部での切断加工
を、コアをシールドブロツクに一体にした状態で
おこなうので、コアをばらばらの状態で加工する
ときのようにコアを保持するため特に複雑な構造
になつた保持治具を必要とするのと違い、コアと
シールドブロツクの一体になつたものを保持する
に足りる程度に構造が簡単になつた治具で間に合
うなど製造が容易である。このことは特にコアが
薄板状である場合効果を発揮する。
さらにはチツプに凹部を設け、一方シールド板
にその凹部に対応する凸部を設け、前者に後者を
嵌合せしめてチツプにシールド板を取付けている
ので、両者間の接合面積が大きくとれて取付けが
確実におこなえる。
にその凹部に対応する凸部を設け、前者に後者を
嵌合せしめてチツプにシールド板を取付けている
ので、両者間の接合面積が大きくとれて取付けが
確実におこなえる。
なおシールドブロツクに設ける孔の代りに最初
から切溝を設けてもよい。またバツクコアにはフ
エライトのようにセンダストにくらべ安価な材料
を用いてもよい。
から切溝を設けてもよい。またバツクコアにはフ
エライトのようにセンダストにくらべ安価な材料
を用いてもよい。
以上のように本発明の磁気ヘツドは、少なくと
も両面の表面部を非磁性体で構成したシールドブ
ロツクの両面側にセンダストコアを積層してコア
チツプを構成し、前記コアチツプの側面で、而も
このコアチツプに対して相対的に接触摺動するテ
ープの前記コアチツプと対向したトラツクとは異
なるトラツクに対向し且つコアチツプと共にテー
プと接触する部分にステンレスブロツクを固着し
てなるものであり、テープの張力をコアチツプと
ステンレスブロツクの両方で受けることとなるた
め、コアチツプ単体でテープの張力を受けるもの
に比較してコアチツプの摩耗を減少させることが
でき、而もコアチツプとステンレスブロツクの摩
耗をほぼ同じにすることができるため、長期使用
においてもコアチツプとテープとの確実な接触を
確保しつつコアチツプの摩耗を最小限におさえる
ことができる。この効果はコアチツプとしてセン
ダストコアを用い、そのセンダストコアチツプの
側面にステンレスブロツクを固着した場合に得ら
れる。すなわち、コアの材料と、このコアの側面
に固着されるブロツクの材料の耐摩耗性の関係
は、コアの材料の耐摩耗性に比較してこのコアの
側面に固着されるブロツクの材料の耐摩耗性が若
干劣るようにした場合に上記効果が得られること
を本発明者らは実験により見出し、センダストの
耐摩耗性がステンレス鋼の耐摩耗性よりも若干優
れていることに鑑みて両材料を選定した。
も両面の表面部を非磁性体で構成したシールドブ
ロツクの両面側にセンダストコアを積層してコア
チツプを構成し、前記コアチツプの側面で、而も
このコアチツプに対して相対的に接触摺動するテ
ープの前記コアチツプと対向したトラツクとは異
なるトラツクに対向し且つコアチツプと共にテー
プと接触する部分にステンレスブロツクを固着し
てなるものであり、テープの張力をコアチツプと
ステンレスブロツクの両方で受けることとなるた
め、コアチツプ単体でテープの張力を受けるもの
に比較してコアチツプの摩耗を減少させることが
でき、而もコアチツプとステンレスブロツクの摩
耗をほぼ同じにすることができるため、長期使用
においてもコアチツプとテープとの確実な接触を
確保しつつコアチツプの摩耗を最小限におさえる
ことができる。この効果はコアチツプとしてセン
ダストコアを用い、そのセンダストコアチツプの
側面にステンレスブロツクを固着した場合に得ら
れる。すなわち、コアの材料と、このコアの側面
に固着されるブロツクの材料の耐摩耗性の関係
は、コアの材料の耐摩耗性に比較してこのコアの
側面に固着されるブロツクの材料の耐摩耗性が若
干劣るようにした場合に上記効果が得られること
を本発明者らは実験により見出し、センダストの
耐摩耗性がステンレス鋼の耐摩耗性よりも若干優
れていることに鑑みて両材料を選定した。
また本発明の磁気ヘツドの製造方法は、両面が
非磁性面になつたシールドブロツクの両面にコ字
状のセンダストコアを積層するとともに前記シー
ルドブロツクの中央部に溝を形成し、次に前記溝
を通るようにして2分することにより1対のコア
ブロツク片を形成した後、2分前の前記センダス
トコアの両先端部に対応する部分が互いに合わさ
るようにして前記1対のコアブロツク片を突き合
わせることにより前記溝による凹部を有するコア
チツプを形成し、次に前記凹部にシールド板の一
端部を係合せしめるとともに前記シールド板の両
側にバツクコアをそれぞれ配置しこのバツクコア
を前記センダストコアに接着して前記バツクコア
と前記センダストコアを磁気結合させ、前記コア
チツプの側面上で而もこのコアチツプに対して相
対的に接触摺動するテープの前記コアチツプと対
向したトラツクとは異なるトラツクに対向し且つ
コアチツプと共にテープに接触する部分にステン
レスブロツクを固着することを特徴とするので、
上記本発明の磁気ヘツドが得られると共に、コア
のギヤツプ形成面となる面のラツプ加工および中
央部での切断加工を、コアをシールドブロツクに
一体化した状態でおこなうので保持治具の構造を
簡単にすることができる。
非磁性面になつたシールドブロツクの両面にコ字
状のセンダストコアを積層するとともに前記シー
ルドブロツクの中央部に溝を形成し、次に前記溝
を通るようにして2分することにより1対のコア
ブロツク片を形成した後、2分前の前記センダス
トコアの両先端部に対応する部分が互いに合わさ
るようにして前記1対のコアブロツク片を突き合
わせることにより前記溝による凹部を有するコア
チツプを形成し、次に前記凹部にシールド板の一
端部を係合せしめるとともに前記シールド板の両
側にバツクコアをそれぞれ配置しこのバツクコア
を前記センダストコアに接着して前記バツクコア
と前記センダストコアを磁気結合させ、前記コア
チツプの側面上で而もこのコアチツプに対して相
対的に接触摺動するテープの前記コアチツプと対
向したトラツクとは異なるトラツクに対向し且つ
コアチツプと共にテープに接触する部分にステン
レスブロツクを固着することを特徴とするので、
上記本発明の磁気ヘツドが得られると共に、コア
のギヤツプ形成面となる面のラツプ加工および中
央部での切断加工を、コアをシールドブロツクに
一体化した状態でおこなうので保持治具の構造を
簡単にすることができる。
第1図イ〜トは本発明の一実施例を説明するた
めの図である。第2図イ,ロ,ハはチツプに各種
材料からなるブロツクを組合せた場合のテープ摺
動による摩耗状態を示すための曲線図で、このう
ちイは本発明の一実施例において用いたステンレ
スブロツクを組合せた場合、ロはセンダストブロ
ツクの場合、ハはフエライトブロツクの場合をそ
れぞれ示す。 11……コア、13……シールドブロツク、1
4……コアブロツク、141,142……コアブ
ロツク片、16……凹部、18……コアチツプ、
19……シールド板、191……凸部、20……
バツクコア、22……ステンレスブロツク。
めの図である。第2図イ,ロ,ハはチツプに各種
材料からなるブロツクを組合せた場合のテープ摺
動による摩耗状態を示すための曲線図で、このう
ちイは本発明の一実施例において用いたステンレ
スブロツクを組合せた場合、ロはセンダストブロ
ツクの場合、ハはフエライトブロツクの場合をそ
れぞれ示す。 11……コア、13……シールドブロツク、1
4……コアブロツク、141,142……コアブ
ロツク片、16……凹部、18……コアチツプ、
19……シールド板、191……凸部、20……
バツクコア、22……ステンレスブロツク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも両面の表面部を非磁性体で構成し
たシールドブロツクの両面側にセンダストコアを
積層してコアチツプを構成し、前記コアチツプの
側面で、而もこのコアチツプに対して相対的に接
触摺動するテープの前記コアチツプと対向したト
ラツクとは異なるトラツクに対向し且つ前記コア
チツプと共にテープと接触する部分にステンレス
ブロツクを固着してなる磁気ヘツド。 2 両面が非磁性面になつたシールドブロツクの
両面にコ字状のセンダストコアを積層するととも
に前記シールドブロツクの中央部に溝を形成し、
次に前記溝を通るようにして2分することにより
1対のコアブロツク片を形成した後、2分前の前
記センダストコアの両先端部に対応する部分が互
いに合わさるようにして前記1対のコアブロツク
片を突き合わせることにより前記溝による凹部を
有するコアチツプを形成し、次に前記凹部にシー
ルド枚の一端部を係合せしめるとともに前記シー
ルド板の両側にバツクコアをそれぞれ配置しこの
バツクコアを前記センダストコアに接着して前記
バツクコアと前記センダストコアを磁気結合さ
せ、前記コアチツプの側面上で而もこのコアチツ
プに対して相対的に接触摺動するテープの前記コ
アチツプと対向したトラツクとは異なるトラツク
に対向し且つ前記コアチツプと共にテープに接触
する部分にステンレスブロツクを固着することを
特徴とする磁気ヘツドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12305978A JPS5548824A (en) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | Magnetic head and its manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12305978A JPS5548824A (en) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | Magnetic head and its manufacture |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5548824A JPS5548824A (en) | 1980-04-08 |
JPS6259364B2 true JPS6259364B2 (ja) | 1987-12-10 |
Family
ID=14851173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12305978A Granted JPS5548824A (en) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | Magnetic head and its manufacture |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5548824A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0821165B2 (ja) * | 1985-03-29 | 1996-03-04 | キヤノン電子株式会社 | 磁気ヘッド |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5081521A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-07-02 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5271512U (ja) * | 1975-11-21 | 1977-05-28 | ||
JPS52100721U (ja) * | 1976-01-27 | 1977-07-30 |
-
1978
- 1978-10-04 JP JP12305978A patent/JPS5548824A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5081521A (ja) * | 1973-11-20 | 1975-07-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5548824A (en) | 1980-04-08 |
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