JPS62116583A - プリン誘導体 - Google Patents

プリン誘導体

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JPS62116583A
JPS62116583A JP61214083A JP21408386A JPS62116583A JP S62116583 A JPS62116583 A JP S62116583A JP 61214083 A JP61214083 A JP 61214083A JP 21408386 A JP21408386 A JP 21408386A JP S62116583 A JPS62116583 A JP S62116583A
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compound
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隆之 内藤
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晋 中川
Tetsuo Yamazaki
哲郎 山崎
Takaaki Okita
高明 沖田
Akihiro Yamashita
山下 陽弘
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D473/00Heterocyclic compounds containing purine ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • A61P11/08Bronchodilators

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、非アドレナリン性気管支拡張剤として有用な
新規プリン誘導体の合成中間体として有用な化合物に関
する0 テオフィリンは、普通エチレンジアミン塩(アミノフィ
リン)又はコリン塩として投与されるが、普通気管支喘
息の処置に処方される強力かつ有用な非アドレナリン性
気管支拡張剤である。容易に溶解するので、アミノフィ
リンは多年経口投与の際有効な気管支拡張剤として使用
されているっ然し、アミノフィリンは、いくつかの欠点
、例えば、胃の刺戟、及び心臓血管及び中枢神経系副作
用を有し、力価の増大及び(又は)副作用の減少のよう
な利点の多い新しい非アドレナリン性気管支拡張剤を求
める根拠となっている。
多数のプリン誘導体が特許及び科学文献に開示されてい
る。前記の参考文献の例は次のとおシである:(式中R
はシクロヘキシル又は2−シクロへキセニルである)を
有する化合物の合成を開示している。これらの化合物は
、潜在性のある抗癌剤として製造された。
Z 米国特許3,917,837は、抗炎症剤として化
合物の使用を開示している。
3、米国特許3,930,005は、式%式% (式中R2及びR3は、就中水素であってよく、R,は
、就中(低級)アルコキシであってよい)の化合物を開
示している。これらの化合物は、抗炎症活性を有してい
るといわれる。
4、ベルギー特許853,086 (Farmdoc 
70719Y)は、式 (式中Xは01〜C6アルコキシ又は−NHRである;
RはH又は(低級)アルキルでめる;YはC1〜C6ア
ルキル、03〜CIGシクロアルキル又はヒドロキシシ
クロアルキル、フェニル、ハロフェニル、トリフロロメ
チル−フェニル、12までの炭素原子のビシクロアルキ
ル又はヒドロキシビシクロアルキル、或いは−AR’で
ある:Aはメチレン又はエチレンである;R’Uフェニ
ル、ノ・ロフェニル、トリフロロメチルフェニル、12
までの炭素原子のビシクロアルキル又はヒドロキシビシ
クロアルキルである;QはH1C1〜C6アルキル、C
3〜CIG シクロアルキル又はヒドロキシシクロアル
キル、12までの炭素原子のビシクロアルキル又はヒド
ロキシビシクロアルキル、フェニル、ハロフェニル、ト
リフロロメチル−フェニル、又Fi、AR′である;或
いはXはハロゲン又は(低級)ジアルキルアミンである
;Yはメチル、エチル、シクロペンチル、フェニル、ハ
ロフェニル、トリフロロメチル、−フェニル又はベンジ
ルであシ;そしてQは前に定義されたとおりである)の
化合物を開示している。これらの化合物は、乾解の処置
に有用でちると報告されている0 5、西独出願公告2.160985 (Farmdoc
 70863Y)は、式 〔式中R1及びR2は、OH又はONO,であるか、或
いは共にC2〜C7アルキリデン、アラ−アルキリデン
又はCR,R,を形成する:R4はH又はC1〜C7ア
ルキルである;RsはOR,又はNR7R,である;R
6はC1〜C7アルキルである;R7及びR8は、随意
には置換されているC1%C,アルキル又はC3〜C7
シクロアルキルであるか、或いは共にC2〜C,アルキ
レン基(1個のCHJは随意にはヘテジ原子によシ置換
されている)を形成する;R3は01〜C7アルキル又
はアルコキシ、随意には置換されたフェニル又はHであ
る;XはOR9又はNRIORIIである;R9はC1
%C,アルキル、C3〜C7シクロアルキル、随意には
置換されたフェニル又はアールアルキルである:RIO
及びR11はH1随意には置換された01〜c7アルキ
ル、アルケニル又はアルキニル、随意には置換されたC
3〜C7シクロアルキル、置換フェニル、ベンジルアミ
ノ、2−メチルフリル又はアダマンチル、或いは一方は
Hであシそして他方は式 (式中nは2〜16である)の基であることができる;
或いはRIG及びR11は共にC2〜C5アルキレン基
(1個のCH2基はヘテe7原子によう置換されること
ができる)を形成する〕の化合物を開示している。これ
らの化合物は、循環、心臓及び代謝活性を有するといわ
れている。
6、  Chem、 Pbarm、且す↓、、23(4
)、759〜774(1975)は、就中式 (式中Rは(低級)アルキルである)の化合物を開示し
ている。これらの化合物は、冠血管拡張作用を有すると
いわれている。
7、 日本出願公告52−752−71492(Far
 53190Y)〔式中R1は、C1〜C1゜直鎖又は
枝分れアルキル、C5〜CIOシクロアルキル、07〜
C1lアールアルキル又は式(式中R2はC7〜C11
アールアルキル、モノ置換アールアルキル、シンナミル
又はフレニルである)のピペラジノエチルである;R3
は、01〜CIO直鎖又は枝分れアルキル、05〜CI
Oシクロアルキル、C7〜Cttアールアルキル又は上
に定義されたとおりのピペラジノエチルであるが、ただ
しR,及びR3がメチルである、R1がメチルでありか
つR3がエチルである、又R1がC5〜CIOシクロア
ルキルでありかつR3がC1〜C4アルキル、C6−C
l0シクロアルキル又は07〜C1lアールアールアル
キルである化合物を除外する〕の化合物を開示している
。これらの化合物は、血小板凝集阻止効果を示すこと又
冠拡張活性を有することが報告されている。
8、  Chem、 Pharm、 Bull、、 2
5 (7)、1811〜1821(1977)は、就中
式 の化合物を含む、2−チオアデノシン誘導体の製造全開
示しているっ上の化合物は、血小板凝集阻止剤としてわ
′ずかに有効であると報告されている。著者は、9位に
リボース糖部分を有する対応する化合物がはるかに有効
であったことを注記し、2−チオアデノシン誘導体のリ
ボシル部分が有効な血小板凝集阻止のために不可欠であ
り、他の置換分に代えることができないと結論している
2位にアルコキシ置換分かつ9位にシクロアルキル又は
シクロアルケニル基を有する2、9−ジ置換アデニン銹
導体を開示している文献は見出されない。
本発明は、ヒスタミン又は他の気管支狭窄性物質により
誘起される気管支狭窄を有効に阻止する新規プリン誘導
体の合成を目的とする。これらの化合物は、非アドレナ
リン性類の気管支拡張剤に属し、気管支喘息、アレルギ
ー喘息を含む喘息、気管支炎、肺気腫及び気管支痙縮を
含む他の慢性呼吸器疾患の処置の際哺乳類に投与するの
に有用である。本発明の好適な化合物は、標準薬理学的
試験操作によりアミンフィリンに比しすぐれた気管支拡
張活性を有し、心臓血管及び中枢神経系副作用が減少し
ていることが示されている。
本発明で目的とする最終化合物は、構造である。
本発明中漬用される場合用語「医薬として使用可能な酸
付加塩」は、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、
硫酸、燐酸等のような鉱酸;又酢酸、クエン酸、ビバル
酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸の
ような有機酸から形成される塩を包含する。本発明の化
合物と塩を形成する非毒性の酸はいずれも適当である。
塩類は、当該技術に周知の常法によって製造される。
上にいうC1?C,アルキ1ル、は、直鎖又は枝分れ炭
化水素鎖を有するものを包含する。特に好適なアルキル
基は、1〜4の炭素原子を有するものである。適当なC
1〜C6アルキル基の例は、メチル、エチル、n−プロ
ピル、インプロピル、n−7’チル、インブチル、t−
ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等を包含する。
式I中に包含される最も好適な化合物は、RがC2H5
−1n−C3H7−又はn−C4Hg−であるものであ
る。前記の化合物は、気管支拡張剤活性について標準試
験管内及び生体内試歌にかける時、アミノフィリンに比
しすぐれた力価を示した。それらは又、アミノフィリン
対照剤と比較した時心臓血管及び中枢神経系副作用を低
下させた。
本発明は式 の新規中間体に関し、それらは後述する方法により容易
に式Iの化合物に変換することができる。中間体■及び
■′並びにその医薬として使用可能な酸付加塩も有利な
気管支拡張剤活性を示す。
式Iの化合物は、下に示す一般反応図式により製造する
ことができる。
t 1(2−シクロヘキセニルである式Iの化合物は、2.
6−ジクロロプリン(既知化合物)から次の連続工程よ
りなる方法によって製造することができる。
1)不活性溶媒中46−シクロロブ1ノンを約1当量の
HgCt鵞又はNa+、K+、’IL+又はAg+源(
艮イぢ解離して所望のイオンを生成する塩)と反応させ
て式(式中MはHgCt、Na、に、Tt又はAりでお
る)を有する金属誘導体を得; 2)実質的に無水の有機溶媒中金属誘導体■を式(式中
Xはクロロ、ブロモ又はヨードである)の3−ノ・ロシ
クロヘキセンと縮合させて式 を有する中間体を得1 3)不活性溶媒中NH3によるアミノ化に中間体■8耐
を有する中間体を得;そして 4)不活性溶媒中中間体■を式RO−alK(式中al
K はナトリウム又はカリウムを表わし、Rは上に定義
したとおりである)のアルカリ金属アルコキシ化物と加
熱して所望の式■の遊離塩基生成物を得、そして所望の
場合には、それ自体既知の方法によって該生成物をその
医薬として使用可能な酸付加塩に変換する。
好ましくは、所望の遊離塩基生成物が生成するまで、不
活性溶媒中中間体nを弐RO−alK(式中alkはす
) IJウム又はカリウムを表わし、Rは上に定義され
たとおシである)のアルカリ金属アルコキシ化物と加熱
することにより、式 (式中RはC1〜C6アルキルである)の化合物、或い
はその医薬として使用可能な酸付加酸を製造し、そして
所望の場合には、それ自体既知の方法によって該生成物
をその医薬として使用可能な酸付加塩に変換するOR,
がシクロヘキシルである式Iの化合物は、R1= シク
ロへキセニルを有する対応する生成物の接触水素添カロ
によって製造することができる。適当な操作の例として
、式Iaの化合物を適当な非還元性不活性溶媒(例えば
、メタノール、エタノール、水、水性メタノール、水性
エタノール)に溶解し、次に常用の水素添加触媒を使用
して水素添加することができる。適当な触媒の例は、ノ
くラジウム黒、P d −B a S 04、pa−c
、pto、、Ru−C%Rh−C,ラネーニッケル、C
uCr0.RhC2(P(CsHs)3〕3 及びRu
C2(P (CaHs)s )3 k包含する。好適な
触媒は、ノくラジウム炭である。この水素添加工程に対
して温度及び圧力は決定的ではないが、室温及び大気圧
の条件下有利な結果が達成されている。
R1がシクロヘキシルである弐■の化合物の別製法は、
次の連続工程↓シなる。
1)不活性溶媒中2.6−ジクロロプリンを約1当量の
HgCl2又はNa  、 K  、 Tt  又はA
g  源と反応させて金属誘導体■を得; 2)実質的に無水の不活性有機溶媒中金属誘導体■を式
(式中Xはクロロ、ブロモ又はヨードである)のハロゲ
ン化シクロヘキシルと縮合させて式 を有する中間体を得; 3)不活性溶媒中NH3によるアミノ化に中間体v′ 
をかけて式 を有する中間体を得;そして 4)不活性溶媒中中間体■′を式RO−alk(式中a
lkはナトリウム又はカリウムを表わし、Rは上に定義
されたとおシである)のアルカリ金属アルコキシ化物と
加熱して式iの所望の遊離塩基生成物を得、そして所望
の場合には、それ自体既知の方法によって該生成物をそ
の医薬として使用可能な酸付加塩に変換する。
また、所望の遊離塩基生成物が生成するまで、不活性溶
媒中中間体■′ヲ式RO−alk(弐alkはナトリウ
ム塩ルルカリ金属アルコキシ化物と加熱し、そして所望
の場合には、それ自体既知の方法によって該生成物をそ
の医薬として使用可能な酸付加塩に変換することにより
、式〔式中Rは01〜C6アルキルである)の化合物、
或いはその医薬として使用可能な酸付加塩を製造する。
λ6−ジクロロプリンの金属誘導体は、J、 Am、 
Chem。
Soc、、 73.1650(1951)  中開示さ
れている一般操作によって製造することができ、即ち2
.6−ジクロロプリンを沸騰水に溶解し、溶媒を塩基性
(例えば水性アンモニアにより)とし、約1当量の碇、
f4 (ellえばAgN03)を添加して所望の2.
6−ジクロロプリン銀塩を生成させる。
2.6−ジクロロプリンのナトリウム塩は、Chem、
 Pharm。
Bull、、 25.1811 (1977)中記載さ
れている一般操作に従って製造することができ、即ちジ
メチルホルムアミドのような不活性溶媒中2.6−ジク
ロロプリンを懸濁し、NaOH又はNaOCH3のよう
なナトリウム塩の約1当量を添加して系内で所望の塩を
生成させる02.6−ジクロロプリンのカリウム塩は、
J、Am、Chem。
Soe、、  81.197(1959)及び J、 
Org、 Chem、。
81.2310(1963)中開示されている一般操作
に従って製造することができ、即ち2.6−ジクロロプ
リンをジメチルスルホキシド又はジメチルホルムアミド
のような不活性溶媒に溶解し、K2C03のようなカリ
ウム塩の1当量を添加して系内で所望の金属塩を生成さ
せる。
2.6−ジクロロプリンのタリウム(1)塩は、J、 
Org。
Chem、、 34.1170(1960)中開示され
ている一般操作に従って、エタノールのような不活性溶
媒中2.6−ジクロロプリンの溶液にエトキシ化タリウ
ム(I)のようなタリウム(I)塩の添加によって製造
することができる。
スロージクロロプリンのクロロマーキュリ塩は、他のプ
リン類について前に使用された方法によって製造するこ
とができる。例えばJ、 Org、 Chem、、 2
2,954−999(1957)参照。不活性水性又は
水性有機溶媒、例えば50%エタノールのような水性C
,−CSアルカノール中約1当景のHgCl2に2.6
−ジクロロプリンを添加する0次にアルカリ金属水散化
物(例えばNaOH,KOH)の水溶液のような塩基を
攪拌下に添加する。反応工程の完了を示す恒常的な淡黄
色(HgOの生成による)を生じる塩基を使用する。ク
ロロマーキュリ塩は、本発明の方法中使用するのに好適
な金属誘導体である。
金属誘導体■を3−ノ・ロシクロヘキセン、好適には3
−ブロモシクロヘキセン、或いはノーロゲン化シクロヘ
キシルと縮合させて、夫々、中間体■又はv′を得る。
反応条件は、常用のヌクレオシド合成中用いられるもの
と実質的に同一である〔例えば、J、 Am、 Che
m、 Soc、、  81.197−201 (195
9)参照〕。好適な実施の態様においては、芳香族炭化
水素(例tばベンゼン、キシレン、トルエン)のような
不活性な実質的に無水の有機溶媒中化合物■に、好適に
は過剰の、3−ハロシクロヘキセン又は/・ロゲン化シ
クロヘキシルを添加し、反応混合物を加熱還流して中間
体■又はV′を生成させる。
6−クロロ置換分を6−アミン基に置換するだめのこの
ようにして生じた中間体のアミン化は、常用の操作によ
って実施することができる〔例えは、旦す三−Phar
m、乱畦卦。
23.759−774(1975)参照〕。好適な実施
の態様においては中間体V又はv′を不活性溶媒(例え
ば水、メタノール、エタノール)に懸濁し、このサスペ
ンションをアンモニアガスで飽和(好適には〜0℃のよ
うな低温において)し、次にこの飽和反応混合物を室温
のすぐ上から反応媒質の沸点までの温度において加熱す
る。最も好適なアミノ化操作は、メタノール性アンモニ
ア中適当な中間体の溶液を封管中で約100℃に加熱す
ることよりなる。前記のとおり、化合物■及び■′は、
強力な気管支拡張剤並びに式Iの2−アルコキシ生成物
の製造における中間体である。
次に中間体■又は■′を求核置換反応に付して2−クロ
ロ置換分を2−アルコキシ基に変換する。この工程は、
西独出願公告2,258,378中開示されている一般
操作によって実施することができる。好適な実施の態様
においては中1’j+体■又は■′を不活性溶a(例え
ばベンゼン、ジメチルホルムアミド又はC!〜C6アル
カノール)中アルカリ金属(低級)アルコキシ化物(R
ONa又はROK、たたしRは自〜C6アルキルである
)の溶液と加熱する。(低級)アルカノール溶媒が使用
されるならば、この工程中使用されるアルカノール及び
アルコキシ化物は共に同じ゛R″置換分を含有するべき
である。この反応に対する温度は決定的ではないが、置
換を還流温度において実施して収量を最大にしかつ反応
時間を最小にすることが好適である。反応完了時、反応
混合物中過剰の塩基を酸で中和し、蒸発乾固によって等
所望の遊離塩基を回収する。
式LII又は■′の遊離塩基生成物は、常法によって医
薬として使用可能な酸付加塩に変換することができる。
かくして、例えば、遊離塩基を不活性溶媒に浴腑し、約
1当量の適当な有機又は無機の酸と反応させて所望の塩
を得、溶媒沈殿又は凍結乾燥によって塩を回収する。
依 能な酸付加塩の有効気管支拡張ijkを気管支狭窄罹患
間乳類に投与することにより該浦乳類中該条件が低下さ
れる。最も有利にはこの方法は、特に好適であると前述
した式Iの2−アルコキシ訪導体を使用して実施される
本発明の薬理学的に活性な化合物は、1個の治療剤とし
てか又は他の治療剤との混合物として投与することがで
きる。それらは単体で投与してよいが、一般に医薬用組
成物の形態で与えられる。前記の組成物の例は、錠剤、
!IJ。
カプセル、粉剤、エーロゾルスプレー、水性又は油性サ
スペンション、シロップ、エリキシル及び水溶液を包含
する。
これらの化合物は、経口で投与するのが好適であるが、
吸入又は注射によシ投与することもできる。
医薬用組成物及び医薬用担体は希釈剤の種類は、勿論、
所望の投与径路によってきまる。例えば、経口用組成物
は、錠剤又はカプセルの形態であってよく、結合剤(例
えば、シロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ンルビトー
ル、トラガント、ポリビニルピロリドン)、充填剤(例
えば、乳糖、砂糖、トウモロコシデンプン、Mカルシウ
ム、ンルビトール又はグリセリン)、滑剤(例えば、ス
テアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコ
ール又はシリカ)、崩壊剤(例えば、デンプン)又は湿
潤剤(例えは、ラウリル硫酸ナトリウム)のような常用
の賦形剤を含有することができる。経口用液剤は、水性
又は油性サスペンション、溶液、エマルジョン、シロッ
プ、エリヤシル等の形態であってよいし又は使用前水又
は他の適当な媒体で再構成するためのドライプロダクト
として供されてよい。前記の液剤は、懸濁化剤、付番剤
、希釈剤又は乳化剤のような常用の添加剤を含有するこ
とができる。非経口投与又は吸入のためには、常用の医
薬用媒体と共に式Iの化合物の溶液又はサスペンション
を、例えば吸入用エーロゾルスプレーとして、静脈内注
射用水溶液として又は筋肉内注射用油性サスペンション
として用いることができる。
式Iの化合物又はその医薬用組成物は、哺乳類(特に大
患者を含む)に約0.1〜20■/助/日の活性成分の
経口用量で投与することができる。大患者に対する静脈
内投与のためには、約0.02〜5■/に9/用量の活
性成分の単一用量を使用することができる。エーロゾル
投与のための適当な人の用量は、約0.1〜20Tnq
/用量の活性成分の範囲である。然し、これらの数字は
例示に過ぎず、医師は勿論、年令、体重、症状の程度及
び投与される特定の薬剤を基にして特定の患者に最も適
当な用量を最終的に決定することができる。
薬理試験 代表的最終目的化合物をアミノフィリンと比較して検査
して試験管内及び生体内気管支拡張剤活性並びに生体内
降圧活性(心臓血管系副作用の尺度)を決定した0(1
959)中入、アクサスによυ記載されている方法によ
りモルモットの気管銀を調製した。マグナス法によって
各試験化合物に対する反応を記録し、各実験の前0.1
 meg/fntのインプロテレノールを用いて得られ
た最大反応の百分率として表わした。アミノフィリン及
び試験化合物の気管支拡張剤活性(試験管内)をEC5
,値(Q、 l mcg /−のインプロテレノールに
対する最大反応の50チである弛緩を生じるmcg/m
e濃度)として下の表I中表わす0生体内気管支拡張剤
及び降圧活性 アミノフイリ/及び試験化合物の生体内気管支拡張剤活
性を、J、 Pharm、 Pharmac、、 21
.379(1969)中ジェームスにより記載されてい
る方法の変法によってモルモットの気管内圧(ITP)
の増大により評価した。麻酔モルモットの気管にカニユ
ーレを入れ、人工換気下にポリグラフ上ITPを記録し
た。実験の間動脈血圧(ABP;降圧活性の尺度)も測
定した。静脈内及び十二指腸内投与共にデータを得た。
表Iは、E Dso値(気管内圧の50係低下を生じる
■/に9用量)各化合物の生体内気管支拡張剤活性(I
TP)及びED2o値(動脈血圧を20チ低下させる■
/に9用量)として降圧活性(ARP)i表わす。
気管支拡張剤及び心臓血管 効果の分離 試験化合物における望ましくない心臓血管(降圧)効果
から望ましい気管支拡張剤活性の分離を評価するために
、降圧E 02G /気管支拡張FD5Gの比を計算し
、表I中示した。最大ABP/ITB比を示す化合物は
、気管支拡張剤活性から心臓血管副作用の最大の分離を
有する。
次の例は、本発明を例示するものである。
例  1 504エタ/−#100d中agcz、  7.389
 (27,2ミvモh>om液に攪拌下2.6−シクロ
ロブ’J15.15f(27,2ミリモル)を添加した
。5分後、呈色反応(HgOによる黄色)がおこらなく
なるまで溶液に101NaOH(〜10−)を添加した
。この混合物を30分間攪拌し、沈殿を濾過し、水、エ
タノール及びジエチルエーテルで順次洗浄し、乾燥して
標題の塩6.915’(64%の収量)を得た。
ロブリン t ベンゼン中工程Aの生成物6.91′?(16,3ミリ
モル)と「セライト」(珪藻土)a911の混合物を共
沸蒸発させて水分を除去した。得られた混合物に乾燥キ
シレン100mt及(i3−ブロモシクロヘキセン4m
(339ミリモル)と添加した。この混合物を攪拌下2
.5時間還流し、冷却し、沢過した。フィルターケーキ
を少量のCHCt、で洗浄した。
P液及び洗液を合して1発乾固した。残留物をベンゼン
5゜−に溶解し、溶液を20%KI溶液(3回)及び水
性Na C1(1回)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し
た。r液を蒸発させ、残留物をシリカゲル上クロマトグ
ラフィーにょシ精製して標題の中間体;mp133〜1
35℃3.87−(88%)を得た。
IR(KBr) : 2930. 1590. 156
5.14o5.1355.1315、1210,875
.835 cm−’。
Uv:2M80H maz  276nm  (ε 9500)。
NMR(cDczs) :δ2[0(6H,m)、5.
60 (IH,m)、6.00 (2H%m)、 8.
11(IH18)。
分析: C15H1oNaC1zとして計算値: C,
49,09;H,3,75;N、 20.82 :C1
,26,35実験値: C,48,54;H,3,48
;N、20.34 ;C1,25,54゜C,2−クロ
ロ−9−(2−シクロヘキセニル)−9H−アデニン 0℃においてCH30H50−中9−(2−シクロベキ
−1=−ル)−9H−2,6−ジク00ブリ7Z8F(
10,3ミリモル)の混合物中にガスが吸収されなくな
るまでアンモニアガスをバブルさせた。混合物を封管中
100℃において4時間加熱し、次に冷却し、濃縮して
結晶を沈殿させ、これをt過して標題の化合物Z39f
を得た。第2の得分(tt2Tq)をシリカゲル上クロ
マトグラフ分離によってf液から得た。全収f=2.5
0s’(96%):mp195〜197℃。
IR(KBr): 3120、1640、1590、1
320.1300、1225、1190、920m−”
MeOH Uv:λ    266nm (t 14600)。
ax NMR(CDCt、): δ 0.89 (IHlm)
、 1.26(IH。
m)、 2..00(4H,m)、 5.30 (IH
,m)、 6.00(2HSm)、 8.11 (IH
,a )(。
n−プロパツール中lNn−プロポキシ化ナトリウム6
〇−中2−クロロ−9−(2−シクロヘキセニル)−9
H−アデニン2.4?(9,2ミリモル)の溶液を窒素
雰囲気中−夜加熱還流した。反応混合物を、過剰のアル
コキシ化物を中和する酢酸を含有する氷水中に注いだ。
この混合物を真空蒸発させた。残留物を攪拌下CHC1
S中に溶解した。
CHCl3抽出液を水洗し、Na2SO4で乾燥し、蒸
発させて標題の生成物;mp157〜159℃Z3!M
(90%)を得た。
IR(KBr): 3450、3110、1630、1
585.1470、1390、1335 cm−’。
MeOH Uv:λ    266nm (g 13200)。
ax NMR(CD(、!s ) :δ1.03 (3H,t
、 7Hz)、 1.80(8H,m)、 4.15(
2H,t%J=7Hz)、 5.03(2H%m)、 
5.88 (IH,m)、 6.56 (2H,m)、
7.4 (IH,s)。
例2(参考例) 9−シクロヘキシル−2−n −フロホキシー9H−ア
デニン 90%エタノール3〇−中9−(2−シクロヘキセニル
)−2−n−フロホキシー9H−アデニン2.21?(
7,8ミリモル)の溶液を10%Pd−C250T!9
を用いて一夜水素添加し、次に濾過した。P液を真空蒸
発し、残留物を得、これを酢酸エチル−n−ヘキサンか
ら結晶化させた。収量1.85S’(76%) ; m
p 148〜150℃。
IR(KBr): 3510. 2930、1670.
 1640.1595.1405 G−1゜ MeOH Uv:λ    252 nm (a 8360)、 
 269 nmaX (ε 13200)。
NMR(cpcz3):δ1.03(3H,t、J=7
Hz)、1.80(12H,m)、 4.20(2H,
t、J=7Hz)、4.35 (LH,m)、 6.0
2 (2H%s )、 7.55 (IH,s)。
分析、C14H21N50として 計算値:C,61,07;  H,7,69;  N1
25.43゜実験値:C161,07;  N17.8
9;  N、 25.48例3(参考例) 9−(2−シクロヘキセニル)−2−エトキシ−9H−
アデニン 2−クロロ−9−(2−シクロヘキセニル)−9H−ア
デニン(310q、1.24ミリモル)とエタノール中
エトキシ化ナトリウムの溶液(0,25〜IN、〜10
mj)の混合物を窒素雰囲気中−夜還流した。反応混合
物を氷水中に注ぎ、INHCtで中和し、酢酸エチル(
207りで抽出した。抽出液を水洗し、Na2SO4で
乾燥し、を過した。
p液を蒸発し、次に残留物をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(シリカゲル72.1チCH30H−CHCL3で
溶離)に付して92チの収量で標題の生成物;mp67
〜72℃を得た。
IR(KBr): 3320、2940. 1640.
1595.1465、1410、1385、1340 
cm−’。
t 0H Uv:λ    254nm(g8400)、 269
nm(gax 12600)。
NMR(CDC4):  1.44(3H,t、J=7
Hz)、 200(6H,m)、 445(2H,q、
J=7Hz)、 5.20(IH,m)、 5.95 
(2H,m)、 6.16(2H,s)、7.62 (
IH,s)。
例  4 A、  9−シクロヘキシル−9H−2,6−ジクロC
17’ IJンt 例IBの操作においてその中に使用された3−ブロモシ
クロヘキセンを当量の臭化シクロヘキシルに置換する場
合には、標題の中間体が得られる。
例ICの操作をその中で使用された9−(2−シクロヘ
キセニル)−9H−2,6−ジクロロプリンの代りに当
量の9−シクロヘキシル−9H−2,6−ジクロロプリ
ンを使用してくり返す場合には、標題の中間体が得られ
る。
C,2−n−ブトキシ−9−シクロヘキシル−9H−ア
ゾ旦と 例4の操作をその中で使用された2−クロロ−9−(2
−シクロヘキセニル)−9H−アデニンを当量の2−ク
ロロ−9−シクロヘキシル−9H−アデニンで置換して
くシ返す場合には、漂題の生成物が得られる。
例  5 2−n−7’)キシ−9−シクロヘキシル−9H−yテ
ニ一 (別法) A、2−クロロ−9−シクロヘキシル−9H−7デ=ン
エタノール中2−クロロ−9−(2−シクロヘキセニル
)−9H−7デJ1λ252ffiv;1.Oミリモル
)ノ混合物を10%パラジウム炭(93■)により室温
及び大気圧において水素添加した。反応混合物をf過し
、P液を蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィーによって精製して標題の化合物;mp 206〜
209℃139ff9(55チ)を得た。
IR(KBr):  3360、3150、2905、
1645.1595、1570、1540  crn 
0UV : 2 ””0H267nm (g 15,3
00)。
ax NMR(CDCl2):δ 1.80 (IOH,rn
)、 4.47(IH。
m)、 6.23 (2H,s )、 7.82(LH
,s)。
(1)・・・例1の操作に従って2.6−ジクロロプリ
ンから製造。
8.2−n−ブトキシ−9−シクロヘキシル−9H−ア
ゾ三Z 例4の操作上その中で使用された2−クロロ−9−(2
−シクロヘキセニル)−9H−アデニンを当量の2−ク
ロロー9−シクロヘキシル−9H−アデニンft換して
くり返す場合には、標題の生成物が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中R1は▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数
    式、化学式、表等があります▼である、にて示される化
    合物又はその塩。
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