JPS62107775A - すつぽんエキス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は滋養強壮や強精効果を発揮することのできるす
っぽんエキスに関するものである。

〈従来の技術〉 従来から我が国においてすっぽんは、料理用としてだけ
でなく、諸病を除き、虚弱体質に効果を発揮する滋養強
壮剤や、強精剤としても珍重されていた。

料理として「すっぽん鍋」が一般に知られ、滋養強壮や
強情用としては、すっぽんを焼酎漬け（アルコール漬け
）にしたものとか、凍結、乾燥させたものを粉砕して錠
剤にしたもの、また、ずつぽんの油をカプセルに入れた
ものや、すっぽんスープを缶詰にしたものも見られた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記の滋養強壮や強精用として加工を施した種
々のものにはそれぞれ下記のような難点があった。

すなわち、焼酎などのアルコール漬けにしたものは、ア
ルコール分を含むためにいつでも、誰れでも飲めるとい
うものではないということや、すっぽん独特の「くさみ
」が鼻をつくようで飲みづらいという問題点があった５
また。凍結、乾燥して粉砕し錠剤としたものは消化吸収
が不十分であった。すっぽん油をカプセルに入れて販売
するものは、油が多量に採れないという問題点があり、
更に、すっぽんスープの缶詰は一般化していなかったの
である。

く問題点を解決するための手段〉 そこで」二記問題点を解決して、従来より云われていた
、すっぽんの滋養強壮や強精への効用を広く一般に供す
るために、誰れにでも飲み易く、そしてどこでも気楽に
飲むことができるようにしたのである。すなわち、すっ
ぽんと葡萄酒とを圧力鍋で煮沸し、煮つめて製＾ｂとす
るすっぽんエキスを開発したのである。

く作用〉 このように、Ｕ萄酒ですっぽんを煮沸し、煮つめるとす
っぽん特有の「くさみ」を消すと共に、アルコール分を
無に等しくする。また、錠剤のように固体ではなく液体
であるから人体の成分消化吸収がよい。

〈実施例〉 以下本発明のすっぽんエキスを実施例により具体的に説
明する。

実施例 頭を除去し甲羅と体部に分け、肺と膀胱とを取り去った
すっぽん約１　ｋｇを、　赤ワイン３．６Ｑとともに容
１６１２の圧力鍋に入れて６０〜７０分間煮沸した。こ
の煮汁によりすっぽんは形が崩れてほとんど泥状沈澱物
に近くなる。これを調理用深鍋に移し替え、氷砂糖約４
００ｇを加えて更に約１８０分間弱火で煮つめた。煮つ
めろことにより味付けし、保存性をも高めるのである。

こうして得られた懸濁液は２　、５　ｋｇであった。　
この得られた懸濁液をン濾過して約２Ｑのすっぽんエキ
スを得た。　これを５００＋ａＱ瓶に詰めて４本の製品
にした。

このようにして製造された本発明のすっぽんエキスを試
飲したところ、ずつ−ぽん特有の「くさみ」は赤ワイン
との煮沸及び氷砂糖とで煮つめたことにより消され、逆
に風味のある飲み易いものとなった。また、アルコール
分は煮沸及び煮つめたことで殆ど感じられなかった。

このすっぽんエキスは１通常は１日１回食前に、２０〜
３０ｍ　Ｑ飲用すると好適である。

本実施例においては、赤ワインですっぽんを煮沸し、こ
の後にすっぽんを取除いて氷砂糖を添加して煮つめたが
、これは、赤ワインに限定するものではなく、一般に葡
萄酒と称されているものであれば何れしこ変更してもよ
い。また、飲用者の好みに応じて上記のような氷砂糖や
蜂蜜、水あめ等の甘味料を加えたり、　その他の調味料
、漢方薬、民間薬等を添加することができる。なお、葡
萄酒の代りに、日本酒、焼酎、木を使用して試してみた
が、これらはいずれも飲みづらく不適当であることが実
証済みである。

〈発明の効果〉 以上詳述した本発明のすっぽんエキスは、従来のような
すっぽん特有の「くさみ」がない飲み易いものであり、
アルコール分は殆ど無く、いつでも、誰でも飲むことが
できる。このために−膜化、及び、安価に提供すること
ができ、疲労回復、虚弱体質改蕾１強精用になり、広く
愛飲されるに値するものである。また、従来あったよう
な錠剤やカプセル入りのものに比して成分の消化吸収が
大変良いものである。

以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　すっぽんと葡萄酒とを圧力鍋で煮沸し、煮つめて製
   品としてなることを特徴とするすっぽんエキス。