JPH01309675A - 健康飲用酢 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、複数種の生薬成分を含有して、健康の維持
増進に極めて優れた効果を持つ健康飲用酢に関するもの
である。

（従来の技術） 食物が体内において分解され、燃焼して熱（エネルギー
）となり、身体の活力を維持する基となるのであるが、
その際有機酸が有効に作用することを、ノーペル賞を受
賞された英国人クレブスと米国人リップマン両博士が「
クレブスサイクル理論」として明らかにされている。

この「クレブスサイクル理論」の基本となるのがクエン
酸で、このクエン酸が種々の酸に変換しながら作用する
ものであり、クエン酸を多量に含む酢が、血液をアルカ
リ性に保って疲労回復、体力増強に優れた効果を持つこ
とが書鼎などで広（紹介されたこともあって、飲用酢が
多量に製造され多くの人に愛用されるようになった。

酢は元来調味料であり、料理等に少量づつ使用して優れ
た味覚を現すものであるが、これを飲用すると、クエン
酸の強い刺激臭と酸味とがあって水などで薄めても飲み
にくいものであるため、果実酢や甘味料等を種々混合し
、飲みやすくして飲用に供する方法が行われている。（
例えば特開昭５６−６４７７０号、特開昭５７−６３０
７７号、特公昭５９−４１１４号の各公報） また、人体に有益なビタミン類などを加えたものも市販
されている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の健康飲用酢は前記した「クレブスサイクル」の活
動を促進して健康上有効なものであるが、薬用酒の如き
、積極的に身体を強健にする薬効までは望まれないとい
った問題点があった。

この発明は、上記した従来の問題点を解決して、健康飲
用酢に生薬成分を含有させて、酢による健康増進効果に
、生薬による薬効を合わせ持ったものとして、より強力
にして積極的な健康促進効果を有する、健康飲用酢を提
供することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 前記の目的を達するための本発明は、醸造酢、合成酢、
果実酢、あるいはこれらを混合した酢およびこれらの酢
に甘味料等を添加した飲用酢に、少な（とも朝鮮人参を
含む７種の薬草成分を浸漬により抽出し、あるいは、他
の抽出方法により抽出して液、粉末、顆粒等の状態とし
たものを添加して含有させた、健康飲用酢である。

（作用） 前記の構成からなる健康飲用酢は、酢の持つ健康増進作
用に加えて７種以上の生薬成分が互いに相乗効果を現し
て、漢方薬としての身体各部への薬効作用を併せ持つも
ので、極めて優れた健康の回復と増進を得られるもので
ある。

（実施例） 以下、この発明の、朝鮮人参を含む、生薬成分を浸漬に
より抽出する場合の一実施例を、図面にもとづいて説明
する。

広口瓶（１）に、リンゴ酢と、米酢と、クエン酢とを適
量づつ混合したものに、甘味料としてハチミツ、ステビ
アおよび１１！類を加え、さらに栄養素として、ビタミ
ンＣ１ビタミンＢＺ、クロレラＣＧＦを少量添加した飲
用酢（２）を１．８リットル入れ、５年根の朝鮮人参（
３）を１本と、けい皮、またたび、べに花、はぶ草、（
ちなし、かりん、かんぞう、ばんざくろ、なつめ、くこ
、さんざし、みかんの皮からなる１２種の乾燥したもの
合計１２０グラムの生薬（４）とを浸漬し、少なくとも
２週間冷暗所に貯蔵して、生薬（４）の薬効成分を飲用
酢に溶は込ませたものである。

上記の生薬類の薬効は次の通りである。

（イ）朝鮮人参・・・万病薬として古来より知られ、新
陳代謝を促進して強壮薬として優れた効果がある。

（ＩＩ＋）けい皮・・・辛せの味と芳香とを有し、健胃
効果がある。

（ハ）またたび・・・身体を暖め、血行をよくし、強心
、利尿に効果がある。

（ニ）べに花・・・浄血効果があり、産前、産後、月経
不順等婦人病一般に効果がある。

（１）はぶ草・・・広範囲の薬効を持ち、便秘、慢性胃
腸病、消化不良、胃拡張、胃下垂、胃酸過多、胃アント
ニー等の消化器系に特に有効であり、口内炎、黄だん、
じんましん、腎臓病、賢う炎、脚気、糖尿病、ぼうこう
カタル、婦人病、肝臓病、神経病等に効果がある。

（へ）くちなし・・・胆汁分泌の促進、鎮静、血圧降下
作用があり、また消炎、和服、止血薬として黄だん、肝
炎、血便、血尿、不安、不眠、吐血に効果がある。

（ト）かりん・・・せき止めに効果がある。

（チ）がんぞう・・・息苦しさの防止、解毒、のどの痛
み止め、去たん、消炎、神経病の鎮痛に効果あり、甘味
を有する。

（す）ばんざくろ・・・口内炎、駆虫に効果あり。

（ヌ）なつめ・・・緩和、強壮、利尿、鎮けい、鎮静に
効果がある。

（３）＜こ・・・高血圧症、解熱、たんきり、せき止め
に効果がある。

（才）さんざし・・・健胃、消化、整腸、消化不良、食
欲不振、下痢に効果がある。

（ワ）みかんの皮・・・かぜ、のどの痛み、せきに効果
がある。

生薬類の成分抽出期間は少なくとも２週間は必要で、熟
成には夏期約１カ月、冬期約２カ月を必要とし、熟成後
飲用するものである。

なお、熟成後３カ月程度追熟期間をおくと、まろやかな
味となって一層美味しく飲用できるものである。

この健康飲用酢の保存は、日光の当たらない冷暗所がよ
く、適温は１０〜２０°Ｃで、冷蔵庫の中は温度が低す
ぎて熟成に不適当である。

飲用方法は、５〜１０倍に水で薄め、氷を浮がべてジュ
ース風に、または熱いお場で薄めてホットで、あるいは
清酒、焼酎、ウィスキー、ブランデー等で割って飲むな
どである。

なお、上記実施例では、飲みやすく調製した飲用節を用
いたが、醸造米酢や果実面を単独で使用してもよく、ま
た、生薬は朝鮮人参を含む１３種のものを示したが、７
種以上であれば何種類であってもよく、７種以下では薬
効が不充分となる。

上記実施例の健康飲用酢を本発明者が毎日朝夕の２回５
倍に薄めたちの約１００ミリリツトルづつを試飲した結
果、その翌日から熟睡できるようになり、朝の目覚めが
壮快で、歩行も軽快となり１、連日の活動にも疲労感が
なく精力的に仕事ができるようになり、便通が正常化し
、尿の色も濁りが消えて透き通り、顔の色つやも見違え
る程に良くなる等の効果が現れ、家族にも試飲させた結
果はぼ同様の結果が得られた。

なお、以上試飲の効果は、感覚によるもので数字的に表
現できるまでに至っていないが、通常の人が飲用して、
誰にでも効果が現れ、アルコール類を含んでいないため
酒類に弱い人に対しても安全であるとの確信を得た。

なお、上記実施例では、生薬成分を浸漬により抽出した
場合を示したが、他の抽出方法により抽出した成分を、
液、粉末、顆粒等にしたのを添加する場合もある。

（発明の効果） 以上説明したこの発明に係る健康飲用酢によれば、生薬
類の抽出成分が酢の強烈な刺激臭と酸味とを和らげて飲
み易くするとともに、人体に対し、酢による健康増進効
果に加えて７種類以−トの生薬が相乗作用する薬効を併
せ持つこととなり、人体の機能を活性化し、病気に対す
る抵抗力を備えた健康体を維持増進することができると
ともに、従来の薬用酒と異なり、アルコール分を含んで
いないため、酒に弱い婦女子でも安全に飲用することが
できるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明健康飲用節を広口瓶内で熟成中を示す斜視
図である。 １・・広口瓶　　　　２・・飲用節 ３・・朝鮮人参　　　４・・生薬

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 酢に、少なくとも朝鮮人参を含む７種の生薬成分を含有
   させたことを特徴とする、健康飲用酢。