JPS6183576A - 貼り替え防止用ラベルの製法 - Google Patents

貼り替え防止用ラベルの製法

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JPS6183576A
JPS6183576A JP20676984A JP20676984A JPS6183576A JP S6183576 A JPS6183576 A JP S6183576A JP 20676984 A JP20676984 A JP 20676984A JP 20676984 A JP20676984 A JP 20676984A JP S6183576 A JPS6183576 A JP S6183576A
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JP
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layer
adhesive
label
film
adhesive layer
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JP20676984A
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松口 正
松口 昇
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Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用骨¥F) この発明は貼り替え防止用ラベルの装造方法に関し、特
に、たとえば値札や容器の開口部に貼着するラベル等に
用いられる貼り替え防止用ラベルの装造方法に関する。
(従来技術) 従来、値札等として用いられる貼り替え防止用ラベルは
、表面基材に適宜なミシン目または切目を入れておき、
たとえば店頭等でそれを剥がして他の値札と貼り替えよ
うとしたときには、ミシン目や切目で分離・破損して、
剥がされようとしたことが一目で判別することができる
ようなものが知られている。
一方、容器の開口部に未開封状態を表示するために貼着
される貼着紙は、パッケージの開口部分の材料およびそ
の表面処理方法などによっては、たとえば店頭の陳列棚
にならべられた商品を手に取り、その場で容易に剥がす
ことができ、異物等をパッケージの中に混入させた復刊
がしたことがわからないように再び貼着することができ
るので、り(からその貼M紙を見ただけではパッケージ
がすでに開封されたかどうかわからない。そのために、
そのパッケージの内容物に、手を加えられたりしてしま
うおそれがある。たとえば、パッケージ内のお菓子に毒
物が混在されたりするがごとくである。
そこで、最近では、貼着後剥離したことがわかる貼M紙
が、市場に出回るようになった。
第12図は、そのような貼着紙を示す断面図である。
この貼着紙10は、フィルム20を含み、このフィルム
20の裏面の一部には、シリコン層18が形成される。
そして、その面に金属が蒸着され蒸着層16として形成
される。したがって、この蒸着層16の一部は、シリコ
ン層18が介在されることによって、フィルム20に直
接蒸着されていない。さらに、蒸着層16と剥離シート
12とが感圧性接着剤層14で仮着される。
この貼着紙10は、剥離シート12を剥がし、露出した
接着剤層14の面をパッケージの開口部分(図示せず)
に押し当てて貼着される。そして、開口部分に貼着され
た貼着紙10が剥がされれば、シリコン層18によって
フィルム20に直MSF、着されなかった蒸着層16′
の部分のみが、接着剤層14で開口部分に接着されたま
ま残る。さらに、開口部分を開封すれば、そこに貼着さ
れ残っている茨着層16′が切られまたは引き裂かれ、
これによって開封状態がわかるのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような貼着IEIOは、その金属がフィ
ルム20およびシリコン層18に茎着されるので、被蔽
着剤としてのフィルムは、ポリエステル等に附定される
上にその他諸々の条件を満たすことも必要で、コスト高
になるという弊害を有していた。また、フィルム20を
剥がした時に接着剤層14の一部が被貼着材の貼着部分
に残存し、その露出した接着剤層14の表面かヘトつき
、埃がつく等の欠点を有し、衛生上も問題点を有してい
た。
それゆえに、この発明の主たる目的は、貼着後剥離され
たことがわかり、しかも茎着工程を必要としない貼り替
え防止用ラベルの装造方法を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、剥離シートに第1の接着剤層を形成するス
テップと、第1の層の一方主面上に第2の接着剤層を積
層するステップと、第1の接着剤層に第2の層を重ね合
わせ積層するステップと、第2の接着剤層に第2の層を
重ね合わせ積層するステップと、剥離シートの第1の接
着剤層側と、第1の層の第2の接着剤層側とを、第2の
層を介して積層するステップとを含む、貼り替え防止用
ラベルの製法である。
(作用) 第1の接着剤層に第2の層を重ね合わせ積層するととも
に、第2の接着剤層に第2の層を重ね合わせ積層するた
めに、剥離シートが第1の接着剤層により第2の層に仮
に接着して積層されるとともに、第1の層が第2の接着
剤層により第2の層に仮に接着してgRされる。
(発明の効果) この発明によって+M造されたラベルは、ワンクス剤層
で第1の層が第2の層に仮着されているので、従来のよ
うに蒸着を行なうことなく作ることができる。しかも、
ワックス剤層により、再貼着不可能な状態に第1の層と
第2の層とが仮着されていて、ラベルをパッケージ等の
開口部分から剥がそうとすれば、第2の層が第1の層か
ら剥がれて再び貼着できないので、貼着されたラベルが
剥離されたことがわかる。さらに、第1の層が切られた
り引き裂かれたりすると、再びもとの状態にもどらない
ので、第1の層が分離されたことがわかる。したがって
、貼着されたラベルが剥離されたことが一目でわかる。
しかも第1の接着剤層に第2の層を重ね合わせ積層する
とともに、第2の接着剤層に第2の1層を重ね合わせ積
層するので、剥離シートが第1の接着剤層により第2の
層に仮に接着して積層されるとともに、第1の層が第2
の接着剤層により第2の層に仮に接着して積層されるた
めに、従来必要だった蒸着工程を必要としないラベルが
得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行なう以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明に係る製造方法によって製造されたラ
ベルの一例を示す断面図である。このラベル10は、剥
離シート12の剥離剤層13上に仮着されており、第1
の接着剤層14.第1の層としての金属箔層16.第2
の接着剤層としてのワックス剤層1日および第2の層と
してのフィルム層20が、順次積層されてなる。
第1の接着剤層14は、金属T3層16に接着力を与え
るためのものであり、たとえば感圧性接着剤などの接着
剤からなり、剥離シート12と金属箔層16間に形成さ
れる。
金属箔層16は、たとえばパンケージの開口部分を封か
んするためのものであり、また、その封かん部分が開封
された際、切れたり引き裂かれたりして開封状態となす
ためのものである。この金属7g層16は、第1の層と
して用いられるために、接着剤層14の表面に形成され
る。なお、第1の層の他の例としては、比較的弱い力を
加えることによって切ったり引き裂いたりできるように
形成された金属粉末が合成樹脂に混融されてなる薄い合
成樹脂フィルムなどがあげられる。
ワックス剤層18は、金属箔層16とフィルム層20と
を再貼着不可能な状態に仮着するためのものであり、た
とえばパラフィン、ワックスなどのワックス剤からなり
、金属′;f3層16とフィルム層20との間に形成さ
れる。なお、ワックス剤層18によるフィルム層20と
金属箔層16との接着力は、接着剤層14の接着力より
も弱い。
フィルム層20は、第1の層としての全屈T3層16が
切れたり引き裂かれたりするのを防止するための第2の
層として用いられるものであり、ワックス剤層18の表
面に形成され、ワックス剤層1日によって金属箔層16
に仮着されている。なお、第2の層の他の例とじては、
たとえば紙1合成紙などがあげられるが、この封かん片
を折り曲げて封かん部分に貼着するような場合には、ワ
ックス剤層18部分でワックス剤層18の接着力2こ抗
して、フィルム層20が元の状態に復元しようとして剥
離しないような比較的柔軟なものがよい。
剥離シート12は、接着剤層14を保護するためのもの
であり、たとえば紙1合成樹脂シートなどからなる剥離
紙を含み、紙等の基材の表面にたとえばシリコンなどの
剥離剤が塗布印刷されてなる剥離剤層が形成される。
まず、ラベル10が剥離シート12がらが剥がされ、接
着剤層14によって、たとえば、第7図に示す如く、値
札として貼着したり、お菓子のパッケージの開口部分に
貼着される。
このようにフィルム層20および金属箔層16などから
なるラベル10が貼着されたパッケージの開口部分を開
けるためには、貼着されたラベル10を剥がし、その封
かん部分を開けなければならない。この場合、フィルム
E20が金属箔層16にワックス剤層18で弱く仮着さ
れ、一方、金属箔層16がパンケージの開口部分に接着
剤層14で強く接着されているので、ラベル1oを剥が
そうとすればフィルム層20しが剥がすことができず、
金属箔層16が接着剤層14とともに封かん部分に貼着
されたまま残る。したがって、一度フィルム層20を切
ったり引き裂いたりしたならば、再びフィルム層20を
金属箔Ff16の表面に再貼着することができず、もと
の状態にはもどらないので、開封状態であることが一目
瞭然にしてわかるのである。
そして、完成にパッケージの開口部分を開けるためには
、引き剥がされずに残存している金属箔層16を切った
り引き裂いたりしなければならない。
なお、封かん部分を開けるために、フィルム層20を剥
がす際1、それと同時に金K 7g層16を切ったり引
き裂いたりした場合も、上記同様に金属′;f3層積層
の状態を見れば、その開封状態がわかるのである。
なお、この例では、ラベル10が、お菓子のパッケージ
に使用されたが、このほかに薬のパッケージ、封筒1袋
などの封かんすべき部分、そして、価格を表示した値札
として使用され得る。
以下、第1図に示したラベルの製法を、製造装置に基づ
いて説明する。
第2図は、第1図に示したラベルに用いる積層体を製造
するための装置の一例を示す図解図である。
この積層体30は、剥離シート12の剥離剤層13の面
の上に、接着剤層14および第2の層である金属箔層1
6を、その順序で積層したものである。
装置100は、帯状の剥離シート12をロール状に保持
するための保持ローラ102を含む。保持ローラ102
に保持された剥離シート12は、その一端がときほどか
れて、接着剤塗布装置104に導かれる。
接着剤塗布装置104は、剥離シート12の表面に、た
とえば感圧性接着剤などの接着剤14aを印刷塗布する
ためのものであり、2つのローラ104aおよび104
bを含む。Ill’  e104aは、その下部がパン
IQ4cに溜めた接着剤I4aに浸漬されている。した
がって、ローラ104aおよび104bを回転させるこ
とによって、それらの間に導かれた剥離シート12の表
面に接着剤14aが印刷塗布される。なお、接着剤塗布
装置104としては、その他の塗布装置やオフセット印
刷機、スクリーン印刷機などの公知の印刷機を用いても
よい。
そして、接着剤14aが印刷塗布された剥離シート12
は、たとえばヒータを含む乾燥機106に導かれる。乾
燥週106では、剥離シート12に印刷塗布された接着
剤14aが乾燥されて接着剤層I4として形成される。
このように接着剤層1・1が形成された剥離シート12
は、積層装置108に導かれる。
一方、第2の層たる金属箔層16となるべき帯状の金属
箔16aが、別の保持ローラ110にロール状に保持さ
れる。そして、金属箔16aは、その一端がときほどか
れ、積層装置108に導かれる。
積層装置108は、2つのローラ108aおよび108
bを含み、これらのローラ108aおよび10日す間に
は、接着剤石工4に金属箔16aが積層されるように、
剥離シート12および接着剤層14の積層物と金属箔1
6aとが導かれる。
そして、これらのローラ108aおよび108bを回転
させることによって、接着剤層14などの積層材と金属
箔16aとが重ね合わされ、金M箔層16が重ね合わさ
れた積層体3oとして形成される。
形成された積層体3oは、巻き取りローラ120によっ
てロール状に巻き取られ保持される。
第3図は第2図に示した積層体30を用いて第1図に示
したラベルを製造するための装置の一例を示す図解図で
ある。
装置130は、保持ローラ132を含む。保持ローラ1
32には、たとえば上で説明したようにして作られた積
層体30がロール状に保持される。
そして、FQPA体3oは、その一端がときほどかれ、
塗布装置134に導かれる。
塗布装置134は、金属箔層16の表面にワックス剤1
8aを塗布するためのものであり、メインローラ134
a、 そのローラ134aの側部と接するドクタローラ
134bおよびメインローラ134aの下方に設けられ
るローラ134Cを含む。そして、メインローラ134
aとドクタローラ134bとの間に溜められている、た
とえばパラフィン、ワックスなどのワックス剤18aが
、メインローラ134aとローラ134Cとに挟まれて
いる積層体30 (金属箔層16)の表面に、メインロ
ーラ134aで塗られる。このように、ワックス剤18
aの領られた積層体30は、第2の層たるフィルム層2
0を積層する積層装置136に導かれる。
積層装置136は、積層体30に積層されたワックス剤
L8aの層上に、第1の層たるフィルム層20となるべ
き合成樹脂シー)20aを積層するためのものであり、
積層体30の移送経路上に形成されかつ合成樹脂シート
20aをロール状に保持するための保持ローラ136a
を含む。ロール状に保持された合成樹脂シー)20aは
、その一端がときほどかれ、ローラ136bおよびそれ
と対応して設けられたローラ1360間に導かれる。こ
のとき、これらのローラ136bおよびローラ136c
間には、その上にワックス剤18aが塗布された積層体
30が導かれていて、そのために、これらのローラ13
6bおよびローラ136c間では、積層体30と合成樹
脂シート20aとがワックス剤18aを挟んで重ね合わ
される。
このようにして、フィルム層20が重ね合わされた積層
体30は、冷却器138またはクーリングローラ(図示
せず)に導かれる。
冷却器138は、積層体30とフィルム層20との間の
ワックス剤18aを冷やすためのものである。冷却器1
38では、積層体30とフィルム層20とで挟まれたワ
ックス剤18aが冷やして固められ、ワックス剤層18
として形成される。
この場合、ワックス剤層1日は、それを挟む金属箔層1
6とフィルム層20とを再貼着不可能かつ剥離可能に仮
着する。
ワックス剤層18が形成された積層物は、型抜機140
に導かれる。型抜機140は、切刃を有するいわゆるダ
イカッタを含み、このダイカッタによって、フィルム層
20.ワックス剤層18゜金属箔層16および接着剤層
14に適宜な形状の切目が入れられる。
なお、型抜機140は、切刃付きロールいわゆるグイロ
ールを用いたのもであってもよい。
切目が入れられたフィルム層20等を含む積層体30は
、ローラ142aおよび142bで不要部分とラベル1
0 (必要部分)とに分けられ、その不要部分がカスの
巻き取りローラ144によってロール状に巻き取られ、
ラベル10 (必要部分)は剥離シート12に仮着され
たまま巻き取りローラ146によってロール状に巻き取
られる。
なお、型抜機140および巻き取りローラ144の代わ
りに、切目形成機を設けてもよい。この切目形成機は、
切刃を含む。この切刃は、フィルム層20.ワックス剤
層18.金屈箔層16および接着剤層14に切目を入れ
て各ラベル10に分離するためのものである。
なお、この製造方法に代えてつぎのような製造方法で製
造してもよい。
第4図および第5図は、第1図に示したラベルに用いる
積層体を製造するための他の方法の一例を示す図解図で
ある。
第4図に示された装置100aは、前記装置とは異なり
、金属箔16aを積層する積層装置108を有せず、単
に、接着剤を剥離シート12の表面に塗布する装置のみ
からなる。
すなわち、保持ローラ102に保持された剥離シート1
2は、両面に剥離剤層13aおよび13bが形成されて
おり、接着剤塗布装置104に導かれる。
接着剤塗布装置104は、剥離シート12の一方の剥離
剤E 13 aの表面に、たとえばホントメルト型感圧
性接着剤14aを印刷塗布するためのものであり、適宜
な温度に加熱しながら塗布する装置である。したがって
、巻き取りローラ120aを回転させることによって、
導かれた剥離シート12の表面に加熱された接着剤14
aが印刷塗布される。
そして、接着剤14 aが印刷塗布された剥離シート1
2は、冷風を吹き出す装置を含む乾燥機106に導かれ
る。乾燥機106では、剥離シート12に印刷塗布され
た接着剤14aが乾燥されて接着剤層14として形成さ
れる。このように接着剤層14が形成された剥離シート
12は、巻き取りローラ120aによってロール状に巻
き取られ保持される。
一方、第5図に示された装置100bは、フィルム20
aと金属箔16aを積層するための装置である。
この装置100bは、帯状のフィルム20aをロール状
に保持するための保持ローラ136aを含む。保持ロー
ラ136aに保持されたフィルム20aは、その一端が
解きほどかれて、パラフィン、ワックス剤を塗布するた
めの塗布装置134に導かれる。ワックス剤塗布装置1
34は、2つのローラ134aおよび134bを含む。
ローラ134aは、その下部がパン134Cに溜めたワ
ックス剤18aに’/2−’IAされている。したがっ
て、ローラ134aおよび134bを回転させることに
よって、それらの間に導かれたフィルム20aの表面に
ワックス剤18aが印刷塗布される。そして、ワックス
剤18aが塗布されたフィルム20aは、金属箔16a
の積層装置136′に導かれる。金属箔16aは、保持
ローラ110にロール状に保持され、その一端が解きほ
どかれ、積層装置136′に導かれる。
このフィルム20aの表面に形成されたワックス剤18
aの表面にさらに全屈′fJ16 a 13<重ね合わ
された積層体は、冷却器138に導かれ冷却器138で
ワックス剤18aを冷却して固め、金属箔16aとフィ
ルム20aとを再貼着不可能かつ剥離可能に仮着する。
このようにして形成された積層体は、巻き取りローラ1
20bに巻き取られる。
第6図は、第4図に示した積層体と第5図に示した積層
体を用いて、第1図に示したラベルシートを製造するた
めの別の方法を示す図解図である。
装置130は、剥離シート12と接着剤層14とを巻き
重ねた巻き取りローラ120aを装置する装置と、フィ
ルム層20と金属箔層16とを積層した積層体を巻き重
ねた巻き取りローラ120bを装置する装置とを含む。
ローラ120aから引き出された、剥離シート12と接
着剤層14とからなる積層体が、積層装置136に導か
れ、ローラ120bより引き出されたフィルム層20、
ワックス剤層18および金属7f3層16との積層体と
積層装置136によって重ね合わされ、型抜き機140
に送られる。
第8図はこの発明の他の実施例を示す断面図である。こ
の実施例のラベル10は、特に、印刷層22および24
が形成された点で第1図に示した実施例と異なる。
印刷層22は、金属箔層16の表面に、たとえば「開封
済」という画、線が印刷して形成され、また、印刷層2
4はフィルム層20の表面に、たとえ1ヨ「商品名」な
どの画線が印刷して形成される。
このようにすれば、たとえばパッケージに封かん片10
を使用した場合に、そのパッケージがすでに開封された
かどうかを、印刷層22および24の画線を見て簡単に
知ることができる。すなわち、フィルム層20が剥がさ
れる前の状態では「商品名」等の画線が、フィルム層2
0が剥がされた後の状態では、金属箔層16の「開封済
」の文字が、それぞれ現れるのである。
なお、印刷層24は、フィルム層20が透明ならばその
裏面に形成してもよい。また、ラベル10は、印刷層2
2と印刷層24のうち、一方のみを形成したものであっ
てもよい。
第9図は第2図に示した積層体を用いて、第8図に示し
たラベルを製造するための方法の一例を示す図解図であ
る。この装置130は、特に、2つの印刷装置積層0お
よび160が設けられた点で第3図に示した装置と異な
る。
印刷装置積層0は、たとえばオフセット印刷機などの公
知の印刷機からなり、積層体30の移送経路において印
刷塗布装置134の上流側に形成される。そして、この
印刷装置積層0によって金属箔層16の表面にたとえば
「開封済」の文字などからなる印刷層22が形成される
また、印刷装置160は、印刷層τ積層0と同様にたと
えばオフセット印刷機などの公知の印刷機からなり、積
層装置136と冷却器138との間に形成される。そし
て、この印刷装置160によってフィルム層20の表面
に、たとえば「商品名」等の文字などの印刷層24が形
成される。
なお、フィルム層20の裏面に印刷層24を形成するた
めには、印刷装置160を、積層装置136の保持ロー
ラ136aとローラ136bとの間の位置に置き換えれ
ばよい。
さらに、印刷層22および印刷層24のうち一方のみが
形成されたラベル10を得るためには、印刷装置積層0
および160の一方を取り除けばよい。
なお、上述した各実施例では、多数のラベルIOが1枚
の剥離シート12でつながれた形で形成されているが、
剥離シート12を切断して個々のラベル10としてもよ
い。
このようなラベル10を作る装置としては、第3図ある
いは第5図に示した装置130において、型抜機140
を、切断機に代えればよい。この切断機は、刃型を有し
、剥離シート12.接着剤層14.金属箔層16.ワッ
クス剤層18およびフィルム層20の帯状の積層物を個
々のラベル10に切断する。なお、型抜機140より積
層物の移送方向下流の装置は、切断機にともなって任意
に変更すればよい。
第11図はこの発明に係る製法によって製造された他の
ラベルシートを示す断面図である。このラベル10は、
第1層を20として、紙、フィルム等を用い、しかも、
その表面に、シリコン樹脂、ワックス、フン素樹脂等の
剥離剤が塗布された剥離剤520 aが形成されたもの
からなり、−万両2の層16は、その裏面に形成された
接着剤層18の接着力をもって、第1層20の剥離剤層
20a面に重ね合わせ接着されている。
第2の層16は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ウレタン等の樹脂からなるフィルムをもって
形成され、接着剤層16aは、剥離シート12に積層さ
れた接着剤層14より接着力の弱い、接着剤18a′を
もって形成されたのである。
第10図は、第11図に示したラベルの製法の一例で、
特に、第1層に第2層を重ね合わせる方法の例を示す図
解図である。
この装置においては、第5図に示した装置とは異なり、
ワックス1日をコーティングする積層装置134に代え
て、第2の層を形成するフィルム16aを第2の層を形
成する紙20の表面上に、重ね合わせ積層する積層装置
160が設けられているのみである。
積層装置160は、フィルム16を巻き重ねた巻き重ね
体を装填する装置162を含み、この巻き重ね体から引
き出されたフィルム16は、2津のローラと接着剤18
a′を貯めるパンを含む、接着剤ケ布装置116′に導
き、接着剤18a′を2つのローラの回転に伴いフィル
ムI6の表面に塗布した後、2つのローラ164および
166の間に導かれ、別途導かれた紙20のヱリ刈剤層
20aの表面に、フィルム16aがその表面の粘着剤層
18面によって重ね合わせ接着される。そして、接着装
置170に導(。接着装置としては、接着剤18aとし
て、PVA系、酢ビ系、アクリル系等の水溶性樹脂を含
む接着剤あるいは塩酢ビ、ウレタン、アクリル等からな
る溶剤型接着剤を用いる場合は、「乾燥器」を用い、ゴ
ム系、EVA系のホットメルト型接着剤を用いる場合は
、「冷却器」を用いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る製造方法によって製造されたラ
ベルの一例を示す断面図である。 第2図は、第1図に示したラベルに用いる積層体を製造
するための装置の一例を示す図解図である。 第3図は第2図に示した積層体を用いて第1図に示した
ラベルを製造するための装置の一例を示す図解図である
。 第4図および第5図は、第1図に示したラベルに用いる
積層体を製造するための他の方法の−例を示す図解図で
ある。 第6図は第4図および第5図に示した積層体を用いて、
第1図に示したラベルを製造するための別の方法を示す
図解図である。 第7図はこの発明によって製造されたラベルの使用する
方法を示す斜視図である。 第8図はこの発明の他の実施例を示す断面図である。 第9図は第2図に示した82層体を用いて第8図に示し
たラベルを製造するための方法の一例を示す図解図であ
る。 第10図は、第11図に示したラベルの製法の一例で、
特に、第1層に第2層を重ね合わせる方法の例を示す図
解図である。 第11図はこの発明に係る製法によって製造された他の
ラベルを示す断面図である。 第12図は従来例を示す断面図である。 図において、10はラベル、12は剥離シート、14は
接着剤層、16は金属箔層、18はワックス剤層、20
はフィルム層、102は保持ローラ、104は接着剤塗
布装置、106は乾燥機、108は積層装置、134は
塗布装置、136は積層装置、138は溶着機を示す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡1)全容(はが1名)134c  
18a 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)剥離シートに第1の接着剤層を形成するステッ
    プと、 (b)第1の層の一方主面上に第2の接着剤層を積層す
    るステップと、 (c)第1の接着剤層に第2の層を重ね合わせ積層する
    ステップと (d)第2の接着剤層に第2の層を重ね合わせ積層する
    ステップと (e)剥離シートの第1の接着剤層側と、 第1の層の第2の接着剤層側とを、第2の層を介して積
    層するステップとを含む、貼り替え防止用ラベルの製法
    。 2 前記ステップ(b)は、第1の層である金属層の表
    面にパラフィン、ワックス剤を塗布して第2の接着剤層
    を形成するステップを含む、特許請求の範囲第1項記載
    の貼り替え防止用ラベルの製法。 3 前記ステップ(d)は、第2の層の表面に感圧性接
    着剤層を塗布して第2の接着剤層を積層するステップを
    含む、特許請求の範囲第1項記載の貼り替え防止用ラベ
    ルの製法。 4 前記ステップ(b)は、第1の層の少なくとも一方
    主面上に印刷層を形成するステップを含む、特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の貼り替え防
    止用ラベルの製法。 5 前記ステップ(c)は、第2の層の少なくとも一方
    主面に印刷層を形成するステップを含む、特許請求の範
    囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の貼り替え防止
    用ラベルの製法。 6 前記ステップ(d)は、第2の層の少なくとも一方
    主面に印刷層を形成するステップを含む、特許請求の範
    囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の貼り替え防止
    用ラベルの製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS509322U (ja) * 1973-05-24 1975-01-30

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