JPS6162035A - ヒ−タ−圧着機構 - Google Patents

ヒ−タ−圧着機構

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JPS6162035A
JPS6162035A JP18412284A JP18412284A JPS6162035A JP S6162035 A JPS6162035 A JP S6162035A JP 18412284 A JP18412284 A JP 18412284A JP 18412284 A JP18412284 A JP 18412284A JP S6162035 A JPS6162035 A JP S6162035A
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heater
platen
rotating arm
arm
lock
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Koji Yui
康二 油井
Yoichi Kobayashi
洋一 小林
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業−1−の利用分野 本発明は新規なヒーター圧着機構に関する。詳しくは、
例えば、プラテンとこれに所定の圧力で圧着されたヒー
ターとの間に貼着紙とこれが貼着される被貼着紙とを重
ね合わせた状態で通すことによって貼着を行なう貼着装
置等におけるヒーター圧着機構に関するものであり、軒
い力による簡単な操作によって、ヒーターを所定の圧力
で、しかも、確実に、プラテンに圧着せしめることがで
きるようにした新規なヒーター圧着機構を提供しようと
するものである。
従来の技術 例えば、電子カメラによって撮影された画像がプリント
された印画紙は、そのままの状態では紫外線を受けるこ
とによって色の変質を来たすので、プリントされた側の
表面に保護膜が形成される必要がある。そして、このよ
うな保護膜を形成する方法には幾つかあるが、一般的に
は、貼着装置を用いて、ラミネートフィルムと称される
保護紙を印画紙に貼着する方法が採られている。
上記したラミネートフィルムの貼着は、例えば、次のよ
うにして行なわれる。ラミネートフィルムには1通常、
透明フィルムの一方の面に熱活性型の接着層が添着され
たものが用いられる。そして、印画紙とラミネートフィ
ルムとを重ね合わせた状態で、プラテンとこれに圧接す
るヒーターとの間を通すことにより、ラミネートフィル
ムの接着層が活性化され、かつ、透明フィルムが印画紙
に圧接せしめられるので、これによって、透明フィルム
が印画紙に貼着されることになる。
ところで、上記したようなプラテンとこれに接触するヒ
ーターとを備えた貼着装置による貼着が、よりきれいに
行なわれるためには、ヒーターが所定の温度に加熱され
ていることの他に、ヒーターが所定の圧力でプラテンに
圧着せしめられていることが必要である。即ち、前記し
たように、ラミネートフィルムはヒーターと接触するこ
とによってその接着層が活性化されると共に、ヒーター
とプラテンとの間で所定の圧力で印画紙に圧接せしめら
れることにより、接着層を介して印画紙に貼着されるの
であるから、ヒーターとプラテンとの圧着力が弱いと、
接着層による接着作用が不充分なものとなる。
そこで、この種の貼着装置には、一般に、ヒーターを所
定の圧力でプラテンに圧着せしめるヒーター圧着機構が
設けられている。そして、ヒーターをプラテンに圧着せ
しめるために、通常、弾発手段が用いられている。即ち
、ヒーターに弾発手段を関係させ、この弾発手段の弾発
力によりヒーターをプラテンに圧着せしめるものである
ところで、ヒーターをプラテンに圧着せしめる圧力とし
ては、概ね、数10Kg程度必要である。
従って、前記した弾発手段は、ヒーターをプラテンに接
触せしめる際、上記した程度のばね圧を生ずるように変
形されなければならないのであるが、弾発手段を数10
Kgのばね圧を生ずるように変形せしめることは決して
容易なことではない。
しかるに、従来の圧着機構は、ヒーターを所定の位置に
セットしようとするとき、前記弾発手段を前記したよう
に変形せしめる力が使用者に要求されるような構造であ
った。
発明の目的 そこで本発明は、ヒーターをプラテンに圧着せしめると
き、より軽い力で簡単な操作により、弾発手段を所定の
ばね圧を生ずるように変形せしめることができるように
した新規なヒーター圧着機構を提供することを目的とす
る。
発明の概要 本発明ヒーター圧着機構は、上記した目的を達成するた
めに、機枠側に回動自在に支持された回動アームと、機
枠内に配置されたプラテンに接触するヒーターと、該ヒ
ーターを保持しかつ上記回動アームに略回動アームの回
動方向に沿って移動自在に支持されたヒーター保持部材
と、該ヒーター保持部材と前記回動アームの間に張設さ
れかつヒーターがプラテンに接触した状態で回動アーム
がプラテン側へ移動されることによりその弾発力がヒー
ターとプラテンとの間に作用する弾発手段と、前記回動
アームをこれに支持されたヒーターがプラテンに接触し
た位置より更にプラテン側へ寄ったロック位置にロック
するロック手段とを備えており、前記回動アームが上記
ロック位置にロックされることによって前記弾発手段の
弾発力により前記ヒーターをプラテンに圧接せしめるよ
うにしたことを特徴とする。
実施例 以下に、本発明ヒーター圧着機構の詳細を、添附図面に
示した実施例に従って説明する。尚、図面に示した実施
例は本発明ヒーター圧着機構を貼着装置におけるヒータ
ー圧着機構として適用したものである。
先ず、貼着装置1の概要を説明する。
図面において、2は貼着装置1の機枠であり、略箱形に
形成されており、その前面に印画紙挿入口3が形成され
、その底板部に印画紙出口4が形成されている。また、
機枠2の天板部には開閉蓋5が後方へ向けて開くことが
できるように設けられている。
6は機枠2内の上下方向における中央部から稍底板部側
へ寄った位置に回転自在に配置されたプラテンであり、
その外周部は耐熱性のよいゴムにより形成されている。
7は前端が前記印画紙挿入口3と連続するように配置さ
れ、後端が略前記プラテン6の上端面を指向するように
配置された挿入受は板であり、該挿入受は板7の上方に
は挿入案内板8が配置されている。9は駆動給紙ローラ
ー、10は該駆動給紙ローラーと接触された従動給紙ロ
ーラーであり、これら駆動給紙ローラー9及び従動給紙
ローラー10はその互いに接触し合う部分の入口側が前
記挿入受は板7の後端に近接するように配置されている
尚、図示を省略しであるが、駆動給紙ローラー9とプラ
テン6との間には給紙ガイド板が配置されている。
11はヒーターである。該ヒーター11は後述するヒー
ター圧着機構のヒーター保持部材に保持され、その発熱
部12が前記プラテン6の外周面に」一方から接触する
ことができるように設けられており、少なくとも貼着装
置1が使用されるときは、第1図及び第5図に示すよう
に、所定の圧力でプラテン6に圧着せしめられた状態と
されている。尚、ヒーター11は、第2図に示すように
、左右方向に長い板状とされ、その下面に発熱部12が
設けられており、その発熱部12がプラテン6の軸方向
における略全長に亘って接触するようにされている。
13はプラテン6の後方であり、かつ、略印画紙出口4
の−に方である位置に回転自在に配置された駆動排紙ロ
ーラーである。14は駆動排紙ローラー13の外周面の
うち上側の部分と接触するように配置された従動排紙ロ
ーラー、また、15は駆動排紙ローラー13の外周面の
うち下側の部分と接触するように配置された従動送出し
ローラーである。16は排紙案内板であり、該排紙案内
板16はその前端が上記駆動排紙ローラー13と従動送
出しローラー15との接触部を指向するように前下りの
状態で斜めに設けられていると共に、その後端部は略前
方へ向けて折り返すように屈曲されている。
17はロールペーパー状に巻回されると共に、一方の面
に所定の形状に形成されたラミネートフィルムが一定間
隔毎に添着されたラミネートテープであり、機枠2内の
上部のうち前側に寄った位置に回転自在に配置された供
給側ローラー18に支持されている。19は機枠2内の
上部のうち後側に寄った位置に回転自在に配置された巻
取側ローラーである。20.20.20はラミネートテ
ープ17の走行経路を規制するガイドローラーである。
しかして、供給側ローラー18から引き出されたラミネ
ートテープ17は、一旦、駆動給紙ローラー9とプラテ
ン6との間の略中間部に導かれ、そこから、プラテン6
側へ導かれた後、プラテン6とヒーター11との間を通
されて行く。そして、プラテン6とヒーター11との間
を通った後駆動排紙ローラー13側へ向けて導かれ、駆
動排紙ローラー13に至る手前で上方へ導かれ、巻取側
ローラー19に巻き取られて行く。
尚、プラテン6、駆動給紙ローラー9、駆動排紙ローラ
ー14及び巻取側ローラー19は、図示しないモーター
の回転力を減速ギヤ、プーリー、ベルト等を介して伝達
されることにより所定のタイミングで所定の回転方向へ
回転せしめられるようにされている。
しかして、印画紙挿入口3から図示しない印画紙が挿入
されると、その印画紙の先端が、挿入受は板7と挿入案
内板8とによって、駆動給紙ローラー9と従動給紙ロー
ラー14とが接触する部分に挿入されるように宥内され
る。そこで、駆動給紙ローラー9及び従動給紙ローラー
10が回転せしめられ、それによって、印画紙はプラテ
ン6側へ向けて移送されると共に、その先端がプラテン
6とヒーター11とが接触する部分に挿入されるように
なる。しかして、ヒーター11の発熱部12が加熱され
、発熱部12が所定の温度に達したところでプラテン6
、駆動排紙ローラー13及び巻取側ローラー19が回転
せしめられる。これによって、印画紙とラミネートフィ
ルムとがヒーター11とプラテン6との間を加熱加圧さ
れながら重ねられた状態で送行されるので、ラミネート
フィルムが印画紙に貼着される。そして、このような貼
着が行なわれながら、印画紙はプラテン6及び駆動排紙
ローラー13と従動排紙ローラー14により排紙案内板
16上へ移送されて行く。そして、印画紙は、排紙案内
板16上で自動的に移送方向の向きを変え、今度は駆動
排紙ローラー13と従動送出しローラー15とにより印
画紙出口4側へ移送されて行き、印画紙出口から機枠2
外へ送り出されて行く。
次にヒーター圧着機構21について説明する(第1図及
び第2図参照)。
22及び22′は機枠2内のうち前記開閉蓋5の下方に
対応する部分に配置された回動アームであり、一方の回
動アーム22は機枠2の左側の側板部に寄った位置に配
置され、他方の回動アーム22′は機枠2の右側の側板
部に寄った位置に配置されている。そして、これら回動
アーム22及び22′はその後端部に形成された挿通孔
23.23′に機枠2の左右両側板部か゛ら互いに内側
へ向けて突出された支持ピン24(第3図乃至第5図参
照)及び24′が挿通されることにより機枠2に回動自
在に支持されており、それによって、第1図及び第5図
に示す位置と第3図に実線で示す位置との間を回動する
ことができるようになっている。
ところで、これら回動アーム22及び22′にはそれぞ
れ後述する操作レバーやロックアーム及び各種のピン部
材等が設けられているが、これらの各部材は回動アーム
22及び22′に左右対称的に配置されているので、左
側の回動アーム22に設けられたものについて詳細に説
明し、右側の回動アーム22′に設けられたものについ
ては、左側の回動アーム22に設けられたものに付した
記号に「′」符号を付した符号を付することにより説明
を省略する。
25は回動アーム22の左側の側面の上端縁に寄った部
分のうち前後方向における略中央部から左側へ向けて水
平に突出された支持軸であり、この支持軸に後述する操
作レバーが回動自在に支持されるようになっている。
26は前後方向から見て略アングル状に屈曲するように
形成された操作レバーである。操作レバー26の側面部
26aは、その後部が、後端へ行くに従って下端縁が次
第に下方へ突出して行くように形成されており、その下
端部に挿通孔27が形成されている。また、操作レバー
26の上面部26bは上方から見て略クランク状を為す
ように形成されている。28は側面部26aの後端部の
上端縁寄りの位置から左側へ向けて突出された連結ピン
であり、この連結ピン28には後述する0ツクアームが
回動自在に支持される。29は側面部26aの右側の面
のうち下端縁に寄った部分に形成された突起である(右
側の操作レバー26′に形成された突起29′参照)。
しかして、操作レバー26は、その挿通孔27に回動ア
ーム22から突設された前記支持軸25が挿通されるこ
とにより回動アーム22に回動自在に支持されると共に
、その上面部26bが回動アーム22の」二輪縁に上方
から被さるように配置される。
30はトーションばねである。該トーションばね30は
、その中間部の輪状部が前記支持軸25の回動アーム2
2と操作レバー26の間の部分に外嵌され、その一端部
が操作レバー26の前記突起29に下方から当接されて
いる。31は回動アーム22の左側の側面のうち支持軸
25が突設された位置の下方であり、かつ、その位置よ
り稍後側へ寄った位置に形成された突起である。そして
、前記トーションばね30の他端部は、この回動アーム
22側の突起31に前側から当接されている。
しかして、操作レバー26は、トーションばね30の弾
発力により、常時、その前端部が上方へ跳ね上げられる
ような回動力を付勢されている(第3図参照)。
32はロックアームである。該ロックアーム32は側方
から見て略逆J字状に形成されており、後側へ向けて屈
曲Xれた上端部の後端部に挿入孔33が形成されている
。そして、ロックアーム32の下端部には後方へ向けて
略直角に屈曲されたロック爪34が形成されている。
35は回動アーム22の左側の側面のうち、操作レバー
26が支持される前記支持軸25が突設された位置の下
方であり、かつ、その位置よりある程度前側へ寄った位
置から突設されたストッパーピンである。
しかして、ロックアーム32は、その上部の屈曲部のう
ち後側の側縁部(以下「屈曲縁」という)36が前記支
持軸25の略前側に位置された状態で、その挿入孔33
に前記操作レバー26から突設された連結ピン28が挿
通され、これにより、操作レバー26に回動自在に連結
される。
そして、操作レバー26が第1図に示す状態から第3図
に示す状態になる過程においては、操作レバー26に設
けられた連結ピン28が反時計回り方向へ回動せしめら
れるので、ロックアーム32は連結ピン28に支持され
た」一端部が反時計回り方向へ移動されるようになる。
そして、連結ピン28が支持軸25の略左斜め上方へ来
ると、ロックアーム32の屈曲縁36が支持軸25に接
触される。そして、この状態から更に操作レバー26が
回動され、ロックアーム32がその屈曲縁36と支持軸
25とが接触する部分を回動支点として反時計回り方向
へ回動されるようになる。そして、ロックアーム32が
反時計回り方向へ回動されると、その前端縁の下端部が
スト、ツバ−ピン35に後方から組合される(第3図に
示す状態)。この状態になると、ロックアーム32はそ
れ以上反時計回り方向へ回動することができなくなるの
で、操作レバー26もこの位置(以下、「跳ね上り位置
」という)で回動が阻1トされるようになる。尚、この
ような動作は、ロックアーム32が後述のロック状態に
ない場合は、トーションばね30によって実現される。
また、第3図に2点鎖線で示す状態から、操作レバー2
6を時計回り方向へ回動すると、連結ピン28が前方へ
移動されるので、ロックアーム32は、その自重により
、ロック爪34が後方へ移動されるようになる。そして
、連結ピン28が支持軸25より稍後方の位置まで来る
と、ロックアーム32は、第4図に示すように、そのロ
ック爪34が支持軸25の略真下に位置されるような状
態(以下、この位置を「係合位置Jという)になる。
37は機枠2の左側の側板部から右側へ向けて略水平に
突出されたロックピンであり、該ロックピン37の先端
部は、ロックアーム32が係合位置に来たとき、そのロ
ック爪34がこれの下方に位置するような位置に配置さ
れている。
しかして、ロックアーム32が係合位置に来ると、その
ロック爪34がロックピン37に下方から係合すること
になる。
38は回動アーム22の右側の側面のうち下端縁に寄っ
た位置から右側へ向けて突設されたスプリング係着ピン
である。また、39は回動アーム22の右側の側面のう
ち上端縁と前端縁とが交わる角部に寄った位置から右側
へ向けて突設された支持ピンである。そして、回動アー
ム22の上端縁に寄った部分のうち上記支持ピン39が
突設された位置よりある程度後方へ寄った位置に、−ヒ
下方向に長い長孔40が形成されている。
41は前記したヒーター11を保持するヒーター保持部
材である。該ヒーター保持部材41は前後方向から見て
略U形に形成され、その水平方向に延びる中間部42の
下面に取付部材43を介してヒーター11が一体的に取
着されている。44.44′はヒーター保持部材41の
中間部42の左右両端から立ち上げ状に形成された支持
片である。支持片44.44′は側方から見て略逆り字
状に形成され、その前後方向に延びる部分の前端部に挿
通孔45.45′が形成されると共に、その上下方向に
延びる部分のうちそれぞれ前記回動アーム22.22′
側の側面の」二輪部に側方から見て略口状に形成された
ブラダ、、 ト46.46′が固定されている。そして
、ブラケット46.46′の上端部には調節ばね47.
47′が挿通されており、該調節ばね47.47′の下
端部にスプリング係着子48.48′が螺合されている
。スプリング係着子48.48′は略直方体状に形成さ
れると共に、上記プラテン)・46.46′の前後両側
部に挾まれるようにして配置されており、その下面から
フック部49.49′が下方へ向けて一体に突設されて
いる。
50.50′はヒーター保持金8材41の支持片44.
44′の前後方向に延びる部分のうちそれぞれ回動アー
ム22.22′側を向いた側面の前後方向における略中
央部から略水平方向に突出された係合ピンである。
しかして、ヒーター保持部材41は、その左右の支持片
44.44′に形成された挿通孔45、前記支持ピン3
9.39′が挿通されることにより、回動アーム22.
22′に回動自在に支持されると共に、その係合ピン5
0.50′の先端部が回動アーム22.22′に形成さ
れた前記長孔40.40′に摺動自在に係合されている
。しかして、ヒーター保持部材41は、その支持片44
.44′の前後方向に沿って延びる部分の前端部が回動
アーム22.22′回動自在に支持されるので、回動ア
ーム22.22′に対しては、略該回動アーム22.2
2′の回動方向に沿って移動することができる状態とさ
れている。尚、ヒーター保持部材41は、その保合ピン
50.50′が回動アーム22.22′の長孔40.4
0′の下端縁に係合されることにより、回動アーム22
.22′に対して、所定の位置より下方へ下がるのを阻
止される(第3図参り、)。
51.51′はヒーター圧着用の引張りスプリングであ
り、この引張りスプリング51.51′には比較的強力
な張力を生ずるものが用いられている。そして、引張り
スプリング51.51′は、その上端部がヒーター保持
部材41の支持片44.44′に設けられた前記スプリ
ング係着子48.48′のフック部49.49′に係着
され、その下端部が回動アーム22.22′から突設さ
れた前記スプリング係着ピン38.38′に係着されて
いる。
尚、引張りスプリング51.51′は、ヒーター11が
プラテン6に接触した状態で回動アーム22.22′が
プラテン6側へ移動されることによって、所定の値の引
張力が生ずるようにされており、その引張力をヒーター
11がプラテン6に圧着される力として作用せしめるた
めのものである。従って、引張りスプリング51.51
′は、これがヒーター保持部材41と回動アーム22.
22′の間に張設されるとき、必ずしも引張力を生ずる
ように伸長せしめられる必要はなく、もとの形状を保持
する状態のまま、あるいは僅かに伸張された程度で張設
されていれば良い。そして、そのような張設時の状態で
はヒーター11を所定の圧力でプラテン6に圧着せしめ
られることができない場合は、調節ばね47.47′を
所定の方向へ回してスプリング係着子48.48′を微
細に上方へ移動せしめ、それにより、引張りスプリング
51.51′が予めある程度の引張力を生じている状態
とするようにすれば良い。
尚、52.52′は、支持ピン39.39′のうちヒー
ター保持部材41の支持片44.44′に形成された挿
通孔45.45′から突出した部分の溝に係着されるE
リングであり、これによりヒーター保持部材41の支持
ピン39.39′からの抜は止めが為される。また、図
示を省略しであるが、前記支持軸25.25′及び連絡
ピン28.28′の先端部にもEリング等の抜は止め部
材が係着されており、それらの抜け1ヒめ部材により操
作レバー26.26′及びロックアーム32.32′の
これらが支持されるピン部材からの抜は止めが為されて
いる。
しかして、上記したように構成されたヒーター圧着機構
21によるヒーター11のプラテン6に対する圧着は、
次のようにして行なわれる(第3図乃至第5図参照)。
尚、第3図乃至第5図においては、回動アーム及びこれ
に設けられた操作レバー、ロックアーム等が左側のもの
のみ示されているが、右側のものも左側のものと同様に
動作される。
第3図に実線で示す状態は、前記開閉蓋5が開放され、
かつ、回動アーム22.22′が機枠2の天面部に形成
された開口部53から上方へ案出するように移動された
状態である。このような状態は、例えば、前記したラミ
ネートテープ17を交換したり、内部の点検や保持作業
を行なうときの状態である。
しかして、ラミネートテープ17の交換や必要な点検、
保守作業が終了したときは、回動アーム22.22′を
機枠2内に戻すように回動せしめる。これによって、第
3図に2点鎖線で示すように、ヒーター11がプラテン
6に上方から当接されるようになる。そして、この状態
において、操作レバー26.26′はトーションばね3
0.30′の911発力によって跳ね上がり位置に来て
おり、従って、ロックアーム32.32′はストッパー
ピン35.35′に後方から当接した状態とされている
そして、第3図に2点鎖線で示す状態から、操作レバー
26.26′をトーションばね30.30′の弾発力に
抗して、第3図における時計回ゎり方向へ回動せしめる
。すると、前記したように、連結ピン28.28′が前
方へ移動されるため、ロックアーム32.32′は、そ
の自重で、ロック爪34.34′か後方へ移動されるよ
うになる。そして、ロックアーム32.32′か前記し
た係合位置へ来ると、第4図に示すように、そのロック
爪34.34′がロックピン37.37′の下方へ入り
込むように位置されるようになる。即ち、ロックアーム
32.32′のロック爪34.34′がロックピン37
.37′に係合される。
尚、この状態では、ロックアーム32.32′は未だロ
ックピン37.37′にロックされるように係合されて
はいない。何故ならば、この状態で操作レバー26.2
6′から手を離すと、操作レバー26.26′はトーシ
ョンばね30.30′の弾発力によって再び跳ね上がり
位置へ戻るようになる。従って、ロックアーム32.3
2′がその屈曲縁36.36′と支持軸25.25′と
が接触する部分を回動支点として反時計回わり方向へ回
動されるので、ロック爪34.34′がロックピン37
.37′の下方をすり抜けるようにして前方へ移動され
てしまうからである。
そして、第4図に示す状態から、操作レバー26.26
′が更に時計回わり方向へ回動せしめられると、これに
設けられた連結ピン28.28′が、支持軸25.25
′の軸心とロックピン37.37′の軸心とを結んで延
びる直線(以下、「トグル境界線」という)54.54
′より前方へ来るようになる(第5図に示す状態)と共
に、該連結ピン28.28′は僅かではあるが第4図に
示す位置より上方へ移動せしめられる。即ち、連結ピン
28.28′は、第4図に示す位置、即ち、ロックアー
ム32.32′のロック爪34.34′がロックピン3
7.37′に係合する位置から同図に実線矢印で示す方
向へ移動されるようになる。
ところが、連結ピン28.28′が上方へ移動されるた
めにはこれに連結されたロックアーム32.32′も上
方へ移動される必要がある。しかしながら、この状態で
は、ロックアーム32.32′はそのロック爪34.3
4′がロックピン37.37′と係合しているため上方
へ移動することはできない。
しかして、ロックアーム32.32′は上方へ移動でき
ないので、これが支持された回動アーム22.22′が
下方へ移動せしめられることになる。即ち、回動アーム
22.22′は第3図に示す2点鎖線で示す位置、また
、第4図に示す位置、即ち、ヒーター11がプラテン6
上に当接された位置よりストロークL分下方へ変位せし
められる。
これによって、引張りスプリング51.51′が所定の
ばね圧を生ずるように所定量伸長せしめられる。即ち、
引張りスプリング51.51′はヒーター保持部材41
側に係着された部分の位置が変らない状態で回動アーム
22.22′側に係着された部分(スプリング係着ピン
38.38′に係着された部分)が下方へ変位せしめら
れることによって伸長されることになる。
しかして、引張りスプリング51.51′に所定の値の
引張り力が生じ、この引張り力はヒーター保持部材41
を介して、ヒーター11をプラテン6に圧着せしめる力
として作用する。
そして、引張りスプリング51.51′に上記したよう
にして引張力が生ずると、その応力によって回動アーム
22.22′には上方へ戻ろうとする強力な回動力が付
勢されるようになり、この回動力は支持軸25.25′
、操作レバー26.26′及び連結ピン28.28′を
介してロックアーム32.32′に及ぶ。従って、口・
ンクアーム32.32′のロック爪34.34′がロッ
クピン37.37′に下方から圧接するようになる。
そして、このような状態になると、操作レバー26.2
6′を反時計回わり方向へ回動せしめない限り、ロック
アーム32.32′のロック爪34.34′がロックピ
ン37.37′と係合した状態が解除されることCすな
い。νUち、この状態においては、前記したように、連
結ピン28.28′が前記したトグル境!/i’線54
より前方へ来ているため、操作レバー26.26′はロ
ックアーム32.32′によって下方へ引張られている
連結ピン28.28′により時計回わり方向へ回動しよ
うとする強力な回動力を付勢されているからである・ しかして、ヒーター11が所定の圧力でプラテン6に圧
着され、かつ、その状態が確実に保持される。
尚、この実施例においては、ヒーター11をプラテンに
圧着せしめられるための引張りスプリングが2箇用いら
れているので、例えば、圧着の圧力に20Kg必要であ
るときは、引張りスプリング51.51′の前記伸長時
における引張力をそれぞれ10Kgとなるように設定し
ておけば良い。
尚、第5図に示す状態から、操作レバー26.26′を
、例えば、その上面部26b、26゛bの前端部を持ち
上げるようにして反時計回わり方向へ回動せしめると、
連結ピン28.28′がトグル境界線54より後方へ移
動され、かつ、下方へ移動せしめられるので、回動アー
ム22.22′が上方へ変位されると共に、操作レバー
26.26′がトーションばね30,30′の弾発力に
よって跳ね上がり位置へ回動され、それにより、ロック
アーム32.32′のロック爪34.34′のロックピ
ン37.37′に対する係合が解除される。
尚1図示を省略しであるが、機枠2には、開閉蓋5が開
口部53を完全に閉じる位置へ来ることによって接点が
閉じられる安全スイッチが設けられており、貼着装置1
の制御回路は、この安全スイッチの接点が閉じられてい
ないと電源が入らないように構成されている。
しかるに、前記したように、回動アーム22.22′は
開閉蓋5の下方に対応した位置に配置されており、これ
により、操作レバー26.26′も開閉蓋5の下方に配
置されている。従って、操作レバー26.26′が跳ね
上げ位置にある状態では開閉蓋5が開口部53を閉じる
位置へ移動されることはあり得ない。そして、操作レバ
ー26.26′は、第5図に示す位置、即ち、連結ピン
28.28′がトグル境界線54を前側へと越え、ヒー
ター11が所定の圧力でプラテン6に圧着され、かつ、
その状態がロックアーム32.32′とロックピン37
.37′とによって保持されるようになる状態における
位置へ来ない限り、即ち、連結ピン28.28′がトグ
ル境界線54より後方にある状態では、トーションばね
30.30′の弾発力によってその先端が上方へ浮き上
がった状態にされている。
従って、安全スイッチの接点が閉じられているときは、
必ず、ヒーター11が所定の圧力でプラテン6に圧着さ
れているときである。
従って、ヒーター11が所定の圧力でプラテン6に圧着
されていないまま電源が入ることはない。即ち、ヒータ
ー11が所定の圧力でプラテン6に圧着されていない状
態では、貼着を行なうことができない。
しかして、このようなヒーター圧着機構21を備えた貼
着装置1によれば、常に、ヒーター11が所定の圧力で
プラテン6に圧着された状態のもとで貼着を行なうこと
ができるので、ラミネートフィルムを印画紙にきれいに
貼着せしめることができる。
発明の効果 以上に記載したところから明らかなように、本発明ヒー
ター圧着機構は、機枠側に回動自在に支持された回動ア
ームと、機枠内に配置されたプラテンに接触するヒータ
ーと、該ヒーターを保持しかつ上記回動アームに略回動
アームの渦動方向に沿って移動自在に支持されたヒータ
ー保持部材と、該ヒーター保持部材と前記回動アームの
間に張設されかつヒーターがプラテンに接触した状態で
回動アームがプラテン側へ移動されることによりその弾
発力がヒーターとプラテンとの間に作用する弾発手段と
、前記回動アームをこれに支持されたヒーターがプラテ
ンに接触した位置より更にプラテン側へ寄ったロック位
置にロックするロック手段とを備えており、前記回動ア
ームが上記ロック位置にロックされることによって前記
弾発手段の弾発力により前記ヒーターをプラテンに圧接
せしめるようにしたことを特徴とする。
従って、本発明ヒーター圧着機構によれば、ロック手段
によって回動アームを所定のロック位置にロックせしめ
るだけで、ヒーターを所定の圧力によりプラテンに圧着
せしめることができる。
従って、より軽い力による極めて簡単な操作によって、
ヒーターをプラテンに圧着せしめることかできる。
尚、上記した実施例においては、回動アームをロック位
置にロックせしめるとき操作する操作レバーが、回動ア
ームをロックしていないときは機枠の開閉蓋側へ跳ね上
げられているようにし、その状態では開閉蓋を閉じるこ
とができなく、それによって安全スイッチの接点が閉じ
られないようにしたが、このようにすることにより、ヒ
ーターがプラテンに圧着されていない状態では電源が入
らないようにすることができる。従って、ヒーターがプ
ラテンに圧着されていない状態のまま装置を駆動してし
まうといった事態を確実に防止することができる。
尚、前記した実施例においては、回転アーム及びこれを
所定の位置にロックせしめるロック手段を機枠内の左右
両側部に一対設けるようにしたが、ヒーターの形状等に
よっては、どちらか一方に設ければ足りる場合もある。
そして、前記した実施例においては、本発明ヒーター圧
着機構を貼着装置におけるヒーター圧着機構として適用
したが、本発明は、ヒーターをプラテンに所定の圧力で
圧着せしめることを要する各種の装置におけるヒーター
圧着機構として適用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明ヒーター圧着機構を貼着装置におけるヒー
ター圧着機構として適用した実施の一例を示すものであ
る、第1図は貼着装置の要部を示す縦断側面図、第2図
はヒーター圧着機構を一部分解して示す斜視図、第3図
乃至第5図はヒーター圧着機構によってヒーターをプラ
テンに圧着せしめる操作を第3図から第5図へ順を追っ
て示す要部側面図である。 符号の説明 2・・・機枠、 6・・・プラテン、 11・・・ヒーター、′ 21・・・ヒーター圧着機構、 22.22′・−e回動アーム、 26.26′、32.32′、 37.37′・・・ロ
ック手段、 41・φ・ヒーター保持部材、 51.51′・・・弾発手段 394.5 ■1\ 計 、4%o 、7S17’−ン・ 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機枠側に回動自在に支持された回動アームと、機枠内に
    配置されたプラテンに接触するヒーターと、該ヒーター
    を保持しかつ上記回動アームに略回動アームの回動方向
    に沿って移動自在に支持されたヒーター保持部材と、該
    ヒーター保持部材と前記回動アームの間に張設されかつ
    ヒーターがプラテンに接触した状態で回動アームがプラ
    テン側へ移動されることによりその弾発力がヒーターと
    プラテンとの間に作用する弾発手段と、前記回動アーム
    をこれに支持されたヒーターがプラテンに接触した位置
    より更にプラテン側へ寄ったロック位置にロックするロ
    ック手段とを備えており、前記回動アームが上記ロック
    位置にロックされることによって前記弾発手段の弾発力
    により前記ヒーターをプラテンに圧接せしめるようにし
    たことを特徴とするヒーター圧着機構
JP59184122A 1984-09-03 1984-09-03 ヒ−タ−圧着機構 Expired - Lifetime JPH0621958B2 (ja)

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Cited By (1)

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JP2007008006A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Noritsu Koki Co Ltd ラミネート装置

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