JP3121182B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP3121182B2
JP3121182B2 JP22370493A JP22370493A JP3121182B2 JP 3121182 B2 JP3121182 B2 JP 3121182B2 JP 22370493 A JP22370493 A JP 22370493A JP 22370493 A JP22370493 A JP 22370493A JP 3121182 B2 JP3121182 B2 JP 3121182B2
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに関
し、詳しくは記録紙の搬送装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタには、感熱記録タイプ
と、インクリボンを用いる熱転写記録タイプとがある。
例えば感熱記録タイプでは、シアン感熱発色層,マゼン
タ感熱発色層,イエロー感熱発色層を順に層設したカラ
ー感熱記録紙が用いられる。プリントに際しては、サー
マルヘッドをカラー感熱記録紙に押し付け、熱感度が最
も高いイエロー感熱発色層にイエロー画像を1ラインず
つ熱記録し、これを光定着する。次にマゼンタ感熱発色
層にマゼンタ画像を熱記録してから、これを光定着す
る。最後に、シアン感熱発色層にシアン画像を熱記録し
てフルカラーの画像が得られる。
【0003】このような熱記録及び光定着は、サーマル
ヘッド及び光定着器に対してカラー感熱記録紙が相対移
動される間に行われ、この移動方式によってサーマルプ
リンタは、主にプラテンドラム方式と往復動方式とに分
けられる。プラテンドラム方式は、カラー感熱記録紙の
サイズに応じた大きさのプラテンドラムにカラー感熱記
録紙を巻付けて回転させるもので、プラテンドラムに対
するカラー感熱記録紙の固定は、プラテンドラムに設け
られたクランパによってカラー感熱記録紙の先端をクラ
ンプして行っている。この方式では、カラー感熱記録紙
を巻き付けるために径が大きなプラテンドラムが必要で
あるから装置の小型化が困難である。
【0004】一方、図6に示すように往復動方式のサー
マルプリンタは、小径のプラテンローラ2とサーマルヘ
ッド3との間にカラー感熱記録紙4を挟み込み、ゴムロ
ーラ5と外周に突起6aが形成された金属製のローラ6
とからなる搬送ローラ7でカラー感熱記録紙4の先端4
aをニップして、ほぼ水平方向に往復動させるものであ
る。この方式では、径の小さなプラテンローラを使用で
きるため装置の小型化には有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、往復動
方式のサーマルプリンタは、プラテンローラ2と搬送ロ
ーラ7とが分離されているため、搬送ローラ7に挟まれ
た先端部4aからサーマルヘッド3までの間8は、熱記
録ができない余白部分となる。この先端の余白部分は、
プラテンドラム方式のサーマルプリンタに比べてかなり
大きく、記録面の有効利用という面では無駄が多いとい
う問題がある。また、金属製の突起付きローラは、加工
が難しいため加工費が高くなりサーマルプリンタのコス
トを高くしてしまうという問題もある。
【0006】本発明は、カラー感熱記録紙の記録面を有
効に利用できるようにした往復動方式のサーマルプリン
タを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の請求項1記載の発明は、記録紙の移動方
向に沿って配置されたガイド軸と、このガイド軸にスラ
イド自在に嵌合したキャリアと、このキャリアに設けら
れ記録紙の先端をクランプするクランパと、キャリアを
ガイド軸に沿って移動させるための移動手段とを設けた
ものである。これにより、クランパが設けられたキャリ
アはプラテンローラに対しかなり接近することができる
ので、搬送ローラを用いた往復動方式のサーマルプリン
タに比べ、熱記録できない先端の余白部分が少なくな
り、記録面の有効利用ができる。また、突起付きの金属
ローラを用いないのでコストダウンとなる。
【0008】また、給紙時にキャリアの移動経路内から
プラテンローラを退避させる退避手段を設け、給紙時に
キャリアがプラテンローラを越えて給紙カセットに向か
って移動するようにしたものである。これにより、給紙
時にはキャリアのクランパが記録紙の先端を摘むことが
できるので、クランパに隠されて熱記録できなくなる余
白部分も少なくすることができる。
【0009】
【実施例】カラー感熱プリンタの概略を示す図1におい
て、給紙ローラ10により給紙カセット11から送り出
されたカラー感熱記録紙12は、給紙通路13内に設け
られた給送ローラ対14によってプラテンローラ15に
向かって搬送される。このカラー感熱記録紙12は、図
3に示すように支持体16の上に、シアン感熱発色層1
7,マゼンタ感熱発色層18,イエロー感熱発色層1
9,保護層20が順次層設されたもので、これらの各感
熱発色層17〜19は、熱記録される順番に表面から層
設されている。
【0010】シアン感熱発色層17は、電子供与性染料
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層1
8としては、最大吸収波長が約365nmであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これに熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
18は、熱記録後に365nm付近の紫外線を照射する
とジアゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が失われ
る。イエロー感熱発色層19は、最大吸収波長が約42
0nmであるジアゾニウム塩化合物と、これと熱反応し
てイエローに発色するカプラーとを含有している。この
イエロー感熱発色層19は420nm付近の紫外線を照
射すると光定着して発色能力が失われる。
【0011】給紙通路13の上方には、熱記録が終了し
たカラー感熱記録紙12を排出する排紙ローラ対22が
設けられた排紙通路23が形成されており、その先には
排出されたカラー感熱記録紙12を受ける排紙トレイ2
4が配置されている。また、前記給紙通路13には、カ
ラー感熱記録紙12を排紙通路23へ導くための通路切
替えレバー25が設けられている。この通路切替えレバ
ー25は、排紙時には図中2点鎖線で示すように軸25
aを中心に回動して、給紙通路13を塞いでカラー感熱
記録紙12を排紙通路23に誘導する。
【0012】給紙通路13の下流側には、前述したプラ
テンローラ15と、この上に支持されたカラー感熱記録
紙12に画像を熱記録するサーマルヘッド27とが設け
られている。このサーマルヘッド27には、周知のよう
に多数の発熱素子28が主走査方向にライン状に配列さ
れており、各発熱素子28は、画素の濃度に応じた熱エ
ネルギーを発生して画像をカラー感熱記録紙12に熱記
録する。このサーマルヘッド27は、プラテンローラ1
5に圧接した状態の熱記録位置と、図4に示すプラテン
ローラ15から離れた退避位置とに移動自在となってお
り、この移動は軸27aを中心に回動することによって
行われる。
【0013】プラテンローラ15は、プラテン軸15a
により回転自在に支持され、モータ29により回転され
る。プラテン軸15aは、プラテンローラ15を下方に
退避させる退避手段である退避レバー30によって支持
されている。退避レバー30は、L字型の板部材31の
短手部分でプラテンローラ15を両側から挟み込み、長
手部分の軸着部31aで回動自在とされている。軸着部
31aにはソレノイド32が連結されており、ソレノイ
ド32が作動されると退避レバー30が軸着部31aを
中心に反時計方向に回動してプラテンローラ15を下方
に退避する。
【0014】プラテンローラ15のさらに下流側には、
カラー感熱記録紙12の先端部12aを固定するクラン
パ34が設けられたキャリア35が配置されている。図
5に示すように、キャリア35の両側には軸受け部35
aが形成されており、この軸受け部35aには2本のガ
イド軸36が貫通している。これにより、キャリア35
はガイド軸36に沿って移動自在となっている。
【0015】図1に示すように、クランパ34は軸着部
34aでキャリア35に対して回動自在になっている。
この軸着部34aからはピン34bが突出している。キ
ャリア35の下部には、プランジャ37aを有するソレ
ノイド37が取り付けられており、このプランジャ37
aと前記ピン34bとが連結されている。クランパ34
は、バネ38により常に閉じ位置に付勢されている。ク
ランパ34の開放位置への移動は、ソレノイド37が通
電されプランジャ37aがソレノイド37内に引き込ま
れると、プランジャ37aに連結されたピン34bが引
っ張られ、クランパ34がバネ38に抗して反時計方向
に回動することにより行われる。
【0016】図4に示すように、キャリア35は給紙時
には下方に退避されたプラテンローラ15の上を越え、
前述した通路切替えレバー25に接近してカラー感熱記
録紙12を受け取りに行く。この時にはクランパ34が
開放されており、カラー感熱記録紙12は開放されたク
ランパ34内に送り込まれ、先端部12aがクランパ3
4内のストッパ35cに突き当たる。これを検知する
と、カラー感熱記録紙12の給送とソレノイド37への
通電とが停止され、クランパ34はバネ38の付勢によ
り閉じ位置に復帰し、カラー感熱記録紙12の先端部1
2aを固定する。これにより、クランパ34に隠された
熱記録できない余白部分は僅かとなる。なお、キャリア
35が給紙位置に移動するときにはサーマルヘッド27
は退避位置に移動しており、キャリア35とサーマルヘ
ッド27とが干渉することはない。
【0017】前記キャリア35の軸受け部35aの下方
には、キャリア35をガイド軸36に沿って移動するた
めのキャリア移動装置39が設けられている。このキャ
リア移動装置39は、一対のプーリー40,41と、こ
れに掛けられたタイミングベルト42と、プーリー40
に連結されたステッピングモータ43とから構成されて
いる。タイミングベルト42とキャリア35とは、軸受
け部35aの下部に取り付けられた連結金具44によっ
て連結されており、キャリア35はタイミングベルト4
2によりガイド軸36に沿って移動する。なお、図5に
示すようにタイミングベルトとプーリーは、両側の軸受
け部35aにそれぞれ設けられており、両側のプーリー
40は回転軸により連結されている。
【0018】また、クランパ34はキャリア35上でプ
ラテンローラ側に寄った位置に配置されているため、プ
ラテンローラ15が退避していないときにはプラテンロ
ーラ15にかなり接近することができ、従来の搬送ロー
ラを用いた往復動方式のプリンタに比べ、熱記録できな
い余白部分45が僅かで済み、カラー感熱記録紙12の
記録面を有効に利用することができる。なお、プラテン
ローラ15とキャリア移動装置39とは、カラー感熱記
録紙12の搬送速度が等速となっており、搬送速度の違
いによりカラー感熱記録紙12が破れるようなことはな
い。
【0019】サーマルヘッド27の上方には、光定着器
47が配置されている。この光定着器47は、マゼンタ
用紫外線ランプ48とイエロー用紫外線ランプ49とリ
フレクタ50とから構成されている。マゼンタ用紫外線
ランプ48は発光ピークがほぼ365nmの紫外線を放
出し、マゼンタ感熱発色層18の光定着を行う。イエロ
ー用紫外線ランプ49は発光ピークがほぼ420nmの
紫外線を放出し、イエロー感熱発色層19の光定着を行
う。なお365〜420nmの波長域の紫外線を放出す
る1本の紫外線ランプと、この前に出し入れ自在なフィ
ルターを設け、このフィルターによって2種類の紫外線
を選択的に取り出してもよい。
【0020】次に上記実施例の作用について説明する。
図4に示すように、プリント開始スイッチが操作される
とソレノイド32が作動し、退避レバー30を軸着部3
1aを中心に反時計方向に回動してプラテンローラ15
を下方に退避させる。プラテンローラ15の退避が完了
すると、キャリア移動装置39のステッピングモータ4
3が作動し、プーリー40とタイミングベルト42と連
結金具44とを介してキャリア35を給紙カセット11
に向けて移動する。この移動は、通路切替えレバー25
のそばの給紙位置で停止される。なお、サーマルヘッド
27は退避位置に待機しているのでキャリア35と干渉
することはない。
【0021】キャリア35が給紙位置に移動すると、ソ
レノイド37が通電されてプランジャ37aがソレノイ
ド37内に引き込まれる。プランジャ37aに連結され
たピン34bによりクランパ34がバネ38に抗して軸
着部34aを中心に反時計方向に回動し、クランパ34
を開放する。
【0022】クランパ34が開放されると給紙ローラ1
0が時計方向に回転を開始し、給紙カセット11から最
上部のカラー感熱記録紙12を送り出す。送り出された
カラー感熱記録紙12は、給送ローラ対14により給紙
通路13を経てクランパ34に向かって搬送され、開放
されたクランパ34の内部に進入する。
【0023】カラー感熱記録紙12の先端部12aがキ
ャリア35に形成されたストッパ35bに突き当たると
給送ローラ対14とソレノイド37への通電が停止さ
れ、クランパ34はバネ38の付勢により時計方向に回
動してカラー感熱記録紙12の先端部12aを固定す
る。このようにクランパ34が設けられたキャリア35
がカラー感熱記録紙12を受け取りに行くので、クラン
パ34に隠されて熱記録できなくなる余白部分は僅かで
済む。
【0024】次にキャリア移動装置39により、キャリ
ア35は図1に示す位置まで移動して停止される。その
後、ソレノイド32への通電が停止されて退避レバー3
0は元の位置に復帰し、プラテンローラ15が下方から
カラー感熱記録紙12を支持する。サーマルヘッド27
は退避位置から熱記録位置に移動してカラー感熱記録紙
12に当接する。キャリア35のプラテンローラ側の形
状により、キャリア35とプラテンローラ15とはかな
り接近することができ、熱記録できない余白部分45は
僅かとなる。
【0025】サーマルヘッド27の熱記録位置への移動
に伴い、キャリア移動装置39が作動してキャリア35
を図2に示すようにプラテンローラ15から離れる方向
に移動する。同時にモータ29によりプラテンローラ1
5は反時計方向に回転して、サーマルヘッド27よりも
強い摩擦力によりカラー感熱記録紙12を搬送する。な
お、前記キャリア35とプラテンローラ15は、カラー
感熱記録紙12の搬送速度が等しくされており、カラー
感熱記録紙12は弛みや皺等が発生せずに搬送される。
【0026】カラー感熱記録紙12が搬送され、記録エ
リアがサーマルヘッド27に達すると、発熱素子28は
イエロー感熱発色層19の発色特性を考慮した温度に発
熱してイエロー画像を1ラインずつ熱記録する。そし
て、カラー感熱記録紙12に全てのイエロー画像が熱記
録されると、モータ29とキャリア移動装置39との回
転方向が切り替えられ、カラー感熱記録紙12は熱記録
開始位置に向かって搬送される。この逆方向への搬送の
ときには、光定着器47のイエロー用紫外線ランプ49
が点灯され、ほぼ420nm付近の近紫外線を照射して
イエロー感熱発色層19を光定着する。
【0027】再びカラー感熱記録紙12が熱記録開始位
置に達すると、モータ29とキャリア移動装置39との
回転方向が切り替えられ、カラー感熱記録紙12はプラ
テンローラ15から離れる方向へ搬送される。そして、
記録エリアの先端がサーマルヘッド27に達すると、マ
ゼンタ感熱発色層18にマゼンタ画像が1ラインずつ熱
記録される。全てのマゼンタ画像が熱記録されると、カ
ラー感熱記録紙12は再び熱記録開始位置に向けて搬送
される。このときには、イエロー用紫外線ランプ49に
代わってマゼンタ用紫外線ランプ48が点灯され、ほぼ
365nm付近の近紫外線が照射してマゼンタ感熱発色
層18を光定着する。
【0028】同様にシアン感熱発色層17にシアン画像
が熱記録され、これが終了した後、再びモータ29とキ
ャリア移動装置39との回転方向が切り替えられ、カラ
ー感熱記録紙12は図中の右方向に向かって搬送され
る。このとき、サーマルヘッド27は退避位置に移動
し、給紙通路13内に設けられた通路切替えレバー25
は、軸25aを中心に反時計方向に回動して図1の2点
鎖線で示す位置に移動する。これにより、搬送中のカラ
ー感熱記録紙12は、通路切替えレバー25に沿って排
紙通路23内に導かれ、排紙通路23内の排紙ローラ対
22にニップされる。
【0029】そして、キャリア35がプラテンローラ1
5に最も接近すると、ソレノイド37が通電されてクラ
ンパ34を開放する。これにより、カラー感熱記録紙1
2は、排紙ローラ対22のみで搬送され排紙トレイ24
に排紙される。また、この排紙中には光定着器47のマ
ゼンタ用紫外線ランプ48が点灯し、クランパ34に挟
まれていた部分の漂白を行う。
【0030】なお、上記実施例では、カラー感熱記録紙
を固定したキャリアを搬送する手段としてタイミングベ
ルトを用いたが、これに代わり、ワイヤーロープやリー
ドスクリュー等を用いてもよい。また、カラー感熱プリ
ンタを例に説明したが、本発明はその他の往復動方式の
プリンタに対しても適用することができる。また、イン
クリボンを用いる熱転写記録タイプのサーマルプリンタ
に対しても、本発明を用いることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーマル
プリンタによれば、プラテンローラにかなり接近できる
クランパで記録紙を固定して搬送するようにしたことに
より、従来の搬送ローラを用いる往復動方式のサーマル
プリンタに比べ、熱記録できない余白部分が少なくな
り、記録紙の記録面を有効に利用することができる。ま
た、従来の搬送ローラを構成する金属製の突起付きロー
ラに比べ、製造コストを低減することができるのでサー
マルプリンタを安価に提供することができる。さらに、
プラテンドラム方式のプリンタでは使用する記録紙を大
型化する際には、記録紙に見合った径と幅の大きなプラ
テンドラムが必要となるが、本発明のサーマルプリンタ
では幅方向のみ広げれば大サイズの記録紙にも低コスト
に対応することができる。
【0032】また、給紙時にはプラテンローラを越えて
記録紙を受け取りに行くようにしたので、クランパによ
り隠されて熱記録できなる余白部分を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーマルプリンタの概略を示す説明図である。
【図2】熱記録状態を示すサーマルプリンタの概略図で
ある。
【図3】カラー感熱記録紙の層構造を示す説明図であ
る。
【図4】給紙状態を示すサーマルプリンタの概略図であ
る。
【図5】サーマルプリンタの平面図である。
【図6】従来の往復動方式のサーマルプリンタを示す概
略図である。
【符号の説明】
12 カラー感熱記録紙 15 プラテンローラ 27 サーマルヘッド 30 退避レバー 34 クランパ 35 キャリア 36 ガイド軸 39 キャリア移動装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙カセットから供給された記録紙を
    ーマルヘッドとプラテンローラとの間に通過させ、記録
    紙に画像を記録するサーマルプリンタにおいて、 前記記録紙の移動方向に沿って配置されたガイド軸と、
    このガイド軸にスライド自在に嵌合したキャリアと、こ
    のキャリアに設けられ記録紙の先端をクランプするクラ
    ンパと、キャリアをガイド軸に沿って移動させるための
    移動手段と、給紙時にキャリアが給紙カセットに接近し
    て記録紙を受け取れるように、該プラテンローラをキャ
    リアの移動経路内から退避させる退避手段とを設けた
    とを特徴とするサーマルプリンタ。
JP22370493A 1993-09-08 1993-09-08 サーマルプリンタ Expired - Lifetime JP3121182B2 (ja)

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