JPH06238988A - サーマルプリンタ及びその安全装置 - Google Patents

サーマルプリンタ及びその安全装置

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Publication number
JPH06238988A
JPH06238988A JP5028117A JP2811793A JPH06238988A JP H06238988 A JPH06238988 A JP H06238988A JP 5028117 A JP5028117 A JP 5028117A JP 2811793 A JP2811793 A JP 2811793A JP H06238988 A JPH06238988 A JP H06238988A
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JP
Japan
Prior art keywords
head
clamp
platen drum
clamp portion
thermal
Prior art date
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Application number
JP5028117A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikatsu Harase
利克 原瀬
Kenji Yamakawa
賢治 山河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド本体にクランプ部が衝突しないように
する。 【構成】 プラテンドラム5の外周には、コ字形をした
クランプ部8によりカラー感熱記録材料2が固定されて
いる。サーマルヘッド13は、発熱素子13bが形成さ
れたヘッド本体13aと、ヘッド本体13aを支持する
ヘッド支持部材20と、ヘッド支持部材をバネ23を介
して保持するヘッドホルダー24とからなる。ヘッド支
持部材20には、プラテンドラム5の端面の外側に位置
するように、凸部22が形成されている。ヘッド本体1
3aがカラー感熱記録材料2に圧接した記録位置にセッ
トされたままのときに、クランプ部8が近よってくる
と、このクランプ部8が凸部22に当り、ヘッド本体1
3aに衝突していように、これを持ち上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに関
し、更に詳しくは発熱素子を備えたヘッド本体がクラン
プ部に衝突しないようにしたサーマルプリンタの安全装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタには、感熱プリンタと
熱転写プリンタとがあるが、いずれのプリンタにおいて
もプラテンドラムに装着された記録材料にサーマルヘッ
ドによって熱記録が行われる。感熱プリンタの場合は、
熱発色成分を含む感熱記録材料をプラテンドラムに装着
し、サーマルヘッドで加熱して発色反応を生じさせるこ
とにより、感熱記録材料に画像を記録する。一方、熱転
写プリンタの場合は、プラテンドラムに記録紙を装着
し、この記録紙に密着させたインクフイルムの裏面から
サーマルヘッドで加熱して、インクフイルムのインクを
記録紙に転写する。
【0003】サーマルヘッドは、絶縁基板上に微小な発
熱素子を形成したヘッド本体と、このヘッド本体を取り
付けたヘッド支持部材と、バネを介してヘッド支持部材
を保持したヘッドホルダーとから構成されている。記録
材料の先端は、プラテンドラムを跨ぐようにコ字形をし
たクランプ部によって押え付けられているので、クラン
プ部が近接してきたときに、ヘッド本体とクランプ部と
の衝突を避けるために、サーマルヘッドを移動してプラ
テンドラムから逃がすことが必要である。このサーマル
ヘッドを移動させるために、従来のサーマルプリンタで
は、ヘッドホルダーをプラテンドラムから離れる方向へ
付勢するためのバネと、このバネに抗してヘッドホルダ
ーを押圧して、ヘッド本体が記録材料に圧接する記録位
置にヘッド本体を移動させるためのヘッドカムとが設け
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、何らか
のタイミングのずれにより、ヘッド本体が記録位置から
退避位置へ移動する前に、クランプ部が近接してくる
と、このクランプ部がヘッド本体の下面に衝突し、発熱
素子を傷つけてしまうことがある。また組み立て調整中
において、プラテンドラムを手で回転させたりしたと
き、誤ってヘッド本体にクランプ部を接触させてしまう
おそれがあった。
【0005】本発明は、ヘッド本体とクランプ部とが衝
突することがないようにしたサーマルプリンタの安全装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、プラテンドラムの端面の
外側で、ヘッド本体よりもプラテンドラムに向かって突
出した凸部を該ヘッド本体と剛に設け、ヘッド本体とク
ランプ部とが近接するときには、プラテンドラムの端面
からはみ出ているクランプ部の一部で凸部を押し上げる
ことにより、ヘッド本体がクランプ部に衝突しないよう
にしたものである。このように、ヘッド支持部材に凸部
を形成するだけで、ヘッド本体とクランプ部との衝突を
防ぐことができる。また、請求項2記載の発明では、ヘ
ッド本体に設けた凸部とクランプ部との接触を検出する
センサを設け、クランプ部と凸部との接触を検出した時
には、プリンタ動作を停止することでプリンタ機構部の
不用意な破損を防止できる。
【0007】
【実施例】図1ないし図4において、カセット(図示せ
ず)から1枚ずつ取り出されたカラー感熱記録材料2
は、給紙通路3に設けられた一対の搬送ローラ4によっ
てプラテンドラム5に向かって給送される。このプラテ
ンドラム5は、プラテン軸6を介してステッピングモー
タ7によって回転駆動される。
【0008】プラテンドラム5には、カラー感熱記録材
料2の先端部2aをプラテンドラム5の外周面5aに押
圧して固定するクランプ部8が設けられている。図5に
示すように、クランプ部8はコ字形をしており、プラテ
ンドラム5の端面からはみ出すように、プラテンドラム
5を跨いでいる。また、クランプ部8は、長孔8aを介
してプラテン軸6に取りつけられており、この長孔8a
に沿ってスライド自在である。クランプ部8の下部には
ソレノイド9の軸が固着されており、さらに側面には突
起11を介してバネ12が設けられている。ソレノイド
9が通電されていない状態では、クランプ部8は常にカ
ラー感熱記録材料2の先端部2aを固定する方向にバネ
12により付勢されている。このソレノイド9が通電さ
れると、バネ12に抗してクランプ部8の爪8bがプラ
テンドラム5の外周から浮き上がる。
【0009】前記プラテンドラム5の外周には、サーマ
ルヘッド13,その下流側でサーマルヘッド13と近接
した位置にマゼンタ用光定着器14,さらにその下流に
イエロー用光定着器15が配置されている。マゼンタ用
光定着器14は発光ピークがほぼ365nmの紫外線ラ
ンプ16とリフレクタ17とからなり、イエロー用光定
着器15は発光ピークがほぼ420nmの棒状をした紫
外線ランプ18とリフレクタ19とからなる。なお、3
65〜420nmの波長域の紫外線を放出する1本の紫
外線ランプと、この前に出し入れ自在なフィルターを用
い、このフィルターによって2種類の紫外線を選択的に
取り出してもよい。この光定着器はマゼンタ用光定着器
14の位置に配置される。
【0010】サーマルヘッド13は、ヘッド本体13a
と、ヘッド支持部材20,ヘッドホルダー24とを備え
ている。ヘッド本体13aは、絶縁性基板に多数の発熱
素子13bがライン状に形成されている。このヘッド本
体13aは、放熱性が良好なヘッド支持部材に、ネジ等
によって固定されている。ヘッド支持部材20は、ヘッ
ドホルダー24内に配置され、カラー感熱記録材料2に
対する押圧力を調節するためのバネ23を介して連結さ
れている。このヘッドホルダー24と、ヘッド支持部材
20は、軸21に回動自在に取り付けられている。
【0011】図5に示すように、ヘッド支持部材20の
長さは、クランプ部8の長さよりも僅か短いが、両側が
プラテンドラム5の両端からはみ出ている。このヘッド
支持部材20の両側には、ヘッド本体13aの下面に設
けられた発熱素子13bよりも下方に突出した一対の凸
部22が形成されている。また、プラテンドラム5に巻
き付けられたカラー感熱記録材料2は、ヘッド発熱素子
13bの幅よりも広く、クランプ部8及びヘッド支持部
材20の内寸よりも狭く設定されているため、ヘッド本
体13aがカラー感熱記録材料2に圧接した記録位置に
セットされ、正常に記録されている時には、カラー感熱
記録材料2に不要な負荷が加えられない様になってい
る。したがって、ヘッド本体13aがカラー感熱記録材
料2に圧接した記録位置にセットされている時に、クラ
ンプ部8が近接してくると、一対の凸部22がクランプ
部8に乗り上がり、それにより発熱素子13bがクラン
プ部8に衝突しないように退避する。また、クランプ部
8がヘッド発熱素子13bの下側にある時、ヘッド本体
13aがカラー感熱記録材料2に圧接するよう動作した
時も、一対の凸部22がクランプ部8に乗り上げ、バネ
23のたわみによりヘッドホルダー24がプラテン5に
ヘッド本体13aを圧着する位置まで移動してもヘッド
発熱素子13bがクランプ部8と接触しない。なお、こ
の凸部22は、ヘッド支持部材20の片側にだけ設けて
もよい。
【0012】ヘッドホルダー24の上面にはローラー2
6とバネ27が設けられており、バネ27によりヘッド
ホルダー24を介して、ヘッド本体13aが図中時計方
向に付勢されている。ヘッドカム28は、回転軸29に
固着されており、その外周面には前記ローラー26がバ
ネ27の付勢により当接している。更に、ヘッドカム2
8の外周面には切欠30が形成されており、切欠30に
ローラー26が入り込むと、サーマルヘッド13は図2
に示すようにプラテンドラム5から離れ、ヘッド本体1
3aが退避位置に移動する。また、ヘッドカム28の切
欠30以外の外周面にローラー26が当接している状態
では、図4に示すようにサーマルヘッド13が押圧さ
れ、ヘッド本体13aがカラー感熱記録材料2に圧接し
た記録位置にセットされる。
【0013】サーマルヘッド13とマゼンタ用光定着器
14との間に、ストッパ32が設けられている。このス
トッパ32は、カラー感熱記録材料2の固定を解除する
ためにクランプ部8が図4に示す排紙位置に移動(図中
上方にスライド移動)された時に、クランプ部8の先端
と当接する位置に設けられている。このストッパ32
は、カラー感熱記録材料2の排紙時にクランプ部8がプ
ラテンドラム5と一緒に回転しないようにする。
【0014】マゼンタ用光定着器14とイエロー用光定
着器15の間には、リフレクタ19の外壁面をその一部
として全ての熱記録が終了したカラー感熱記録材料2を
排出する排紙通路33が設けられている。この排紙通路
33に、カラー感熱記録材料2を銜え込み排紙トレー
(図示せず)に向かって搬送する一対の搬送ローラ34
が設けられている。
【0015】次に、上記実施例の作用について説明す
る。プラテンドラム5は、プリント開始前には、図2に
示すように、クランプ部8の先端部に形成された爪8b
が給紙通路3の出口で待機する位置に停止されている。
また、サーマルヘッド13は、ローラー26がヘッドカ
ム28の切欠30と係合した状態にあるので、バネ27
の付勢により、プラテンドラム5から後退している。
【0016】プリント開始キーが操作されると、カセッ
トから取り出されたカラー感熱記録材料2が搬送ローラ
4に銜え込まれ、給紙通路3を介してプラテンドラム5
に向けて搬送される。この時、ソレノイド9が通電され
てクランプ部8がスライドし、カラー感熱記録材料2の
先端部2aが侵入できる隙間を爪8bとプラテンドラム
5との間につくる。カラー感熱記録材料2の先端部2a
がクランプ部8の爪8bと当接すると同時に搬送ローラ
4はいったん停止され、ソレノイド9の通電がストップ
する。クランプ部8は、バネ12の付勢によって引き戻
され、先端部2aがクランプ部8とプラテンドラム5の
外周面5aの間に挟持される。
【0017】プラテンドラム5にカラー感熱記録材料2
の先端部2aが装着されると、ステッピングモータ7が
駆動してプラテンドラム5を回転させる。プラテンドラ
ム5が回転して外周面5aにカラー感熱記録材料2を巻
きつけながら、クランプ部8に挟まれた先端部2aを、
図3に示すようにヘッド本体13aの発熱素子13bに
対向する位置まで移動する。サーマルヘッド13は、ロ
ーラー26がヘッドカム28の切欠30に入っているの
で、ヘッド本体13aは退避位置に保持され、クランプ
部8と接触することはない。
【0018】クランプ部8が、ヘッド本体13aを通過
すると、ヘッドカム28が図3の位置から図4に示す位
置に向かって時計方向に回転する。これにより、ヘッド
本体13aが記録位置へ移動し、発熱素子13bをカラ
ー感熱記録材料2に圧接する。この際に、ヘッド支持部
材20の両端に設けられた凸部22は、図5に示すよう
にプラテンドラム5の両端の外側に位置しているから、
凸部22がプラテンドラム5の外周に当たることはな
い。また、ヘッド支持部材20とヘッドホルダー24と
の間にはバネ23が設けられているので、ヘッド本体1
3aは適当な押圧力をもってカラー感熱記録材料2に接
触する。
【0019】カラー感熱記録材料2の記録エリアの先端
が発熱素子13bに対向する位置に到達すると、ヘッド
本体13aによってイエロー画像が1ラインずつ熱記録
される。このイエロー画像の熱記録においては、各発熱
素子13aが発色特性を考慮した温度に発熱される。さ
らにプラテンドラム5が回転し、イエロー画像が熱記録
された部分がイエロー用光定着器15に達すると、紫外
線ランプ18により光定着が行われる。このイエロー用
光定着器15によりほぼ420nm付近の近紫外線がカ
ラー感熱記録材料2に照射され、次のマゼンタ感熱発色
層の熱記録時にイエローが発色しない程度に定着され
る。
【0020】プラテンドラム5の回転が進み、クランプ
部8に挟まれたカラー感熱記録材料2の先端部2aが発
熱素子13bに対向する位置まで再び移動してくると、
ヘッドカム28が反時計方向に回転して、サーマルヘッ
ド13が図3に示す位置にいったん移動する。クランプ
部8が通過すると、図4に示す記録位置にヘッドカム2
8によりサーマルヘッド13が復帰され、マゼンタ画像
がマゼンタ感熱発色層に1ラインずつ熱記録される。マ
ゼンタ画像の熱記録時には、イエロー用光定着器15は
消灯されて代わりにマゼンタ用光定着器14がカラー感
熱記録材料2の後端が通過するまで点灯される。これに
より、ほぼ365nm付近の紫外線がカラー感熱記録材
料2に照射され、次のシアン感熱発色層の熱記録時にマ
ゼンタが発色しない程度に光定着される。
【0021】次に、前述と同様にして、クランプ部8を
通過させてから、サーマルヘッド13が前進し、カラー
感熱記録材料2にシアン画像を熱記録する。プラテンド
ラム5が一回転して、シアン画像の記録が終了した後
に、排紙が行われる。
【0022】この排紙では、ソレノイド9が通電され、
クランプ部8が図4に示す排紙位置へ移動され、カラー
感熱記録材料2の先端部2aのクランプを解除する。こ
のクランプ部8は、ストッパ32に当接し、その位置で
回転が阻止される。一方、プラテンドラム5はステッピ
ングモータ7によって継続回転されるから、プラテンド
ラム5とサーマルヘッド13で挟持されたカラー感熱記
録材料2がクランプ部8を通過して排紙通路33に向か
って搬送される。そして、排紙通路33内の搬送ローラ
34に銜え込まれて排紙トレーに排出される。この排紙
中に、カラー感熱記録材料2の先端部2aを漂白するた
めに、マゼンタ用項定着器14が点灯される。
【0023】プリント中は、ヘッドカム28が、プラテ
ンドラム5の回転に連動して回転し、クランプ部8に衝
突しないように、サーマルヘッド13を退避させる。し
かしながら、何らかの理由によるタイミングのずれによ
り、ヘッド本体13aが記録位置にセットされていると
きに、クランプ部8が移動したり、もしくは、クランプ
部8がサーマルヘッド13の下側にある時、ヘッドカム
28が動作され、ヘッド13を圧着方向に動作させるこ
とがあり得る。このような場合でも、凸部22がクラン
プ部8に乗り上げるためヘッド本体13aが押し上げら
れるから、クランプ部8がヘッド本体13aに衝突する
ことはない。
【0024】また、サーマルプリンタの組み立て調整中
に、例えばプラテンドラム5の回転状況を調べるため
に、ヘッド本体13aが記録位置にあることを知らず
に、プラテンドラム5を手で不用意に回転させてしまう
ことがある。この場合でも、クランプ部8によってヘッ
ド本体13aが押し上げられるから、クランプ部8がヘ
ッド本体13aに衝突することはない。
【0025】図6では、ヘッド支持部材20の凸部2
2、プラテン軸6、及び、クランプ部8とがそれぞれ導
電性の材料で形成されている。プラテン軸6とクランプ
部8とは常に接触状態に保たれている。プラテン軸6及
び凸部22はそれぞれセンサ33に接続されており、両
者の間の導通を常に監視している。凸部22とクランプ
部8とが接触した時には、センサ33により信号を発生
し、プリンタ駆動制御部34によりヘッドカム28を駆
動させるヘッドカム用駆動モータ35、及びプラテン駆
動モータ7とを停止させる。この時、ヘッドカム用駆動
モータ35は、ヘッドカム28を図2に示したヘッド退
避位置に回転させてもよい。また、この時警告発生部3
6によりブザー等により警告を発生し、使用者に異常動
作のあったことを知らせることができる。
【0026】以上のような構成により、クランプ部8と
サーマルヘッド13とが接触しそうな事態になった場合
でも、ヘッド発熱素子13bとクランプ部8とが接触す
ることなく、かつ、プリンタ動作を速やかに停止でき
る。また停止した時に使用者に注意を与えることができ
る。
【0027】図7は、ヘッド本体13aに前記ヘッド支
持部材20の凸部22に相当する凸部13cを一体的に
設けた実施例である。この実施例でも図6で説明したと
同じ動作及び効果が得られる。
【0028】本発明では、クランプ部8によってヘッド
本体13aが押し上げられ、両者が衝突することなく、
クランプ部8がヘッド本体13aを通過することができ
るから、プリント中はヘッドカム28を図4に示す位置
に停止させたままにしてもよい。こうすると、ヘッドカ
ム28をプラテンドラム5に連動して回転させる機構が
不要となり、構造を簡単にすることができる。
【0029】感熱記録タイプのサーマルプリンタについ
て説明したが、本発明は、プラテンドラムを用いるサー
マルプリンタであれば、熱転写記録タイプ等にも適用す
ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、発熱素
子を備えたヘッド本体をヘッド支持する支持部材に、プ
ラテンドラムの端面の外側で、発熱素子よりもプラテン
ドラムに向かって突出した凸部を形成したので、クラン
プ部が近寄ってきた場合には、ヘッド本体が強制的に持
ち上げられるから、クランプ部の衝突によるヘッド本体
の破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クランプ部によってヘッド本体が強制的に持ち
上げられている状態を示すサーマルプリンタの概略図で
ある。
【図2】カラー感熱記録材料をプラテンドラムに装填す
る状態を示すサーマルプリンタの概略図である。
【図3】ヘッド本体が退避位置にある状態を示すサーマ
ルプリンタの概略図である。
【図4】ヘッド本体が記録位置にセットされた状態を示
すサーマルプリンタの概略図である。
【図5】サーマルプリンタの要部断面図である。
【図6】クランプ部と凸部との接触を検出するセンサを
設けた実施例を示す概略説明図である。
【図7】ヘッド本体に凸部を一体的に設けた実施例を示
す概略図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱記録材料 5 プラテンドラム 8 クランプ部 13 サーマルヘッド 13a ヘッド本体 13b 発熱素子 14 マゼンタ用光定着器 15 イエロー用光定着器 20 支持部材 22 凸部 24 ヘッドホルダー 26 ローラー 28 ヘッドカム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/304 29/00 29/54 Z 9113−2C B41J 25/30 U 9113−2C 29/00 U

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の発熱素子を形成したヘッド本体を
    ヘッド支持部材に取り付け、ヘッド押し付け機構により
    ヘッド支持部材を介してヘッド本体を退避位置から記録
    位置へ移動させ、この記録位置ではヘッド本体が、クラ
    ンプ部材で先端が固定された状態でプラテンドラムに巻
    きつけた記録材料に圧接するサーマルプリンタの安全装
    置において、 前記プラテンドラムの端面の外側で、ヘッド本体よりも
    プラテンドラムに向かって突出した凸部を該ヘッド本体
    と剛に設け、ヘッド本体とクランプ部とが近接するとき
    には、プラテンドラムの端面からはみ出ているクランプ
    部の一部に凸部が押し上げることにより、ヘッド本体と
    クランプ部とが衝突しないようにしたことを特徴とする
    サーマルプリンタの安全装置。
  2. 【請求項2】 多数の発熱素子を形成したヘッド本体を
    ヘッド支持部材に取り付け、ヘッド押し付け機構により
    ヘッド支持部材を介してヘッド本体を退避位置から記録
    位置へ移動させ、この記録位置ではヘッド本体が、クラ
    ンプ部材で先端が固定された状態でプラテンドラムに巻
    きつけた記録材料に圧接するサーマルプリンタにおい
    て、 前記ヘッド本体よりもプラテンドラムに向かって突出し
    た凸部と前記クランプ部とが接触したことを検出するセ
    ンサを設け、このセンサによってクランプ部と凸部とが
    接触したことを検出した際にはプリンタ動作を停止させ
    ることを特徴とするサーマルプリンタ。
JP5028117A 1993-02-17 1993-02-17 サーマルプリンタ及びその安全装置 Pending JPH06238988A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6734913B1 (en) 1999-10-28 2004-05-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of automatically adjusting exposure in a shutterless digital camera
CN103213864A (zh) * 2012-01-18 2013-07-24 诚研科技股份有限公司 夹持机构及其相关印表机

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