JPH06238987A - サーマルヘッドロック装置 - Google Patents

サーマルヘッドロック装置

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Publication number
JPH06238987A
JPH06238987A JP2811693A JP2811693A JPH06238987A JP H06238987 A JPH06238987 A JP H06238987A JP 2811693 A JP2811693 A JP 2811693A JP 2811693 A JP2811693 A JP 2811693A JP H06238987 A JPH06238987 A JP H06238987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
thermal head
thermal
recording material
platen drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP2811693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Negishi
賢治 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2811693A priority Critical patent/JPH06238987A/ja
Publication of JPH06238987A publication Critical patent/JPH06238987A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を増加することなく、サーマルヘッ
ドを退避位置でロックする。 【構成】 プラテンドラム5の外周に、サーマルヘッド
13が配置されている。このサーマルヘッド13は、ヘ
ッド本体20とヘッドホルダー23を備え、軸21に回
動自在に取り付けられている。ヘッド本体20とヘッド
ホルダー23は、バネ22で連結されている。ヘッドホ
ルダー23には、ローラー24とバネ25が設けられて
いる。ヘッドカム27が回転すると、ローラー24を介
してサーマルヘッド13が記録位置と退避位置との間で
移動する。ヘッドカム27には、ローラ24を係止し、
サーマルヘッド13を退避位置に固定するためのカギ部
27aが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに関
し、更に詳しくはプラテンドラムから離れた退避位置に
サーマルヘッドを固定するためのサーマルヘッドロック
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタには、感熱プリンタと
熱転写プリンタとがあるが、いずれのプリンタにおいて
もプラテンドラムに装着された記録材料にサーマルヘッ
ドによって熱記録が行われる。感熱プリンタの場合は、
熱発色成分を含む感熱記録材料をプラテンドラムに装着
し、微細な発熱素子を並べたサーマルヘッドで急熱して
発色反応を生じさせることにより、感熱記録材料に画像
を記録する。一方、熱転写プリンタの場合は、プラテン
ドラムに記録紙を装着し、この記録紙に密着させたイン
クフイルムの裏面からサーマルヘッドで加熱し、インク
フイルムのインクを記録紙に転写させる。
【0003】記録材料の先端はクランパによってプラテ
ンドラムに固定されているため、クランパが近接してき
たときに、サーマルヘッドを記録材料に圧接した記録位
置から退避位置へ移動させることが必要である。このサ
ーマルヘッドを移動させるために、従来のサーマルプリ
ンタは、サーマルヘッドを退避位置に付勢するバネと、
このバネに抗してサーマルヘッドを押圧して、退避位置
から記録位置へ移動させるヘッドカムとが設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サーマルプリンタでは、製品の輸送中の振動で、サーマ
ルヘッドがバネに抗して移動し、プラテンドラムにぶつ
かって、発熱素子を破壊させることがあった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、サーマルヘッドがプラテンドラムに衝
突することがないようにしたサーマルヘッドロック装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、サーマルヘッドを記録位置と退避位置の間で移動さ
せるためのヘッドカムに、退避位置でサーマルヘッドの
一部をロックするカギ部を設けたものである。このサー
マルヘッドロック装置は、サーマルプリンタの輸送中等
に、サーマルヘッドを退避位置に固定することができ、
しかもヘッドカムの一部を変形させるだけでよいから、
部品点数が増加しない。
【0007】
【実施例】図1ないし図4において、カセット(図示せ
ず)から送り出されたカラー感熱記録材料2は、給紙通
路3に設けられた一対の搬送ローラ4によってプラテン
ドラム5に向かって給送される。このプラテンドラム5
は、プラテン軸6を介してステッピングモータ7によっ
て回転駆動される。
【0008】プラテンドラム5には、カラー感熱記録材
料2の先端部2aをプラテンドラム5の外周面5aに押
圧して固定するクランパ8が設けられている。このクラ
ンパ8は、U字溝8aを介してプラテン軸6に取りつけ
られており、このU字溝8aの長軸方向にスライド移動
自在である。このクランパ8は、プラテンドラム5に掛
けたU字形をしたバネ12によって、プラテンドラム5
に押し付けられており、この押付け力によってクランパ
8がプラテンドラム5と一緒に回転する。モータ10に
よって、レバー11が時計方向に回動されると、係合部
11aがクランパ8のピン9を押し下げて、クランパ8
を給紙状態にする。レバー11が反時計方向に回動する
と、係合部11bがピン9を引っ掛けて押し上げるか
ら、クランパ8が排紙状態となる。なお、プラテンドラ
ム5の回動中に、ピン9がレバー11に衝突しないよう
に、係合部11a,11bがプラテンドラム5の側面に
近寄っており、軸側がプラテンドラム5から離れるよう
に、クランク状に折れ曲がっている。
【0009】前記プラテンドラム5の外周には、サーマ
ルヘッド13,その下流側でサーマルヘッド13と近接
した位置にマゼンタ用光定着器14,さらにその下流に
イエロー用光定着器15が配置されている。マゼンタ用
光定着器14は発光ピークがほぼ365nmの紫外線ラ
ンプ16とリフレクタ17とからなり、イエロー用光定
着器15は発光ピークがほぼ420nmの棒状をした紫
外線ランプ18とリフレクタ19とからなる。なお36
5〜420nmの波長域の紫外線を放出する1本の紫外
線ランプと、この前に出し入れ自在なフィルターを用
い、このフィルターによって2種類の紫外線を選択的に
取り出してもよい。この光定着器はマゼンタ用光定着器
14の位置に配置される。
【0010】サーマルヘッド13は、ヘッド本体20
と、ヘッドホルダー23とを備えている。このヘッド本
体20には、周知のように多数の発熱素子が主走査方向
にライン状に配列されており、各発熱素子は画素の濃度
に応じて熱エネルギーを発生する。また、ヘッド本体2
0は、ヘッドホルダー23内に配置され、カラー感熱記
録材料2に対するヘッド本体20の押圧力を調節するバ
ネ22を介して連結されている。このヘッド本体20と
ヘッドホルダー23とは、軸21に回動自在に取り付け
られている。さらに、ヘッドホルダー23の上面にはロ
ーラー24とバネ25が設けられており、このバネ25
の付勢によりヘッドホルダー23を介してヘッド本体2
0が図中時計方向に付勢されている。
【0011】ヘッドホルダー23のさらに上方にはヘッ
ドカム27が軸31の回りに回動自在に設けられてお
り、その外周面には前記ローラー24がバネ25の付勢
により当接している。ヘッドカム27の外周面にはカギ
部27aと切欠27bが形成されており、カギ部27a
はローラー24が係合するような形状となっている。こ
のためカギ部27aとローラー24が係合すると、サー
マルヘッド13は図3に示すようにプラテンドランム5
から離れた退避位置に固定される。
【0012】また、ローラー24が切欠27bと当接し
ている状態では、図2に示すようにバネ25の付勢によ
りサーマルヘッド13がプラテンドラム5から離れた第
2退避位置に位置し、この状態ではカラー感熱記録材料
2を固定しているクランパ8の先端部分に接触すること
はない。さらに、ヘッドカム27のカギ部27a,切欠
27b以外の外周面にローラー24が当接している状態
では、図1に示すようにヘッド本体20がプラテンドラ
ム5の外周面5aに装着されたカラー感熱記録材料2に
所定の圧力で接触する。
【0013】マゼンタ用光定着器14とイエロー用光定
着器15の間には、リフレクタ19の外壁面をその一部
として全ての熱記録が終了したカラー感熱記録材料2を
排出する排紙通路29が設けられている。この排紙通路
29に、カラー感熱記録材料2をくわえ込み排紙トレー
(図示せず)に向かって搬送する一対の搬送ローラ30
が設けられている。
【0014】上記のように構成されたサーマルプリンタ
の作用について説明する。サーマルプリンタの輸送途中
及び未使用状態においては、図3,図4に示すようにヘ
ッドカム27のカギ部27aがヘッドホルダー23の上
部に設けられたローラー24に係合し、サーマルヘッド
13は退避位置にロックされる。このため輸送中等に振
動が加わっても、ヘッド本体20が揺れてプラテンドラ
ム5と接触することはない。
【0015】プリント開始スイッチが操作されると、カ
セットの最上部にあるカラー感熱記録材料2が搬送ロー
ラ4に銜え込まれ、給紙通路3を介してプラテンドラム
5に向けて搬送される。この時、モータ10によってア
ーム11が回動してクランパ8がスライドし、カラー感
熱記録材料2の先端部2aが侵入できる隙間を爪8bと
プラテンドラム5との間につくる。カラー感熱記録材料
2の先端部2aがクランパ8の爪8bと当接すると同時
に搬送ローラ4はいったん停止され、モータ10によっ
てアーム11が反時計方向へ回動する。クランパ8は、
バネ12の付勢によって引き戻され、先端部2aがクラ
ンパ8とプラテンドラム5の外周面5aの間に挟持され
る。
【0016】プラテンドラム5にカラー感熱記録材料2
の先端部2aが装着されると、ステッピングモータ7が
駆動してプラテンドラム5を回転させる。図示していな
いモータによりヘッドカム27も時計方向に回転し、図
2に示す切欠27bとローラー24が当接する第2退避
位置にサーマルヘッド13を移動する。プラテンドラム
5が回転して外周面5aにカラー感熱記録材料2を巻き
つけながら、クランパ8に挟まれた先端部2aをサーマ
ルヘッド13に対向する位置まで移動する。サーマルヘ
ッド13はバネ25の付勢により、ヘッドカム27の切
欠27bにローラー24が当接する位置に保たれている
から、クランパ8とヘッド本体20が接触することはな
い。
【0017】クランパ8がサーマルヘッド13に対向す
る位置を通過すると、ヘッドカム27が図2の位置から
さらに時計方向に回転し、図1に示す記録位置にサーマ
ルヘッド13を移動させる。ヘッド本体20とヘッドホ
ルダー23の間にはバネ22が設けられているので、ヘ
ッド本体20は適当な押圧力をもってカラー感熱記録材
料2に接触する。カラー感熱記録材料2の記録エリアの
先端がサーマルヘッド13の位置に到達すると、このサ
ーマルヘッド13によってイエロー画像が1ラインずつ
熱記録される。
【0018】イエロー画像の熱記録においては、サーマ
ルヘッド13の各発熱素子が発色特性を考慮した温度に
発熱される。さらにプラテンドラム5が回転し、イエロ
ー画像が熱記録された部分がイエロー用光定着器15に
達すると、紫外線ランプ16により光定着が行われる。
このイエロー用光定着器15によりほぼ420nm付近
の近紫外線がカラー感熱記録材料2に照射され、次のマ
ゼンタ感熱発色層の熱記録時にイエローが発色しない程
度に定着される。
【0019】プラテンドラム5の回転が進み、クランパ
8に挟まれたカラー感熱記録材料2の先端部2aがサー
マルヘッド13に対向する位置まで再び移動してくる
と、図2に示す第2退避位置にサーマルヘッド13がい
ったん移動する。クランパ8が通過すると、図1に示す
記録位置にヘッドカム27によりサーマルヘッド13が
復帰する。カラー感熱記録材料2の記録エリアの先端が
再びサーマルヘッド13の位置に到達すると、マゼンタ
画像がマゼンタ感熱発色層に1ラインずつ熱記録され
る。マゼンタ画像の熱記録時には、イエロー用光定着器
15は消灯されて代わりにマゼンタ用光定着器14がカ
ラー感熱記録材料2の後端が通過するまで点灯される。
これにより、ほぼ365nm付近の紫外線がカラー感熱
記録材料2に照射され、次のシアン感熱発色層の熱記録
時にマゼンタが発色しない程度に光定着される。
【0020】次に、サーマルヘッド13は、前述と同様
にクランパ8を通過させてから、カラー感熱記録材料2
にシアン画像を熱記録する。プラテンドラム5が一回転
して、シアン画像の熱記録が終了した後に、排紙が行わ
れる。
【0021】この排紙では、レバー11が反時計方向へ
回動し、クランパ8が係合部11bによって図1に示す
排紙位置に押し上げられるから、カラー感熱記録材料2
の先端部2aの挟持が解除される。この際に、クランパ
8のピン9がレバー11の係合部11bに係合している
から、その位置で回転が阻止される。一方、プラテンド
ラム5はステッピングモータ7によって継続回転される
から、ヘッド本体20でプラテンドラム5に押し付けら
れているカラー感熱記録材料2はクランパ8を通過して
排紙通路29に向かって搬送される。そして、搬送ロー
ラ30に銜え込まれて排紙トレーに排出される。この排
紙中に、カラー感熱記録材料2の先端部2aを漂白する
ため、マゼンタ用光定着器14が点灯する。
【0022】なお、本実施例では感熱記録タイプのサー
マルプリンタについて説明したが、サーマルヘッドをヘ
ッドカムによって移動させるサーマルプリンタならば、
熱転写記録タイプ等にも同様に実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明のサーマルヘッド
ロック装置によれば、サーマルヘッドを記録位置と退避
位置の間で移動させるヘッドカムに、退避位置でサーマ
ルヘッドの一部をロックするカギ部を設けたので、輸送
中の振動等にサーマルヘッドがプラテンにぶつかって、
発熱素子を傷つけることがない。また、サーマルヘッド
を移動させるヘッドカムの一部の形状を変更するだけよ
いから、部品点数を増やすことなく、サーマルヘッドを
ロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー感熱記録材料を排出している状態を示す
サーマルプリンタの概略図である。
【図2】サーマルヘッドが第2退避位置にある状態を示
すサーマルプリンタの概略図である。
【図3】サーマルヘッドが退避位置でロックされた状態
を示すサーマルプリンタの概略図である。
【図4】本発明の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱記録材料 5 プラテンドラム 8 クランパ 13 サーマルヘッド 14 マゼンタ用光定着器 15 イエロー用光定着器 20 ヘッド本体 23 ヘッドホルダー 24 ローラー 27 ヘッドカム 27a カギ部 27b 切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/304 29/54 A 9113−2C B41J 25/30 U

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドを用いて記録材料を熱記
    録するサーマルプリンタにおいて、前記記録材料に圧接
    した記録位置と、記録材料から離れた退避位置との間で
    サーマルヘッドを移動させるヘッドカムに、退避位置で
    サーマルヘッドの一部をロックするカギ部を設けたこと
    を特徴とするサーマルヘッドロック装置。
JP2811693A 1993-02-17 1993-02-17 サーマルヘッドロック装置 Pending JPH06238987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2811693A JPH06238987A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 サーマルヘッドロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2811693A JPH06238987A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 サーマルヘッドロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06238987A true JPH06238987A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12239842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2811693A Pending JPH06238987A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 サーマルヘッドロック装置

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JP (1) JPH06238987A (ja)

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