JPH10278324A - カラー感熱プリンタ - Google Patents

カラー感熱プリンタ

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JPH10278324A
JPH10278324A JP8499697A JP8499697A JPH10278324A JP H10278324 A JPH10278324 A JP H10278324A JP 8499697 A JP8499697 A JP 8499697A JP 8499697 A JP8499697 A JP 8499697A JP H10278324 A JPH10278324 A JP H10278324A
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JP
Japan
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recording paper
color
margin
thermal
recording sheet
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JP8499697A
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Hidemi Sasaki
英美 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント終了が明確に確認できるカラー感熱
プリンタを提供する。 【解決手段】 熱記録中に光定着されないカラー感熱記
録紙4の余白Lの漂白時に、余白Lがマゼンタ用紫外線
ランプ27の照射範囲から外れないストロークでカラー
感熱記録紙4を往復動させ、まだプリント動作が終了し
ていないことをユーザーに知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光定着性を有する
カラー感熱記録紙にフルカラー画像を記録するカラー感
熱プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】支持体上に、少なくとも3種類の感熱発
色層、例えばシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,
イエロー感熱発色層を順に層設したカラー感熱記録紙を
記録紙搬送手段である搬送ローラ対でニップして往復動
させ、サーマルヘッドと光定着器とでフルカラー画像を
プリントするカラー感熱プリンタが知られている。この
カラー感熱プリンタでは、搬送ローラ対によって移動さ
れるカラー感熱記録紙にサーマルヘッドを押し付け、熱
感度が最も高いイエロー感熱発色層にイエロー画像を1
ラインずつ熱記録し、その直後に光定着器でイエロー感
熱発色層を光定着する。次にマゼンタ感熱発色層にマゼ
ンタ画像を熱記録してから、これを光定着する。最後
に、シアン感熱発色層にシアン画像を熱記録してフルカ
ラー画像が得られる。
【0003】上記カラー感熱プリンタでは、カラー感熱
記録紙とサーマルヘッドとの位置関係を維持してレジず
れを防止するために、熱記録中には、記録紙搬送手段で
ある搬送ローラ対によるカラー感熱記録紙のニップを解
除しない。そのため、カラー感熱記録紙の一方の端部
は、熱記録と定着とが行われていない余白となる。未使
用時のカラー感熱記録紙は薄緑色をしており、時間が経
過するとセピア色に変色してプリントの仕上がりを損ね
てしまう。そのため、カラー感熱プリンタでは、各感熱
発色層への熱記録が終了した後に余白が光定着器に対面
する位置でカラー感熱記録紙を停止させ、紫外線を照射
して定着(漂白)を行ってから排紙している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−17488
3号公報に記載されているカラー感熱プリンタのよう
に、小型化を行ったり給紙機構を簡略化した場合には、
熱記録中にカラー感熱記録紙の一部がカラー感熱プリン
タから露呈されることになる。これにより、ユーザーは
カラー感熱プリンタによるプリント状況をカラー感熱記
録紙の移動によって確認できるようになるが、カラー感
熱記録紙の移動が停止する余白の漂白時に、プリント動
作が終了したと誤解してカラー感熱記録紙を無理にカラ
ー感熱プリンタから抜き取ってしまうことがあった。
【0005】上記問題を解決するためには、プリント期
間中あるいはプリント終了を表示するランプ等の表示手
段や、余白の漂白中にカラー感熱記録紙が簡単に抜き取
られないように、カラー感熱記録紙を強固にグリップす
る機構等を設ければよい。しかしながら、ユーザーによ
ってはランプの表示を見逃してしまったり、また、ラン
プの意味を把握せずにカラー感熱プリンタを使用してし
まうこともあるため、完全にカラー感熱記録紙の抜き取
りを防止することはできない。また、カラー感熱記録紙
が強固にグリップされていても無理に引き抜かれてしま
うことがあり、カラー感熱記録紙とプリンタとにダメー
ジを与えてしまうという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、プリントの終了が明確に確認できるカラー感熱プ
リンタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載のカラー感熱プリンタは、カラー感
熱記録紙の余白の定着時に、カラー感熱記録紙を記録紙
搬送手段で往復動させるようにしたものである。
【0008】また、請求項2記載のカラー感熱プリンタ
は、カラー感熱記録紙の余白が光定着器の照射範囲から
外れないストロークで、カラー感熱記録紙を往復動させ
るようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は、カラー感熱プリンタの構
成を示す概略図である。このカラー感熱プリンタ2は、
外装ケース3内に各部品が組み込まれた形態となってい
る。外装ケース3の前面には、未使用のカラー感熱記録
紙4が手差し給紙されるとともに、プリント済みのカラ
ー感熱記録紙4が排出される記録紙出入口5が設けられ
ている。この記録紙出入口5に対面する外装ケース3の
背面側には、プリント中にカラー感熱記録紙4の一部を
外装ケース3外に突出させる退避口6が設けられてい
る。このように、カラー感熱記録紙4の一部をプリント
中に外部に露呈させることによって、外装ケース3内の
カラー感熱記録紙4の搬送経路を短くし、カラー感熱プ
リンタ2を小型化している。
【0010】記録紙出入口5の奥には、記録紙出入口5
に挿入されたカラー感熱記録紙4の一端4aを検出する
反射型フォトセンサー8が配置され、更にその奥には、
第1搬送ローラ対9と、光定着器10と、第2搬送ロー
ラ対11と、サーマルヘッド12及びプラテンローラ1
3とが配置されている。
【0011】記録紙搬送手段を構成する第1搬送ローラ
対9は、記録紙出入口5に挿入されたカラー感熱記録紙
4を挟み込んで外装ケース3内に給送するとともに、プ
リント済みのカラー感熱記録紙4を記録紙出入口5から
排紙する。この第1搬送ローラ対9は、回転駆動される
キャプスタンローラ15と、このキャプスタンローラ1
5に従動回転するニップローラ16とから構成されてい
る。ニップローラ16は、図示しない付勢力の弱いバネ
によってキャプスタンローラ15に常時圧接している。
【0012】記録紙搬送手段を構成する第2搬送ローラ
対11は、熱記録時にサーマルヘッド12に対してカラ
ー感熱記録紙を相対移動させるためのもので、回転駆動
されるキャプスタンローラ18と、このキャプスタンロ
ーラ18に従動回転する小径のニップローラ19とから
構成されている。ニップローラ19は、図示しない付勢
力の強いバネによってキャプスタンローラ18に常時圧
接し、カラー感熱記録紙4がスリップしないように搬送
する。
【0013】第1搬送ローラ対9のキャプスタンローラ
15と、第2搬送ローラ対11のキャプスタンローラ1
8とは、ステッピングモータ21によって駆動され、こ
のステッピングモータ21の回転は、それぞれに同軸で
設けられたプーリー22,23,24と、これらのプー
リー22〜24に掛けられたベルト25,26とによっ
て各キャプスタンローラ15,18に伝達される。
【0014】光定着器10は、第1搬送ローラ対9と第
2搬送ローラ対11との間に配置されている。光定着器
10は、420nmの近紫外線を照射してカラー感熱記
録紙4のイエロー感熱発色層を光定着するイエロー用紫
外線ランプ26と、365nmの紫外線を照射してマゼ
ンタ感熱発色層を光定着するマゼンタ用紫外線ランプ2
7と、これらの紫外線ランプ26,27の上方及び側方
を覆うとともに、紫外線をカラー感熱記録紙4に向けて
反射するリフレクタ28とからなる。
【0015】サーマルヘッド12は、多数の発熱素子が
カラー感熱記録紙4の搬送方向と直交する方向にライン
状に配列された発熱素子アレイ12aを備えており、図
中に示す位置で固定されている。発熱素子アレイ12a
は、カラー感熱記録紙4の各感熱発色層に適した熱エネ
ルギーを発生する。
【0016】プラテンローラ12は、図示しない回動機
構によって軸30を中心に回動する保持レバー31に回
転自在に保持されており、熱記録時には、図3に示すよ
うに上方に回動して、サーマルヘッド12の発熱素子ア
レイ12aとの間にカラー感熱記録紙4を挟み込む。
【0017】カラー感熱記録紙4は、周知のように、支
持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエ
ロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイ
エロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネル
ギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発
色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアン
に発色する。また、イエロー感熱発色層は、420nm
の近紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。マ
ゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱
発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色
し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が
消失する。また、カラー感熱記録紙4に、例えばブラッ
ク感熱発色層を設けて4層構成にしてもよい。
【0018】次に、図4に示すフローチャートを参照し
ながら、上記実施形態の作用について説明する。カラー
感熱プリンタ2は、例えばコンピュータに接続されてい
る。コンピュータによってプリント開始操作を行うと、
コンピュータからプリントデータがカラー感熱プリンタ
2に送出され、カラー感熱プリンタ2はプリントデータ
に基づいてプリント準備を行う。
【0019】カラー感熱プリンタ2は、プリント準備が
完了すると、例えば外装ケース3の前面に設けられた記
録紙挿入ランプ(図示せず)を点滅させて、プリント準
備の完了をユーザーに知らせるとともに、カラー感熱記
録紙4の供給を促す。
【0020】図2に示すように、カラー感熱記録紙4を
記録紙出入口5に挿入すると、カラー感熱記録紙4の一
端4aが第1搬送ローラ対9に突き当たる。その途中
で、カラー感熱記録紙4の一端4aが反射型フォトセン
サー8に検知される。反射型フォトセンサー8がカラー
感熱記録紙4の一端4aを検知すると、その検知信号に
応答してステッピングモータ22が図中時計方向に正回
転を開始し、プーリー22,23,24,とベルト2
5,26とを介してキャプスタンローラ15を図中時計
方向に向けて回転させる。これにより、キャプスタンロ
ーラ15に押しつけられていたピンチローラ16が反時
計方向に従動回転し、カラー感熱記録紙4の一端4aを
ニップする。
【0021】第1搬送ローラ対9によって搬送されたカ
ラー感熱記録紙4は、光定着器10の下方を通過して一
端4aが第2搬送ローラ対11にニップされる。第1搬
送ローラ対9と第2搬送ローラ11対とで搬送されたカ
ラー感熱記録紙4は、サーマルヘッド12とプラテンロ
ーラ13との間を通過し、図3に示すように、退避口6
からカラー感熱プリンタ2外に突き出される。そして、
カラー感熱記録紙4の他端4bが第2搬送ローラ対11
によって挟み込まれた状態でステッピングモータ21が
回転を停止する。
【0022】カラー感熱記録紙4の搬送が停止すると、
図示しない回動機構によって保持レバー31が回動し、
プラテンローラ13をサーマルヘッド12に押し付け
る。これにより、サーマルヘッド12の発熱素子アレイ
12aとプラテンローラ13との間に、カラー感熱記録
紙4が挟み込まれる。
【0023】カラー感熱記録紙4は、ステッピングモー
タ21の逆回転による第2搬送ローラ対11の回転によ
って、他端4bを先頭にして搬送される。プラテンロー
ラ13は、カラー感熱記録紙4の搬送に従動して回転す
る。このカラー感熱記録紙4の搬送中に、記録エリアの
先端縁が発熱素子アレイ12aに到達すると、各発熱素
子がイエロー画像の各画素に応じた熱エネルギーを発生
してイエロー感熱発色層にイエロー画像を1ラインずつ
熱記録する。
【0024】イエロー画像の熱記録が行われたカラー感
熱記録紙4は、再び第1搬送ローラ対9にニップされ、
記録紙出入口5から一部が突き出される。カラー感熱記
録紙4のイエロー感熱発色層への熱記録が終了すると、
サーマルヘッド12の駆動が停止し、プラテンローラ1
3がサーマルヘッド12から離れる退避位置に回動す
る。そして、図5に示すように、カラー感熱記録紙4の
一端4aが第2搬送ローラ対11にニップされた状態で
ステッピングモータ21の駆動が停止される。
【0025】ステッピングモータ21の停止の直後にイ
エロー用紫外線ランプ26が点灯し、更にステッピング
モータ21が正回転を開始して、カラー感熱記録紙4を
一端4aを先頭に退避口6に向けて搬送する。このカラ
ー感熱記録紙4の搬送時にイエロー用紫外線ランプ26
から放射された420nmの近紫外線は、カラー感熱記
録紙4を照射し、次のマゼンタ感熱発色層への熱記録時
にイエローが発色しないように定着する。このイエロー
感熱発色層の光定着の際に、イエロー用紫外線ランプ2
6によって紫外線が照射されない部分Lが、カラー感熱
記録紙4における余白となる。
【0026】カラー感熱記録紙4の記録エリアの先端縁
が、再び発熱素子アレイ12aの位置まで搬送される
と、ステッピングモータ21がいったん停止し、イエロ
ー用紫外線ランプ26が消灯する。そして、図3に示す
ように、プラテンローラ13がサーマルヘッド12に再
び圧接し、ステッピングモータ21が逆回転してカラー
感熱記録紙4を他端4bを先頭にして搬送する。サーマ
ルヘッド12はマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像に応
じた熱エネルギーを与えて熱記録を行う。
【0027】カラー感熱記録紙4の一端4aの後端まで
マゼンタ画像の熱記録が行われると、図5に示すよう
に、プラテンローラ13が再び退避位置に移動してカラ
ー感熱記録紙4への押圧を解除し、ステッピングモータ
21がいったん停止される。イエローの場合と同様に、
この直後にマゼンタ用紫外線ランプ27が点灯し、これ
と同時にステッピングモータ21が正回転を行う。マゼ
ンタ用紫外線ランプ27により、ほぼ365nm付近の
紫外線がカラー感熱記録紙4に照射され、次のシアン感
熱発色層の熱記録時にマゼンタが発色しないように光定
着される。
【0028】カラー感熱記録紙4の記録エリアの先端縁
が発熱素子アレイ12aの位置まで搬送されると、プラ
テンローラ13が前述と同様に熱記録位置に復帰する。
これとともに、ステッピングモータ21が逆方向に回転
してカラー感熱記録紙4を他端4bを先頭にして搬送す
る。この搬送中にサーマルヘッド12は、シアン感熱発
色層にシアン画像を熱記録する。
【0029】全ての感熱発色層への熱記録が終了する
と、プラテンローラ13は再び退避位置に移動する。ス
テッピングモータ21は、図6に示すように、更に逆方
向への回転を続けてカラー感熱記録紙4の一部を記録紙
出入口5から突き出し、余白Lがマゼンタ用紫外線ラン
プ27に対面する位置で停止する。
【0030】図1に示すように、ステッピングモータ2
1の停止後すぐにマゼンタ用紫外線ランプ27が点灯す
るとともに、カラー感熱記録紙4の余白Lがマゼンタ用
紫外線ランプ27の照射範囲から外れない範囲で、ステ
ッピングモータ21が正回転と逆回転とを繰り返す。こ
れにより、カラー感熱記録紙4の余白Lが光定着される
とともに、漂白される。
【0031】ユーザーがカラー感熱記録紙4の往復動に
よってプリント状況の経過を確認していても、余白Lの
漂白時にカラー感熱記録紙4が停止しないので、プリン
ト動作が終了したと誤解されてカラー感熱記録紙4が記
録紙出入口5から無理に引き抜かれることはなく、余白
Lを適正に漂白,定着させることができる。
【0032】カラー感熱記録紙4の余白Lが適正に光定
着されるだけ小ストロークの往復動作が繰り返される
と、ステッピングモータ21は逆回転を継続し、カラー
感熱記録紙4を記録紙出入口5から排紙する。
【0033】なお、カラー感熱記録紙4を水平方向で搬
送してプリントを行うカラー感熱プリンタ2を例に説明
したが、本発明は、図7に示すように、カラー感熱記録
紙4を上方の記録紙出入口41から給紙し、サーマルヘ
ッド42と光定着器43とでカラー感熱記録紙4にプリ
ントを行う際に、前面の退避口45からカラー感熱記録
紙4の一部を突出させ、プリント終了後に上方の記録紙
出入口41から排紙する縦型のカラー感熱プリンタ40
にも用いることができる。
【0034】また、1つのサーマルヘッドでカラー感熱
記録紙に3回の熱記録を行う3パス1ヘッドタイプのカ
ラー感熱プリンタについて説明したが、3つのサーマル
ヘッドに対して感熱記録紙を1回通過させる1パス3ヘ
ッドタイプのカラー感熱プリンタにも用いることができ
る。また、カラー感熱タイプのサーマルプリンタを例に
説明したが、モノクロ感熱タイプのサーマルプリンタに
も利用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラー感
熱プリンタは、カラー感熱記録紙の余白の定着時に、カ
ラー感熱記録紙を記録紙搬送手段で往復動させるように
したので、プリントが終了していないことがプリンタの
外部から容易に確認でき、カラー感熱記録紙の定着不全
によるプリント品質の劣化や、プリンタへのダメージを
防止することができる。また、新たな部品や機構の追加
が必要ないので、低コストで実施することができる。
【0036】また、余白の定着時の往復動を、カラー感
熱記録紙の余白が光定着器の照射範囲から外れないスト
ロークで行うようにしたので、従来のようにカラー感熱
記録紙を停止して定着していた際と同等の時間で余白の
定着を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】余白の定着時のカラー感熱プリンタの状態を示
す概略図である。
【図2】給紙時のカラー感熱プリンタの状態を示す概略
図である。
【図3】熱記録開始時のカラー感熱プリンタの状態を示
す概略図である。
【図4】本発明のカラー感熱プリンタの動作順序を示す
フローチャートである。
【図5】定着開始時のカラー感熱プリンタの状態を示す
概略図である。
【図6】余白の定着開始時のカラー感熱プリンタの状態
を示す概略図である。
【図7】別の実施形態のカラー感熱プリンタの構成を示
す概略図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱プリンタ 4 カラー感熱記録紙 5 記録紙出入口 6 退避口 9 第1搬送ローラ対 10 光定着器 11 第2搬送ローラ対 12 サーマルヘッド 13 プラテンローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なった色に発色する少なくとも第1〜
    第3の感熱発色層が層設されたカラー感熱記録紙を用
    い、このカラー感熱記録紙の余白となる端部を記録紙搬
    送手段でグリップし、一部分を機器外に露呈させた状態
    で移動させながらサーマルヘッドで1種類の感熱発色層
    を選択的に発色させ、次の感熱発色層を発色させる前に
    発色済みの感熱発色層に定着光を光定着器から照射して
    定着させ、面順次でフルカラー画像を熱記録するととも
    に、該余白を光定着器で定着してから排紙するカラー感
    熱プリンタにおいて、 前記余白の定着時に、記録紙搬送手段でカラー感熱記録
    紙を往復動させることを特徴とするカラー感熱プリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記余白の定着時の往復動は、カラー感
    熱記録紙の余白が光定着器の照射範囲から外れないスト
    ロークで行われることを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー感熱プリンタ。
JP8499697A 1997-04-03 1997-04-03 カラー感熱プリンタ Pending JPH10278324A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8499697A JPH10278324A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 カラー感熱プリンタ
KR1019980011612A KR19980081022A (ko) 1997-04-03 1998-04-02 칼라감열 프린터 및 칼라감열 프린트방법
US09/053,779 US6222571B1 (en) 1997-04-03 1998-04-02 Color thermal printer and color thermal printing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8499697A JPH10278324A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 カラー感熱プリンタ

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JPH10278324A true JPH10278324A (ja) 1998-10-20

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JP8499697A Pending JPH10278324A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 カラー感熱プリンタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069554A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Brother Ind Ltd 印刷装置
JP2007069556A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Brother Ind Ltd 印刷装置

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US7874752B2 (en) 2005-09-09 2011-01-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer

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