JP2004050696A - 光定着装置 - Google Patents

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Akihiko Machida
町田 昭彦
Nobuo Katsuma
勝間 伸雄
Kenichi Inazuki
稲月 賢一
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Abstract

【課題】装置の低コスト化、小型化を実現させる。
【解決手段】光定着装置31は、イエロー感熱発色層54およびマゼンタ感熱発色層53の双方を光定着することが可能な波長域を有する紫外線を発生するキセノンフラッシュランプ32と、カラー感熱記録紙10の搬送経路上に設置されたイエロー定着領域39およびマゼンタ定着領域40と、各感熱発色層に応じた波長域に紫外線を分離して各定着領域39、40に供給する回折格子34とを備える。マイクロコンピュータ61は、イエロー定着とマゼンタ定着が同時に行われる場合に、イエロー用照度センサ43の測定結果に基づいて、イエロー用シャッタドライバ68を介してイエロー用シャッタ45の駆動を制御し、紫外線の照射量が目標値になるように調節する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一の光源で複数の感熱発色層に光定着を施すことができる光定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
支持体上にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の感熱発色層が層設されたカラー感熱記録紙に熱記録を施してカラー画像を形成するカラー感熱プリンタが知られている。カラー感熱プリンタでは、イエロー、マゼンタの各感熱発色層が熱記録後に再び発色することを防ぐために、各感熱発色層に特有の波長域を有する電磁線、例えば紫外線を熱記録後のカラー感熱記録紙に照射して光定着を施している。
【0003】
光定着装置は、発光ピークが420nmの近紫外線を照射してイエロー感熱発色層を光定着するイエロー用定着ランプと、発光ピークが365nmの紫外線を照射してマゼンタ感熱発色層を光定着するマゼンタ用定着ランプとで構成される。カラー感熱プリンタでは、まずイエロー感熱発色層にイエロー画像を熱記録し、その直後にイエロー用定着ランプにより光定着を施す。次にマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を熱記録し、その直後にマゼンタ用定着ランプにより光定着を施す。最後にシアン感熱発色層にシアン画像を熱記録して1回のプリント処理を完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような光定着装置では、イエロー用、マゼンタ用の2種類の定着ランプを用いているので、装置の低コスト化、小型化を阻害していた。
【0005】
本発明は、装置の低コスト化、小型化を実現させることができる光定着装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の光定着装置は、少なくとも2つの感熱発色層を光定着することが可能な波長域を有する電磁線を発生する光源と、光定着が施される感熱発色層毎に設けられ、前記感熱記録紙の搬送経路上に配置される定着領域と、この定着領域と前記光源との間に設けられ、各感熱発色層に応じた波長域に前記電磁線を分離して各定着領域に供給する電磁線分離手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
なお、前記電磁線分離手段により波長域を分離された電磁線が入射する入射端と、この分離された電磁線を各定着領域へと導く誘導路と、分離された電磁線を各定着領域に射出する射出端とから構成される電磁線誘導部材を設けることが好ましい。また、前記電磁線分離手段により波長域を分離された電磁線の照射量を測定する照度センサと、前記照射量を調節する照射量調節手段と、前記照度センサによる照射量の測定結果に基づいて前記照射量調節手段の駆動制御を行う制御手段とを備えていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。このカラー感熱プリンタ2では、記録媒体として長尺のカラー感熱記録紙(以下、単に記録紙という)10が用いられる。記録紙10は、ロール状に巻かれた記録紙ロール11の形態でカラー感熱プリンタ2にセットされる。記録紙ロール11は、外周に当接された給紙ローラ12によって回転され、これにより記録紙10の送り出しが行われる。
【0009】
記録紙ロール11の近傍には、記録紙10を挟み込んで搬送する搬送ローラ対13が配置されている。また、記録紙10の搬送経路には、複数のガイドローラ14が設けられている。搬送ローラ対13は、搬送モータ15に回転駆動されるキャプスタンローラ16と、このキャプスタンローラ16に圧接するピンチローラ17とからなり、記録紙10を給紙方向Aに搬送する。
【0010】
搬送モータ15は、例えばパルスモータからなり、モータドライバ66(図3参照)を介してマイクロコンピュータ61(図3参照)によって回転が制御される。搬送モータ15への駆動パルスは、図示しないパルスカウンタでカウントされる。マイクロコンピュータ61では、カウントした駆動パルスによって記録紙10の搬送位置を特定する。
【0011】
図2に示すように、記録紙10は、支持体51上にシアン感熱発色層52、マゼンタ感熱発色層53、イエロー感熱発色層54が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層54は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層52は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。イエロー感熱発色層54は、420nmの近紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層53は、イエロー感熱発色層54とシアン感熱発色層52との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。
【0012】
図1において、搬送ローラ対13の給紙方向Aの下流側には、イエロー印画部18、マゼンタ印画部19、およびシアン印画部20が配置されている。各印画部18〜20は、記録紙10に圧接して各感熱発色層52〜54に画像を印画するイエロー用サーマルヘッド21、マゼンタ用サーマルヘッド22、およびシアン用サーマルヘッド23と、これらのサーマルヘッド21〜23との間で記録紙10を挟み込むプラテンローラ24〜26とからなる。各サーマルヘッド21〜23の記録紙10と対向する面には、多数の発熱素子が記録紙10の給紙方向Aと直交する方向にライン状に形成された発熱素子アレイが設けられている。プラテンローラ24〜26は、発熱素子アレイに対面する位置で搬送経路の下方に配置されている。このプラテンローラ24〜26は、上下方向に移動自在となっており、図示しないバネによってサーマルヘッド21〜23に圧接する方向に付勢されている。
【0013】
サーマルヘッド21〜23は、搬送ローラ対13によって給紙方向Aに搬送される記録紙10に圧接し、発熱素子アレイを所定の温度に発熱させて各感熱発色層52〜54を発色させる。プラテンローラ24〜26は、記録紙10の搬送に応じて従動回転して、記録紙10と発熱素子との摺接を容易にする。
【0014】
シアン印画部20の下流側には、長尺の記録紙10を記録エリア毎にカットするカッタ27が設けられている。カッタ27の下流側には、カットされたシート状の記録紙10を排出する排紙口28が設けられている。
【0015】
マゼンタ印画部19の上方には、光定着装置31が配置されている。光定着装置31は、キセノンフラッシュランプ32、リフレクタ33、回折格子34、およびライトガイド35などからなる。キセノンフラッシュランプ32は、イエロー感熱発色層54およびマゼンタ感熱発色層53の双方を光定着することが可能な波長域(420nmおよび365nm)を有する紫外線を発生させる。リフレクタ33は、キセノンフラッシュランプ32から放射された紫外線を記録紙10に向けて反射させる。
【0016】
電磁線分離手段としての回折格子34は、キセノンフラッシュランプ32から照射される紫外線の波長域をイエロー定着用とマゼンタ定着用とに分離する。電磁線誘導部材としてのライトガイド35は、回折格子34により波長域を分離されたイエロー定着用とマゼンタ定着用の紫外線が入射する入射端36と、この分離された紫外線を熱記録後の記録紙10に供給するイエロー用導光路37およびマゼンタ用導光路38と、分離された紫外線をイエロー定着領域39およびマゼンタ定着領域40に射出する射出端41、42とから構成される。
【0017】
各導光路37、38には、イエロー用照度センサ43およびマゼンタ用照度センサ44がそれぞれ設置されている。これらの照度センサ43、44は、イエロー定着用とマゼンタ定着用の紫外線の照射量を検出して、この検出結果をA/D変換器62、63(図3参照)に送る。また、各導光路37、38には、シャッタ挿入口37a、38aが形成されており、このシャッタ挿入口37a、38aを通してイエロー用シャッタ45およびマゼンタ用シャッタ46が挿脱され、これにより紫外線の照射量が調節される。
【0018】
図3に、カラー感熱プリンタ2の電気的構成を示す。制御手段としてのマイクロコンピュータ61は、カラー感熱プリンタ2の各部の駆動を制御する。このマイクロコンピュータ61には、A/D変換器62、63を介して送られる各照度センサ43、44で検出した紫外線の照射量と、目標とする照射量との差を比較する差分回路64、65、搬送モータ15を駆動制御するモータドライバ66、キセノンフラッシュランプ32を駆動制御するランプドライバ67、イエロー用シャッタ45およびマゼンタ用シャッタ46を駆動制御するイエロー用シャッタドライバ68およびマゼンタ用シャッタドライバ69が接続されている。マイクロコンピュータ61は、差分回路64、65による照射量の比較結果に基づいてランプドライバ67の出力を制御することで、紫外線の照射量を最適な値に調節する。
【0019】
ここで、イエロー感熱発色層54を定着させるのに必要な紫外線の波長域と、マゼンタ感熱発色層53を定着させるのに必要な紫外線の波長域とは僅かに重なり合っているため、イエロー定着用の紫外線の照射量を制御する必要がある。また、イエロー感熱発色層54の定着感度よりもマゼンタ感熱発色層53の定着感度の方が低く、キセノンフラッシュランプ32の照射量もマゼンタ定着用の紫外線の方が低いため、イエロー定着時にマゼンタ感熱発色層53を定着してしまう可能性がある。したがって、カラー感熱プリンタ2では、図4に示すような照射量の制御を行う。
【0020】
図4において、イエロー定着のみが行われる場合(1)には、イエロー用照度センサ43でイエロー定着用の紫外線の積算照射量が測定され、これに基づいて紫外線の照射量が目標値になるようにランプドライバ67の出力が制御される。この出力制御は、イエロー定着開始時のキセノンフラッシュランプ32の点灯周波数をf(n)、照射量の目標値をSy、積算照射量をSy(n)、制御後のキセノンフラッシュランプ32の点灯周波数をf(n+1)とすると次式で表され、マゼンタ定着が開始されるまで続けられる。
f(n+1)=f(n)×Sy/Sy(n)
【0021】
イエロー定着とマゼンタ定着が同時に行われる場合(2)には、マゼンタ用照度センサ44でマゼンタ定着用の紫外線の積算照射量が測定され、これに基づいて紫外線の照射量が目標値になるようにランプドライバ67の出力が制御される。さらに、イエロー用照度センサ43でイエロー定着用の紫外線の積算照射量が測定され、これに基づいてイエロー用シャッタ45の移動率Pが算出される。この移動率Pからイエロー用シャッタ45の移動量Lsが割り出され、イエロー用シャッタドライバ68を介してイエロー用シャッタ45が駆動して、イエロー定着用の紫外線の照射量が目標値になるように調節される。このときのランプドライバ67の出力制御は、マゼンタ定着開始時のキセノンフラッシュランプ32の点灯周波数をf(n+m)、マゼンタ定着用の紫外線の照射量の目標値をSm、マゼンタ定着用の紫外線の積算照射量をSm(n+m)、制御後のキセノンフラッシュランプ32の点灯周波数をf(n+m+1)とすると、次式で表される。
f(n+m+1)=f(n+m)×Sm/Sm(n+m)
また、イエロー用シャッタ45の移動率Pは、次式で表される。
P=1−Sy/{Sy(n+m)×Sm/Sm(n+m)}
さらに、イエロー用シャッタ45の移動量Lsは、イエロー用シャッタ45の給紙方向Aの長さをLとすると、次式で表される。
Ls=L×P
これらの制御は、イエロー定着が終了するまで続けられる。このようにすると、イエロー定着時にマゼンタ感熱発色層53を定着してしまうことが防がれる。
【0022】
イエロー定着が終了してマゼンタ定着のみが行われる場合(3)には、マゼンタ用照度センサ44でマゼンタ定着用の紫外線の積算照射量が測定され、これに基づいて紫外線の照射量が目標値になるようにランプドライバ67の出力が制御される。この出力制御は、イエロー定着が終了してマゼンタ定着が開始された時のキセノンフラッシュランプ32の点灯周波数をf(n+m+q)、積算照射量をSm(n+m+q)、制御後のキセノンフラッシュランプ32の点灯周波数をf(n+m+q+1)とすると次式で表され、マゼンタ定着が終了するまで続けられる。
f(n+m+q+1)=f(n+m+q)×Sm/Sm(n+m+q)
【0023】
なお、印画中の記録エリアの次の記録エリアに印画を行わない場合は、未印画の記録エリアが各定着領域39、40を通過する際に、イエロー用シャッタ45およびマゼンタ用シャッタ46を駆動させ、未印画の記録エリアが定着されないように保護する。この場合のイエロー用シャッタ45の紫外線の照射量を調節するための移動量Ls’は、未印画の記録エリアを保護するためのイエロー用シャッタ45の移動量をLyとすると、次式で表される。
Ls’=Ly+(L−Ly)×P
【0024】
次に、上記実施形態による作用について説明する。プリント指示がなされると、記録紙10が給紙ローラ12によって給紙され、搬送ローラ対13によって給紙方向Aに搬送される。まず、イエロー感熱発色層54に対してイエロー用サーマルヘッド21によるイエロー画像の熱記録を行う。このイエロー画像の熱記録後に、記録紙10を給紙方向Aに搬送しながらキセノンフラッシュランプ32を点灯し、420nm付近に発光ピークを持つ近紫外線を、イエロー用導光路37を介して記録紙10に照射して、イエロー感熱発色層54に光定着を施す。同様にして、マゼンタ感熱発色層53に対してマゼンタ用サーマルヘッド22によるマゼンタ画像の熱記録を行った後、キセノンフラッシュランプ32により365nm付近に発光ピークを持つ紫外線を、マゼンタ用導光路38を介して記録紙10に照射して、マゼンタ感熱発色層53に光定着を施す。このとき、各照度センサ43、44でイエロー定着用、マゼンタ定着用の紫外線の照度を検出し、この検出結果に基づいてキセノンフラッシュランプ32の出力を制御して、紫外線の照射量を最適な値に調整する。さらに、イエロー定着とマゼンタ定着とを同時に行う場合には、イエロー用シャッタ45でイエロー定着用の紫外線の照射量を調節する。最後に、シアン感熱発色層52に対してシアン画像の熱記録を行う。シアン画像の熱記録後の記録紙10は、カッタ27により記録エリアごとにカットされ、排紙口28から排出される。
【0025】
なお、定着光源としては、上記のキセノンフラッシュランプの他に、熱陰極ランプやキセノン外部電極ランプ、冷陰極ランプや電子線励起ランプなどの蛍光体を用いたランプを使用することができる。また、回折格子34の代わりにプリズムを用いて紫外線を分離してもよい。さらに、各シャッタ45、46は、射出端41、42を覆うように設置してもよい。
【0026】
上記実施形態では、複数個のサーマルヘッドに対して記録紙を1回通過させ、その間に各サーマルヘッドでイエロー、マゼンタ、シアンの熱記録を行ういわゆる1パス方式を例に挙げて説明したが、図5に示すように、1個のサーマルヘッド72に対して記録紙10を往復搬送させることでイエロー、マゼンタ、シアンの熱記録および定着を行う往復印画方式のカラー感熱プリンタ71にも本発明を適用することができる。この場合はイエロー定着領域39をサーマルヘッド72の上流側に、マゼンタ定着領域40を下流側にそれぞれ配置して、イエロー画像の熱記録後に記録紙10を給紙方向Aに搬送しながらキセノンフラッシュランプ32を点灯し、420nm付近に発光ピークを持つ近紫外線を、イエロー用導光路37を介して記録紙10に照射して、イエロー感熱発色層54に光定着を施す。次に、記録紙10を搬送ローラ対13により給紙方向Aと逆側に搬送し、この搬送中にマゼンタ画像の熱記録を行う。そして、記録紙10を給紙方向Aと逆側に搬送しながらマゼンタ感熱発色層53に光定着を施す。最後に、再び記録紙10を給紙方向Aに搬送してシアン画像の熱記録を行う。
【0027】
上記実施形態では、イエロー、マゼンタの2つの感熱発色層を単一のキセノンフラッシュランプで定着を行っているが、複数の感熱発色層を対象としてもよく、本発明はこれに限定されない。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明の光定着装置によれば、複数の感熱発色層を光定着することが可能な波長域を有する電磁線を発生する光源を用い、各感熱発色層に応じた波長域に前記電磁線を分離して各定着領域に供給するので、部品コストが削減され、装置の小型化を実現させることができる。また、印画に悪影響を及ぼす赤外領域や短波領域の電磁線が遮断されるので、より高画質なプリント画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。
【図2】カラー感熱記録紙の構成を示す断面図である。
【図3】カラー感熱プリンタの電気的構成を示すブロック図である。
【図4】定着の過程を示すフローチャートである。
【図5】本発明の別の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱プリンタ
10 カラー感熱記録紙
31 光定着装置
32 キセノンフラッシュランプ
34 回折格子
35 ライトガイド
36 入射端
37 イエロー用導光路
38 マゼンタ用導光路
39 イエロー定着領域
40 マゼンタ定着領域
41、42 射出端
43 イエロー用照度センサ
44 マゼンタ用照度センサ
45 イエロー用シャッタ
46 マゼンタ用シャッタ
61 マイクロコンピュータ

Claims (3)

  1. 支持体上に複数の感熱発色層が層設された感熱記録紙に光定着を施す光定着装置において、
    少なくとも2つの感熱発色層を光定着することが可能な波長域を有する電磁線を発生する光源と、
    光定着が施される感熱発色層毎に設けられ、前記感熱記録紙の搬送経路上に配置される定着領域と、
    この定着領域と前記光源との間に設けられ、各感熱発色層に応じた波長域に前記電磁線を分離して各定着領域に供給する電磁線分離手段とを備えたことを特徴とする光定着装置。
  2. 前記電磁線分離手段により波長域を分離された電磁線が入射する入射端と、この分離された電磁線を各定着領域へと導く誘導路と、分離された電磁線を各定着領域に射出する射出端とから構成される電磁線誘導部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の光定着装置。
  3. 前記電磁線分離手段により波長域を分離された電磁線の照射量を測定する照度センサと、前記照射量を調節する照射量調節手段と、前記照度センサによる照射量の測定結果に基づいて前記照射量調節手段の駆動制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の光定着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6943815B2 (en) * 2002-03-01 2005-09-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Thermal printer and electromagnetic wave source device
CN110450554A (zh) * 2019-07-31 2019-11-15 深圳市凯力诚实业发展有限公司 光栅印刷方法

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