JP2004059241A - ロール紙 - Google Patents

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JP2004059241A
JP2004059241A JP2002220020A JP2002220020A JP2004059241A JP 2004059241 A JP2004059241 A JP 2004059241A JP 2002220020 A JP2002220020 A JP 2002220020A JP 2002220020 A JP2002220020 A JP 2002220020A JP 2004059241 A JP2004059241 A JP 2004059241A
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Satoshi Iketani
池谷 聡
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】紙の無駄を抑え、生産工程を簡略化する。
【解決手段】記録紙ロール11の巻芯30に記録紙10の終端を報知するための検出穴32を形成する。記録紙ロール11の記録紙10が終端に近づくと、検出穴32が検出センサ18により検出される。カラー感熱プリンタ2では、検出センサ18からの検出結果に応じて記録紙ロール11の交換を使用者に促す。記録紙10を無駄なく使用することができ、記録紙10に検出穴を設けるなどの加工を施す必要がなく、製造の前段階で巻芯30に加工を施すだけでよいので、生産工程を簡略化することができる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻芯に紙を巻き付けたロール紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラー感熱プリンタでは、支持体上に複数の感熱発色層が層設されたカラー感熱記録紙を、紙またはプラスチックなどからなる巻芯に巻き付けてなる記録紙ロールを用いている。この記録紙ロールはプリンタの使用につれて減少するために、特開昭58−116184号公報に記載されるように、記録紙の終端を検出して新しい記録紙ロールの交換時期を警告表示することが要請される。
【0003】
従来のカラー感熱プリンタでは、図4および図5に示すような構成で記録紙の終端検出を行っている。図4に示す記録紙ロール100の巻芯101には、記録紙102の終端が紙止めテープ103により固着されている。記録紙102の終端付近には、その幅方向の中央に記録紙102の終端を報知する検出穴104が形成されている。
【0004】
図5に示すように、記録紙102は給紙ローラ105により矢印方向に送り出される。記録紙102の搬送経路上には、検出穴104を検出する検出センサ106が配置されている。記録紙102が終端に近づき、検出穴104が検出センサ106の下に位置する状態まで記録紙102が送り出されると、検出センサ106が検出穴104を検出する。そして、この検出結果に応じて記録紙ロール100の交換を使用者に促す。なお、符号107および108は、サーマルヘッドおよびプラテンローラをそれぞれ示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図4および図5に示す構成で記録紙の終端を検出する方法では、検出穴104が記録紙102に形成されているため、それ以降の記録紙が無駄になっていた。また、記録紙102を巻芯101に巻き付ける際に、記録紙終端からの距離を合わせて検出穴104を形成しなければならず、生産工程が複雑になるという問題点があった。
【0006】
本発明は、紙の無駄を抑え、生産工程を簡略化することができるロール紙を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、巻芯に紙を巻き付けて構成されるロール紙において、前記巻芯に紙の終端を報知するために、検知手段で検知可能な信号部を形成したことを特徴とする。なお、前記信号部は、検出穴またはマークから形成されることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、カラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。このカラー感熱プリンタ2では、感熱記録材料として長尺のカラー感熱記録紙(以下、単に記録紙という)10が用いられる。記録紙10は、ロール状に巻かれた記録紙ロール11の形態でカラー感熱プリンタ2の給紙マガジン(図示せず)にセットされる。記録紙ロール11は、外周に当接された給紙ローラ12によって回転され、これにより記録紙10の送り出しと巻き戻しとが行われる。
【0009】
記録紙10は、周知のように支持体上にシアン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。イエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。
【0010】
記録紙ロール11は、巻芯30に記録紙10を巻き付けて構成される。図2に示すように、巻芯30には、記録紙10の終端が紙止めテープ31により固着されている。また、この巻芯30には、その幅方向の中央に記録紙10の終端を報知するための検出穴32が形成されている。
【0011】
図1において、記録紙ロール11の近傍には、記録紙10を挟み込んで搬送する搬送ローラ対13が配置されている。また、記録紙10の搬送経路には、複数のガイドローラ14が設けられている。搬送ローラ対13は、搬送モータ15に回転駆動されるキャプスタンローラ16と、このキャプスタンローラ16に圧接するピンチローラ17とからなり、記録紙10を定着方向Aと、印画方向Bとに往復搬送する。
【0012】
記録紙ロール11の背後には、記録紙10の終端を検出する検出センサ18が設けられている。この検出センサ18には、例えば発光素子と受光素子とからなるフォトセンサが用いられ、発光素子から巻芯30へ投光された光の反射光を受光素子で受光し、この反射光の変化から検出穴32を検出する。
【0013】
搬送ローラ対13の定着方向Aの下流側には、サーマルヘッド19とプラテンローラ20とが記録紙10の搬送経路を挟み込むように配置されている。サーマルヘッド19の記録紙10と対向する面には、複数の発熱素子が記録紙10の幅方向にライン状に形成された発熱素子アレイ21が設けられている。
【0014】
プラテンローラ20は、発熱素子アレイ21に対面する位置で搬送経路の下方に配置されている。このプラテンローラ20は、上下方向に移動自在となっており、図示しないバネによってサーマルヘッド19に圧接する方向に付勢されている。
【0015】
サーマルヘッド19は、搬送ローラ対13によって印画方向Bに搬送される記録紙10に圧接し、発熱素子アレイ21を所定の温度に発熱させて各感熱発色層を発色させる。プラテンローラ20は、記録紙10の搬送に応じて従動回転して、記録紙10と発熱素子アレイ21との摺接を容易にする。
【0016】
サーマルヘッド19の定着方向Aの下流側には、光定着器を構成するイエロー用定着ランプ22と、マゼンタ用定着ランプ23とが配置されている。イエロー用定着ランプ22は、発光ピークが420nmの近紫外線を放射して、記録紙10のイエロー感熱発色層を定着する。マゼンタ用定着ランプ23は365nmの紫外線を放射してマゼンタ感熱発色層を定着する。これらイエロー用定着ランプ22およびマゼンタ用定着ランプ23の背後には、放射された紫外線を記録紙10に向けて反射する反射板24が設けられている。
【0017】
イエロー用定着ランプ22の定着方向Aの下流側には、長尺の記録紙10を記録エリアごとにカットするカッタ25が設けられている。カッタ25の下流側には、カットされたシート状の記録紙10を排出する排紙口26が設けられている。
【0018】
次に、上記実施形態による作用について説明する。プリント指示がなされると、記録紙10が給紙ローラ12によって給紙され、搬送ローラ対13によって定着方向Aに搬送される。次に、搬送ローラ対13を逆転して記録紙10を印画方向Bに搬送する。この搬送中にイエロー感熱発色層に対してサーマルヘッド19によるイエロー画像の熱記録を行う。イエロー画像の熱記録後、記録紙10を定着方向Aに搬送しながらイエロー用定着ランプ22を点灯し、これから放射された420nm付近に発光ピークを持つ近紫外線を記録紙10に照射して、イエロー感熱発色層に光定着を施す。
【0019】
同様にして、マゼンタ感熱発色層に対してサーマルヘッド19によるマゼンタ画像の熱記録を行った後、マゼンタ用定着ランプ23により365nm付近に発光ピークを持つ紫外線を記録紙10に照射して、マゼンタ感熱発色層に光定着を施す。最後に、シアン感熱発色層に対してシアン画像の熱記録を行う。シアン画像の熱記録後の記録紙10は、カッタ25により記録エリアごとにカットされ、排紙口26から排出されて図示しない排紙トレイに順次積層される。
【0020】
図3に示すように、カラー感熱プリンタ2を使用するにつれて記録紙10が減少し、記録紙ロール11の記録紙10が終端に近づくと、巻芯30に形成された検出穴32が検出センサ18により検出される。カラー感熱プリンタ2では、検出センサ18からの検出結果に応じて、報知装置(例えば液晶ディスプレイや音声ガイド装置など)を介して記録紙ロール11の交換を使用者に促す。
【0021】
上記のような構成であると、記録紙10を無駄なく使用することができる。また、記録紙10に検出穴を設けるなどの加工を施す必要がなく、製造の前段階で巻芯30に加工を施すだけでよいので、記録紙ロール11の生産効率を向上させることが可能である。
【0022】
なお、紙の終端を報知するための信号部としては、上記実施形態の検出穴32に限らず、例えば特定の印刷マークでもよいし、巻芯の側面に切欠きを設けてもよい。また、本発明は、カラー感熱プリンタで使用される記録紙ロールに限定されない。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明のロール紙によれば、巻芯に紙の終端を報知するために検知手段で検知可能な信号部を形成したので、紙の無駄が抑えられ、生産工程を簡略化することができる。また、紙の搬送方向に紙を引き出すスペースを確保する必要がないので、装置の小型化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー感熱プリンタの構成を示す概略図である。
【図2】記録紙が終端にある記録紙ロールの状態を示す図である。
【図3】記録紙の終端を検出している状態を示す図である。
【図4】従来の記録紙ロールを示す図である。
【図5】図4に示す記録紙ロールの記録紙の終端を検出している状態を示す図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱プリンタ
10 カラー感熱記録紙
11 記録紙ロール
18 検出センサ
30 巻芯
32 検出穴

Claims (2)

  1. 巻芯に紙を巻き付けて構成されるロール紙において、
    前記巻芯に紙の終端を報知するために、検知手段で検知可能な信号部を形成したことを特徴とするロール紙。
  2. 前記信号部は、検出穴またはマークであることを特徴とする請求項1に記載のロール紙。
JP2002220020A 2002-07-29 2002-07-29 ロール紙 Pending JP2004059241A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014001017A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Mitsubishi Electric Corp プリンタ
WO2023095729A1 (ja) * 2021-11-24 2023-06-01 ブラザー工業株式会社 箔転写装置

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