JP2003341117A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2003341117A
JP2003341117A JP2002157904A JP2002157904A JP2003341117A JP 2003341117 A JP2003341117 A JP 2003341117A JP 2002157904 A JP2002157904 A JP 2002157904A JP 2002157904 A JP2002157904 A JP 2002157904A JP 2003341117 A JP2003341117 A JP 2003341117A
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JP
Japan
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recording paper
flat
recording
coloring layer
thermosensitive coloring
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Pending
Application number
JP2002157904A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Kobayashi
繁人 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Electronic Switches (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印画後の記録紙のカールを確実に矯正する。 【解決手段】 印画後の記録紙10を平坦に保って通過
させるための平坦搬送路24を、光定着装置20の下部
に設ける。記録紙10のカールを矯正する際には、印画
終了後の記録紙10を、搬送ローラ対13により平坦搬
送路24内に搬送する。記録紙10が平坦搬送路24を
通過する際、あるいは記録紙10を平坦搬送路24中に
停止させた状態で、光定着装置20の各定着ランプ2
1、22を点灯させて、この点灯による輻射熱で記録紙
10を加熱して、印画中に発生した記録紙10のカール
を矯正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印画後に記録紙の
カールを矯正するサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタ、例えばカラー感熱プ
リンタでは、サーマルヘッドの発熱素子アレイをカラー
感熱記録紙に圧接させ、プリントデータに合わせて各発
熱素子を発熱させることで多階調および多色の印画を行
なっている。カラー感熱記録紙は、支持体にシアン感熱
発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発色層が順
次層設されている。各感熱発色層は最上層から順番に記
録が行われ、イエロー画像の記録後には、次に行われる
マゼンタ感熱発色層の記録の際に、イエロー感熱発色層
内の未発色成分が発色しないように、発光ピークが42
0nmの近紫外線を照射してイエロー感熱発色層の光定
着を行う。同様に、マゼンタ感熱発色層の熱記録後に
は、発光ピークが365nmの紫外線を照射してマゼン
タ感熱発色層の光定着を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなカラー感
熱プリンタでは、カラー感熱記録紙の記録面に対してサ
ーマルヘッドで熱を加えているため、この熱で記録紙が
カールしてしまう。このため、印画後の記録紙を排紙ト
レイに整然と積層して排出させることが困難であった
り、プリント後の画像をアルバムなどに貼り付ける際に
煩雑で貼り付けにくいという問題が生じていた。
【0004】本発明は、印画後の記録紙のカールを確実
に矯正することができるサーマルプリンタを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、感熱発色層が層設された記録紙にサーマ
ルヘッドで熱記録を施した後、前記感熱発色層に特有の
電磁線を照射する光定着を施して画像を印画するサーマ
ルプリンタにおいて、印画後の記録紙を平坦に保って通
過させるための平坦搬送路と、この平坦搬送路中にある
記録紙を加熱する加熱手段とからなるカール矯正部を設
けたことを特徴とする。
【0006】なお、前記カール矯正部は、記録紙が平坦
搬送路を通過する際、あるいは記録紙を平坦搬送路中に
停止させて、前記加熱手段で記録紙を加熱することが好
ましい。また、前記加熱手段は、前記光定着を施す光定
着装置であることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したカラー
感熱プリンタの構成を示す概略図である。このカラー感
熱プリンタ2では、記録媒体として長尺のカラー感熱記
録紙(以下、単に記録紙という)10が用いられる。記
録紙10は、ロール状に巻かれた記録紙ロール11の形
態でカラー感熱プリンタ2にセットされる。記録紙ロー
ル11は、外周に当接された給紙ローラ12によって回
転され、これにより記録紙10の送り出しと巻き戻しと
が行なわれる。
【0008】記録紙ロール11の近傍には、記録紙10
を挟み込んで搬送する搬送ローラ対13が配置されてい
る。この搬送ローラ対13は、搬送用モータ14で回転
駆動されるキャプスタンローラ15と、このキャプスタ
ンローラ15に圧接するピンチローラ16とからなり、
記録紙10を定着方向Aと、印画方向Bとに往復搬送す
る。
【0009】記録紙10は、周知のように支持体上にシ
アン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発
色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱
発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエ
ローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感
度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色す
る。イエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線が照
射されたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色
層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間
程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、365nmの
紫外線が照射されたときに発色能力が消失する。
【0010】搬送ローラ対13の定着方向の下流側に
は、サーマルヘッド17とプラテンローラ18とが、記
録紙10の搬送経路を挟み込むように配置されている。
サーマルヘッド17の記録紙10と対向する面には、多
数の発熱素子が記録紙10の搬送方向と直交する方向に
ライン状に形成された発熱素子アレイ19が設けられて
いる。プラテンローラ18は、発熱素子アレイ19に対
面する位置で搬送経路の下方に配置されている。このプ
ラテンローラ18は、上下方向に移動自在となってお
り、図示しないバネによってサーマルヘッド17に圧接
する方向に付勢されている。
【0011】サーマルヘッド17は、搬送ローラ対13
によって印画方向に搬送される記録紙10に圧接し、発
熱素子アレイ19を所定の温度に発熱させて各感熱発色
層を発色させる。プラテンローラ18は、記録紙10の
搬送に応じて従動回転して、記録紙10と発熱素子との
摺接を容易にする。
【0012】サーマルヘッド17の定着方向の下流側に
は、加熱装置として兼用される光定着装置20が配置さ
れている。この光定着装置20は、それぞれ2本のイエ
ロー用定着ランプ21、およびマゼンタ用定着ランプ2
2から構成される。イエロー用定着ランプ21は、発光
ピークが420nmの近紫外線を放射して、記録紙10
のイエロー感熱発色層を定着する。マゼンタ用定着ラン
プ22は365nmの紫外線を放射して、マゼンタ感熱
発色層を定着する。これらイエロー用定着ランプ21お
よびマゼンタ用定着ランプ22の背後には、放射された
紫外線を記録紙10に向けて集光するリフレクタ23が
設けられている。
【0013】光定着装置20の下部には、平坦搬送路2
4が設けられている。この平坦搬送路24は、光定着装
置20とともにカール矯正部25を構成しており、記録
紙10を挟み込むように配置された1対の平板26から
構成され、印画後の記録紙10を平坦に保って通過させ
る。平板26は、赤外線を透過する材料からなり、光定
着時には、イエロー用定着ランプ21およびマゼンタ用
定着ランプ22からの紫外線が、この平板26を通して
記録紙10に照射される。カラー感熱プリンタ2では、
サーマルヘッド17で最下層であるシアン感熱発色層に
熱記録が行われた後(全ての印画が終了した後)、カー
ル矯正部25により記録紙10のカールが矯正される。
【0014】記録紙10のカールを矯正する際には、ま
ず、印画終了後の記録紙10を、搬送ローラ対13によ
り平坦搬送路24に搬送する。そして、記録紙10が平
坦搬送路24を通過する際、あるいは記録紙10を平坦
搬送路24中に停止させた状態で、光定着装置20の各
定着ランプ21、22を点灯させて、この点灯による輻
射熱で記録紙10を加熱する。このようにすると、各定
着ランプ21、22から記録紙10に照射される紫外線
の量が通常の漂白よりも大きくなるため、より良好な漂
白効果を得ることができる。なお、記録紙10が平坦搬
送路24を通過中にカールを矯正する場合には、カール
の矯正に充分な時間を確保するように、記録紙10の搬
送速度が調整される。また、記録紙10を平坦搬送路2
4中に停止させてカールを矯正する場合には、記録紙1
0の記録エリアが均一に加熱されるように、平坦搬送路
24の中央部分に記録エリアの中央が達したときに停止
させる。または、記録紙10を間歇搬送してもよい。
【0015】イエロー用定着ランプ21の定着方向の下
流側には、長尺の記録紙10を記録エリアごとにカット
するカッター27が設けられている。カッター27の下
流側には、カットされたシート状の記録紙10を排出す
る排紙口28が設けられている。なお、カッター27の
定着方向の上流側に排紙ローラ対を設け、この排紙ロー
ラ対と搬送ローラ対13との間で記録紙10をニップし
た状態でカールを矯正してもよい。
【0016】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。プリント指示がなされると、記録紙10が給紙ロー
ラ12によって給紙され、搬送ローラ対13によって定
着方向Aに搬送される。次に、搬送ローラ対13を逆転
して記録紙10を印画方向Bに搬送する。この搬送中に
イエロー感熱発色層に対してサーマルヘッド17による
イエロー画像の熱記録を行う。このイエロー画像の熱記
録後に、記録紙10を定着方向Aに搬送しながらイエロ
ー用定着ランプ21を点灯し、これから放射された42
0nm付近に発光ピークを持つ近紫外線を記録紙10に
照射して、イエロー感熱発色層に光定着を施す。同様に
して、マゼンタ感熱発色層に対してサーマルヘッド17
によるマゼンタ画像の熱記録を行った後、マゼンタ用定
着ランプ22により365nm付近に発光ピークを持つ
紫外線を記録紙10に照射して、マゼンタ感熱発色層に
光定着を施す。最後に、シアン感熱発色層に対してシア
ン画像の熱記録を行う。
【0017】シアン画像の記録が終了してから、搬送ロ
ーラ対13を回転して記録紙10を平坦搬送路24内に
搬送する。記録紙10が平坦搬送路24中を平坦な状態
で通過している間に、全ての定着用ランプ21、22を
点灯する。記録紙10はこの光定着装置20の加熱によ
りカールを矯正される。このカール矯正中に紫外線が充
分に記録紙10に照射されるため、記録紙10の淡黄緑
色を白くするための漂白も充分に行われる。カール矯正
後の記録紙10は、カッター27により記録エリアごと
にカットされ、排紙口28から排出されて図示しない排
紙トレイに順次積層される。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明のサーマルプリン
タによれば、印画後の記録紙を平坦に保って通過させる
ための平坦搬送路と、この平坦搬送路中にある記録紙を
加熱する加熱手段とからなるカール矯正部を設けたの
で、印画後の記録紙のカールを確実に矯正することがで
きる。また、加熱手段として光定着装置を兼用したの
で、より良好な漂白効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を
示す概略図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱プリンタ 10 カラー感熱記録紙 17 サーマルヘッド 20 光定着装置 24 平坦搬送路 25 カール矯正部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱発色層が層設された記録紙にサーマ
    ルヘッドで熱記録を施した後、前記感熱発色層に特有の
    電磁線を照射する光定着を施して画像を印画するサーマ
    ルプリンタにおいて、 印画後の記録紙を平坦に保って通過させるための平坦搬
    送路と、この平坦搬送路中にある記録紙を加熱する加熱
    手段とからなるカール矯正部を設けたことを特徴とする
    サーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記カール矯正部は、記録紙が平坦搬送
    路を通過する際、あるいは記録紙を平坦搬送路中に停止
    させて、前記加熱手段で記録紙を加熱することを特徴と
    する請求項1に記載のサーマルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記加熱手段は、前記光定着を施す光定
    着装置であることを特徴とする請求項1または2に記載
    のサーマルプリンタ。
JP2002157904A 2002-05-30 2002-05-30 サーマルプリンタ Pending JP2003341117A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006168949A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Noritsu Koki Co Ltd インクジェットプリンタ
JP2016028972A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 三菱電機株式会社 サーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006168949A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Noritsu Koki Co Ltd インクジェットプリンタ
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