JPH07314805A - カラー感熱プリンタ - Google Patents

カラー感熱プリンタ

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JPH07314805A
JPH07314805A JP6115266A JP11526694A JPH07314805A JP H07314805 A JPH07314805 A JP H07314805A JP 6115266 A JP6115266 A JP 6115266A JP 11526694 A JP11526694 A JP 11526694A JP H07314805 A JPH07314805 A JP H07314805A
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JP
Japan
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color
recording paper
thermosensitive recording
optical fixing
thermal
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Withdrawn
Application number
JP6115266A
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English (en)
Inventor
Takeshi Fujishiro
武志 藤城
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントの余白部分を小さくする。 【構成】 カラー感熱記録紙22は、第1搬送ローラ対
32でニップされて往復動される。この往動中にサーマ
ルヘッド28によって、3種類の感熱発色層中の1つが
選択的に発色される。復動中には、光定着器42によっ
て直前に発色された感熱発色層が光定着される。ニップ
ローラ33を小径にして、光定着器42をこれにできる
だけ近接させている。カラー感熱記録紙22の挟み代L
5と、定着不良となる部分L6とが小さくなり、画像を
記録することができない余白部分が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、往復動方式のカラー感
熱プリンタプリンタに関し、詳しくは、カラー感熱記録
紙の端部近くまで光定着を行うサーマルプリンタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】支持体上に、少なくとも3種類の感熱発
色層、例えばシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,
イエロー感熱発色層を順に層設したカラー感熱記録紙を
用いて、フルカラー画像をプリントするカラー感熱プリ
ンタが知られている。このカラー感熱プリンタでは、プ
リントに際してサーマルヘッドをカラー感熱記録紙に押
し付け、熱感度が最も高いイエロー感熱発色層にイエロ
ー画像を1ラインずつ熱記録し、その直後にイエロー感
熱発色層を光定着する。次にマゼンタ感熱発色層にマゼ
ンタ画像を熱記録してから、これを光定着する。最後
に、シアン感熱発色層にシアン画像を熱記録してフルカ
ラー画像が得られる。
【0003】このような熱記録及び光定着は、サーマル
ヘッド及び光定着器に対してカラー感熱記録紙が相対移
動される間に行われ、この移動方式によってカラー感熱
プリンタは、主にプラテンドラム方式と往復動方式とに
分けられる。プラテンドラム方式は、カラー感熱記録紙
のサイズに応じた大きさのプラテンドラムにカラー感熱
記録紙を巻付けて回転させるもので、プラテンドラムに
対するカラー感熱記録紙の固定は、プラテンドラムに設
けられたクランパによってカラー感熱記録紙の先端をク
ランプして行っている。この方式では、カラー感熱記録
紙を巻き付けるために径が大きなプラテンドラムが必要
となり装置の小型化は難しくなるが、カラー感熱記録紙
は先端部分を僅かにクランプされるだけなので、記録面
を有効に使用することができる。
【0004】一方、図4に示すように往復動方式のカラ
ー感熱プリンタは、上方のニップローラ2と下方の駆動
ローラ3とからなる搬送ローラ対4でカラー感熱記録紙
5の先端をニップして、給紙トレイ6側から排紙通路7
側へ搬送する順方向と、排紙通路7側から給紙トレイ6
側へ搬送する逆方向とに交互に搬送しながら、板状のプ
ラテン8とサーマルヘッド9との間にカラー感熱記録紙
5を挟み込んで、イエロー,マゼンタ,シアンの3色を
順次熱記録するものである。
【0005】また、搬送ローラ対4の順方向の下流側に
は、イエロー用紫外線ランプ11及びマゼンタ用紫外線
ランプ12と、これらのランプ11,12を覆うランプ
ハウス13とからなる光定着器14が配置されており、
順方向へ搬送しながら各感熱発色層への熱記録を行い、
逆方向への搬送時に光定着器14を点灯して光定着を行
うようになっている。この方式では、プラテンドラムを
用いずに板状のプラテンを使用できるため装置の小型化
には有利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、往復動
方式のカラー感熱プリンタでは、3色の画素にズレが生
じないようにするために、図4においてカラー感熱記録
紙5を順方向へ搬送させながら、サーマルヘッド9で1
つの色を発色させる。次には、カラー感熱記録紙5の端
部が搬送ローラ対4に近接したときに搬送を停止させ
る。次に搬送ローラ対4を逆転させ、カラー感熱記録紙
5を逆方向へ搬送させながら光定着器14のランプ例え
ばマゼンタ用紫外線ランプ12を点灯させて光定着す
る。このために、搬送ローラ対4に挟み込まれる挟み代
L1が必要となり、この部分は熱記録ができない余白部
分となる。
【0007】また、図4に示す状態から、カラー感熱記
録紙4を逆方向へ搬送しながら光定着するから、カラー
感熱記録紙4の端部L2は定着不足となってしまう。こ
の定着不足をなくすには、光定着器14を点灯させた状
態で一定時間停止させればよいが、こうするとカラー感
熱記録紙4の端部L2のうち、左側が過定着となってし
まう。
【0008】したがって、往復動方式のカラー感熱プリ
ンタでは図5に示すように、L1とL2とが余白部分L
3となってしまう。他方、プラテンドラム方式では、ク
ランパで一端が保持されてエンドレスに搬送されるか
ら、余白部分L4は短くてよい。この理由から、往復動
方式では大きな余白部分が必要となり、プリント可能な
部分が狭くなるという問題がある。また、往復動方式の
カラー感熱プリンタでは、余白部分を少なくするには、
光定着器を搬送ローラに近づけることが必要となる。こ
うするためには、光定着器に使用するランプとして径の
小さいものが用いられる。このように径が小さいランプ
を用いた場合には、光量が小さくなるため定着に時間が
掛かるので、搬送速度を遅くしなければならず、プリン
トに時間がかかってしまうという問題がある。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、プリント速度を遅くすることなく、往復動方式の
カラー感熱プリンタの余白部分を小さくすることができ
るカラー感熱プリンタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載のカラー感熱プリンタは、カラー感
熱記録紙をニップして搬送する搬送ローラ対のうち、光
定着器側のローラを他方のローラより小径にし、光定着
器を近接させて配置したものである。これにより、カラ
ー感熱記録紙の熱記録できない余白部分を小さくするこ
とができる。
【0011】また、請求項2記載のカラー感熱プリンタ
は、光定着器をカラー感熱記録紙の搬送方向で搬送ロー
ラ対に近接させ、カラー感熱記録紙の記録面に対し垂直
な方向で、搬送ローラ対よりもカラー感熱記録紙から離
れた位置に配置し、この光定着器からカラー感熱記録紙
までの間に電磁線をガイドするライトガイドを設けたも
のである。これにより、光定着器の紫外線ランプを大型
化してもカラー感熱記録紙の余白部分は大きくならな
い。
【0012】
【実施例】カラー感熱プリンタの概略を示す図1におい
て、給紙ローラ20により給紙トレイ21から送り出さ
れたカラー感熱記録紙22は、給紙通路23を通って第
1搬送ローラ対24に向かって搬送される。第1搬送ロ
ーラ対24は、上方のニップローラ25と、下方の駆動
ローラ26との間でカラー感熱記録紙22を挟み込み、
プラテン27とサーマルヘッド28との間に送り込む。
【0013】サーマルヘッド28は、周知のように多数
の発熱素子28aがライン状に配列されており、各発熱
素子28aは記録すべき色及び画素の濃度に応じて熱エ
ネルギーを発生する。サーマルヘッド28は、軸30に
回動自在に取り付けられており、この軸30を中心に時
計方向に回動して発熱素子28aとプラテン27との間
にカラー感熱記録紙22を挟み込む。
【0014】カラー感熱記録紙22は、サーマルヘッド
28とプラテン27との間を通過して第2搬送ローラ対
32に向かって搬送される。第2搬送ローラ対32は、
上方に配置された小径のニップローラ33と、下方に配
置された大径の駆動プローラ34とからなり、これらの
間でカラー感熱記録紙22を挟み込む。このニップロー
ラ33の移動と同時に、サーマルヘッド28は軸30を
中心に時計方向に回動してカラー感熱記録紙22をプラ
テン27との間に挟み込み、発熱素子28aをイエロー
画像に応じた熱エネルギーで発熱させる。
【0015】カラー感熱記録紙22は、図2に示すよう
に、支持体36の上に、シアン感熱発色層37,マゼン
タ感熱発色層38,イエロー感熱発色層39,保護層4
0が順次層設されている。これらの各感熱発色層37〜
39は、熱記録される順番に表面から層設されている
が、例えばマゼンタ,イエロー,シアンの順番に熱記録
する場合には、イエロー感熱発色層39とマゼンタ感熱
発色層38との位置が入れ換えられる。前記支持体36
としては、不透明なコート紙又はプラスチックフイルム
が用いられ、そしてOHPシートを制作する場合には、
透明なプラスチックフイルムが用いられる。
【0016】シアン感熱発色層37は、電子供与性染料
前駆体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱
されたときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層3
8としては、最大吸収波長が約365nmであるジアゾ
ニウム塩化合物と、これに熱反応してマゼンタに発色す
るカプラーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層
38は、熱記録後に365nm付近の紫外線を照射する
とジアゾニウム塩化合物が光分解して発色能力が失われ
る。イエロー感熱発色層39は、最大吸収波長が約42
0nmであるジアゾニウム塩化合物と、これと熱反応し
てイエローに発色するカプラーとを含有している。この
イエロー感熱発色層39は420nm付近の紫外線を照
射すると光定着して発色能力が失われる。
【0017】図1に示すように、第2搬送ローラ対32
の順方向の下流側には、光定着器42がニップローラ3
3に近接して配置されている。光定着器42は、マゼン
タ用紫外線ランプ43と、イエロー用紫外線ランプ44
と、各紫外線ランプ43,44から放射された紫外線を
反射してカラー感熱記録紙22に照射するランプハウス
45とから構成されている。マゼンタ用紫外線ランプ4
3は発光ピークがほぼ365nmの紫外線を放射してマ
ゼンタ感熱発色層38の光定着を行い、イエロー用紫外
線ランプ44は発光ピークがほぼ420nmの紫外線を
放射してイエロー感熱発色層39の光定着を行う。
【0018】なお365〜420nmの波長域の紫外線
を放出する1本の紫外線ランプと、この前に出し入れ自
在なフィルターを用い、このフィルターによって2種類
の紫外線を選択的に取り出してもよい。
【0019】次に上記実施例の作用について説明する。
プリント開始スイッチが操作されると、給紙トレイ21
の最上部にあるカラー感熱記録紙22が給紙ローラ20
によって送り出され、給紙通路23を通過して第1搬送
ローラ対24に向けて搬送される。このカラー感熱記録
紙22の先端部が、第1搬送ローラ対24のニップロー
ラ25と駆動ローラ26との間に送り込まれると、これ
らの間でカラー感熱記録紙22を挟み込んで、サーマル
ヘッド28に向けて搬送する。
【0020】サーマルヘッド28とプラテン27との間
を通過したカラー感熱記録紙22は、第2搬送ローラ対
32に向けて搬送される。第2搬送ローラ対32は、ニ
ップローラ33と駆動ローラ34との間でカラー感熱記
録紙22を挟み込む。これと同時にサーマルヘッド28
は、軸30を中心に時計方向に回動し、発熱素子28a
がプラテン27上のカラー感熱記録紙22を押圧する。
その後、第1搬送ローラ対24のカラー感熱記録紙22
の挟み込みは解除される。
【0021】この状態でカラー感熱記録紙22は、第1
搬送ローラ対24と第2搬送ローラ対32とによって順
方向に搬送され、この搬送中にカラー感熱記録紙22の
記録エリアの先端が発熱素子28aに到達すると、各発
熱素子28aが画素に応じた熱エネルギーを発生してイ
エロー感熱発色層39にイエロー画像を1ラインずつ熱
記録する。各発熱素子28aは、1画素を記録する際
に、イエロー感熱発色層39を発色直前の状態にするた
めのバイアス熱エネルギーと、発色濃度に応じた階調表
現熱エネルギーとをカラー感熱記録紙22に与える。
【0022】カラー感熱記録紙22の順方向の後端まで
イエロー画像の熱記録及び定着が行われると、サーマル
ヘッド28が軸30を中心に反時計方向に回動してカラ
ー感熱記録紙22への押圧を解除し、第2搬送ローラ対
32がいったん停止される。その直後に、第2搬送ロー
ラ対32が逆方向に回転して、カラー感熱記録紙22を
逆方向へ搬送すると同時に、カラー感熱記録紙22の先
端(印画済みエリア)が光定着器42に達する以前に、
イエロー用紫外線ランプ44が点灯される。このイエロ
ー用紫外線ランプ44により、ほぼ420nm付近の近
紫外線がカラー感熱記録紙22に照射され、次のマゼン
タ感熱発色層38の熱記録時にイエローが発色しないよ
うに定着する。なお、第2搬送ローラ対32のニップロ
ーラ33が小径とされているので、カラー感熱記録紙2
2の挟み代L5が僅かで済み、また、光定着器42をニ
ップローラ33に近接して配置したことにより不完全な
光定着部分となるL6も小さくなるので、熱記録できな
い余白部分が小さくなる。
【0023】カラー感熱記録紙22の記録エリアの順方
向の先端が、再び発熱素子28aの位置まで搬送される
と、第2搬送ローラ対32がいったん停止され、イエロ
ー用紫外線ランプ44が消灯される。そして、サーマル
ヘッド28が再び熱記録位置に復帰し、第2搬送ローラ
対32が正回転してカラー感熱記録紙22を順方向に搬
送する。サーマルヘッド28はマゼンタ感熱発色層38
にマゼンタ画像に応じた熱エネルギーを与えて熱記録を
行う。
【0024】カラー感熱記録紙22の順方向の後端まで
マゼンタ画像の熱記録が行われると、サーマルヘッド2
8が軸30を中心に反時計方向に回動してカラー感熱記
録紙22への押圧を解除し、第2搬送ローラ対32がい
ったん停止される。イエローの場合と同様に、この直後
に第1及び第2搬送ローラ対24,32が逆方向の回転
を開始し、これと同時に光定着器42のマゼンタ用紫外
線ランプ43が点灯される。このマゼンタ用紫外線ラン
プ43により、ほぼ365nm付近の紫外線がカラー感
熱記録紙22に照射され、次のシアン感熱発色層37の
熱記録時にマゼンタが発色しないように光定着される。
【0025】次に、カラー感熱記録紙22の記録エリア
の順方向の先端が発熱素子28aの位置まで搬送される
と、サーマルヘッド28は前述と同様に熱記録位置に復
帰する。これとともに、第1及び第2搬送ローラ対2
4,32が回転してカラー感熱記録紙22を順方向へ搬
送する。この搬送中にサーマルヘッド28は、シアン感
熱発色層37にシアン画像を熱記録する。なお、シアン
感熱発色層37は、発色熱エネルギーが通常の保管状態
では発色しない値となっているので熱定着性は与えられ
ておらず、光定着器42は点灯しない。
【0026】全ての感熱発色層に熱記録が行われると、
第2搬送ローラ対32はそのまま回転を続け、カラー感
熱記録紙22が排紙通路47に送り込まれる。排紙通路
47に送り込まれたカラー感熱記録紙22は、排紙用の
ローラによって排紙トレイに排出される。なお、このと
きには、第2搬送ローラ対32に挟み込まれていた挟み
代L5と、定着が不安定な部分L6とを漂白するために
マゼンタ用紫外線ランプ43が点灯される。
【0027】なお、上記実施例の第2搬送ローラ対32
では、上方にニップローラ33を配置したが、逆に下方
の大径のローラ34をニップローラとしてもよい。ま
た、駆動ローラとニップローラの両方ともに小径にする
こともできるが、一方を小径にしたものよりもローラの
剛性やカラー感熱記録紙のホールディングが不安定とな
るので、大径のローラと小径のローラとの組み合わせが
よい。
【0028】図3は、光定着器にライトガイドを設けた
実施例を示す。この実施例では、大2搬送ローラ対55
のニップローラ56と駆動ローラ57とは、同サイズで
大径のものが用いられる。光定着器59はニップローラ
56の上方で近接した位置に配置される。この光定着器
59には、ライトガイド58が取り付けられ、光定着器
59が照射した紫外線が拡散することなく、カラー感熱
記録紙22に導かれる。このライトガイド58として
は、ガラスや透明な樹脂等により細長な板状に成形した
ものでもよいし、あるいは複数本の光ファイバーを束ね
たものでもよい。これによれば、光定着器が搬送ローラ
対に干渉することなく、これに近接させることができる
ので、照度の大きい大径の紫外線ランプを用いることが
でき、これによって定着時間を短くすることができる。
【0029】なお、上記各実施例は、カラー感熱プリン
タであるが、本発明はモノクロ感熱プリンタに対しても
適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送ローラ対の光定着器側のローラを他方のローラより
も小径にしたことにより、カラー感熱記録紙の挟み代が
小さくて済むので、カラー感熱記録紙の熱記録できない
余白部分を小さくすることができる。また、光定着器を
小径のローラに近接させて配置したので、不安定な定着
領域が小さくなり、更にカラー感熱記録紙の余白部分を
小さくすることができる。
【0031】また、光定着器が搬送ローラ対の一方の背
後となるように、カラー感熱記録紙の搬送方向で搬送ロ
ーラ対に近接させるとともに、この光定着器からカラー
感熱記録紙までの間に電磁線をガイドするライトガイド
を設けたことにより、カラー感熱記録紙の余白部分を増
やさずに、光定着器の紫外線ランプを大型化できるの
で、光定着時間を短縮してプリント時間を速くするとが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー感熱プリンタの概略図である。
【図2】カラー感熱記録紙の層構造を示す説明図であ
る。
【図3】カラー感熱プリンタの別の実施例の概略図であ
る。
【図4】カラー感熱プリンタの従来例を示す概略図であ
る。
【図5】従来のカラー感熱プリンタのプリント例の余白
部分を示す説明図である。
【符号の説明】
22 カラー感熱記録紙 27 プラテン 28 サーマルヘッド 32,55 第2搬送ローラ対 42,59 光定着器 58 ライトガイド
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/26 7267−2H B41M 5/26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なった色に発色する少なくとも第1〜
    第3の感熱発色層が層設されたカラー感熱記録紙を用
    い、このカラー感熱記録紙を搬送ローラ対でニップして
    往復動させながらサーマルヘッドで1種類の感熱発色層
    を選択的に発色させ、次の感熱発色層を発色させる前
    に、発色済みの感熱発色層に特有な電磁線を光定着器か
    ら照射して定着させ、面順次でフルカラー画像を記録す
    るカラー感熱プリンタにおいて、 前記搬送ローラ対の光定着器側のローラを他方のローラ
    よりも小径にし、光定着機を近接させて配置したことを
    特徴とするカラー感熱プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記光定着器は、カラー感熱記録紙の搬
    送方向で搬送ローラ対に近接し、カラー感熱記録紙の記
    録面に垂直な方向で搬送ローラ対よりもカラー感熱記録
    紙から離れた位置に配置され、この光定着器からカラー
    感熱記録紙までの間に電磁線をガイドするライトガイド
    を設けたことを特徴とするカラー感熱プリンタ。
JP6115266A 1994-05-27 1994-05-27 カラー感熱プリンタ Withdrawn JPH07314805A (ja)

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JP6115266A JPH07314805A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 カラー感熱プリンタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0845365A2 (en) * 1996-11-21 1998-06-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Paper transport device for color thermal printer
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KR19980081022A (ko) * 1997-04-03 1998-11-25 무네유키마사유키 칼라감열 프린터 및 칼라감열 프린트방법

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