JPH106540A - カラー感熱プリンタ - Google Patents

カラー感熱プリンタ

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Publication number
JPH106540A
JPH106540A JP8165959A JP16595996A JPH106540A JP H106540 A JPH106540 A JP H106540A JP 8165959 A JP8165959 A JP 8165959A JP 16595996 A JP16595996 A JP 16595996A JP H106540 A JPH106540 A JP H106540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
recording paper
ultraviolet
coloring layer
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8165959A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Takatori
直樹 高取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH106540A publication Critical patent/JPH106540A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 記録エリアを広くすることができるようにし
たカラー感熱プリンタを提供する。 【解決手段】 カラー感熱記録紙12には、イエロー、
マゼンタ、シアンの感熱発色層が表面から順番に形成さ
れている。イエロー感熱発色層は420nmの紫外線
で、マゼンタ感熱発色層は365nmの紫外線で定着さ
れる。カラー感熱記録紙12は、搬送ローラ対14で右
方向に搬送されている間に、サーマルヘッド18で1種
類の感熱発色層が記録される。この記録済み部分が定着
器20に到達すると、記録中の感熱発色層に特有な波長
域の紫外線が照射される。定着器20は、紫外線ランプ
21,22、リフレクタ23、及びミラー24とからな
る。リフレクタ23には、紫外線ランプ21の前方に細
幅の射出口25が形成されている。ミラー24は、ラン
プ21の前方から退避した位置とランプ22の紫外線を
射出口25に向けて反射する位置との間で移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復動方式のカラ
ー感熱プリンタに関し、詳しくは、カラー感熱記録紙の
記録エリア内を均一に光定着するカラー感熱プリンタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】支持体上に、少なくとも3種類の感熱発
色層、例えばシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,
イエロー感熱発色層を順に層設したカラー感熱記録紙を
用いて、3色面順次でフルカラー画像を記録エリア内に
プリントするカラー感熱プリンタが知られている。この
カラー感熱プリンタでは、プリントに際してサーマルヘ
ッドをカラー感熱記録紙に押し付け、熱感度が最も高い
イエロー感熱発色層にイエロー画像を1ラインずつ熱記
録し、その直後に420nmの波長域の紫外線をカラー
感熱記録紙に照射してイエロー感熱発色層を光定着す
る。次にマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像を熱記録し
てから、365nmの波長域の紫外線を用いてマゼンタ
感熱発色層を光定着する。最後に、シアン感熱発色層に
シアン画像を熱記録する。
【0003】装置を薄型にするために、搬送ローラを用
い、カラー感熱記録紙を往復動させるカラー感熱プリン
タが知られている。図3は、この往復動式のカラー感熱
プリンタを示すものである。サーマルヘッド8の横に、
上方のニップローラ2aと下方のキャプスタンローラ2
bとからなる搬送ローラ対2が配置されている。この搬
送ローラ対2は、カラー感熱記録紙3の先端をニップし
て、給紙トレイ4側から排紙通路5側へ搬送する順方向
と、排紙通路5側から給紙トレイ4側へ搬送する逆方向
とに交互に搬送しながら、小径のプラテンローラ7とサ
ーマルヘッド8との間にカラー感熱記録紙3を挟み込ん
で、イエロー,マゼンタ,シアンの3色を順次熱記録す
る。
【0004】また、搬送ローラ対2の順方向での下流側
には、定着器9が配置されている。この定着器9は、イ
エロー用紫外線ランプ9a及びマゼンタ用紫外線ランプ
9bと、これらのランプ9a,9bの背後に配置された
リフレクタ9cとからなり、順方向へ搬送しながら各感
熱発色層への熱記録を行い、熱記録中又は逆方向へ戻す
ときに光定着器9を点灯して定着を行うようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この往復動方式のカラ
ー感熱プリンタでは、3色の画素にズレが生じないよう
にするために、搬送ローラ対2で常に感熱記録紙3を挟
み込んでおくことが必要である。このため、カラー感熱
記録紙3の先端及び後端から一定長さL1の範囲は、サ
ーマルヘッドで加熱することができない。
【0006】更に、カラー感熱記録紙3の後端側では、
長さL2の範囲内で定着ムラが発生する。この定着ムラ
も搬送ローラ対2を原因としている。すなわち、カラー
感熱記録紙3の後端が搬送ローラ対2に達すると、搬送
ローラ対2の回転が停止し、その直後に搬送ローラ対2
の逆転が開始してカラー感熱記録紙3が左方向に搬送さ
れる。この場合に、搬送ローラ対2の停止と同時に、イ
エロー用紫外線ランプ9aが消灯されるから、記録エリ
アの後端部では長さL2の範囲で紫外線の照射時間が短
くなり、その照射量が減少して定着ムラとなる。この定
着ムラが発生すると、後端部のイエロー感熱発色層は発
色能力が完全に消失されていないから、次のマゼンタ画
像の記録時に後端部でイエローが発色し、混色の原因と
なる。
【0007】そこで、従来は、この長さL2内に画像を
記録していない。したがって、カラー感熱記録紙の後端
では、長さ(L1+L2)の範囲に画像を記録しない余
白としているため、記録エリアが狭いとしう問題があっ
た。
【0008】本発明は、記録エリアを広くすることがで
きるようにしたカラー感熱プリンタを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載のカラー感熱プリンタでは、2種類
の感熱発色層に特有な紫外線を放射する第1及び第2の
紫外線ランプと、これらの紫外線ランプを収納するリフ
レクタと、搬送ローラ対に近傍した第1の紫外線ランプ
からの紫外線がカラー感熱記録紙に垂直に入射するよう
にリフレクタに設けた照射口と、この照射口と第1の紫
外線ランプとを結ぶ垂直な光路に対して斜めに挿入され
た挿入位置と、光路から退避した退避位置との間で移動
可能であり、挿入位置では第2の紫外線ランプからの紫
外線を照射口に向けて反射するミラーとを設けたもので
ある。
【0010】第1の紫外線ランプの点灯時には、ミラー
が退避位置にセットされている。この第1の紫外線ラン
プから放出された紫外線は、垂直な光路を通って直進
し、射出口に対峙しているカラー感熱記録紙に照射され
る。第2の紫外線ランプの点灯時には、ミラーが挿入位
置にセットされる。第2の紫外線ランプから放出された
紫外線は、ミラーで反射され、射出口を通ってカラー感
熱記録紙に照射される。
【0011】リフレクタの照射口は、紫外線ランプが1
個の場合とほぼ同じサイズであり、従来のものよりも狭
いので、定着ムラが発生する長さが小さくなり、その分
記録エリアを広くとることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】カラー感熱プリンタの内部概略を
示す図1において、給紙ローラ10により給紙カセット
11から送り出されたカラー感熱記録紙12は、給紙口
13を通って搬送ローラ対14に向かって移動する。搬
送ローラ対14は、上方のピンチローラ15と、下方の
キャプステンローラ16とからなり、ピンチローラ15
が移動してキャプステンローラ16との間でカラー感熱
記録紙12を挟み込む。
【0013】搬送ローラ対14の順方向送り(図中右方
向への送り)での上流側には、プラテンローラ17とサ
ーマルヘッド18とが対向して配置されている。プラテ
ンローラ17は、カラー感熱記録紙12の移送に従動し
て回転する。サーマルヘッド18は、ピンチローラ15
の移動と同時に、軸19を中心に時計方向に回動して、
カラー感熱記録紙12に押圧する。このサーマルヘッド
18は、周知のように多数の発熱素子18aがカラー感
熱記録紙12の搬送方向と直交する方向にライン状に配
列されており、各発熱素子18aは記録すべき色及び画
素の濃度に応じた熱エネルギーを発生する。
【0014】カラー感熱記録紙12は、周知のように、
支持体の上に、シアン感熱発色層、マゼンタ感熱発色
層、イエロー感熱発色層、及び、保護層が順次層設され
ている。これらの各感熱発色層は、熱記録される順番に
表面から層設されているが、例えばマゼンタ,イエロ
ー,シアンの順番に熱記録する場合には、イエロー感熱
発色層とマゼンタ感熱発色層との位置が入れ換えられ
る。
【0015】シアン感熱発色層は、電子供与性染料前駆
体と電子受容性化合物を主成分として含有し、加熱され
たときにシアンに発色する。マゼンタ感熱発色層として
は、最大吸収波長が約365nmであるジアゾニウム塩
化合物と、これに熱反応してマゼンタに発色するカプラ
ーとを含有している。このマゼンタ感熱発色層は、熱記
録後に365nm付近の紫外線を照射するとジアゾニウ
ム塩化合物が光分解して発色能力が失われる。イエロー
感熱発色層は、最大吸収波長が約420nmであるジア
ゾニウム塩化合物と、これと熱反応してイエローに発色
するカプラーとを含有している。このイエロー感熱発色
層は420nm付近の紫外線を照射すると光定着して発
色能力が失われる。
【0016】図2(A)に示すように、搬送ローラ対1
4の順方向送り(図中右方向への送り)での下流側に
は、光定着器20がピンチローラ15に近接して配置さ
れている。光定着器20は、イエロー用紫外線ランプ2
1、マゼンタ用紫外線ランプ22、リフレクタ23、及
びミラー24とから構成されている。
【0017】リフレクタ23は、カラー感熱記録紙12
と垂直な方向に向いたU字状の第1リフレクタ部23a
と、カラー感熱記録紙12と平行な方向に向いたU字状
の第2リフレクタ部23bとを備えている。この第1リ
フレクタ部23a内にはイエロー用紫外線ランプ21が
収納され、第2リフレクタ部23b内にはマゼンタ用紫
外線ランプ22が収納されている。
【0018】第1リフレクタ部23aは、カラー感熱記
録紙12と垂直な光路を形成し、第2リフレクタ部23
bは、カラー感熱記録紙12と平行な光路を形成する。
リフレクタ23には、第1リフレクタ部23aの延長上
に、長さL3の射出口25が形成されている。この射出
口25の長さL3は、第1リフレクタ部23aだけを設
けた場合と同じ長さであり、図3に示す長さL2の半分
程度である。この長さL3とL1とを合計した長さが、
後端側の余白の最小値となる。図2では、長さL5の余
裕をとって、長さL4を余白としている。
【0019】マゼンタ用紫外線ランプ22からの紫外線
を射出口25に導くために、ミラー24が設けられてい
る。イエロー用紫外線ランプ21の発光時には、実線で
示すようにイエロー用の垂直な光路から退避した位置に
ある。イエロー用紫外線ランプ21からの紫外線は、カ
ラー感熱記録紙12と垂直な光路を直進して射出口25
から出る。マゼンタ用紫外線ランプ22の点灯時には、
ミラー駆動機構26によって、ミラー24が二点鎖線で
示す挿入位置にセットされる。この挿入位置では、ミラ
ー24がイエロー用の垂直な光路内で45度に傾斜して
いる。ミラー24としては、ガラズ、又は金属板をベー
スとし、これにメッキを施して反射率を高くしたものが
用いられる。
【0020】イエロー用紫外線ランプ21は発光ピーク
がほぼ420nmの紫外線を放射してイエロー感熱発色
層の光定着を行い、マゼンタ用紫外線ランプ22は発光
ピークがほぼ365nmの紫外線を放射してマゼンタ感
熱発色層の光定着を行う。
【0021】次に上記実施例の作用について説明する。
プリントが開始されると、給紙カセット11の最上部に
あるカラー感熱記録紙12が給紙ローラ10よって送り
出され、給紙口13を通過してサーマルヘッド18に向
けて搬送される。
【0022】サーマルヘッド18とプラテンローラ17
との間を通過したカラー感熱記録紙12は、搬送ローラ
対14に向けて搬送される。搬送ローラ対14は、ピン
チローラ15が移動してキャプステンローラ16との間
でカラー感熱記録紙12を挟み込む。これと同時にサー
マルヘッド18は、取付軸19を中心に時計方向に回動
し、発熱素子18aがプラテンローラ17上のカラー感
熱記録紙12を押圧する。
【0023】この状態でカラー感熱記録紙12は、搬送
ローラ対14によって順方向に搬送され、この搬送中に
カラー感熱記録紙12の記録エリアの先端縁が発熱素子
18aに到達すると、各発熱素子18aがイエロー画像
の各画素に応じた熱エネルギーを発生してイエロー感熱
発色層にイエロー画像を1ラインずつ熱記録する。各発
熱素子18aは、各画素を記録する際に、イエロー感熱
発色層を発色直前の状態にするためのバイアス熱エネル
ギーと、発色濃度に応じた階調表現熱エネルギーとをカ
ラー感熱記録紙12に与える。
【0024】イエロー熱記録時には、イエロー用紫外線
ランプ21が点灯する。この点灯と同時に、ミラー移動
機構26は、ミラー24を図2(A)に実線で示す退避
位置に移動する。イエロー用紫外線ランプ21から前方
に放出された420nmの紫外線は、第1リフレクタ部
23a内を直進して射出口25に向かう。イエロー用紫
外線ランプ21の後方、及び横方向に放出された紫外線
は、第1リフレクタ部23aの内面で反射されて射出口
25に向かう。そして、射出口25を通って、カラー感
熱記録紙12を幅L3のスリット状に照射する。カラー
感熱記録紙12の搬送は、一定な速度で送られるから、
記録エリア28内の各部分が一定な光量で照射され、次
のマゼンタ感熱発色層の熱記録時にイエローが発色しな
いように、イエロー感熱発色層が定着される。
【0025】カラー感熱記録紙12の記録エリア28の
最後の行が記録されると、サーマルヘッド18の駆動が
停止する。これとともに、サーマルヘッド18が取付軸
20を中心に反時計方向に回動してカラー感熱記録紙1
2への押圧を解除する。このとき、未だ搬送ローラ対1
8は継続して回転しているため、定着器20によるイエ
ロー定着が継続されている。そして、図2(A)に示す
ように、カラー感熱記録紙12の後端部12aが搬送ロ
ーラ対14にニップされた状態になったときに、搬送ロ
ーラ対14が停止し、同時にイエロー用紫外線ランプ2
1が消灯する。
【0026】イエロー用紫外線ランプ21が消灯する直
前には、図2(B)に示すように、リフレクタ23の射
出口25から出たスリット状の紫外線27が、カラー感
熱記録紙12上で長さL3の範囲を照射している。この
長さL3の範囲は、図2(C)に示すように照射強度が
変動している。この長さL3の範囲は、余白部分29と
なるが、この長さL3は短いので、その分記録エリア2
8を広くしてある。そして、記録エリア28では、スリ
ット状の紫外線27を一定速度で通過するから、全域を
均一に定着することができる。
【0027】搬送ローラ対14がいったん停止した後
に、逆方向に回転して、カラー感熱記録紙12を逆方向
へ搬送する。カラー感熱記録紙12の先端が搬送ローラ
対14にニップされる位置まで戻されると、搬送ローラ
対14がいったん停止する。そして、サーマルヘッド1
8が再び熱記録位置に復帰し、搬送ローラ対14が正回
転してカラー感熱記録紙12を順方向に搬送する。サー
マルヘッド18はマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像に
応じた熱エネルギーを与えて熱記録を行う。
【0028】マゼンタ画像の熱記録に同期してマゼンタ
用紫外線ランプ22を点灯させる。この点灯と同時、又
は直前に、ミラー移動機構26がミラー24を、図2
(A)に点線で示す挿入位置に移動し、マゼンタ用紫外
線を反射して射出口25に導く光路を有効化させる。
【0029】このマゼンタ用紫外線ランプ22から放出
されたほぼ365nm付近の近紫外線が、ミラー24で
反射され、射出口25を通ってカラー感熱記録紙12に
照射される。この紫外線は、シアン感熱発色層の熱記録
時にマゼンタが発色しないようにマゼンタ感熱発色層を
定着する。このときにも、記録エリア28の後縁28a
まで均一に定着される。
【0030】カラー感熱記録紙12の後端部12aが搬
送ローラ対14にニップされると、搬送ローラ14の停
止・逆転が開始される。これとともに、マゼンタ用紫外
線ランプ22が消灯し、またサーマルヘッド18が退避
する。
【0031】カラー感熱記録紙12の先端部が搬送ロー
ラ対14にニップされるまでカラー感熱記録紙12を戻
してから、再び搬送ローラ対14を正転させ、サーマル
ヘッド18によってシアン感熱発色層にシアン画像を1
ラインずつ熱記録する。なお、このシアン画像記録時に
も、マゼンタ用紫外線ランプ22を点灯させることによ
って、薄黄色味を除去して白く仕上げるための漂白を行
ってもよい。
【0032】全ての感熱発色層に熱記録が行われると、
搬送ローラ対14はそのまま回転を続け、カラー感熱記
録紙12を排紙通路30に送り込む。排紙通路30に送
り込まれたカラー感熱記録紙12は、排紙トレイに排出
される。
【0033】光定着器20は、イエロー及びマゼンタ定
着用ランプ21,22をそれぞれ一本ずつ内蔵している
が、本発明ではこれに限らず、プリント時間を短縮する
ために、イエロー及びマゼンタ用のランプをそれぞれ複
数本ずつ用いてもよい。また、サーマルヘッド18によ
る熱記録時に、定着を行っているが、カラー感熱記録紙
12を逆方向へ戻す間に定着を行ってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2種類の
紫外線ランプのうち、一方に対峙する部分に射出口を形
成し、他方の紫外線ランプからの紫外線は、切換え可能
なミラーを介して射出口に向かわせるようにしたから、
リフレクタの射出口を狭く、且つ、搬送ローラ側に寄せ
ることができる。これにより、定着ムラが発生する範囲
が狭くでき、その分、記録エリアを広くとることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタを示す概
略図である。
【図2】図1に示した光定着器の要部及び定着状態を示
す説明図である。
【図3】カラー感熱プリンタの従来例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
2,14 搬送ローラ対 3,12 カラー感熱記録紙 7,17 プラテンローラ 8,18 サーマルヘッド 9,30 光定着器 9a,9b,21,22 紫外線ランプ 9c,23 リフレクタ 23a 第1リフレクタ部 23b 第2リフレクタ部 24 ミラー 25 射出口 28 記録エリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 深層のものほど熱感度が低く、かつ異な
    った色に発色する少なくとも3種類の感熱発色層を支持
    体上に順次形成したカラー感熱記録紙を使用し、このカ
    ラー感熱記録紙を搬送ローラ対でニップして往復動させ
    ながらサーマルヘッドで熱感度の高い感熱発色層から順
    番に記録するとともに、下層の感熱発色層を記録する前
    に、その直前に記録した上層の感熱発色層に対してこれ
    に特有な紫外線を照射して定着し、カラー感熱記録紙の
    記録エリア内にカラー画像を3面順次で記録するカラー
    感熱プリンタにおいて、 2種類の感熱発色層に特有な紫外線を放射する第1及び
    第2の紫外線ランプと、これらの紫外線ランプを収納す
    るリフレクタと、搬送ローラ対に近傍した第1の紫外線
    ランプからの紫外線がカラー感熱記録紙に垂直に入射す
    るようにリフレクタに設けた照射口と、この照射口と第
    1の紫外線ランプとを結ぶ垂直な光路に対して斜めに挿
    入された挿入位置と、光路から退避した退避位置との間
    で移動可能であり、挿入位置では第2の紫外線ランプか
    らの紫外線を照射口に向けて反射するミラーとを設けた
    ことを特徴とするカラー感熱プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ミラーは、挿入位置では垂直な光路
    に対して45度に傾斜しており、前記第2の紫外線ラン
    プからミラーまでの光路がカラー感熱記録紙に対して平
    行であることを特徴とする請求項1記載のカラー感熱プ
    リンタ。
JP8165959A 1996-06-26 1996-06-26 カラー感熱プリンタ Pending JPH106540A (ja)

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