JP3348123B2 - サーマルヘッドのクリーニング方法 - Google Patents

サーマルヘッドのクリーニング方法

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JP3348123B2
JP3348123B2 JP02038594A JP2038594A JP3348123B2 JP 3348123 B2 JP3348123 B2 JP 3348123B2 JP 02038594 A JP02038594 A JP 02038594A JP 2038594 A JP2038594 A JP 2038594A JP 3348123 B2 JP3348123 B2 JP 3348123B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに利
用されるサーマルヘッドのクリーニング方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】熱記録には感熱記録方法と熱転写記録方
法とがあるが、廃棄物が発生せず、かつランニングコス
トが安いという特長から、感熱記録方法が広く用いられ
ている。感熱記録タイプのサーマルプリンタでは、例え
ばプラテンドラムの外周に感熱記録紙を巻き付け、プラ
テンドラムを回転して感熱記録紙を主走査方向に移動さ
せる。この感熱記録紙の移動中に、記録領域の始端がく
るとサーマルヘッドが回動して感熱記録紙に押し当てら
れる。この状態で、サーマルヘッドにライン状に形成し
た複数の発熱素子を画像データに応じて発熱させ、記録
領域内に画像を1ラインずつ記録する。記録領域の後端
が来ると、サーマルヘッドが感熱記録紙から離される。
【0003】また、支持体上にシアン感熱発色層、マゼ
ンタ感熱発色層、イエロー感熱発色層を順次層設し、プ
ラテンドラムの3回転で各感熱発色層を表層から順番に
記録するカラーサーマルプリンタも知られている。この
カラーサーマルプリンタでは、最上層にあって最初に記
録されるイエロー感熱発色層に対しては、マゼンタ感熱
発色層の熱記録中に発色しないようにするために、記録
後に発光ピークが420nmの波長域の紫外線を照射し
て光定着している。同様に、マゼンタ感熱発色層に対し
ても、発光ピークが365nmの波長域の紫外線が照射
される。
【0004】プリント中のサーマルヘッドは、感熱記録
紙を押圧しているため、感熱記録紙の表面に付着してい
た塵埃や、感熱記録紙の表面を覆っている保護層からの
剥離物、例えば潤滑剤がサーマルヘッドに付いたりして
汚れやすい。
【0005】サーマルヘッドに塵埃等が付着して汚れる
と熱の伝達が悪くなるため、プリント画像の画質が劣化
する。例えば、サーマルヘッドの全体に塵埃が付着する
と、プリント画像の濃度が薄くなり、また、一部に付く
とプリント画像に白スジが入ってしまう。さらに、サー
マルヘッドに付着した塵埃が硬化すると、感熱記録紙に
掻きキズを与えることになる。このため、サーマルヘッ
ドは汚れが堆積しないように時々クリーニングを行う必
要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サーマ
ルヘッドのクリーニングを行うには、サーマルプリンタ
のカバーを外してから、サーマルヘッドをシャーシから
取り外さなければならないため、クリーニング作業が極
めて面倒であった。
【0007】本発明は、サーマルヘッドを簡便にクリー
ニングすることができるクリーニング方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサーマルヘッドのクリーニング方法は、サ
ーマルヘッドで感熱記録紙の記録領域に画像を記録した
後、感熱記録紙を送りながらサーマルヘッドを感熱記録
紙が発色しない程度の温度以下に発熱した状態で感熱記
録紙に押し当てたままにすることにより、前記感熱記録
紙の発色可能であるが画像を記録しない記録領域外で
ーマルヘッドに付着した塵埃を払拭するようにしたもの
である。
【0009】
【0010】
【作用】リント動作中に、サーマルヘッドが感熱記録
紙によってクリーニングされる。特別なクリーニング作
業をしなくともサーマルヘッドは常時クリーニングされ
た状態で使用されるから、画質が良好なプリントを行う
ことができる。
【0011】
【実施例】図2において、感熱記録紙10は記録面側を
上又は下にした状態で多数積層されており、この積層さ
れた感熱記録紙10の記録面側には、遮光及び湿気を防
止するための保護シート11が重ねられている。感熱記
録紙10のベースと保護シート11は、カール及び摩擦
を同じにするために、同じ材質のものが用いられる。こ
の実施例では、感熱記録紙10のベースと、保護シート
11とはPETが用いられている。
【0012】なお、感熱記録紙10のPETは白色の他
に透明でもよいが、保護シート11のPETは、紫外線
をカットできるように着色されている。感熱記録紙10
は、ベースであるPETに、上から順にイエロー感熱発
色層、マゼンタ感熱発色層、シアン感熱発色層が順次層
設され、それぞれシアン、マゼンタ、イエローの三原色
を熱により発色する。さらに、シアン感熱発色層の上に
は保護層が形成されている。また、保護シート11は、
PETの上に、保護シート11であることの判別マーク
13が印刷してある。なお、感熱記録紙10の包装状態
では、上又は下は相対的なものである。
【0013】この実施例では、保護シート11は白色を
しており、この上に判別マーク13が黒色で施されてい
る。判別マーク13は、黒色の他に保護シート11の濃
度又は色と異なっていれば、任意の濃度又は色を用いる
ことができる。また、判別マーク13は、給紙カセット
15への挿入方向によらず検出されるように、保護シー
ト11の中心に対して対称の位置にそれぞれ印刷されて
いる。
【0014】感熱記録紙10をサーマルプリンタに装填
するには、感熱記録紙10を包んでいる包装紙(図示せ
ず)を開封して感熱記録紙10を保護シート11ごと取
り出し、保護シート11が下側になるように給紙カセッ
ト15に装填する。このときには、各感熱記録紙10の
3色の感熱発色層は下向きになっている。給紙カセット
15はサーマルプリンタ16のカセット装填室17にセ
ットされる。
【0015】図3において、カセット装填室17の上部
には給紙,排紙兼用の給排紙ローラ18が配置され、こ
れと協動して排紙を行う排紙ローラ19が給排紙ローラ
18の上部に配置されている。この給排紙ローラ18
は、プリント時には常時反時計方向に回転している。給
紙時には、給紙カセット15内の下方に挿入されたリフ
トレバー20によって感熱記録紙10の先端部10aが
上方に押し上げられ、これが給排紙ローラ18に押しつ
けられるから、上から1枚目の感熱記録紙10が給紙通
路21に向かって押し出される。この後には、リフトレ
バー20が元の位置まで下降されるから、給排紙ローラ
18が給紙カセット15内の感熱記録紙10から離れ、
給送は中止される。排紙ローラ19は給排紙ローラ18
とともに同期しており、熱記録及び定着が終わった感熱
記録紙10を排紙する。
【0016】給紙通路21には搬送ローラ対22が設け
られており、給紙カセット15から送り出された感熱記
録紙10をプラテンドラム23に向かって給送する。こ
のプラテンドラム23は、プラテン軸24を介してステ
ッピングモータ25によって回転駆動される。ステッピ
ングモータ25はドライバ26を介してコントローラ2
7により回転制御される。
【0017】プラテンドラム23には、感熱記録紙10
の先端部10aをプラテンドラム23の外周面23aに
押圧して固定するクランパ28が設けられている。この
クランパ28は、長孔28aを介してプラテン軸24に
取り付けられている。そして、クランパ28は、カム機
構29によって、プラテンドラム23の半径方向へ移動
する。
【0018】プラテンドラム23の給紙位置(図4参
照)と排紙位置(図6(B)参照)では、カム機構29
によってクランパ28が開放状態にされ、各位置で給紙
および排紙が行われる。給紙位置では、クランパ28が
開放された状態で待機しており、感熱記録紙10の先端
部10aがクランパ28から少し出た時にカム機構29
によってクランパ28が戻され、感熱記録紙10の先端
部10aをクランプする。また、排紙位置では、クラン
パ28がカム機構29によって押し上げられて開放され
た状態になり、この状態でプラテンドラム23だけが順
転し、サーマルヘッド32で記録された記録済みの感熱
記録紙10が排紙される。
【0019】給紙位置には、クランパ28のホームポジ
ションを検出するためのホームポジション検出センサ3
1が設けられている。このホームポジション検出センサ
31は、反射型のフォトセンサから構成されている。こ
のホームポジション検出センサ31は、クランパ28の
検出の後に、コントローラ27によりプラテンドラム2
3を少し逆に戻してホームポジションにセットする。ま
た、このホームポジション検出センサ31は、給紙セン
サを兼ねており、クランパ28がホームポジションにセ
ットされているときに、これから感熱記録紙10の先端
部10aが出たときに、この先端部10aを検出する。
【0020】さらに、ホームポジション検出センサ31
は、保護シート検出センサを兼ねており、保護シート1
1が記録位置に到達して、記録が開始される直前に、判
別マーク13を検出する。判別マーク13が検出される
と、クランパ28が排紙位置において解放状態になる。
そして、プラテンドラム23が連続回転され、保護シー
ト11の先端がサーマルヘッド32の位置までくると、
サーマルヘッド32が回動して保護シート11に押圧さ
れる。そして、サーマルヘッド32を発熱させながら、
引続きプラテンドラム23が連続回転し、サーマルヘッ
ド32のクリーニングを行ないながら、保護シート11
が排出される。
【0021】プラテンドラム23の外周には、感熱記録
紙10の熱記録位置にサーマルヘッド32,プラテンド
ラム23の順転方向で下流となる位置に、イエロー光定
着器33、及びマゼンタ光定着器34が配置されてい
る。サーマルヘッド32は、多数の発熱素子が主走査方
向にライン状に配列されており、各発熱素子は画素の濃
度に応じた熱エネルギーを発生する。
【0022】イエロー光定着器33、及びマゼンタ光定
着器34は、それぞれプラテンドラム23の軸方向に延
びた細長い箱状をしたリフレクタと、この中に収納され
た細長い紫外線ランプとから構成されている。イエロー
光定着器33は、420nmの波長の紫外線を照射して
イエロー感熱発色層を定着し、マゼンタ光定着器34
は、365nmの波長の紫外線を照射してマゼンタ感熱
発色層を定着する。そして、イエロー光定着器33の下
流には、感熱記録紙取り出し口39につながった排紙通
路37が設けられている。
【0023】光定着器33の直前の位置には、ストッパ
40が設けられている。このストッパ40は、感熱記録
紙10の固定を解除するためにクランパ28が解放状態
になった後は、クランパ28がプラテンドラム23と一
緒に回転しないように、クランパ28の回転を阻止す
る。更に、排紙が完了した後は、カム機構29によっ
て、クランパ28がクランプ位置へ移動するからストッ
パ40との係止が解除され、プラテンドラム23と一緒
に回転する。
【0024】次に、上記実施例の作用を図1を参照しな
がら説明する。まず、感熱記録紙を包んでいる包装紙を
開封して感熱記録紙10を保護シート11ごと取り出
し、保護シート11が下側になるように給紙カセット1
5に挿入する。そして、この給紙カセット15をカセッ
ト装填室17にセットする。
【0025】給紙時には、プラテンドラム23が回転さ
れ、クランパ28がホームポジション検出センサ31に
来ると、ホームポジション検出センサ31がオンにな
る。このオン信号はコントローラ27に送られる。コン
トローラ27は、このオン信号を受けた後、モータ25
を停止させる(図4(A)参照)。この後、コントロー
ラ27は所定個数の駆動パルスをモータ25に与え、モ
ータ25を逆転させる。これにより、図4(B)に示す
ように、プラテンドラム23は一定量だけ戻り、クラン
パ28がホームポジションにセットされる。このクラン
パ28がホームポジションにセットされた後にカム機構
29によってクランパ28が退避する。
【0026】図4(C)に示すように、給紙信号により
感熱記録紙10が上方に持ち上げられると、1枚目の感
熱記録紙10が給排紙ローラ18に接するため、これが
給紙通路21に送り出される。そして、搬送ローラ対2
2により感熱記録紙10はプラテンドラム23に向かっ
て給送される。感熱記録紙10の先端部が黒色をしたク
ランパ28からはみ出ると、ホームポジション検出セン
サ31により検出される。この検出によって図5(A)
に示すように、リフトレバー20が下がるため、給紙カ
セット15内の感熱記録紙10は給排紙ローラ18から
離れる。
【0027】これとともに、カム機構29が作動し、ク
ランパ28が引き戻されるから、先端部10aがクラン
パ28でクランプされる。このクランプ後に、ステッピ
ングモータ25が駆動されてプラテンドラム23と搬送
ローラ対22とが回転するから、感熱記録紙10はプラ
テンドラム23の外周面23aに巻き付けられる。
【0028】プラテンドラム23が回転して、感熱記録
紙10が記録位置に到達して、記録が開始される直前
に、ホームポジション検出センサ31によって、感熱記
録紙10か保護シート11かの検出が行われる。感熱記
録紙10の場合には、記録領域10a(図8参照)の始
端が近接すると、サーマルヘッド32が感熱記録紙10
に圧接する。
【0029】サーマルヘッド32は押し付けられ、感熱
記録紙10を押圧、加熱して最上部に層設されているイ
エロー感熱発色層にイエロー画像を1ラインずつ熱記録
する。そして、感熱記録紙10の記録部分がイエロー光
定着器33に達すると、紫外線ランプから波長が420
nmの紫外線が照射されてイエロー感熱発色層の光定着
が行われる。感熱記録紙10の記録領域10aの端部が
サーマルヘッド32に到達すると、サーマルヘッド32
は回動して感熱記録紙10から離れる。
【0030】プラテンドラム23が1回転して、感熱記
録紙10のイエロー感熱発色層にイエロー画像の記録及
び定着が完了し、感熱記録紙10の記録領域の始端が再
びサーマルヘッド32に到達すると、感熱記録紙10か
ら離れていたサーマルヘッド32が回動して感熱記録紙
10に圧接し、マゼンタ感熱発色層への熱記録が開始さ
れる。記録領域10a内でマゼンタ感熱発色層の熱記録
が完了すると、サーマルヘッド32は再び回動して感熱
記録紙10から離れる。マゼンタ光定着器34により、
365nmの紫外線を感熱記録紙10に照射してマゼン
タ感熱発色層の光定着を行う。最後にシアン感熱発色層
へシアン画像の記録が行なわれて、3色面順次による画
像の熱記録が完了する。
【0031】プラテンドラム23が3回転して排紙位置
検出センサ(図示せず)によりクランパ28が排紙位置
に来たことが検出されると、ステッピングモータ25が
一時停止する。次に、カム機構29が作動し、クランパ
28を開放状態にして先端部10aのクランプを解除す
る。プラテンドラム23は再び回転されると、クランパ
28はストッパ40に係止し、その位置で回転が阻止さ
れる。サーマルヘッド32によって感熱記録紙10はプ
ラテンドラム23に押し付けられているから、プラテン
ドラム23とともに感熱記録紙10が回転し、その先端
部がクランパ28を通過して排紙通路37に送り込まれ
る。この感熱記録紙10は、給排紙ローラ18と排紙ロ
ーラ19とにくわえこまれ、感熱記録紙取り出し口39
に排出される。
【0032】前述した感熱記録紙10の確認時に、ホー
ムポジション検出センサ31がオフの場合には、保護シ
ート11の判別マーク13がセンサ位置にあるから、保
護シート11が給紙されていることが分かる。この場合
には、サーマルヘッド32をクリーニングしながら、保
護シート11が排紙される。この場合には、プラテンド
ラム23が図6(B)の位置に達すると、一旦停止す
る。そして、前述したように、クランパ28が開放状態
になるとともに、サーマルヘッド32が保護シート11
に押し付けられる。
【0033】プラテンドラム23が再び回転すると、保
護シート11は、サーマルヘッド32によりプラテンド
ラム23に押しつけられているので、プラテンドラム2
3とともに回転し、開放状態にあるクランパ28を通過
して排紙通路37に送り込まれ、給排紙ローラ18と排
紙ローラ19とで感熱記録紙取り出し口39に排出され
る。(図6(B)参照)
【0034】保護シート11の排紙中には、サーマルヘ
ッド32が保護シート11に押圧され、かつ全ての発熱
素子32aが発熱している(図7参照)。保護シート1
1がサーマルヘッド32の発熱素子32aを擦るように
通過する際に、保護シート11の表面とサーマルヘッド
32との間に摩擦力が生じる。その結果、サーマルヘッ
ド32の発熱素子32aに付着していた塵埃45は、保
護シート11に擦り落とされるようにして除去される。
ここで、サーマルヘッド32は、発熱しているから、塵
埃45を確実に払拭することができる。このクリーニン
グは、感熱記録紙10の記録領域10aと同じか、又は
保護シート11の端部が通過するまで行われる。
【0035】前記実施例は、保護シートを利用してサー
マルヘッドのクリーニングを行っているが、プリント動
作中にクリーニングを行ってもよい。この場合には、イ
エロー画像、マゼンタ画像、シアン画像の各プリント中
に、図8に示す記録領域10aがサーマルヘッド32を
通過した後も、後端が通過するまでサーマルヘッド32
を感熱記録紙10に押し付けたままにする。この際サー
マルヘッド32は、イエロー、マゼンタ、シアンの各感
熱発色層を発色させない温度以下に発熱される。
【0036】この実施例では、1枚の感熱記録紙10の
プリント中に3回クリーニングが行われ、記録領域外1
0bに塵埃45等が擦り取られる。なお、毎回クリーニ
ング行われており、記録領域外10bに転写される塵埃
45がごく僅かであるから、これによって感熱記録紙1
0が汚れてしまうことはない。
【0037】
【0038】上記実施例では、ラインプリンタである
が、本発明はシリアルプリンタにも利用することができ
る。更には、モノクロ感熱記録に対しても利用すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれば、
感熱記録紙を送りながらサーマルヘッドを感熱記録紙が
発色しない程度の温度以下に発熱した状態で感熱記録紙
の記録領域外で押し当てたままにすることにより、感熱
記録紙の発色可能であるが画像を記録しない記録領域外
を利用して、プリント中にクリーニングを行うことがで
きる。これにより、サーマルヘッドを常にきれいに保つ
ことができる。また、本発明では、感熱記録紙のプリン
ト工程を利用してクリーニングを行うから、クリーニン
グのために本来のプリントに時間がかかることがない。
【0040】
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】保護シートの排紙中にクリーニングを行う実施
例のフローチャートである。
【図2】感熱記録紙及び保護シートを給紙カセットに挿
入してから、給紙カセットをサーマルプリンタに装填す
る様子を示す説明図である。
【図3】サーマルプリンタを示す概略図である。
【図4】クランパのホームポジションへのセットと給紙
とを作動順に示す説明図である。
【図5】感熱記録紙の先端部がクランプされ、プラテン
ドラムに感熱記録紙が巻き付けられる様子を示す説明図
である。
【図6】保護シートの検出および排紙の様子を示す説明
図である。
【図7】サーマルヘッドのクリーニングの様子を示す説
明図である。
【図8】感熱記録紙を示す説明図である。
【図9】感熱記録紙の記録領域外を利用してクリーニン
グする実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 感熱記録紙 10a 記録領域 10b 記録領域外 11 保護シート 13 判別マーク 15 給紙カセット 16 サーマルプリンタ 23 プラテンドラム 28 クランパ 31 ホームポジション検出センサ 32 サーマルヘッド 32a 発熱素子 45 塵埃
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−98476(JP,A) 特開 平4−83676(JP,A) 特開 昭60−15173(JP,A) 特開 昭55−142686(JP,A) 特開 昭60−115485(JP,A) 実開 平5−5473(JP,U) 実開 平4−98165(JP,U) 実開 昭58−76764(JP,U) 実開 昭63−60661(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/32 B41J 29/00 B41M 5/28 - 5/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドで感熱記録紙の記録領域
    に画像を記録した後、感熱記録紙を送りながらサーマル
    ヘッドを感熱記録紙が発色しない程度の温度以下に発熱
    した状態で感熱記録紙に押し当てたままにすることによ
    り、前記感熱記録紙の発色可能であるが画像を記録しな
    い記録領域外でサーマルヘッドに付着した塵埃を払拭す
    るようにしたことを特徴とするサーマルヘッドのクリー
    ニング方法。
JP02038594A 1994-02-17 1994-02-17 サーマルヘッドのクリーニング方法 Expired - Fee Related JP3348123B2 (ja)

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