JP2002240988A - ロール紙プリンタ - Google Patents

ロール紙プリンタ

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JP2002240988A JP2001368331A JP2001368331A JP2002240988A JP 2002240988 A JP2002240988 A JP 2002240988A JP 2001368331 A JP2001368331 A JP 2001368331A JP 2001368331 A JP2001368331 A JP 2001368331A JP 2002240988 A JP2002240988 A JP 2002240988A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙ロールの装填を簡易に行う。 【解決手段】 装填蓋42に、ロール保持機構58を設
ける。ロール保持機構58は、保持板43、第1位置調
整部59、第2位置調整部60から構成される。保持板
43は装填蓋42と同軸に取り付けられ、時計方向にバ
ネ付勢される。第1位置調整部59は、位置決め板63
とリンク機構64と連結リンク68とから構成される。
第2位置調整部60は、位置決め板66とリンク機構6
7とから構成される。記録紙ロール40の巻径に応じ
て、保持板43と装填蓋42との開き角度が変わり、ま
た、位置決め板63,66の突出量がそれぞれ変化す
る。記録紙ロール40は位置決め板63,66と保持板
43によって保持され、装填蓋42を完全に閉じたとき
に、巻径に関わらず所定位置にセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺の記録紙をロ
ール状に巻いた記録紙ロールを用いてプリントを行うロ
ール紙プリンタに関し、更に詳しくは記録紙ロールの装
填を簡易化したロール紙プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタに使用される記録紙の中には、
長尺の記録紙を巻芯の外周に巻き付けてロール状にした
記録紙ロールがある。この記録紙ロールは、給紙マガジ
ンを介してプリンタに装填されたり、あるいはプリンタ
のロール室内に直接に装填される。給紙マガジン又はロ
ール室内には、長穴等の軸受けが形成された支持板が設
けられている。記録紙ロールを装填する場合には、巻芯
の軸穴内に支持軸が通される。この支持軸を軸受けに嵌
め込むことで、記録紙ロールが支持軸を介して支持板に
回転自在に支持される。また、巻芯の両側にペーパーホ
ルダを装着し、各ペーパーホルダから突出した支持軸を
軸受けに嵌め込むようにしたものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の装置では、記録紙ロールに支持軸を挿通した
り、ペーパーホルダを装着したりしてから、支持軸を軸
受けに取り付けなければならないため、記録紙ロールの
装填が面倒で、手間がかかるという問題があった。
【0004】本発明は、記録紙ロールを簡単に装填でき
るようにしたロール紙プリンタを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のロール紙プリンタは、長尺の記録紙をロー
ル状に巻いた記録紙ロールを使用するものであり、記録
紙ロール装填用の開閉自在な装填蓋と、前記装填蓋に取
り付けられ、装填された記録紙ロールを保持するととも
に、装填蓋が閉じ状態にセットされたときに、記録紙ロ
ールの巻き径の大小に関わらず記録紙ロールの軸穴を所
定位置に位置決めする位置決め手段と、前記装填蓋の閉
じ状態を検出する検出手段と、前記検出手段からの検出
信号により、所定位置に位置決めされた記録紙ロールの
軸穴に挿入され、記録紙ロールを回転自在に支持するロ
ール支持手段とを備えたものである。
【0006】前記位置決め手段は、装填蓋と同軸に設け
られ、記録紙ロールの巻径に応じて装填蓋との開き角度
が決まる保持板と、装填蓋と保持板とに取り付けられ、
装填蓋と保持板との開き角度に応じて変位する第1及び
第2のリンク機構と、これらのリンク機構に取り付けら
れ、記録紙ロールの外周を支持する第1及び第2の位置
決め板とから構成されている。
【0007】なお、前記第1のリンク機構が装填蓋の内
側に取り付けられ、第2のリンク機構が装填蓋と保持板
に取り付けられるとともに、前記第1位置決め板と保持
板とにより記録紙ロールをニップすることで、前記装填
蓋と保持板との開き角度が定まる。
【0008】前記ロール支持手段は、前記検出手段の検
出信号により回転軸方向にスライドされ、記録紙ロール
の軸穴の一端側に挿入される第1支持軸と、第1の支持
軸が軸穴に挿入するときに、押されて移動した記録しロ
ールの軸穴の他端に挿入される第2の支持軸とから構成
されている。前記第2の支持軸は、給紙時にモータによ
って回転される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、カラー感熱プリンタ2の
概略を示すものである。カラー感熱プリンタ2は、給紙
部3、プリント部4、光定着部5、カット部6、システ
ムコントローラ7から構成されている。なお、このカラ
ー感熱プリンタ2には、カラー感熱記録紙8(以下、感
熱記録紙)が用いられる。
【0010】プリント部4は、第1搬送ローラ対11、
サーマルヘッド12、プラテンローラ13、第2搬送ロ
ーラ対14及びペーパーセンサ15から構成され、矢印
Aで示すプリント方向の上流側から順に設けられてい
る。サーマルヘッド12には、シフト機構16が取り付
けられている。このシフト機構16により、サーマルヘ
ッド12は、プリント時には感熱記録紙8に適正な接触
圧力で接触するプリント位置に移動し、非プリント時に
は感熱記録紙8から離間して上方に退避した退避位置へ
と移動する。また、プラテンローラ13はサーマルヘッ
ド12と対向する位置に配置され、感熱記録紙8を背面
側から支持する。なお、符号17は、ヘッドドライバで
ある。
【0011】第2搬送ローラ対14は、キャプスタンロ
ーラ20とニップローラ21とから構成されている。ペ
ーパーセンサ15は、感熱記録紙8の先端を検出して、
この先端検出信号をシステムコントローラ7に送る。パ
ルスモータ22は、ドライバ23を介してシステムコン
トローラ7により回転制御される。パルスモータ22の
正回転によりキャプスタンローラ20は時計方向に回転
し、感熱記録紙8を矢印Aで示すプリント方向に搬送す
る。このときに、サーマルヘッド12により感熱記録紙
8の各感熱発色層に熱記録が行われる。また、パルスモ
ータ22の逆回転によりキャプスタンローラ20は反時
計方向に回転し、感熱記録紙8を矢印Bで示す戻し方向
に搬送する。
【0012】パルスモータ22への駆動パルスは、パル
スカウンタ24でカウントされ、これに基づいてシステ
ムコントローラ7は、プリント開始位置、記録紙戻し位
置、カット位置等を特定する。このパルスカウンタ24
は、パルスモータ22の正回転時には駆動パルスをアッ
プカウントし、パルスモータ22の逆回転時には駆動パ
ルスをダウンカウントする。
【0013】サーマルヘッド12に対しプリント方向の
下流側には、光定着器27、カッタ28、排紙ローラ対
29が順に配置されている。光定着器27は、イエロー
定着ランプ31、マゼンタ定着ランプ32、リフレクタ
33、光定着器駆動部34から構成されている。イエロ
ー定着ランプ31は、発光ピークが420nmの波長域
の紫色可視光線を放射する。マゼンタ定着ランプ32
は、発光ピークが365nmの波長域の紫外線を放射す
る。イエロー記録時には、システムコントローラ7が光
定着器駆動部34を介してイエロー定着ランプ31を点
灯させ、イエロー感熱発色層を光定着する。また、マゼ
ンタ記録時には、同様にしてマゼンタ定着ランプ32を
点灯させ、マゼンタ感熱発色層を光定着する。更にシア
ン記録時にもマゼンタ定着ランプを点灯させ黄色味を帯
びた未記録エリアを漂白する。
【0014】カッタ28は、ドライバ35を介してシス
テムコントローラ7により駆動制御され、感熱記録紙8
をシートに切断する。排紙ローラ対29は、切断された
記録済みの感熱記録紙8を排紙口へと送り出す。
【0015】図2に示すように、カラー感熱プリンタ2
には記録紙ロール40が使用される。この記録紙ロール
40は、紙又はプラスチック製の巻芯41に長尺の感熱
記録紙8が巻き付けられている。記録紙ロール40の販
売時には、感熱記録紙8の先端が粘着テープによってロ
ール外周に貼着され、巻き緩みが生じないようにされて
いる。また、湿気や光の影響を受けないように、保湿性
と遮光性とを供えた袋や箱等の包装体に収納されてい
る。記録紙ロール40の使用時には包装体から取り出さ
れ、給紙部3に装填される。
【0016】カラー感熱プリンタ2の前面には、装填蓋
42が設けられている。記録紙ロール40を装填する場
合には開閉用の取っ手44を用いて装填蓋42を手前に
開き、この装填蓋42上に記録紙ロール40を載せる。
この装填蓋42の内側には保持板43が回転自在に取り
付けられており、この保持板43は、装填蓋42ととも
に給紙部3の一部を構成している。装填蓋42を載せた
記録紙ロール40は、装填蓋42と保持板43とによっ
て保持される。また、装填蓋42を閉じることにより、
記録紙ロール40を給紙部3に装填することができる。
【0017】図3に示すように、給紙部3には、ロール
支持軸、スライド機構46等が配置されている。このロ
ール支持軸は、給紙部3内の所定位置に配置され、駆動
モータ47により回転する駆動軸48と、この駆動軸4
8と同一軸線上に設けられ、スライド機構46により駆
動軸48に向けてスライドする従動軸49とから構成さ
れる。駆動軸48及び従動軸49は、円筒状のプラスチ
ック部材から成形されており、先端部が円錐形に尖って
いる。また、駆動軸48及び従動軸49にはフランジ5
0,51がそれぞれ形成されており、記録紙ロール40
の回転時に生じる端面が竹の子状になることを防止して
いる。
【0018】装填蓋42が完全に閉じたときに、蓋開閉
センサ52は検出信号を発生する。この検出信号により
システムコントローラ7は、スライド機構46を作動さ
せる。このスライド機構46は、従動軸49を記録紙ロ
ール40に向けてスライドさせ、その先端を記録紙ロー
ル40の巻芯41の一端に差し込む。この際に、フラン
ジ51は記録紙ロール40を駆動軸48に向けて押圧
し、駆動軸48の先端を巻芯41内に挿入する。これに
より、記録紙ロール40は一対のフランジ50,51の
間でロール支持軸に支持される。また、ロール支持軸に
よる記録紙ロール40の支持が位置検出センサ53によ
り検出されると、スライド機構46は停止するようにな
っている。なお、符号54はドライバである。
【0019】図4に示すように、装填蓋42の内側には
ロール保持機構58が取り付けられる。このロール保持
機構58は、保持板43と、第1位置調整部59、第2
位置調整部60とから構成される。保持板43は、装填
蓋42と同軸で軸着されており、バネ61によりストッ
パー62に向けて付勢されている(図5参照)。この保
持板43は、記録紙ロール40にロール支持軸の駆動軸
48及び従動軸49が挿入されると、シフト機構55
(図6参照)によりバネ61の付勢に抗して反時計方向
に移動する。これにより、保持板43が記録紙ロール4
0から離れるので装填蓋42の開き角度が大きくなる。
このシフト機構55は、例えばモータとカム機構とフッ
クレバーとから構成されており、モータが回転すると、
カム機構によってフックレバーが保持板43に向かって
前進し、次に保持板43の一部を引っかけて下降する。
【0020】第1位置調整部59は、位置決め板63と
リンク機構(パンタグラフ機構)64と連結リンク68
とから構成され、また、第2位置調整部60は、位置決
め板66とリンク機構(パンタグラフ機構)67とによ
って構成されている。各位置決め板63,66は、装填
蓋42と保持板43との開き角度によって位置が決ま
る。
【0021】リンク機構64は、リンク70,71から
構成されている。リンク70の一端は位置決め板63に
連結されている。そして、リンク70の他端と連結リン
ク68の一端が重ねられている。この重なり部分を貫通
するピン76は、装填蓋42に設けられた直線溝42a
にスライド自在に嵌っている。リンク71はその一端が
装填蓋42に連結され、他端がピンを介して位置決め板
63の直線溝63aにスライド自在に嵌っている。更
に、リンク70,71はX字形に交差しており、この交
差する位置でリンク70,71はピン72により連結さ
れる。
【0022】リンク機構67は、リンク74,75を備
えている。リンク74の一端は、位置決め板66に連結
されている。リンク74の他端は連結リンク68の一端
と重ねられ、この重なり部分を貫通するピン77が保持
板43に連結されている。リンク75は、その一端が装
填蓋42に連結され、他端が位置決め板66の直線溝6
6aに嵌っている。更に、リンク74,75はX字形に
交差し、この交差する位置でリンク74,75はピン7
8により連結される。
【0023】このロール保持機構58は、装填蓋42が
閉じ位置にセットされたときに、記録紙ロール40の巻
き径に関わらず記録紙ロール40の巻芯41の中心が、
ほぼ所定位置にセットされるようになっている。図6に
示すように、例えば未使用の太巻きの記録紙ロール40
が保持された場合、装填蓋42と保持板43との開き角
度が大きくなり、記録紙ロール40の中心の位置は、保
持板43の支点を原点にして、x=L1,y=H2(図
中横方向x,縦方向y)となる。また、図7に示すよう
に、使用途中の細巻きの記録紙ロール40の場合は、装
填蓋42と保持板43との開き角度が小さく、第1、第
2位置調整部59,60の突出量が大きくなるので、保
持板43の支点からの位置がx=L2(≒L1),y=
H2(≒H1)となる。
【0024】次に、本実施形態の作用について説明す
る。記録紙ロール40をカラー感熱プリンタ2へ装填す
る際には、図2に示すように、装填蓋42を所定位置ま
で開く。このとき、シフト機構55は、保持板43をフ
リーにするから、保持板43がバネ61の付勢力により
ストッパー62に当たる位置まで移動する。装填蓋42
の開き操作によって、装填蓋42と保持板43との開き
角度が大きくなると、連結リンク68の一端に取り付け
られたピン76が直線溝43aの下方にスライドする。
リンク機構64が開き、位置決め板63が装填蓋42側
に後退する。同時に、第2位置調整部60のリンク機構
67が開き、位置決め板66が後退する。この状態で記
録紙ロール40を装填蓋42に載せると、記録紙ロール
40は位置決め板63、66により保持される。
【0025】図5に示すように、装填蓋42を閉じる
と、保持板43はストッパー62に当接した位置で停止
しているから装填蓋42が保持板43に向けて移動し
て、装填蓋42と保持板43の開き角度が小さくなる。
この開き角度が小さくなると、リンク機構67が閉じる
とともに位置決め板66が前進する。また、連結リンク
68を介して、リンク機構64が閉じるために、位置決
め板63が装填蓋42から突出していく。この位置決め
板63により記録紙ロール40が保持板43に向けて押
される。記録紙ロール40が保持板43に当接すると、
リンク機構64,67が固定されるため、記録紙ロール
40は保持板43、位置決め板63,66により保持さ
れる。装填蓋42が更に閉められると保持板43がバネ
61に抗して反時計方向に回動する。このときには記録
紙ロール40の巻径に応じた角度を保って装填蓋42と
保持板43とが一体に回動する。
【0026】装填蓋42を完全に閉めると、蓋開閉セン
サ52による閉じ信号がシステムコントローラ7に出力
される。システムコントローラ7は閉じ信号を受け取る
と、スライド機構46を駆動させて従動軸49を記録紙
ロール40に向けて移動させる。このとき、記録紙ロー
ル40の巻芯41は、その巻き径に関わらずほぼ所定位
置に保持されているので、従動軸49の先端部は記録紙
ロール40の端面に引掛かることなく巻芯41の内部へ
と挿入する。そして、フランジ51の押圧を受けて、記
録紙ロール40が駆動軸48に向けて移動し、巻芯41
の他端側から駆動軸48の先端部が挿入される。記録紙
ロール40はフランジ50,51の間でロール支持軸4
5に支持される。
【0027】記録紙ロール40がロール支持軸の駆動軸
48及び従動軸49に支持されると、保持板43はシフ
ト機構55により反時計方向に回動し、記録紙ロール4
0から離れる。保持板43の移動により、装填蓋42と
保持板43との間の角度が大きくなるから、位置決め板
63,66が記録紙ロール40から離れる。プリント時
には駆動モータ47により記録紙ロール40が回転し、
この記録紙ロール40から感熱記録紙8が、給紙部3か
らプリント部4へと給紙されてプリントが行われる。
【0028】記録紙ロール40の交換を行うために装填
蓋42を開き始めると、蓋開閉センサ52から開き信号
がシステムコントローラ7に入力される。この開き信号
を受けて、システムコントローラ7はスライド機構46
を作動させ、従動軸49を巻芯41から抜き出す。次
に、シフト機構55が作動して保持板43をフリーにす
る。この保持板43は、バネ62によって装填蓋42に
向けて回動する。このときに巻芯41は駆動軸48から
強制的に抜き出される。巻芯41又は使用中の記録紙ロ
ール40は位置決め板63と保持板43とによってニッ
プされる。
【0029】保持板43は、バネ61の付勢により装填
蓋42に追従して回動する。この回動中に保持板43が
ストッパー62に当接し、その後は装填蓋42だけが回
動し図2及び図5に示す開き状態となる。
【0030】本発明は、感熱記録紙ロールを使用するサ
ーマルプリンタの他に、上質紙ロールを使用するインク
ジェットプリンタ、印画紙ロールを使用する写真プリン
タ等にも利用することができる。
【0031】フランジ50はバネによって駆動軸48に
対してスライド自在にするのがよい。こうすると、従動
軸49が巻芯41から抜けるときに、フランジ50によ
って巻芯41が押されるから、駆動軸48から簡単に抜
き出すことができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明のロール紙プリン
タによれば、記録紙ロール装填用の装填蓋と、装填され
た記録紙ロールを保持するとともに、記録紙ロールの巻
き径の大小に関わらず記録紙ロールの軸穴を所定位置に
位置決めする位置決め手段と、装填蓋の閉じ状態を検出
する検出手段と、検出手段からの検出信号により、所定
位置に位置決めされた記録紙ロールの軸穴に挿入され、
記録紙ロールを回転自在に支持するロール支持手段とを
備えたので、簡単に記録紙ロールの装填を行うことがで
きる。
【0033】また、位置決め手段を、装填蓋と同軸に設
けた保持板と、装填蓋と保持板とに取り付けられ、装填
蓋と保持板との開き角度に応じて変位する第1及び第2
のリンク機構と、これらのリンク機構に取り付けられ、
記録紙ロールの外周を支持する第1及び第2の位置決め
板とから構成したから、第1及び第2のリンク機構によ
り径の異なる記録紙ロールでも、巻芯が常に所定位置に
くるように装填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの構成を
示す概略図である。
【図2】記録紙ロールの装填時を示す斜視図である。
【図3】給紙部の構成を示す斜視図である。
【図4】ロール保持機構の構成を示す側面図である。
【図5】記録紙ロールを装填蓋に載せたときの状態を示
す側面図である。
【図6】未使用の記録紙ロールが装填されたときの状態
を示す側面図である。
【図7】使用中の記録紙ロールが装填されたときの状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱プリンタ 3 給紙部 40 記録紙ロール 41 巻芯 42 装填蓋 43 保持板 58 ロール保持機構 59 第1位置調整部 60 第2位置調整部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の記録紙をロール状に巻いた記録紙
    ロールを使用するロール紙プリンタにおいて、 記録紙ロール装填用の開閉自在な装填蓋と、 前記装填蓋に取り付けられ、装填された記録紙ロールを
    保持するとともに、前記装填蓋が閉じ状態にセットされ
    たときに、記録紙ロールの巻き径の大小に関わらず記録
    紙ロールの軸穴を所定位置に位置決めする位置決め手段
    と、 前記装填蓋の閉じ状態を検出する検出手段と、 前記検出手段からの検出信号により、所定位置に位置決
    めされた記録紙ロールの軸穴に挿入され、記録紙ロール
    を回転自在に支持するロール支持手段と、 を備えたことを特徴とするロール紙プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、装填蓋と同軸に設
    けられ、記録紙ロールの巻径に応じて装填蓋との開き角
    度が決まる保持板と、装填蓋と保持板とに取り付けら
    れ、装填蓋と保持板との開き角度に応じて変位する第1
    及び第2のリンク機構と、これらのリンク機構に取り付
    けられ、記録紙ロールの外周を支持する第1及び第2の
    位置決め板とから構成されていることを特徴とする請求
    項1記載のロール紙プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記第1のリンク機構が装填蓋の内側に
    取り付けられ、第2のリンク機構が装填蓋と保持板とに
    取り付けられるとともに、前記第1位置決め板と保持板
    とにより記録紙ロールをニップすることで、前記装填蓋
    と保持板との開き角度が定まることを特徴とする請求項
    2記載のロール紙プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記ロール支持手段は、前記検出手段の
    検出信号により回転軸方向にスライドされ、記録紙ロー
    ルの軸穴の一端側に挿入される第1支持軸と、第1の支
    持軸が軸穴に挿入するときに、押されて移動した記録紙
    ロールの軸穴の他端に挿入される第2の支持軸とから構
    成したことを特徴とする請求項1又ないし3記載のロー
    ル紙プリンタ。
  5. 【請求項5】 前記第2の支持軸は、給紙時にモータに
    よって回転されることを特徴とする請求項4記載のロー
    ル紙プリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017081106A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 シチズン時計株式会社 ロール紙の装填機構及びプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017081106A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 シチズン時計株式会社 ロール紙の装填機構及びプリンタ

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