JPH1178146A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH1178146A
JPH1178146A JP23660497A JP23660497A JPH1178146A JP H1178146 A JPH1178146 A JP H1178146A JP 23660497 A JP23660497 A JP 23660497A JP 23660497 A JP23660497 A JP 23660497A JP H1178146 A JPH1178146 A JP H1178146A
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paper
recording paper
cartridge
printer
recording
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JP23660497A
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English (en)
Inventor
Hidemi Sasaki
英美 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1178146A publication Critical patent/JPH1178146A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/042Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for loading rolled-up continuous copy material into printers, e.g. for replacing a used-up paper roll; Point-of-sale printers with openable casings allowing access to the rolled-up continuous copy material

Landscapes

  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な機構で記録紙ロールをプリンタ本体に
セットする。 【解決手段】 給紙カートリッジ12を収納位置に移動
させると、移動途中で従動ギア24がラックギア26に
噛み合う。給紙カートリッジ12の移動に従って従動ギ
ア24が反時計方向に回転する。従動ギア24の回転に
より上側送りローラ18aも回転し、記録紙17はプリ
ント部31に送り出される。給紙カートリッジ12を収
納位置まで完全に押し込むと、記録紙17の先端が搬送
ローラ対41まで達する。収納位置では従動キア24と
ラックギア26との噛み合いが外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタに関する
ものであり、詳しくは、記録紙の給紙に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】操作パネル、記録紙の交換口、及び記録
紙の排出口などを機器の前面に配置したフルフロントオ
ペレーションタイプのプリンタが提供されている。この
タイプのプリンタでは、操作や記録紙の供給、及びプリ
ントした記録紙の排紙まで、全てプリンタの前面から行
われる。従って、プリンタの上に他の機器を載置するこ
とができ、また、プリンタの背面側にスペースをとる必
要が無いなど、設置の際のレイアウトの自由度が高く便
利である。
【0003】特に、ロール状に巻き取ったロールタイプ
記録紙を用いるプリンタでは、カットシートタイプ記録
紙と異なり記録紙の送り方向のプリント長さが限定され
ないため、サイズの異なるプリントが容易に得られる。
また、長尺のロールタイプ記録紙を用いることにより、
記録紙の補給を頻繁に行う必要が無くなるという利点も
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなフルフロン
トオペレーションタイプのプリンタにおいて、記録紙ロ
ールやインクリボンを交換しようとする場合に、記録紙
収納部のみならず、インクリボン,プリントヘッド,記
録紙カッター等のプリントユニットが前面から引き出さ
れてしまう。したがって、記録紙やインクリボンの交換
のたびに、プリントユニットも移動するため、振動や衝
撃がプリントユニットに加わり、故障の原因になる。
【0005】また、プリントユニットの移動に伴い配線
コード類が可動になり信頼性が低下するとともに、構成
が複雑になる。更に、引き出されたプリントユニットが
むき出し状態で露出されるため、誤って精密部品を壊し
てしまうこともある。また、プリンタの主要部分であり
重量のあるプリントユニットが引き出されると、プリン
タの重心が前面側に移動して、極端な場合には転倒して
しまう可能性もある。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、簡単な機構で記録紙ロールを容易にセットする
ことができるようにしたプリンタを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載したプリンタは、給紙カートリッジ
の移動経路に沿ってプリンタ本体内に設けたガイド部材
と、給紙カートリッジに設けられ、記録紙ロールから引
き出した記録紙を挟持して送り出す給紙ローラ対と、給
紙カートリッジに設けられ、前記ガイド部材に接触し
て、給紙カートリッジの移動に伴い回転し、前記給紙ロ
ーラ対を給紙方向に回転する給紙ローラ回転手段と、給
紙カートリッジに設けられ、前記給紙ローラ対から送ら
れた記録紙の先端を支持するペーパーガイドとを備え、
給紙カートリッジが収納位置にセットされたときに、ガ
イド部材と給紙ローラ回転手段との連係が断たれるよう
に、前記ガイド部材の長さを給紙カートリッジの移動経
路長さよりも短くしたものである。
【0008】また、請求項2に記載したプリンタは、給
紙ローラ対を回転させる代わりに、記録紙ロールを給紙
方向に回転させたものである。なお、前記給紙ローラ対
から給紙されたカラー感熱記録紙の搬送路をU字状に折
り返して、給紙カートリッジの挿入口の下側に排紙口を
形成し、この排紙口から記録済みの記録紙を排出するこ
とが好ましい。また、前記U字状の搬送路の上側搬送路
にプリント部を配置し、このプリント部で記録紙の下面
にプリントすることが好ましい。前記プリント部はサー
マルヘツドと光定着器とを備え、記録紙としてカラー感
熱記録紙を用い、このカラー感熱記録紙にサーマルヘッ
ドにより熱記録した後に、この熱記録した感熱発色層に
特有な波長域の光線を前記定着ランプにより照射して光
定着し、フルカラー画像を記録することが好ましい。前
記光定着器を、前記U字状の折り返し部に配置すること
が好ましい。
【0009】請求項6記載のプリンタは、前記プリント
部の下方で上下方向に離して配置され、1対のカッタ刃
を有しプリント済みのカラー感熱記録紙を切り離すため
のカット部と、前記サーマルヘッドに接触して回転する
プラテンローラと、このプラテンローラとカット部の下
側カッタ刃とが取り付けられ、上下方向に移動自在な可
動枠と、前記記録紙をサーマルヘッドに押しつけるプラ
テンローラ圧着位置と、カット部により記録紙を切断す
る切断位置とに前記可動枠をシフトさせる可動枠シフト
手段とを備えたものである。前記ガイド部材をラックか
ら構成し、前記給紙ローラ回転手段又は給紙手段は前記
ラックに噛み合って回転するピニオンを有することが好
ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は、本発明のカラー感熱プリ
ンタを示す斜視図であり、図1は、図2の内部の概略を
示す説明図である。カラー感熱プリンタ10は、大別し
てプリンタ本体11と、引出し式の給紙カートリッジ1
2とから構成されている。給紙カートリッジ12は、プ
リンタ本体11から引出された引出し位置(図2(B)
参照)と、プリンタ本体11内に収納した収納位置(図
2(A)参照)との間で、レール13により移動自在に
されている。
【0011】給紙カートリッジ12は、図3に示すよう
に、記録紙ロール15を収納する収納部16と、この記
録紙ロール15から繰り出されたカラー感熱記録紙17
をニップしてプリンタ本体11に送り出す給紙ローラ対
18と、ペーパーガイド19とを備えている。
【0012】記録紙ロール15は、長尺のカラー感熱記
録紙17(以後、単に記録紙と称する)を、紙又はプラ
スチックの巻芯21に巻いてロール形態にしたものであ
る。この記録紙ロール15を給紙カートリッジ12の収
納部16に装填する場合には、図2に示すように巻芯2
1の両端にプラスチック製の軸部22を嵌めて、収納部
16の両側壁に設けられた支持溝16a,16bに軸部
22の両端部を嵌合させることにより、記録紙ロール1
5が収納部16に回転自在に支持される。
【0013】カラー感熱記録紙17は、周知のように、
ベース上に熱感度の異なるシアン感熱発色層,マゼンタ
感熱発色層,イエロー感熱発色層とを順次層設したもの
であり、イエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線
によって発色能力が消失し、マゼンタ感熱発色層は36
5nmの紫外線で発色能力が消失する。
【0014】給紙ローラ対18は、上側送りローラ18
aと、下側押さえローラ18bとから構成されている。
上側送りローラ18aは給紙カートリッジ12の枠板2
3に回動自在に取り付けられている。また、下側押さえ
ローラ18bは、枠板23に上下方向にシフト自在に取
り付けられており、バネ部材(図示せず)により上方に
ふせいされている。上側送りローラ18aの一方の軸端
部には、従動ギア24が固定されている。
【0015】給紙ローラ対18の記録紙出口側で給紙カ
ートリッジ12の先端には、ペーパーガイド19が備え
られている。ペーパーガイド19は、給紙ローラ対18
から送り出された記録紙17を後に説明するプリント部
31に案内する。
【0016】前記従動ギア24は、給紙カートリッジ1
2をプリンタ本体11にセットする際に、ラックギア2
6に噛み合う。ラックギア26は直線状に構成されてお
り、給紙カートリッジ12の移動経路に沿ってプリンタ
本体11に取り付けられる。このラックギア26は給紙
カートリッジ12の移動経路長さよりも短くされてお
り、給紙カートリッジ12の挿入位置及び収納位置にお
いては、従動ギア24と噛み合うことがないようにされ
ている。また、ラックギア26の両端部はテーパー状に
されており、従動ギア24との噛み合いが円滑に行われ
るようになっている。
【0017】図1に示すように、プリンタ本体11は、
キャビネット32と,このキャビネット32内に形成し
たU字状搬送路33と,U字状搬送路33に順に配置さ
れるプリント部31と,光定着部34と,カッタ部35
とから構成されている。キャビネット32の前面には、
給紙カートリッジ12を挿入するための挿入口36と、
この挿入口36の下側に排紙口37とが設けられてい
る。
【0018】図4に示すように、プリント部31は、サ
ーマルヘッド38と、プラテンローラ39と、搬送ロー
ラ対41とを備えており、図4に示すように、サーマル
ヘッド38と搬送ローラ対41と上側固定刃35aと
は、固定枠42に取り付けられている。この固定枠42
は、キャビネット32に固定されている。また、プラテ
ンローラ39と下側固定刃35bとは、可動枠43に取
り付けられている。そして、上側固定刃35aと下側可
動刃35bとによりカッタ部35が構成されている。
【0019】サーマルヘッド38には、プラテンローラ
39の軸方向に発熱素子アレイ38aが形成されてい
る。発熱素子アレイ38aは多数の発熱素子をライン状
に並べたものであり、図示しないプリント制御部により
駆動されることで、三色面順次でフルカラー画像を記録
紙に熱記録する。
【0020】可動枠43は、可動枠シフト機構44によ
り上下方向にシフトされる。可動枠シフト機構44はカ
ムを備えており、このカムは図示しないモータにより回
転制御される。そして、図4(B)に示すような中立位
置から可動枠43がシフト量S1だけ下げられることに
より、図4(A)に示すようなプラテンローラ圧着位置
になる。このプラテンローラ圧着位置では、プラテンロ
ーラ39がサーマルヘッド38の発熱素子アレイ38a
に記録紙17を介して圧着される。
【0021】また、図4(B)に示す中立位置から可動
枠43がシフト量S2だけ上げられることにより、図4
(C)に示すようにカッタ作動位置となる。このカッタ
作動位置では、下側可動刃35bが上側固定刃35aに
達して記録紙17を切断予定位置で切断する。なお、可
動枠シフト機構44はカムを用いる他に、ソレノイドや
リンク機構等から構成してもよい。
【0022】搬送ローラ対41は、サーマルヘッド38
に対して記録紙送り方向下流側に配置されている。搬送
ローラ対41は、キャプスタンローラ41aとピンチロ
ーラ41bとから構成されており、ピンチローラ41b
がキャプスタンローラ41aに圧着するように付勢され
ている。また、ピンチローラ41aはローラシフト機構
45によりニップ位置と開放位置との間で変位するよう
に構成されている。そして、給紙カートリッジ12をプ
リンタ本体11内にセットする際には、ローラシフト機
構45により開放位置にされており、給紙ローラ対18
から給紙された記録紙17の先端が搬送ローラ対41に
送り込まれる。プリントの際には、この搬送ローラ対4
1はローラシフト機構45によりニップ位置にされる。
搬送ローラ対41の下流側には記録紙17の先端を検出
する記録紙センサ46が配置されている。
【0023】搬送ローラ対41の下流側には、光定着器
34が配置されている。この光定着器34は、420n
mの波長域の紫外線を放出するイエロー定着用紫外線ラ
ンプ34aと、365nmの波長域の紫外線を放出する
マゼンタ定着用紫外線ランプ34bとを備えている。イ
エロー定着用紫外線ランプ34aは、420nmの波長
域の紫外線を照射することにより、記録紙17のイエロ
ー感熱発色層の発色能力を消失させ、マゼンタ定着用紫
外線ランプ34bは、365nmの波長域の紫外線を照
射することにより、マゼンタ感熱発色層の発色能力を消
失させる。
【0024】光定着器34の下流側にはU字状ペーパー
ガイド47が配置されており、記録紙17をU字状に湾
曲させてこれをキャビネット32の前側に向けて搬送す
る。U字状ペーパーガイド47は、内側ガイド47aと
外側ガイド47bと補助送りローラ対48とから構成さ
れている。そして,外側ガイド47bはキャビネット3
2の後端側から引き出せるようにスライド自在に取り付
けられており、記録紙17が詰まったときの取り出しを
容易にしている。また、補助送りローラ対48は、搬送
ローラ対41と周速度が同じになるように同期して回転
され、搬送ローラ対41に合わせて記録紙17を送る。
【0025】カット部35の下流側は、外面に向かって
開いている排紙口37が形成されており、カット部35
でシート状に1枚づつ切り離された記録済みの記録紙1
7が排出される。
【0026】次に、上記した実施形態の作用について説
明する。カラー感熱プリンタ10に記録紙ロール15を
装填する場合には、図1(A)に示すように、収納位置
にある給紙カートリッジ12を引出し位置まで引き出
す。記録紙ロール15を収納部16に収めると、軸部2
2により記録紙ロール15が収納部16に回動自在に保
持される。次に、記録紙ロール15の先端を給紙ローラ
対18にニップさせる。
【0027】次に、図1(B)に示すように、給紙カー
トリッジ12を静かに収納位置の方向に押し込む。これ
により、先ず従動ギア24がラックギア26に噛合し、
給紙カートリッジ12の移動に伴い従動ギア24を介し
て給紙ローラ対18が給紙方向に回転する。従って、給
紙ローラ対18にニップされている記録紙17は、プリ
ンタ本体11内に送り出される。この記録紙17の先端
は、給紙カートリッジ12のペーパーガイド19によ
り、下方に垂れ下がることなく繰り出される。
【0028】図1(C)に示すように、給紙カートリッ
ジ12が収納位置まで押し込まれると、給紙ローラ対1
8から繰り出された記録紙17の先端が、プリンタ本体
11内の搬送ローラ対41に達する。この時、可動枠4
3は、図4(B)に示す中立位置にある。また、搬送ロ
ーラ対41も、ローラシフト機構45によりニップ解除
位置にされている。また、給紙カートリッジ12が収納
位置まで完全に押し込まれると、従動ギア24がラック
ギア26の終端を通過し、噛み合いが外れる。従って、
給紙カートリッジ12は軸部22を中心にして回動自在
になる。
【0029】このように、給紙ローラ対18に、ラック
ギア26と噛合する従動ギア24を設け、給紙カートリ
ッジ12を収納位置に動かす時に、このラックギア26
と従動ギア24との噛合により給紙ローラ対18を回転
させて、記録紙17を先端からプリンタ本体11内に繰
り出すので、極めて容易に記録紙ロール15のセットを
行うことができる。
【0030】こうして記録紙ロール15をカラー感熱プ
リンタ10にセットした後、プリントすべき画像データ
を取込ませてから、操作部(図示せず)を操作してプリ
ントを指示すると、プリントが開始される。まず、図4
(B)に示す中立位置の状態で、ローラシフト機構45
により下側押さえローラ41aが上方にシフトされ、搬
送ローラ対41が記録紙17をニップする。次に、図示
しない送りモータが駆動され、搬送ローラ対41により
記録紙17が矢印Aで示すプリント方向に送られる。
【0031】この記録紙17の送りの際には、図示しな
い連動機構により給紙ローラ対18も同期して同じ送り
速度で回転される。そして、記録紙センサ46により記
録紙17の先端の通過が検出された後に、記録紙17の
送り量がカウントされる。このカウント値に基づき記録
紙17とサーマルヘッド38との相対位置関係が特定さ
れ、プラテンローラ圧着開始位置、プリント開始位置、
プリント終了位置、プラテンローラ退避開始位置、記録
紙引き戻し開始位置、記録紙引き戻し停止位置が決定さ
れる.
【0032】プラテンローラ圧着開始位置では、可動枠
シフト機構44により可動枠43が図4(B)に示す中
立位置から図4(A)に示すプラテンローラ圧着位置に
切り替えられ、記録紙17がプラテンローラ39を介し
てサーマルヘッド38の発熱素子アレイ38aに圧着さ
れる。また、プリント開始位置では、各発熱素子が対応
するイエロー画素データに応じて発熱され、以下、記録
紙17の送りに同期してイエロー画像が1ラインずつ熱
記録される。
【0033】イエロー画像の記録開始と同時に、光定着
器34のイエロー定着用紫外線ランプ34aが点灯し、
イエロー画像の記録が完了した先頭側から順に、記録紙
17の記録エリアに420nmの紫外線が所定量照射さ
れ、記録紙17のイエロー感熱発色層の発色能力が失わ
れる。
【0034】プリント終了位置になるとサーマルヘッド
38の駆動が停止される。更に、プラテンローラ退避開
始位置になると、可動枠シフト機構44により可動枠4
3が上方にシフトされ、図4(A)のプラテン圧着位置
から図4(B)の中立位置になる。この後、記録エリア
の後端がイエロー定着光照射域を通過すると、記録紙引
き戻し開始位置になり、搬送ローラ対41が逆転して1
回目の引き戻しが行われる。この引き戻しの際は、図示
しない連動機構により給紙ローラ対18も搬送ローラ対
41に同期して回転し、引き戻した記録紙17を給紙カ
ートリッジ12内で巻き弛ませた状態で貯留する。連動
機構は、収納位置にある給紙カートリッジ12の従動キ
ア24に連結され、給紙ローラ対18を搬送ローラ対4
1の回転に同期させて回転する。
【0035】記録紙17が引き戻されて、その先端が記
録紙センサ46で検出されると、搬送ローラ対41及び
給紙ローラ対18の逆転が停止される。この後、搬送ロ
ーラ対41及び給紙ローラ18が正転され、記録紙17
がプリント方向に送られる.そして、イエロー画像の記
録と同様にして、マゼンタ画像の記録とマゼンタ定着用
紫外線ランプ34bによる定着とが行われる。この後、
記録紙17が引き戻された後にプリント方向に送られ
て、同様にしてシアン画像の記録が行われる。このよう
にして、三色面順次記録により記録紙17にフルカラー
画像が記録される。
【0036】フルカラー画像が記録された記録紙17
は、その切断予定位置がカッタ部35に達すると、その
送りが停止される。この後、可動枠シフト機構44によ
り可動枠43が図4(B)の中立位置から上方にシフト
され、図4(C)のカット位置にされる。このカット位
置では、下側可動刃35bが上側固定刃35aに達する
ことで記録紙17が切断される。切断後は、未使用の記
録紙17が引き戻される。そして、記録紙センサ46で
記録紙17の先端が検出されると、記録紙17の引き戻
しが停止され、次のプリントの待機状態になる。また、
切り離された記録紙はその先端が排紙口37から外部に
出るので、簡単に取り出すことができる。
【0037】なお、上記実施形態では給紙ローラ対18
に、ラックギア26と噛合する従動ギア24を設けて、
給紙カートリッジ12の収納時に記録紙17を繰り出す
ようにしたが、これ以外にも、記録紙ロールを保持する
軸部にラックギアと噛合する従動ギアを設け、給紙カー
トリッジの収納時に記録紙ロールを直接回転させて記録
紙を繰り出すようにしてもよい。この場合には、繰り出
された記録紙の先端を送りローラ対に案内するペーパー
ガイドを設ける。
【0038】また、上記実施形態では、ラックアンドピ
ニオン方式により、給紙マガジンのスライド移動を給紙
ローラ対の回転運動に変換したが、この他に、給紙マガ
ジンの搬送路内壁に接触して回転するゴム製ローラによ
り、給紙マガジンのスライド移動を給紙ローラ対の回転
運動に変換してもよい。
【0039】また、上記実施形態では、カラー感熱記録
材料にサーマルヘッドで熱記録して定着ランプで光定着
する光定着式カラー感熱記録方式のプリンタとしたが、
この他に、昇華型や熱溶融型のサーマルプリンタに実施
してもよい。更には、インクジェット方式やレーザープ
リント方式のプリンタに本発明を実施してもよい。
【0040】上記実施形態では、カラー感熱記録紙を三
色面順次で記録するために、記録紙を引き戻す際に、給
紙ローラ対を送りローラ対に連動させて、記録紙ロール
を巻き弛ませた状態で貯留するようにしたが、この他
に、給紙ローラ対に連動させて記録紙ロールを巻き取り
方向に回転させてもよい。更には、給紙ローラ対は、収
納位置ではニップ解除されるようにしておき、記録紙の
引き戻しの際に、単に記録紙ロールを送りローラ対に連
動させて巻き取り方向に回転させてもよい。また、給紙
ローラ対や記録紙ロールを引き戻しの際に回転させる代
わりに給紙マガジンとサーマルヘッドとの間に記録紙を
ループ状に貯留するループ部を設けてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、給紙カートリッジのプ
リンタ本体内への挿入に連動させて、給紙ローラ対又は
記録紙ロールを給紙方向に回転させるようにしたから、
給紙カートリッジを挿入するだけで、記録紙の給紙を自
動的に行うことができる。しかも、給紙カートリッジが
収納位置にセットされたときにガイド部材と給紙ローラ
回転手段又は給紙手段との連係が断たれるように、ガイ
ド部材の長さを給紙カートリッジの移動経路長さよりも
短くしたから、給紙カートリッジのセットが終了する
と、給紙ローラ対又は給紙手段はフリー状態になり、そ
の後のプリント動作に障害となることがない。また、ガ
イド部材をラックから構成し、給紙ローラ回転手段又は
給紙手段は、ラックに噛み合って回転するピニオンを備
えることにより、給紙カートリッジの収納位置への直線
運動を給紙のための回転運動に確実に変換することがで
き、給紙を確実に行うことができる。
【0042】記録紙の搬送路をU字状に折り返して、給
紙カートリッジの挿入口の下側に排紙口を形成すること
により、排紙口をキャビネットの下側に位置させること
ができる。したがって、プリントされた記録紙がプリン
タの設置面をガイド部材として排出されるため、排紙ト
レイ等のガイド部材が不要になり構成を簡単にすること
ができる。しかも、U字状搬送路の上側搬送路に設けた
プリント部で記録紙の下面にプリントすることにより、
U字状の搬送路の構成と相まって、プリント面が上を向
いた状態で排紙されるため、トレイ等がなくとも、プリ
ント面が、傷付くことがなくなる。更に、U字状搬送路
の上側にプリント部を配置することにより、プリンタを
コンパクトにまとめることができる。
【0043】光定着器をU字状の折り返し部に配置した
から、記録紙が光定着器を周回するようになり、定着光
の照射域を広く確保することができる。したがって、定
着光を効率よく照射することができ、ランプ光の利用効
率が上がり、この分だけ省電力化、長寿命化を図ること
ができる。
【0044】上下方向に移動自在な可動枠を設け、この
可動枠にカッタ部の可動刃とプラテンローラとを配置
し、可動枠シフト機構により、記録紙をサーマルヘッド
に押しつけるプラテンローラ圧着位置と、可動刃をカッ
タ部の固定刃に押しつける切断位置とにシフトさせるよ
うにしたから、1つの駆動源を用いて、プラテンローラ
の圧着と記録紙の切断とを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタを示す概
略図であり、(A)は給紙カートリッジを引出し位置ま
で引き出した状態を、(B)は給紙カートリッジの収納
途中の状態を、(C)は給紙カートリッジを収納位置に
セットした状態をそれぞれ示している。
【図2】同カラー感熱プリンタの全体斜視図であり、
(A)は給紙カートリッジを収納した状態を、(B)は
給紙カートリッジを引き出した状態を示している。
【図3】給紙カートリッジの収納途中状態を拡大して示
す概略図である。
【図4】可動枠の動きを示す概略図であり、(A)はプ
ラテンローラ圧着位置にシフトされた状態を、(B)は
中立位置状態を、(C)はカッタ作動位置をそれぞれ示
している。
【符号の説明】
10 カラー感熱プリンタ 12 給紙カートリッジ 15 記録紙ロール 17 記録紙 18 給紙ローラ対 24 従動ギア 26 ラックギア 43 可動枠

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙ロールを保持し、プリンタ本体内
    にセットした収納位置とプリンタ本体から引き出した引
    出し位置との間で変位自在にされる給紙カートリッジを
    備え、給紙カートリッジから引き出した記録紙にプリン
    ト部でプリントするようにしたプリンタにおいて、 前記給紙カートリッジの移動経路に沿って前記プリンタ
    本体内に設けたガイド部材と、前記給紙カートリッジに
    設けられ、記録紙ロールから引き出した記録紙を挟持し
    て送り出す給紙ローラ対と、給紙カートリッジに設けら
    れ、前記ガイド部材に接触して、給紙カートリッジの移
    動に伴い回転し、前記給紙ローラ対を給紙方向に回転す
    る給紙ローラ回転手段と、前記給紙カートリッジに設け
    られ、前記給紙ローラ対から送られた記録紙の先端を支
    持するペーパーガイドとを備え、前記給紙カートリッジ
    が収納位置にセットされたときに、ガイド部材と給紙ロ
    ーラ回転手段との連係が断たれるように、前記ガイド部
    材の長さを給紙カートリッジの移動経路長さよりも短く
    したことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 記録紙ロールを保持し、プリンタ本体内
    にセットした収納位置と、プリンタ本体から引き出した
    引出し位置との間で変位自在にされる給紙カートリッジ
    を備え、給紙カートリッジから引き出した記録紙にプリ
    ント部でプリントするようにしたプリンタにおいて、 前記給紙カートリッジの移動経路に沿って前記プリンタ
    本体内に設けたガイド部材と、給紙カートリッジに設け
    られ、前記ガイド部材に接触して、給紙カートリッジの
    移動に伴い回転し、前記記録紙ロールを給紙方向に回転
    する給紙手段と、給紙カートリッジに設けられ、給紙手
    段から送られた記録紙の先端を支持するペーパーガイド
    とを備え、前記給紙カートリッジが収納位置にセットさ
    れたときに、ガイド部材と給紙手段との連係が断たれる
    ように、前記ガイド部材の長さを給紙カートリッジの移
    動経路長さよりも短くしたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記給紙ローラ対から給紙されたカラー
    感熱記録紙の搬送路をU字状に折り返して、給紙カート
    リッジの挿入口の下側に排紙口を形成し、この排紙口か
    ら記録済みの記録紙を排出することを特徴とする請求項
    1又は2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記U字状の搬送路の上側搬送路にプリ
    ント部を配置し、このプリント部で記録紙の下面にプリ
    ントすることを特徴とする請求項3記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記プリント部はサーマルヘッドと光定
    着器とを備え、記録紙としてカラー感熱記録紙を用い、
    このカラー感熱記録紙にサーマルヘッドにより熱記録し
    た後に、この熱記録した感熱発色層に特有な波長域の光
    線を前記定着ランプにより照射して光定着し、フルカラ
    ー画像を記録することを特徴とする請求項1ないし4い
    ずれか1つ記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記光定着器を、前記U字状の折り返し
    部に配置したことを特徴とする請求項5記載のプリン
    タ。
  7. 【請求項7】 前記プリント部の下方で上下方向に離し
    て配置され、1対のカッタ刃を有しプリント済みのカラ
    ー感熱記録紙を切り離すためのカット部と、前記サーマ
    ルヘッドに接触して回転するプラテンローラと、このプ
    ラテンローラとカット部の下側カッタ刃とが取り付けら
    れ、上下方向に移動自在な可動枠と、前記記録紙をサー
    マルヘッドに押しつけるプラテンローラ圧着位置と、カ
    ット部により記録紙を切断する切断位置とに前記可動枠
    をシフトさせる可動枠シフト手段とを備えたことを特徴
    とする請求項6記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部材をラックから構成し、前
    記給紙ローラ回転手段は前記ラックに噛み合って回転す
    るピニオンを有することを特徴とする請求項1ないし7
    いずれか記載のプリンタ。
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